JPH0247851Y2 - - Google Patents

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JPH0247851Y2
JPH0247851Y2 JP19138686U JP19138686U JPH0247851Y2 JP H0247851 Y2 JPH0247851 Y2 JP H0247851Y2 JP 19138686 U JP19138686 U JP 19138686U JP 19138686 U JP19138686 U JP 19138686U JP H0247851 Y2 JPH0247851 Y2 JP H0247851Y2
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cover
side plate
wiring
desk
support
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JP19138686U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、金属製の机等に電話、その他の電気
器具を装備するための配線カバーに関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術 机の隅部に支柱を設け、該支柱をカバーで被包
し、その中に配線を行うようにした配線カバーは
既に周知に属する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述のような配線カバーは、従来は金属板で形
成されていたため、装着はビス止め、弾力係止等
の手段が採用されて来たが、配線作業に手間を要
するのみならず配置の変換、新設等の作業の繰返
しによつて弾力部分に疲労を生じ易いという問題
点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 このため本考案においては、配線カバーの成形
素材を合成樹脂とし、成形を容易にすると共に蝶
番の役割を果す部位には、要すれば柔軟性の高い
樹脂を利用し、又はその部位のみを薄く形成して
柔軟弾力性を付与するようにし、且つ製造コスト
の低下と作業を容易にしたもので、以下図面に示
した実施例に基いて本考案の要旨を説明する。
(ホ) 実施例 第1図は本考案配線カバーを施した机の斜視
図、第2図は同机の要部を分解して示す斜視図、
第3図は支柱部分の拡大横断面図である。
図面において、机の前面隅部に設けた支柱1
は、第2,3図から明らかなように断面〓型の樋
状部材2,3を互に背面を衝合してビス6及びナ
ツト7で連結固定してある。
この支柱1には、前記重合面上部に切欠部10
と中間部に窓11が設けてあり、配線を挿通する
ようにしてある。また、支柱1は第3図示のよう
に天板12との間に係止溝13a,13bを設け
ると共に重合面に係止溝13cを設けてある。
4は支柱カバーで、断面〓型の合成樹脂素材か
らなり、押出し成形によつて連続的に形成され、
所要寸法に切断するもので、正面板4aと側板4
b,4cとを有し、前記支柱1の係止溝13a,
13bに対向する屈曲縁14a,14bと、係止
溝13cに対向する突縁9とを有する一方、正面
板4aと両側板4b,4cとの各折曲角部5,5
は第3図から明らかなように薄く成形してあり
(要すれば柔軟性の樹脂でこの部分を形成する)、
鎖線で示すように一定角度内は自由に揺動し得る
ようにしてある。
更に、側板4bはその略中央部分に切断線8を
設けて、上部側板4′bと下部側板4″bとに分離
し、互に独立して折曲角部5を支軸として開閉し
得るようにしてあり、長孔15を設けて指の挿入
を容易にしてある。側板4b,4cの上部には切
欠部16a,16bを夫々切開し、要すれば配線
を挿通し得るようにしてある。
尚、17は天板12の表面と一致する表面を有
するコードウエイカバーで、取付枠18,19に
よつて支持され、取付枠18は天板12に直接ビ
ス止めされ、取付枠19は支柱1の上端にスポツ
ト溶接した中継部材20を介して固定してあり、
17aは開放された角部を被う蓋体(第1図)で
ある。
更に21は机前面に張設した板体からなる外幕
で、その下縁は図示してはないが、床面から一定
距離離隔するようにしてあり、外幕21と間隔を
置いて設けた内幕22は、外幕21と同下縁に形
成してあり、そこで後述するように支柱カバー4
の下部側板4″bが折曲部5を支軸として外幕2
1に邪魔されずに開放し得るように、切断線8の
位置を勘案してある。
23は天板12を支持する支持脚24,24
(第1図示)を被う脚カバーで、支持脚24はパ
イプ25aを芯とする基枠25上に植立してあ
る。
(ヘ) 作用 以上の構成からなる本考案配線カバーにおいて
は、その取付け、取外しに際しては第3図示鎖線
で示すように両側板4b,4cを左右に開放して
支柱1を包み、その突縁9を支柱1の係止溝13
cに挿嵌すると共に、屈曲縁14a,14bを支
柱1の係止溝13a,13bに挿嵌係止するもの
で、この際支柱カバー4の折曲角部5,5の柔軟
弾力性が役立つもので、これら3ケ所の挿嵌係止
によりカバー4は確実に支柱1を被包し、脱落す
ることはない。また、取外しも同様に容易に実施
し得るし、カバー自体の製作も合成樹脂製であ
り、押出し成形を可能としているため、金属に比
すれば格段にコスト低下となる。
次に配線については、第1図及び第3図示のよ
うに、机の下からコード26を挿入して支柱1の
樋状部材3側の空隙を経て切欠部10,16aに
通してもよいし、また窓11に通してもよく、こ
れらのコード配線に当つて側板4bの上部側板
4′bは外幕21が邪魔となつて開放が困難であ
るが、下部側板4″bは外幕21が障害とならな
いから自由に開放することができ作業を容易にす
るものである。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く本考案によれば、支柱カバー4
を断面〓型にして内側に突縁9を設け、折曲角部
5,5を肉薄に(要すれば柔軟質の合成樹脂を以
て成形)したから、押出し成形による連続生産を
可能にし、而も折曲角部5,5を蝶番として反覆
使用に耐え、耐久性を増大し、取付け取外し作業
を一段と向上することができ、配線に当つては、
必要に応じて下部側板4″bを開放することが可
能である等の利点を具有し、製造コストの上で、
耐久性の上で、更に作業性の上で、従来の金属製
に比し、格段の向上を図ることができ、実用上に
利益するところきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案配線カバーを施した机の斜視
図、第2図は同要部の分解斜視図、第3図は支柱
部分の拡大横断平面図である。 1……支柱、2……樋状部材、3……樋状部
材、4……支柱カバー、4a……正面板、4b,
4c……側板、4′b……上部側板、4″b……下
部側板、5……折曲角部、8……切断線、9……
突縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面〓型の樋状部材2,3の一対を互に背面を
    衝合連結した支柱1を隅部に設ける一方、該支柱
    1の開放溝2a,3aと外面1aとを、断面〓型
    で内側に突縁9を突設した支柱カバー4で被包す
    ると共に該カバー4を合成樹脂素材で形成し、該
    カバー4の正面板4aと両側板4b,4cとの折
    曲角部5,5には蝶番作用を行う柔軟弾力性を付
    与し、更に一方の側板4bには切断線8を介して
    上部側板4′bと下部側板4″bとに分離してなる
    机等の配線カバー。
JP19138686U 1986-12-12 1986-12-12 Expired JPH0247851Y2 (ja)

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JP19138686U JPH0247851Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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JPH0522099Y2 (ja) * 1989-06-12 1993-06-07

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