JPH0247322B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247322B2 JPH0247322B2 JP57160667A JP16066782A JPH0247322B2 JP H0247322 B2 JPH0247322 B2 JP H0247322B2 JP 57160667 A JP57160667 A JP 57160667A JP 16066782 A JP16066782 A JP 16066782A JP H0247322 B2 JPH0247322 B2 JP H0247322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- covering material
- laitance
- formwork
- peeling layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、コンクリート表面仕上げ工法に関
するものであり、その目的は、レイタンス層等剥
離層を形成させることのない、かつプレキヤスト
コンクリート複合品の製造に際して接着を良好に
するための凹凸面が形成されたコンクリート表面
仕上げ工法を提供することにある。
するものであり、その目的は、レイタンス層等剥
離層を形成させることのない、かつプレキヤスト
コンクリート複合品の製造に際して接着を良好に
するための凹凸面が形成されたコンクリート表面
仕上げ工法を提供することにある。
従来のこの種のコンクリート表面仕上げは、型
枠内に打設されたコンクリート硬化後にこのレイ
タンスが剥離層を形成するという欠点を有してい
た。この剥離層はプレキヤストコンクリートを他
の部材と結合するときにその結合力を阻害するの
で、特にコンクリート複合品の製造には有害であ
る。
枠内に打設されたコンクリート硬化後にこのレイ
タンスが剥離層を形成するという欠点を有してい
た。この剥離層はプレキヤストコンクリートを他
の部材と結合するときにその結合力を阻害するの
で、特にコンクリート複合品の製造には有害であ
る。
ところで、剥離層の発生原因を究明した結果次
の事実が明らかになつた。
の事実が明らかになつた。
(1) コンクリート表面に生じる浮水が多いほど剥
離層が顕著に生じる。
離層が顕著に生じる。
(2) コンクリート表面が蒸気によつて加熱される
ほど剥離層が顕著に生じる。
ほど剥離層が顕著に生じる。
そこで、この発明では、このような剥離層を除
去すべく、ナイロン等でできた粗目の織物からな
る被覆材を用いてコンクリート打込面に押付けて
被覆材を半ばコンクリート中に埋込まれた状態に
密着させコンクリートを養生し硬化後被覆材を剥
がすときコンクリート表面のレイタンス等の剥離
層を大部分剥して織目状の凹凸面を形成する。
去すべく、ナイロン等でできた粗目の織物からな
る被覆材を用いてコンクリート打込面に押付けて
被覆材を半ばコンクリート中に埋込まれた状態に
密着させコンクリートを養生し硬化後被覆材を剥
がすときコンクリート表面のレイタンス等の剥離
層を大部分剥して織目状の凹凸面を形成する。
以下図面に示す実施例によつてこの発明を具体
的に説明すると、第１図に示すように上方に開口
した型枠１にコンクリート２を打設し、コンクリ
ート打込面を荒仕上げした後この上を第４図に示
すようなナイロン等の粗目の織物からなる被覆材
３で覆う。つぎにコテ仕上げ等でこの被覆材３を
押え、第２図に示すように被覆材３をコンクリー
ト２中に半ば打込みコンクリートを養生し硬化後
この被覆材を剥がす。
的に説明すると、第１図に示すように上方に開口
した型枠１にコンクリート２を打設し、コンクリ
ート打込面を荒仕上げした後この上を第４図に示
すようなナイロン等の粗目の織物からなる被覆材
３で覆う。つぎにコテ仕上げ等でこの被覆材３を
押え、第２図に示すように被覆材３をコンクリー
ト２中に半ば打込みコンクリートを養生し硬化後
この被覆材を剥がす。
たとえコンクリート表面にレイタンスを生じた
としてもレイタンス４は第３図に示すように凹面
には存在せず凸面に集中するので、織目状被覆材
３を剥がすときに大部分が剥離して剥離層のない
凹凸面が形成される。
としてもレイタンス４は第３図に示すように凹面
には存在せず凸面に集中するので、織目状被覆材
３を剥がすときに大部分が剥離して剥離層のない
凹凸面が形成される。
以上の通り、この発明は型枠内に打設されたコ
ンクリートの上面に粗目の織物からなる被覆材を
半ば埋込んだ状態で密着せしめて上面に生じレイ
タンスおよび気泡を被覆材の織目間に集めてこれ
を吸収するのでコンクリート硬化後に被覆材を剥
がすとレイタンスの大部分が剥離し、かつコンク
リート上面に凹凸仕上げ面が良好に成形されると
いう優れた効果を有する。
ンクリートの上面に粗目の織物からなる被覆材を
半ば埋込んだ状態で密着せしめて上面に生じレイ
タンスおよび気泡を被覆材の織目間に集めてこれ
を吸収するのでコンクリート硬化後に被覆材を剥
がすとレイタンスの大部分が剥離し、かつコンク
リート上面に凹凸仕上げ面が良好に成形されると
いう優れた効果を有する。
従つて、上方に開口した型枠にコンクリートを
打設し、コンクリート硬化後この打込面に接して
ポリスレタン、エポキシ樹脂、ポリエステル等の
硬化性を有する合成樹脂流動物を流し込み、硬化
させてコンクリート複合品を製造する場合、また
は前記硬化性の合成樹脂等を接着剤としてこのコ
ンクリート打込面に例えばゴム板等の他の材料を
接着させてコンクリート複合品を製造する場合に
この発生の方法を採用すると、コンクリート表面
の剥離層のない凹凸面によつて機械的接着強度が
向上し、優れた複合品が得られる。
打設し、コンクリート硬化後この打込面に接して
ポリスレタン、エポキシ樹脂、ポリエステル等の
硬化性を有する合成樹脂流動物を流し込み、硬化
させてコンクリート複合品を製造する場合、また
は前記硬化性の合成樹脂等を接着剤としてこのコ
ンクリート打込面に例えばゴム板等の他の材料を
接着させてコンクリート複合品を製造する場合に
この発生の方法を採用すると、コンクリート表面
の剥離層のない凹凸面によつて機械的接着強度が
向上し、優れた複合品が得られる。
第１図ないし第３図は、この発明の方法を工程
順に示す縦断面図であり、第４図は粗目の織物か
らなる被覆材の正面図である。 １……型枠、２……コンクリート、３……織目
状の被覆材、４……レイタンス。
順に示す縦断面図であり、第４図は粗目の織物か
らなる被覆材の正面図である。 １……型枠、２……コンクリート、３……織目
状の被覆材、４……レイタンス。
Claims (1)
- １ 上方に開口した型枠を用いるプレキヤストコ
ンクリートの表面仕上げ工法において、ナイロン
等で出来た粗目の織物からなる被覆材を型枠内に
打設されたコンクリートの荒仕上げ面に載せた
後、これを押圧して被覆材が半ばコンクリート中
に埋め込まれた状態に密着させコンクリートが硬
化後この被覆材を剥しコンクリート表面のレイタ
ンスの大部分を取り除いてなることを特徴とする
プレキヤストコンクリートの表面仕上げ工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16066782A JPS5949910A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | プレキヤストコンクリ−トの表面仕上げ工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16066782A JPS5949910A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | プレキヤストコンクリ−トの表面仕上げ工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5949910A JPS5949910A (ja) | 1984-03-22 |
| JPH0247322B2 true JPH0247322B2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=15719878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16066782A Granted JPS5949910A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | プレキヤストコンクリ−トの表面仕上げ工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5949910A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04129226U (ja) * | 1991-05-21 | 1992-11-25 | 積水化学工業株式会社 | 谷樋構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0813531B2 (ja) * | 1989-10-05 | 1996-02-14 | 株式会社クラレ | 表面処理ポリビニルアルコール系フィルム |
| JPH03261507A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-11-21 | Isao Ogata | 型枠天端のコンクリ−ト仕上方法 |
| JPH03197105A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-28 | Kokusai Kigyo Kk | レイタンス処理板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223122A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-21 | Kyowa Konkuriito Kougiyou Kk | Method of production of concrete block |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP16066782A patent/JPS5949910A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223122A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-21 | Kyowa Konkuriito Kougiyou Kk | Method of production of concrete block |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04129226U (ja) * | 1991-05-21 | 1992-11-25 | 積水化学工業株式会社 | 谷樋構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5949910A (ja) | 1984-03-22 |
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