JPH0247025B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247025B2 JPH0247025B2 JP57142848A JP14284882A JPH0247025B2 JP H0247025 B2 JPH0247025 B2 JP H0247025B2 JP 57142848 A JP57142848 A JP 57142848A JP 14284882 A JP14284882 A JP 14284882A JP H0247025 B2 JPH0247025 B2 JP H0247025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- fixing mechanism
- collet
- tape reel
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/662—Positioning or locking of spool or reel
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気テープ装置において、テープリ
ールを固定装着し、テープリールに回転運動を与
えるリール固定機構に関する。
ールを固定装着し、テープリールに回転運動を与
えるリール固定機構に関する。
この種のリール固定機構は、テープリール装着
時には、この機構の回転中心軸から半径方向への
押圧力を与える部材で、装着されたテープリール
を固定保持している。この押圧力の解除は、外部
からのレバー操作等によつて、この押圧力を与え
る部材を回転中心軸方向に戻して、テープリール
への押圧力を解除することによつて、テープリー
ルの着脱を可能としている。
時には、この機構の回転中心軸から半径方向への
押圧力を与える部材で、装着されたテープリール
を固定保持している。この押圧力の解除は、外部
からのレバー操作等によつて、この押圧力を与え
る部材を回転中心軸方向に戻して、テープリール
への押圧力を解除することによつて、テープリー
ルの着脱を可能としている。
従来のリール固定機構のテープリール解除時を
示す第1図およびテープリール固定時を示す第2
図において、レバー7′の一端の上下方向の操作
によつて、スライドカム9′はその他端から力を
受け、案内部材10′の案内によつて図の左右方
向へ滑動する。軸2′を中心として揺動するコレ
ツト3′は、板バネ20′からの機構内部側への力
を受けているので、スライドカム9′の一端と接
合し、スライドカム9′の滑動によつて、機構中
心部に対して互いに近離する方向に揺動する。コ
レツト3′の外周中心部に固着されるゴム片4′
は、コレツト3′の揺動によつて、この機構外周
に装着されるテープリール内周面18の押圧およ
びその解除を行なう。
示す第1図およびテープリール固定時を示す第2
図において、レバー7′の一端の上下方向の操作
によつて、スライドカム9′はその他端から力を
受け、案内部材10′の案内によつて図の左右方
向へ滑動する。軸2′を中心として揺動するコレ
ツト3′は、板バネ20′からの機構内部側への力
を受けているので、スライドカム9′の一端と接
合し、スライドカム9′の滑動によつて、機構中
心部に対して互いに近離する方向に揺動する。コ
レツト3′の外周中心部に固着されるゴム片4′
は、コレツト3′の揺動によつて、この機構外周
に装着されるテープリール内周面18の押圧およ
びその解除を行なう。
従つて、テープリールを装着し、レバー7′を
第1図bの下方向に押し下げ、第2図bの状態に
なるようにすれば、コレツト3′は、リール固定
機構外周に向つて押し広げられ、ゴム4′は、こ
の機構の穴部21′から突き出し、テープリール
内周面18を押圧固定する。逆に第2図bの状態
から、レバー7′を上方向に引上げれば、コレツ
ト3′はバネ20′の復帰力によつて中心軸方向に
引き戻される。従つて、ゴム4′のテープリール
内周面18に対する押圧は解除され、テープリー
ルはこの機構からの取りはずしが可能となる。
第1図bの下方向に押し下げ、第2図bの状態に
なるようにすれば、コレツト3′は、リール固定
機構外周に向つて押し広げられ、ゴム4′は、こ
の機構の穴部21′から突き出し、テープリール
内周面18を押圧固定する。逆に第2図bの状態
から、レバー7′を上方向に引上げれば、コレツ
ト3′はバネ20′の復帰力によつて中心軸方向に
引き戻される。従つて、ゴム4′のテープリール
内周面18に対する押圧は解除され、テープリー
ルはこの機構からの取りはずしが可能となる。
このような従来のリール固定装置では、リール
内周面を締め付けるゴム4′の位置がリール内周
面のほぼ直径上に2点配置されているため、その
線上を中心にして、テープリールの回転軸がリー
ル回転機構の回転軸に対して傾いてテープ走行時
にテープのエツジ部分がリールフランジに接触
し、テープエツジを痛めてしまうという欠点があ
つた。また、テープリール解除(取り外し)時に
は、装置の使用条件等によりコレツト3′上のゴ
ム4′がリール内周面18に付着してしまう事が
ある。このような時には、バネ20′の力だけで
はコレツト3′が第2図に示す解除位置に戻らな
い事があり、リール固定装置からリールを取り外
す事が出来ないという欠点があつた。更にスライ
ドカム9′は、コレツト3′との接触面の摩擦力に
よつてコレツト3′を揺動させるため、その接触
面が摩耗しやすく、それにともなう塵埃が発生す
るばかりでなく安定した動作が得られなくなると
いう欠点があつた。
内周面を締め付けるゴム4′の位置がリール内周
面のほぼ直径上に2点配置されているため、その
線上を中心にして、テープリールの回転軸がリー
ル回転機構の回転軸に対して傾いてテープ走行時
にテープのエツジ部分がリールフランジに接触
し、テープエツジを痛めてしまうという欠点があ
つた。また、テープリール解除(取り外し)時に
は、装置の使用条件等によりコレツト3′上のゴ
ム4′がリール内周面18に付着してしまう事が
ある。このような時には、バネ20′の力だけで
はコレツト3′が第2図に示す解除位置に戻らな
い事があり、リール固定装置からリールを取り外
す事が出来ないという欠点があつた。更にスライ
ドカム9′は、コレツト3′との接触面の摩擦力に
よつてコレツト3′を揺動させるため、その接触
面が摩耗しやすく、それにともなう塵埃が発生す
るばかりでなく安定した動作が得られなくなると
いう欠点があつた。
従つて本発明の目的は、テープ走行中に、テー
プリールの回転軸がテープ固定機構の回転軸に対
して傾くことのないテープ固定機構を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、レバー操作によ
るテープ固定機構へのテープリールの着脱のため
の動作が確実に、かつ円滑に行なえるテープ固定
機構を提供することにある。
プリールの回転軸がテープ固定機構の回転軸に対
して傾くことのないテープ固定機構を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、レバー操作によ
るテープ固定機構へのテープリールの着脱のため
の動作が確実に、かつ円滑に行なえるテープ固定
機構を提供することにある。
本発明によれば、テープリールを固定装着し前
記テープリールに回転運動を与えるリール固定機
構において、リール固定機構のハウジングに設け
られた一端を前記回転運動軸に垂直な方向に回動
させるレバーと、このレバー一端に係合し前記方
向に滑動するスライドカムと、このハウジングに
設けられた前記回転運動軸と平行な回転軸に係合
され且つリール固定機構の異なる直径上に配置さ
れた弾性体を有するコレツトと、スライドカムの
滑動をコレツトの回動運動に変換する手段とを具
備し、レバーの操作によつて前記コレツトを前記
リール固定機構の外周方向および中心方向に回動
させてテープリールへの押圧および押圧解除を行
なうことを特徴とし、またスライドカムの滑動を
コレツトの回動運動に変換する手段がリンク機構
であることをさらに特徴とするリール固定機構が
得られる。
記テープリールに回転運動を与えるリール固定機
構において、リール固定機構のハウジングに設け
られた一端を前記回転運動軸に垂直な方向に回動
させるレバーと、このレバー一端に係合し前記方
向に滑動するスライドカムと、このハウジングに
設けられた前記回転運動軸と平行な回転軸に係合
され且つリール固定機構の異なる直径上に配置さ
れた弾性体を有するコレツトと、スライドカムの
滑動をコレツトの回動運動に変換する手段とを具
備し、レバーの操作によつて前記コレツトを前記
リール固定機構の外周方向および中心方向に回動
させてテープリールへの押圧および押圧解除を行
なうことを特徴とし、またスライドカムの滑動を
コレツトの回動運動に変換する手段がリンク機構
であることをさらに特徴とするリール固定機構が
得られる。
次に本発明の一実施例を示す第3図、第4図お
よび第5図を参照して本発明を詳細に説明する。
よび第5図を参照して本発明を詳細に説明する。
テープリール解除時を示す第3図およびテープ
リール固定時を示す第4図において、下部ハウジ
ング1には、偏心ピン2を中心として回動するコ
レツト3が取り付けられている。偏心ピン2は、
第5図に示すように、タツプ中心軸とコレツト回
転軸とが偏心しており、下部ハウジング1側に露
出するネジ部を回転させることによつて、コレツ
トの回転軸を移動させるものである。コレツト3
の外周隣接面には、それぞれ2個のゴム片4がそ
の円周方向に並設固着されている。
リール固定時を示す第4図において、下部ハウジ
ング1には、偏心ピン2を中心として回動するコ
レツト3が取り付けられている。偏心ピン2は、
第5図に示すように、タツプ中心軸とコレツト回
転軸とが偏心しており、下部ハウジング1側に露
出するネジ部を回転させることによつて、コレツ
トの回転軸を移動させるものである。コレツト3
の外周隣接面には、それぞれ2個のゴム片4がそ
の円周方向に並設固着されている。
上部ハウジング5にピン6で回転可能に付設さ
れたレバー7の一端には、ロツド8が設けられ、
レバー7の回動をスライドカム9に伝達する。ス
ライドカム9は、上部ハウジング5に一体形成さ
れた案内部材10によつて滑動方向を規制され、
各図における左右方向に滑動するように構成され
ている。レバー7一端のロツド8は、スライドカ
ム9の係合溝11に挿入される。従つてレバー7
の矢印A方向の操作によつて、スライドカム9
は、図の左右方向に滑動する。なお、このスライ
ドカム9の左右方向への移動は、下部ハウジング
1の一部であるリール内周基準面12に取り付け
られ、スライドカム9の移動規制位置まで延びた
調整ネジ13,14によつて規制が可能である。
れたレバー7の一端には、ロツド8が設けられ、
レバー7の回動をスライドカム9に伝達する。ス
ライドカム9は、上部ハウジング5に一体形成さ
れた案内部材10によつて滑動方向を規制され、
各図における左右方向に滑動するように構成され
ている。レバー7一端のロツド8は、スライドカ
ム9の係合溝11に挿入される。従つてレバー7
の矢印A方向の操作によつて、スライドカム9
は、図の左右方向に滑動する。なお、このスライ
ドカム9の左右方向への移動は、下部ハウジング
1の一部であるリール内周基準面12に取り付け
られ、スライドカム9の移動規制位置まで延びた
調整ネジ13,14によつて規制が可能である。
スライドカム9の滑動力は、スライドカム9の
一端に取り付けられたピン15、コレツト13の
自由端側に取り付けられたピン16、および2つ
のピン15,16を両端で保持するアーム17で
構成されるリンク機構によつて、コレツト3に伝
達される。従つて、コレツト3は、第3図に示さ
れるように、レバー7が持ち上げられた位置にあ
る時には、スライドカム9の右方向への移動によ
つて、この機構の中心方向へ引込まれ、第4図に
示されるように、レバー7が押し下げられた位置
にある時には、スライドカム9の左方向への移動
によつて、この機構の外周方向へ押し出される。
コレツト3に固着されるゴム片4は、コレツト3
が引込まれた状態ではここに装着されるテープリ
ール内周面18と離れ、コレツト3が押し出され
た状態でテープリール内周面18に圧接するよう
に位置付けられている。
一端に取り付けられたピン15、コレツト13の
自由端側に取り付けられたピン16、および2つ
のピン15,16を両端で保持するアーム17で
構成されるリンク機構によつて、コレツト3に伝
達される。従つて、コレツト3は、第3図に示さ
れるように、レバー7が持ち上げられた位置にあ
る時には、スライドカム9の右方向への移動によ
つて、この機構の中心方向へ引込まれ、第4図に
示されるように、レバー7が押し下げられた位置
にある時には、スライドカム9の左方向への移動
によつて、この機構の外周方向へ押し出される。
コレツト3に固着されるゴム片4は、コレツト3
が引込まれた状態ではここに装着されるテープリ
ール内周面18と離れ、コレツト3が押し出され
た状態でテープリール内周面18に圧接するよう
に位置付けられている。
コレツト3の上部ハウジング5側平面の中央部
に設けられたプレート19は、テープリール装着
時にテープリールが確実にセツトされていない時
にレバ7の操作によるコレツト3の外周方向への
移動を阻止するためのものである。すなわち、プ
レート19の外周辺は、コレツト3が中心方向に
引き込まれた時にはテープリール内周面18より
もさらに内側に位置し、コレツト3が外周方向に
押出された時には、テープリール内周面18より
も外側に突き出る。テープリールが正常に装着さ
れていれば、プレート19はテープリールを下部
ハウジング1との間で挾む形になるので、コレツ
ト3の外周方向への押し出しは正常に行なわれ
る。テープリールが正常に装着されず、下部ハウ
ジング1から浮き上つた状態であれば、プレート
19はコレツト3の外周方向への移動によつてテ
ープリールの浮き上つた部分に衝突するため、そ
れ以上のコレツト3の移動は行なわれ得ず、従つ
てこれと連動するレバー7を操作している操作者
は、テープリール装着が正常でなかつたことを認
識することになる。
に設けられたプレート19は、テープリール装着
時にテープリールが確実にセツトされていない時
にレバ7の操作によるコレツト3の外周方向への
移動を阻止するためのものである。すなわち、プ
レート19の外周辺は、コレツト3が中心方向に
引き込まれた時にはテープリール内周面18より
もさらに内側に位置し、コレツト3が外周方向に
押出された時には、テープリール内周面18より
も外側に突き出る。テープリールが正常に装着さ
れていれば、プレート19はテープリールを下部
ハウジング1との間で挾む形になるので、コレツ
ト3の外周方向への押し出しは正常に行なわれ
る。テープリールが正常に装着されず、下部ハウ
ジング1から浮き上つた状態であれば、プレート
19はコレツト3の外周方向への移動によつてテ
ープリールの浮き上つた部分に衝突するため、そ
れ以上のコレツト3の移動は行なわれ得ず、従つ
てこれと連動するレバー7を操作している操作者
は、テープリール装着が正常でなかつたことを認
識することになる。
次に以上のように構成されたリール固定機構の
動作について説明する。
動作について説明する。
テープリール装着前には、このリール固定機構
は、レバー7が持ち上げられて、第3図で示す状
態となつている。この状態で、コレツト3は中心
方向に引き込まれており、リール内周基準面12
および4つのゴム片4、プレート19の外周辺を
結んだ概円の直径は、テープリール内周の直径よ
りもわずかに小さい。従つて、テープリールは容
易にこの固定機構に取り付けることができる。
は、レバー7が持ち上げられて、第3図で示す状
態となつている。この状態で、コレツト3は中心
方向に引き込まれており、リール内周基準面12
および4つのゴム片4、プレート19の外周辺を
結んだ概円の直径は、テープリール内周の直径よ
りもわずかに小さい。従つて、テープリールは容
易にこの固定機構に取り付けることができる。
リール固定機構に装着したテープリールの固定
は、レバー7を押し下げることによつて行なわれ
る。これによつて、スライドカム9は、図の左方
向へ調整ねじ13に当接するまで滑動する。スラ
イドカム9の左方向への滑動は、リンク機構のア
ーム17によつてコレツト3に伝えられる。これ
によつてコレツト3は偏心ピン2を中心として回
動し、第4図に示すようにリール固定機構外周方
向に押し広げられる。従つて、コレツト3に固着
された4つのゴム片4は、装着されたテープリー
ルの内周面18を押圧し、テープリールをリール
固定機構に固定装着する。このように、リール固
定機構は、4箇所に位置するゴム片4によつてテ
ープリールを固定するので、テープリールの回転
軸がリール固定機構の回転軸に対して偏心するの
を防いでいる。
は、レバー7を押し下げることによつて行なわれ
る。これによつて、スライドカム9は、図の左方
向へ調整ねじ13に当接するまで滑動する。スラ
イドカム9の左方向への滑動は、リンク機構のア
ーム17によつてコレツト3に伝えられる。これ
によつてコレツト3は偏心ピン2を中心として回
動し、第4図に示すようにリール固定機構外周方
向に押し広げられる。従つて、コレツト3に固着
された4つのゴム片4は、装着されたテープリー
ルの内周面18を押圧し、テープリールをリール
固定機構に固定装着する。このように、リール固
定機構は、4箇所に位置するゴム片4によつてテ
ープリールを固定するので、テープリールの回転
軸がリール固定機構の回転軸に対して偏心するの
を防いでいる。
次に、リール固定機構に固定されたテープリー
ルの固定を解除する時、すなわち、リール固定機
構からテープリールを取りはずす時には、第4図
に示す状態からレバー7を持ち上げるという操作
を行なう。これによつてスライドカム9は図の右
方向に調整ねじ14に当接する位置まで移動す
る。スライドカム9とコレツト3との接続はリン
ク機構で行なつているので、コレツト3はスライ
ドカム9の右方向への滑動にも確実に追従し、偏
心ピン2を中心とする回動を行ない、リール固定
機構の中心方向に引き込まれる。従つて、たとえ
ゴム片4がテープリールの内周面に付着してしま
つた場合でも確実にこの付着を引き離すことがで
きる。コレツト3の中心方向への引き込みによつ
て、ゴム片4とテープリール内周面との押圧は解
除され、リール固定機構は再び第3図で示される
状態となつて、装着されたテープリールはここか
ら取りはずすことが可能となる。
ルの固定を解除する時、すなわち、リール固定機
構からテープリールを取りはずす時には、第4図
に示す状態からレバー7を持ち上げるという操作
を行なう。これによつてスライドカム9は図の右
方向に調整ねじ14に当接する位置まで移動す
る。スライドカム9とコレツト3との接続はリン
ク機構で行なつているので、コレツト3はスライ
ドカム9の右方向への滑動にも確実に追従し、偏
心ピン2を中心とする回動を行ない、リール固定
機構の中心方向に引き込まれる。従つて、たとえ
ゴム片4がテープリールの内周面に付着してしま
つた場合でも確実にこの付着を引き離すことがで
きる。コレツト3の中心方向への引き込みによつ
て、ゴム片4とテープリール内周面との押圧は解
除され、リール固定機構は再び第3図で示される
状態となつて、装着されたテープリールはここか
ら取りはずすことが可能となる。
コレツト3およびゴム片4によるこのリール固
定機構のテープリールへの押圧固定力の調整は、
偏心ピン2の下部ハウジング1から露出したネジ
部の回転によつて行なう。すなわち、この回転に
よつてコレツト3の回転中心軸は移動し、従つて
テープリール固定時のゴム片4の突出し量は変化
するので、テープリールに対する押圧力も変化す
ることになる。
定機構のテープリールへの押圧固定力の調整は、
偏心ピン2の下部ハウジング1から露出したネジ
部の回転によつて行なう。すなわち、この回転に
よつてコレツト3の回転中心軸は移動し、従つて
テープリール固定時のゴム片4の突出し量は変化
するので、テープリールに対する押圧力も変化す
ることになる。
本実施例では、1つのコレツト3に固着するゴ
ム片4を位置的に離れた2つのゴム片としたが、
これをコレツト3の外周をほぼ包う長さを持つ1
つのゴム片としてもその効果は変らない。また、
コレツト3全体を弾性体で形成して、コレツト3
が直接テープリール内周面を押圧するようにして
もよいことは明らかである。
ム片4を位置的に離れた2つのゴム片としたが、
これをコレツト3の外周をほぼ包う長さを持つ1
つのゴム片としてもその効果は変らない。また、
コレツト3全体を弾性体で形成して、コレツト3
が直接テープリール内周面を押圧するようにして
もよいことは明らかである。
本発明は以上説明したように、テープリールを
押圧固定するコレツトがリール固定機構の異なる
直径上に配置された弾性体を有すること、および
コレツトとスライドカムとの接合手段をリンク機
構で構成したことによつて、装着されたテープリ
ールの回転軸を偏心させることがなく、かつテー
ープリールの着脱のための確実で円滑な動作が得
られるという効果がある。
押圧固定するコレツトがリール固定機構の異なる
直径上に配置された弾性体を有すること、および
コレツトとスライドカムとの接合手段をリンク機
構で構成したことによつて、装着されたテープリ
ールの回転軸を偏心させることがなく、かつテー
ープリールの着脱のための確実で円滑な動作が得
られるという効果がある。
第1図および第2図は、従来のリール固定機構
を示し、第1図bおよび第2図bは、それぞれ第
1図aの−断面図および第2図aの−断
面図である。第3図および第4図は、本発明の一
実施例を示し、第3図bおよび第4図bは、それ
ぞれ第3図aの−断面図および第4図aの
−断面図、第5図は、偏心ピンの形状を示す図
である。 2……偏心ピン、3……コレツト、4……ゴム
片、7……レバー、9……スライドカム、15,
16……ピン、17……アーム、18……テープ
リール内周面。
を示し、第1図bおよび第2図bは、それぞれ第
1図aの−断面図および第2図aの−断
面図である。第3図および第4図は、本発明の一
実施例を示し、第3図bおよび第4図bは、それ
ぞれ第3図aの−断面図および第4図aの
−断面図、第5図は、偏心ピンの形状を示す図
である。 2……偏心ピン、3……コレツト、4……ゴム
片、7……レバー、9……スライドカム、15,
16……ピン、17……アーム、18……テープ
リール内周面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テープリールを固定装着し前記テープリール
に回転運動を与えるリール固定機構において、前
記リール固定機構のハウジングに設けられた一端
を前記回転運動軸に垂直な方向に回動させるレバ
ーと;前記レバー一端に係合し前記方向に滑動す
るスライドカムと;前記ハウジングに設けられた
前記回転運動軸と平行な回転軸に係合され、且つ
前記リール固定機構の異なる直径上に配置された
各々少なくとも2つの弾性体を有する2つのコレ
ツトと;前記スライドカムの滑動を前記コレツト
の回動運動に変換する手段とを具備し、前記レバ
ーの操作によつて前記コレツトを前記リール固定
機構の外周方向および中心方向に回動させて前記
テープリールへの押圧および押圧解除を行なうこ
とを特徴とするリール固定機構。 2 前記スライドカムの滑動を前記コレツトの回
転運動に変換する手段がリンク機構であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のリール
固定機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284882A JPS5933656A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | リ−ル固定機構 |
EP19830304794 EP0101328B1 (en) | 1982-08-18 | 1983-08-18 | Mount for magnetic tape reels |
DE8383304794T DE3363766D1 (en) | 1982-08-18 | 1983-08-18 | Mount for magnetic tape reels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284882A JPS5933656A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | リ−ル固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5933656A JPS5933656A (ja) | 1984-02-23 |
JPH0247025B2 true JPH0247025B2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=15325016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14284882A Granted JPS5933656A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | リ−ル固定機構 |
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