JPH0244954B2 - - Google Patents

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JPH0244954B2
JPH0244954B2 JP57112278A JP11227882A JPH0244954B2 JP H0244954 B2 JPH0244954 B2 JP H0244954B2 JP 57112278 A JP57112278 A JP 57112278A JP 11227882 A JP11227882 A JP 11227882A JP H0244954 B2 JPH0244954 B2 JP H0244954B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern
gauze
wood grain
screen
mold
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57112278A
Other languages
English (en)
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JPS592847A (ja
Inventor
Katsuharu Takiwaki
Shuhei Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Senko KK
Original Assignee
Tokai Senko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Senko KK filed Critical Tokai Senko KK
Priority to JP57112278A priority Critical patent/JPS592847A/ja
Publication of JPS592847A publication Critical patent/JPS592847A/ja
Publication of JPH0244954B2 publication Critical patent/JPH0244954B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/001Special chemical aspects of printing textile materials

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、布帛にスクリーン型を用いて木目様
模様を捺染する方法に関する。 従来、布帛に木目様模様を付与せしめる方法と
しては、型を用いて布帛に表面変化を与えること
による型付加工、畝の高い織物を2枚重ね合せそ
のままカレンダーで加圧する方法がある。これら
の方法は、布帛の表面に物理的な表面変化を付与
する方法であつて、例えば型として金属ロールに
平行な細線を50〜80本/インチ程度彫刻し、これ
を布帛に押しつけ、細線と布帛の織編組織との干
渉を利用して木目様模様を現出するものである。 しかるにこれらの方法は干渉を生ずる織編組織
が限定されるため、適用範囲は制限され又耐久性
についても十分満足出来るものではなかつた。 一方、木目様模様を彫刻した金属熱ロールを布
帛に押しつける方法もある。この場合は織編組織
は限定されないが、所望の模様を彫刻する必要が
あり、耐久性についても熱可塑性繊維に対しては
耐久性を与えうるが、非熱可塑性繊維に対しては
耐久性を付与するに特別の加工法を必要とする。 また、製織による方法、木目様模様を彫刻した
型を用いて捺染する捺染法なども知られている。
捺染法は通常の草花模様、幾何模様などと同様に
スクリーン上に木目様模様を形成し、これを常法
により捺染するものである。この場合、スクリー
ンを作製するためには木目様模様の原図として写
真やスケツチが必要である。木目様模様のような
複雑な図柄をスクリーン上に再現させることは高
度な技術が要求され、且つスクリーン作成までに
長期間を要し、又、図柄を変更して所望の模様を
得るためには、原図から作製しなければならない
繁雑さがあつた。 以上のように木目様模様を布帛に固定するため
には、大別して物理的に型を押しつける方法と図
柄を捺染する方法とがあるが、布帛を構成する素
材、織編組織の選択性、型作成の困難性などの欠
点を有していた。 かかる現状に鑑み本発明者らは鋭意研究を重ね
た結果本発明に到達したものであり、その目的と
するところは、通常の捺染法の如く原図を使用せ
ずに木目様模様をスクリーン型に形成せしめ、該
スクリーン型を用いて布帛に木目様模様を容易に
且つ耐久性のあるものとして付与することにあ
る。 一般に、紗、金網、有孔金属板等を適当な間隔
をもつて、又角度を変え重ね合すことによつて木
目様模様が現出することは、干渉縞(モアレ)と
して知られている。この干渉縞は、捺染型作成時
において紗と織編の組織との関係で発生する場合
は、捺染品の品位を損う理由により現出しないこ
とが望ましく、干渉縞発生防止のための工夫がな
されていた。しかるに本発明者らは、この干渉縞
を図柄として考え、この自在に変化する干渉縞を
捺染型として定着させる新規なる柄表現効果を得
る全く新規なる加工方法を提供するものである。 すなわち、本発明は2枚以上の紗を重ね合せ木
目様模様を現出させたスクリーン型を用いて捺染
することにより木目様模様を布帛に定着させよう
とするものである。2枚以上の紗を重ね合せるこ
とにより木目様模様を発生させる方法には、メツ
シユの異なる紗を用いる方法、同一又は異なるメ
ツシユの紗を用いメツシユの角度を変える方法及
びこれらの組合せが挙げられる。紗のメツシユ、
角度、及び紗の間隔については所望の木目様模様
に合せて設定する。さらに本発明における木目様
模様を発生させる方法としては、部分的に緊張度
の異なる紗を用いて部分的に木目様模様を変化さ
せる方法が挙げられる。部分的に緊張度の異なる
紗を製造するには紗に各種の図柄を置き加熱する
方法、図柄を有する加熱体を紗に押着させる方法
及び紗に膨潤剤又は収縮剤などの化学的に紗の緊
張度を異ならしめる薬剤を各種図柄状に付与する
ことなどが挙げられる。 又製織時に経糸密度、緯糸密度の片方又は両方
を部分的に異ならせた紗を用いる方法も好ましく
用いられる。 2枚以上の紗をスクリーン型枠に固定する方法
については、2枚以上の紗を同時に紗張機に張り
接着剤にて紗と型枠とを固定する方法及びあらか
じめ1枚目の紗を型枠に固定ししかるのちに2枚
目以降を固定する方法がある。いずれの場合に於
ても木目様模様が連続的に変化するために所望の
木目様模様が現出した時点をとらえ、型枠に固定
することができる。 本発明でいう紗とは、ポリエステル、ナイロ
ン、絹、グラスフアイバー等の長繊維織物が一般
に用いられるが、編物であつてもよく、その織編
物組織や使用繊維の太さについては特に限定する
ものではない。又、金網、有孔金属板について
は、ステンレス、真鋳、銅等が一般に用いられる
が、特に材質を限定するものではなく、網密度、
線の太さ、孔の大きさ、形状についても限定はな
い。2枚以上の紗、金網、有孔金属板との組合せ
に於てメツシユについては同一であつても異なつ
ていてもよい。 本発明で用いられる型枠については木製、鉄
製、アルミニウム製等一般に用いられているもの
で特に限定するものではない。 以上のようにして得られた紗を2枚以上重ね合
せ、所望の木目様模様をスクリーン型に形成させ
た後、常法により布帛に捺染する。捺染は、染
料、顔料、ラツカー、樹脂、薬剤等の単独または
組合せにより行い、オーバ捺染、抜染、抜蝕、収
縮、光沢などの各種の加工が可能である。 本発明における2枚以上の紗を重ね合せ、木目
様模様を形成させる方法により、スクリーン型作
成時は原図であるスケツチや写真等を必要とせず
随意に所望の木目様模様を得ることができる。又
紗を2枚以上重ね合せる際あらかじめ通常の捺染
図柄を彫刻し、その上に紗を重ね合すことにより
通常の捺染柄の中に木目様模様を形成させた図柄
が得られる。 さらに部分的に緊張度の異なる紗、部分的に織
密度の異なる紗を用いることによつて、著るしく
変化に富んだ柄、すなわち木目様模様と一般の模
様との組合されたような図柄、ストライプ、格子
の模様と木目様模様との組合されたような図柄等
更には予期せざる図柄が得られる。 以下実施例により詳述するが、本発明は、実施
例のみに限定されるものではない。 実施例 1 100メツシユのポリエステル紗を2枚重ね、紗
張り機にセツトし、2枚の紗のうち1枚を固定し
他の1枚を動かしながら木目様模様を得た。この
模様を保持しながら紗を型枠に接着剤で固定しス
クリーン型を形成した。このスクリーン型を用い
て表1に示す素材に同表に示す色材を含む色糊を
プリントし、木目様模様を得た。
【表】 実施例 2 実施例1の方法で木目様模様を作成したスクリ
ーンに感光剤を塗布し、花柄を有する写真フイル
ムを重ね、焼付、現像し花柄と木目様模様の組合
されたスクリーン型を得た。このスクリーン型を
用いて、表1に示す素材に同表に示す色材を含む
色糊をプリントし、花柄と木目様模様との信合さ
れた図柄を得た。 実施例 3 常法により花柄を有するスクリーン型を作成し
さらにこのスクリーン型に用いた紗と同一メツシ
ユの紗を重ねて木目様模様を花柄の部分にのみあ
らわしむるようにし、該スクリーン型に固定し
た。このスクリーン型を用いて表1に示した素材
に同表に示す色材を含む色糊をプリントし、木目
様模様と花柄との組合された図柄を得た。 実施例 4 100メツシユと120メツシユの紗を用い実施例1
の方法により木目様模様を有するスクリーン型を
得た。このスクリーン型を用い表1に示す素材に
同表に示す色材を含む色糊をプリントし、木目様
模様の図柄を得た。 実施例 5 100メツシユのポリエステル紗に加熱した花柄
を有する鉄板を押しつけ、部分的に収縮させた紗
と100メツシユの収縮させていない紗とを用いて
実施例1の方法によりスクリーン型を作成した。 このスクリーン型を用いて表1に示す素材に表
1に示す色材を含む色糊をプリントし、花型の図
柄で且つ木目様模様を有する図柄を得た。 実施例 6 100メツシユのポリエステル紗に膨潤剤を用い
て花柄を付与し、この紗と100メツシユの膨潤さ
せていない紗とを用いて実施例1の方法によりス
クリーン型を作成した。このスクリーン型を用い
て表1に示す素材に同表に示す色材を含む色糊を
プリントし、花柄内にも木目様模様を有する図柄
を得た。 実施例 7 経糸の織密度をストライプ状に通常部の織密度
の2倍にしたポリエステル紗(通常部は100メツ
シユ)と100メツシユの織密度均一な紗とを用い
実施例1の方法によりスクリーン型を作成した。
このスクリーン型を用いて表1に示す素材に同表
に示す色材を含む色糊をプリントし、ストライプ
状の柄で木目様模様を有する図柄を得た。 実施例 8 実施例1〜7の方法により作成したスクリーン
型を用い、ポリエステル/綿(65/35)ブロード
に抜蝕加工用薬剤をプリントし、木目様模様の抜
蝕加工品を得た。 実施例 9 実施例1〜7の方法により作成したスクリーン
型を用い綿ブロード、ポリエステルデシンに各々
収縮加工用薬剤をプリントし、木目様模様の収縮
加工品を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2枚以上の紗を重ね合せ木目様干渉模様を現
    出させたスクリーン型を用いて捺染することを特
    徴とする木目様模様の加工方法。
JP57112278A 1982-06-29 1982-06-29 木目様模様の加工方法 Granted JPS592847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57112278A JPS592847A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 木目様模様の加工方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP57112278A JPS592847A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 木目様模様の加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592847A JPS592847A (ja) 1984-01-09
JPH0244954B2 true JPH0244954B2 (ja) 1990-10-05

Family

ID=14582690

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JP57112278A Granted JPS592847A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 木目様模様の加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01235579A (ja) * 1988-03-16 1989-09-20 Nippon Kayaku Co Ltd 酵素の固定化されたファィバー
CN103144416B (zh) * 2013-03-01 2014-12-10 京东方科技集团股份有限公司 一种丝网网版

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JPS592847A (ja) 1984-01-09

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