JPH0244422Y2 - - Google Patents

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JPH0244422Y2
JPH0244422Y2 JP11675387U JP11675387U JPH0244422Y2 JP H0244422 Y2 JPH0244422 Y2 JP H0244422Y2 JP 11675387 U JP11675387 U JP 11675387U JP 11675387 U JP11675387 U JP 11675387U JP H0244422 Y2 JPH0244422 Y2 JP H0244422Y2
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JP
Japan
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grommet
locking member
filament
locking
bent
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JP11675387U
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JPS6421925U (ja
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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の乗物において、パネルや
壁部に設けた孔にL字状に曲げた線条体や配管を
挿通固定するグロメツトの改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
自動車等の乗物には多数の電装品のための配線
があり、これら配線等がパネルや壁を通過する位
置にグロメツトを用い、線条体の保護を図ると共
に、防音、防水も行つている。
そしてこれら線条体相互が干渉し合わないよう
に、グロメツトのところでL字状に屈曲させるこ
とも場合によつては必要となる。この目的に用い
られるグロメツトの従来例を第3図a,bに示
す。同図において、1はグロメツトで、狭小筒部
からなる線条体の挿通部2の両端に厚肉周壁の取
付け部3が連設されている。取付け部3にはパネ
ルに設けられた孔に嵌合係止するための環状溝3
aが設けられている。6は挿通部に挿通された線
条体をテープ等によつて固定するための集束片で
ある。
このグロメツトはL字状の線条体に併せて当初
より屈曲されて成形されており、第4図に示すよ
うに線条体7を挿通し、テープ8で巻かれて固定
され、使用される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来技術によれば、グロメ
ツトを最初から屈曲した状態で成形しなければな
らず、金型代が増大し、また、線条体の屈曲角度
が異なれば使用出来なくなつてしまうという欠点
がある。
本考案は上記の従来技術の欠点の解消を図つた
もので、線条体の屈曲角度が変化しても対応で
き、かつ金型代も低減できるグロメツトを提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、可撓性
の狭小筒部からなる線条体挿通部の両端に厚肉周
壁からなるパネル孔への取付け部を連設したグロ
メツトにおいて、上記グロメツトに第1の係止部
材を有する突状片を突設し、上記グロメツトの軸
方向に間隔をおいて上記第1係止部材に係止する
第2の係止部材を設け、上記第1及び第2の係止
部材が相互に係止することにより上記挿通部がL
字状に屈曲固定される間隔を有する構成としてい
る。
〔実施例〕
本考案の1実施例を第1図、第2図によつて説
明する。第1図a,bにおいて、1は軟質の樹
脂、ゴム等によつて一体成形されるグロメツトで
ある。狭小筒部である線条体挿通部2の両端に厚
肉周壁からなる取付け部3が設けられており、取
付け部3には不図示のパネルに穿設された孔と圧
接嵌合して、グロメツトをパネルに密着固定する
環状溝3aが形成されている。このグロメツトの
一方に突条片4を突設し、その先端近傍に小孔で
ある第1の係止部材4aが形成されている。又、
グロメツトの軸方向に間隔をおいて、3つの突起
部からなる第2の係止部材5,5,5が突設さ
れ、これら第2の係止部材は先端部が大きくなつ
た頭部を有していて、小孔である第1の係止部材
4aが嵌合したとき容易に抜けないようになつて
いる。符号6は集束片で、線条体が挿通された時
にこの集束片6とともにテープで巻いて線条体を
固定する。このように、本考案のグロメツトは挿
通部2が屈曲してなく、真直であるから、金型を
単純にすることができる。
第2図は第1図に示すグロメツトの使用状態を
表したものである。まずグロメツト1に線条体7
を挿通する。このとき挿通部2は真直であるか
ら、線条体7は挿通部の壁を擦らず、傷を付けに
くくなり線条体7を挿通しやすくなる。その後突
状片4の第1係止部材4aの孔と、挿通部2に突
設された第2の係止部材5のいづれか一つの突起
とを嵌合係止して、線条体7をL字状に固定す
る。符号8は線条体7をグロメツト1に固定する
テープである。aは最も中央寄りの第2係止部材
5と係止した場合で、線条体の作る角度は最も大
きい。bは真中の第2係止部材5と係止した場合
で、線条体の角度も中位となり、cは最も端部寄
りの第2係止部材5と係止した場合で、線条体の
角度は最も小さく即ち強く屈曲させられる。
本考案においては、突状片4及び第2の係止部
材5を設ける位置は、挿通部2に限定されるもの
ではなく、取付け部3でも可能である。さらに、
突状片4に複数の第1係止部材4aを設ける構成
としてもよい。
なお、本考案のグロメツトはL字状に屈曲して
いる線条体用としてのみならず、通常のグロメツ
トとして屈曲しない線条体にも使用できるもので
ある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、グロメツトの線条体挿通部の
角度を種々に変更できるので、グロメツトの使用
可能な範囲が拡大すると共に、簡単な形状で成形
するので、金型の製造費用も低減でき、さらに、
挿通部を真直にして線条体を通すので、挿通部の
壁を擦らず、挿通部にヒビ、ワレが発生しにくい
という格別の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるグロメツトの図で、aは
正面図、bは上面図、第2図a〜cは屈曲部の角
度を変えて、本考案のグロメツトを使用した状態
を示す正面図、第3図は従来例のグロメツトの図
で、aは正面図、bは上面図、第4図は従来例の
使用状態を示す正面図である。 1……グロメツト、2……挿通部、3……取付
け部、4……突状片、4a……第1係止部材、5
……第2係止部材、7……線条体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の狭小筒部からなる線条体挿通部の両端
    に厚肉周壁からなるパネル孔への取付け部を連設
    したグロメツトにおいて、上記グロメツトに第1
    の係止部材を有する突状片を突設し、上記グロメ
    ツトの軸方向に間隔をおいて上記第1係止部材に
    係止する第2の係止部材を設け、上記第1及び第
    2の係止部材が相互に係止することにより上記挿
    通部がL字状に屈曲固定される間隔を有すること
    を特徴とするグロメツト。
JP11675387U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0244422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11675387U JPH0244422Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11675387U JPH0244422Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421925U JPS6421925U (ja) 1989-02-03
JPH0244422Y2 true JPH0244422Y2 (ja) 1990-11-26

Family

ID=31359577

Family Applications (1)

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JP11675387U Expired JPH0244422Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6421925U (ja) 1989-02-03

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