JPH0243527Y2 - - Google Patents

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JPH0243527Y2
JPH0243527Y2 JP2797284U JP2797284U JPH0243527Y2 JP H0243527 Y2 JPH0243527 Y2 JP H0243527Y2 JP 2797284 U JP2797284 U JP 2797284U JP 2797284 U JP2797284 U JP 2797284U JP H0243527 Y2 JPH0243527 Y2 JP H0243527Y2
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chock
vertical frame
cover
bearing
choke
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JP2797284U
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接造管機の成形ロール軸受部におけ
る縦枠とチヨツクカバーとの〓間調整機構に関す
る。
溶接造管機の成形ロール軸受部は第6図のごと
く従来、成形ロールスタンドの縦枠11の内側に
上下方向摺動自在にチヨツク20が配され、更に
軸受50を介して成形ロール軸71が回転自在に
配置されていた。そして、前記チヨツク20は前
記ロール軸に沿う両側面からチヨツクカバー30
に挾着されており、該チヨツクカバーは同時に前
記縦枠11を側方から挾持していた。しかも、チ
ヨツクカバー30の内面側から突設された当り片
31を軸受外輪に当接させて軸受50部を安定さ
せる構造であつた。従つて、チヨツクカバーの当
り片31の軸受50との当接面と、縦枠11との
摺動面の2個所を精密に加工しなければならなか
つた。そして、加工誤差により、例えば軸受部5
0は安定されても縦枠11に対して〓間が生じて
ロール軸の安定が不確実であつたり、また、これ
と逆の事態も発生し易かつた。
本考案は上記欠点を除き、軸受に対しては常時
正しい位置を保持させ、縦枠の摺動面に対しては
自由に〓間調整ができるような調整機構を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するため本考案の構成は次の通
りである。
スタンド10の2本の縦枠11間にチヨツク2
0が昇降自在に装着され、該チヨツクに成形ロー
ル軸61が軸受50を介して回転自在に支持され
該軸受の外輪51を押え、かつ、前記チヨツクと
縦枠の一部を覆うようにチヨツクカバー30が前
記チヨツク20にとりつけられたものにおいて、
前記チヨツク20、チヨツクカバー30および縦
枠11とで囲まれた部分に三角柱状空間が形成さ
れるように前記縦枠に摺動傾斜面11aが設けら
れ、前記三角柱状空間をほぼ満たすように断面三
角形の柱状ブロツク40が介在され、かつ、該柱
状ブロツクは前記成形ロール軸の軸方向と平行な
方向に摺動自在かつ、ねじにより位置調整可能と
されたことである。
以下本考案を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
第1図ないし第5図に示すように、成形ロール
の軸受部は、正面視矩形枠体が前後(第2図左右
方向)に対向設置されたロールスタンド10と、
上ロール部60において、前記ロールスタンドの
左右(第1図左右方向)に対向する縦枠間11に
昇降自在に装着されたチヨツク20と、該チヨツ
クに軸受50を介して回転自在に支持された成形
ロール軸61,71と、前記軸受の外輪51を押
えると同時に前記チヨツク20を覆うように取り
付けられたチヨツクカバー30を有する。前記縦
枠11とチヨツク20とチヨツクカバー30との
3者が接する部分に前記成形ロール軸71の軸方
向と平行に移動可能な断面直角三角形の柱状ブロ
ツク40が介在される。
しかしてロールスタンド10の矩形状枠体は第
1図示の如く、左右対設された縦枠11と、上下
の横枠12とからなる。そして、これら前後(第
2図左右方向)一対の矩形状枠体間にチヨツク2
0を介して上ロール軸61と下ロール軸71とが
夫々橋架される。即ち、下ロール部70におい
て、縦枠11は夫々のチヨツク20と対接する面
の前後(第3図上下方向)隅角が三角形状に面取
りされ、三角柱状空間が形成されるよう摺動傾斜
面11aが設けられる。そして、前記三角柱状空
間には該空間をほぼ満たすよう水平断面が直角三
角形をなす柱状ブロツク40が介在される。
チヨツクカバー30はチヨツク20を前後方向
両面から挾持し、その対向面に突設された当り片
31により軸受50の外輪51を側面から挾持す
る。該チヨツクカバー30は中央部に該カバーを
貫通するロール軸孔32が設けられるほか、該孔
32の左右側方で組付けボルト34によつてチヨ
ツク20に螺合結着される。また、チヨツクカバ
ー30の上下方向中間部の前記柱状ブロツク40
との対面には水平溝33が設けられている。更に
チヨツクカバー30の溝33を挾む上下方には遊
嵌する引きボルト35が、また、それらの上下方
には螺嵌する押しボルト36が設けられる。
次に、柱状ブロツク40の直角対面は前記縦枠
11の摺動傾斜面11aと接する摺動面41とな
つている。また、柱状ブロツク40の前記直角を
挾む一面であるチヨツクカバー対向面には水平突
片42aが突設されるとともに、該水平突片42
aを挾む上下部分に前記引きボルト35の係止ね
じ孔42bが夫々設けられる。前記水平突片42
aはチヨツクカバー30の水平溝33に嵌合され
て該ブロツク40の上下方向への滑動が阻止され
ている。
以上述べた縦枠11、チヨツク20、チヨツク
カバー30および柱状ブロツク40などは上ロー
ル部60の軸受部にも同様に適用される。
上ロール部60は断面凸状の外周面を有する上
ロール61aが上ロール軸61に固定されてなり
該ロール軸61は図示省略の動力伝達装置を経て
回転が付与される。上ロール部60は上横枠12
に貫通螺合された昇降ねじ棒62によつて上下動
が付与される。
下ロール軸71には凹状外周面を有する下ロー
ル71aが固定されており、チヨツク20の下方
にライナー(図示省略)をかませて高さ調整され
る。
以上において、作動態様を説明する。
成形時、管材料としての鋼板が、前記上ロール
61aの凸状部と下ロール71aの凹状部との間
に挾まれて円弧状に曲げられながら通過し成形さ
れる。このとき、前記縦枠11、柱状ブロツク4
0およびチヨツクカバー30との関係が次の状態
で維持される。即ち、押しボルト36がチヨツク
カバー30のねじ孔へねじ込まれて、その先端が
柱状ブロツク40を押すと、柱状ブロツク40が
その摺接面41を縦枠11の摺動傾斜面11aに
当接させる。一方、引きボルト35はカバー30
のねじ孔へねじ込まれて、ブロツク40をチヨツ
クカバー30側へ引き寄せる。これによつて、ボ
ルト35と36には軸方向で互いに逆向きの力が
作用し、これらの力が互いに両ボルトのゆるみ止
め作用を持つ。
本考案は以上の如く構成されるので。チヨツク
カバーを介して軸受に対して常時正しい姿勢を保
つたまま、縦枠に対しては柱状ブロツクを介して
容易に接触離反可能としたことにより、正確な軸
受部の〓間調整ができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は側面図、第3図は第1図の−拡大断面図
第4図は要部の一部切欠斜視図、第5図は柱状ブ
ロツクの斜視図第6図は従来技術を示す水平断面
図である。 10……ロールスタンド、11……縦枠、11
a……摺動傾斜面、20……チヨツク、30……
チヨツクカバー、31……当り片、36……押し
ボルト、40……柱状ブロツク、41……摺接
面、42a……水平突片、50……軸受、60…
…上ロール部、61……上ロール軸、70……下
ロール部、71……下ロール軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタンド10の2本の縦枠11間にチヨツク2
    0が昇降自在に装着され、該チヨツクに成形ロー
    ル軸61が軸受50を介して回転自在に支持さ
    れ、該軸受の外輪51を押さえ、かつ、前記チヨ
    ツクと縦枠の一部を覆うように、チヨツクカバー
    30が前記チヨツク20にとりつけられた造管機
    において、前記チヨツク20、チヨツクカバー3
    0および縦枠11とで囲まれた部分に三角柱状空
    間が形成されるように、前記縦枠に摺動傾斜面1
    1aが設けられ、前記三角柱状空間をほぼ満たす
    ように断面三角形の柱状ブロツク40が介在さ
    れ、かつ、該柱状ブロツクは前記成形ロール軸の
    軸方向と平行な方向に摺動自在、かつ、ねじによ
    り位置調整可能とされたことを特徴とする造管機
    成形ロールの軸受部〓間調整機構。
JP2797284U 1984-02-27 1984-02-27 造管機成形ロ−ルの軸受部隙間調整機構 Granted JPS60141915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2797284U JPS60141915U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 造管機成形ロ−ルの軸受部隙間調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2797284U JPS60141915U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 造管機成形ロ−ルの軸受部隙間調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60141915U JPS60141915U (ja) 1985-09-20
JPH0243527Y2 true JPH0243527Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30525417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2797284U Granted JPS60141915U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 造管機成形ロ−ルの軸受部隙間調整機構

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JP (1) JPS60141915U (ja)

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JPS60141915U (ja) 1985-09-20

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