JPS6023937B2 - スライドテ−ブルの連結機構 - Google Patents

スライドテ−ブルの連結機構

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JPS6023937B2
JPS6023937B2 JP16499580A JP16499580A JPS6023937B2 JP S6023937 B2 JPS6023937 B2 JP S6023937B2 JP 16499580 A JP16499580 A JP 16499580A JP 16499580 A JP16499580 A JP 16499580A JP S6023937 B2 JPS6023937 B2 JP S6023937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide table
bearings
pin
joint
bearing
Prior art date
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Expired
Application number
JP16499580A
Other languages
English (en)
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JPS5789575A (en
Inventor
猛 長谷川
稔 鳥畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinkawa Ltd
Original Assignee
Shinkawa Ltd
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Publication date
Application filed by Shinkawa Ltd filed Critical Shinkawa Ltd
Priority to JP16499580A priority Critical patent/JPS6023937B2/ja
Publication of JPS5789575A publication Critical patent/JPS5789575A/ja
Publication of JPS6023937B2 publication Critical patent/JPS6023937B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスライドテーブルの連結機構に関するものであ
る。
従来のスライドテーブルの連結機構は第1図及び第2図
に示すような構造よりなる。
即ち、雄ねじ10‘こ螺合した雌ねじ11には、一定間
隔を保ってベアリング12,12が回転自在に取付けら
れた2本のベアリング軸13,13が固定されている。
そして、前記ベアリング12,12間にジョイントピン
14が鉄挿され、このジョイントピン14はスライドテ
ーブル15にねじ16,16.で固定されている。そこ
で、雄ねじ10が回転すると、雌ねじ11は雄ねじ10
の軸心方向に移動し、これによりジョイントピン14を
介してスライドテーブル15が図示しないガイド溝に沿
って同方向に移動する。従って、雌ねじ11の移動を精
度良くスライドテーブル15に伝達させるには、雌ねじ
11とスライドテーブル15との連結機構の隙間をなく
する必要がある。
しかしながら、前記の如くジョイントピン14を単にベ
アリング12,12間に鉄挿した構造においては、ベア
リング12の取付穴の加工精度あるいはベアリング自身
の精度により、ジョイントピン14を現物合せ加工しな
いと、隙間が生じ取付不可能になる等、調整に多大の時
間を要する欠点がある。このような欠点は第3図、第4
図に示すように、ベアリング12,12の取付け位置を
ずらし、ベアリング12,12間の間隙をジョイントピ
ン14の幅よりわずかに広くし、またジョイントピン1
4の頂部に回し溝14aを設け、この回し溝14aにド
ライバ一等の治具を挿入して矢印方向に回してジョイン
トピン14の両側面をベアリング12,12に圧接する
ことにより除去できる。
しかしながら、この構造はベアリング12,12の取付
け位置が雄ねじ10の軸心より大きくずれているので、
ジョイントピン14を強くベアリング12,12に押付
けると雌ねじ11に回転方向のモ−メントが大きく作用
し、雄ねじ10と雌ねじ11にこじりが生じ、スムーズ
な動作ができなくなるという欠点がある。またジョイン
トピン14をベアリング12,12に弱〈押付けると、
隙間を完全に除去できなく、バックラッシュが生ずる欠
点を有する。そこで、本発明の目的は上記従釆技術の欠
点を除去したスライドテーブルの連結機構を提供するに
ある。
以下、本発明を図示の実施例により説明する。
第5図は本発明の一実施例を示す正面一部断面図、第6
図は側断面図、第7図は平面図である。雄ねじ2川こ螺
合した雌ねじ21の外周面上には矩形状の溝21aが形
成され、この溝21aの中央にジョイントブロック22
を装着するジョイントブロック装着溝21bが形成され
ている。前記ジョイントブロック22は前記ジョイント
ブロック装着溝21bに装着されてねじ23,23で雌
ねじ21に固定された場合、雄ねじ201こ接しないよ
うに逃げ部22aが形成されている。またこの逃げ部2
2aに対応した雌ねじ21の部分にも逃げ部21cが形
成されている。スライドテーブル24には前記ジョイン
トブロック22に対応した両側にそれぞれ偏心ピン25
,25を回動自在に装着する偏心ピン装着穴24a,2
4aが設けられている。前記偏心ピン25,25の下面
には偏心ピン25の軸心に対して偏心した位置にそれぞ
れベアリング鼠26,26が固定され、これらのベアリ
ング軸26,26にはそれぞれジョイントブロック22
を挟持する形ちでベアリング27,27が回動自在に取
付けられている。また前記偏心ピン25,25の上面に
はこの偏心ピン25,25を回すための複数の穴25a
,25a・・・がそれぞれ設けられている。そして、前
記偏心ピン25,25の上面にはスライドテーブル24
にねじ28で固定された固定板29が配設され、この固
定板29には偏心ピン25,25のそれぞれの穴25a
,25a・・・の少なくとも1個が覗けるように穴29
aが設けられている。また雌ねじ21の外周下面にはベ
アリング30が回転自在に取付けられたベアリング軸3
1が固定され、前記ベアリング30よりわずかな隙間を
保って雄ねじ20の軸心と平行に配設された2本のガイ
ドレール32,32により雌ねじ21の回転は防止され
るようになつている。そこで、雄ねじ20が回転すると
、雌ねじ21はベアリング30がガイドレール32,3
2にガイドされて前後動作を行なう。
雌ねじ21が前後動すると、その動きはジョイントピン
24によってベアリング27に伝えられ、偏心ピン25
を介してスライドテーブル24が雌ねじ21の動作に追
従して動作する。次に連結機構の隙間調整について説明
する。
まず、ねじ28を緩め、固定板29の穴29aより調整
ピン25の穴25aに棒を挿入して偏心ピン25を回転
させると、ベアリング27は調整ピン25の軸心を中心
として偏心した状態で回転する。これにより、ベアリン
グ27,27間の間隙が変り、ジョイントブロック22
を2個のベアリング27,27で適当な押圧力で挟持さ
せることができる。最後にねじ28を締めて固定板29
によって偏心ピン25,25を固定する。このように偏
心ピン25に偏心してベアリング27が取付けられてな
るので、偏心ピン25を回転させることによってスライ
ドテーブル24と雌ねじ21をガタなく容易に連結でき
ると共に、部品の加工精度を厳しくする必要もない。
またベアリング27,27はジョイントブロック22に
当てるだけなので、雄ねじ20と雌ねじ21にこじりが
生じなく、スムーズな動作ができる。なお、上記実施例
においては、雌ねじ21に別体のジョイントブロック2
2を固定したが、このジョイントプ。
ック22は雌ねじ21と一体に形成してもよい。またジ
ョイントブロック22を挟持する琢持部材としてベアリ
ング27,27を設けたが、ベアリングでな〈偏心ピン
25に一体又は別体に偏心して設けた丸棒でもよい。ま
た2個の偏心ピン25,25を設けたが、1個でもよい
。以上の説明から明らかな如く、本発明になるスライド
テーブルの連結機構によれば、容易にスライドテーブル
と雄ねじを連結でき、また雄ねじと雌ねじのこじりがな
く雌ねじの動作がスムーズになると共に、スライドテー
ブルと雌ねじとのバックラッシュを解消できる。
【図面の簡単な説明】
図はスライドテーブルの連結機構を示し、第1図は従来
例の正面断面図、第2図は第1図の2一2線断面図、第
3図は他の従来例の正面図、第4図は第3図の4−4線
断面図、第5図は本発明の一実施例を示す正面一部断面
図、第6図は側断面図、第7図は平面図である。 20……雄ねじ、21……雌ねじ、22……ソヨイント
ブロツク、24……スライドテ−フル、25・・・・・
・偏心ピン、27・・・・・・ベアリング。 第l図第2図 第3図 第4図 第5図 繁6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転可能に設けられた雄ねじに螺合した雌ねじに前
    記雄ねじの軸心方向に移動可能に設けられたスライドテ
    ーブルを連結する連結機構において、前記雌ねじにジヨ
    イント部を突出して設け、このジヨイント部を挾持する
    ように2個の挾持部材でこれら挾持部材の間隔が調整可
    能な偏心部材を介して前記スライドテーブルに固定して
    なるスライドテーブルの連結機構。
JP16499580A 1980-11-21 1980-11-21 スライドテ−ブルの連結機構 Expired JPS6023937B2 (ja)

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JP16499580A JPS6023937B2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 スライドテ−ブルの連結機構

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Publication Number Publication Date
JPS5789575A JPS5789575A (en) 1982-06-03
JPS6023937B2 true JPS6023937B2 (ja) 1985-06-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568791B2 (ja) * 1985-12-05 1993-09-29 Pioneer Electronic Corp

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969236A (ja) * 1982-10-13 1984-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd スライドテ−ブル
JPS59142038A (ja) * 1983-01-28 1984-08-15 Tokyo Sokuhan Kk テ−ブル送り装置
KR100379782B1 (ko) * 2000-12-11 2003-04-16 주식회사 위너베아링 리니어 모션 가이드의 캐리어

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JPH0568791B2 (ja) * 1985-12-05 1993-09-29 Pioneer Electronic Corp

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JPS5789575A (en) 1982-06-03

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