JPS6031852Y2 - ボ−リングホルダ− - Google Patents
ボ−リングホルダ−Info
- Publication number
- JPS6031852Y2 JPS6031852Y2 JP16240180U JP16240180U JPS6031852Y2 JP S6031852 Y2 JPS6031852 Y2 JP S6031852Y2 JP 16240180 U JP16240180 U JP 16240180U JP 16240180 U JP16240180 U JP 16240180U JP S6031852 Y2 JPS6031852 Y2 JP S6031852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- main body
- groove
- bolt
- tool holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として小径ポーリング加工用のホルダーに関
する。
する。
従来のこの種のポーリングホルダーは、コ字形のホルダ
一本体の材料の弾性変形を利用してホルダーの微調整を
行なっている。
一本体の材料の弾性変形を利用してホルダーの微調整を
行なっている。
このため調整範囲は、材料の弾性変形の限界内のみでし
か得られなく非常に狭い。
か得られなく非常に狭い。
またその調整の方法はコ字形ホルダ一本体の隙間をせば
める方向にのみしかできない。
める方向にのみしかできない。
ここに本考案の目的は、簡単な構造で、狭い取付空間で
も使用でき、しかも加工半径を大きな範囲で容易に調整
できるポーリングホルダーを提供する点にある。
も使用でき、しかも加工半径を大きな範囲で容易に調整
できるポーリングホルダーを提供する点にある。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて具体的に
説明する。
説明する。
本考案のポーリングホルダー１は、図に示すように、ホ
ルダ一本体２とバイトホルダー３とを中央位置の溝４で
はめ合わせるとともに、上記溝４に対して直交する状態
で支点ころ５を上記ホルダ一本体２とバイトホルダー３
との間に介在させ、さらに上記支点ころ５を挾んで一方
の位置でのホルダ一本体２とバイトホルダー３との間に
ボルト６を螺入し、かつ他方の位置での上記のホルダ一
本体２とバイトホルダー３との間に調整ボルト７を螺入
して構成しである。
ルダ一本体２とバイトホルダー３とを中央位置の溝４で
はめ合わせるとともに、上記溝４に対して直交する状態
で支点ころ５を上記ホルダ一本体２とバイトホルダー３
との間に介在させ、さらに上記支点ころ５を挾んで一方
の位置でのホルダ一本体２とバイトホルダー３との間に
ボルト６を螺入し、かつ他方の位置での上記のホルダ一
本体２とバイトホルダー３との間に調整ボルト７を螺入
して構成しである。
そして上記ホルダ一本体２は、ボーリングマシンのスピ
ンドルに取付ケられる部分であり、中央の位置に取付軸
８を有し、かつ左右の位置にスピンドル取付用のボルト
穴９を有している。
ンドルに取付ケられる部分であり、中央の位置に取付軸
８を有し、かつ左右の位置にスピンドル取付用のボルト
穴９を有している。
そして上記溝４は、一例としてホルダ一本体２の側に設
けてあり、その中心位置において直径方向に形成されて
いる。
けてあり、その中心位置において直径方向に形成されて
いる。
一方バイトホルダー３はこの溝４にはまり合う幅のブ陥
ツク状のもので、この溝４の内部で姿勢を変え得る状態
ではめ込んである。
ツク状のもので、この溝４の内部で姿勢を変え得る状態
ではめ込んである。
支点ころ５は例えば円柱状のもので、上記溝４に対して
直交する状態で例えばホルダ一本体２の収納溝１０の内
部に納められ、その一部を溝４の面から突出し、バイト
ホルダー３の中央位置で線点対偶のもとに接している。
直交する状態で例えばホルダ一本体２の収納溝１０の内
部に納められ、その一部を溝４の面から突出し、バイト
ホルダー３の中央位置で線点対偶のもとに接している。
そしてボルト６は支点ころ５を挾んで一方の側でバイト
ホルダー３のボルト挿入穴１１から挿入され、ホルダ一
本体２のめ、ねじ１２に螺入している。
ホルダー３のボルト挿入穴１１から挿入され、ホルダ一
本体２のめ、ねじ１２に螺入している。
また他方の調整ボルト７は逆ねじ関係のおねじ１３，１
４を有し、それぞれホルダ一本体２のめねじ１５および
バイトホルダー３のめねじ１６に螺入している。
４を有し、それぞれホルダ一本体２のめねじ１５および
バイトホルダー３のめねじ１６に螺入している。
さらにバイト１７はパイトホルダ−３の保持穴１８に挿
入され、押ねじ１９で側面から締付けて固定されている
。
入され、押ねじ１９で側面から締付けて固定されている
。
次に作用を説明する。
バイトホルダー３は溝４の内部において位置調整自在に
はめ込まれ、ボルト６および調整ボルト７によりホルダ
一本体２に結合している。
はめ込まれ、ボルト６および調整ボルト７によりホルダ
一本体２に結合している。
そして支点ころ５はホルダ一本体２とバイトホルダー３
との間に位置し、ボルト６および調整ボルト７の締め付
は力を受けている。
との間に位置し、ボルト６および調整ボルト７の締め付
は力を受けている。
ここでバイト１７の位置を調整し加工穴の半径を変更ま
たは調整する場合にはボルト６および調整ボルト７を少
しゆるめ、支点ころ５を中心としてバイトホルダー３を
溝４の内部で回転させる。
たは調整する場合にはボルト６および調整ボルト７を少
しゆるめ、支点ころ５を中心としてバイトホルダー３を
溝４の内部で回転させる。
すなわちこの回動操作はゆるめた状態の例えば調整ボル
ト７をいずれかの方向に回動させればその位置でホルダ
一本体２とバイトホルダー３との間隙が変化するため、
バイト１７は支点ころ５を中心としていずれかの方向に
微少角だけ変化する。
ト７をいずれかの方向に回動させればその位置でホルダ
一本体２とバイトホルダー３との間隙が変化するため、
バイト１７は支点ころ５を中心としていずれかの方向に
微少角だけ変化する。
これによってバイト１７のチップ１７ａによって加工さ
れる加工穴はその半径を変えるのである。
れる加工穴はその半径を変えるのである。
このようにしてから他方のボルト６を締め付ければ、バ
イト１７は所定の位置で固定できる。
イト１７は所定の位置で固定できる。
もちろんこの調整はボルト６および調整ボルト７を交互
に操作して調整しなければならない。
に操作して調整しなければならない。
なお上記実施例において、溝４および支点ころ５は構造
上ホルダ一本体の側に設けであるが、バイトホルダー３
の側に設けることも可能である。
上ホルダ一本体の側に設けであるが、バイトホルダー３
の側に設けることも可能である。
本考案によれば、バイトホルダーが支点ころを中心とし
て左右のねじによりころがり接触により回動しうる状態
にあるから、バイトの調整範囲が広く、しかも調整が軽
快で円滑で、微調整が容易であり、またバイトホルダー
が直径方向の溝の内部でそれに拘束された状態で回動す
るため、バイトの回動が一平面内で可能となり、しかも
調整時に材料の弾性変形を利用せず、剛体間の位置調整
で所定の調整位置を得ているため、材料などの弾性変形
による加工穴の誤差が防止でき、したがって高い加工精
度が得られる。
て左右のねじによりころがり接触により回動しうる状態
にあるから、バイトの調整範囲が広く、しかも調整が軽
快で円滑で、微調整が容易であり、またバイトホルダー
が直径方向の溝の内部でそれに拘束された状態で回動す
るため、バイトの回動が一平面内で可能となり、しかも
調整時に材料の弾性変形を利用せず、剛体間の位置調整
で所定の調整位置を得ているため、材料などの弾性変形
による加工穴の誤差が防止でき、したがって高い加工精
度が得られる。
第１図は本考案のポーリングホルダーの側面図、第２図
は底面図、第３図は第１図のＡ−Ａ線における断面図で
ある。 １・・・・・・ポーリングホルダー、２・・・・・・ホ
ルダ一本体、３・・・・・・バイトホルダー、４・・・
・・・溝、５・・・・・・支点ころ、６・・・・・・ボ
ルト、７・・・・・・調整ボルト。
は底面図、第３図は第１図のＡ−Ａ線における断面図で
ある。 １・・・・・・ポーリングホルダー、２・・・・・・ホ
ルダ一本体、３・・・・・・バイトホルダー、４・・・
・・・溝、５・・・・・・支点ころ、６・・・・・・ボ
ルト、７・・・・・・調整ボルト。
Claims (1)
- ホルダ一本体とバイトホルダーとを中央位置の溝ではめ
合わせるとともに、上記溝に対して直交する状態で支点
ころを上記ホルダ本体とバイトホルダーとの間に介在さ
せ、さらに上記支点ころを挾んで一方でのホルタ一本体
とバイトホルダーとの間にボルトを螺入し、かつ他方の
位置での上記のホルダ一本体とバイトホルダーとの間に
調整ボルトを螺入したことを特徴とするポーリングホル
ダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16240180U JPS6031852Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | ボ−リングホルダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16240180U JPS6031852Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | ボ−リングホルダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5786703U JPS5786703U (ja) | 1982-05-28 |
| JPS6031852Y2 true JPS6031852Y2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=29521272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16240180U Expired JPS6031852Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | ボ−リングホルダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031852Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP16240180U patent/JPS6031852Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5786703U (ja) | 1982-05-28 |
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