JPH0329060Y2 - - Google Patents

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JPH0329060Y2
JPH0329060Y2 JP9568486U JP9568486U JPH0329060Y2 JP H0329060 Y2 JPH0329060 Y2 JP H0329060Y2 JP 9568486 U JP9568486 U JP 9568486U JP 9568486 U JP9568486 U JP 9568486U JP H0329060 Y2 JPH0329060 Y2 JP H0329060Y2
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axis
chuck
eccentric
spindle
intermediate member
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JP9568486U
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工作機械等に用いられる偏心チヤツク
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の偏心チヤツク装置として実公昭58
−28723号公報等が知られている。
これら従来構造は、工作機械のスピンドルにチ
ヤツク体を該スピンドル軸心に対してチヤツク軸
心を偏心させて設け、該チヤツク体を偏心回動し
てスピンドル軸心とチヤツク軸心との偏心量を可
変し得るように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら従来構造の場合スピンドル軸心と
チヤツク軸心との偏心量の微調整は実質的に不可
能なため偏心加工精度の向上を望むことができな
い場合があるという不都合を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解消することを目的
とするもので、その要旨は、工作機械のスピンド
ルにチヤツク体を該スピンドル軸心に対してチヤ
ツク軸心を偏心させて設け、該チヤツク軸心の位
置を補正微調整可能にしたものにおいて、上記ス
ピンドルに固定部材を取付け、該固定部材に中間
部材をチヤツク軸心に対して中間部材軸心を偏心
させて回動調整可能に取付け、該中間部材に取付
部材をチヤツク軸心に対して取付部材軸心を該中
間部材軸心と異なる位置に偏心させて回動調整可
能に取付け、該取付部材にチヤツク体を該スピン
ドル軸心に対してチヤツク軸心を偏心させて取付
けて構成したことを特徴とする偏心チヤツク装置
にある。
〔作用〕
中間部材をチヤツク軸心に対して偏心する中間
部材軸心を中心として回動調整し、取付部材をチ
ヤツク軸心に対して偏心しかつ中間部材軸心と異
なる位置の取付部材軸心を中心として回動調整す
ることでチヤツク軸心の位置は補正微調整され
る。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、1
は工作機械のスピンドルであつて、該スピンドル
1のスピンドル軸心Os上には図外のシリンダ機
構により押引動可能なドローバ2が設けられてい
る。
3は固定部材であつて、固定部材3はスピンド
ル1に固定ボルト4により取付けられている。
5は中間部材であつて、中間部材5はチヤツク
体6のチヤツク軸心Ccに対して中間部材軸心O1
を偏心させて回動可能に設けられ、この場合チヤ
ツク軸心Ocに対して偏心する中間部材軸心O1
中心とする第1偏心周面7上で中間部材5は設け
られ、中間部材5に固定部材3の第1貫通穴8に
遊嵌合可能な第1調整ピン9を突設し、第1調整
ピン9の両側面に当接可能な第1調整ボルト10
を固定部材3に2個対向して設け、かつ固定部材
3に中間部材5を固定する第1取付ボルト11を
設けている。
12は取付部材であつて、取付部材12はチヤ
ツク体6のチヤツク軸心Ocに対して取付部材軸
心O2を偏心させて回動可能に設けられ、この場
合チヤツク軸心Ocに対して偏心する取付部材軸
心O2を中心とする第2偏心周面13上で取付部
材12は回動可能に設けられ、かつ取付部材軸心
O2と中間部材軸心O1とは異なる位置この場合チ
ヤツク軸心Ocに対して互いにほぼ直交する関係
となつており、取付部材12に中間部材5の第2
の貫通穴14に遊嵌合可能な第2調整ピン15を
突設し、第2調整ピン15の両側面に当接可能な
第2調整ボルト16を中間部材5に2個対向して
設け、かつ固定部材3に中間部材5と取付部材1
2とを固定する第2取付ボルト17を設けてい
る。
18は移動部材であつて、移動部材18はチヤ
ツク軸心Ocと同心上にキー19により取付部材
12に対して廻り止め状態で移動可能に設けら
れ、移動部材18と前記ドローバ2とは連結ボル
ト20により連結されている。
21は保持部材であつて、保持部材21は移動
部材18の内周面に軸受22により回転可能にし
て位置固定状態で保持され、保持部材21と前記
取付部材12との対向部分に互いに歯合する複数
の割出歯23a,24aを有する1対の歯合部材
23,24を各々に取付け、移動部材18に割出
溝25を設けるとともに保持部材21に割出溝2
5にバネ26により弾圧係合する位置決めボール
27を設け、保持部材21の軸心上、すなわちチ
ヤツク軸心Oc上に保持軸体28を取付け、かつ
保持部材21の外周部分に保持筒体29をボルト
30により取付け、保持筒体29の内周面で軸方
向移動可能にして保持軸体28にチヤツク体6を
キー31により廻り止め状態で貫挿保持し、チヤ
ツク体6の先端部のテーパ外周面32に嵌合する
テーパ内周面33を保持筒体29の先端部内周面
に形成し、保持部材21と保持筒体29の間位置
に中間歯車34を回動可能に設け、中間歯車34
の内周面とチヤツク体6の外周面とを螺着35で
螺着し、保持筒体29内に中間歯車34に直交状
態で歯合する手動歯車36を回転可能に設け、さ
らに保持筒体29内に被加工物たるワークWのス
プライン溝に嵌合する位置決めピン37をチヤツ
ク体6の割溝を介して突出して設けている。
この実施例は上記構成であるから、チヤツク体
6をワークWに挿入して手動歯車36を回動する
と螺着部35の作用でチヤツク体6は後退移動
し、チヤツク体6のテーパー外周面32と保持筒
体29のテーパー内周面33との作用でチヤツク
体6は縮小運動し、チヤツク体6はワークWを保
持し、スピンドル軸心Osとチヤツク軸心Ocとは
偏心しているためワークWを偏心加工することが
でき、この偏心量を微量補正調整する場合、第1
取付ボルト11及び第2取付ボルト17を緩め、
対向する第1調整ボルト10を各々正逆螺合回動
調整すると第1調整ピン9のいずれか一方面は押
圧され、中間部材5は第1偏心周面7で中間部材
軸心O1を中心として回動し、このためチヤツク
軸心Ocを微小移動でき、調整後第1取付ボルト
11を締め付けて固定部材3に中間部材5を固定
し、かつこの第2取付ボルト17を緩めた状態で
対向する第2調整ボルト16を各々正逆螺合回動
調整すると第2調整ピン15のいずれか一方面は
押圧され、取付部材12は第2偏心周面13で取
付部材軸心O1を中心として回動し、このためチ
ヤツク軸心Ocを微小移動でき、調整後第2取付
ボルト17を締め付けて固定部材3に中間部材5
と取付部材12を固定し、したがつて、チヤツク
軸心Ocを中間部材軸心O1及びこれと異なる位置
の取付部材軸心O2を中心として移動でき、この
結果第4図の如くチヤツク軸心Ocの補正微調整
ができ、偏心加工精度を向上させることができ
る。
尚、この実施例では図外のシリンダ機構により
移動部材18を前方に押動し、歯合部材23,2
4の割出歯23a,24aを切離し、保持筒体2
9及びチヤツク体6を割出回転し、ワークWをチ
ヤツク軸心Ocを中心として回動し、スピンドル
軸心OsとワークWの加工軸心Owとの置関係を変
え、ワークWの偏心加工位置を可変し得るように
構成している。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、チヤツク軸心を中間部材
軸心及びこれと異なる位置の取付部材軸心を中心
心として移動でき、このためチヤツク軸心補正微
調整ができ、偏心加工精度を向上させることがで
きる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1,
2図は縦断面図、第3図はその正面図、第4図は
その説明図である。 1……スピンドル、3……固定部材、5……中
間部材、6……チヤツク体、12……取付部材、
Os……スピンドル軸心、Oc……チヤツク軸心、
O1……中間部材軸心、O2……取付部材軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械のスピンドルにチヤツク体を該スピン
    ドル軸心に対してチヤツク軸心を偏心させて設
    け、該チヤツク軸心の位置を補正微調整可能にし
    たものにおいて、上記スピンドルに固定部材を取
    付け、該固定部材に中間部材をチヤツク軸心に対
    して中間部材軸心を偏心させて回動調整可能に取
    付け、該中間部材に取付部材をチヤツク軸心に対
    して取付部材軸心を該中間部材軸心と異なる位置
    に偏心させて回動調整可能に取付け、該取付部材
    にチヤツク体を該スピンドル軸心に対してチヤツ
    ク軸心を偏心させて取付けて構成したことを特徴
    とする偏心チヤツク装置。
JP9568486U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0329060Y2 (ja)

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JP9568486U JPH0329060Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JP9568486U JPH0329060Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JPS634206U JPS634206U (ja) 1988-01-12
JPH0329060Y2 true JPH0329060Y2 (ja) 1991-06-21

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JPH0771786B2 (ja) * 1990-10-05 1995-08-02 株式会社近藤製作所 円筒研削盤におけるコレットチャックを使用したチャック装置

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Publication number Publication date
JPS634206U (ja) 1988-01-12

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