JPH0528350Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528350Y2 JPH0528350Y2 JP1985193533U JP19353385U JPH0528350Y2 JP H0528350 Y2 JPH0528350 Y2 JP H0528350Y2 JP 1985193533 U JP1985193533 U JP 1985193533U JP 19353385 U JP19353385 U JP 19353385U JP H0528350 Y2 JPH0528350 Y2 JP H0528350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- carburetor
- screw
- throttle
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 229920005177 Duracon® POM Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、多連式気化器において、各絞弁を
相互に調整する同調スクリユー、スロツトルスト
ツプスクリユーなどの調整スクリユーに関するも
のである。
相互に調整する同調スクリユー、スロツトルスト
ツプスクリユーなどの調整スクリユーに関するも
のである。
第１図に示すものは従来の多連式気化器の一実
施例で例えば実開昭53−75626号に示す如きもの
である。
施例で例えば実開昭53−75626号に示す如きもの
である。
この場合において、絞弁の同調スクリユーは、
２ケの絞弁開度が、その全閉位置から全開まで相
互に同一位置、同一開度で動かされることが望ま
しく、そのため同調スクリユーによつて調整され
る精度は正確さが要求される。
２ケの絞弁開度が、その全閉位置から全開まで相
互に同一位置、同一開度で動かされることが望ま
しく、そのため同調スクリユーによつて調整され
る精度は正確さが要求される。
ところが、第１図に示すようにスクリユーのゆ
るみ止めのためスクリユーの頭部と、座面との間
にスプリングわ介在させた場合に、スクリユーを
微少回動して調整しても、その位置を設定させる
のが困難であると共に、調整後絞弁を開閉させる
とねじが戻り同調が変わるという問題点があつ
た。これはスプリングの座巻き部とスクリユー頭
部との間の摩擦抵抗、スプリングによるスクリユ
ーの戻り方向の力、スクリユーのねじの遊びなど
を原因とする。
るみ止めのためスクリユーの頭部と、座面との間
にスプリングわ介在させた場合に、スクリユーを
微少回動して調整しても、その位置を設定させる
のが困難であると共に、調整後絞弁を開閉させる
とねじが戻り同調が変わるという問題点があつ
た。これはスプリングの座巻き部とスクリユー頭
部との間の摩擦抵抗、スプリングによるスクリユ
ーの戻り方向の力、スクリユーのねじの遊びなど
を原因とする。
そのため、調整作業は時間がかかり、又熟練を
要するなど極めて生産性が悪い。
要するなど極めて生産性が悪い。
そのため、スクリユー頭部に特別な部品を介在
させたもの（特開昭57−129232号、実開昭56−
86337号）があるが、コストが上昇し、満足する
に至つてない。
させたもの（特開昭57−129232号、実開昭56−
86337号）があるが、コストが上昇し、満足する
に至つてない。
又、実開昭53−75626号で示すようにスプリン
グを使用せずロツクナツトを使用するものでも、
ロツクナツトの締め具合などが精度に大きく影響
し、時間がかかり前記と同じく生産性は悪いもの
である。
グを使用せずロツクナツトを使用するものでも、
ロツクナツトの締め具合などが精度に大きく影響
し、時間がかかり前記と同じく生産性は悪いもの
である。
そこで、本考案においては、ゆるみ止めスプリ
ングの摩擦抵抗を極力減少させ、生産性を害しな
いで問題点の解決をはかつたもので以下その実施
例について説明する。
ングの摩擦抵抗を極力減少させ、生産性を害しな
いで問題点の解決をはかつたもので以下その実施
例について説明する。
第１図は従来の多連式気化器の正面図で、第２
図は第１図のＡ−Ａ部を拡大した断面図で本考案
を通用した実施例を示す。
図は第１図のＡ−Ａ部を拡大した断面図で本考案
を通用した実施例を示す。
第１図、第２図において１，２，３は気化器本
体で、図は３連式気化器を示している。
体で、図は３連式気化器を示している。
４，５，６は絞弁、７，８，９は絞弁軸、１０
は絞弁軸７に固定の絞弁レバー、１１はその同調
スクリユー、１２はそのゆるみ止めスプリング、
１３は中央気化器２の絞弁レバーで、同調スクリ
ユーに当接する部分１３Ａと、スロツトルストツ
プスクリユー１６に当接する部分１３Ｂとを有
し、ケーブルエンド１４が挿入されている。
は絞弁軸７に固定の絞弁レバー、１１はその同調
スクリユー、１２はそのゆるみ止めスプリング、
１３は中央気化器２の絞弁レバーで、同調スクリ
ユーに当接する部分１３Ａと、スロツトルストツ
プスクリユー１６に当接する部分１３Ｂとを有
し、ケーブルエンド１４が挿入されている。
１５は操作ケーブル、１６はスロツトルストツ
プスクリユー、１７はその回り止めスプリング、
１８は絞弁レバー１０と、同じく絞弁レバー１３
の間を張接するスプリング、１９は各気化器を相
互に固定する連装プレート、２０は樹脂製座板で
ある。
プスクリユー、１７はその回り止めスプリング、
１８は絞弁レバー１０と、同じく絞弁レバー１３
の間を張接するスプリング、１９は各気化器を相
互に固定する連装プレート、２０は樹脂製座板で
ある。
以上の構成の下にその作用を説明する。
第１図において向かつて左側の気化器１の絞弁
レバー１０に同調スクリユー１１がねじ込まれ、
その先端部が中央気化器２の絞弁レバー１３の１
３Ａ部に当接している。
レバー１０に同調スクリユー１１がねじ込まれ、
その先端部が中央気化器２の絞弁レバー１３の１
３Ａ部に当接している。
そして絞弁レバー１０と１３Ａとの間に張接ス
プリング１８があり、絞弁レバー１３を同調スク
リユー１１の先端に圧接している。
プリング１８があり、絞弁レバー１３を同調スク
リユー１１の先端に圧接している。
中央気化器２の絞弁と左側気化器１の絞弁の開
度を調整するには同調スクリユー１１を動かし、
調整する。
度を調整するには同調スクリユー１１を動かし、
調整する。
この場合、本考案の同調スクリユーゆるみ止め
スプリング１２は固体潤滑剤、例えば商品名デフ
リツク、ザイランなどをスプリング座巻き部を中
心にその表面に塗布してある。
スプリング１２は固体潤滑剤、例えば商品名デフ
リツク、ザイランなどをスプリング座巻き部を中
心にその表面に塗布してある。
従つて、スプリング座面とスクリユー頭部との
接触面の摩擦抵抗は大巾に低減され、同調後のス
クリユーの戻りがなくなり、同調スクリユーの微
少開度、調整が達成できるのである。
接触面の摩擦抵抗は大巾に低減され、同調後のス
クリユーの戻りがなくなり、同調スクリユーの微
少開度、調整が達成できるのである。
右側気化器３の絞弁と中央気化器の絞弁との同
調方法も同じで、同調関係の部品は符号に「ダツ
シユ」をつけ示す。
調方法も同じで、同調関係の部品は符号に「ダツ
シユ」をつけ示す。
一方、スロツトルストツプスクリユー１６は連
装プレート１９にねじ込まれ、その先端は絞弁レ
バー１３の１３Ｂで示した部位に当接するように
配置され、スロツトルグリツプに連結する操作ケ
ーブル１５を戻し、同調機構の連結部を介して各
気化器の絞弁を全開させたときの位置を調整す
る。この場合においても、そのゆるみ止めスプリ
ングの座面との摩擦により精密な開度調整は困難
となつている。
装プレート１９にねじ込まれ、その先端は絞弁レ
バー１３の１３Ｂで示した部位に当接するように
配置され、スロツトルグリツプに連結する操作ケ
ーブル１５を戻し、同調機構の連結部を介して各
気化器の絞弁を全開させたときの位置を調整す
る。この場合においても、そのゆるみ止めスプリ
ングの座面との摩擦により精密な開度調整は困難
となつている。
第２図に示すものは樹脂製の座板２０をスプリ
ングの両端に配置した例を示す。樹脂製、例えば
商品名「デユラコン」は潤滑機能を有し、従つて
それによつて作られた座板表面の摩擦抵抗は減少
される。
ングの両端に配置した例を示す。樹脂製、例えば
商品名「デユラコン」は潤滑機能を有し、従つて
それによつて作られた座板表面の摩擦抵抗は減少
される。
この樹脂製座板を使用することにより、前記固
体潤滑剤を塗布するのと同一効果を達成すること
ができる。
体潤滑剤を塗布するのと同一効果を達成すること
ができる。
尚、同調スクリユーに樹脂製座板を使用しても
よく、又、必ずしも２枚使用しなくてもよい。
よく、又、必ずしも２枚使用しなくてもよい。
以上のように本考案はスプリングの座面の摩擦
低減という方法によつて精密な同調を必要とする
多連式気化器の絞弁開度調整が簡単に行なえ、機
能の向上と生産性の向上がはかられる。
低減という方法によつて精密な同調を必要とする
多連式気化器の絞弁開度調整が簡単に行なえ、機
能の向上と生産性の向上がはかられる。
第１図は従来使用の多連式気化器の正面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ断面拡大図である。 １，２，３……気化器本体、４，５，６……絞
弁レバー、７，８，９……絞弁軸、１１，１１′
……同調スクリユー、１２，１２′，１７……ゆ
るみ止めスプリング、１５……操作ケーブル、１
９……連装プレート、２０……樹脂製座板。
２図は第１図のＡ−Ａ断面拡大図である。 １，２，３……気化器本体、４，５，６……絞
弁レバー、７，８，９……絞弁軸、１１，１１′
……同調スクリユー、１２，１２′，１７……ゆ
るみ止めスプリング、１５……操作ケーブル、１
９……連装プレート、２０……樹脂製座板。
Claims (1)
- 操作ケーブル１５と直結している気化器２の絞
弁レバー１３と、隣接気化器１の絞弁レバー１０
との間に同調スクリユー１１を介在し、該スクリ
ユーを介して隣接気化器の絞弁を回動させ、かつ
前記操作ケーブル１５に直結する絞弁レバー１３
の全閉位置を調整するスロツトルストツプスクリ
ユー１６を有する多連式気化器において、前記同
調スクリユー１１、及び又はスロツトルストツプ
スクリユー１６のゆるみ止めのスプリングに固体
潤滑剤を塗布し、又は、該スプリングの座巻き面
に、樹脂製座板を介在せしめたことを特徴とする
多連式気化器の絞弁開度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985193533U JPH0528350Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985193533U JPH0528350Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101045U JPS62101045U (ja) | 1987-06-27 |
| JPH0528350Y2 true JPH0528350Y2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=31149641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985193533U Expired - Lifetime JPH0528350Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528350Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0749782B2 (ja) * | 1988-05-31 | 1995-05-31 | 株式会社京浜精機製作所 | バタフライ型多連気化器における絞り弁の同調機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57187U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5884357U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-08 | テイケイ気化器株式会社 | 気化器の絞弁最小開度調節装置 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP1985193533U patent/JPH0528350Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57187U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62101045U (ja) | 1987-06-27 |
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