JP3519174B2 - 多段圧延機のワークロール用チョック装置 - Google Patents

多段圧延機のワークロール用チョック装置

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JP3519174B2 JP14891895A JP14891895A JP3519174B2 JP 3519174 B2 JP3519174 B2 JP 3519174B2 JP 14891895 A JP14891895 A JP 14891895A JP 14891895 A JP14891895 A JP 14891895A JP 3519174 B2 JP3519174 B2 JP 3519174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークに転接して圧延
する少なくとも一対のワークロールと、これらのワーク
ロールに転接しこれらのワークロールを圧下するバック
アップロールとを備えた多段圧延機のワークロール用の
チョック装置に関する。
【0002】さらに特定すれば、本発明はこれら一対の
ワークロールおよびそれらのチョックを一体的なユニッ
ト化し、これらワークロールの剛性を高めるとともに、
これらワークロールの交換を容易とし、またワークロー
ルの周面に凹凸を有するチョック装置を既存の多段圧延
機に装着して表面に凹凸のワークを圧延することもでき
る多段圧延機のワークロール用のチョック装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】圧延機には、多段圧延機と称される形式
のものがあり、従来のこのような多段圧延機は一般に図
1および図2に示すような構造のものである。すなわ
ち、図中の1はこの多段圧延機のベースであり、このベ
ース1の両側にはポスト2がそれぞれ立設されている。
そして、たとえば上下一対のバックアップロール4が設
けられ、これらのバックアップロール4の両側にはこれ
を回転自在に支承しかつ圧下荷重を伝達するための軸受
機構すなわちチョック5が設けられている。そして、こ
れらのチョック5は上記のポスト2に支持されるととも
に、圧下装置3によって互いに近接する方向に圧下され
ている。
【0004】また、これらのバックアップロール4の間
には、上下一対のワークロール6が設けられており、こ
れらのワークロール6の両端部もそれぞれ上記と同様な
チョック7によって支承され、これらのチョック7はそ
れぞれ上記のポスト2に支持されている。そして、これ
らのワークロール6は上および下のバックアップロール
4に転接し、これらのバックアップロール4から圧延に
必要な圧下荷重が伝達され、これらのワークロール6の
間をワークWが通過して圧延される。
【0005】ところで、上記のバックアップロール4の
幅は、圧延可能なワークの最大幅に対応して設定されて
いるが、通常の場合はこれより狭い幅のワークを圧延す
る場合が多く、よってこのワークの幅や圧延作業の種類
等に対応してこれらワークロール6は交換される。一般
にはこのワークロールの幅はバックアップロールの幅よ
り広いが、圧延作業の種類等によっては、これらワーク
ロール6の幅はバックアップロール4の幅よりかなり狭
くしたい場合がある。このような場合には、ワークロー
ル6の両端部からこれらより細径の軸部6aを突設し、
これらの軸部6aを介してこのワークロール6をそのチ
ョック7で支承するようにしなければならない。
【0006】上記のような従来の構造のものは、ワーク
ロール6の幅が狭い場合には上記の軸部6aの長さが長
くなり、これらワークロール6の上下方向およびワーク
の走行方向に対する剛性が低下し、圧延精度が低下する
等の不具合が生じる。このため、従来の多段圧延機はそ
のワークロールの最小幅に制限があり、あまり狭い幅の
ワークロールは装着できない。また、表面に凹凸のある
ワークを圧延しようとする場合には、その単位幅当たり
の圧下力を大きくする必要があるため、このワークロー
ルの幅を極めて狭くしなければならず、従来の平板状の
ワーク圧延用の多段圧延機ではこのような凹凸のあるワ
ークの圧延はできなかった。
【0007】また、これらのワークロール6を交換する
場合には、これら一対のワークロール6を別々に交換す
るので、交換作業や位置調整等の作業が面倒で非能率的
であった。また、圧延の種類によっては、これらのワー
クロールの幅をこのワークの幅と略等しくするととも
に、これらワークロールの側面またはこれらワークロー
ルで圧延されるワークの両側面に転接するサイドロール
を設け、いわゆるタークスヘッドを構成する場合があ
り、このような場合には上記の不具合が一層大きくな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、ワークロールの剛性を高く
し、凹凸のあるワークロールの圧延等、ワークロールの
幅が狭い場合でも圧延が可能であり、またこれらワーク
ロールの交換作業等を容易かつ能率的に行うことができ
る多段圧延機のワークロール用チョック装置を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の多段圧
延機のワークロール用チョック装置は、少なくとも一対
のバックアップロールを有する多段圧延機のワークロー
ルを支承するチョック装置であって、少なくとも両端部
上記の多段圧延機の両側のポストに保持される一体的
な構造の本体ブロックと、この本体ブロック内に回転自
在に支承された少なくとも上下一対のワークロールとを
備えたものである。この本体ブロック内にはワークロー
ル収容部が形成され、このワークロール収容部内に上記
の一対のワークロールが収容される。また上記の本体ブ
ロック内には上記のワークロール収容部の両側に位置し
てワークロールチョック収容部が形成されており、この
ワークロールチョック収容部内に上記のワークロールの
チョックが収容される。また、上記の本体ブロックの上
面および下面には開口が形成され、この開口から上記の
上下一対のワークロールの周面が露出して上記のバック
アップロールに転接し、また、上記の本体ブロックの側
面にはワークが挿通されるワーク挿通孔が形成されてい
るものである。
【0010】また、請求項の発明の多段圧延機のワー
クロール用チョック装置は、上記のワークロール収容部
およびワークロールチョック収容部は上記の本体ブロッ
クの少なくとも上面または側面に開放されており、ま
た少なくともこの開放されたワークロールチョック収容
部に嵌合する保持ブロックが設けられ、この保持ブロッ
クによって前記のワークロールチョック収容部内に収容
されたワークロールチョックが保持されるものである。
【0011】また、請求項の発明の多段圧延機のワー
クロール用チョック装置は、ワークロールチョック収容
部はサイドロール収容部を兼用しており、このワークロ
ールチョック収容部には上記のワークロール側面もしく
ワークロール間で圧延されるワークの側面に当接する
サイドロールが収容されているものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明のチョック装置は、本体ブロッ
クに一対のワークロールがそのワークロールチョックを
介して支承されているので、これらワークロールの両端
部の近傍にワークロールチョックを配置でき、これらの
ワークロールの剛性を高めることができる。したがっ
て、凹凸のあるワークを圧延する場合のようにワークロ
ールの幅が極端に狭くなるような場合でも、これらワー
クロールの剛性を高くすることができる。
【0013】また、これらのワークロールを交換する場
合には、この本体ブロックと一体的にワークロールおよ
びチョックのアセンブリを圧延機から取り外して交換で
き、交換作業が簡単であるともに調整作業等も簡単にな
り、作業が容易かつ能率的となる。
【0014】また、請求項のチョック装置は、ワーク
ロール収容部やワークロールチョック収容部が本体ブロ
ックの少なくとも上面または側面に開されているの
で、このワークロールやチョックをこの本体ブロックか
ら簡単に着脱できる。また、これらワークロール収容部
やワークロールチョック収容部を本体ブロックの剛性の
許す範囲で大きくしておき、また複数の種類の保持ブロ
ックを用意しておけば、共通した本体ブロックに複数種
類のワークロールを選択的に装着することができ、ワー
クロールの種類毎に専用の本体ブロックを製作する必要
がなく、コストを低減することができる。
【0015】また、請求項のチョック装置は、ワーク
ロールチョック収容部がサイドロール収容部を兼用して
いるので、サイドロールをこのワークロールとともに一
体的に装着してユニット化でき、タークスヘッドを構成
する場合でもその交換や調整作業が容易かつ能率的とな
る。
【0016】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図3ないし図9には本発明の第1の実施例を示す。
この実施例のものは、2段の多段圧延機のワークロール
のチョック装置であり、またサイドロールを有するター
クスヘッドを構成しているものである。
【0017】図中の11はこの多段圧延機のベースであ
り、このベース11の両側にはポスト12がそれぞれ立
設されている。そして、たとえば上下一対のバックアッ
プロール14が設けられ、これらのバックアップロール
14の両側にはこれを回転自在に支承しかつ圧下荷重を
伝達するための軸受機構すなわちチョック15が設けら
れている。そして、これらのチョック15は上記のポス
ト12に支持されるとともに、圧下装置13によって互
いに近接する方向に圧下されている。そして、これらの
バックアップロール14の間には、ワークロールのチョ
ック装置20が設けられており、このチョック装置20
は一対のワークロールを一体的にユニット化したもの
で、ワークWを圧延する。そして、このチョック装置2
0は以下のように構成されている。
【0018】このチョック装置20は、本体ブロック2
1を備えており、この本体ブロック21は鋳造または鋼
材を溶接して構成されたもので、図8および図9に示す
ように一体的な構造をなし、高い剛性を有している。そ
して、この本体ブロック21の幅は、この多段圧延装置
の両側のポスト12に直接又はバックアップロールチョ
ック等を介してその両端部が支持されるような十分な幅
を有している。また、この本体ブロック21の両端部の
上下面および両側面にはスペーサ22,23が取り付け
られ、両側面のスペーサ23を介して上記のポスト12
に保持され、また上下面のスペーサ22を介して上下の
バックアップロール14のチョック15に当接し、これ
らと一体的に固定される。
【0019】この本体ブロック21の中央部には、図8
に示すようにワークロール収容部28と、その両側に位
置したワークロールチョック収容部29が形成されてい
る。これらのワークロール収容部28と、その両側に位
置したワークロールチョック収容部29は、この本体ブ
ロック21の上面および下面に開口している。そして、
このワークロール収容部28内には上方から一対のワー
クロール26が収容され、またこれらワークロール26
の両側のワークロールチョック27はワークロールチョ
ック収容部29内に収容されている。なお、これらワー
クロールチョック収容部29の長さ、すなわちワークW
の走行方向の寸法は、上記のワークロールチョック27
の長さと略等しく形成され、これらのワークロールチョ
ック27が密嵌するように構成されている。
【0020】そして、上記のワークロール収容部28お
よびワークロールチョック収容部29の上下には、保持
ブロック30,31,32が嵌合され、図示しないボル
ト等により固定されている。そして、これらの保持ブロ
ック30,31,32により、上記のワークロールチョ
ック27が所定の位置に固定され、これによりこのワー
クロール26がこの本体ブロック21に対して所定の位
置に回転自在に保持されている。なお、上記の一対のワ
ークロール26の周面の一部は、このワークロール収容
部28の上下の開口から露出し、この実施例ではこれら
のワークロール26の周面部の一部はこの本体ブロック
21の上面および下面から少し突出している。そして、
これらのワークロール26に前述の上下のバックアップ
ロール13が転接して圧下荷重を作用させ、これらのワ
ークロール26の間をワークWが走行して圧延がなされ
る。
【0021】また、この本体ブロック21の側面の中央
部には、細長いスリット状のワーク挿通孔33が形成さ
れ、これらのワーク挿通孔33を通してワークWが走行
され、上記のワークロール26の間で圧延される。
【0022】また、上記のワークロール収容部28のワ
ークWの走行方向Aの下流側には、一対の支持ロール3
4が回転自在に取り付けられている。これらの支持ロー
ル34は上記のワークロール26の下流側に転接し、こ
のワークWを圧延する際にこれらワークロール26が受
ける抵抗力を支持するように構成されている。
【0023】また、この実施例では、上記のワークロー
ルチョック収容部29はサイドロールの収容部を兼用し
ており、これらワークロールチョック収容部29内には
左右一対のサイドロール35が収容されている。そし
て、これらのサイドロール35は上記の一対のワークロ
ール26の転接位置の側面に当接し、これらワークロー
ル26で圧延されるワークWの両側面に転接し、圧延す
るワークの上下左右の面を規制したいわゆるタークスヘ
ッドを構成している。
【0024】また、この実施例では、この本体ブロック
21に上記のサイドロール35の位置を調整する左右一
対のサイドロール調整機構36が設けられている。これ
らのサイドロール調整機構36は、ワークWの幅方向に
配置された螺杆37を備え、これらの螺杆37を回転さ
せて螺進させることにより、上記のサイドロール35の
幅方向の位置を調整できるように構成されている。
【0025】また、この実施例では、上記のワークロー
ル収容部28およびワークロールチョック収容部29は
この本体ブロック21の剛性の許す範囲で大きな寸法に
形成され、これらワークロールチョック収容部29内に
収容されたワークロールチョック27は上記の保持ブロ
ック30,31,32によって所定の位置に保持される
ように構成されている。そして、これらの保持ブロック
は、ワークロールの種類に対応して複数種類のものが用
意されている。したがって、この本体ブロック21には
複数の種類のワークロールが装着可能であり、複数の種
類のワークロールに対してこの本体ブロック21が共通
して使用できるように構成されている。したがって、ワ
ークロールの種類毎に専用の本体ブロックを製作する必
要がなく、コストを低減することができる。
【0026】なお、本発明は上記の実施例には限定され
ない。たとえば図10および図11には本発明の第2の
実施例における本体ブロック21aを示す。この本体ブ
ロック21aは、上記のワークロール収容部28および
ワークロールチョック収容部29がこの本体ブロック2
1aの前面すなわちワークの搬送方向Aと対面する側面
に開放されているものである。このものは、この本体ブ
ロック21aの前面側からワークロールやワークロール
チョック、およびサイドロールを挿入し、これらワーク
ロール収容部28およびワークロールチョック収容部2
9に前方から保持ブロックを嵌合してボルト等で固定
し、上記のワークロールチョック等を所定の位置に保持
固定するものである。なお、この第2の実施例は、上記
の点以外は前記の第1の実施例と同様の構成であり、そ
の詳細は省略する。
【0027】さらに、本発明は上記の実施例にも限定さ
れない。たとえば、上記の実施例は単体の本体ブロック
に上側ワークロールおよび下側ワークロールを保持させ
たものであるが、この本体ブロックを上側本体ブロック
と下側本体ブロックとに2分割し、上側ワークロールお
よび下側ワークロールをそれぞれこの上側本体ブロック
と下側本体ブロックに保持させ、これらの上側本体ブロ
ックと下側本体ブロックとを嵌合させて一体的に結合し
たり、また嵌合とボルト等の結合具を併用して一体的に
結合するようにしてもよい。また、この場合には、上側
本体ブロックと下側本体ブロックを上下に摺動自在に嵌
合する構造とすれば、このワークロール用チョック装置
の着脱が容易となる。
【0028】また、たとえば上記のサイドロールは必ず
しも設ける必要はない。また、この本体ブロックにワー
クロール等を保持固定する構造は、必ずしも上記のよう
な保持ブロックで保持固定するのには限定されず、1種
類のワークロールに対して専用の本体ブロックを製作
し、この本体ブロックにワークロールのチョック等をボ
ルト、溶接等により取り付けてもよい。
【0029】また、本発明は周面に凹凸のあるワークロ
ールを使用して表面に凹凸のあるワークの圧延も可能で
ある。この場合には、このワークロールの幅はかなり狭
くしなければならないが、本発明では上記のようにワー
クロールの幅が狭くても十分な剛性を有することがで
き、既存の多段圧延機で表面に凹凸のあるワークを圧延
することも可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明のチョック装置は、本体
ブロックに一対のワークロールが支承されているので、
これらワークロールの両端部の近傍にワークロールチョ
ックを配置でき、これらのワークロールの剛性を高める
ことができる。したがって、圧延の精度を高くすること
ができるとともに、凹凸のあるワークの場合のようにワ
ークロールの幅が狭い場合でもこれらワークロールの剛
性を高く維持し、既存の多段圧延機で凹凸のあるワーク
を圧延することもできる。
【0031】また、この本体ブロックと一体的にワーク
ロールおよびチョックのアセンブリを圧延機から取り外
して交換でき、交換作業が簡単であるともに調整作業等
も簡単になり、作業が容易かつ能率的となる。
【0032】また、請求項のチョック装置は、ワーク
ロール収容部やワークロールチョック収容部が本体ブロ
ックの少なくとも上面または一側面に開放されているの
で、このワークロールやチョックをこの本体ブロックか
簡単に着脱できる。また、これらワークロール収容部
やワークロールチョック収容部を本体ブロックの剛性の
許す範囲で大きくしておき、また複数の種類の保持ブロ
ックを用意しておけば、共通した本体ブロックに複数種
類のワークロールを選択的に装着することができ、ワー
クロールの種類毎に専用の本体ブロックを製作する必要
がなく、コストを低減することができる。
【0033】また、請求項のチョック装置は、ワーク
ロールチョック収容部がサイドロール収容部を兼用して
いるので、サイドロールをこのワークロールとともに一
体的に装着してユニット化でき、タークスヘッドを構成
する場合でもその交換や調整作業が容易かつ能率的とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の多段圧延機の概略的な側面図。
【図2】従来の多段圧延機の概略的な正面図。
【図3】本発明のチョック装置を備えた多段圧延機の概
略的な側面図。
【図4】本発明のチョック装置を備えた多段圧延機の概
略的な正面図。
【図5】図3の5−5線に沿う本発明の第1の実施例の
チョック装置の断面図。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図。
【図8】第1の実施例の本体ブロックの平面図。
【図9】第1の実施例の本体ブロックの正面図。
【図10】第2の実施例の本体ブロックの平面図。
【図11】第2の実施例の本体ブロックの正面図。
【符号の説明】
21…本体ブロック 26…ワークロール 27…ワークロールチョック 28…ワークロール収容部 29…ワークロールチョック収容部 30,31,32…保持ブロック 33…ワーク挿通孔 35…サイドロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 修一 東京都中央区八丁堀二丁目9番1号 日 本金属商事株式会社内 (72)発明者 木村 典生 東京都板橋区舟渡四丁目10番1号 日本 金属株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−15005(JP,A) 特開 平5−57313(JP,A) 特開 平7−124614(JP,A) 実開 昭55−129506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 31/02 B21B 13/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対のバックアップロールを有
    する多段圧延機のワークロールを支承するチョック装置
    であって、 少なくとも両端部が上記の多段圧延機の両側のポストに
    保持される一体的な構造の本体ブロックと、この本体ブ
    ロック内に回転自在に支承された少なくとも上下一対の
    ワークロールとを備え、上記の本体ブロック内にはワー
    クロール収容部が形成され、このワークロール収容部内
    に上記の一対のワークロールが収容され、また上記の本
    体ブロック内には上記のワークロール収容部の両側に位
    置してワークロールチョック収容部が形成されており、
    このワークロールチョック収容部内に上記のワークロー
    ルのチョックが収容されており、また、上記の本体ブロ
    ックの上面および下面には開口が形成され、この開口か
    ら上記の上下一対のワークロールの周面が露出して上記
    のバックアップロールに転接し、また、上記の本体ブロ
    ックの側面にはワークが挿通されるワーク挿通孔が形成
    されており、 前記のワークロール収容部およびワークロールチョック
    収容部は前記の本体ブロックの少なくとも上面または一
    側面に開放されており、また少なくともこの開放された
    ワークロールチョック収容部に嵌合する保持ブロックが
    設けられ、この保持ブロックによって前記のワークロー
    ルチョック収容部内に収容されたワークロールチョック
    が保持されている、 ことを特徴とする多段圧延機のワー
    クロール用チョック装置。
  2. 【請求項2】前記のワークロールチョック収容部はサイ
    ドロール収容部を兼用しており、このワークロールチョ
    ック収容部には前記のワークロール側面もしくはワーク
    ロール間で圧延されるワークの側面に当接するサイドロ
    ールが収容されていることを特徴とする請求項1の多段
    圧延機のワークロール用チョック装置。
  3. 【請求項3】前記のワークロールの周面には凹凸が形成
    されており、これらのワークロールと前記のサイドロー
    ルとで凹凸を有するワークを圧延することを特徴とする
    請求項の多段圧延機のワークロール用チョック装置。
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