JPS5940114Y2 - 連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置 - Google Patents

連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置

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Publication number
JPS5940114Y2
JPS5940114Y2 JP2304778U JP2304778U JPS5940114Y2 JP S5940114 Y2 JPS5940114 Y2 JP S5940114Y2 JP 2304778 U JP2304778 U JP 2304778U JP 2304778 U JP2304778 U JP 2304778U JP S5940114 Y2 JPS5940114 Y2 JP S5940114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling mill
roll chock
casing
tension
stands
Prior art date
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Expired
Application number
JP2304778U
Other languages
English (en)
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JPS54126689U (ja
Inventor
智 上田
基男 浅川
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP2304778U priority Critical patent/JPS5940114Y2/ja
Publication of JPS54126689U publication Critical patent/JPS54126689U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ロール組替えの際の圧延機に組込まれた測
定装置の再調整を不要にした連続圧延機におけるスタン
ド間の張力、圧縮力検出装置に関する。
従来、連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力の
検出装置は1.検出棒の先端を圧延機ハウジングポスト
を介し、ロールチョックに当接させてロールの振れを測
定し、スタンド間の圧延材に作用する張力及び圧縮力を
検出するように設けたものであるが、ロール組替えする
度に、この検出装置も同時に再調整する必要があった。
この再調整操作は、ロールチョック引き抜き時、及び組
み込み時の検出棒の先端に、ロールチョックが当接して
支障をきたさないように、油圧シリンダなどにより後退
させておき、ロール組替え後に、この検出棒を再び元の
位置まで前進させて、検出装置の再調整を行なっていた
しかし、この検出棒を進退させて微調整を行なう際の再
調整作業は、1スタンドにつき上又は下ロールチョック
の4箇所について行なわなければならず、ロール組替え
作業の能率を悪くさせる欠点があった。
この考案は、上記の欠点を解消することを目的とする連
続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置を
提案するものである。
この考案の一実施例を図面について説明する。
第1図に示すように、圧延機ハウジングポスト1に固定
したケーシング2の上下突出部に重ね板ばね3の両端を
ピン15で止めて支持し、このケーシング2の下部に駆
動歯車4と一体で一端をケーシングカバー5の外部に突
出せしめた調整軸6を回動可能に横設し、この駆動歯車
4と噛合可能の従動歯車7の片端面側の軸心に、上記重
ね板ばね3の中央部を嵌合支持するばね受は軸8を螺着
し、他端面側の軸心にロードセル押え金具9と一体に嵌
合可能な逆回転軸10を螺着し、このロードセル押え金
具9と、球面座16を後部に固着し、検出棒12を前部
に固着したロードセル11とを軸線方向の所要間隔の前
後部で係止可能に設け、圧延機ハウジングポスト1の左
右両側面に貫設された穴内に上記検出棒12を進退自在
に支持し、がつこの検出棒12の先端をロールチョック
13の左右両側面にそれぞれ相対向させて設け、ロール
チョック13の端面に切り欠き案内面14を設けてなる
上記調整軸6の一端を外部に取り出したのは、この一端
にハンドル17を着脱自在にして、外部より回動可能に
するためである。
なお、18はケーシングに固定した調整軸の軸受けであ
る。
上記ばね受は軸8は、重ね板ばね3に嵌合可能なコ形状
の嵌合片と従動歯車7に螺着可能にねじ形成した軸とを
一体に固着したもので、重ね板ばね3の一定の押圧力を
軸線方向へ伝達作用させるものである。
又、ロードセル押え金具9は、ケーシング2に固定され
た各係止ボルト19で検出棒12が後退した際の所定位
置の係止作用をさせるもので、球面座16と全面当接可
能に前面を凹状形成する。
そして検出棒12が前進した際の所定位置の係止作用は
、ロードセル11の前面がケーシング2の内部に形成さ
れた係止面20に当接することにより行われる。
又、この検出棒12の進退量は小さく、測定に適するよ
うに予め設定しておく、なお、21は検出棒の軸受けで
ある。
上記ロールチョックの切り欠き案内面14は、ロールチ
ョックの端面隅部を大きく削除して斜面をもたせたもの
で、第2図に示すように、ロール駆動側22のロールチ
ョック13には両端面に設け、ロール抜き取り側23の
ロールチョック13には内方の端面のみに設ける。
今、上記装置を設置した圧延機のロール組替えを行なう
際、検出棒12を後退させることなく、そのままの状態
にして旧ロールを引き抜いて取り出す。
すると、検出棒12は重ね板ばね3の軸線方向の一定押
圧力により前進し、ケーシング内の係止面20にロード
セル11が当接して止まる。
そして、新ロールをそのままの状態で挿入すると、ロー
ルチョックのそれぞれの切り欠き案内面14が両側の検
出棒12.12の先端と接触し後退させつつ挿入するた
め、検出棒12に支障なくロールは挿入される。
このため、検出棒12は測定に必要な一定の押圧力で常
にロールチョックの所定の位置に当接してロールの振れ
を検知し、圧延材の張力及び圧縮力を検出するものであ
る。
又これと同時に駆動歯車4や従動歯車7の調整がなくと
も検出可能ならしめる構造にできる。
なお・、検出棒の調整は最初の設定時において、調整軸
6を回動させて、従動歯車7を介しばね受は軸8と逆回
転軸10とを同時に軸線方向の相対向する方向に進退さ
せ、測定に適した所定のロードセル11の荷重調整を行
なっておくことにより、以後のロール組替え時の再調整
作業を省略することができる。
この考案は上述のごとく、検出棒を常に測定可能な一定
の押圧力を有するようにばね構造を検出装置に活用した
ことにより、ロール組替え時に検出棒を進退させる必要
がなくなり、頻繁に行なわれるロール組替え作業を短縮
化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の検出装置の一実施例を示す一部拡大
縦断面図、第2図はこの考案のロールチョックの形状を
示す概略横断平面図である。 1・・・・・・圧延機ハウジングポスト、2・・・・・
・ケーシング、3・・・・・・重ね板ばね、4・・・・
・・駆動歯車、5・・・・・・ケーシングカバー、6・
・・・・・調整軸、7・・・・・・従動歯車、8・・・
・・・ばね受は軸、9・・・・・・ロードセル押え金具
、10・・・・・・逆回転軸、11・・・・・・ロード
セル、12・・・・・・検出棒、13・・・・・・ロー
ルチョック、14・曲・切り欠き案内面、15・・・・
・・ピン、16・・・・・・球面座々17・・・・・・
ハンドル、18.21・・・・・・軸受け、19・・・
・・・係止ボルト、2゜・・・・・・係止面、22・・
・・・・ロール駆動側、23・・・・・・ロール抜き取
り側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延機ハウジングポスト1に固定したケーシング2の−
    L下突出部に重ね板ばね3の両端を支持し、ケーシング
    内に駆動歯車4と一体で一端をケーシングカバー5の外
    部に突出せしめた調整軸6を回動可能に横設し、この駆
    動歯車4と噛合する従動歯車7の片端面側の軸心に、上
    記重ね板ばね3のばね受は軸8を螺着し、他端面倒の軸
    心にロードセル押え金具9と一体嵌合する逆回転軸10
    を螺着し、ロードセル押え金具9とロニドセル11とを
    軸線方向の所要前後間で係止可能に設け、ロードセル1
    1の前部に固着した検出棒12の先端をロールチョック
    13の左右両側面に相対向するようにそれぞれ圧延機ハ
    ウジングポスト内に進退自在に支持し、ロールチョック
    の端面に切り欠き案内面14を設けた連続圧延機におけ
    るスタンド間の張力、圧縮力検出装置。
JP2304778U 1978-02-23 1978-02-23 連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置 Expired JPS5940114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2304778U JPS5940114Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置

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JP2304778U JPS5940114Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54126689U JPS54126689U (ja) 1979-09-04
JPS5940114Y2 true JPS5940114Y2 (ja) 1984-11-12

Family

ID=28858921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2304778U Expired JPS5940114Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 連続圧延機におけるスタンド間の張力、圧縮力検出装置

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JPS54126689U (ja) 1979-09-04

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