JPS6142642Y2 - - Google Patents

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JPS6142642Y2
JPS6142642Y2 JP12827082U JP12827082U JPS6142642Y2 JP S6142642 Y2 JPS6142642 Y2 JP S6142642Y2 JP 12827082 U JP12827082 U JP 12827082U JP 12827082 U JP12827082 U JP 12827082U JP S6142642 Y2 JPS6142642 Y2 JP S6142642Y2
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rolling
roller
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lever
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JP12827082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧延機の最終圧延ローラより圧延さ
れて出てきた条鋼の未圧延部をさらに整形圧延し
て、一定サイズに調整する条鋼圧延装置の構造の
改良に関するものである。
一般に、圧延ローラによつて条鋼の圧延を行う
場合、圧延ローラと材料との接触面では、いわゆ
る逃げ部を除いて圧延ローラ形状通りの正規寸法
を得ることができるが、圧延ローラに接触してい
ない幅部の自由端では、長手方向に寸法が変動し
やすいため、条鋼を全長に渡つて精密に圧延加工
することが困難である。
かかる問題を解消するため、実開昭55−23207
号公報には、一対のサイジングローラを、圧延機
の最終圧延ローラの出口側に配しかつ該最終圧延
ローラのローラ回転軸に対して垂直な回転軸の回
りに回転自在に支持し、さらに各サイジングロー
ラの回転軸は回転可能な偏心軸に軸心を異ならせ
て連結支持するとともに、上記偏心軸にウオーム
ホイールを固定し、該ウオームホイールを噛合せ
しめてウオームを設けており、該ウオームを回す
ことにより偏心軸を回転させ、各サイジングロー
ラの回転軸を偏心軸の軸心の回りに周回させ、上
記サイジングローラ間の間隔を調整するようにし
たものが提案されている。
しかし、上記構造のものでは、上記最終圧延ロ
ーラにより条鋼に異径部や先端不良部が生じたと
き、上記条鋼の異常を検出しても上記ウオームを
回転させて上記サイジングローラの間隔を開ける
のに時間がかかり、有効に対処することができ
ず、上記条鋼の異径部がローラと接触しローラを
傷つけたり、条鋼の先端不良部がローラに接触し
て条鋼の腰折れが生じたりして、細径圧延材の圧
延が行えないといつた問題があつた。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであ
つて、条鋼に異常を検出したとき、瞬時にサイジ
ングローラの間隔をあけて条鋼の異常部を通過せ
しめ、サイジングローラを傷めずかつ条鋼の腰折
れを防止するとともに、細径圧延材の圧延が行え
る条鋼圧延装置を提供することを目的としてい
る。
以下に、図示の実施例に基いて本考案を具体的
に説明する。
第1図に示すように、条鋼圧延装置13は、圧
延機の最終圧延ローラ1,1の次段に、該圧延ロ
ーラ1のローラ回転軸の軸心2に対して略垂直な
回転軸3の回りで回転する一対のサイジングロー
ラ4,4を配し、上記圧延ローラ1,1から送り
出しガイド5の案内により圧延ラインLに沿つ送
り出せれてきた条鋼に対し、上記一対のサイジン
グローラ4,4の夫々の周面に備えた凹部4aに
より上記条鋼の巾部分の成形を行い、出口ガイド
6の案内により送り出す条鋼の仕上げ成形機構を
形成して構成している。
上記各サイジングローラ4は、第2,3図に示
すように、軸方向上下に軸心の異なる偏心軸3
a,3bを一体成形した回転軸3との間に介装し
た玉受軸7,7によつて回転自在に上記回転軸3
に支持されている。上記玉軸受7は、その外側レ
ース7aが上下一対のベアリングケース8により
支持され、上記外側レース7aの外側にサイジン
グローラ4を上記ベアリングケース8とボルト9
により連結している。一方、上記玉軸受7の内側
レース7bは、上記回転軸3及び偏心軸3a,3
bを外側から覆うスリーブ10によつ支持されて
いる。上記スリーブ10は、上下の偏心軸3a,
3bを覆う部分において、上下一対の支持台11
a,11bに夫々回転可能に支持されている。上
記各偏心軸3aの上端部には角柱部3cを形成せ
しめ、第2レバー12の一端を嵌合固定してい
る。
したがつて、上記サイジングローラ4,4は、
条鋼の未圧延部である幅部の圧延を行えるよう
に、回転軸3は偏心軸3aを回さない限り、支持
台11a,11bに対し一定位置にしたがつてサ
イジングローラ4,4の間隔を一定に保持する一
方、上記各偏心軸3a,3bを回転させ、該偏心
軸3a,3bと一体である回転軸3を偏心軸3
a,3bの軸心回りに周回させることにより、第
4図に二点鎖線で示す如く条鋼の圧延ラインLに
対して対称に回転軸3,3を移動せしめ、一対の
サイジングローラ4,4間の間隔を調整する。
上記構成による条鋼圧延装置13は、第2図に
示すように、駆動シリンダ14と一対の第1レバ
ー15,15と、一対の第2レバー12,12と
より大略構成する制御機構16を備えている。
上記駆動シリンダ14は、空気シリンダもしく
は油圧シリンダ等よりなり、上記一対の支持台1
1a,11bのうち上方の支持台11aの圧延ラ
インLの進み側に、シリンダ用ブラケツト17を
介して、駆動シリンダ14の圧延ラインLの進み
側端部がシリンダ支持用ピン18により垂直面内
で回動自在に軸支されている。そして、そのピス
トン19は、略圧延ラインLに沿つて前後動する
ようにしているとともに、該ピストン19の先端
には、上下方向に開いた二叉部19aを備えてい
る。
また、上記一対の第1レバー15,15のうち
一方の第1レバー15は、第5図に示すように、
他方の第1レバー15のフオーク部15a内に軸
支され、さらに該他方の第1レバー15のフオー
ク部15aを上記ピストン19の二叉部19aに
軸支している。上記各第1レバー15の他端は、
二叉部15bとし、上記第2レバー12の一端を
夫々嵌合軸支している。
したがつて、上記駆動シリンダ14のピストン
19を移動させることにより、第1,2レバー1
5,15;12,12を介して、偏心軸3a,3
aを回転させ一対のサイジングローラ4,4間の
間隔を調整することができるとともに、駆動シリ
ンダ14の空気もしくは油の圧力を変えることに
より、容易にサイジングローラ4,4の圧延力を
変えることができる。
なお、第2図中20,20はストツパであり、
初期位置の位置決め及び第2レバー12,12の
当て止めを行うものである。第6図によく示すよ
うに、上記ストツパ20は、略五角柱体であつ
て、その先端角部を送り出しガイド5の上面プレ
ート5aにストツパ用ブラケツト21を介して軸
支される一方、その厚み方向中央部に貫設した開
口20a内に第2レバー12を貫通させるととも
に、その巾方向中部部に貫設した摺動用溝20b
内に上記第2レバー12に固定した一対のピン2
2,22を摺動自在に支持しかつ該ピン22,2
2を当て止める当接板23を設け、ストツパ後端
よりボルト24にて該当接板23の位置を調節す
るようにしている。したがつて、一対のサイジン
グローラ4,4の間隔を所定間隔に合わせる場
合、まず駆動シリンダ14を駆動してピストン1
9を圧延ラインLの遅れ側に移動させた後、スト
ツパ20のボルト24を調整して当接板23を所
定位置に保持し、次に上記駆動シリンダ14を逆
駆動させ、第2レバー12のピン22を当接板2
3に当て止めしてピストン19の移動を停止せし
め、一対のサイジングローラ4,4の間隔を決定
する。決定後は、駆動シリンダ14の圧力をその
まま一定とすることにより、上記一対のサイジン
グローラ4,4の間隔が保持されるので、ストツ
パ20の当接板23をボルト24によりストツパ
20の最後端まで移動させておき、異常時におけ
る駆動シリンダ14の駆動に伴う第2レバー12
の回転の際、回転の慣性力に伴う第2レバー12
の過度の回転による第1レバー15と第2レバー
12の軸支部等への過負荷を防止するため、第2
レバー12のピン22,22を当接させるように
している。
また、条鋼の異常検出は、従来、一般に、圧延
工程上で行われているものであつて、条鋼の異常
部分をセンサー等の異常検出装置で検出し、上記
条鋼の異常部分が一定時間後に異常検出装置より
条鋼走行側のサイジングローラ間を通過すること
から、検出後、タイマでもつて一定時間後にサイ
ジングローラ4,4間のローラ間を開けるととも
に、各工程上の事故においては、各所にセンサ等
を配設してセンサによる異常検出によりサイジン
グローラのローラ間隔を開けるようにする。上記
条鋼の異常は条鋼の異常径でもつて判断し、この
異常径を上記異常検出装置で検出する。この異常
径の検出による条鋼の異常の判断自体は特開昭55
−94712号公報中に示される如く一般的技術であ
る。
上記構成による制御機構16は、以下の如く作
動する。
圧延機の最終圧延ローラ1,1より押し出され
た条鋼に異径部が生じていたり、条鋼の先端に不
良部があるときなど、センサー等の異常検出装置
により条鋼に異常を検出したときは、瞬時に、駆
動シリンダ14を駆動してピストン19を第2図
中二点鎖線で示す初期位置11から同図中実線で
示す退避位置1まで移動させる。上記ピストン1
9の移動に伴い一対の第1レバー15,15及び
第2レバー12,12が同期して移動し、該第2
レバー12,12により偏心軸3a,3aを夫々
回転させ、一対のサイジングローラ4,4の間隔
を開き、条鋼の異径部を上記サイジングローラ
4,4に略接触させることなく通過させる。通過
後、すぐに駆動シリンダ14を逆駆動させること
により、サイジングローラ4,4の間隔を狭め所
定の間隔に戻して再び条鋼の圧延を開始する。
なお、上記実施例では一対のサイジングローラ
について延べたが、複数対設け、夫々もしくは一
度に全部を制御しうるようにしてもよい。
上記実施例に詳記した如く、本考案に係る条鋼
圧延装置は、圧延機の最終圧延ローラから押し出
される条鋼の異常径を異常検出装置で検出したと
きに、瞬時に、駆動シリンダを駆動して第1レバ
ー及び第2レバーを介してサイジングローラ間の
間隔を広げる制御機構を備えたので、サイジング
ローラを傷めずかつ条鋼の腰折れを防止するこて
ができ、サイジングローラの寿命が伸びるととも
に細径圧延材の精密圧延が可能となる。すなわ
ち、駆動シリンダの前後動により第1、第2レバ
ーを介して、回転軸を回転させるので、第1、第
2レバーによるリンク機構(トグル機構)に遊び
が少なく、ローラ間の間隔を精度良く調整するこ
とができ、例えば0.1mm程度の微調整も行える。
また、上記駆動シリンダの圧力を変えることによ
り容易に圧延力が変えられるとともに、リンク機
構及び偏心軸を併用したことにより、小さな駆動
力で大きな圧延力を得ることができる。すなわ
ち、第1、第2レバーによりトグル機構が構成さ
れるので、条鋼よりローラ回転軸に作用する反力
に対して抵抗力が生じ、駆動シリンダの容量が小
さくても十分に上記反力に対抗できる。さらに、
サイジングローラの軸方向調整を併用することに
より、よりよい精密圧延が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る条鋼圧延装置の側面図、
第2図は第1図に示す条鋼圧延装置の要部平面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
第1図の−線断面図、第5図は第2図の−
線断面図、第6図は第2図の−線断面図で
ある。 1……最終圧延ローラ、3……回転軸、3a,
3b……偏心軸、4……サイジングローラ、12
……第2レバー、13……条鋼圧延装置、14…
…駆動シリンダ、15……第1レバー、16……
制御機構、19……ピストン、L……圧延ライ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧延機の最終圧延ローラ1の出口側に配置さ
    れ、該最終圧延ローラのローラ回転軸に対して略
    垂直な回転軸の周りに回転自在に支持された一対
    のサイジングローラ4,4を備え、各サイジング
    ローラ4の回転軸3を回転可能な偏心軸3a,3
    bに軸心を異ならせて連結支持してなる条鋼圧延
    装置において、 条鋼の移動方向にピストン19を前後動させる
    駆動シリンダ14と、各一端が該駆動シリンダ1
    4のピストン19に軸支された第1レバー15
    と、該各第1レバー15の他端にその一端が軸支
    される一方他端が上記各サイジングローラ4の偏
    心軸3aに固定された第2レバー12と、上記条
    鋼の径寸法の異常を検出する異常検出装置とを設
    けて、該異常検出装置で条鋼の径寸法の異常を検
    出したときに、上記駆動シリンダを駆動し第1,
    2レバーを介して上記一対のサイジングローラ間
    の間隔を広げて条鋼の異常部を通過させる制御機
    構を構成したことを特徴とする条鋼圧延装置。
JP12827082U 1982-08-24 1982-08-24 条鋼圧延装置 Granted JPS5949407U (ja)

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JP12827082U JPS5949407U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 条鋼圧延装置

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JP12827082U JPS5949407U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 条鋼圧延装置

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JPS5949407U JPS5949407U (ja) 1984-04-02
JPS6142642Y2 true JPS6142642Y2 (ja) 1986-12-03

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JP12827082U Granted JPS5949407U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 条鋼圧延装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032323Y2 (ja) * 1985-01-28 1991-01-23
JP7316842B2 (ja) * 2019-05-29 2023-07-28 寿産業株式会社 サイジングローラーガイド装置及びサイジング方法

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JPS5949407U (ja) 1984-04-02

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