JPH0243167A - 紙葉束の搬送装置 - Google Patents

紙葉束の搬送装置

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JPH0243167A
JPH0243167A JP63191053A JP19105388A JPH0243167A JP H0243167 A JPH0243167 A JP H0243167A JP 63191053 A JP63191053 A JP 63191053A JP 19105388 A JP19105388 A JP 19105388A JP H0243167 A JPH0243167 A JP H0243167A
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plate
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conveying
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Yoji Shibata
柴田 洋二
Toshifumi Mochizuki
望月 敏文
Yoshito Momota
百田 義人
Yusuke Asao
浅尾 雄介
Tetsuya Aiyama
哲也 相山
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NEC Corp
Nippon Seimitsu Kogyo KK
NEC Computertechno Ltd
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NEC Corp
Nippon Seimitsu Kogyo KK
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は紙幣、帳票、カードその他の紙葉を立位状態で
束状に支持し所定位置に移送する紙幣取扱機等における
紙葉束の搬送装置に関する。
(従来技術) 一般にこの種の搬送装置は、アーム状のフロントサポー
トとリアーサポートで紙葉束を前後から挟持しながら所
定位置に移送し、次の処理工程に引き渡した後このフロ
ントサポートとリアーサポートが元のホームポジション
位置に戻り、次の紙葉束を再び移送するようになってい
る。リアーおよびフロントサポートで送り出された紙葉
束はバックアップ手段により目的位置で受は止められる
従来、このバックアップ手段はガイド上に円弧軌跡で回
動して起伏し、倒伏状態で紙葉束の搬送通過を許容し、
目的位置でリアーサポートが後退するのと同時に起立し
てその背面を受は止める構造となっている。
(発明が解決しようとする課題) この種の紙葉束移動装置においては、紙葉束を送り出し
たリアーおよびフロントサポートと目的位置で紙葉束を
受は取って保持する手段(バックアンプ手段)との受は
渡しが問題となる。即ち紙葉束を整列状態を乱すことな
く整然と受は渡しする為には紙葉束を搬送した背面のリ
アーサポートと目的位置で紙葉束背面を受は止めるバッ
クアップ手段との交代動作がスムーズにかつ迅速に行わ
れなければならない。
ところが従来の装置では、前述の如く、バックアップ手
段はガイド上に円弧軌跡で回動して起伏し、倒伏状態で
紙葉束の搬送通過を許容し、目的位置でリアーサポート
が後退するのと同時に起立してその背面を受は止める構
造である為、リアーサポートが後退してからバックアッ
プ手段が紙葉背面を受は止めるまで時間を要し、その間
に紙葉束が倒れてしまうおそれがあった。
そこで紙葉背面の一部をリアーサポートの支持部とし、
他の部分をバックアップ手段の支持部として両機構部が
同時に紙葉束冑面を支持したのち、リアーサポートが後
退するようにすることも考えられるが、その場合であっ
ても確実に紙葉束を支持して搬送或いは目的位置で受は
止める為にはなるべく紙葉束全面で支持する方が確実で
あり、また迅速に受は渡す為にはバックアップ手段の起
伏運動がスムーズであることが必要である。
本発明は上記の点に鑑み、紙葉束の搬送目的位置でその
背面を支持するバックアップ手段が、搬送ガイド上に倒
伏して紙葉束の移送をガイドする姿勢から、起立してそ
の背面を支持する姿勢に迅速かつ円滑に移行することが
でき、以って紙葉束を立位状態で確実に目的位置に移送
することの可能な紙葉束の搬送装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る紙葉束の搬送装置は、紙葉束を立位状態で
前後からリアーサポートとフロントサポートとで保持し
て目的位置に移送し、この紙葉束の搬送方向背面をバッ
クアッププレートで支持する際、このリアーサポートと
バックアッププレートとの交代を、該リアーサポートは
搬送ガイド上を前後に進退せしめバックアッププレート
は搬送ガイド上に起伏自在にすることによって行わせ、
このバックアンププレートの起伏を搬送方向先端の起立
位置から搬送方向後方に進むに従って略半楕円軌跡を措
いて搬送ガイド上に倒伏せしめて該バックアッププレー
トの背面で搬送紙葉束をガイドするようにしたものであ
る。
(作用) 本発明においては、前記フロントおよびリアーサポート
で紙葉を搬送するときには倒伏姿勢のバックアッププレ
ートの背面が搬送ガイドとともに紙葉束の全面を受けて
ガイドし、紙葉束が目的位置に到達した段階ではバック
アッププレートが半楕円軌跡で搬送方向に前進しながら
起き上がって紙葉背面を支持し、これと相前後してリア
ーサポートが後退し紙葉束から離脱する。かかる過程で
バックアッププレートはその下端支承部が搬送方向と同
方向に移動しながら回転し先端部(紙葉保合部位)が半
楕円軌跡で起立し、あたかも搬送する紙幣を後方から追
いかけるようにして支持し、迅速な起伏運動を行うこと
となる。
(実施例) 次に、本発明を紙幣自動取扱い装置(以下ATMという
)に採用した実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は前記ATVの全体側面図で、図示のものは接客
部3、鑑別部5、表裏揃え部7、リサイクルスタッカー
9.11、取忘れリジェクトボックス13、精査補充金
庫15とから構成され、接客口4で紙幣の支払い(払戻
し)をすることも、また受付け(預金)をすることも可
能で、預金された紙幣を循還して支払う所謂リサイクル
式ATMの例である。
上記の構成各部は図示の如き搬送経路で紙幣を流通する
ように連結しであるが、各経路について説明すると、支
払い系(紙幣の払戻し系)は、接客口4で預金者がカー
ドを挿入し引出金額を指示すると、別に構成されている
図示しない中央処理装置がこれを引き受けて図示のAT
Vに支払いを指示する。この指示信号を受けて金種別に
準備されているリサイクルスタッカー9,11から紙幣
Pを分離手段8.10で分離して繰り出し、経路51.
53から経路19を経て鑑別部5に導く。
鑑別部5では繰出し枚数カウントと、紙幣の真偽判別お
よび損券判別と、多枝送り判別(ダブルフィード)とを
行い、多枝送り、損券、偽券は経路21.35.57を
経て経路59からリジェクトボックス13に収容する。
正券は経路21,23゜31を経て整列部6に収容し、
すべての支払紙幣が準備された段階で接客口4にブロッ
ク搬送して預金者がこれを取り出して取引を終了するよ
うになっている。
次に紙幣を受は付ける預金系は、預金者が接客口4に束
状に紙幣をセットすると、取込み分離部41でこれを1
枚づつ分離して経路17に送り、経路19を経て鑑別部
5に送り、鑑別部5で真偽判別、損券判別、多数(重送
)判別を行い、不適正な紙幣は経路21.23を経て経
路31から整列部6に送り、−時ストックした後、接客
口4から預金者に戻すようになっている。また正券はこ
の鑑別部5で金種判別と、金種別枚数カウントと、表裏
判別とを行い、経路21.23を経て経路25から表向
きの券は経路27に、裏向きの券は経路29に導かれ表
裏揃え部7にストックされる。
表裏揃え部7から分離手段71で表裏を揃えた紙幣を1
枚づつ分離して繰り出し、経路33.19を経て再び鑑
別部5に送り、前述と同様の鑑別を行って経路21から
経路35に送り、経路43゜45から金種に応じて経路
47.49を経てリサイクルスタッカー9.11に収容
するようになっている。
かくして紙幣は接客口4とリサイクルスタッカー9.1
1との間で入金および出金の業務を行うこととなるが、
リサイクルスタッカー9.11に紙幣を補充する場合あ
るいはこれを取り出す場合に、このスタッカー9.11
に直接出入れする場合には補充した枚数あるいは取り出
した枚数を確認しなければならないことは勿論、損券の
確認、表裏の確認、金種の確認等面倒かつ緻密な作業を
余儀なくされる。そこで図示のものはリサイクルスタッ
カー9.11とは別に金庫15が設けてあり、金庫15
に紙幣を投入すれば該金庫に付属した分離手段16で1
枚づつ分離して経路55に送り、経路19から鑑別部5
に送り、損券であれば前述の経路21.35から経路5
9に送りリジェクトボックス13に収納する。そして正
券は経路21.23.25から表向き券は経路27に、
裏向き券は経路29に送って表裏揃え部7で表裏を揃え
、再び鑑別部5で金種別にカウントし経路21.35,
43.45を経て経路47または49から金種別のリサ
イクルスタッカー9.11に収容する。
リサイクルスタッカー9.11から金庫15に紙幣を回
収する場合は、各スタッカー9,11から1枚づつ分離
して繰り出した紙幣を経路51または53から経路19
に送り、鑑別部5で金種別にカウントして経路21.3
5から経路57.61に送って金庫15に収納するよう
になっている。
尚、以上説明した分離手段はいずれも、紙幣を起立状態
で収容し、この紙幣の背面を押し出しながら前面部に設
けたキックローラで順次繰り出し、互いに圧接したロー
ラ対に送り、このローラ対を静止したローラと給紙方向
に回転するローラとで1枚づつ分離するものを図示しで
ある。
以下、各部の構成について簡単に説明する。まず接客部
3は、預金者が紙幣を出入れするボックス60およびそ
の開閉蓋(シャッター4a)および取込み分離部41お
よび整列部6で構成され、紙幣を束状にボックス内に投
入すると、この紙葉束を取込み分離部41に移動し、こ
の分離部で1枚づつ分離して鑑別部5に送る。またリサ
イクルスタッカー9.11から繰り出された紙幣は鑑別
部5を経て整列部6に集積される。整列部6に集積され
た紙幣はエレベータ状に上昇してボックス60にシフト
され、預金者が接客口4から取り出すようになっている
表裏揃え部7は、鑑別部5で表裏判別された紙幣が経路
25で表向き経路27と裏向き経路29とに分岐されボ
ックス状の集積部72に排紙ローラ73,74で送り込
まれる。1回の取引券すべてが集積されると分離手段7
1で分離して経路33から繰り出す。
鑑別部5は、紙幣の真偽、表裏、金種、損券、重送(多
枝の重なり)を判別し、同時に金種毎に枚数をカウント
し、中央処理装置に情報を伝達し、また各部の制御情報
を信号伝達する。
リサイクルスタッカー9.11は金種毎に準備されてお
り、図示のものは1 、000円券ε10,000円券
ε1取引き金種とし、5,000円券ε1金券として受
は付けるが鑑別部5でこれを判別すると直接金庫15に
収容する。その為リサイクルスタンカー9.11は2つ
同一構造体で準備してあり、紙幣を収納するボックス状
の収納枠の一端に繰出し分離手段8および10が、他端
に取込み手段65゜66が設けてあり、分離手段8.1
0側に紙幣を圧接するバンクアンプ手段67.68と取
込み手段65.66側に紙幣を保持するサポート手段6
9.70が設けてあって、このリサイクルスタッカー内
で支払い用の紙幣と入金受付は紙幣とが左右に区別して
保管管理され、支払い側紙幣(第1図左側ストック)が
無くなったとき入金側紙幣(第1図右側ストック)から
紙幣を移送するようになっている。従って機械トラブル
等でミスが発生した場合にはこのリサイクルスタッカー
をチエツクすればその直前に受は付けられた紙幣が判別
する仕組になっている。
取忘れリジェクトボックス13は、鑑別部5で損券とし
て識別された紙幣を収納するのと同時に接客口4に預金
者が忘れた紙幣を検知して鑑別部5を介して戻し込むよ
うになっている。そしてこのボックスは紙幣を損券用と
取忘れ用とに区別して収納するようになっている。
金庫15は、前述の機能即ち紙幣補充時および回収時の
精査(金額カウント、表裏揃え、損券発見、金種区分け
)を行うのと同時に、支払い紙幣から除いである5、0
00円券ε1納する。更にリサイクルスタッカー9,1
1に支払うべき紙幣が足りないとき自動的にこれを補充
したり、逆にリサイクルスタッカー9,11に預金紙幣
が満されたときにオーバフロースタンカーとして該金庫
に収納するようになっている。またこの金庫15もリサ
イクルスタ・ンカーと同様に第1図左側ストックに補充
用紙幣、右側ストックに回収紙幣が収容される。
かかる装置に本発明を採用した場合について説明すると
、図示実施例のものはリサイクルスタッカー9(同スタ
ッカー11も同一構造の為説明を省く)に前述の如くそ
の右側端に入金および補充紙幣をストックし、左側端に
出金用紙幣をストックしていて、出金側が足りなくなる
と右側ストックから紙幣をブロック搬送して補充する構
造である。
このリサイクルスタッカー9は第2図で示すように紙幣
を立位状態で収納するボックス状の収納枠100の先端
側に流出口101、後端側に流入口102が準備され、
流出口101には第1図で説明した分離手段8がキック
ローラ103、給紙ローラ104、分離ローラ105で
準備され、キックローラ103は先頭紙幣と圧接してこ
れを流出口101側に押し出し、給紙ローラ104と分
離ローラ105とは互いに圧接して給紙ローラ104は
図示右回転し分離ローラ105は静止して2枚目以降の
紙幣の流出を防止して一枚づつ分離するようになってい
る0分離された紙幣は給紙ローラ104に圧接し流出口
101へ向けてピンチローラ106で引き出されるよう
になっている。
後端側の流入口102には羽根車107から成る取込み
ローラ65が設けられ第1図の経路47からの紙幣を無
端ベルト115で羽根車107に引き渡すようにそれぞ
れが配置されている。この羽根車107は通常知られて
いる渦巻き状に放射配置された複数のフレキシブルな羽
根で構成され、各羽根の間に紙幣を挾んで保持しながら
回動し所定位置で放出すると同時にこの紙幣を次の羽根
が送り出すようになっている。そして紙葉束は、流出口
101側ではその背面から圧接するバックアッププレー
ト10日でキックローラ103との間に挾まれて支持さ
れ、流入口102側では流出口101に向う前面をフロ
ントサポート109(前述のサポート手段)で、また背
面を係止ストツバ−110で支持され、それぞれ区画し
て保管される。このように流入口102側に保管しであ
る紙幣を流出口101側へブロック搬送して支払い紙幣
を補充する為、リアーサボー)111(第5図)とフロ
ントサポート109との間に紙幣を挾んで移送するよう
この両サポート111,109は左右動自在に構成され
ている。以下にブロック搬送の構造について詳述する。
バ・・クアッププレートの 1 第2図に示す如く立位状態の紙幣束を背面から押圧支持
するのに通した形状のバックアッププレート108は、
第3図に示すように軸状ステム112に後述のブロック
123を介して嵌合支持され紙幣の収納枠100を形成
する底面ガイド板120に沿って左右動自在になってい
る。そしてこのバックアッププレート108はスプリン
グ121で常時流出口101側(第3図左側)のキック
ローラ103に紙幣を圧接するよう付勢されていると共
に、モータMに連結したタイミングベルト122に設け
た係合爪122aの流入口102方向(第3図右側)へ
の走行で上記付勢スプリング121に抗しオバックアッ
ププレート108を同時に移動するよう係合しである。
そしてタイミングベルト122に固定した係合爪122
aは第3図左端の待機位置ではバックアッププレート1
0Bから離れ出金用紙幣の収納領域!、の範囲では該プ
レート108は付勢スプリング121の作用でのみ紙幣
を押圧する。即ちこのバックアッププレート10Bは図
示領域11の範囲で紙幣をバックアップするよう起立状
態で付勢スプリング121によって前進し、タイミング
ベルト122によって後退するが、この領域i!、1を
超えて後退すると底面ガイド板120の下側に潜伏する
ようにしである。つまり前記軸状ステム112に摺動自
在に嵌合したブロック123にバックアッププレー)1
08が軸124の廻りに旋回可能に支承しであると共に
、このブロック123に軸承した扇形ギア125とプレ
ート108の基端に固定したピニオン126とが噛合し
ており、扇形ギア125と噛み合うラック127が11
を超えた図示位置でフレームに固定して設けである。
フ゛ロック123とプレート10Bとの間には1亥プレ
ートを常時起立方向に付勢するスプリング128が設け
てあり、扇形ギア125がラック127と噛み合うと該
扇形ギアが第3図で時計方向に回転しこれに噛合したピ
ニオン126が反時計方向に回転しスプリング128に
抗してプレート108を軸124のまわりに反時計方向
旋回動させて倒伏させる。この状態でバックアッププレ
ート108の背面108aは底面ガイド板120と面一
となって後述する紙幣のブロック搬送のガイドとなる。
フロントサポートの ″ 第2図において右端の入金紙幣を保管するフロントサポ
ート109は第4図の如き構造になっている。第1図で
述べた経路47から無端ベルト115で搬送されてきた
紙幣は羽根車107の条間に侵入保持されて収納枠10
0の底面ガイド板120に突き当るまで送られ、このガ
イド板上に起立して整列し次の羽根がこれを前方に押し
込むが、収納紙幣の量が増えるに従って紙幣の最前列を
支持しているフロントサポート109も徐々に前進(歩
進)する必要と同時に紙幣束を流出口101側に移送シ
フトする必要がある。そこで図示のフロントサポート1
09は軸状ステム129(第5図)に嵌合支持され左右
往復動自在のキャリッジ130に軸承してあり、このフ
ロントサポート109は下位側の第1のフロントサポー
ト109aと上位側の第2のフロントサポート1O9b
とで紙幣束前面の上下を支持するよう分離した2つのア
ーム状部材で構成しである。この第1と第2のフロント
サポート109a、109bは基端部を軸131でキャ
リッジ130に摺動自在に軸承してあり、紙幣の前面上
下を当接保持し上方に回転して紙幣から離脱するように
なっている。
第1のサポート109aは左右のアーム部分に左右分離
した紙幣保持レバー132が延設してあり紙幣の左右と
当接して支持する0図示のものはこのレバーに紙幣表面
に沿って転勤するローラ132aが遊嵌しであると共に
、紙幣の下端部を支持する垂下片132bが同様にレバ
ー132に遊嵌しである。この垂下片132bには第4
図の姿勢を保持するバネ133が懸けてあり紙幣下端部
が折れ曲るのを防止している。133bはバネ133の
係止用を兼ねた突起である。
一方策2のサポート109bは第1のサポートと同様に
左右のアーム部分にレバー134が設けてあり、このレ
バーに紙幣表面に沿って転勤自在の軸カラーから構成し
たローラ135が遊嵌しである。
フロントサポートの 上記構成のフロントサポート109は第2図の2!間で
経路47(第1図、既述)から送られて来る紙幣を立位
状態で保持し、図示13間で紙幣をブロック搬送し、2
1間で前述のバックアッププレート108に引き渡し、
その後右端部に復帰して次に流入してくる紙幣を保持す
る。その為フロントサポート109は図示2□間では集
積する紙幣量に応じて歩道運動し、23間では後述する
バックアッププレー)10Bとともに紙幣を立位状態で
支持してブロック搬送し、21間では紙幣から離脱して
バックアッププレート108に引き渡し、再び右端部に
復帰してIl、、間で次に流入してくる紙幣を保持する
。その為フロントサポート109には第5図に示す右端
側のホームポジシランに付勢するスプリング136と、
23間で歩進しながらその位置を保持させるラチェット
ロック機構137aと、21間で上記付勢スプリング1
36の復帰力を解消して後述するリアーサポート111
と前述のバックアッププレート108との入れ換えを行
わせる為その位置を保持させるラチェットロック機構1
37bと、l1間でフロントサポート109を最前列の
紙幣から離脱させる解除手段138(第4図)とを備え
である。
第5図に示す付勢スプリング136はその一端がフロン
トサポート109の前記キャリッジ130に、他端が後
述するリアーサボー)111の駆動用プーリ131に巻
回固定しである。従ってフロントサポート109はその
キャリッジ130と一体に常にこの付勢スプリング13
6で右端のホームポジション位置に付勢されるがリアー
サポート111のプーリ131に基端部が巻回されたス
プリング136は図示l、の区間でほぼ均一な引張り力
が作用するようブーりの回転に伴なってその全長が伸縮
することとなる。そしてフロントサボ−1109のキャ
リッジ130にはラチェットホイール139とラチェツ
ト爪140が取り付けてあり、このホイール139が噛
合するラック141が前記Itsと1!1の区間に設け
てあり、区間2゜の部位には設けていない、ラチェット
機構は、第5図で左回転(反時計方向)は許容するが右
回転は許容せず付勢スプリング136の復帰力(ラチェ
ットホイールの右回転)に抗してその位置を保持するよ
うに構成されている。尚図示のラック141は鎖線で示
すように手動レバー142でラチェットホイール139
から噛合解除することができる。これは、紙詰りなどで
フロントサポート109を左側に移動したときその位置
にロックされる為右端のホームポジシコンに復帰させる
ことができなくなるので、手動レバー142でロック(
ラチェット噛合)を解除し付勢スプリング136で復帰
させるようにするためである。
一方、第1のフロントサポート109aにはピン143
が第4図、第6図に示すように突設してあり、このピン
143に係合するカム板144がフレーム側に固定して
あり、このピンがカム板144の上面を滑動して復帰し
下面を滑動して前進するように規制する。なおりム板1
44は前記l、の区間に設けである。従ってフロントサ
ポート109は、軸131を中心に上方に回転自在であ
るが、ピン143がカム板144の下面と係合して前進
するときは上方への回動が阻止され紙幣前面を支持しな
がら移動し、第2図左端に紙幣を移動した後上記ピン1
43はカム板144の拘束を解かれ上方への運動が許さ
れる。そこでこの左端にはロータリソレノイド145に
連結した解除手段138があり、この解除手段138を
第6図(ハ)の状態から(ニ)の状態に動作させれば該
手段と係合する前記ピン143がカム′fIi、144
の上面に沿う位置まで持ち上げられる。この時第1のフ
ロントサポート109aはこれに植設しであるピン14
3が解除手段138で持ち上げられるから紙幣前面から
徐々に離れ、次いで第2のフロントサポート109bを
持ち上げるよう該第2のサポートに係合する突起133
bが第1のサポート109aに設けである。
更に第11第2のサポート109a、109bが上方に
持ち上げられると、ピン143がラチェツト爪140を
ホイール139から離脱させ、第1、第2のサポート1
09a、109bは付勢スプリング136の働きで復帰
方向に移動を開始し、ピン143がカム板144の上面
に乗り上げてこれに規制され、第1、第2のフロントサ
ポート109a、109bは上方に持ち上げられたまま
の状態で復帰する。フロントサポートが右端のホームポ
ジションに戻ると、ピン143がカム板144の上面か
ら外れその自重で第1.第2のフロントサポート109
a、109bは第6図(イ)の状態に復帰する。
リアーサポートの ′ 上記横道のフロントサポート109とともに紙幣束を前
後から拘束して所定位置に搬送するリアーサポート11
1は第5図に示すように紙葉束の左右に一対設けられ、
それぞれ搬送方向に配置されたステム150,151に
摺動自在に嵌合され、同じくステム150,151と平
行して走行するタイミングベルト152.153に固定
してあり、このベルト152,153は同一の駆動軸1
54に懸けられ、正逆転モータ155に連結されている
。そして駆動軸154の右回転で図示左側に走行して紙
葉束を搬送し、逆に左回転で右側のホームポジションに
復帰するようになっている。
勤立脱里 第1図において先に説明したようにリサイクルスタンカ
ー9,11と接客口4との間では紙幣の入金処理および
出金処理が鑑別部5を介して繰り返されることとなるが
、リサイクルスタッカー9゜11は払い戻しの紙幣束と
、入金された預金紙幣とを左右に区別したブロック毎に
保管してあり、左側の払戻し用紙幣が少なくなったとき
、および収納されている全紙幣を金庫15に回収すると
きには右側の預金紙幣ブロックから左側の払戻し用流出
口101側に向けてブロック搬送する。その搬送指示は
鑑別部5で流出紙幣と流入紙幣とを金種別にカウントし
て内部に保管されている紙幣を中央処理装置で管理し、
ATVに指示するようになっている。この指示があると
、リアーサポート111の駆動用の正逆転モータ155
が繰出方向の第5図右側に駆動軸154を回転させる。
するとリアーサポートは第2図左側に走行し、ストッパ
ー110を押し下げて紙葉束の背面に当接しこれを押し
進める。するとフロントサポート109も同様に左側に
押し出され紙葉束を挾んで支持しながら搬送する。紙葉
束がキックローラ103に接する所定位置まで到達する
と、フロントサポート109のリミットスイッチPR1
4がこれを検知しモータ155を停止すると同時にロー
タリソレノイド145を作動させ、解除手段138を第
4図時計方向に回転させる。そこでフロントサポート1
09のピン143がけり上げられ軸131を中心に該サ
ポート109は上方に跳ね上げられ紙葉束の最前列から
離脱する。この後正逆転モータ155を逆回転させると
リアーサポート111はホームポジション位置に復帰動
作を開始し、フロントサポート109はピン143がカ
ム板144上に乗りスプリング136の付勢力でホーム
ポジション位置に戻る。
以上の構成において本発明は、紙葉束の搬送方向背面を
支持するリアーサポート111を搬送ガイド(前記実施
例の底面ガイド板120)に沿って搬送方向前後に進退
する構造とする。そして搬送目的位置(第2図左側端)
に準備された紙葉背面を支持するバックアッププレー1
−108を底面ガイド板120上に起伏自在に設ける0
図示実施例のものは軸124を中心に回転自在に支持し
である。更にこのバックアッププレートlO8の起伏を
搬送方向先端の起立位置(第3図左端)から搬送方向後
方に進むに従って略半楕円軌跡(第3図点線で示す)を
措いて底面ガイド板120上に倒伏せしめ、このバック
アッププレート108の背面108aで搬送紙葉束をガ
イドするようにしたものである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、リアーサポートで
紙葉束壱押し出すように搬送し、目的位置で搬送方向背
面をバックアッププレートで受は止め支持する際に、ま
ずリアーサポートは搬送方向前後に搬送ガイド(底面ガ
イド板)に沿って移動するので、搬送および復帰の運動
が高速で行える。また目的位置ではバックアッププレー
トが前記搬送ガイド上に倒伏してその背面で紙葉束を確
実にガイドし、目的位置に到達したのちは搬送方向に向
って半楕円軌跡を描きながら起立して紙葉背面を受は止
めるから、バックアッププレートの起立動作は紙葉束が
目的位置に到達する直前にすでに開始することも可能で
迅速かつ紙葉束の整列を乱すことなく搬送することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の1実施例を示したものであっ
て、第1図はリサイクル式ATVの全体側面図、第2図
はリサイクルスタッカーの全体側面図、第3図はバック
アッププレートの起伏動作状態を示す拡大側面図、第4
図はフロントサポート部分の斜視図、第5図はリアーサ
ポートの駆動機構部の斜視図、第6図(イ)〜(ニ)は
フロントサポートのブロック搬送、リターン動作を示し
た側面図である。 1・・・ATM、3・・・接客部、5・・・鑑別部、7
・・・表裏揃え部、 9.11・・・リサイクルスタッカー 13・・・取忘れリジェクトボックス、15・・・精査
補充金庫、 67.68・・・バックアップ手段、 69.70・・・サポート手段、 10B・・・バックアッププレート、 109・・・フロントサポート、 111・・・リアーサポート。 代理人  弁理士  染 川 利 吉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下若しくは前後に積み重ねた紙葉束を、その搬送方向
    前面を支持するフロントサポートと背面を支持するリア
    ーサポートとで所定位置に搬送し、該所定位置に設けた
    バックアッププレートにより紙葉の搬送方向背面を前記
    リアーサポートと交代して支持するようにした紙葉束の
    搬送装置において、前記リアーサポートを搬送ガイド上
    で前後に進退せしめ前記バックアッププレートを搬送ガ
    イド上に起伏自在にして該リアーサポートと該バックア
    ッププレートとを交代させる手段と、前記バックアップ
    プレートを搬送方向先端の起立位置から搬送方向後方に
    進むに従って略半楕円軌跡を描いて前記搬送ガイド上に
    倒伏せしめる手段とを有し、前記バックアッププレート
    の背面で搬送紙葉束をガイドするようにしたことを特徴
    とする紙葉束の搬送装置。
JP63191053A 1988-07-30 1988-07-30 紙葉束の搬送装置 Expired - Lifetime JP2613920B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215342A (en) * 1991-11-15 1993-06-01 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Lock striker unit with cover

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5215342A (en) * 1991-11-15 1993-06-01 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Lock striker unit with cover

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