JPH0243165A - 紙幣自動取扱装置 - Google Patents

紙幣自動取扱装置

Info

Publication number
JPH0243165A
JPH0243165A JP63191051A JP19105188A JPH0243165A JP H0243165 A JPH0243165 A JP H0243165A JP 63191051 A JP63191051 A JP 63191051A JP 19105188 A JP19105188 A JP 19105188A JP H0243165 A JPH0243165 A JP H0243165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknotes
impeller
stopper piece
storage
bills
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63191051A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Shibata
柴田 洋二
Toshiaki Nakasaki
中崎 敏明
Yoshito Momota
百田 義人
Yusuke Asao
浅尾 雄介
Tetsuya Aiyama
哲也 相山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Nippon Seimitsu Kogyo KK
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Seimitsu Kogyo KK
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, Nippon Seimitsu Kogyo KK, NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP63191051A priority Critical patent/JPH0243165A/ja
Publication of JPH0243165A publication Critical patent/JPH0243165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銀行などにおいて預金紙幣を装置接客口で受
は入れ装置内部の収納金庫に格納する紙幣自動取扱装置
に関する。
(従来技術) 一般にこの種の紙幣自動取扱装置(以下ATVという)
では、例えば入金機を例にとると、接客口で預金者の意
志を入力装置で中央処理装置に伝え、中央処理装置で本
人の口座を呼び出して前記ATMに受は付けを指示し、
鑑別装置を介して収納金庫に格納し、預金額を再び中央
処理装置に伝えるようになっている。かかる入金機は預
金者に払い戻しを行う出金機の機能も通常併せ持つが、
従来はこの接客口から受は取った紙幣を収納金庫内に積
み上げて収納するか、横方向に立位姿勢で積み込んで行
くか、いずれかの方法が採られている。
紙幣を横方向に積み込んでゆく場合、従来通常用いられ
ているのが収納金庫入口側に設けた羽根車であって、こ
の羽根車は横置状態で送られてきた搬送紙幣を立位姿勢
に転位するのと同時に収納した先の紙幣を押し込んで行
くようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如〈従来の紙幣自動取扱装置では前記羽根車で入
金紙幣を積み重ねて行くようにしているが、紙幣の量が
多くなると祇詰りを招いたりすることは勿論、取引中の
紙幣は1枚づつすでに集積されている紙幣に合体してい
くため、取引の途中で祇詰りその他の機械故障が発生し
たときには、どの紙幣が取引されていたのか渾然となっ
て判らなくなってしまうおそれがあった。
本発明は、上述の欠点をな(するためになされたもので
あって、接客口から投入された紙幣束が収納金庫にその
すべてが格納されるまで他の紙幣と区別して取扱うこと
ができ、より正確な取引を期待できると同時に、格納金
庫に紙幣を立位姿勢で確実に収納することの可能な紙幣
自動取扱装置を提供することをその主な目的としている
(問題点を解決するための手段) 本発明による紙幣自動取扱装置は、収納スタッカの流入
口付近に紙幣を搬入する羽根車を設けると共に、この羽
根車と収納方向前方に出没自在に設けたストッパ片との
間に1回の取引量に相当する収容空間を形成し、前記羽
根車後方に収納方向前後に往復動自在の押出搬出手段を
設け、前記羽根車とストッパ片との間に収納した1回の
取引紙幣を該押出搬出手段で該ストッパ片に支持された
既収納紙幣に合流集積させるようにしたものである。
(発明の作用) 本発明においては、紙幣を立位姿勢で取り込む羽根車と
、この羽根車より収納方向前方のストッパ片と、後方側
の押出搬出手段とにより、羽根車で収容される紙幣はス
トッパ片で既収納紙幣と区別されると同時に1回の取引
量に相当する空間が該ストッパ片で確保され、羽根車で
収容する紙幣が詰まることがない。
(実施例) 次に、本発明を、図示の紙幣自動取扱装置(ATV)に
採用した場合について説明する。
第1図は本発明に係るATMlの概略的な全体側面断面
図で、図示のものは接客部3、鑑別部5、表裏揃え部7
、リサイクルスタッカ9.11、取忘れリジェクトボッ
クス13、精査補充金庫15から構成され、接客口4で
紙幣を支払う(払い戻し)ことも、また受は付ける(預
金)ことも可能で預金された紙幣を支払い紙幣へまわす
所謂リサイクル式ATMとして構成しである。
上記各構成は、図示の如き搬送経路で紙幣を流通するよ
うに連結しであるが、各経路について説明すると、まず
支払い系(紙幣の払い戻し)は、接客口4で預金者がカ
ードを挿入し引出金額を指示すると、別に構成されてい
る図示しない中央処理装置がこれを引き受けて図示のA
TMlに支払いを指示する。この指示信号を受けて金種
別に準備されているリサイクルスタッカ9.11から紙
幣を分離手段8.10で分離して繰り出し、経路51.
53から経路19を経て鑑別部5に導く。
鑑別部5では繰出し枚数カウントと、紙幣の真偽判別お
よび損券判別と、多枝送り(ダブルフィード)判別とを
行い、多枝送り、損券、偽券は経路21.35.57を
経て経路59からリジェクトボックス13に収容する。
また正券は経路2123.31を経て整列部6に収容し
、すべての支払紙幣が準備された段階で接客口4にブロ
ック搬送して預金者がこれを取り出して取引を終了する
ようになっている。
次に、紙幣を受は付ける預金系は、預金者が接客口4に
束状に紙幣をセットすると、取込み分離部41でこれを
1枚づつ分離して経路17に送り、経路19を経て鑑別
部5に送り、鑑別部5で前述と同様に真偽判別、損券判
別、多枝送り判別を行い、不適正な紙幣は経路21.2
3を経て経路31から整列部6に送り一時ストックした
後、接客口4から預金者に戻すようになっている。また
正券はこの鑑別部5で金種判別、金種別枚数カウント、
表裏判別を行い、経路21.23を経て経路25から表
向きの券は経路27に、裏向きの券は経路29に導き、
表裏揃え部7にストックする。そして表裏揃え部7から
分離手段71で表裏を揃えた紙幣を1枚づつ分離して繰
り出し、経路33.19を経て再び鑑別部5に送り、前
述と同様の鑑別を行って経路21から経路35に送り、
経路43゜45を経て金種別に経l547.49からそ
れぞれリサイクルスタッカ9,11に収容するようにな
っている。
このようにしてATMlは接客口4とリサイクルスタッ
カ9,11との間で入金および出金の自動業務を行うこ
ととなるが、リサイクルスタッカ9.11に紙幣を補充
する場合或いはこれを取り出す場合など、このスタッカ
9,11に直接出し入れする場合には補充した枚数或い
は取り出した枚数を確認しなければならないことは勿論
、損券の確認、表裏の確認、金種の確認等面倒かつ緻密
な作業を余儀なくされる。そこで図示のものは、リサイ
クルスタッカ9.11とは別に金庫15が設けてあり、
金庫15に紙幣を投入すれば分離手段16で1枚づつ分
離して経路55に送り、さらに経路19から鑑別部5に
送り、損券であれば経路21.35から経路59に送っ
てリジェクトボックス13に収納する。そして正券は経
路21゜23.25から表向き券は経路27に、裏向き
券は経路29に送って表裏揃え部7で表裏を揃え、再び
鑑別部5で金種別にカウントし経路21,35゜43.
45を経てそれぞれ経路47.49から金種毎のリサイ
クルスタッカ9,11に収容する。
リサイクルスタッカ9,11から金庫15に紙幣を回収
する場合は、各スタッカ9,11から1枚づつ分離して
繰り出した紙幣を経路51.53から経路19に送り、
鑑別部5で金種別にカウントして経路21.35から経
路57.61に送り金庫15に収納するようになってい
る。尚、以上説明した分離手段はいずれも、紙幣を立位
状態で収容し、この紙幣の背面を押し出しながら前面部
に設けたキックローラで順次繰り出し、圧接したローラ
対に送り、このローラ対を静止したローラと給紙方向に
回転するローラとで1枚づつ分離するものを図示しであ
る。
以下、各部の構成について簡単に説明する。
接客部3は預金者が紙幣を出し入れするボックス60お
よびその開閉蓋(シャッタ43)および取込み分離部4
1、整列部6で構成され、紙幣を束状にボックス内に投
入すると、この紙幣束を取込み分離部41に移動せしめ
、この分離部41で1枚づつ分離して鑑別部5に送る。
またリサイクルスタッカ9.11から繰り出された紙幣
は鑑別部5を経て整列部6に集積される。整列部6に集
積された紙幣はエレベータ状に上昇してボックス60に
シフトされ、預金者が接客口4から取り出すようになっ
ている0表裏揃え部7は、鑑別部5で表裏判別された紙
幣が経路25で表向き経路27と裏向き経路29とに分
岐され、ボックス状の集積部72に排紙ローラ73,7
4で送り込まれる。
1回の取引券すべてが集積されると分離手段71で分離
して繰り出す。鑑別部5は紙幣の真偽、表裏、金種、損
券、重送(多枝の重なり)を判別し、同時に金種毎に枚
数をカウントし、図示しない中央処理装置に情報を伝達
し、また各部の制御情報を信号伝達する。
リサイクルスタッカ9.11は金種毎に準備されており
、図示のものは1000円券と1O000円券とを取引
き金種とし、5000円券は預金券として受は付けるが
鑑別部5でこれを判別すると直接金庫15に収容する。
その為、リサイクルスタッカ9,11は2つ同一構造体
で準備してあり、紙幣を収納するボックス状の収納枠の
一端に繰出し分離手段8゜10が、他端に取込み手段6
5.66がそれぞれ設けてあり、分離手段8.10側に
紙幣を圧接するバックアップ手段67.68が、また取
込み手段65.66側に紙幣を保持するサポート手段6
9゜70が設けてあって、このリサイクルスタッカ内で
支払い用の紙幣と入金受付は紙幣とが左右に区別して保
管管理され、支払い側紙幣(第1図左側ストック)が無
くなったとき入金側紙幣(第1図右側ストック)から紙
幣を移送するようになっている。従って機械トラブル等
でミスが発生した場合には、これらのリサイクルスタッ
カ9.11をチエツクすればその直前に受は付けられた
紙幣が判別するようになっている。
取忘れリジェクトボックス13は鑑別部5で損券として
識別された紙幣を収納するのと同時に、接客口4に預金
者が忘れた紙幣を検知して鑑別部5を介してこのりジエ
クトボックス13に戻す。
そしてこのボックスは損券用と取忘れ用とに区別して収
納するようになっている。金庫15は前述の機能即ち紙
幣補充時および回収時の精査(金額カウント、表裏揃え
、損券発見、金種区分け)を行うのと同時に支払い紙幣
から除いである5000円券を収納する。さらにリサイ
クルスタッカ9.11に支払うべき紙幣が不足したとき
、自動的にこれを補充したり、逆にリサイクルスタッカ
9.11に預金紙幣が満たされたときにオーバフロース
タッカとして該金庫15に収納するようになっている。
またこの金庫15もリサイクルスタッカ911と同様に
第1図左側ストックに補充用紙幣を、右側ストックに回
収紙幣を収容する。
次に、リサイクルスタッカ9(同スタッカ11も同一構
造)についてその構造を詳述する。
このリサイクルスタッカ9は第2図で示すように紙幣を
立位状態で収納するボックス状の収納枠100の先端側
に流出口101が、後端側に流入口102がそれぞれ準
備され、流出口101には分離手段8が、キックローラ
103、給紙ローラ104および分離ローラ105の形
態で設けられ、キックローラ103は先頭紙幣と圧接し
てこれを流出口101側に押し出し、給紙ローラ104
と分離ローラ105とは互いに圧接しつつ給紙ローラ1
04が図示右回転し、分離ローラ105が静止して2枚
目以降の紙幣の流出を防止し、これによって紙幣を1枚
づつ分離する0分離された紙幣は給紙ローラ104に圧
接し同方向に高速で回転するピンチローラ106で引き
出されるようになっている。後端側の流入口102には
羽根車107から成る取込みローラ65が設けられ、第
1図に関して前述した経路47からの紙幣を無端ベルト
形式の搬送回転体115で羽根車107に引き渡すよう
にそれぞれが配置されている0羽根車107は通常知ら
れている渦巻き状に放射配置された複数のフレキシブル
な羽根で構成され、この羽根の間に紙幣を挾んで保持し
ながら回動し、所定位置で放出するのと同時に該紙幣を
次の羽根が送り出すようになっている。
紙葉束は流出口101側ではその背面から圧接するバッ
クアッププレート10Bとキックローラ103との間に
挾まれて支持され、流入口102側では流出口101に
向う前面をフロントサポート109 (前述のサポート
手段)で、背面を係止ストッパ片110で支持され、そ
れぞれ区割して保管される。そこで流入口102側に保
管しである紙幣を流出口Lot側にブロック搬送して支
払い紙幣を補充する為、リアーサポート111とフロン
トサポート109との間に紙幣を挾んで移送するようこ
の両サポート111,109は左右移動自在に構成され
ているが、以下にそのブロック搬送の構造について詳述
する。
(バックアッププレートの構造) 第2図に示す如く立位状態の紙幣束Pを背面から押圧支
持するのに適した形状のバックアッププレート10Bは
、第3図に示すように軸状ステム112に嵌合支持され
紙幣の収納枠を形成する底面ガイド板120に沿って左
右移動自在になっている。そしてこのバックアップブレ
ー)10Bはスプリング121で常時流出口101 (
第2図)側のキックローラ103に紙幣を圧接するよう
付勢されていると共に、モータMに連結したタイミング
ベルト122に設けた係合爪123の流入口102(第
2図)方向への走行で前記付勢スプリング121に抗し
てバックアッププレート108を同時に流入口方向へ移
動するよう係合しである。
タイミングベルト122に固定した係合爪123は第3
図左端の待機位置ではバックアッププレート108から
離れており、出金用紙幣の収納領域lIの範囲では該プ
レートは付勢スプリング121の作用でのみ紙幣を押圧
する。バックアッププレー)108は図示領域11の範
囲で紙幣をバックアップするよう起立状態で付勢スプリ
ング121によって前進し、タイミングベルト122に
よって後退するが、領域21を超えてさらに後退すると
底面ガイド板120の下側に潜伏するようにしである。
つまり軸状ステム112に摺動自在に嵌合したブロック
にバックアッププレート108が軸124の廻りに旋回
可能に支承されていると共に、このブロックに軸承した
扇形ギア125とプレート108の基端に固定したピニ
オン126とが噛合しており、扇形ギア125と噛み合
うラック127が2.を超えた図示位置のフレームに固
定して設けである。
前記ブロックとプレート108との間には常時起立方向
に付勢するスプリング128が設けてあり、扇形ギア1
25がラック127との噛み合うとこれが第3図で右方
向に回転し、これに噛合したピニオン126が左回転し
スプリング128に抗してプレート108を左旋回させ
て倒伏させる。
この状態でプレート108の背面108aは底面ガイド
板120と面一となって後述する紙幣のブロック搬送の
ガイドとなる。
(フロントサポートの構造) 第1図において右端の入金紙幣を保管するフロントサポ
ート手段69は、第4図のような構造になっている。第
1図の経路47から搬送回転体115(第2図)で搬送
されてきた紙幣は羽根車107の条間に侵入保持されて
収納枠100の底面ガイドFi120に突き当るまで送
られ、このガイド板上に起立して整列し次の羽根がこれ
を前方に押し込むが、収納紙幣の量が増えるに従って紙
幣の最前列を支持しているフロントサポート109も徐
々に前進(歩進)させると同時に紙幣束を流出口102
側に移送シフトさせる必要がある。そこで図示のフロン
トサポート109は、軸状ステム129(第5図)に嵌
合支持され左右往復動自在のキャリッジ130に軸承し
てあり、このフロントサポート109は下位側の第1の
フロントサボー) 109 aと上位側の第2のフロン
トサポート109bとで紙幣束前面の上下を支持するよ
う分離した2つのアーム状部材で構成しである。この第
1と第2のフロントサポー)109a、109bは基端
部を軸131でキャリッジ130に揺動自在に軸承して
あり、紙幣の前面上下を当接保持し上方に回転して紙幣
から離脱するようになっている。
第1のサポート109aには左右のアームに左右分離し
た紙幣保持レバー132が延設してあり、紙幣の左右と
当接して支持する0図示のものはこのレバー132に紙
幣表面に沿って転勤するローラ132aが遊嵌しである
と共に、紙幣の下端部を支持する垂下片132bが同様
にレバー132に遊嵌しである。垂下片132bには第
4図の姿勢を保持するスプリング133が懸けてあり、
紙幣下端部が折れ曲がるのを防止している。
−力筒2のサポート109bは第1のサポート109a
と同様に左右のアームにレバー134が設けてあり、こ
のレバー134に紙幣表面に沿って転勤自在の軸カラー
から構成したローラ135が遊嵌しである。
(フロントサポートの規制) 上記構成のフロントサポート109は第2図の!2間で
経路47から送られてくる紙幣を立位状態で保持し、図
示!1間で紙幣をブロック搬送し、11間で前述のバッ
クアッププレート108に引き渡し、その後右端部に復
帰して次に流入してくる紙幣を保持する。その為フロン
トサポート109は図示!!間では集積する紙幣量に応
じて歩進運動し、11間では後述するバックアンププレ
ート10Bと共に紙幣を立位状態で支持してブロック搬
送し、!9間では紙幣から離脱してバックアッププレー
)10Bに引き渡し、再び右端部に復帰して12間で次
に流入してくる紙幣を保持する。
その為フロントサポート109には第5図に示す右端側
のホームポジションに付勢するスプリング136と、1
8間で歩進しながらその位置を保持させるラチェットロ
ック機構137aと、11間で上記付勢スプリング13
6の復帰力を殺して後述するリアーサポート111と前
述のバックアッププレート10Bとの入れ換えを行わせ
る為その位置を保持させるラチェットロック機構137
bと、11間でフロントサポート109を最前列の紙幣
から離脱させる解除手段138(第4図)とを備えてい
る。
付勢スプリング136はその一端をフロントサポート1
09の前記キャリッジ130に、他端側を後述するリア
ーサポート111の駆動用プーリ131にワイヤを介し
て巻回固定しである。従ってフロントサポート109は
そのキャリッジ130と一体に常にこの付勢スプリング
136で右端のホームポジシロン位置に付勢されるが、
リアーサボー1−111のプーリ131に基端部が巻回
されたスプリング136は図示l、の区間でほぼ均一な
引張り力が作用するようブーりの回転に伴なってその全
長が伸縮することとなる。そしてフロントサポート10
9のキャリッジ130にはラチェットホイール139と
ラチェツト爪140が取り付けてあり、このホイール1
39が噛合するラック141が前記!2と21の区間に
設けてあり、区間!、の部位には設けてない。
ラチェット機構は第5図で左回転は許容するが右回転は
許容せず付勢スプリング136の復帰力(ラチェットホ
イールの右回転)に抗してその位置を保持するように構
成されている。尚図示のラック141は鎖線で示すよう
に手動レバー142でラチェットホイールから噛合解除
させることができる。これは、祇詰りなどでフロントサ
ポート109を左側に移動したときその位置にロックさ
れる為、右端のホームポジションに復帰させることがで
きなくなり、そこで手動レバー142でロック(ラチェ
ット噛合)を解除し付勢スプリングで復帰させるためで
ある。
一方フロントサポート109aにはピン143が第4図
、第6図に示すように突設してあり、このピン143に
係合するカム板144がフレーム側に固定してあり、こ
のピンがカム板144の上面を滑動して復帰し、下面を
滑動して前進するように規制する。このカム板144は
前記!、の区間に設けである。従ってフロントサポート
109は第4図の軸131を中心に上方に回転自在であ
るが、ピン143がカム板144の下面と係合して前進
するときは上方への回動が阻止され紙幣前面を支持しな
がら移動し、第2図左端に紙幣を移動した後上記ビン1
43はカム板144の拘束を解かれ上方への運動が許さ
れる。そこでこの左端には作動ソレノイド145に連結
した解除手段138があり、この解除手段138を第6
図(ハ)の状態から(ニ)の状態に動作させれば該解除
手段と係合する前記ピン143がカム板144の上面に
沿う位置まで持ち上げられる。この時、第1のフロント
サポート109aはこれに植設しであるピン143が解
除手段14Bで持ち上げられるので、紙幣前面から徐々
に離れ、次いで第2のフロントサポート109bを持ち
上げるよう第2のフロントサポートに係合する突起13
3bが第1のフロントサポートに設けである。さらに第
1゜第2のサポート109a、109bが上方に持ち上
げられると、ピン143がラチェツト爪140をホイー
ル139から離脱させ、第1.第2のサボー)109a
、109bは付勢スプリング136の働きで復帰方向に
移動を開始し、ピン143がカム板144の上面に乗り
上げてこれに規制され、第1.第2のフロントサポート
は上方に持ち上げられたままの状態で復帰する。フロン
トサポートが右端のホームポジションに戻ると、ピン1
43がカム板144の上面から外れ、その自重で第1゜
第2のフロントサポートは第6図(イ)の状態に復帰す
る。
(リアーサポートの構造) 上記構造のフロントサポート109とともに紙幣束を前
後から拘束して所定位置に搬送するリアーサポート11
1は、第5図に示すように、紙葉束の左右に一対設けら
れ、それぞれ搬送方向に配置されたステム150,15
1に摺動自在に嵌合され、同じくステム150.151
と平行して走行するタイミングベルト152.153に
固定してあり、このベル)152,153は同一の駆動
軸154に懸けられ、正逆転モータ155に連結されて
いる。そして駆動軸154の右回転で図示左側に走行し
て紙葉束を搬送し、逆に左回転で右側のホームポジショ
ンに復帰するようになっている。
(動作説明) 先に第1図において説明したように、リサイクルスタッ
カ9.11と接客口4との間では紙幣の入金処理および
出金処理が鑑別部5を介して繰り返されることとなるが
、リサイクルスタッカ911は、払い戻しの紙幣束と入
金された預金紙幣とを左右に区別したブロック毎に保管
してあり、左側の払戻し用紙幣が少なくなったとき、お
よび収納されている全紙幣を金庫15に回収するときに
は右側の預金紙幣ブロックから左側の払戻し用流出口1
01側に向けてブロック搬送する。その搬送指示は、鑑
別部5で流出紙幣と流入紙幣とを金種別にカウントして
内部に保管されている紙幣を中央処理装置で管理し、A
TMに指示するようになっている。この指示があると、
リアーサポート111の駆動用の正逆転モータ155が
駆動軸154を繰出方向へ即ち第5図で右回転方向に回
転させる。するとリアーサポートは第2図左側へ走行し
、ストッパ110を押し下げて紙葉束の背面に当接しこ
れを押し進める。するとフロントサポートlO9も同様
に左側に押し出され、紙葉束を挾んで支持しながら搬送
する。紙葉束がキックローラ103に接する所定位置ま
で到達すると、リアーサポート109のリミットスイッ
チPR14がこれを検知しモータ154を停止するのと
同時にロータリソレノイド145を作動させ解除手段1
38を第4図時計方向に回転させる。そこでフロントサ
ポート109のピン143がけり上げられ、軸131を
中心に該サポート109は上方に跳ね上げられ、紙葉束
の最前列から離脱する。この後、正逆転モータ155を
逆回転させるとリアーサポート111はホームポジショ
ンに復帰動作を開始し、フロントサポート109はピン
143がカム板144上に乗りスプリング136の付勢
力でホームポジションに戻る。
以上の全体構成において本発明は特にリサイクルスタッ
カ9,11への紙幣の流入構造に係わるものであり、こ
の紙幣の流入収納について説明する。
前記流入口102には条間に紙幣を進入させて取り込む
羽根車107が図示のように駆動軸160を中心として
反時計方向に回転するよう設けてあり、流入口102か
ら羽根条間に紙幣を進入させる搬送回転体(無端ベル)
)115が図示位置に、そして羽根条間の紙幣を突き当
てて受は止める底面ガイド板120がそれぞれ設けであ
る。従って紙幣は流入口から経路47.49の搬送ロー
ラ161で送り込まれ、同じく同方向に回転する搬送回
転体115で羽根車条間にガイドされ送り込まれる0次
いで羽根車107の回転で底面ガイド板120上に起立
し、次の羽根で前進送り込まれることとなる。そして底
面ガイド板120には、1取引分の収容スペースを羽根
車107との間に保って出没自在のストッパ片110と
、この収容スペース上方に捌きガイド162とが設けで
ある。
まずストッパ片110は羽根車107との間に1取引分
に相当する収容スペースmを隔てて底面ガイド板120
から出没自在に設けである0図示のストッパ片110は
紙幣幅方向左右に分離して一対設けた板状片をスプリン
グ163で常時突出方向に付勢してあり、164はその
取付は用ステーである。このストッパ片110は突出位
置第7図(ロ)、(ホ)の状態でその前方のフロントサ
ポートlO9との間に収容済みの紙幣束を保持し、後方
の羽根車107との間に収容途上の紙幣束を支持する。
一方ではこのストッパ片110は羽根車107で収容し
た紙幣を取引終了後リアーサポ−)111で押し出し、
先の収容済み紙幣と合体収容する為、底面ガイド板12
0から退避させる必要がある。その為前記ステー164
にはカムレバー165がストッパ片110に先端を係合
して軸承してあり、該レバー165の他端はリアーサポ
ー)111の前進軌跡(第7回左方向)内に臨ませであ
る。
次に、捌きガイド162は、前記ストッパ片110と羽
根車107との間に確保された収容空間の上方に位置し
た板状片であって、枢軸166によって支持され、図示
のように湾曲した形状を成し、紙幣上端をこれに沿って
捌きながらガイドするよう紙幣を押し付けて湾曲させる
高さ位置に設けである。さらにこの捌きガイド162の
先端162aはストッパ片110で下端を支持した収容
済み紙幣の上端を支持するようになっている。
そして前記リアーサポート111は前述の鑑別部5およ
び中央処理装置からの取引終了信号で前記スト7、パ片
110の位置まで移動し、再びホームポジションに戻る
ように正逆転モータ155の制御回路が構成されている
上記構成の動作について第7図(イ)〜(へ)に従って
説明すると、まず経路47および49(第1図)を経て
流入口102の搬送ローラ161から送り込まれた紙幣
はその先端が羽根車107の条間に進入すると同時に羽
根車107の反時計方向回転で巻き込まれ搬送回転体1
15の時計方向回転で紙葉は完全に羽根条間に送り込ま
れる。羽根車が回転すると紙幣は先端が底面ガイド板1
20に突き当って起立し、さらに羽根が回転すると条間
から外れ次の羽根で前に送り出される。第7図(イ)、
(ロ)に示すように、このような動作の繰り返しで紙幣
は順次ストッパ片110と羽根車107との間に集積さ
れるが、かかる過程で紙幣は捌きガイド162で上端を
、底面ガイド板120で下端をそれぞれ支持され全体と
して湾曲し、最初の数枚の紙幣が羽根車107上に倒れ
てバタバタという軽音を発しながらその姿勢が不安定に
なるおそれはない、これと共に先に収納されたフロント
サポート109とストッパ片110との間に保持されて
いる紙幣束の上端は捌きガイド162の先端162aに
当接して支持されているから、このストッパ片110と
羽根車107との間に収容する紙幣の集積を邪魔するこ
ともない。さらに羽根車107で繰り込まれた紙幣はこ
れが重なるに従って捌きガイド162で湾曲され、底面
ガイド板120上に下端縁を揃えて集積される0次に中
央処理装置から取引終了の信号がくると、すべての紙幣
がリサイクルスタッカ9内に取り込まれたのち、リアー
サポート111を動作させる。
次に、第7図(ロ)のホームポジションから正逆転モー
タ155を起動して同図(ハ)の状態に前進させる。す
るとこのリアーサポート111がカムレバー165を動
作させ、ストッパ片110を同図(ニ)の状態に退避さ
せる。続(リアーサポートの前進でストッパ片110後
方に集積された紙幣はその前方に集積されている紙幣の
背部に合体して集積される。すると第7図(ホ)の状態
にストッパ片110が戻り紙葉最後列を支持し、リアー
サポートは同図(へ)の位置に復帰する。
かかる構造にあって本発明は、収納スタッカ(図示のリ
サイクルスタッカ9.11)の流入口102に紙幣を搬
入する羽根車107を設け、この羽根車107とストッ
パ片110との間に1回の取引量、例えば最大取引量が
紙幣100枚分であるとすればこれを収納する量に相当
する収納空間mを形成し、前記羽根車107の収納方向
後方に配置した収納方向前後に往復動自在の押出し搬出
手段(図示のリアーサポート1ll)を設け、羽根車1
07とストッパ片110との間に収納した1回の取引紙
幣を搬出手段111で該ストッパ片に支持された既収納
紙幣に合流集積させるものである。尚本発明にあっては
押出し搬出手段Illは羽根車107後方の位置からス
トッパ片110の間で往復動自在であれば足りる。
(発明の効果) 本発明は上述の如き構成から成るから、1回の取引量と
して予想される収納空間が羽根車との間に確保されて、
続々送られてくる紙幣が祇詰りを引き起すおそれがなく
、しかも取引中の紙幣はストッパ片と接客口との間に存
在するから装置が何等かの原因で作動停止したり、取引
ミスなどが発生しても取引中の全紙幣を容易に回収する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本発明の1実施例を示したものであって、第
1図はATM装置の概略的な全体側面断面図、第2図は
リサイクルスタッカの詳細な側面断面図、第3図はリサ
イクルスタッカにおけるバックアッププレートの動作を
示す拡大側面断面図、第4図はリサイクルスタッカにお
けるフロントサポート部分の斜視図、第5図はキャリッ
ジおよびリアーサポート部分の斜視図、第6図(イ)〜
(ニ)はキャリッジの搬送、リターン動作を示す側面図
、第7図(イ)〜(へ)は羽根車部分における紙幣流入
動作を示す部分的な側面図である。 1・・・ATM、8.10・・・紙幣分離手段、9.1
1・・・リサイクルスタッカ、 107・・・羽根車、108・・・バックアッププレー
ト、109・・・フロントサポート、110・・・スト
ッパ片、11・・・リアーサポート、120・・・底面
ガイド板、130・・・キャリッジ、162・・・捌き
ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流入口から紙幣を立位状態で集積する収納スタッカと、
    紙幣受取り接客口との間で接客口からの預金紙幣を収納
    スタッカに受取る紙幣自動取扱装置において、前記収納
    スタッカの流入口付近に紙幣を搬入する羽根車を設ける
    と共に、この羽根車と収納方向前方に出没自在に設けた
    ストッパ片との間に1回の取引量に相当する収容空間を
    形成し、前記羽根車後方に収納方向前後に往復動自在の
    押出搬出手段を設け、前記羽根車とストッパ片との間に
    収納した1回の取引紙幣を該押出搬出手段で該ストッパ
    片に支持された既収納紙幣に合流集積させることを特徴
    とする紙幣自動取扱装置。
JP63191051A 1988-07-30 1988-07-30 紙幣自動取扱装置 Pending JPH0243165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191051A JPH0243165A (ja) 1988-07-30 1988-07-30 紙幣自動取扱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191051A JPH0243165A (ja) 1988-07-30 1988-07-30 紙幣自動取扱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0243165A true JPH0243165A (ja) 1990-02-13

Family

ID=16268076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63191051A Pending JPH0243165A (ja) 1988-07-30 1988-07-30 紙幣自動取扱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0243165A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015063908A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 富士通フロンテック株式会社 紙葉類集積装置、及び紙葉類取扱装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453958A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Nec Corp Conveying device for block of sheet paper

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453958A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Nec Corp Conveying device for block of sheet paper

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015063908A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 富士通フロンテック株式会社 紙葉類集積装置、及び紙葉類取扱装置
CN105492355A (zh) * 2013-10-31 2016-04-13 富士通先端科技株式会社 纸页类蓄积装置和纸页类处理装置
JPWO2015063908A1 (ja) * 2013-10-31 2017-03-09 富士通フロンテック株式会社 紙葉類集積装置、及び紙葉類取扱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3365540B2 (ja) 紙幣入出金機
JP3558856B2 (ja) 紙幣入出金機
JPH0233053A (ja) 紙幣自動取扱装置
JPH0243165A (ja) 紙幣自動取扱装置
JPH0554223A (ja) 循環式紙幣入出金装置
JPH0815973B2 (ja) 紙葉のリサイクルスタッカー
JPH07100569B2 (ja) 紙葉類のブロック搬送装置
JP6647183B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2609693B2 (ja) 紙葉類収納装置
JP2901251B2 (ja) 紙葉類のブロック搬送装置
JPH07100570B2 (ja) 紙葉類のブロック搬送装置
JP2613920B2 (ja) 紙葉束の搬送装置
JPH11328482A (ja) 金銭処理装置および金銭処理方法
JP3666293B2 (ja) 金銭処理装置
JP2002109604A (ja) 紙幣入出金装置
JPH0759456B2 (ja) 紙葉類のブロック搬送装置
JPH0348557B2 (ja)
JP3008444B2 (ja) 硬貨処理機
JP3044664B2 (ja) 紙幣入出金装置
JPH0233057A (ja) 紙幣自動取扱装置
JPH02235192A (ja) 硬貨処理機の出金処理方法
JPH0233055A (ja) 紙葉のリサイクルスタッカー
JPH08212412A (ja) 硬貨入金処理機の残留硬貨類返却回収装置
JP2602313Y2 (ja) 紙幣入出金機
JP2001331840A (ja) 紙幣処理装置