JPH02429Y2 - - Google Patents
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- JPH02429Y2 JPH02429Y2 JP1985130308U JP13030885U JPH02429Y2 JP H02429 Y2 JPH02429 Y2 JP H02429Y2 JP 1985130308 U JP1985130308 U JP 1985130308U JP 13030885 U JP13030885 U JP 13030885U JP H02429 Y2 JPH02429 Y2 JP H02429Y2
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- molten metal
- furnace body
- oxygen
- blowing nozzle
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- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 18
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、安全性、経済性に優れ且つ省電力化
を図り得るようにした溶解炉に関するものであ
る。
を図り得るようにした溶解炉に関するものであ
る。
［従来の技術］
近年、省電力化を目的としてスクラツプが溶解
してある程度溶湯の溜つた溶解炉内に酸素及び炭
材を吹込み、酸素及び炭材を反応させて熱を発生
させ、該熱によりスクラツプの溶解を促進させる
ことが考えられており、酸素及び炭材の吹込みに
関して種々の提案が行われている。
してある程度溶湯の溜つた溶解炉内に酸素及び炭
材を吹込み、酸素及び炭材を反応させて熱を発生
させ、該熱によりスクラツプの溶解を促進させる
ことが考えられており、酸素及び炭材の吹込みに
関して種々の提案が行われている。
而して、酸素及び炭材の炉体内への吹込み方式
としては、 (i) ハースラインより下部に吹込みノズルを設
け、該吹込みノズルにより行う方式、 (ii) ハースラインより上部に吹込みノズルを設
け、該吹込みノズルにより行う方式の２つに大
別される。
としては、 (i) ハースラインより下部に吹込みノズルを設
け、該吹込みノズルにより行う方式、 (ii) ハースラインより上部に吹込みノズルを設
け、該吹込みノズルにより行う方式の２つに大
別される。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、上述の吹込み方式のうち前者に
あつては、吹込みノズルは常時溶湯に接触してい
るため安全性の点で問題があると共に、吹込みノ
ズルの寿命が短く、しかも酸素、炭材の吹込み時
以外にも吹込みノズル内への溶湯の流入を防止す
るため吹込みノズルからはN2ガス等の不活性ガ
スを吹出していなければならず不経済であるとい
う問題があり、後者にあつては、前者のような欠
点、問題点は解消されるものの、ただ単に円筒状
側壁に吹込みノズルを設けただけであるため、炉
体を吹込みノズル側に傾動させても、少量の溶湯
では、酸素、炭材を吹込んで発熱反応を起こさせ
るに十分な溶湯深さを確保できず、しかも全スク
ラツプが溶融した状態でも吹込みノズルの位置よ
りも下部に多量の湯溜りが存在することになるた
め、吹込み効率が悪く、酸素と炭材が十分反応せ
ず期待通りの省電力化を図ることができないとい
う問題があつた。
あつては、吹込みノズルは常時溶湯に接触してい
るため安全性の点で問題があると共に、吹込みノ
ズルの寿命が短く、しかも酸素、炭材の吹込み時
以外にも吹込みノズル内への溶湯の流入を防止す
るため吹込みノズルからはN2ガス等の不活性ガ
スを吹出していなければならず不経済であるとい
う問題があり、後者にあつては、前者のような欠
点、問題点は解消されるものの、ただ単に円筒状
側壁に吹込みノズルを設けただけであるため、炉
体を吹込みノズル側に傾動させても、少量の溶湯
では、酸素、炭材を吹込んで発熱反応を起こさせ
るに十分な溶湯深さを確保できず、しかも全スク
ラツプが溶融した状態でも吹込みノズルの位置よ
りも下部に多量の湯溜りが存在することになるた
め、吹込み効率が悪く、酸素と炭材が十分反応せ
ず期待通りの省電力化を図ることができないとい
う問題があつた。
本考案は上述の実情に鑑み、炉体内に酸素、炭
材を吹込む方式の溶解炉の安全性、経済性、省電
力化を図ることを目的としている。
材を吹込む方式の溶解炉の安全性、経済性、省電
力化を図ることを目的としている。
［問題点を解決するための手段］
本考案は、炉体側壁のハースライン上部に、炉
体傾動方向へ向つて張出した張出し部を設け、該
張出し部に酸素、炭材の吹込みノズルを取付けた
構成を有している。
体傾動方向へ向つて張出した張出し部を設け、該
張出し部に酸素、炭材の吹込みノズルを取付けた
構成を有している。
［作用］
炉体が傾動してない場合は、吹込みノズルは溶
湯面より上部に位置しているが、炉体を傾動させ
ると吹込みノズルは溶湯面より下方へ位置し、酸
素、炭材の吹込みに十分な溶湯深さが確保され
る。
湯面より上部に位置しているが、炉体を傾動させ
ると吹込みノズルは溶湯面より下方へ位置し、酸
素、炭材の吹込みに十分な溶湯深さが確保され
る。
［実施例］
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第１図及び第２図は本考案の一実施例で、図中
１は図示してない傾動装置により傾動し得るよう
にした炉体、１ａは炉体１の傾動方向へ張出した
炉体側壁の張出し部、２はハースライン、３は張
出し部１ａに設けられた出湯口、４は炉体１の張
出し部１ａ基端部に設けられハースライン２より
も上方へ位置するようにした酸素、炭材の吹込み
ノズル、５は炉体１側壁の張出し部１ａとは反対
の位置に設けられた作業口、６は作業口５開閉用
の扉、７は炉体１上部を遮蔽する炉蓋、８は電
極、９，１０は炉体１を傾動させた場合の溶湯面
である。
１は図示してない傾動装置により傾動し得るよう
にした炉体、１ａは炉体１の傾動方向へ張出した
炉体側壁の張出し部、２はハースライン、３は張
出し部１ａに設けられた出湯口、４は炉体１の張
出し部１ａ基端部に設けられハースライン２より
も上方へ位置するようにした酸素、炭材の吹込み
ノズル、５は炉体１側壁の張出し部１ａとは反対
の位置に設けられた作業口、６は作業口５開閉用
の扉、７は炉体１上部を遮蔽する炉蓋、８は電
極、９，１０は炉体１を傾動させた場合の溶湯面
である。
スクラツプを電極８により溶融させる場合に
は、炉体１は第１図に示すように傾動させずに操
業を行う。この時、吹込みノズルには溶湯が流入
したり目詰りが生じたりすることはなく、従つて
吹込みノズル４からN2ガスを吹出させる必要は
ない。而して、スクラツプが溶融して溶湯が溜つ
たら、炉体１を張出し部１ａが下方へ移動するよ
う傾動させる。そうすると、吹込みノズル４は溶
湯面９の下方になり、少量の溶湯でも十分な溶湯
深さを確保できる位置になる。このため吹込みノ
ズル４から酸素及び炭材を溶湯内に吹込むと酸素
及び炭材は溶湯内で十分に発熱反応が行われ、こ
の反応熱によつてスクラツプの溶解が促進され
る。
は、炉体１は第１図に示すように傾動させずに操
業を行う。この時、吹込みノズルには溶湯が流入
したり目詰りが生じたりすることはなく、従つて
吹込みノズル４からN2ガスを吹出させる必要は
ない。而して、スクラツプが溶融して溶湯が溜つ
たら、炉体１を張出し部１ａが下方へ移動するよ
う傾動させる。そうすると、吹込みノズル４は溶
湯面９の下方になり、少量の溶湯でも十分な溶湯
深さを確保できる位置になる。このため吹込みノ
ズル４から酸素及び炭材を溶湯内に吹込むと酸素
及び炭材は溶湯内で十分に発熱反応が行われ、こ
の反応熱によつてスクラツプの溶解が促進され
る。
炉体１内の溶湯量が少ない場合には、炉体１を
更に傾動し、酸素及び炭材の吹込みを行うが、溶
湯面１０から溶湯深さｈを十分確保できるため、
酸素及び炭材の吹込みには何等支障はない。
更に傾動し、酸素及び炭材の吹込みを行うが、溶
湯面１０から溶湯深さｈを十分確保できるため、
酸素及び炭材の吹込みには何等支障はない。
なお、本考案の実施例においては、交流アーク
炉の場合について説明したがこれに限定されるも
のではなく、直流アーク炉、プラズマ炉、燃焼炉
等の全てのスクラツプ溶解炉に適用できること、
その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
炉の場合について説明したがこれに限定されるも
のではなく、直流アーク炉、プラズマ炉、燃焼炉
等の全てのスクラツプ溶解炉に適用できること、
その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
［考案の効果］
本考案の溶解炉によれば、
（） 吹込みノズルの位置がハースラインより
上方の位置にあるため吹込み時以外は吹込みノ
ズルが溶湯に接触することがなく、従つて吹込
みノズルの寿命が延び且つ安全性が高い。
上方の位置にあるため吹込み時以外は吹込みノ
ズルが溶湯に接触することがなく、従つて吹込
みノズルの寿命が延び且つ安全性が高い。
（） 吹込みノズル内への溶湯の流入及び目詰
り防止のためにN2ガス等の不活性ガスの吹込
みを行う必要がなく、従つて経済性に優れてい
る。
り防止のためにN2ガス等の不活性ガスの吹込
みを行う必要がなく、従つて経済性に優れてい
る。
（） 溶湯が少量でも酸素及び炭材の吹込みに
十分な溶湯深さを確保できるので、早期から酸
素及び炭材の吹込みが可能となり、より一層省
電力化を促進することができる。
十分な溶湯深さを確保できるので、早期から酸
素及び炭材の吹込みが可能となり、より一層省
電力化を促進することができる。
第１図及び第２図は本考案の溶解炉の説明図で
ある。 図中１は炉体、１ａは張出し部、１ｂは炉底、
２はハースライン、３は出湯口、４は吹込みノズ
ル、８は電極を示す。
ある。 図中１は炉体、１ａは張出し部、１ｂは炉底、
２はハースライン、３は出湯口、４は吹込みノズ
ル、８は電極を示す。
Claims (1)
- ハースラインより上部の炉体側壁部に、炉体傾
動方向へ向つて張出した張出し部を設け、該張出
し部の、炉体傾動時に溶湯面より下部になる位置
に酸素、炭材などの吹込みノズルを取付けたこと
を特徴とする溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985130308U JPH02429Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985130308U JPH02429Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6241058U JPS6241058U (ja) | 1987-03-11 |
| JPH02429Y2 true JPH02429Y2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=31027680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985130308U Expired JPH02429Y2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02429Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP1985130308U patent/JPH02429Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6241058U (ja) | 1987-03-11 |
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