JPH07332863A - 直流電気炉 - Google Patents
直流電気炉Info
- Publication number
- JPH07332863A JPH07332863A JP6144079A JP14407994A JPH07332863A JP H07332863 A JPH07332863 A JP H07332863A JP 6144079 A JP6144079 A JP 6144079A JP 14407994 A JP14407994 A JP 14407994A JP H07332863 A JPH07332863 A JP H07332863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- metal material
- lid
- preheating
- furnace body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、金属材料の排ガスによる予熱効率
を高めつつ、予熱された金属材料を炉体の中央部に装入
し、金属材料の溶解電気エネルギー効率を高めること
が、作業環境を悪化することなく可能とする直流電気炉
を提供する。 【構成】 炉蓋３上に金属材料６を貯蔵するための上部
に金属材料６を装入する装入口８及び排ガスを集塵設備
へ導入する排ガスダクト９を備えた予熱塔５を配置
し、、該炉蓋７の内部には可動式の扉７を設置して金属
材料６を貯蔵し、炉蓋３と炉体１とを相対的に移動させ
る駆動装置を具備し、炉蓋３が移動した状態でも炉体１
上部を完全に炉蓋３が覆うような形状を炉蓋３が有し、
常時炉内が密閉化されるようにした。
を高めつつ、予熱された金属材料を炉体の中央部に装入
し、金属材料の溶解電気エネルギー効率を高めること
が、作業環境を悪化することなく可能とする直流電気炉
を提供する。 【構成】 炉蓋３上に金属材料６を貯蔵するための上部
に金属材料６を装入する装入口８及び排ガスを集塵設備
へ導入する排ガスダクト９を備えた予熱塔５を配置
し、、該炉蓋７の内部には可動式の扉７を設置して金属
材料６を貯蔵し、炉蓋３と炉体１とを相対的に移動させ
る駆動装置を具備し、炉蓋３が移動した状態でも炉体１
上部を完全に炉蓋３が覆うような形状を炉蓋３が有し、
常時炉内が密閉化されるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料の溶解、溶融
金属の精錬等に使用される直流電気炉に関する。
金属の精錬等に使用される直流電気炉に関する。
【０００２】
【従来の技術】精錬用の電気炉として、炉内に装入した
溶融金属の上方に配置した電極と、炉底、側壁等の炉壁
に取り付けた電極との間に電流を流し、金属材料の溶
解、溶融金属の精錬を行う直流電気炉、また炉内に装入
した溶融金属の上方に配置した三本の電極間に電流を流
し、金属材料の溶解、溶融金属の精錬を行う交流電気炉
が知られている。この種の電気炉操業において、その排
ガスを利用するシステムは電気炉と集塵設備との間に予
熱槽を配置し、この予熱槽に金属材料をバケットごと装
入し、導入した排ガスで金属材料を予熱するのが一般的
であった。
溶融金属の上方に配置した電極と、炉底、側壁等の炉壁
に取り付けた電極との間に電流を流し、金属材料の溶
解、溶融金属の精錬を行う直流電気炉、また炉内に装入
した溶融金属の上方に配置した三本の電極間に電流を流
し、金属材料の溶解、溶融金属の精錬を行う交流電気炉
が知られている。この種の電気炉操業において、その排
ガスを利用するシステムは電気炉と集塵設備との間に予
熱槽を配置し、この予熱槽に金属材料をバケットごと装
入し、導入した排ガスで金属材料を予熱するのが一般的
であった。
【０００３】ところが電気炉と予熱槽の間の排ガスダク
トは、電気炉から発生する高温ガスが通過するために水
冷しており、予熱槽に到達した排ガスの温度は水冷した
分だけ低下しているので、排ガスの保有熱を効率よく金
属材料の予熱に利用したことにならず、熱効率の面で大
きな損失となっていた。また、予熱された金属材料をバ
ケットごと電気炉まで搬送するときに発生する白煙、悪
臭は作業環境面で深刻な問題となっていた。
トは、電気炉から発生する高温ガスが通過するために水
冷しており、予熱槽に到達した排ガスの温度は水冷した
分だけ低下しているので、排ガスの保有熱を効率よく金
属材料の予熱に利用したことにならず、熱効率の面で大
きな損失となっていた。また、予熱された金属材料をバ
ケットごと電気炉まで搬送するときに発生する白煙、悪
臭は作業環境面で深刻な問題となっていた。
【０００４】そこで排ガスの熱を効率よく金属材料の予
熱に利用し、また予熱済みの金属材料を予熱槽から電気
炉まで搬送することなく電気炉に装入する方法が各種提
案されている。例えば特開平３−５０５６２５号公報に
おいては、炉蓋上に設けた予熱塔と炉体の一部で形成し
た予熱帯で金属材料を予熱し、予熱塔内に貯蔵された予
熱済みの金属材料を自然に落下装入させることを特徴と
した電気炉が開示されている。しかし、この場合、炉蓋
上に設けた予熱塔内に貯蔵された金属材料が自然に落下
し溶解した後のいわゆる精錬期には予熱塔内には金属材
料はなくなり排ガスの熱で金属材料の予熱をすることは
なく、このため熱効率の面ではまだ課題が残っていた。
熱に利用し、また予熱済みの金属材料を予熱槽から電気
炉まで搬送することなく電気炉に装入する方法が各種提
案されている。例えば特開平３−５０５６２５号公報に
おいては、炉蓋上に設けた予熱塔と炉体の一部で形成し
た予熱帯で金属材料を予熱し、予熱塔内に貯蔵された予
熱済みの金属材料を自然に落下装入させることを特徴と
した電気炉が開示されている。しかし、この場合、炉蓋
上に設けた予熱塔内に貯蔵された金属材料が自然に落下
し溶解した後のいわゆる精錬期には予熱塔内には金属材
料はなくなり排ガスの熱で金属材料の予熱をすることは
なく、このため熱効率の面ではまだ課題が残っていた。
【０００５】そこで、この課題を解決する方法の技術と
して、例えば特開平５−５００２６３号公報では電気炉
を２式配置し、通電中の電気炉の予熱塔内に貯蔵された
金属材料が自然に落下し溶解した後は、もう一方の金属
材料を予熱内に貯蔵して待機している電気炉に排ガスを
導入して金属材料を予熱し熱効率を改善する方法が提案
されている。また、特開平４−３０９７８９号公報では
予熱帯を予熱塔だけで形成し、予熱塔内に扉を設け、予
熱内に常に金属材料が貯蔵できるようにして精錬期の排
ガスの熱を有効に利用できる方法が提案されている。
して、例えば特開平５−５００２６３号公報では電気炉
を２式配置し、通電中の電気炉の予熱塔内に貯蔵された
金属材料が自然に落下し溶解した後は、もう一方の金属
材料を予熱内に貯蔵して待機している電気炉に排ガスを
導入して金属材料を予熱し熱効率を改善する方法が提案
されている。また、特開平４−３０９７８９号公報では
予熱帯を予熱塔だけで形成し、予熱塔内に扉を設け、予
熱内に常に金属材料が貯蔵できるようにして精錬期の排
ガスの熱を有効に利用できる方法が提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】電気炉で金属材料を溶
解するエネルギーは電気エネルギーがそのほとんどを占
め、直流電気炉においては、上部カーボン電極より発弧
しているアークの熱である。金属材料を溶解するうえで
のエネルギー効率を考えるとき、炉体のできるだけ中心
部にエネルギー源であるアークを配する、つまり上部カ
ーボン電極を配置し、更に溶解する金属材料の装入部を
炉体のできるだけ中心部とし、その金属材料の中心部に
上部カーボン電極よりアークを発弧させ円周均一に溶解
することが好ましい。これは、上部カーボン電極が一本
ですむ直流電気炉の大きな長所であり、エネルギー効率
が上部カーボン電極が３本必要な交流電気炉に比し優れ
ている所以であり、これは溶解対象の金属材料が予熱さ
れていても当然ながら同様のことである。
解するエネルギーは電気エネルギーがそのほとんどを占
め、直流電気炉においては、上部カーボン電極より発弧
しているアークの熱である。金属材料を溶解するうえで
のエネルギー効率を考えるとき、炉体のできるだけ中心
部にエネルギー源であるアークを配する、つまり上部カ
ーボン電極を配置し、更に溶解する金属材料の装入部を
炉体のできるだけ中心部とし、その金属材料の中心部に
上部カーボン電極よりアークを発弧させ円周均一に溶解
することが好ましい。これは、上部カーボン電極が一本
ですむ直流電気炉の大きな長所であり、エネルギー効率
が上部カーボン電極が３本必要な交流電気炉に比し優れ
ている所以であり、これは溶解対象の金属材料が予熱さ
れていても当然ながら同様のことである。
【０００７】しかるに、特開平３−５０５６２５号公
報、特開平５−５００２６３号公報、特開平４−３０９
７８９号公報の場合には予熱塔が炉体の側壁部に設置さ
れており、このため予熱された金属材料は炉体の側壁部
にのみ装入されることになり、金属材料の装入されない
反側壁部は常にアーク熱で無為に加熱された金属材料の
溶解に使われることがないためにエネルギー効率の低下
を招き、また上部カーボン電極より離れた部位にのみ金
属材料が装入されるため、金属材料の中央部に上部カー
ボン電極を配置して溶解する方式に比べ溶解速度が低く
なりエネルギー効率の低下につながるといった課題を有
していた。
報、特開平５−５００２６３号公報、特開平４−３０９
７８９号公報の場合には予熱塔が炉体の側壁部に設置さ
れており、このため予熱された金属材料は炉体の側壁部
にのみ装入されることになり、金属材料の装入されない
反側壁部は常にアーク熱で無為に加熱された金属材料の
溶解に使われることがないためにエネルギー効率の低下
を招き、また上部カーボン電極より離れた部位にのみ金
属材料が装入されるため、金属材料の中央部に上部カー
ボン電極を配置して溶解する方式に比べ溶解速度が低く
なりエネルギー効率の低下につながるといった課題を有
していた。
【０００８】これを是正する方法として、予熱塔を炉体
中央部に来るように炉蓋を移動してから金属材料を装入
する方法が考えられるが、この時、従来の炉蓋形状では
炉蓋の移動に伴い炉体上部が解放されることとなり、予
熱塔の金属材料を炉内に装入時高温の粉塵を含んだガス
が炉体上部より吹き出し作業環境を甚だしく損なうこと
となる。そこで本発明は、金属材料の排ガスによる予熱
効率を高めつつ、予熱された金属材料の溶解電気エネル
ギーを高めることが、作業環境を悪化することなく可能
とする直流電気炉を提供することを目的とする。
中央部に来るように炉蓋を移動してから金属材料を装入
する方法が考えられるが、この時、従来の炉蓋形状では
炉蓋の移動に伴い炉体上部が解放されることとなり、予
熱塔の金属材料を炉内に装入時高温の粉塵を含んだガス
が炉体上部より吹き出し作業環境を甚だしく損なうこと
となる。そこで本発明は、金属材料の排ガスによる予熱
効率を高めつつ、予熱された金属材料の溶解電気エネル
ギーを高めることが、作業環境を悪化することなく可能
とする直流電気炉を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の直流電気炉は、炉蓋上に金属材料を貯蔵
し、予熱するための予熱塔と、炉蓋中央部に位置し、昇
降自在なカーボン電極を一体的に配設した直流電気炉に
おいて、前記炉蓋を移動自在に構成すると共に、移動時
においても前記炉蓋が炉体上部を覆う如く形成されたこ
とを特徴とする。
め、本発明の直流電気炉は、炉蓋上に金属材料を貯蔵
し、予熱するための予熱塔と、炉蓋中央部に位置し、昇
降自在なカーボン電極を一体的に配設した直流電気炉に
おいて、前記炉蓋を移動自在に構成すると共に、移動時
においても前記炉蓋が炉体上部を覆う如く形成されたこ
とを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明においては、炉蓋上に扉を内部に設けた
予熱塔を配置しているため、常に該予熱塔内に金属材料
を貯蔵可能で排ガスによる熱効率を高めつつ、予熱され
た金属材料は炉蓋上に配した予熱塔を炉体の中央部に位
置するように炉蓋を移動させて炉体の中央部に装入する
ことができ、この装入時においても炉体上部が解放され
ない炉蓋形状を炉蓋が有していることにより、炉体は密
閉状態を保持することが可能となり、予熱塔からの金属
材料装入に伴う発塵は大幅に抑制することが可能とな
る。
予熱塔を配置しているため、常に該予熱塔内に金属材料
を貯蔵可能で排ガスによる熱効率を高めつつ、予熱され
た金属材料は炉蓋上に配した予熱塔を炉体の中央部に位
置するように炉蓋を移動させて炉体の中央部に装入する
ことができ、この装入時においても炉体上部が解放され
ない炉蓋形状を炉蓋が有していることにより、炉体は密
閉状態を保持することが可能となり、予熱塔からの金属
材料装入に伴う発塵は大幅に抑制することが可能とな
る。
【００１１】
【実施例】本発明による実施例を図によって説明する。
図１は本発明に係る直流電気炉の全体縦断面図である。
図２は本発明に係る直流電気炉の予熱塔内の金属材料を
炉内に装入したときの全体縦断面図である。図３は図２
をＡ−Ａ面で切った平面図である。
図１は本発明に係る直流電気炉の全体縦断面図である。
図２は本発明に係る直流電気炉の予熱塔内の金属材料を
炉内に装入したときの全体縦断面図である。図３は図２
をＡ−Ａ面で切った平面図である。
【００１２】炉体１の下部には炉底電極２が配置され、
上部よりは炉蓋３を貫通して上部カーボン電極４が配置
されている。炉蓋３の上には予熱塔５が設けられ、該予
熱塔５の内部には金属材料６を保持する扉７が設置さ
れ、また上方には金属材料６を予熱塔５に装入するため
の装入口８と排ガスを集塵設備（図示せず）に連結する
排ガスダクト９が設けられている。実施例では炉蓋３上
の予熱塔５は１個の例を示しているが２個設けた場合も
本発明は適用できる。炉体１の内部の溶融金属１０の溶
解精錬中に発生する高温の排ガスは予熱塔５を通過し排
ガスダクト９を経て集塵設備へ送られる。
上部よりは炉蓋３を貫通して上部カーボン電極４が配置
されている。炉蓋３の上には予熱塔５が設けられ、該予
熱塔５の内部には金属材料６を保持する扉７が設置さ
れ、また上方には金属材料６を予熱塔５に装入するため
の装入口８と排ガスを集塵設備（図示せず）に連結する
排ガスダクト９が設けられている。実施例では炉蓋３上
の予熱塔５は１個の例を示しているが２個設けた場合も
本発明は適用できる。炉体１の内部の溶融金属１０の溶
解精錬中に発生する高温の排ガスは予熱塔５を通過し排
ガスダクト９を経て集塵設備へ送られる。
【００１３】この時、予熱塔５内の金属材料６は高温の
排ガスにより効率良く予熱されることとなる。炉体１内
部の溶融金属１０の加熱が完了し、予熱塔５内金属材料
６を装入するときは上部カーボン電極４を電極昇降装置
（図示せず）で引き上げた後、炉蓋３を炉蓋駆動装置で
動かし、装入する予熱塔金属材料６が炉体１の中心部と
なるように移動させる。
排ガスにより効率良く予熱されることとなる。炉体１内
部の溶融金属１０の加熱が完了し、予熱塔５内金属材料
６を装入するときは上部カーボン電極４を電極昇降装置
（図示せず）で引き上げた後、炉蓋３を炉蓋駆動装置で
動かし、装入する予熱塔金属材料６が炉体１の中心部と
なるように移動させる。
【００１４】図２は予熱塔５内金属材料６を装入した直
後の状態を示す。金属材料６は予熱塔５内に設けた扉７
を解放することで炉体１内に装入され、装入後扉７は閉
じてまた上方の金属材料６を受け入れ貯蔵することとな
る。図３に示すように、炉蓋３は移動して予熱塔金属材
料６を炉体１内に装入するときも、炉体１の上方を完全
に覆うような形状をしており、金属材料６の装入に伴う
炉体１内部からの発塵による作業環境悪化も抑制され
る。実施例では炉蓋３の移動は水平台車方式で示してい
るが他方式でも本発明は適用できる。
後の状態を示す。金属材料６は予熱塔５内に設けた扉７
を解放することで炉体１内に装入され、装入後扉７は閉
じてまた上方の金属材料６を受け入れ貯蔵することとな
る。図３に示すように、炉蓋３は移動して予熱塔金属材
料６を炉体１内に装入するときも、炉体１の上方を完全
に覆うような形状をしており、金属材料６の装入に伴う
炉体１内部からの発塵による作業環境悪化も抑制され
る。実施例では炉蓋３の移動は水平台車方式で示してい
るが他方式でも本発明は適用できる。
【００１５】金属材料６を炉体１内の中央部に装入後、
炉蓋を再び移動し、上部カーボン電極４を下降させて金
属材料の中心部にアーク１２を発弧させ、溶解を開始す
る。このように本発明ではアークを常に炉体の中央部で
発弧させること、且つまた金属材料６の中心部でアーク
１２を発弧させることが可能で、更に常に炉体１内を密
閉した状態で操業することが可能となる。
炉蓋を再び移動し、上部カーボン電極４を下降させて金
属材料の中心部にアーク１２を発弧させ、溶解を開始す
る。このように本発明ではアークを常に炉体の中央部で
発弧させること、且つまた金属材料６の中心部でアーク
１２を発弧させることが可能で、更に常に炉体１内を密
閉した状態で操業することが可能となる。
【００１６】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による直
流電気炉においては、金属材料を効果的に予熱しつつ、
また、金属材料を溶解、精錬する電気エネルギーの利用
効率を高める操業が作業環境を全く劣化させることなく
可能とするものであり、エネルギーコストの低減・生産
性の向上そして作業環境改善に大きく貢献するものであ
る。
流電気炉においては、金属材料を効果的に予熱しつつ、
また、金属材料を溶解、精錬する電気エネルギーの利用
効率を高める操業が作業環境を全く劣化させることなく
可能とするものであり、エネルギーコストの低減・生産
性の向上そして作業環境改善に大きく貢献するものであ
る。
【図１】本発明の実施例の直流電気炉の全体縦断面図を
示す。
示す。
【図２】本発明の実施例の直流電気炉の予熱塔内の金属
材料を炉内に装入したときの全体縦断面図を示す。
材料を炉内に装入したときの全体縦断面図を示す。
【図３】図２のＡ−Ａ面で切った平面図を示す。
１ 炉体 ２ 炉底電極 ３ 炉蓋 ４ 上部カーボン電極 ５ 予熱塔 ６ 金属材料 ７ 扉 ８ 装入口 ９ 排ガスダクト １０ 溶融金属 １１ 炉蓋駆動装置 １２ アーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２７Ｄ 13/00 Ｄ 8926−4Ｋ Ｆ 8926−4Ｋ
Claims (1)
- 【請求項１】炉蓋上に金属材料を貯蔵し、予熱するため
の予熱塔と、炉蓋中央部に位置し、昇降自在なカーボン
電極を一体的に配設した直流電気炉において、前記炉蓋
を移動自在に構成すると共に、移動時においても前記炉
蓋が炉体上部を覆う如く形成されたことを特徴とする直
流電気炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14407994A JP3172781B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 直流電気炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14407994A JP3172781B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 直流電気炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07332863A true JPH07332863A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3172781B2 JP3172781B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15353782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14407994A Expired - Fee Related JP3172781B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 直流電気炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172781B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996032616A1 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Nippon Steel Corporation | Preheater for arc furnaces |
| WO1998008041A1 (de) * | 1996-08-23 | 1998-02-26 | Arcmet Technologie Gmbh | Einschmelzaggregat mit einem lichtbogenofen |
| WO1998043032A1 (en) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | Method to load scrap for electric arc furnace and relative system |
| JP2002350062A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Daido Steel Co Ltd | 予熱装置付きアーク炉 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP14407994A patent/JP3172781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996032616A1 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Nippon Steel Corporation | Preheater for arc furnaces |
| US5898726A (en) * | 1995-04-14 | 1999-04-27 | Nippon Steel Corporation | Preheater for arc furnaces |
| WO1998008041A1 (de) * | 1996-08-23 | 1998-02-26 | Arcmet Technologie Gmbh | Einschmelzaggregat mit einem lichtbogenofen |
| WO1998043032A1 (en) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | Method to load scrap for electric arc furnace and relative system |
| JP2002350062A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Daido Steel Co Ltd | 予熱装置付きアーク炉 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3172781B2 (ja) | 2001-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5479436A (en) | Method of heating and melting metal and apparatus for melting metal | |
| JP3972266B2 (ja) | 二重容器アーク炉を運転する方法及び装置 | |
| EP0646757B1 (en) | Dc arc furnace | |
| JPH07332863A (ja) | 直流電気炉 | |
| JPH0749179A (ja) | ２つの炉装置を作動するための方法 | |
| JP2002526739A (ja) | 鋼を製造する直流アーク炉及びこれに対する方法 | |
| JPH101728A (ja) | 酸化錫の還元処理方法及び装置 | |
| JP3108901B2 (ja) | 直流電気炉 | |
| US4353738A (en) | Lead smelting method | |
| JPS62211312A (ja) | 電気炉内への造滓材装入方法 | |
| US4121043A (en) | Preheating metallurgical enclosures | |
| JP3814768B2 (ja) | アーク炉操業方法 | |
| JP3521277B2 (ja) | 冷鉄源の溶解方法及び溶解設備 | |
| JP3101900B2 (ja) | スクラップ予熱塔を有する溶解炉 | |
| JP2000111270A (ja) | 冷鉄源の溶解方法 | |
| JPS60149710A (ja) | 電炉による予熱溶解方法 | |
| JPS6293047A (ja) | 取鍋用の水冷天井蓋 | |
| JPH05180567A (ja) | 金属溶解炉 | |
| JPH07120173A (ja) | スクラップ予熱塔を有する溶解炉 | |
| JPH11140529A (ja) | アーク炉操業方法 | |
| JPH0650666A (ja) | 電気炉の炉体構造 | |
| JPH11344288A (ja) | アーク炉における冷鉄源の溶解方法及びアーク炉 | |
| JPS6115906A (ja) | リアクタ−製鉄装置 | |
| JPH02279983A (ja) | 底吹きアーク炉 | |
| JPH06185879A (ja) | 複式アーク炉設備の操業方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010123 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |