JPH0749179A - 2つの炉装置を作動するための方法 - Google Patents
2つの炉装置を作動するための方法Info
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- JPH0749179A JPH0749179A JP6023127A JP2312794A JPH0749179A JP H0749179 A JPH0749179 A JP H0749179A JP 6023127 A JP6023127 A JP 6023127A JP 2312794 A JP2312794 A JP 2312794A JP H0749179 A JPH0749179 A JP H0749179A
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- F27B3/04—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces of multiple-hearth type; of multiple-chamber type; Combinations of hearth-type furnaces
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つの炉を有する製鋼におけるエネルギー使
用効率を向上する方法を提案する。 【構成】 稼動中の炉20の中を通って加熱されたガス
43を接続管25,15を介して、準備中の炉10の中
に導き、準備中の炉の中の鉱石と融剤の混和物の中を通
過させることによりガスのエネルギーを混和物に放出さ
せ、その準備中の炉からガスを圧力増加送風機34で吸
い出し、煙突38から放出する。
用効率を向上する方法を提案する。 【構成】 稼動中の炉20の中を通って加熱されたガス
43を接続管25,15を介して、準備中の炉10の中
に導き、準備中の炉の中の鉱石と融剤の混和物の中を通
過させることによりガスのエネルギーを混和物に放出さ
せ、その準備中の炉からガスを圧力増加送風機34で吸
い出し、煙突38から放出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1、請求項7及
び請求項13の上位概念に記載の交互に稼動させる2つ
の炉装置を有する製鋼所装置及びこの装置を作動するた
めの方法に関する。
び請求項13の上位概念に記載の交互に稼動させる2つ
の炉装置を有する製鋼所装置及びこの装置を作動するた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近エネルギー及び原料の資源の枯渇が
強まっているので、製鋼を小コストかつできるだけ環境
にやさしく行うための一連の提案が行われた。これらの
提案の中には、電気炉から排出された炉ガスを装入原料
を予熱するために使用するという公知の措置が含まれ
る。この場合、通常は例えばスクラップ等の装入原料は
装入バケットの中に入れられて予熱される。
強まっているので、製鋼を小コストかつできるだけ環境
にやさしく行うための一連の提案が行われた。これらの
提案の中には、電気炉から排出された炉ガスを装入原料
を予熱するために使用するという公知の措置が含まれ
る。この場合、通常は例えばスクラップ等の装入原料は
装入バケットの中に入れられて予熱される。
【0003】ドイツ特許出願第3307400号明細書
から、アーク炉の温暖な排気ガスを供給管によりバスケ
ットに接続してバスケットの中のスクラップを貫流させ
て加熱し、次いでガス洗浄装置に供給する前記のような
装置が公知である。
から、アーク炉の温暖な排気ガスを供給管によりバスケ
ットに接続してバスケットの中のスクラップを貫流させ
て加熱し、次いでガス洗浄装置に供給する前記のような
装置が公知である。
【0004】ドイツ特許出願第3521569号明細書
から、スクラップを満載するバスケットが予熱炉の中に
入れられる方法が公知である。この予熱炉には、熱交換
器を介して加熱される予熱ガスが供給される。電気炉か
ら排出された炉ガスは、熱交換器を通って塵埃除去装置
に導かれる。
から、スクラップを満載するバスケットが予熱炉の中に
入れられる方法が公知である。この予熱炉には、熱交換
器を介して加熱される予熱ガスが供給される。電気炉か
ら排出された炉ガスは、熱交換器を通って塵埃除去装置
に導かれる。
【0005】上記両明細書の対象は、構造コストが大き
く、保守の負担が大きい多数の構成部品が必要である。
その上、装入原料を多数回異なる容器に入れ換えること
により煤煙ガスのエネルギー利用の低減が生じる。
く、保守の負担が大きい多数の構成部品が必要である。
その上、装入原料を多数回異なる容器に入れ換えること
により煤煙ガスのエネルギー利用の低減が生じる。
【0006】複数の炉を使用する場合、炉に所属する構
成要素の数を減少するための提案が公知である。例えば
ドイツ特許出願第3225514号明細書から、2つの
炉床アーク炉において双方の炉床のための1つの共通の
回動可能な蓋が設けられ、この蓋が、2つの炉床のうち
の1つの上に交互に載置可能である。この複雑に構成さ
れ障害を受けやすい装置は、保守の負担が大きいだけで
なく、頻繁に生産稼動の妨げの原因となる。
成要素の数を減少するための提案が公知である。例えば
ドイツ特許出願第3225514号明細書から、2つの
炉床アーク炉において双方の炉床のための1つの共通の
回動可能な蓋が設けられ、この蓋が、2つの炉床のうち
の1つの上に交互に載置可能である。この複雑に構成さ
れ障害を受けやすい装置は、保守の負担が大きいだけで
なく、頻繁に生産稼動の妨げの原因となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の欠点を回避し、構造的に簡単な構成部品を使用して、
保守の負担が軽くかつ作動が確実な2つの炉装置を有す
る製鋼所装置を作り、これに所属する方法を提供し、環
境にやさしく、省エネルギーで鋼を溶融することにあ
る。
の欠点を回避し、構造的に簡単な構成部品を使用して、
保守の負担が軽くかつ作動が確実な2つの炉装置を有す
る製鋼所装置を作り、これに所属する方法を提供し、環
境にやさしく、省エネルギーで鋼を溶融することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、請求項
1、請求項7及び請求項13の特徴部分に記載の特徴に
より解決される。
1、請求項7及び請求項13の特徴部分に記載の特徴に
より解決される。
【0009】本発明では2つの炉が、上部容器の下部領
域内で連通する導管により接続されている。炉は、常に
ただ1つの炉が作動され第2の炉は完全に配電網から分
離されているように電気的に接続されている。
域内で連通する導管により接続されている。炉は、常に
ただ1つの炉が作動され第2の炉は完全に配電網から分
離されているように電気的に接続されている。
【0010】配電網から分離されている炉は、鉱石と融
剤の混和物柱が充填され、蓋によりほぼ密に閉成され、
蓋の中に設けられている煤煙ガスベンドを介して塵埃除
去装置に導管で接続されている。
剤の混和物柱が充填され、蓋によりほぼ密に閉成され、
蓋の中に設けられている煤煙ガスベンドを介して塵埃除
去装置に導管で接続されている。
【0011】炉と塵埃除去装置との間の導管の途中には
圧力増加装置が設けられている。圧力増加装置は作動中
に、炉の中のガスを吸引し、電流が流れていない炉の中
に負圧を発生する。これによりガスが、鉱石と融剤の混
和物柱を充填されている炉から排出され、その際、作動
中の炉につながっている接続管を介してこの炉から煤煙
ガスが吸込み排出される。
圧力増加装置が設けられている。圧力増加装置は作動中
に、炉の中のガスを吸引し、電流が流れていない炉の中
に負圧を発生する。これによりガスが、鉱石と融剤の混
和物柱を充填されている炉から排出され、その際、作動
中の炉につながっている接続管を介してこの炉から煤煙
ガスが吸込み排出される。
【0012】同時に、作動中の炉において、同様に設け
られている煤煙ガスベンドが遮断され、従って給気は蓋
と容器との間の密封ラインの領域から受取られる。
られている煤煙ガスベンドが遮断され、従って給気は蓋
と容器との間の密封ラインの領域から受取られる。
【0013】従ってガスは、作動中の炉の鉱石と融剤の
混和物の上部領域からスクラップ柱を貫流し、溶融金属
表面の上を通り、接続管を介して隣接炉に流入し、隣接
炉の中を対角線に沿って流れ、その際、熱をスクラップ
に渡し、鉱石と融剤の混和物柱の上で煤煙ガスチャネル
を介して最終的にガス洗浄装置に流入し、そこから大気
へ排出される。付属品が設けられている接続管の外にな
んらの構成部品も必要でない。
混和物の上部領域からスクラップ柱を貫流し、溶融金属
表面の上を通り、接続管を介して隣接炉に流入し、隣接
炉の中を対角線に沿って流れ、その際、熱をスクラップ
に渡し、鉱石と融剤の混和物柱の上で煤煙ガスチャネル
を介して最終的にガス洗浄装置に流入し、そこから大気
へ排出される。付属品が設けられている接続管の外にな
んらの構成部品も必要でない。
【0014】熱エネルギーの不必要な損失は発生しな
い。何故ならば鉱石と融剤の混和物柱は容器の中に残り
そこで後で溶融されるからである。
い。何故ならば鉱石と融剤の混和物柱は容器の中に残り
そこで後で溶融されるからである。
【0015】この場合、接続管は、構造的に簡単であり
保守の負担が軽度な構成要素である。使用される遮断素
子はなんらの特別な負荷を印加されず、実際の上で役目
を果たすことが証明された。
保守の負担が軽度な構成要素である。使用される遮断素
子はなんらの特別な負荷を印加されず、実際の上で役目
を果たすことが証明された。
【0016】傾動可能な炉容器において接続管の中央部
は分割され、その間に分離部を有する。この分離部はす
べりスリーブによりガス密に包囲閉成可能である。
は分割され、その間に分離部を有する。この分離部はす
べりスリーブによりガス密に包囲閉成可能である。
【0017】本発明の1つの実施例では、接続管の炉内
への開口は、ポケットの形で形成されている下部容器の
中に配置されている。このポケットは鉱石と融剤の混和
物柱を邪魔せず、接続管の炉内開口をスクラップによる
損傷から保護する利点を有する。
への開口は、ポケットの形で形成されている下部容器の
中に配置されている。このポケットは鉱石と融剤の混和
物柱を邪魔せず、接続管の炉内開口をスクラップによる
損傷から保護する利点を有する。
【0018】電気エネルギーを代替し、出湯から出湯ま
での時間を短縮するために付加的に天然ガスバーナ及び
/又は石油バーナ及び/又は酸素バーナが設けられてい
る。これらのバーナの効率は、普通、それらのオン時間
が長いほど低下する。何故ならば大部分の場合に不動に
取付けられているバーナはスクラップの中のある程度の
大きさの穴を燃焼により形成するだけであるからであ
る。
での時間を短縮するために付加的に天然ガスバーナ及び
/又は石油バーナ及び/又は酸素バーナが設けられてい
る。これらのバーナの効率は、普通、それらのオン時間
が長いほど低下する。何故ならば大部分の場合に不動に
取付けられているバーナはスクラップの中のある程度の
大きさの穴を燃焼により形成するだけであるからであ
る。
【0019】高温の燃焼ガスは、従来技術によるとき
は、使用されずにガス洗浄装置の中に流入する。
は、使用されずにガス洗浄装置の中に流入する。
【0020】提案される2つの炉ではしかしこれらのガ
スは直接に、電気作動されていない炉の加熱に使用され
る。これによりこれらのバーナの効率は高まり又はバー
ナのオン時間を有効に延長できる。
スは直接に、電気作動されていない炉の加熱に使用され
る。これによりこれらのバーナの効率は高まり又はバー
ナのオン時間を有効に延長できる。
【0021】スイッチにより切替可能な固有の導線を炉
の領域内に有し、ただ1つの電流供給部によりエネルギ
ーが供給され、2つの蓋を使用するだけの従来の技術と
は明瞭に異なる。
の領域内に有し、ただ1つの電流供給部によりエネルギ
ーが供給され、2つの蓋を使用するだけの従来の技術と
は明瞭に異なる。
【0022】可動な蓋とこれに関連する電線とにより双
方の炉を操作する方法に比べて、本発明では、堅牢であ
り保守の負担が軽度である構成部品が、過酷な製鋼所の
操業において最短時間で小コストかつ安全確実に動作す
ることが認められた。
方の炉を操作する方法に比べて、本発明では、堅牢であ
り保守の負担が軽度である構成部品が、過酷な製鋼所の
操業において最短時間で小コストかつ安全確実に動作す
ることが認められた。
【0023】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳し
く説明する。
く説明する。
【0024】図1は、蓋13,23により閉成可能な容
器下部11,21及び容器上部12,22を有する炉1
0及び20を示す。これらの炉は交互に稼動させられ
る。
器下部11,21及び容器上部12,22を有する炉1
0及び20を示す。これらの炉は交互に稼動させられ
る。
【0025】蓋13,23には煤煙ガス導管14,24
が接続されている。煤煙ガス導管14,24は、ガス洗
浄装置30の後バーナ31につながっている。煤煙ガス
導管14,24には遮断弁53,54が設けられ、さら
にすべりスリーブ62,63が設けられている。
が接続されている。煤煙ガス導管14,24は、ガス洗
浄装置30の後バーナ31につながっている。煤煙ガス
導管14,24には遮断弁53,54が設けられ、さら
にすべりスリーブ62,63が設けられている。
【0026】炉10及び11は、分離部Tの場所にすべ
りスリーブ61を有する頭端部を有する接続導管15,
25を介して互いに接続されている。さらに接続導管1
5,25は遮断弁51又は52を有する。
りスリーブ61を有する頭端部を有する接続導管15,
25を介して互いに接続されている。さらに接続導管1
5,25は遮断弁51又は52を有する。
【0027】炉20の蓋23には、遮断弁57により閉
成可能な供給導管29が設けられている。
成可能な供給導管29が設けられている。
【0028】炉10の容器上部12の中にはバーナ93
が突出している。バーナ93は供給導管92を介して付
加バーナ装置90の供給ステーション91につながる。
が突出している。バーナ93は供給導管92を介して付
加バーナ装置90の供給ステーション91につながる。
【0029】煤煙ガス導管14,24を介して炉10,
20に接続されている後バーナ31は、主ガス導管32
を有する。主ガス導管32はフィルタ35に接続されて
いる。フィルタ35には吸込み装置36が接続され、吸
込み装置36にはガス導管37が接続され、ガス導管2
7には煙突38が接続されている。
20に接続されている後バーナ31は、主ガス導管32
を有する。主ガス導管32はフィルタ35に接続されて
いる。フィルタ35には吸込み装置36が接続され、吸
込み装置36にはガス導管37が接続され、ガス導管2
7には煙突38が接続されている。
【0030】主ガス導管32の途中には圧力増加送風機
34が設けられている。圧力増加送風機34には遮断弁
55が前置接続されている。主ガス導管32の、圧力増
加送風機34及び遮断弁55を有する部分はバイパス導
管33によりバイパスされている。バイパス導管33は
遮断弁56を有する。
34が設けられている。圧力増加送風機34には遮断弁
55が前置接続されている。主ガス導管32の、圧力増
加送風機34及び遮断弁55を有する部分はバイパス導
管33によりバイパスされている。バイパス導管33は
遮断弁56を有する。
【0031】炉10,20の中には電極17,27が突
出している。容器下部11,21の中には底面電極1
8,28が設けられている。
出している。容器下部11,21の中には底面電極1
8,28が設けられている。
【0032】陰極として形成されている電極17,27
は、陰極導線72を介して電力回路70の変圧器73に
接続されている。陽極として形成されている底面電極1
8,28は陽極導線78を介して変圧器73に接続され
ている。
は、陰極導線72を介して電力回路70の変圧器73に
接続されている。陽極として形成されている底面電極1
8,28は陽極導線78を介して変圧器73に接続され
ている。
【0033】電力供給線72,78は、陰極のための炉
スイッチ81,82と、陽極のための炉スイッチ83,
84と、サイリスタ74,75と、チョークコイル7
6,77とを有する。
スイッチ81,82と、陽極のための炉スイッチ83,
84と、サイリスタ74,75と、チョークコイル7
6,77とを有する。
【0034】変圧器73はスイッチ85を介して電流供
給部71に接続されている。
給部71に接続されている。
【0035】炉20の蓋23には煤煙ガス排出管59が
示されている。煤煙ガス排出管59は、圧縮機39と遮
断弁58とを有する。
示されている。煤煙ガス排出管59は、圧縮機39と遮
断弁58とを有する。
【0036】さらにそれぞれの導管の媒体40すなわち
煤煙ガス43,燃焼ガス44及び清浄ガス45が示され
ている。
煤煙ガス43,燃焼ガス44及び清浄ガス45が示され
ている。
【0037】図1と同一の参照番号が使用されている図
2は、炉10及び20の断面図を示す。図2には鉱石と
融剤の混和物41及び溶鋼42が示され、ガスの流れ方
向が示されている。図2において炉20は溶融フェーズ
にあり、炉10は原料装入直後であり、ガス流的に炉2
0に接続されている。
2は、炉10及び20の断面図を示す。図2には鉱石と
融剤の混和物41及び溶鋼42が示され、ガスの流れ方
向が示されている。図2において炉20は溶融フェーズ
にあり、炉10は原料装入直後であり、ガス流的に炉2
0に接続されている。
【0038】さらに図2においては、容器下部11にポ
ケット16が設けられている。ポケット16は、鉱石と
融剤の混和物柱に支障をきたすことなしに接続管15を
簡単に取付ることを可能にする。比較のために炉20は
通常のように円筒形に形成されている。この場合、鉱石
と融剤の混和物41の流入を阻止するために接続管25
の中に格子19が設けられている。
ケット16が設けられている。ポケット16は、鉱石と
融剤の混和物柱に支障をきたすことなしに接続管15を
簡単に取付ることを可能にする。比較のために炉20は
通常のように円筒形に形成されている。この場合、鉱石
と融剤の混和物41の流入を阻止するために接続管25
の中に格子19が設けられている。
【図1】2つの炉装置の概略図である。
【図2】炉が作動中のガスの流れを示す炉の断面図であ
る。
る。
10 炉1 11 容器下部 12 容器上部 13 蓋 14 煤煙ガス 15 接続管 16 ポケット 17 電極(陰極) 18 底面電極(陽極) 19 格子 20 炉2 21 容器下部 22 容器上部 23 蓋 24 煤煙ガス 25 接続管 26 ポケット 27 電極(陰極) 28 底面電極(陽極) 29 給気管 30 ガス洗浄機 31 後バーナ 32 主ガス導管 33 バイパス 34 圧力増加送風機 35 フィルタ 36 吸込み装置 37 ガス導管 38 煙突 39 燃焼ガスの圧縮機 40 媒体 41 鉱石と融剤の混和物 42 溶鋼 43 煤煙ガス 44 燃焼ガス 45 清浄ガス 50 装備具 51 炉1の接続管の遮断弁 52 炉2の接続管の遮断弁 53 煤煙ガス炉1の遮断弁 54 煤煙ガス炉2の遮断弁 55 ガス導管の遮断弁 56 バイパスの遮断弁 57 給気の遮断弁 58 燃焼ガスの遮断弁 59 燃焼ガスの導管 60 分離部密封装置 61 接続管のすべりスリーブ 62 煤煙ガス炉1のすべりスリーブ 63 煤煙ガス炉2のすべりスリーブ 70 電力回路 71 電流供給部 72 陰極導線 73 変圧器 74 サイリスタ2 75 サイリスタ1 76 チョークコイル2 77 チョークコイル1 78 陽極導線 80 電気切換え素子 81 炉1の陰極スイッチ 82 炉2の陰極スイッチ 83 炉1の陽極スイッチ 84 炉2の陽極スイッチ 85 電源スイッチ 90 付加バーナ装置 91 供給ステーション 92 供給管 93 バーナ T 分離部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・メリンクホフ ドイツ連邦共和国、デー 45481 ミュー ルハイム/ルール、ナッハバースヴェーク 102 (72)発明者 ミヒャエル・シュメングラー ドイツ連邦共和国、デー 47058 デュイ スブルク、ベーヒェムシュトラーセ 11 (72)発明者 ウーヴェ・マーガー ドイツ連邦共和国、デー 44579 カスト ロープ/ラウクセル、ヴァルトブルクシュ トラーセ 37
Claims (14)
- 【請求項1】 導管を介して接続しているアーク炉を具
備し、原料装入装置とガス排出装置とガス洗浄装置と電
源装置とをさらに具備し、2つの前記炉のうちの一方
は、その中の装入原料を溶融するために給電され、他方
は配電網から完全に分離され、配電網から遮断され出湯
された炉は、例えばスクラップ等の装入原料を装入さ
れ、次いで炉容器が蓋により閉成される、2つの炉装置
を作動するための方法において、次の段階を特徴とする
2つの炉装置を作動するための方法。 a) 配電網から遮断された炉を閉成した後に、容器空
間の中の鉱石と融剤の混和物柱の上に存在するガスが吸
込み排気される。 b) 2つの前記炉の間に設けられている接続管を介し
て煤煙ガスが、電気作動中の炉から溶融金属表面より上
の場所で、配電網から分離されている炉により吸込み排
気される。 c) 配電網から分離されている炉から煤煙ガスが吸込
み排気される間に他方の炉の煤煙ガス接続管が、ガス洗
浄のために遮断される。 d) 同時に、電気作動中の炉の蓋の領域内で給気が行
われる。 - 【請求項2】 煤煙ガスが、配電網から遮断された炉に
おいて鉱石と融剤の混和物柱を装入方向に対して反対の
方向で貫流することを特徴とする請求項1に記載の2つ
の炉装置を作動するための方法。 - 【請求項3】 作動中の炉のガスが鉱石と融剤の混和物
柱を装入方向で貫流することを特徴とする請求項1に記
載の2つの炉装置を作動するための方法。 - 【請求項4】 ガスに量的に調整可能で給気が行われる
ことを特徴とする請求項3に記載の2つの炉装置を作動
するための方法。 - 【請求項5】 後バーナ室の中で燃焼された煤煙ガスの
一部が分岐されて給気に用いられることを特徴とする請
求項4に記載の2つの炉装置を作動するための方法。 - 【請求項6】 電気作動中の炉の鉱石と融剤の混和物柱
が燃料により付加的に加熱されることを特徴とする請求
項1に記載の2つの炉装置を作動するための方法。 - 【請求項7】 煤煙ガスベンドを介してガス洗浄装置に
接続している蓋により閉成可能であり、導管を介して互
いに接続されている炉上部容器を有する2つの炉容器を
有する請求項1から請求項5のうちのいずれか1つの請
求項に記載の方法を実施するための2つの炉装置におい
て、 接続管(15,25)が、炉の傾動運動に伴う前記接続
管(15,25)の傾動運動を可能にする分離部(T)
を有し、 前記分離部(T)がガス密に包囲閉成可能であり、 前記接続管(15,25)が前記分離部(T)の両側に
それぞれ1つの遮断装置(51,52)を有することを
特徴とする2つの炉装置。 - 【請求項8】 分離部(T)を密封するためにすべりス
リーブ(61)が使用されることを特徴とする請求項7
に記載の2つの炉装置。 - 【請求項9】 接続管(15,25)の接続端部が、容
器上部(12,22)の容器下部(11,21)に向か
って傾斜している領域内に連通していることを特徴とす
る請求項7に記載の2つの炉装置。 - 【請求項10】 接続管(15,25)の接続端部が、
容器上部(12,22)のポケット(16,26)とし
て形成されている領域の中に連通していることを特徴と
する請求項7に記載の2つの炉装置を作動するための方
法。 - 【請求項11】 接続管(15,25)の開口が、容器
部分(11,12又は21,22)の外側端縁に、容器
の上に載置可能な蓋(13,23)の煤煙ガスベンド
(14,24)の対して対角的に配置されていることを
特徴とする請求項9又は請求項10に記載の2つの炉装
置。 - 【請求項12】 バーナエネルギー供給ステーション
(91)に接続されているバーナ(93)が炉頭部上部
(12)の中に突出していることを特徴とする請求項7
に記載の2つの炉装置。 - 【請求項13】 電源装置と、ガス洗浄装置に接続され
請求項7から請求項12のうちのいずれか1つの請求項
に記載され、請求項1から請求項6のうちのいずれか1
つの請求項に記載の方法を実施する2つの炉装置を具備
する製鋼所装置において、 電流供給部(71)がただ1つの場合に一方の炉(10
又は20)を完全に電気的に分離しても他方の炉(20
又は10)は支障なく作動できることを可能にする電気
切換え素子(81,82)が設けられていることを特徴
とする製鋼所装置。 - 【請求項14】 直流電源装置の場合に個々の炉(1
0,20)が、陽極(18,28)を電流から電気的に
分離する付加的なスイッチ(83,84)を有すること
を特徴とする請求項12に記載の製鋼所装置。
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