JPH0242133A - 排気ターボ過給機付エンジン - Google Patents

排気ターボ過給機付エンジン

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JPH0242133A
JPH0242133A JP63191647A JP19164788A JPH0242133A JP H0242133 A JPH0242133 A JP H0242133A JP 63191647 A JP63191647 A JP 63191647A JP 19164788 A JP19164788 A JP 19164788A JP H0242133 A JPH0242133 A JP H0242133A
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JP
Japan
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passage
exhaust
valve
engine
primary
Prior art date
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JP63191647A
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Inventor
Haruo Okimoto
沖本 晴男
Seiji Tajima
誠司 田島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は排気ターボ過給機付エンジンに関するものであ
る。
(従来技術) 排気ターボ過給式のエンジンにあっては、いわゆるシー
ケンシャルターボと呼ばれるように、互いに並列に2つ
の排気ターボ過給機を備えて、低速時には1つの排気タ
ーボ過給機のみを作動させて過給能力の小さい第1状態
とする一方、高速時には2つの排気ターボ過給機を作動
させて過給能力の大きい第2状態とすることが提案され
ている。すなわち、低速時に作動される排気ターボ過給
機(以下1次側ターボ過給機と称す)を小型のものとす
ることにより、応答性が確保される。
方、高速時には、残りの排気ターボ過給機(以下2次側
ターボ過給機)をも作動させることにより、大きな過給
能力が得られる。このようなシーケンシャルターボは例
えば特開昭60−259722号公報に開示されている
2つのターボ過給機を並列配置する場合、上記公報にも
記載されているように、一部の気筒より伸びる第1排気
通路に1次側ターボ過給機を接続し、他の気筒より伸び
る第2排気通路に2次側ターボ過給機を接続することが
提案されている。そして、上記一部の気筒と他の気筒と
に対する背圧を均一化すべく、両ターボ過給機の上流で
第1と第2の両排気通路同士を連通路で連通させること
も提案されている。
一方、排気ターボ過給機を備えたエンジンにあっては、
1つのターボ過給機のみを有する場合でも同様であるが
、過給圧が上界し過ぎるのを防止するためのウェストゲ
ート弁が設けられる。すなわち、ターボ過給機(のター
ビン)をバイパスするウェストゲート通路を設けて、こ
のウェストゲート通路に過給圧が所定量−Fとなったと
きに開弁されるウェストゲート弁が設けられる。そして
、上記公報記載のものでは、ウェストゲート通路の流入
口が、少なくとも開示されている図面で理解される限り
、上記連通路のうち第1排気通路に近い側に開口されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のように、ウェストゲート通路の流
入口を第1排気通路に近い側で連通路に開口させた場合
は、この連通路の有効開口面積を小さくしたときに種々
の問題を生じる。
この点を、連通路の有効開口面積を小さくするという必
要性から述べると、次の通りである。
先ず第1に、連通路の有効開口面積を大きくすると、2
次側ターボ過給機上流側の排気通路容積が全体として大
きくならざるを得ないことになり、このことは2次側タ
ーボ過給機の作動開始に伴う過給応答性の点で不利とな
る。第2に、排気干渉防止という観点からも、連通路の
有効間ロ面積極力小さくすることが望まれる。換言すれ
ば1両ターボ過給機を互いに異なる気筒に連なる第1と
第2との排気通路に分配して接続するということは、吸
気行程の連続しない気筒同士からの排気ガスによって1
つのターボ過給機を作動さ得るという利点、すなわち排
気干渉を防止して各ターボ過給機を効率よく作動させる
という観点から有利となるが、連通路の有効開口面積を
大きくすることはこの排気干渉防止の点で不利となる。
勿論、上述したことに加えて、連通路の有効fjF1口
面積全面積くするということは、排気系全体として大型
化して、エンジンのコンパクト化を図る点でも不利とな
る。
」−記説明から明らかなように、連通路の有効開口面積
は極力小さくすることが望まれるが、前記分限記載のよ
うにウェストゲート通路の流入口を連通路の長さ方向に
おいて第1排気通路側に設けると、排気ガスを解放する
際に不利となる。すなわち、2次側ターボ過給機が接続
された第2排気通路の排圧が第1排気通路に比して大き
くなる傾向にあり、特に2次側ターボ過給機を1次側タ
ーボ過給機に比して大型とした場合にこの傾向が強くな
る。この場合、解放される排気ガスは、従来のものでは
、常時作動されるべき1次側ターボ過給機駆動用の排気
ガスが主となってしまうことになる。このことはまた、
第2排気通路の排圧が第1排気通路の排圧よりも大きく
なってしまう、ということにもつながり、全ての気筒間
での均−燃焼確保等の観点から好ましくないものとなる
したがって、本発明の目的は、第1と第2の各排気通路
を各ターボ過給機の」二流側で連通させる連通路の有効
開口面積を小さいものとした場合にあっても、ウェスト
ゲート通路を通しての排気ガス解放をより好ましい態様
でなし得るようにした排気ターボ過給機付エンジンを提
供することにある。
(問題点を解決するだめの手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、エンジンの排気通路が、一部の気筒よ
り伸びる第1排気通路と他の気筒より伸びる第2排気通
路とをイイし、 前記第1排気通路に対して常時作動される1次側排気タ
ーボ過給機が設けられ。
+1ii 3Q第2排気通路に対して特定運転領域での
み作動される2次側排気ターボ過給機が設けられ、1t
I記1次側排気ターボ過給機上流の第1排気通路と、前
記2次側排気ターボ過給機上流の第2排気通路とを連通
ずる連通路が設けられ、ウェストゲート弁が配設された
ウェストゲート通路の流入口が、前記連通路の長さ方向
において前記第2排気通路側に開口されている、ような
構成としである。
このような構成とすることにより、連通路の有効量[]
而積を小さく設定した場合にあっても、排気ガスをウェ
ストゲート通路を通して解放する場合に、2次側ターボ
過給機側の排気ガスを優先させて解放させることができ
、常時作動される1次側ターボ過給機を特定運転領域で
のみ作動される2次側ターボ過給機に優先して好ましい
作動状態とすることができる。また、元々排圧が高くな
り易い2次側ターボ過給機側の排気ガスを優先して解放
されるということは、第1と第2の排気通路同士での排
圧均等化という点からも好ましいものとなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
立生上スヱゑ 第1図において、エンジンlの排気ガスを排出する排気
通路2は、エンジン1より互いに独立して伸びる2本の
分岐排気通路2a、2bを有する。また、エンジンlの
吸入空気が流通する吸気通路3は、吸入空気量を検出す
るエアフロメータ4の下流側において分岐して2本の分
岐吸気通路3a、3bを有し、両分岐吸気通路3aと3
bとはインタークーラ5の上流側において合流している
。インタークーラ5の下流側の吸気通路3には、スロッ
トル弁6、サージタンク7および燃料噴射弁8が配設さ
れている。
上記2本の分岐排気通路2a、2bのうちの一方の分岐
排気通路2aには、排気ガスによって回転駆動されるタ
ービTPが配設され、このタービンTPは、一方の分岐
吸気通路3aに配設されたブロワcpに回転軸LPを介
して連結されている。そして、これらタービンTP、回
転軸LP、ブロワCpを主要素として1次側ターボ過給
機9が構成されている。同様に、他方の分岐排気通路2
bには、排気ガスによって回転駆動されるタービンTS
が配設されているとともに、他方の分岐吸気通路3bに
はブロワC3が配設され、これらタービンTPとブロワ
C3とが回転軸LSによって連結されて、2次側ターボ
過給機10を構成している。
分岐吸気通路3a、3bのブロワCp、CSの上流側の
通路部分は、吸気通路3から分岐した分岐部において互
いに一直線状になるように対向して形成されており、一
方の分岐吸気通路3bに発生した圧力波が他方の分岐吸
気通路3a側には伝播し易く、エアフローメータ4側に
は伝播し易く、エアフローメータ4側には伝播しにくい
ような構成となっている。
上記2次側の分岐排気通路2bには、タービンTSの上
流側において排気カット弁I+が配設されている。この
排気カット弁11は、低回転域でこの分岐排気通路2b
を閉じて2次側ターボ過給機10のタービンTSへの排
気ガスの提供を遮断し、1次側ターボ過給機9のみを作
動させるために設けられているものである。
2次側の分岐排気通路2bのうち上記排気カット弁11
の上流側部分が、連通路12を介して、1次側の分岐排
気通路2aのタービンTP上流側に接続されている。上
記連通路12は、両タービンTP、TSの下流側の排気
通路2に対して、ウェストゲート弁17が配設されたバ
イパス通路18を介して接続されている。このバイパス
通路18のうち上記つェストゲート弁17上流側部分が
、排気洩らし弁13が配設された洩らし通路14を介し
て、分岐排気通路2bのうちタービンTSと排気カット
弁11との間に接続されている。
上記排気洩らし弁I3は、ダイヤフラム式アクチュエー
タ16によって操作されるようになっており、該アクチ
ュエータ16の圧力室が、制御圧力導管15を介して、
1次側ターボ過給機9のブロワcpの下流側において分
岐吸気通路3aに開口している。この洩らし弁13は、
エンジン回転数の上昇過程において、ブロワCpの下流
側の過給圧P1が所定の値(例えば500mmHg)以
上となると開動作され、これにより排気カット弁11が
閉じているときに少量の排気ガスがバイパス通路14を
通じてタービンTSに供給される。したがって、タービ
ンTSが排気カット弁IIの開く以前に予め回転を開始
して、排気カット弁11が開いたときの過給応答性向上
と共に、トルクショックを緩和するようになっている。
なお、19.20は、排気カット弁11及びウェストゲ
ート弁I7をそれぞれ操作するダイヤフラム式アクチュ
エータであるが、これらのアクチュエータの動作につい
ては後述する。
一方、2次側の分岐吸気通路3bには、ブロワcpの下
流側において吸気カット弁21が配設されている。また
ブロワC3をバイパスする通路22が設けられていて、
このバイパス通路22にリリーフ弁23が配設されてい
る。上記吸気カット弁21は、後述するようにダイヤフ
ラム式アクチュエータ24によって操作される。また、
上記リリーフ弁23は、エンジン回転数の上界過程にお
いて、吸気カット弁21および排気カット弁lが開く時
点よりも少し前までバイパス通路22を開いていて、排
気カット弁11が閉じているときの排気洩らし弁13の
開動作に基づくブロワC3の回転によって、ブロワCS
と吸気カット弁21との間における分岐吸気通路3bの
圧力が上昇するのを防止し、かつブロワC3が回転しや
すいように設けられている。このようなリリーフ弁23
は、ダイヤフラム式アクチュエータ25によって操作さ
れる。
吸気カット弁21を作動するアクチュエータ24の制御
圧力導管26は、電磁ソレノイド弁よりなる三方弁27
の出力ボートに接続されている。
また、排気カット弁11を作動するアクチュエータ19
の制御圧力導管28は、同様に電磁ソレノイド弁よりな
る三方弁29の出力ボートに接続されている。さらにリ
リーフ弁23を作動するアクチュエータ25の制御圧力
導管30は、上述と同様の三方弁31の出力ボートに接
続されている。
ウェストゲート弁17を作動するアクチュエータ20の
制御圧力導管32は、電磁ソレノイド弁よりなる三方弁
33の出力ボートに接続されている。これら電磁シレノ
イド弁よりなる三方弁27.29.31および33は、
マイクロコンピュータを利用して構成された制御回路3
5によって制御される。この制御回路35は、エンジン
回転数Ne、吸入空気ff1Q、スロットル開度TVO
および一次側ターボ過給機9のブロワCpの下流側の下
級圧Pl等の検出値に基づいて、各電磁ソレノイド弁を
制御する。
上記4個の電磁ソレノイド弁のうち、三方弁29の一方
の人力ボートは大気に開放されており、他方の入力ボー
トは、導管36を介して負圧タンク43に接続されてい
る。この負圧タンク43には、スロットル弁6の下流の
吸気負圧Pnが、チエツク弁37を介して導入される。
また、三方弁27は、その一方の入力ボートが導管36
を介して1記負圧タンク43に接続され、他方の入力ボ
ートは、導管38を介して差圧検出弁39の出力ボート
に接続されている。
第2図に示すように、ト記差圧検出弁39は。
そのケーシング51内が2つのダイヤフラム52.53
によって3つの室54.55.56に画成され、室54
に入力ボート54aが、室55に入力ボート55aが、
室56に上記導管38が連なる出力ボート57および大
気開放ボート58が開口されている。上記ボート54a
は、導管4■を介して吸気カット弁21の下流側に接続
されて、1次側ブロワCpの下流側の過給圧PIを導入
するようになっている。また、ボート55aは、導管4
2を介して吸気カット弁21の上流側に接続されて、吸
気カット弁21が閉じているときの吸気カット弁21の
上流側の圧力P2を導入するようになっている。そして
、この差圧検出弁39は、圧力ptとP2との圧力差が
太きいときに、両ダイヤフラム52.53に結合された
弁体59がボート47を開状態として5大気を導管38
に導入するが、差圧P2−P lが所定値±ΔP以内に
なったときに、スプリング59によってボート57を閉
じるようになっている。したがって、三方弁27が導管
26を導管38に連通している状態で、差圧P2−P 
lが所定値±△Pよりも大きくなると、アクチュエータ
24に大気が導入されて、吸気カット弁21が開かれる
。また、三方弁27が導管26を導管36に連通させた
ときは、アクチュエータ24に負圧が供給されて吸気カ
ット弁21が閉じられる。
一方、三方弁29が導管28を導管36に連通させたと
き、アクチュエータ19に負圧が供給されて排気カット
弁11が閉じられ、このときは1次側ターボ過給機9の
みが作動された状態となる。また、三方弁29が導管2
8を大気に解放すると、排気カット弁11が開かれて、
2次側ターボ過給機10が作動される。
第3図は、吸気カット弁21および排気カット弁11の
開閉状態を、排気漏らし弁13、ウェストゲート弁17
およびリリーフ弁23の開閉状態とともに示す制御マツ
プで、この制御マツプは制御回路35内に格納されてい
る。
ここで、三方弁31の一方の入力ボートも大気に開放さ
れ、他方の入力ボートは負圧タンク43に接続されてお
り、エンジンが低回転のときは導管30に吸気負圧Pn
が導入されて、リリーフ弁25がバイパス通路22を開
いているが、エンジン回転数Neの上界過程で、第3図
に示すように、上記吸気カット弁21および排気カット
弁llが開く段階以前において、上記三方弁31が制御
回路35からの信号によって大気側に切換えれ、これに
よりリリーフ弁25がバイパス通路22を閉じるように
なっている。
さらに三方弁33の一方の入力ボートには、アクチュエ
ータ16の制御圧力導管15を通じて過給圧PIが導入
されるようになっており、エンジン回転数Neおよびス
ロットル開度TVOが所定値以上でかつ過給圧PIが所
定値以Eになったとき、制御回路35が二方弁33を開
いてアクチュエータ20に過給圧P1を導入し、これに
よりウェストゲート弁17がバイパス通路18を開くよ
うになっている。また、三方弁33の他方の入力ボート
は大気に解放されており、アクチュエータ20に大気が
供給されたとき、ウェストゲート弁17が閉じられる。
フローチャート 第4A図、第4B  )第4A図、第
4B図には、第3図のマツプに従う制御を行うためのフ
ローチャートを示しである(Sはステップで、排気洩ら
し弁13、ウェストゲート弁17については除く)。こ
のフローチャートにおいて、フラグが1〜6の範囲のい
ずれかによってその処理の流れが変わるが、このフラグ
の意味するところは第3図に示す通りである。すなわち
、多弁11.21.23については、それぞれ、開閉に
ヒシテリスを持たせであるため、多弁11.21.23
の各々について2本の特性線が設定されて、合計6本の
特性線を有する。そし、て、この特性線を跨ぐ毎にフラ
グが変更され、運転状態が第3図右側の領域(高回転、
高負荷側となる領域)へと近づく方向に変位するときに
、フラグが「2」、「4」あるいは「6」のように偶数
番号で変化される。逆に、第3図左側の領域へと運転状
態が変更していくときは「5」「3」、「1」のように
奇数番号でフラグが変化される。勿論、運転開始時は、
低回転、低負荷領域であってフラグがrlJとされる(
イニシャライズ)。
以Fのことを前提として、フローチャートについて簡単
に説明する。
先ず、第4A図の81においてシステムのイニシャライ
ズが行われ、このときフラグは1とされる。次いで、S
2において、エンジン回転数Rと吸入空気1?tQとが
データ入力された後、前述した6本の特性線を決定づけ
るQl−Q6(吸入空気1)とR1−16(エンジン回
転数)とがマツプから読出される。。
S3の後、S4において、吸入空気1itQの変化速度
が設定fEQ Aよりも大きいか否かが判別される。こ
のS4の判別でYESのときは、S5において、ヒID
LE S 3で読出されたQ1〜Q6およびRl〜R6
の各々について、所定分の減少補正(ΔQ1〜ΔQ6、
ΔR1〜ΔR6の減算)が行われ、この後S6へ移行す
る。また、S4の判別でNoのときは、S5を経ること
なく、S6へ移行する9、上記S5での処理は、加速時
に、2次側ターボ過給機10の作動領域をより低負荷、
低回転側へと広げるための処理に相当する。、S6では
、フラグFがlであるか否かが判別されるが、当初はフ
ラグFはlにイニシャライズされているのでこの判別が
YESとなる。このときは、S7あるいはS8の判別が
YESであれば、S9においてフラグFが2にセットさ
れた後、SlOにおいてリリーフ弁23が閉じられる(
アクチュエータ25へ負圧供給)2.また、S7および
S8のいずれの判別もNoのときは、そのままリターン
される。
S6の判別でNoのときは、S11において、フラグF
が″整数mの2倍であるか否か、すなわち2.4あるい
は6のいずれかであるかが判別される。このSllの判
別でYF、Sのときは、S12においてフラグFが2で
あるか否かが判別される。このSI2の判別でYlES
のときは、S13、SI4のいずれかの判別でYESの
ときに。
S+5においてフラグFが4にセットされた後、S16
において排気カット弁11が開かれる(アクチュエータ
I9へ大気供給)。また、S13、S+4のいずれの判
別もNoのときは、S17、S18の判別が共にYES
となったときに、S19でフラグがlにセットされた後
、S20でリリーフ弁23が開かれる(アクチュエータ
25へ負圧供給)。またS17あるいはS18のいずれ
かの判別がNoのときは、それぞれリターンされる。
前記S+2の判別がNoのときは、S21においてフラ
グFが4であるか否かが判別され、S21の’I’ll
別でYESのときは、フラグFを6または3にするか、
そのままリターンされるときである。すなわち、S22
、S23のいずれかの判別でYESのときは、S24に
おいてフラグFが6にセットされた後、S25において
吸気カット弁2Iが開かれる(アクチュエータ24を導
管38に連通)。また、S22.S23のいずれの判別
もNoのときは、S26およびS27の判別・が共にY
ESのときに、フラグFが3にセットされた後、S29
で排気カット弁11が閉じられる(アクチュエータ19
へ負圧供給)。そして、S26、S27のいずれかの判
別でNOのときは、そのままリターンされる。
前記S21の判別でNoのときは、現在フラグFが6の
ときである。このときは、フラグFを5にセットするか
そのままリターンするときである。すなわち、S30お
よびS31のいずれの判別も共にYESのときは、S3
2でフラグFが5にセットされた後、S33で吸気カッ
ト弁2Iが閉じられる(アクチュエータ24へ負圧供給
)。
また、S30、S31のいずれかの判別でNOのときは
、そのままリターンされる。
前記Sllの判別でNoのときは、第4B図のS41へ
移行する。このS41では、フラグFが3であるか否か
が判別される。この判別でY E Sのときは、フラグ
Fを!あるいは4にするかそのままリターンされるとき
である。すなわち、S42、S43のいずれの判別もY
ESのときに、S44においてフラグFfJi1にセッ
トされた後、S45においてリリーフ弁23が開かれる
(アクチュエータ25へ負圧供給)。また、S42、S
43の判別のいずれかがNOのときは、S46、S47
のいずれかの判別がYESのときに、S48においてフ
ラグFが4にセットされた後、S49において排気カッ
ト弁11が開かれる(アクチュエータ19へ大気供給)
。そして、S46、S47のいずれの判別もNoのとき
にリターンされる。
前記S41の判別でNOのときは、現在のフラグFは5
のときである。このときは、フラグFを3あるいは6に
セットするかそのままリターンするときである。すなわ
ち、S50、S51の判別のいずれもがYESのときに
、352でフラグFが3にセットされた後、S53にお
いて排気カット弁IIが閉じられる(アクチュエータ1
9へ負圧供給)。また、S50、S51のいずれかの判
別がNOのときは、S54、S55の判別のいずれかが
YESのときに、356においてフラグFが6にセット
された後、S57において吸気カット弁21が開かれる
(アクチュエータ24を導管38へ連通)。そして、S
54、S55のいずれの判別もNOのときにリターンさ
れる。
ウェストゲート′lT11旦 ここで、ウェストゲート通路18の流入口は、第1図に
も模式的に示すように、連通路12に開口され、かつそ
の開口位置は、連通路12の長さ方向において第2排気
通路となる分岐排気通路2b側とされている。勿論、連
通路12の長さ方向において分岐排気通路2b側であれ
ばよいので、ウェストゲート通路18の流入口を5分岐
排気通路2bに開口させることもできる。なお、連通路
12の有効開口面積は、分岐排気通路2aあるいは2b
の有効開口面積よりも小さくされているものである。
第5図には、エンジン1とこのエンジン1に対するター
ボ過給機9.10およびインタークーラ5の配設位置と
の具体例を示している。
先ず、エンジンlは、そのクランク軸(図示路でその軸
線を符号氾で示す)を挟んで左側に左パンクロ11−が
、また右側に右パンクロ1Rを有するV型6気筒エンジ
ンとされている。すなわち、左パンクロ1Lに直列に3
つの気筒が構成され、右パンクロ1Rに直列に3つの気
筒が構成され、同一のバンクにある3つの気筒同士は、
点火順序が仔いに隣り合わないように設定されている。
そして、実施例では、エンジンIが縦置き、すなわちク
ランク軸が車体前後方向に伸びるように車体に塔載され
て、図中上方が車体前方とされる。
2本の分岐排気通路2aと2bとは、それぞれ実質的に
、各パンクロ1L、61Rに対して個々独)γに設けた
排気マニホルド62 Lと62Rとにより構成され、両
排気マニホルド61Lと61Rとの各集合部同士が、小
径の連通路12により連通されている。そして、両排気
マニホルド621−と62F?とは、両省間に左右パン
クロ1L、61[(が挾まれるように、すなわち■バン
ク中央空間Vとは反対側の面において対応するバンクに
接続されている。
前記2つのターボ過給機9.10のうち、1次側ターボ
過給機9が右パンクロ1Rの直後方に配置され、また2
次側ターボ過給機10が左バンク61Lの直後方に配置
されている。そして、ウェストゲート通路18の流入口
は、連通路12のうち2次側ターボ過給機10すなわち
排気マニホルド621.直近に開口されている。
インタークーラ5は、実施例では空冷式とされて、エン
ジンlの1111方に配置されている。勿論、インター
クーラ5は、その冷却フィン部分が車体前方に対向する
ように設置されて、Iγ1方からの走行風がこの冷却フ
ィンを通過して後方へと逃げ易くされている。そして、
−rシタ−クーラ5は、軸線℃を中心として左右方向の
ほぼ中央に位置するようにされている。また、エンジン
11j方にエンジン冷却水放熱用のラジェータ(図示路
)を配置したときを考慮すると、両ターボ過給機9.1
0(分岐吸気通路3a、3b)に個々専用のインタクー
ラを設けて、2次側ターボ過給機用のインタクーラを上
記ラジェータの前方に配置する一方、1次側ターボ過給
機用のインタクーラを上記ラジェータの後方に配置する
とよい。このようにすることによって、上記ラジェータ
が1次側ターボ過給機用インタクーラからの熱を受けず
らくなり、低車速、高負荷時のオーバヒートを防止する
ーl二で好ましいものとなる。
なお、第5図中63R163Lはサージタンクより各気
筒に連なる独立吸気管であり、また、64は排気ガス浄
化触媒である。
また、両ターボ過給機9.10共に右パンクロ1R側に
位置させ、連通路12を短くするとともに1次側ターボ
過給機9のレスポンスの向上を図った場合には、排気マ
ニホルド62Lは左パンクロ1Lから右パンクロ1R方
向に伸びるが、その時にはウェストゲート弁18は排気
マニホルド621−の左パンクロ1L側仁設けることが
望ましい。
第6図は、エンジンlを20一タ式のロータリピストン
エンジンとした場合の例を示す。本実施例では、2−)
のターボ過給機9と10とがその軸心方向に対向するよ
うにエンジンの側方に配置されれいる。本実施例でも、
ウェストゲート通路18の流入口は連通路12に開口さ
せであるが、この開口位置は2次側ターボ過給機10(
第2排気通路としての分岐排気通路2b)に近い側とさ
れている。
上記第6図においては、インタクーラ5として、1次側
ターボ過給機9用のもの5Pと2次側ターボ過給機10
用の58との専用のインタクーラを設けるようにしてあ
っる。これに加えて、インタクーラ5(5P、5S)は
水冷式とされて、このためのサブラジェータ80を別途
設けたものとなている。この両ターボ過給機9.10に
対する冷却系統を、模式化して示す第7図をも参照しつ
つ説明する。
先ず、サブラジェータ80からの冷却水がポンプ81に
より汲み上げられて、配管82.84.86に分配され
る。この分配のために、温度に応じて分配割合を変更す
る分配器81aを設けておくとよい。配管82からの冷
却水は、両ターボ過給機9.10を共にバイパスしてイ
ンタクーラ5Sに導かれ、この後、インタクーラ5Pを
通ってサブラジェータ80に戻される。
配管84からの冷却水は、1次側ターボ過給機9を冷却
した後、上記配管82と合流される。さらに、前記配管
86からの冷却水は、2次側ターボ過給機10を冷却し
た後、E記配管82と合流される。
第6図において、両ターボ過給機9.10に対する潤滑
系統は次のようになっている。先ず、エンジン1の上部
から伸びる配管71が途中で2本の分岐管71 a、7
1部に分岐されている。上記分岐管71aからの潤/1
1油が、1次側ターボ過給機9の回転軸部を上方から下
方へと流れた後、配管72aを介してオイルパン73へ
戻される。また、分岐管71bからの潤滑油は、2次側
ターボ過給機10の回転軸部を上方から下方へと流れた
後、配管72bを介してオイルパン73へ戻される。
なお、第6図では、両インタクーラ5P、5S共にエン
ジンlの直上方に配置しであるが、上記インタクーラ5
Pと53とを共に空冷式とした場合は、エンジン冷却本
川のメインラジェータ(図示略)を1P体前後方向から
挟むように位置させて、2次側ターボ過給機10用のイ
ンタクーラ5Sを1111方に位置させるとよい(特に
大型とした場合に発熱:11が大きくなる2次側ターボ
過給機10の冷却効果促進)。
(発明の効果) 本発明は以F述べたことから明らかなように、ウェスト
ゲート通路の流入[1の開口位置を最適設定して、連通
路の有効開口面h1が小さい場合にあってもウェストゲ
ート通路を通しての排気ガスの解放を好ましい態様で行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の−・実施例を示す全体系統図。 第2図は第1図に示す差圧検出弁の断面図。 第3図は各回の切換特性を示す特性図。 第4Δ図、第4B図は第3図の特性図にしたがう制御を
行うときのフローヂャート。 第5図はV型エンジンに対する1次側ターボ過給機と2
次側ターボ過給機とインタークーラの配置関係の一例を
示す平面図。 第6図はロークリピストンエンジンに対するターボ過給
機の配置例を示す側面図。 第7図は第6図における両ターボ過給機の冷却系統を示
す系統図。 l:エンジン 2:排気通路 2a:分岐排気通路(第1排気通路) 2b=分岐排気通路(第2排気通路) 9:1次側ターボ過給機 10:2次側ターボ過給機 12:連通路 17:ウェストゲート弁 18:ウエストゲート通路 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの排気通路が、一部の気筒より伸びる第
    1排気通路と他の気筒より伸びる第2排気通路とを有し
    、 前記第1排気通路に対して常時作動される1次側排気タ
    ーボ過給機が設けられ、 前記第2排気通路に対して特定運転領域でのみ作動され
    る2次側排気ターボ過給機が設けられ、前記1次側排気
    ターボ過給機上流の第1排気通路と、前記2次側排気タ
    ーボ過給機上流の第2排気通路とを連通する連通路が設
    けられ、 ウェストゲート弁が配設されたウェストゲート通路の流
    入口が、前記連通路の長さ方向において前記第2排気通
    路側に開口されている、 ことを特徴とする排気ターボ過給機付エンジン。
JP63191647A 1988-07-30 1988-07-30 排気ターボ過給機付エンジン Pending JPH0242133A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589967U (ja) * 1992-05-18 1993-12-07 株式会社大金製作所 ダンパーディスク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589967U (ja) * 1992-05-18 1993-12-07 株式会社大金製作所 ダンパーディスク

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