JPH0242130A - 排気ターボ過給機付エンジン - Google Patents

排気ターボ過給機付エンジン

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JPH0242130A
JPH0242130A JP63191651A JP19165188A JPH0242130A JP H0242130 A JPH0242130 A JP H0242130A JP 63191651 A JP63191651 A JP 63191651A JP 19165188 A JP19165188 A JP 19165188A JP H0242130 A JPH0242130 A JP H0242130A
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JP
Japan
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intake
exhaust
engine
valve
intercooler
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Application number
JP63191651A
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Inventor
Haruo Okimoto
沖本 晴男
Seiji Tajima
誠司 田島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0242130A publication Critical patent/JPH0242130A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/007Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • F01N13/107More than one exhaust manifold or exhaust collector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は排気ターボ過給機付エンジンに関するものであ
る。
(従来技術) 排気ターボ過給式のエンジンにあっては、いわゆるシー
ケンシャルターボと呼ばれるように、複数の排気ターボ
過給機を備えて、低速時には一部の排気ターボ過給機の
みを作動させて過給能力の小さい第1状態とする一方、
高速時には少なくとも残りの排気ターボ過給機を作動さ
せて過給能力の人きい第2状態とすることが提案されて
いる。
すなわち、低速時に作動される排気ターボ過給機(以下
1次側ターボ過給機と称す)を小型のものとすることに
より、応答性が確保される。一方、高速時には、残りの
排気ターボ過給機(以下2次側ターボ過給機)を大型の
ものとして当該2次側ターボ過給機のみを作動させるこ
とにより、あるいは1次側と2次側との両方のターボ過
給機を作動させることにより、大きな過給能力が得られ
る。
このようなシーケンシャルターボをV 型エンジンに対
して適用したものが、特77)J昭60−259722
号公報に開示されている。
そして、インタクーラによって、ターボ過給機によって
過給された高温の吸気を冷却することも一般に良く行な
われている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述したシーケンシャルターボの場合、低速
時に休止されていた2次側ターボ過給機の作動開始に伴
う過給圧−ヒd、すなわち過給応答性をいかに良好なも
のとするかが問題となる。
このような2次側ターボ過給機の過給応答性を決定する
要因の一つとして、2次側ターボ過給機からの吸気通路
長さがある。とりわけ、最近では、■型エンジンあるい
は水平対向エンジンのように、複数の気筒がクランク軸
を挟んで左右のバンクに分配されたものが多くなってい
るが、この場合、複数のターボ過給機は、各バンク側に
分配配置することが、効率上あるいはエンジン全体とし
てのコンパクト化等のためから望まれる。
方、インククーラは、エンジン全体としてのコンパクト
化から、1つにまとめることが望まれる。
このように、複数のターボ過給機が左右に分配配置され
、かつインタクーラが1つとした場合に、そのレイアウ
ト次第によっては、11?■述した吸気通路長さの関係
からして、2次側ターボ過給機の応答性に大きな影響を
与えてくる。
したがって、本発明の目的は、1次側と2次側との2種
類ターボ過給機が互いに離れて配置される−・方、イン
タクーラをこの1次側と2次側とで共通として設定した
場合を前提として、2次側ターボ過給機の作動開始時の
過給応答性を高め得るようにした排気ターボ過給機付エ
ンジンを提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)重連の目的を達
成するために。本発明にあっては、次のような構成とし
である。すなわち、複数の気筒がクランク軸を挟んで左
バンクと右バンクとに分配されたエンジンにおいて、1
1?7記左右のバンクのいずれか一方側に1次側排気タ
ーボ過給機が配置されると共に、他方のバンク側に2次
側排気ターボ過給機が配置され、前記クランク軸を中心
とした左右方向のほぼ中心に位置させて、前記1次側と
2次側の排気ターボ過給機で過給された吸気を冷却する
インタクーラが配設され、 切換手段により、低速時には111i記1次側排気ター
ボ過給機のみが作動されて過給能力の小さい第1状態と
される一方、高速時には少なくとも前記2次側排気ター
ボ過給機を作動させて過給能力の大きい第2状態とされ
るように設定され、しかも、前記インタクーラの吸気入
口が、前記クランク軸を中心とした左右方向において前
記他方のバンク側に位置されている、 ような構成としである。
このように、2次側ターボ過給機が配置された他方のバ
ンク側に、インタクーラの吸気入口があるため、2次側
ターボ過給機と吸気入口とを結ぶ吸気通路長さを極力短
いものとすることができる。これにより、2次側ターボ
過給機の作動開始に伴う過給応答性を高めることができ
る。ちなみに、インタクーラの吸気入口の位置を、1次
側タボ過給機が配置されている一方のバンク側に設定し
た場合は、2次側ターボ過給機からの吸気通路は、クラ
ンク軸を横断するようにして当該吸気人[Jに接続しな
ければならず、その長さが極めて長いものになってしま
う。
(1又17系白) (実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
立体上盈土ゑ 第1図において、エンジンlの排気ガスを排出する排気
通路2は、エンジンlより互いに独立して伸びる2本の
分岐排気通路2a、2bを有する。また、エンジンlの
吸入空気が流通する吸気通路3は、吸入空気量を検出す
るエアフロメータ4の下流側において分岐して2本の分
岐吸気通路3a、3bを有し、両分岐吸気通路3aと3
bとはインタークーラ5の上流側において合流している
。インタークーラ5の下流側の吸気通路3には、スロッ
トル弁6、サージタンク7および燃料噴射弁8が配設さ
れている。
北記2本の分岐排気通路2a、2bのうちの一方の分岐
排気通路2aには、排気ガスによって回転駆動されるタ
ービTPが配設され、このタービンTt’は、一方の分
岐吸気通路3aに配設されたブロワcpに回転軸LPを
介して連結されている。そして、これらタービンTP、
回転軸LP、ブロワcpを主要素として1次側ターボ過
給機9が構成されている。同様に、他方の分岐排気通路
2bには、排気ガスによって回転駆動されるタービンT
Sが配設されているとともに、他方の分岐吸気通路3b
にはブロワC3が配設され、これらタービンTPとブロ
ワC3とが回転軸しSによって連結されて、2次側ター
ボ過給機10を構成している。
分岐吸気通路3a、3bのブロワCp、CSの上流側の
通路部分は、吸気通路3から分岐した分岐部において互
いに一直線状になるように対向して形成されており、一
方の分岐吸気通路3bに発生した圧力波が他方の分岐吸
気通路3a側には伝播し易く、エアフローメータ4側に
は伝播し易く、エアフローメータ4側には伝播しにくい
ような構成となっている。
上記2次側の分岐排気通路2bには、タービンTSの上
流側において排気カット弁1.1が配設されている。こ
の排気カット弁11は、低回転域でこの分岐排気通路2
bを閉じて2次側ターボ過給機10のタービンTSへの
排気ガスの提供を遮断し、1次側ターボ過給機9のみを
作動させるために設けられているものである。
2次側の分岐排気通路2bのうち上記排気カット弁11
の上流側部分が、連通路12を介して、1次側の分岐排
気通路2aのタービンTP上流側に接続されている。上
記連通路12は、両タービンTP、TSの下流側の排気
通路2に対して、ウェストゲート弁17が配設されたバ
イパス通路18を介して接続されている。このバイパス
通路18のうちト記つェストゲート弁17上流側部分が
、排気洩らし弁13が配設された洩らし通路14を介し
て、分岐排気通路2bのうちタービンTSと排気カット
弁11との間に接続されている。
上記排気洩らし弁13は、ダイヤフラム式アクチュエー
タ16によって操作されるようになっており、該アクチ
ュエータ16の圧力室が、制御圧力導管15を介して、
1次側ターボ過給機9のブロワcpの下流側において分
岐吸気通路3aに開口している。この洩らし弁13は、
エンジン回転数の上昇過程において、ブロワCpの下流
側の過給圧Plが所定の値(例えば500mmHg)以
上となると開動作され、これにより排気カット弁11が
閉じているときに少量の排気ガスがバイパス通路14を
通じてタービンTSに供給される。したがって、タービ
ンTSが排気カット弁11の開く以前に予め回転を開始
して、排気カット弁11が開いたときの過給応答性向上
と共に、トルクショックを緩和するようになっている。
なお、19.20は、排気カット弁11及びウェストゲ
ート弁17をそれぞれ操作するダイヤフラム式アクチュ
エータであるが、これらのアクチュエータの動作につい
ては後述する。
一方、2次側の分岐吸気通路3bには、ブロワCpの下
流側において吸気カット弁21が配設されている。また
ブロワC3をバイパスする通路22が設けられていて、
このバイパス通路22にリリーフ弁23が配設されてい
る。上記吸気カット弁21は、後述するようにダイヤフ
ラム式アクチュエータ24によって操作される。また、
上記リリーフ弁23は、エンジン回転数の上界過程にお
いて、吸気カット弁21および排気カット弁lが開く時
点よりも少し前までバイパス通路22を開いていて、排
気カット弁11が閉じているときの排気洩らし弁13の
開動作に基づくブロワC3の回転によって、ブロワC3
と吸気カット弁21との間における分岐吸気通路3bの
圧力が上昇するのを防止し、かつブロワC3が回転しや
すいように設けられている。このようなリリーフ弁23
は、ダイヤフラム式アクチュエータ25によって操作さ
れる。
吸気カット弁21を作動するアクチュエータ24の制御
圧力導管26は、電磁ソレノイド弁よりなる三方弁27
の出力ボートに接続されている。
また、排気カット弁11を作動するアクチュエータ19
の制御圧力導管28は、同様に電磁ソレノイド弁よりな
る三方弁29の出力ボートに接続されている。さらにリ
リーフ弁23を作動するアクチュエータ25の制御圧力
導管30は、上述と同様の三方弁31の出力”ボートに
接続されている。
ウェストゲート弁17を作動するアクチュエータ20の
制御圧力導管32は、電磁ソレノイド弁よりなる三方弁
33の出力ボートに接続されている。これら電磁シレノ
イド弁よりなる三方弁27.29.31および33は、
マイクロコンピュータを利用して構成された制御回路3
5によって制御される。この制御回路35は、エンジン
回転数Ne、吸入空気量Q、スロットル開度TVOおよ
び一次側ターボ過給機9のブロワCpの下流側の下級圧
pt等の検出値に基づいて、各電磁ソレノイド弁を制御
する。
上記4個の電磁ソレノイド弁のうち、三方弁29の一方
の人力ボートは大気に開放されており、他方の入力ボー
トは、導管36を介して負圧タンク43に接続されてい
る。この負圧タンク43には、スロットル弁6の下流の
吸気負圧Pnが、チエツク弁37を介して導入される。
また、三方弁27は、その一方の入力ボートが導管36
を介して上記負圧タンク43に接続され、他方の入力ボ
ートは、導管38を介して差圧検出弁39の出力ボート
に接続されている。
第2図に示すように、上記差圧検出弁3っは、そのケー
シング51内が2つのダイヤフラム52.53によって
3つの室54.55.56に画成され、室54に入力ボ
ート54aが、室55に入力ボート55aが、室56に
上記導管38が連なる出力ボート57および大気開放ボ
ート58が開口されている。上記ボート54aは、導管
41を介して吸気カット弁21の下流側に接続されて、
1次側ブロワCpの下流側の過給圧PIを導入するよう
になっている。また、ボート55aは、導管42を介し
て吸気カット弁21の上流側に接続されて、吸気カット
弁21が閉じているときの吸気カット弁21の上流側の
圧力P2を導入するようになっている。そして、この差
圧検出弁39は、圧力PIとP2との圧力差が太きいと
きに、両ダイヤフラム52.53に結合された弁体59
がボート47を開状態として、大気を導管38に導入す
るが、差圧P2−P lが所定値上△P以内になったと
きに、スプリング59によってボート57を閉じるよう
になっている。したがって、三方弁27が導管26を導
管38に連通している状態で、差圧P2−P 1が所定
値±ΔPよりも大きくなると、アクチュエータ24に大
気が導入されて、吸気カット弁21が開かれる。また、
三方弁27が導管26を導管36に連通させたときは、
アクチュエータ24に負圧が供給されて吸気カット弁2
1が閉じられる。
一方、三方弁29が導管28を導管36に連通させたと
き、アクチュエータ19に負圧が供給されて排気カット
弁11が閉じられ、このときは1次側ターボ過給機9の
みが作動された状態となる。また、三方弁29が導管2
8を大気に解放すると、排気カット弁11が開かれて、
2次側ターボ過給機10が作動される。
第3図は、吸気カット弁21および排気カット弁11の
開閉状態を、排気漏らし弁13、ウェストゲート弁17
およびリリーフ弁23の開閉状態とともに示す制御マツ
プで、この制御マツプは制御回路35内に格納されてい
る。
ここで、三方弁3Iの一方の入力ボートも大気に開放さ
れ、他方の入力ボートは負圧タンク43に接続されてお
り、エンジンが低回転のときは導W30に吸気負圧Pn
が導入されて、リリーフ弁25がバイパス通路22を開
いているが、エンジン回転数Neの上昇過程で、第3図
に示すように、上記吸気カット弁21および排気カット
弁llが開く段階以前において、上記三方弁31が制御
回路35からの信号によって大気側に切換えれ、これに
よりリリーフ弁25がバイパス通路22を閉じるように
なっている。
さらに三方弁33の一方の入力ボートには、アクチュエ
ータ16の制御圧力導管15を通じて過給圧PIが導入
されるようになっており、エンジン回転数Neおよびス
ロットル開度TV○が所定値以上でかつ過給圧PIが所
定値以上になったとき、制御回路35が二方弁33を開
いてアクチュエータ20に過給圧P1を導入し、これに
よりウェストゲート弁17がバイパス通路18を開くよ
うになっている。また、三方弁33の他方の入力ボート
は大気に解放されており、アクチュエータ20に大気が
供給されたとき、ウェストゲート弁17が閉じられる。
フローチャート 第4A図、第4B図 第4A図、第4B図には、第3図のマツプに従う制御を
行うためのフローチャートを示しである(Sはステップ
で、排気洩らし弁13、ウェストゲート弁17について
は除く)。このフローチャートにおいて、フラグが1〜
6の範囲のいずれかによってその処理の流れが変わるが
、このフラグの意味するところは第3図に示す通りであ
る。すなわち、合弁11.21.23については、それ
ぞれ、開閉にヒシテリスを持たせであるため、合弁11
.21.23の各々について2本の特性線が設定されて
、合計6本の特性線を有する。そして、この特性線を跨
ぐ毎にフラグが変更され、運転状態が第3図右側の領域
(高回転、高負荷側となる領域)へと近づく方向に変位
するときに、フラグが「2」、「4」あるいは「6」の
ように偶数番号で変化される。逆に、第3図左側の領域
へと運転状態が変更していくときは「5」「3」、rl
Jのように奇数番号でフラグが変化される。勿論、運転
開始時は、低回転、低負荷領域であってフラグがrlJ
とされる(イニシャライズ)。
以上のことを前提として、フローチャートについて簡単
に説明する。
先ず、第4A図のSlにおいてシステムのイニシャライ
ズが行われ、このときフラグは1とされる。次いで、S
2において、エンジン回転数Rと吸入空気用Qとがデー
タ入力された後、前述した6本の特性線を決定づけるQ
l〜Q6(吸入空気潰)とR1−16(エンジン回転数
)とがマツプから読出される。
S3の後、S4において、吸入空気m Qの変化速度が
設定値Aよりも大きいか否かが判別される。このS4の
判別でYESのときは、S5において、上記S3で読出
されたQl−Q6およびR1−R6の各々について、所
定分の減少補正(ΔQ1〜△Q6、△R1〜△R6の減
算)が行われ、この後S6へ移行する。また、S4の判
別でNOのときは、S5を経ることなく、S6へ移行す
る。上記S5での処理は、加速時に、2次側ターボ過給
機10の作動領域をより低負荷、低回転側へと広げるた
めの処理に相当する。
S6では、フラグFが1であるか否かが判別されるが、
当初はフラグFは1にイニシャライズされているのでこ
の判別がYESとなる。このときは、S7あるいはS8
の判別がYESであれば、S9においてフラグFが2に
セットされた後、S10においてリリーフ弁23が閉じ
られる(アクチュエータ25へ負圧供給)。また、S7
およびS8のいずれの判別もNoのときは、そのままリ
ターンされる。
S6の判別でNOのときは、Sttにおいて、フラグF
が整fimの2倍であるか否か、すなわち2.4あるい
は6のいずれかであるかが判別される。このSttの判
別でYESのときは、S12においてフラグFが2であ
るか否かが判別される。このS12の判別でYESのと
きは、S13、S14のいずれかの判別でYESのとき
に、S15においてフラグFが4にセットされた後、S
16において排気カット弁+1が開かれる(アクチュエ
ータ19へ大気供給)。また、313、S14のいずれ
の判別もNOのときは、S17、S18の判別が共にY
ESとなったときに、Si2でフラグが1にセットされ
た後、S20でリリーフ弁23が開かれる(アクチュエ
ータ25へ負圧供給)。またS17あるいはS18のい
ずれかの判別がNoのときは、それぞれリターンされる
前記S12の判別がNoのときは、S21においてフラ
グFが4であるか否かが判別され、S21の判別でYE
Sのときは、フラグFを6または3にするか、そのまま
リターンされるときである。ずなわち、S22.S23
のいずれかの判別でYESのときは、S24においてフ
ラグFが6にセットされた後、S25において吸気カッ
ト弁21が開かれる(アクチュエータ24を導管38に
連通)。また、S22、S23のいずれの判別もNoの
ときは、S26およびS27の判別が共にYESのとき
に、フラグFが3にセットされた後、S29で排気カッ
ト弁11が閉じられる(アクチュエータ19へ負圧供給
)。そして、826、S27のいずれかの判別でNoの
ときは°、そのままリターンされる。
前記S21の判別でNoのときは、現在フラグFが6の
ときである。このときは、フラグFを5にセットするか
そのままリターンするときである。すなわち、S30お
よびS31のいずれの判別も共にYESのときは、S3
2でフラグFが5にセットされた後、S33で吸気カッ
ト弁21が閉じられる(アクチュエータ24へ負圧供給
)。
また、S30、S31のいずれかの判別でNoのときは
、そのままリターンされる。
前記Sllの判別でNOのときは、第4B図の341へ
移行する。このS41では、フラグFが3であるか否か
が判別される。この判別でYESのときは、フラグFを
1あるいは4にするかそのままリターンされるときであ
る。すなわち、S42、S43のいずれの判別もYES
のときに、S44においてフラグFが1にセットされた
後、S45においてリリーフ弁23が開かれる(アクチ
ュエータ25へ負圧供給)。また、S42、S43の判
別のいずれかがNoのときは、S46、S47のいずれ
かの判別がYESのときに、S48においてフラグFが
4にセットされた後、S49において排気カット弁1】
が開かれる(アクチュエータ19へ大気供給)。そして
、S46、S47のいずれの判別もNoのときにリター
ンされる。
前記S41の判別でNoのときは、現在のフラグFは5
のときである。このときは、フラグFを3あるいは6に
セットするかそのままリターンするときである。すなわ
ち、S50、S51の判別のいずれもがYESのときに
、S52でフラグFが3にセットされた後、S53にお
いて排気カット弁11が閉じられる(アクチュエータ1
9へ負圧供給)。また、S50.S51のいずれかの判
別がNOのときは、S54.S55の判別のいずれかが
YESのときに、S56においてフラグFが6にセット
された後、S57において吸気カット弁21が開かれる
(アクチユエータ24を導管38へ連通)。そして、S
54、S55のいずれの判別もNOのときにリターンさ
れる。
ターボ   9.10、インタークーラ5のさて次に、
第5図を参照して、エンジン1とこのエンジン1に対す
るターボ過給機9.10およびインタークーラ5の配設
位置とについて説明する。
先ず、エンジン1は、そのクランク軸(図示路でその軸
線を符号℃で示す)を挟んで左側に左バンクロ1Lが、
また右側に右バンクロ1Rを有するV型6気筒エンジン
とされている。すなわち、左バンクロ 1 L、に直列
に3つの気筒が構成され、右バンクロ1Rに直列に3つ
の気筒が構成され、同一のバンクにある3つの気筒同上
は、点火順序が互いに隣り合わないように設定されてい
る。そして、実施例では、エンジン1が縦置き、すなわ
ちクランク軸が4j体前後方向に伸びるように車体に塔
載されて、図中上方が車体前方とされる。
2本の分岐排気通路2aと2bとは、それぞれ実質的に
、各バンクロ1L、61Rに対して個々独立に設けた排
気マニホルド62Lと62Rとにより構成され、両排気
マニホルド611−と6111との6集合部同士が連通
路12により連通されている。そして、両排気マニホル
ド62Lと62Rとは、両者間に左右バンクロ1L、6
1F(が挾まれるように、すなわちVバンク中央空間V
とは反対側の而において対応するバンクに接続されてい
る。
前記2つのターボ過給機9.10のうち、1次側ターボ
過給機9が右バンクロ1Rの直後方に配置され、また2
次側ターボ過給機IQが左バンクロ1Lの直後方に配置
されている。
インタークーラ5は、実施例では空冷式とされて、エン
ジンlの前方に配置されている。勿論、インタークーラ
5は、その冷却フィン部分が車体前方に対向するように
設置されて、前方からの走行風がこの冷却フィンを通過
して後方へと逃げ易くされている。そして、インターク
ーラ5は、軸線℃を中心として左右方向のほぼ中央に位
置するようにされている。
上記インタークーラ5は、軸線℃よりも第5図左方側、
すなわち軸線℃よりも2次側ターボ過給機10が位置す
る側に吸気入口5aを有し、軸線ρよりも第5図右方側
に吸気出口5bを有する。
勿論、ターボ過給機9.10で過給された高温の吸気は
、吸気入口5aよりインタークーラ5内で冷却された後
、吸気出口5bより排出される。
」二記吸気入口5aに対する過給された吸気の経路は、
次のように設定される。すなわち、2次側ターボ過給機
10(のブロアCs)から伸びる分岐吸気通路3bが、
左排気マニホルド62Lの外側を通って前方へ伸び、他
方の分岐吸気通路3aと合流した後、軸線℃に近づく方
向(第5図右方向)に折曲されて、吸気入口5aに連な
る。また、1次側ターボ過給機(のブロアCS)より伸
びる分岐吸気通路3aは、右排気マニホルド62Rの外
側を通って前方へ伸びた後、第5図左方へ折曲さね、軸
線君を越えて前記一方の分岐吸気通路3bに連なる。
このように、吸気入口5aが、2次側ターボ過給機9側
に位置されているので、2次側ターボ過給機9からイン
タークーラ5までの吸気通路長さが、1次側ターボ過給
機10からインタークーラまでの吸気通路長さよりも[
−分短くされる。したがって、2次側ターボ過給機10
が作動開始したときの過給応答性というものが十分に確
保される。
なお、第5図中63R163Lはサージタンクより各気
筒に連なる独立吸気管であり、また、64は排気ガス浄
化触媒である。
以上実施例について説明したが、2次側ターボ過給機1
0が作動するときに1次側ターボ過給機9の作動が停止
ヒされるものであってもよい。もっとも、この場合は、
2次側ターボ過給機10が1次側ターボ過給機9よりも
大型のもの(過給能力の高いもの)とされる。また、エ
ンジンlとしては、水平対向型のものであってもよい。
勿論、インタークーラ5は、エンジンlの上方に配置し
てもよい。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、■型エン
ジンあるいは水平対向エンジンで代表されるように、複
数の気筒がクランク軸を挟んで左右に分配配置される形
式のエンジンにおいて、1次側ターボ過給機と2次側タ
ーボ過給機とインタークーラとの配設位置を最適設定し
て、2次側ターボ過給機が作動開始したときの過給応答
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第2図は第1図に示す差圧検出弁の断面図。 第3図は合弁の切換特性を示す特性図。 第4A図、第4B図は第3図の特性図にしたがう制御を
行うときのフローチャート。 第5図はエンジンに対する1次側ターボ過給機と2次側
ターボ過給機とインタークーラの配置関係を示す平面図
。 2a、2b=分岐排気通路 3:吸気通路 3a、3b二分岐吸気通路 5:インタークーラ 5a:吸気入口 5b=吸気出口 9:1次側ターボ過給機 10:2次側ターボ過給機 61L:左バンク ロ1R:右バンク ℃:軸軸線クランク軸) 1:エンジン 2:排気通路 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の気筒がクランク軸を挟んで左バンクと右バ
    ンクとに分配されたエンジンにおいて、前記左右のバン
    クのいずれか一方側に1次側排気ターボ過給機が配置さ
    れると共に、他方のバンク側に2次側排気ターボ過給機
    が配置され、前記クランク軸を中心とした左右方向のほ
    ぼ中心に位置させて、前記1次側と2次側の排気ターボ
    過給機で過給された吸気を冷却するインタクーラが配設
    され、 切換手段により、低速時には前記1次側排気ターボ過給
    機のみが作動されて過給能力の小さい第1状態とされる
    一方、高速時には少なくとも前記2次側排気ターボ過給
    機を作動させて過給能力の大きい第2状態とされるよう
    に設定され、 しかも、前記インタクーラの吸気入口が、前記クランク
    軸を中心とした左右方向において前記他方のバンク側に
    位置されている、 ことを特徴とする排気ターボ過給機付エンジン。
JP63191651A 1988-07-30 1988-07-30 排気ターボ過給機付エンジン Pending JPH0242130A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005039013A1 (de) * 2005-08-18 2007-02-22 Volkswagen Ag Brennkraftmaschine mit zwei Abgasturboladern

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005039013A1 (de) * 2005-08-18 2007-02-22 Volkswagen Ag Brennkraftmaschine mit zwei Abgasturboladern

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