JPH0241714A - 間接押出プレス - Google Patents

間接押出プレス

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JPH0241714A
JPH0241714A JP19391288A JP19391288A JPH0241714A JP H0241714 A JPH0241714 A JP H0241714A JP 19391288 A JP19391288 A JP 19391288A JP 19391288 A JP19391288 A JP 19391288A JP H0241714 A JPH0241714 A JP H0241714A
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JP
Japan
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die
billet
shell
container
extrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP19391288A
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English (en)
Inventor
Shoichi Ueda
上田 正一
Shunta Mizumachi
水町 俊太
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0241714A publication Critical patent/JPH0241714A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビレットから棒、管状製品の押出成形を行な
う間接押出プレスの改善された新しい提案に関する。
(従来の技術) 鋼鉄、銅、アルミニウム等の各種金属ビレットを棒、管
状体に押出成形する間接押出プレスは、いうまでもなく
周知のプレス技術であり、例えば実開昭57−1523
14号公報、実開昭58−71404号公報、実開昭6
0−34407号公報等に見られる通りであり、また直
接押出型式に対し、間接押出型式が主流を占めているこ
とも既知である。この種間接押出プレスにおいては、当
該ビレットの押出加工に先立って、押出製品の表面品質
を良好に保つため、ビレット表皮の皮剥き処理を行なう
のである。
即ちビレットにおける酸化層や偏析層あるいはブリスタ
ー等の、押出製品表面に発生し易い欠陥を防止するため
に、例えばアルミ系ビレットにおいては0.2〜0.5
mm程度、また銅系ビレットにおいては、1.5〜2m
m程度の表面削除を行なうのである。
第16図に例示したものは、間接押出プレス機101の
一側にビレットスカルパ102を配設し、更にこの外側
にビレットヒータ103を配設し、ビレット搬送テーブ
ル105によって搬入したビレットをビレットヒータ1
03により加熱し、加熱されたビレットを搬送テーブル
104によりビレットスカルパ102に送り込み、熱間
スカルピングするか、または第17図に例示するように
、間接押出プレス1a101の一側に外削旋盤106お
よびビレットヒータ103を配設し、ビレット搬送テー
ブル105によってビレットに外削旋盤106に送り込
み、その外表切削を冷間状態で行なって後、搬送テーブ
ル104によりビレットヒータ103に送って所要温度
に加熱して後、プレス機1側に供給するようにしている
またこのビレット表層の外削に当り、ビレットの真円度
、偏析層の厚さ、真直度、また鋳造ビレットではその鋳
肌の表面籾さ等を考慮して、厚さ2.5〜10+mn程
度の皮剥きが必要とされ、これは材料ロスとして、4.
3%〜13%に相当する。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来のビレット皮剥き手段では、外削旋盤設備
あるいはホントビレットスカルパー設備が必要とされ、
そのイニシアルコスト並びにランニングコストはいうま
でもなく、押出製品コストにはね返る不利があるし、こ
れら機械設備の並設はプレス設備全体の大型化を招来す
るし、機械メンテナンスも複雑化する。これに代るもの
として、先に例示した各公報中においても見られるよう
に、ダイの外径をビレット外径より小とすることにより
、押出成形時、必要な厚さのシェルをコンテナ内に残し
て押出成形を行なう処の、シェル残し押出方式のプレス
も存在する。しかしながらこのシェル残し押出方式は、
次の点において問題点がある。先にも述べたように、ア
ルミ系ビレットにおいて必要なシェル厚さは0.2〜0
.5mm程度で足りるが、銅系ビレットの場合の必要な
シェル厚さは1.5〜2.OM程度とされ、このような
厚さのシェル残し押出を行なうさい、単にダイをビレッ
ト外径より小径とするのみでは、シェルを円周上均等に
残すことはきわめて困難である。この種間接押出プレス
において用いるダイは、グイステムの先端に着脱可能に
組立てられるルーズドダイが、ダイ交換、メンテナンス
上皇として用いられるのであり、このさい押出中におい
て、ルーズドダイをコンテナ中心と同心に保持すること
は至難であり、−船釣にかかる小径のダイを用いてのシ
ェル残し押出の場合、ダイ上部半周のシェルが薄<、下
部半周のシェルが厚くなる傾向が見られる。これはビレ
ットのアプセット時、ルーズドダイが持ち上げられるた
めであるが、かかる円周上、不均一な厚さのシェル残し
は表面欠陥の発生防止上きわめて不利である。また棒状
製品と相違して管状製品の押出成形に際しては、既知の
ようにマンドレルを用いてビレットを穿孔することにな
るが、その管状製品における偏肉精度を良好に保持する
ためには、ルーズドダイの中心とコンテナ中心とを正し
く同心に維持することは不可欠の条件である。
通常かかる精度に関するユーザの要求値は、アルミ系押
出製品(パイプ)の場合、偏肉率2%以内(パイプ肉厚
5IIII11の場合、偏心量は0.125mm以内)
である。しかしながら、厚肉シェルを残置して間接押出
を行なう場合、例えば平均シェル肉厚3mmのさい、ダ
イ偏心量を上記した値以内に保つことは実際上至難であ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ビレット押出のための間接押出プレスにおい
て、当該ビレットの表面欠陥防止のため、冷間状態でビ
レット表層の皮剥きを旋盤等で行ない、あるいは熱間状
態でビレットスカルパにより皮剥きを行なうものに代り
、比較的厚肉のシェルをコンテナ内に残してビレット押
出を行なうに当り、上記した従来のシェル残し押出にお
いて生じる問題点を解決するために、グイステム先端に
組立てられるルーズドダイの外周に複数個のフィンを設
けることにより、ビレット押出中に前記ダイに自主的に
センタリング作用を発揮させ、全周に亘って均一肉厚の
かつ厚肉シェルの、シェル残し押出が容易に可能である
ようにしたものであり、具体的には、プレス軸心に沿っ
て互いに可動なビレットコンテナに、ルーズドダイ並び
にクリーニングリングの組立てられたグイステムおよび
加圧ステムから成る間接押出プレスにおいて、ビレット
外径より小さな外径とされたルーズドダイの外周面に、
コンテナ内径面にほぼ内接する高さをもつダイセンタリ
ングフィンを設けることによって、押出中、ルーズドダ
イをコンテナ中心と同心に保持し、コンテナ内に厚肉シ
ェルを残してビレット押出を行なうことにあり、更には
前記ルーズドダイ、クリーニングリングおよび残置され
た厚肉シェルのハンドリング兼エジェクト装置を、プレ
ス軸心とプレス機外の相互間に亘って出入移動可能に配
設することにあり、更にはグイセンタリングフィンがル
ーズドダイにおける対ビレット端面より後退した位置に
設けられることにある。
(作 用) 本発明の上記した技術的手段によれば、第1図、第2図
および第3図において、プレス軸心に沿って可動なコン
テナ4、その先端にルーズドダイ3およびクリーニング
リング2が組立てられたダイステム1、更にはダイステ
ム1に向って可動な加圧ステム6から成る間接押出プレ
スにおいて、第2.3.4者図に例示するように、本発
明では、ダイステム1の先端に着脱可能に組立られ、か
つシェル残し押出を可能とするため、ビレット外径より
もその外径を小さくしたルーズドダイ3の外周面に、円
周等分位置に複数個の、かつ軸方向に亘り突出するダイ
センタリングフィン3Aを、何れもフィン高さがコンテ
ナ4の内径面4Aにほぼ内接する高さのもとに列設する
のであり、ルーズドダイ3の背後においてダイステム1
にはコンテナ内径面4^のクリーニングを行なうクリー
ニングリング2 (既知である)を嵌脱可能に嵌設する
のである。更に第1図に例示するように、間接押出プレ
スの一側には、前記したルーズドダイ3、クリーニング
リング2および後述するようにコンテナ4内に残置され
るシェル15(第5図参照)のハンドリング兼エジェク
ト装置7を、開閉可能なダイクランプ9、クリーニング
リングクランプ8、グイ支持筒10、シェルサポート1
1、グイブツシャ12、グイバックアップ13、シェル
エジェクタ17(第8図参照)等の必要部材とともに設
け、プレス軸心とプレス機外の相互間に亘り出入移動可
能に配設することによって、次のようにして比較的厚肉
のシェルをコンテナ内に残置してのビレット押出が、全
円周に亘っての均等な肉厚シェル形成とともに得られる
のである。即ち第5図は本発明におけるビレット16の
間接押出中の状態を示し、コンテナ4ビレツ目6、ダイ
ステム1および加圧ステム6の一体移動下に、ビレット
16はルーズドダイ3のグイ孔3Bを介して所要断面形
状の棒状製品14として逐次押出成形されてゆくととも
に、ルーズドダイ3の外径は図示のようにビレッ目6の
外径よりも小径とされているため、2mmなり3 mm
なりのシェル15が全円周、全長に亘り形成され、ルー
ズドダイ3とクリーニングリング2との間のスペース内
に収容されてゆくのである。このシェル残し押出に際し
、本発明においては第2図乃至第4図に亘って説示した
ように、その小径の外周面上には、円周等分状に複数個
(回倒では4個)ダイセンタリングフィン3Aが、軸方
向に亘りかつコンテナ4の内径面4八とほぼ内接する高
さのもとに列設されているので、これらのフィン3八に
よってルーズドダイ3はその押出中において常にコンテ
ナ4の中心と同心にセンタリングされる。従って偏心の
おそれがないことによって、そのシェル15は全円周ま
た全長に亘り、終始均等肉厚のシェル15として生成さ
れることになる。これによって均一な肉厚シェルが得ら
れるのであり、またこれによってシェル15には、第1
3図に例示するように円周上にフィン3Aの喰い込みに
よる薄肉部分15aが列設されることになるのである。
第6図は押出が終了し、既知のようにビレット押粕を切
断除去して後、先に第1図において説示したハンドリン
グ兼エジェクト装置7によって、クリーニングリング2
、シェル15およびグイ3の3者が押出プレス側からプ
レス外に取出された状態を示しており、即ちコンテナ移
動によって露呈したルーズドダイ3 (その外周面にシ
ェル15の一端側が付着している)およびクリーニング
リング2に対しては、グイクランプ9およびクリーニン
グリングクランプ8によってそれぞれ把持され、ルーズ
ドダイ3の一側にはグイ支持筒10およびグイハックア
ンプ13が同心に位置し、またクリーニングリング2の
他側にはシェルサポート11およびグイブツシャ12が
同心に位置した状態にある。従って第7図に示すように
、シェルサポート11を図向って右方に進出させ、クリ
ーニングリング2およびシェル15の各内径側を支持し
、次いで第8図に示すように、シェル15は外径側から
シェルエジェクタ17によってクランプして把持すると
ともに、グイブツシャ12およびダイハックアンプ13
によってルーズドダイ3を挟持した状態で、同ダイ3を
図向って右方のグイ支持筒10側に移動させてシェル1
5より離脱させ、次いで第9図に示すように、シェル1
5をクランプ把持したシェルエジェクタ17をそのまま
下降させて、シ舌ル15をクリーニングリング2より分
離させ、下降位置においてシェルエジェクタ17を開放
して、またグイクランプ9を開放して、シェル15を落
下排出させることによって、シェルI5の回収が得られ
るとともに、シェル15はその円周方向において複数個
の薄肉部分15aが、第13図で示したようにフィン3
八によっ形成されているので、この薄肉部分15aの何
れかから、その長平方向に分離、分断でき、ルーズドダ
イ3からの分離もきわめて容易化され、厚肉シェル離脱
の困難も生じないのであり、以上のようにして本発明で
は、ビレット16の全円周、全長に亘って少なくも2M
以上のような厚肉シェル15を偏心、偏肉のおそれなく
均一均等なシェルとして取除きつつ、そのビレットの押
出が行なえることになるのである。また前記したハンド
リング兼エジェクト装置7の設置によって、シェル後処
理も迅速に取扱えるのである。また前記グイセンタリン
グフィン3へのダイ3外周面上への突出形成に当り、第
14図および第15図において示すように、フィン3へ
の設置位置を、ルーズドダイ3におけるビレッ目6に接
する端面3Cより、第14図向って左方に[)([11
mm後退させた位置に設けることによって、同図矢印P
でビレント材料の押出流れを示すように、円周上のフィ
ン3への位置に相当する材料が押出製品側に流れ込むの
を防止し、円滑かつ確実にシェル15化することができ
、第15図に示すように仮にフィン3八が端面3Cと同
一位置であれば、同図矢印P1で流れを示すように、材
料は押出製品側に流れる不都合があり、これを防ぐ意味
で有利といえる。
(実施例) 本発明プレスの適切な実施例を、第1図乃至第15図に
亘って逐次説示する。第1図において、実施例では間接
押出プレスとして、互いにプレス軸心に沿って移動可能
に設けられるビレットコンテナ4、グイステム1および
加圧ステム6のみを示し、プレス機全体を省略している
が、これは本発明における間接押出プレス機の全体は、
先に従来技術の項において例示した各公報に開示された
従来の間接押出プレス機と全く同様であって差支えない
ため、その記載を省略したものであり、ビレットコンテ
ナ4は既知のようにコンテナホルダ5に保持され、駆動
シリンダ、タイロッドを介しプレス軸心に沿って移動可
能であり、またダイステム1、加圧ステム6はグイプラ
テン、プレスプラテン側にそれぞれ保持され、ダイステ
ア−1の先端には、ルーズドダイ3およびクリーニング
リング2が既知のように着脱可能に組立られる。本発明
では前記ルーズドダイ3において、第2図乃至第4図に
亘って例示するように、同ダイ3の外径をビレット16
(第5図参照)の外径よりも、所要のシェル厚さに対応
して小径にするとともに、このルーズドダイ3の外周面
上に、第3図および第5図に示すように、円周等分位置
に複数個(回倒では4個、但しその数は3個以上自由で
ある)のグイセンタリングフィン3八を、その高さがコ
ンテナ4の内径面4八にほぼ内接する高さのもとに軸方
向に亘る突条として列設するのである。同フィン3Aの
断面形状は任意であるが、ビレット16に対面する一端
側は第4図で示すように鋭角な頭部形状とすることが適
当である。またフィン3へのコンテナ4の内径面4Aに
対接する面は円弧状曲面とされる。
ルーズドダイ3の後方においてグイステム1に係止段部
1aを介して嵌脱可能に外嵌されるクリーニングリング
2は、コンテナ内径面4^のクリーニングを行なうもの
として既知のものである。従ってコンテナ4内にビレッ
ト16を装入し、第5図に示すようにビレッ目6の間接
押出を行なえば、ビレット16の外径より小径の外径と
されたルーズドダイ3によってグイ孔3Bを介する棒状
製品14の押出成形と同時に、コンテナ4の内径面4A
側にグイ外周面をへて所要厚(例えば2髄等)のシェル
15が自動的に造出されて、ルーズドダイ3とクリーニ
ングリング2との間のスペース内に収容されてゆくので
ある。このシェル残し押出に当って、本発明ではルーズ
ドダイ3の外周面上に複数個のグイセンタリングフィン
3八を円周等分位置に列設しであるため、これらフィン
3八によるセンタリング機能の働きにより、ルーズドダ
イ3は自主的にコンテナ4の中心と常に同心に調芯され
ることにより、そのビレット16の全円周に亘って造出
されるシェル15は均等均一な肉厚シェルとして維持さ
れ、押出全工程に亘ってこれが維持され、このため2[
1II11以上の厚内シェルを偏心、厚薄のおそれなく
均等な肉厚状態下に正しく形成することにより、その表
面欠陥の発生を良好に防止できるのであり、このさい前
記シェル15の排出、回収も、ハンドリング兼エジェク
ト装置7の設置によって迅速かつ容易に処理できるので
ある。第1図において示すように、同装置7は、従来の
グイおよびクリーニングリングのハンドリング装置に対
し、新たにシェルエジェクト手段を付加したものであり
、同装置7における固定の装置本体7aは、プレス機外
の一側に設置され、既知のグイクランプ9およびクリー
ニングリング2のクランプ8の両者を開閉可能に備えた
クランプ部材18が進退部材19を介して、装置本体7
aとプレス軸心(コンテナ4の一端側)との間に進退移
動可能に設けられ、グイクランプ9の一側には、グイ支
持筒10およびグイバックアップ13が何れも同心に配
設される。グイ支持筒10はルーズドダイ3を支持する
ためのものであり、グイバックアップ13はシリンダ1
3a、進退移動可能なピストンロッド13b、同ロンド
13b @に付設された挟持用ディスク13cとから成
る。またクリニングリングクランプ8の他側には、グイ
ブツシャ12およびシェルサポート11が内外同心状に
配設され、グイブツシャ12はシリンダ12a、進退移
動可能なピストンロッド12b、同ロッド12b端に付
設された挟持用ディスク12cとから成り、また両端開
口の筒状であるシェルサポート11は、一端側が装置本
体7aに設置されたシリンダ20のピストンロッド20
aに保持されて進退可能とされる。グイクランプ9およ
びクリーニングリングクランプ8は、何れも従来と同様
、第11図に例示するようにルーズドダイ3およびクリ
ーニングリング2を開閉係脱可能にクランプする既知の
ものであり、また第9図および第10図に亘って例示し
たシェルエジェクタ17は、第12図に示すようにシェ
ル15を外周から、開閉係脱可能に把持クラップする型
式のもので、これによりシェル15をクランプして、移
動部材21によりシェル15を移動し、開放落下させる
ようにするのである。前記したハンドリング兼エジェク
ト装置7の構造は図例のみに限定されることなく、自由
に設計可能であるが、図例のシェルサポート11によれ
ば、クリーニングリング2およびシェル15を内径側か
ら支持し、これによりルーズドダイ3をグイブツシャ1
2、グイバックアップ13を介してグイ支持筒10内に
移動させ、しかる後、シェル15をリング2より分離し
て排出できる点で便利である。
また第13図において示したように、グイセンタリング
フィン3Aにより、シェル150円周方向の内面側に、
シェル全長に亘り複数の薄肉部分15aが凹欠状に形成
されることは、僅かな外力によってこの薄肉部分15a
から分断し易く、シェル15の容易な離脱が得られ、シ
ェル取出しを容易とする。
また第14.15図において説示したように、グイセン
タリングフィン3Aをルーズドダイ3の対ビレット端面
3cより若干後退させて設けることにより、円周上の各
フィン3A位置に相当する材料が、押出製品側に流入す
るのを阻止し、シェル15の形成が円滑かつ確実化され
ることになる。
(発明の効果) 本発明プレスによれば、押出製品の表面品質を良好に保
つために必要とされる外削旋盤設備によるビレント冷間
状態での表皮外削、またビレットスカルピング設備によ
る熱間状態での表皮外削を不要とし、シェル残し押出に
よって必要な厚肉シェル除去が容易に可能になり、かつ
従来のシェル残し押出におけるビレント円周方向におけ
るシェル肉厚の厚薄不均一、偏肉率の不安定と増大とい
う問題点を解消し、当該ビレットの全円周かつ全長に亘
る均等均一な厚肉シェルの削除を確実化できる点におい
てきわめて有利である。即ちルーズドダイ3の外周面に
おいて、円周方向等分位置において軸方向に延びるグイ
センタリングフィン3Aの付加により、押出中における
グイ3の自主的な調芯を促進し、常にグイ中心とコンテ
ナ中心が積極的かつ確実に同心化され、2mm以上の厚
肉シェルも均等肉厚下、小さな偏肉率下に実現でき、こ
れにより押出製品の表面品質を著しく良化でき、しかも
必要手段はきわめて簡単で、実施上の困難もなく優れた
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明プレス実施例の要部縦断正面図、第2図
乃至第4図は同ルーズドダイ要部構造の詳細図、第5図
は同間接押出状態の要部縦断正面図、第6図は同シェル
、グイ、クリーニングリングの一体取出状態の縦断正面
図、第7図乃至第10図は同グイ移動、シェル分離排除
状態を逐次的に示す各作動状態の説明断面図、第11.
12図は第6図A−A線およびB−B線における各クラ
ンプおよびシェルエジェクタの要部側面図、第I3図は
同シェルの説明図、第14.15図は同グイセンタリン
グフィン設置例の説明図、第16図はビレットホットス
カルパ設備例の、第17図は外削旋盤設備例の各説明図
である。 1・・・グイステム、2・・・クリーニングリング、3
・・・ルーズドダイ、4・・・コンテナ、5・・・コン
テナホルダ、7・・・ハンドリング兼エジェクト装置、
8・・・クリーニングリングクランプ、9・・・グイク
ランプ、10・・・グイ支持筒、II・・・シェルサポ
ート、12・・・グイブツシャ、I3・・・グイバック
アップ、I4・・・製品、15・・・シェル、16・・
・ビレット、17・・・シェルエジェクタ。 ] 3゜ −ジ 1ぐ ≦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレス軸心に沿って互いに可動なビレットコンテ
    ナ、ルーズドダイ並びにクリーニングリングの組立られ
    たダイステムおよび加圧ステムから成る間接押出プレス
    において、ビレット外径より小さな外径とされたルーズ
    ドダイの外周面に、コンテナ内径面にほぼ内接する高さ
    をもつダイセンタリングフィンを設けることにより、押
    出中、ルーズドダイをコンテナ中心と同心に保持し、コ
    ンテナ内に厚肉シェルを残してビレット押出を行なうこ
    とを特徴とする間接押出プレス。
  2. (2)ルーズドダイ、クリーニングリングおよび残置さ
    れた厚肉シェルのハンドリング兼エジェクト装置が、プ
    レス軸心とプレス機外の相互間に亘って出入移動可能に
    配設される請求項1記載の間接押出プレス。
  3. (3)ダイセンタリングフィンがルーズドダイにおける
    対ビレット端面より後退した位置に設けられる請求項1
    、2記載の間接押出プレス。
JP19391288A 1988-08-02 1988-08-02 間接押出プレス Pending JPH0241714A (ja)

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