JPS5912093Y2 - 押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置 - Google Patents

押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置

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JPS5912093Y2
JPS5912093Y2 JP7279280U JP7279280U JPS5912093Y2 JP S5912093 Y2 JPS5912093 Y2 JP S5912093Y2 JP 7279280 U JP7279280 U JP 7279280U JP 7279280 U JP7279280 U JP 7279280U JP S5912093 Y2 JPS5912093 Y2 JP S5912093Y2
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JP
Japan
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mandrel
scalping
press
ring
extrusion
Prior art date
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Application number
JP7279280U
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English (en)
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JPS56175111U (ja
Inventor
正延 青木
孝 梶間
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、押出プレスに於けるマンドレルスカルピング
装置に関する。
間接押出プレス、直接押出プレスのいずれであつてもマ
ンドレルあるいはその先端とダイ孔との環状空隙を介し
て中空材を押出或形する装置において、マンドレルの表
面にはシェル付着が生じる。
この付着したシェルは数プッシュ毎にこれを除去するこ
とが必要である。
従来そのシェル除去手段として第5図1,2に示す如く
枢着部Pを支点として開閉自在の2つ割リングAを押出
終了後にマンドレルを前進させておいてマンドレルMを
掴持すべく加圧ステムSの前面に装着せしめ、マンドレ
ルMの矢示方向の後退力を利用して付着シェルM′を所
謂しごくように剥離しているのが普通である。
この従来例によれば前記リング治具Aを手動又は機械的
その他の手段にて符号F1でクランプしていてもシェル
の性状により口開き力F2が働きそのため数回の繰返し
作業を実施しても完ぺきなシェル剥離を期することが困
難であった。
従って、中空押出材の内面品質低下や、またマンドレル
とビレットの摩擦力増加によるピアシング力量不足、更
には押出中のマンドレルへの引張りオーバーロード現象
をきたす等の不具合があった。
本考案は上記実状に鑑み、唯一のマンドレル後退動作又
は後退力を利用してシェルの完ぺきな剥離を約束したも
ので以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案を適用する間接押出プレスー例の全容を
示し、第2図は又直接押出プレスー例の全容をそれぞれ
押出中として例示している。
第1図において、1はプレスプラテンで、そのプレス中
心に貫通孔1Aを有し、該プラテン1を前方(前方とは
プレス方向、後方はその逆方向をいう)として後方に主
シリンダフレーム2を相対向して設け、両者1,2をコ
ラム20で強固に結合してラーメン構造のプレス架構体
を構或している。
主シリンダフレーム2に主シリンダ3が設けられ、該シ
リンダ3に主ラム4が嵌合されている。
主ラム4の前方のプレス中心に加圧ステム29がクロス
ヘッド5を介して設けられ、主ラム4はマンドレルシリ
ンダを兼用している。
主シリンダフレーム2にサイドシリンダ9を設け、その
ピストン10をクロスヘッド5に結合してここに主ラム
4を無負荷前進可能と構威している。
プレスプラテン1の後面のプレス中心にはダイステム3
3が固定され、該ステム33の後端にホルダ32を介し
てダイ31が装着されている。
主ラム4のプレス中心にマンドレルピストン21が摺動
自在に挿嵌され、該ピストン21の前方にはホルダ27
を介してマンドレル28が着脱自在に連結されている。
マンドレルピストン21の後方にはテールロツド22が
主シリンダ3を貫通して後方に延設され、該ロツド22
の端末に係合ブロック23を有する。
更に、主シリンダ3の後方にメカニカルマンドレルロッ
キング装置24が設けられると共に、油圧緩衝装置が設
けてある。
ロッキング装置24は対角配置したタイロツド24A前
後一対の対向フレーム24Bおよび該フレーム24B間
のタイロツド24Aを中心に旋回自在の前後一対からな
るストツパ24Cとからなり、緩衝装置はフレーム24
Bに固定されたピストン25および固定側に設けたシリ
ンダ26とから構威されている。
コンテナ30はプレスプラテン1に取付けたシリンダ1
4およびこれに嵌合のピストン13からなるコンガナ移
動装置で前後に摺動自在であり、ピストン13がコンテ
ナホルダ6に結合されている。
また、前記コンテナ移動シリンダと共軸心上のクロスヘ
ッド5には油圧カップリングシリンダ11が取付けられ
、そのピストン12がコンテナホルダ6に結合されてい
る。
更に、プレスプラテン側には中間フレーム7がそれに内
蔵のカイドリング37等を介してダイステム33の長手
方向に沿って移動自在であり、その移動装置はプレスプ
ラテン1に設けたシリンダ15およびこれに嵌合のピス
トン66から或る。
又、中間フレーム7にはシャーフレーム8を介して立形
シャー装置が設けられ、該シャー装置はシリンダ18、
ピストン17およびシャー19より或る。
前記構或において、コンテナ30にダミーブロック36
とビレット34をチャージし、ビレット34のアブセッ
ト工程を経てからピアシング工程するが、まず、アブセ
ット工程は主シリンダ3とサイドシリンダ9の前進側に
圧油を送油してクロスヘッド5を前進させるとビレット
34がコンテナ30に充満される。
そしてピアシングによるビレット34の長大化を補正す
るため加圧ステム29を僅かに後退させ、マンドレルピ
ストン21の前進側に圧油を送油すればマンドレル28
が前進してマンドレル28のチップがダイ31のダイ孔
に臨む位置までピアシングが行なわれ、ダイ31とマン
ドレルチップの相対位置はロッキング装置24で不動と
される。
而して、コンテナ移動シリンダ14、サイドシリンダ9
、主シリンダ3の各前進側に圧油を送油すると、コンテ
ナ30と加圧ステム29は同時に前進しコンテナ30の
主ラム29に対する相対的動きを阻止した状態でビレッ
ト34はダイ孔とマンドレルチツプの環状空隙を介して
押出され、押出材35がダイステム33を通って前方へ
押出されるのである。
第1図、第3図はその押出過出過程を示しているが、第
3図の符号44の如くダミーブロック36を介してシェ
ルがマンドレル28の表面に付着する。
このシエル44を剥離するため、第3図で特に示す如く
スカルピング43がマンドレル28に摺動自在に套嵌さ
れている。
このリング43は加圧ステム29の中に入り込み可能な
外径を有する鍔リング43Aを備えかつ、前方先細状の
剥離促進部43 Bを有する形状であり、押出開始の前
(マンドレル取換時)にマンドレスチップ側より挿嵌さ
れ、ピアシング及び押出中の加圧ステム29の相対移動
を介して加圧ステム29の中に収まっているのである。
而して、所要回のプレス作業を実施して後、前記シエル
44を剥離するのであるが、押出終了後、第4図に示す
如くマンドレル28をリング43と共に加圧ステム29
の前面より露出せしめ、第5図2で示した2つ割リング
を有する手動工具A又はリング43のボスに嵌合される
切矢部を有するバックアップ体45を加圧ステム29の
全面とリング43の鍔43Aとの間にリングボスをつか
むように手動で装着させる。
この第4図に示す状態からマンドレル27を矢示方向に
後退させるとリング43の剥離促進部43 Bをしてシ
エル44がしごき落される。
するとリング43はそのままにしてバックアップ体45
のプレス外への位置変更によりスカルピング作業は終了
し、リング43は次の押出サイクルにて第3図の位置の
ように摺動される。
なお、バックアップ体45はこれをU字形のバックアッ
プ体にしてもよく、マンドレル28を掴持するものであ
ってもよい。
又、第6図はマンドレルスカルピング装置の他の具体例
、即ち、バックアップ体45の装着動作を自動化した実
施例であり、シリンダ装置46にて開閉自在なバックア
ップ体45を支点47を中心に旋回動作する旋回アーム
48に設け、旋回シリンダ装置49の伸縮動作を介して
プレス中心で加圧ステム29の前面とプレス外との相互
位置間でバックアップ体45を移動固定自在としたもの
であり、この第6図において、50は固定架台、51は
スライド案内装置を示している。
また、第2図は直接押出プレスの適用例であり、第1図
に示した押出工具類31, 32, 33を、直接押出
用ダイ38、同ホルダ39およびボルスタ40に交換せ
しめコンテナ30に収容されたビレット41を直接押出
するものであり、この第2図に示す実施態様においても
第3図、第4図に示した要領でマンドレルスカルピング
を実施する。
なお、本考案を適用するに当り、通常の押出サイクル(
ビレット供給、ピアシング、押出、切断、デイスカード
/ダミブロ・ンクハンドリング)を自動的に進行する制
御系統とは別に、マンドレルスカルピングを自動的に行
う制御システム(第6図に示す装置)と押出サイクル回
数を記憶する別のカウンタを装置し、押出Nサイクル終
了からマンドレルスカルピングが行なわれその後の押出
サイクルへ自動的に戻る装置を設けて省力化を図ること
ができる。
また、第1図および第2図において、符号S1およびS
2はマンドレルホルダ27の前面からダミーブロック3
6の後面までの軸方向長さであり、いずれもスカルピン
ダリング43の軸方向長さより長くされている。
以上、要するに本考案では加圧ステム29内で軸方向に
摺動固定自在とされたマンドレル28の先端部とプレス
中心に固定されたダイ31.38の孔とで形或された環
状空隙を介して中空材を押出或形するとともに、マンド
レル28の表面に付着したシエル44をマンドレル28
の後退動作で剥離する押出プレスに於けるマンドレルス
カルピング装置において、マンドレル28に加圧ステム
29内に出入自在の外形とされたスカルピングリング4
3が摺動自在に套嵌されており、プレス中心における加
圧ステム29の前面とプレス外との相互位置間にて位置
変更自在のバックアップ体45が前記加圧ステム29の
前面とスカルピングリング43の後面側との間に着脱自
在に備えられたことを特徴とする押出プレスに於けるマ
ンドレルスカルピング装置に係るものであるから、次の
利点がある。
マンドレル28に付着せるシエルを数プッシュに1回除
去するに、スカルピングリング43を加圧ステム29の
前面にバックアップ体45にて相対的に固定保持してお
き、マンドレル28の後退を利用して完全にしごき落す
ことができ、この結果、中空押出材の内面品質低下、ピ
アシング力量不足等を招くことがない。
また、スカノレピングリング43はマンドレノレ28に
摺動自在であり、加圧ステム29と干渉しない外形を有
していることから、一度装着すればマンドレル28の適
正なスカルピングができ、しかも、第1図、第2図で符
号S1,S2で示す如くマンドレル長をや・長く形或す
るという簡便な手段でありながら、スカルピングリング
43内径とマンドレル28の外径との公差をできるだけ
小さくすることができ、増々そのスカルピングが良好に
でき、これにより、チツプド/トラベル両マンドレル方
式に適用して実益大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は間接押出プレス
に適用せる押出中の断面図、第2図は直接押出プレスに
適用せる押出中の断面図、第3図は第1図におけるマン
ドレル先端部の詳細図、第4図はそのスカルピング中途
の説明図、第5図1,2は従来例の説明図、第6図はバ
ックアップ体を自動化した本案例の正面図である。 28・・・・・・マンドレル、29・・・・・・加圧ス
テム、31,38・・・・・・ダイ、43・・・・・・
シェービングリング、45・・・・・・バックアップ体
、21・・・・・・マンドレルピストン、4・・・・・
・主ラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧ステム29内で軸方向に摺動固定自在とされたマン
    ドレル28の先端部とプレス中心に固定されたダイ31
    .38の孔とで形或された環状空隙を介して中空材を押
    出或形するとともに、マンドレル28の表面に付着した
    シエル躬をマンドレル28の後退動作で剥離する押出プ
    レスに於けるマンドレスカルピング装置において、マン
    ドレル28に加圧ステム29内に出入自在の外形とされ
    たスカルピングリング43が摺動自在に套嵌されており
    、プレス中心における加圧ステム29の前面とプレス外
    との相互位置間にて位置変更自在のバックアップ体45
    が前記加圧ステム29の前面とスカルピングリング43
    の後面側との間に着脱自在に備えられたことを特徴とす
    る押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置。
JP7279280U 1980-05-24 1980-05-24 押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置 Expired JPS5912093Y2 (ja)

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JP7279280U JPS5912093Y2 (ja) 1980-05-24 1980-05-24 押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置
DE19813120770 DE3120770A1 (de) 1980-05-24 1981-05-25 Reinigungsvorrichtung fuer den dorn einer strangpresse
US06/267,243 US4399676A (en) 1980-05-24 1981-05-26 Mandrel cleaning device for extrusion press

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JP7279280U JPS5912093Y2 (ja) 1980-05-24 1980-05-24 押出プレスに於けるマンドレルスカルピング装置

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JPS56175111U JPS56175111U (ja) 1981-12-24
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