JPH0241057Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241057Y2 JPH0241057Y2 JP1983169814U JP16981483U JPH0241057Y2 JP H0241057 Y2 JPH0241057 Y2 JP H0241057Y2 JP 1983169814 U JP1983169814 U JP 1983169814U JP 16981483 U JP16981483 U JP 16981483U JP H0241057 Y2 JPH0241057 Y2 JP H0241057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air duct
- intake port
- flange portion
- air
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラツク等車両の空気取入装置に関
するものである。
するものである。
トラツク等の車両においては、エンジンに供給
する空気を、キヤブルーフの上方に開口する取入
口から吸入し、キヤブの後方外板に沿つて下方に
延在せしめられた鋼板製の空気ダクトを経てエア
クリーナに導き、同エアクリーナで浄化された空
気をエンジンに導入するようにしたものがある。
このような空気取入装置は、地表から十分に高い
位置の清浄な、そして比較的低温の空気を取入れ
るので、エアクリーナの負担が軽くなり、同時に
エンジンの性能に対しても好影響を与える利点が
ある。今この種空気取入装置の一例を、更宜的に
本考案の一実施例を示す第１図を利用して説明す
ると、１０はトラツクのキヤブを総括的に示し、
１２はそのルーフである。キヤブ１０の後方外板
１４には、図示しない適宜の取付装置によつて鋼
板製の空気ダクト１６が配設され、同ダクト１６
頂部には、キヤブ側方に開口１８を具えた合成樹
脂製の取入口２０が連結され、又同空気ダクト１
６の下端には、図示しない可撓連結管を経てエア
クリーナが接続されている。上記空気ダクト１６
は、鋼板をプレス成形して車幅方向の両端縁にフ
ランジ２２を具えた樋状部材を作り、同樋状部材
を二枚向い合わせて同フランジ部で結合し、断面
形状が長円形又は楕円形２４をなすように構成さ
れている。一方、上記取付口２０は、空気を効率
よく吸入すると共に雨、雪は可及的に吸引しない
ように横方向に開口１８を具え、かつ吸入した空
気を下向きに空気ダクト１６内に送りこみ、この
際、流通抵抗が小さく、又吸入騒音を発生しない
ようにするために、可成複雑な形状をなしてお
り、主として成形技術上の理由から、ABS樹脂
のような合成樹脂によつて作られている。
する空気を、キヤブルーフの上方に開口する取入
口から吸入し、キヤブの後方外板に沿つて下方に
延在せしめられた鋼板製の空気ダクトを経てエア
クリーナに導き、同エアクリーナで浄化された空
気をエンジンに導入するようにしたものがある。
このような空気取入装置は、地表から十分に高い
位置の清浄な、そして比較的低温の空気を取入れ
るので、エアクリーナの負担が軽くなり、同時に
エンジンの性能に対しても好影響を与える利点が
ある。今この種空気取入装置の一例を、更宜的に
本考案の一実施例を示す第１図を利用して説明す
ると、１０はトラツクのキヤブを総括的に示し、
１２はそのルーフである。キヤブ１０の後方外板
１４には、図示しない適宜の取付装置によつて鋼
板製の空気ダクト１６が配設され、同ダクト１６
頂部には、キヤブ側方に開口１８を具えた合成樹
脂製の取入口２０が連結され、又同空気ダクト１
６の下端には、図示しない可撓連結管を経てエア
クリーナが接続されている。上記空気ダクト１６
は、鋼板をプレス成形して車幅方向の両端縁にフ
ランジ２２を具えた樋状部材を作り、同樋状部材
を二枚向い合わせて同フランジ部で結合し、断面
形状が長円形又は楕円形２４をなすように構成さ
れている。一方、上記取付口２０は、空気を効率
よく吸入すると共に雨、雪は可及的に吸引しない
ように横方向に開口１８を具え、かつ吸入した空
気を下向きに空気ダクト１６内に送りこみ、この
際、流通抵抗が小さく、又吸入騒音を発生しない
ようにするために、可成複雑な形状をなしてお
り、主として成形技術上の理由から、ABS樹脂
のような合成樹脂によつて作られている。
そして、従来上記取入口２０は、その下端開口
を空気ダクト１６の上端開口部に外嵌し、この際
取入口２０に設けたフランジ部２６内に空気ダク
ト１６の対応するフランジ部２８を嵌合させ、両
者を直接ボルトにより一体的に締着するように構
成されていたが、走行中の振動や衝撃のために、
ボルト締着部に応力が集中し亀裂等を生じ易い不
具合があつた。
を空気ダクト１６の上端開口部に外嵌し、この際
取入口２０に設けたフランジ部２６内に空気ダク
ト１６の対応するフランジ部２８を嵌合させ、両
者を直接ボルトにより一体的に締着するように構
成されていたが、走行中の振動や衝撃のために、
ボルト締着部に応力が集中し亀裂等を生じ易い不
具合があつた。
本考案は、上記従来の空気取入装置の欠点を改
善するために創案されたもので、車両のキヤブ外
板に沿つて上下に延在せしめられた空気ダクトの
頂部に、合成樹脂製の取入口を装着する際、上記
取入口に形成したフランジ部を、上記空気ダクト
上端に形成したフランジ部に外嵌せしめるものに
おいて、上記取入口のフランジ部端縁に、上記空
気ダクトに向かつて開口するスリツトを設け、同
スリツトにより分割された上記取入口のフランジ
部と、同取入口のフランジ部の間に挟挿された空
気ダクト上端のフランジ部とを、ゴム板及び金属
製補強板を介してボルトにより締着してなること
を特徴とする車両の空気取入装置を特徴とする車
両の空気取入装置を要旨とするものである。
善するために創案されたもので、車両のキヤブ外
板に沿つて上下に延在せしめられた空気ダクトの
頂部に、合成樹脂製の取入口を装着する際、上記
取入口に形成したフランジ部を、上記空気ダクト
上端に形成したフランジ部に外嵌せしめるものに
おいて、上記取入口のフランジ部端縁に、上記空
気ダクトに向かつて開口するスリツトを設け、同
スリツトにより分割された上記取入口のフランジ
部と、同取入口のフランジ部の間に挟挿された空
気ダクト上端のフランジ部とを、ゴム板及び金属
製補強板を介してボルトにより締着してなること
を特徴とする車両の空気取入装置を特徴とする車
両の空気取入装置を要旨とするものである。
以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。（なお、上記従来の装置と実質的に
同一の部材及び部分には同一の符号を用い、その
構造の詳細な説明は、重複を回避するために省略
する）特に第２図に良く示されているように、取
入口２０の取付けに際して、同取入口のフランジ
２６に設けられたスリツト３０内に空気ダクト１
６のフランジ２８が嵌合され、フランジ２６の両
側にゴム板３２及び鋼板製の補強板３４が重ねて
当接され、ボルト３６により一体的に締着されて
いる。
に説明する。（なお、上記従来の装置と実質的に
同一の部材及び部分には同一の符号を用い、その
構造の詳細な説明は、重複を回避するために省略
する）特に第２図に良く示されているように、取
入口２０の取付けに際して、同取入口のフランジ
２６に設けられたスリツト３０内に空気ダクト１
６のフランジ２８が嵌合され、フランジ２６の両
側にゴム板３２及び鋼板製の補強板３４が重ねて
当接され、ボルト３６により一体的に締着されて
いる。
この構造によれば、取入口２０と空気ダクト１
６の連結部に作用する締付力が、ゴム板３２及び
補強板３４によつて広い範囲に分散されるので、
応力集中によるフランジ２６の破損等が効果的に
回避され、長期間に亘り安全に使用することがで
きる利点がある。
６の連結部に作用する締付力が、ゴム板３２及び
補強板３４によつて広い範囲に分散されるので、
応力集中によるフランジ２６の破損等が効果的に
回避され、長期間に亘り安全に使用することがで
きる利点がある。
叙上のように本考案に係る車両の空気取入装置
は、車両のキヤブ外板に沿つて上下に延在せしめ
られた空気ダクトの頂部に、合成樹脂製の取入口
を装着する際、上記取入口に形成したフランジ部
を、上記空気ダクト上端に形成したフランジ部に
外嵌せしめるものにおいて、上記取入口のフラン
ジ部端縁に、上記空気ダクトに向かつて開口する
スリツトを設け、同スリツトにより分割された上
記取入口のフランジ部と、同取入口のフランジ部
の間に挟挿された空気ダクト上端のフランジ部と
を、ゴム板及び金属製補強板を介してボルトによ
り締着してなることを特徴とする車両の空気取入
装置を特徴とし、簡単かつ安価な構造によつて耐
久性が優れたこの種装置を提供することができ、
極めて有益である。
は、車両のキヤブ外板に沿つて上下に延在せしめ
られた空気ダクトの頂部に、合成樹脂製の取入口
を装着する際、上記取入口に形成したフランジ部
を、上記空気ダクト上端に形成したフランジ部に
外嵌せしめるものにおいて、上記取入口のフラン
ジ部端縁に、上記空気ダクトに向かつて開口する
スリツトを設け、同スリツトにより分割された上
記取入口のフランジ部と、同取入口のフランジ部
の間に挟挿された空気ダクト上端のフランジ部と
を、ゴム板及び金属製補強板を介してボルトによ
り締着してなることを特徴とする車両の空気取入
装置を特徴とし、簡単かつ安価な構造によつて耐
久性が優れたこの種装置を提供することができ、
極めて有益である。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２
図は第１図に鎖線円で示した部分の拡大斜視図
である。 １０……キヤブ、１６……空気ダクト、２０…
…取入口、２６……フランジ部、２８……フラン
ジ部、３２……ゴム板、３４……補強板、３６…
…ボルト。
図は第１図に鎖線円で示した部分の拡大斜視図
である。 １０……キヤブ、１６……空気ダクト、２０…
…取入口、２６……フランジ部、２８……フラン
ジ部、３２……ゴム板、３４……補強板、３６…
…ボルト。
Claims (1)
- 車両のキヤブ外板に沿つて上下に延在せしめら
れた空気ダクトの頂部に、合成樹脂製の取入口を
装着する際、上記取入口に形成したフランジ部
を、上記空気ダクト上端に形成したフランジ部に
外嵌せしめるものにおいて、上記取入口のフラン
ジ部端縁に、上記空気ダクトに向かつて開口する
スリツトを設け、同スリツトにより分割された上
記取入口のフランジ部と、同取入口のフランジ部
の間に挟挿された空気ダクト上端のフランジ部と
を、ゴム板及び金属製補強板を介してボルトによ
り締着してなることを特徴とする車両の空気取入
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16981483U JPS6076524U (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 車両の空気取入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16981483U JPS6076524U (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 車両の空気取入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6076524U JPS6076524U (ja) | 1985-05-29 |
| JPH0241057Y2 true JPH0241057Y2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=30370891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16981483U Granted JPS6076524U (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 車両の空気取入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6076524U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016124371A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | いすゞ自動車株式会社 | 車輪速センサの取付構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6525675B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-06-05 | ダイハツ工業株式会社 | 車両の吸気構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS558668A (en) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | Optical axis control unit of optical information reader |
| JPS5754724B2 (ja) * | 1976-08-06 | 1982-11-19 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754724U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-03-30 | ||
| JPS6243849Y2 (ja) * | 1981-04-28 | 1987-11-16 | ||
| JPS58143920U (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-28 | 松下電工株式会社 | 採光窓 |
-
1983
- 1983-11-01 JP JP16981483U patent/JPS6076524U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754724B2 (ja) * | 1976-08-06 | 1982-11-19 | ||
| JPS558668A (en) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | Optical axis control unit of optical information reader |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016124371A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | いすゞ自動車株式会社 | 車輪速センサの取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6076524U (ja) | 1985-05-29 |
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