JPH0240348B2 - - Google Patents
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- JPH0240348B2 JPH0240348B2 JP62288592A JP28859287A JPH0240348B2 JP H0240348 B2 JPH0240348 B2 JP H0240348B2 JP 62288592 A JP62288592 A JP 62288592A JP 28859287 A JP28859287 A JP 28859287A JP H0240348 B2 JPH0240348 B2 JP H0240348B2
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- JP
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- edge
- foam material
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Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 57
- 239000006261 foam material Substances 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 18
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 3
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 206010047924 Wheezing Diseases 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B23/00—Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2505/00—Industrial
- D10B2505/08—Upholstery, mattresses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はカバー布地によつて取り囲まれ発泡材
料が充填され、互いに平行な縫目によつて固定さ
れている複数の隆起もしくは溝を有する横カバー
の製造方法及び装置に関するものである。
料が充填され、互いに平行な縫目によつて固定さ
れている複数の隆起もしくは溝を有する横カバー
の製造方法及び装置に関するものである。
従来技術
西ドイツ国特許第3304343号公報によつて公知
の、隆起(Pfeifen)を有する椅子カバーを作る
ための方法では、隆起の中に充填される筋状の発
泡材料の切断片が案内溝の助けによつて、1つの
下部布地と1つの上部布地との間に導入され、そ
の際上部布地は発泡材料の切断片の長手方向の縁
の回りを取り巻いている。引き続いて複数の隆起
は多数の針を持つたミシンによつて同時に縫付け
られる。この様にしてつくられた椅子カバーでは
2つの隆起の間の溝の中に位置する2つの縫目は
必然的に目に見え、そのことによりこの方法は、
縫目が外観上又は酷使に耐えるために覆われてい
なければならない様な隆起を有する椅子カバーを
作るためには適当でない。
の、隆起(Pfeifen)を有する椅子カバーを作る
ための方法では、隆起の中に充填される筋状の発
泡材料の切断片が案内溝の助けによつて、1つの
下部布地と1つの上部布地との間に導入され、そ
の際上部布地は発泡材料の切断片の長手方向の縁
の回りを取り巻いている。引き続いて複数の隆起
は多数の針を持つたミシンによつて同時に縫付け
られる。この様にしてつくられた椅子カバーでは
2つの隆起の間の溝の中に位置する2つの縫目は
必然的に目に見え、そのことによりこの方法は、
縫目が外観上又は酷使に耐えるために覆われてい
なければならない様な隆起を有する椅子カバーを
作るためには適当でない。
アメリカ合衆国特許第2183429号公報によれば
椅子カバーを作るための1つの機械が公知になつ
ており、この機械は予め加工された上部布地片、
1つの貯蔵ローラーから供給される下部布地及び
布地層の間に位置する弾性を有する筋状の多数の
挿入片から成り立つている。布地層は挿入片の間
で肋骨状に折り畳まれ、その際折り畳んだ輪の部
分は下部布地側に向かつている。引き続いて折り
畳まれた輪の部分は対応する数の縫付けヘツドに
よつて同時に盲縫いの方法で縫付けられ、そのこ
とにより完成された椅子カバーの上面には互いに
並んでいる隆起が形成され、その際縫目は決して
見付けられない。
椅子カバーを作るための1つの機械が公知になつ
ており、この機械は予め加工された上部布地片、
1つの貯蔵ローラーから供給される下部布地及び
布地層の間に位置する弾性を有する筋状の多数の
挿入片から成り立つている。布地層は挿入片の間
で肋骨状に折り畳まれ、その際折り畳んだ輪の部
分は下部布地側に向かつている。引き続いて折り
畳まれた輪の部分は対応する数の縫付けヘツドに
よつて同時に盲縫いの方法で縫付けられ、そのこ
とにより完成された椅子カバーの上面には互いに
並んでいる隆起が形成され、その際縫目は決して
見付けられない。
この方法で作られた椅子カバーにおいては、縫
目が長い間強い力を受けると次第に延び、従つて
始めに縫目の範囲で相接して位置していた上部布
地片の部分が隙間を形成しそしてその結果縫目の
糸が見える様になる。
目が長い間強い力を受けると次第に延び、従つて
始めに縫目の範囲で相接して位置していた上部布
地片の部分が隙間を形成しそしてその結果縫目の
糸が見える様になる。
目 的
本発明の目的の隆起(Pfeifen)を有する椅子
カバーを作るための1つの方法を開発し、この方
法によれば縫目は完全に覆われそして縫目の糸は
縫目が伸ばされても見える様にならない。
カバーを作るための1つの方法を開発し、この方
法によれば縫目は完全に覆われそして縫目の糸は
縫目が伸ばされても見える様にならない。
構成、作用及び効果
上記の目的はカバー布地の1つの折り目の縁
が、板状の発泡材料の隆起の幅の間隔を隔てて配
置された複数の溝のうちの第一番目の溝に導入さ
れ、カバー布地と板状の発泡材料とは折り目の縁
の横でこの縁に平行な1つの縫目で縫付けられ、
そして引き続いて次に続いているカバー布地部分
の1つの折り目の縁が、次の縫付け過程が行われ
る前に、前記縫目を越えて隣接する溝の方向に動
かされてそして次の溝の中に導入されることを特
徴とする方法により達成した。
が、板状の発泡材料の隆起の幅の間隔を隔てて配
置された複数の溝のうちの第一番目の溝に導入さ
れ、カバー布地と板状の発泡材料とは折り目の縁
の横でこの縁に平行な1つの縫目で縫付けられ、
そして引き続いて次に続いているカバー布地部分
の1つの折り目の縁が、次の縫付け過程が行われ
る前に、前記縫目を越えて隣接する溝の方向に動
かされてそして次の溝の中に導入されることを特
徴とする方法により達成した。
個々の筋状の挿入片の代わりに前以て溝を切り
込まれた板状の発泡材料を弾性的なクツシヨン材
料として使用することにより、この方法では挿入
片の量と間隔が正確に上部布地層と下部布地層と
の間に挿入される。板状の発泡材料が接着された
布地の裏を有している場合には発泡材料はその形
状が安定したものとなつており、そして下部布地
片を縫付ける必要はない。
込まれた板状の発泡材料を弾性的なクツシヨン材
料として使用することにより、この方法では挿入
片の量と間隔が正確に上部布地層と下部布地層と
の間に挿入される。板状の発泡材料が接着された
布地の裏を有している場合には発泡材料はその形
状が安定したものとなつており、そして下部布地
片を縫付ける必要はない。
それぞれの縫付け過程の後で次の折り曲げと縫
付け過程のためにカバー材料を以前に形成された
縫目を越えて覆うという構成により、縫目は完全
に隠されそして椅子カバー又は縫目が伸ばされて
も目に見えることはない。
付け過程のためにカバー材料を以前に形成された
縫目を越えて覆うという構成により、縫目は完全
に隠されそして椅子カバー又は縫目が伸ばされて
も目に見えることはない。
本発明により個々の方法過程を自動的に進める
ように実施することができ、更には1つの溝の中
にカバー布地の新しい折り目の供給が行われる前
に、折り目送り上に載つているカバー布地の一部
分が弛んで波形を形成する様に移動させられ、こ
の波形はカバー布地の供給運動が行われると再び
平らに延ばされる様な大きさになつており、この
際その前方に形成されている溝に縫付けられてい
るカバー布地の部分に何等の力も作用しない様に
なつている。この様にして椅子カバー布地の既に
縫付けられた部分が連行されること又は不均等に
引つ張られることが予防される。
ように実施することができ、更には1つの溝の中
にカバー布地の新しい折り目の供給が行われる前
に、折り目送り上に載つているカバー布地の一部
分が弛んで波形を形成する様に移動させられ、こ
の波形はカバー布地の供給運動が行われると再び
平らに延ばされる様な大きさになつており、この
際その前方に形成されている溝に縫付けられてい
るカバー布地の部分に何等の力も作用しない様に
なつている。この様にして椅子カバー布地の既に
縫付けられた部分が連行されること又は不均等に
引つ張られることが予防される。
カバー布地の一部を移動させる針付き細条はい
つも折り目送り上でカバー布地を一定長さだけ移
動させるようにすることができる。
つも折り目送り上でカバー布地を一定長さだけ移
動させるようにすることができる。
椅子のカバーの既に縫付けられた部分は、カバ
ー布地を折り曲げて折り目を形成し、その折り目
を移動させる折り目送りが送り運動をしている
間、固く保持され、既に縫付けられた椅子カバー
の部分が更に連行されたり不均等な引張りにより
動かさないようにされる。
ー布地を折り曲げて折り目を形成し、その折り目
を移動させる折り目送りが送り運動をしている
間、固く保持され、既に縫付けられた椅子カバー
の部分が更に連行されたり不均等な引張りにより
動かさないようにされる。
本発明に係る方法を実施する装置はカバー布地
を折り曲げるために、上下動可能な押圧細条の下
方で上下動可能で且つ縫付け方向に交差する方向
に可動な折り目送りを設け、発泡材料に間欠的に
移動させるため発泡材料の溝の少なくとも1つに
はまつて移動する横送り手段を設けたことを特徴
とする。
を折り曲げるために、上下動可能な押圧細条の下
方で上下動可能で且つ縫付け方向に交差する方向
に可動な折り目送りを設け、発泡材料に間欠的に
移動させるため発泡材料の溝の少なくとも1つに
はまつて移動する横送り手段を設けたことを特徴
とする。
折り目送りの面に平行に縫目に交差する方向に
カバー布地を送るための針付き細条及びこの針付
き細条と僅かな距離を隔てて平行にに延在するブ
ラシ付き細条を配置することができる。
カバー布地を送るための針付き細条及びこの針付
き細条と僅かな距離を隔てて平行にに延在するブ
ラシ付き細条を配置することができる。
実施例
本発明は添付図に示された実施例を用いて説明
される。
される。
1つの台1の上に1つの甲板2が固定され、こ
の甲板は1つのミシン3を担持している。ミシン
3は甲板2の中に埋め込まれた1つの基板4、1
つの台5及び1つのアーム6を有し、このアーム
は1つの頭部7に移行している。頭部7には、公
知であり従つて図示されていない態様で駆動され
ている1つの針棒8が配置され、この針棒は針9
を担持している。
の甲板は1つのミシン3を担持している。ミシン
3は甲板2の中に埋め込まれた1つの基板4、1
つの台5及び1つのアーム6を有し、このアーム
は1つの頭部7に移行している。頭部7には、公
知であり従つて図示されていない態様で駆動され
ている1つの針棒8が配置され、この針棒は針9
を担持している。
それ自体剛性を持つた1つの枠10は2つの横
棒11、これらの横棒を互いに結合している後方
の1つの縦棒12及び前方の1つの縦棒13とか
ら成り立ち、この縦棒は垂直な短い2本の棒14
により横棒11と結合している。枠10は後方の
縦棒12に回転可能に配置された数個の走行ロー
ラー15によつて、甲板2上に固定されミシン3
の縦方向に直角に走行しているアングル状の細条
16に支えられている。さらに枠10はそれぞれ
1つの保持装置17に回転可能に配置された数個
の溝車18によつて、台1に固定され、アングル
状の細条16に平行に延在している1つの案内レ
ール19上に支えられそして同時に案内され、斯
くして枠10はミシン3の縦方向に直角に延びる
方向に動くことが可能である。枠10は前方の縦
棒13に固定されている1つのアングル片20を
介して1つの歯付ベルト21の上部に位置するベ
ルト部分に結合している。この歯付きベルト21
は2つの歯輪22,23を介して延在し、これら
の歯輪のうちの1つが1つの駆動モーター24と
結合している。
棒11、これらの横棒を互いに結合している後方
の1つの縦棒12及び前方の1つの縦棒13とか
ら成り立ち、この縦棒は垂直な短い2本の棒14
により横棒11と結合している。枠10は後方の
縦棒12に回転可能に配置された数個の走行ロー
ラー15によつて、甲板2上に固定されミシン3
の縦方向に直角に走行しているアングル状の細条
16に支えられている。さらに枠10はそれぞれ
1つの保持装置17に回転可能に配置された数個
の溝車18によつて、台1に固定され、アングル
状の細条16に平行に延在している1つの案内レ
ール19上に支えられそして同時に案内され、斯
くして枠10はミシン3の縦方向に直角に延びる
方向に動くことが可能である。枠10は前方の縦
棒13に固定されている1つのアングル片20を
介して1つの歯付ベルト21の上部に位置するベ
ルト部分に結合している。この歯付きベルト21
は2つの歯輪22,23を介して延在し、これら
の歯輪のうちの1つが1つの駆動モーター24と
結合している。
2つの横棒11にはこれらの間に亘つている1
つの旋回軸25が配置され、この旋回軸には横棒
11に隣接している2つの担持板26が固定され
ている。旋回軸25の一方の端には1つのクラン
ク27が固定されており、このクランクは枠10
に固定されている1つの圧縮空気シリンダー28
のピストンロツドと関節結合している。それぞれ
の担持板26の上部の叉状に形成された端には横
棒11に平行な1つの滑り棒29が固定されてい
る。それぞれの滑り棒29には上方から見てU字
形の1つの滑り子30が配置され、これらの滑り
子は横方向に突出している2つの分枝31,32
を有している。2つの滑り子30は1つの棒33
により互いに固く結合されている。棒33には平
らな折り目送り34が固定されている。折り目送
り34を移動させるためそれぞれの滑り子30に
1つの圧縮空気シリンダー35が付設されてお
り、これらのうち、見通しを良くするため、第1
及び2図では右側の滑り子30に付設された圧縮
空気シリンダー35のみが示されている。
つの旋回軸25が配置され、この旋回軸には横棒
11に隣接している2つの担持板26が固定され
ている。旋回軸25の一方の端には1つのクラン
ク27が固定されており、このクランクは枠10
に固定されている1つの圧縮空気シリンダー28
のピストンロツドと関節結合している。それぞれ
の担持板26の上部の叉状に形成された端には横
棒11に平行な1つの滑り棒29が固定されてい
る。それぞれの滑り棒29には上方から見てU字
形の1つの滑り子30が配置され、これらの滑り
子は横方向に突出している2つの分枝31,32
を有している。2つの滑り子30は1つの棒33
により互いに固く結合されている。棒33には平
らな折り目送り34が固定されている。折り目送
り34を移動させるためそれぞれの滑り子30に
1つの圧縮空気シリンダー35が付設されてお
り、これらのうち、見通しを良くするため、第1
及び2図では右側の滑り子30に付設された圧縮
空気シリンダー35のみが示されている。
2つの滑り棒29のそれぞれには1つの別の滑
り子30が移動可能に配置され、この滑り子は同
じ滑り棒29上にあるそれぞれの滑り子30より
も短くそして滑り子30の横方向に突出している
2つの分枝31,32の間に位置している。これ
らの2つの滑り子36にはこれらを同時に結合し
ている旋回軸37,38が配置されている。旋回
軸37はそれに固定された1つのクランク39を
介して1つの圧縮空気シリンダー40のピストン
ロツドと結合し、このシリンダーは第1及び2図
の左側の滑り子36に配置されている。旋回軸3
8はそれに固定されている1つのクランク41を
介して1つの圧縮空気シリンダー42のピストン
ロツドと結合し、このシリンダーは前同様に第1
及び2図の左側の滑り子36上に配置されてい
る。
り子30が移動可能に配置され、この滑り子は同
じ滑り棒29上にあるそれぞれの滑り子30より
も短くそして滑り子30の横方向に突出している
2つの分枝31,32の間に位置している。これ
らの2つの滑り子36にはこれらを同時に結合し
ている旋回軸37,38が配置されている。旋回
軸37はそれに固定された1つのクランク39を
介して1つの圧縮空気シリンダー40のピストン
ロツドと結合し、このシリンダーは第1及び2図
の左側の滑り子36に配置されている。旋回軸3
8はそれに固定されている1つのクランク41を
介して1つの圧縮空気シリンダー42のピストン
ロツドと結合し、このシリンダーは前同様に第1
及び2図の左側の滑り子36上に配置されてい
る。
旋回軸37上には2つの腕43が固定され(第
2図)、これらの腕は圧縮空気シリンダー40に
よつて上下に旋回可能な1つの針付き細条44を
担持している。旋回軸38上には2つの腕45が
固定されており(第2図)、これらの腕は圧縮空
気シリンダー42によつて上下に旋回可能な1つ
のブラシ付き細条46を担持している。2つの滑
り子36を滑り棒29上で移動させるため2つの
圧縮空気シリンダー47が用いられ、これらのう
ち見通しをよくするため第1及び2図においては
左側の滑り子に付設された圧縮空気シリンダー4
7のみが示されている。これらの圧縮空気シリン
ダー47は1つの保持板48上に配置され、この
保持板は隣接している担持板26に固定されてい
る。
2図)、これらの腕は圧縮空気シリンダー40に
よつて上下に旋回可能な1つの針付き細条44を
担持している。旋回軸38上には2つの腕45が
固定されており(第2図)、これらの腕は圧縮空
気シリンダー42によつて上下に旋回可能な1つ
のブラシ付き細条46を担持している。2つの滑
り子36を滑り棒29上で移動させるため2つの
圧縮空気シリンダー47が用いられ、これらのう
ち見通しをよくするため第1及び2図においては
左側の滑り子に付設された圧縮空気シリンダー4
7のみが示されている。これらの圧縮空気シリン
ダー47は1つの保持板48上に配置され、この
保持板は隣接している担持板26に固定されてい
る。
2つの横棒11に固定されている2つのアング
ル片49にはそれぞれ1つの圧縮空気シリンダー
50が配置されている。2つの圧縮空気シリンダ
ー50のピストンロツドにはミシン3の縦方向に
直角に延在している1つの押圧細条51が配置さ
れている。
ル片49にはそれぞれ1つの圧縮空気シリンダー
50が配置されている。2つの圧縮空気シリンダ
ー50のピストンロツドにはミシン3の縦方向に
直角に延在している1つの押圧細条51が配置さ
れている。
それぞれの横棒11には2つの突出部52が配
置され、これらの突出部は1つの滑り棒53を担
持している。2つの滑り棒53上には側方から見
ればL字状に見える滑り子54が配置されてい
る。押圧細条51の方を向いた滑り子54の端に
はそれぞれ1つの腕55または56が旋回可能に
支承されている。腕55,56の自由端は、押圧
細条51に平行に延びている横送り細条57によ
つて互いに結合されている。腕56は1つのレバ
ー58と一体に結合している。レバー58を1つ
の圧縮空気シリンダー59のピストンロツドがつ
かみ、このシリンダーは付設された滑り子54の
突出部60に関節結合している。2つの滑り子5
4を移動させるため第2図にのみ示され、横棒1
1に固定されている2つの圧縮空気シリンダー6
1が用いられ、これらのピストンロツドは滑り子
54の側方の突出部62と結合している。
置され、これらの突出部は1つの滑り棒53を担
持している。2つの滑り棒53上には側方から見
ればL字状に見える滑り子54が配置されてい
る。押圧細条51の方を向いた滑り子54の端に
はそれぞれ1つの腕55または56が旋回可能に
支承されている。腕55,56の自由端は、押圧
細条51に平行に延びている横送り細条57によ
つて互いに結合されている。腕56は1つのレバ
ー58と一体に結合している。レバー58を1つ
の圧縮空気シリンダー59のピストンロツドがつ
かみ、このシリンダーは付設された滑り子54の
突出部60に関節結合している。2つの滑り子5
4を移動させるため第2図にのみ示され、横棒1
1に固定されている2つの圧縮空気シリンダー6
1が用いられ、これらのピストンロツドは滑り子
54の側方の突出部62と結合している。
2つの横棒11の前方の端には第1図にのみ示
されこれらの横棒の間に伸びている旋回軸63が
支承され、この旋回軸上にはほぼ水平に広がつて
いる1つの保持板64が固定されている。旋回軸
63の一方の端には屈曲した1つのレバー65が
固定され、このレバーには枠10に配置された1
つの圧縮空気シリンダー66のピストンロツドが
関節結合されている。
されこれらの横棒の間に伸びている旋回軸63が
支承され、この旋回軸上にはほぼ水平に広がつて
いる1つの保持板64が固定されている。旋回軸
63の一方の端には屈曲した1つのレバー65が
固定され、このレバーには枠10に配置された1
つの圧縮空気シリンダー66のピストンロツドが
関節結合されている。
枠10には2つの載物板67,68が配置され
ており、これらの板は甲板2に対して僅かな距離
を隔てている。前方に位置し第1図にのみ示され
ている載物板67は保持板64の下側に広がり、
ほぼ水平に広がりそして前方の範囲が下方に向か
つて曲げられた部分を有している。後方の載物板
68は横送り細条57の下側に位置し、傾斜した
平面内を走行している。
ており、これらの板は甲板2に対して僅かな距離
を隔てている。前方に位置し第1図にのみ示され
ている載物板67は保持板64の下側に広がり、
ほぼ水平に広がりそして前方の範囲が下方に向か
つて曲げられた部分を有している。後方の載物板
68は横送り細条57の下側に位置し、傾斜した
平面内を走行している。
機能態様は以下のとおりである。
載物板68の上には1つの板状の発泡材料Sが
載せられこの材料は、互いに等しい間隔で設けら
れた長方形の多数の溝Nを有している。板状の発
泡材料Sは第3図に示す如く、3番目の溝Nが横
送り細条57の下に位置する様に配置される。板
状の発泡材料Sを載せた後で横送り細条57が圧
縮空気シリンダー59によつてそれの下に位置す
る溝Nの中に降ろされそして板状の発泡材料Sは
この様にして載物板68上に拘留される。
載せられこの材料は、互いに等しい間隔で設けら
れた長方形の多数の溝Nを有している。板状の発
泡材料Sは第3図に示す如く、3番目の溝Nが横
送り細条57の下に位置する様に配置される。板
状の発泡材料Sを載せた後で横送り細条57が圧
縮空気シリンダー59によつてそれの下に位置す
る溝Nの中に降ろされそして板状の発泡材料Sは
この様にして載物板68上に拘留される。
引き続いてカバー布地片Bが表面を下側に向け
て、持ち上げられた折り目送り34上に載せられ
そして折り目送りの縁を越えて突き出ている部分
が第3図に示す如く、同時に持ち上げられている
保持板64の下の板状の発泡材料Sの前方部分の
上に載せられる。
て、持ち上げられた折り目送り34上に載せられ
そして折り目送りの縁を越えて突き出ている部分
が第3図に示す如く、同時に持ち上げられている
保持板64の下の板状の発泡材料Sの前方部分の
上に載せられる。
カバー布地Bを載せた後で横送り細条44が圧
縮空気シリンダー40によつてカバー布地B上に
降ろされ、一方ブラシ付き細条46はその時なお
持ち上げられた位置に保持されている。
縮空気シリンダー40によつてカバー布地B上に
降ろされ、一方ブラシ付き細条46はその時なお
持ち上げられた位置に保持されている。
引き続いて折り目送り34が圧縮空気シリンダ
ー35により、持ち上げられた位置に保持されて
いる押圧細条51の下に移動させられる。折り目
送り34の前方の端が最初の溝Nの上方に来たと
き、折り目送りは圧縮空気シリンダー28により
下方に旋回させられる。折り目送り34は旋回及
び移動運動の終端においてそれの前方の縁によつ
て形成さたカバー布地Bの折り目Kは、第4図に
示す如く、溝Nの横送り細条57に近い処にある
隅に位置し、一方この溝Nに隣接し、保持板64
の方向にある板状の発泡材料Sの部分は平らに押
圧されている。
ー35により、持ち上げられた位置に保持されて
いる押圧細条51の下に移動させられる。折り目
送り34の前方の端が最初の溝Nの上方に来たと
き、折り目送りは圧縮空気シリンダー28により
下方に旋回させられる。折り目送り34は旋回及
び移動運動の終端においてそれの前方の縁によつ
て形成さたカバー布地Bの折り目Kは、第4図に
示す如く、溝Nの横送り細条57に近い処にある
隅に位置し、一方この溝Nに隣接し、保持板64
の方向にある板状の発泡材料Sの部分は平らに押
圧されている。
それぞれの滑り棒29上に付設されている滑り
子30の移動運動によつて行われる折り目送り3
4の移動運動の間に、同じ滑り棒29上に配置さ
れ、滑り子30の分枝31,32の間に配置され
てる滑り子36は、この際連行体としての作用を
持つ分枝31により初めから連行され、斯くして
滑り子36上に配置された旋回軸37,38が、
従つて又針付き細条44とブラシ付き細条46が
折り目送り34と同期して連行される。
子30の移動運動によつて行われる折り目送り3
4の移動運動の間に、同じ滑り棒29上に配置さ
れ、滑り子30の分枝31,32の間に配置され
てる滑り子36は、この際連行体としての作用を
持つ分枝31により初めから連行され、斯くして
滑り子36上に配置された旋回軸37,38が、
従つて又針付き細条44とブラシ付き細条46が
折り目送り34と同期して連行される。
折り目送り34が第4図に示した終端位置に到
達すると、圧縮空気シリンダー50により押圧細
条51が圧縮空気シリンダー50より、折り目K
に対して僅かな水平距離を隔てて、折り目送り3
4上に載せられているカバー布地Bの上に降ろさ
れる。それから圧縮空気シリンダー47により滑
り棒29上の2つの滑り子36は、滑り子30の
分枝32に突き当たるまで、押圧細条51の方向
に移動させられる。この様にして針付き細条44
は折り目送り34上を第5図に示した位置まで移
動させられる。針付き細条のこの様な運動によつ
て針付き細条と押圧細条51との間に緊張させら
れていたカバー布地Bの部分が緩んだ波形Wに縮
められる。
達すると、圧縮空気シリンダー50により押圧細
条51が圧縮空気シリンダー50より、折り目K
に対して僅かな水平距離を隔てて、折り目送り3
4上に載せられているカバー布地Bの上に降ろさ
れる。それから圧縮空気シリンダー47により滑
り棒29上の2つの滑り子36は、滑り子30の
分枝32に突き当たるまで、押圧細条51の方向
に移動させられる。この様にして針付き細条44
は折り目送り34上を第5図に示した位置まで移
動させられる。針付き細条のこの様な運動によつ
て針付き細条と押圧細条51との間に緊張させら
れていたカバー布地Bの部分が緩んだ波形Wに縮
められる。
波形Wが形成された後で折り目送り34は針付
き細条44及びブラシ付き細条46と一緒に第6
図に示された位置に戻される。この際カバー布地
Bは押圧細条51によつて固く保持されており、
従つて折り目縁Kは溝Nの隅に残されている。引
き続いて同時にミシン3の図示されていないモー
ター及び枠10の駆動モーター24が始動され、
斯くして溝Nの中に位置するカバー布地Bの折り
目が、折り目の縁Kと押圧細条51の間に形成さ
れる縫目Fにより板状の発泡材料Sに縫付けられ
る。
き細条44及びブラシ付き細条46と一緒に第6
図に示された位置に戻される。この際カバー布地
Bは押圧細条51によつて固く保持されており、
従つて折り目縁Kは溝Nの隅に残されている。引
き続いて同時にミシン3の図示されていないモー
ター及び枠10の駆動モーター24が始動され、
斯くして溝Nの中に位置するカバー布地Bの折り
目が、折り目の縁Kと押圧細条51の間に形成さ
れる縫目Fにより板状の発泡材料Sに縫付けられ
る。
縫目Fが完成した後で枠10は出発位置に戻さ
れそして横送り細条57は圧縮空気シリンダー5
9により上方に旋回させられそして圧縮空気シリ
ンダー61により次の、即ち第4の溝Nの処に戻
り、それから横送り細条57はこの溝Nに向かつ
て下方に旋回させられる。引き続いて折り目送り
34及び押圧細条51が持ち上げられ、それから
横送り細条57は板状の発泡材料Sを第7図に示
した位置に移動させる。
れそして横送り細条57は圧縮空気シリンダー5
9により上方に旋回させられそして圧縮空気シリ
ンダー61により次の、即ち第4の溝Nの処に戻
り、それから横送り細条57はこの溝Nに向かつ
て下方に旋回させられる。引き続いて折り目送り
34及び押圧細条51が持ち上げられ、それから
横送り細条57は板状の発泡材料Sを第7図に示
した位置に移動させる。
板状の発泡材料Sが新しい位置に来た時圧縮空
気シリンダー66により保持板64が下方に旋回
させられ、そのことによつてこの保持板と載物板
67との間に位置するカバー布地Bの部分及び板
状の発泡材料Sは強制的に押圧されそして固く保
持される。引き続いて折り目送り34が持ち上げ
られた位置で圧縮空気シリンダー35により、持
ち上げられている押圧細条51の下に移動させら
れ、そのことにより折り目送り34の上で波形W
になつているカバー布地Bの部分が、縫目Nと第
1の溝と第2の溝の間に存在している発泡材料の
突出部分を越えて送られそしてその際平らに伸ば
される。折り目送り34の上記した運動の間に圧
縮空気シリンダー47は滑り子36を滑り子30
の分枝32に接触させており、そのことにより針
付き細条44及びブラシ付き細条46が折り目送
り34と一緒に動かされる。折り目送り34の前
方の縁が第2の溝Nの上方に来た時、折り目送り
34、針付き細条44ブラシ付き細条46は圧縮
空気シリンダー28によつて一緒に下方に旋回さ
せられる。折り目送り34の旋回運動と移動運動
の終点において折り目送りの前方の縁で形成され
ているカバー布地Bの折り目Kは第8図に示す如
く横送り細条57に近い方の第2の溝Nの隅に平
らに押し付けられ、一方この溝に隣接し保持板6
4の方向を向いている板状の発泡材料Sは平らに
押圧されている。
気シリンダー66により保持板64が下方に旋回
させられ、そのことによつてこの保持板と載物板
67との間に位置するカバー布地Bの部分及び板
状の発泡材料Sは強制的に押圧されそして固く保
持される。引き続いて折り目送り34が持ち上げ
られた位置で圧縮空気シリンダー35により、持
ち上げられている押圧細条51の下に移動させら
れ、そのことにより折り目送り34の上で波形W
になつているカバー布地Bの部分が、縫目Nと第
1の溝と第2の溝の間に存在している発泡材料の
突出部分を越えて送られそしてその際平らに伸ば
される。折り目送り34の上記した運動の間に圧
縮空気シリンダー47は滑り子36を滑り子30
の分枝32に接触させており、そのことにより針
付き細条44及びブラシ付き細条46が折り目送
り34と一緒に動かされる。折り目送り34の前
方の縁が第2の溝Nの上方に来た時、折り目送り
34、針付き細条44ブラシ付き細条46は圧縮
空気シリンダー28によつて一緒に下方に旋回さ
せられる。折り目送り34の旋回運動と移動運動
の終点において折り目送りの前方の縁で形成され
ているカバー布地Bの折り目Kは第8図に示す如
く横送り細条57に近い方の第2の溝Nの隅に平
らに押し付けられ、一方この溝に隣接し保持板6
4の方向を向いている板状の発泡材料Sは平らに
押圧されている。
折り目送り34が第8図に示した終端位置に到
達した時、圧縮空気シリンダー42によりブラシ
付き細条46がカバー布地Bの上に降ろされそし
て圧縮空気シリンダー40により針付き細条44
は、カバー布地Bを連行しない位置に持ち上げら
れる。それから圧縮空気シリンダー47により滑
り棒29上の滑り子36が滑り子30の分枝31
に突き当たるまで移動させられる。その際発生す
るブラシ付き細条46と折り目送り34により溝
Nの中にしつかり保持されているカバー布地Bと
の間の相対的な運動によつて、カバー布地Bの折
り目送り34の上にある部分は完全に平らに伸ば
されそしてそれと同時に折り目の縁Kも引き締め
られる。さらに針付き細条44及びブラシ付き細
条46は一緒に第3図に示した出発位置に戻され
る。
達した時、圧縮空気シリンダー42によりブラシ
付き細条46がカバー布地Bの上に降ろされそし
て圧縮空気シリンダー40により針付き細条44
は、カバー布地Bを連行しない位置に持ち上げら
れる。それから圧縮空気シリンダー47により滑
り棒29上の滑り子36が滑り子30の分枝31
に突き当たるまで移動させられる。その際発生す
るブラシ付き細条46と折り目送り34により溝
Nの中にしつかり保持されているカバー布地Bと
の間の相対的な運動によつて、カバー布地Bの折
り目送り34の上にある部分は完全に平らに伸ば
されそしてそれと同時に折り目の縁Kも引き締め
られる。さらに針付き細条44及びブラシ付き細
条46は一緒に第3図に示した出発位置に戻され
る。
針付き細条及びブラシ付き細条44,46がそ
れらの出発位置に到達した時、押圧細条51が再
び第5図に示す如く降ろされ、針付き細条44に
よりカバー布地Bに新しい波形Wが形成されそし
てそれから折り目送り34が第6図に示す如く引
き戻され、それから第2の溝Nの中にあるカバー
布地Bの折り目は前述した態様で1つの縫目によ
り板状の発泡材料Sに縫付けられる。
れらの出発位置に到達した時、押圧細条51が再
び第5図に示す如く降ろされ、針付き細条44に
よりカバー布地Bに新しい波形Wが形成されそし
てそれから折り目送り34が第6図に示す如く引
き戻され、それから第2の溝Nの中にあるカバー
布地Bの折り目は前述した態様で1つの縫目によ
り板状の発泡材料Sに縫付けられる。
第2の縫目の形成と共に第9図に示されている
椅子カバーAの発泡材料を充填された第1の隆起
Pは完成される。引き続いてその他の隆起Pに必
要なカバー布地Bの折り曲げ運動、板状の発泡材
料Sの送り運動及び縫目が第5図から第8図まで
に示されている態様で実施される。
椅子カバーAの発泡材料を充填された第1の隆起
Pは完成される。引き続いてその他の隆起Pに必
要なカバー布地Bの折り曲げ運動、板状の発泡材
料Sの送り運動及び縫目が第5図から第8図まで
に示されている態様で実施される。
第1図は椅子のカバーを作るための機械の斜視
図、第2図は第1図の機械の平面図、第3〜8図
は連続する作業過程の原理を示す図、第9図は完
成した椅子カバーの側面図である。 10……枠、26……担持板、27……クラン
ク、28……圧縮空気シリンダー、29……滑り
棒、30……滑り子、34……折り目送り、35
……圧縮空気シリンダー、36……滑り子、3
7,38……旋回軸、44……針付き細条、46
……ブラシ付き細条、47……圧縮空気シリンダ
ー、51……押圧細条、57……横送り細条、6
4……保持板、67……載物板、68……載物
板、B……カバー布地、R……縫目の方向、S…
…板状の発泡材料、N……溝。
図、第2図は第1図の機械の平面図、第3〜8図
は連続する作業過程の原理を示す図、第9図は完
成した椅子カバーの側面図である。 10……枠、26……担持板、27……クラン
ク、28……圧縮空気シリンダー、29……滑り
棒、30……滑り子、34……折り目送り、35
……圧縮空気シリンダー、36……滑り子、3
7,38……旋回軸、44……針付き細条、46
……ブラシ付き細条、47……圧縮空気シリンダ
ー、51……押圧細条、57……横送り細条、6
4……保持板、67……載物板、68……載物
板、B……カバー布地、R……縫目の方向、S…
…板状の発泡材料、N……溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カバー布地によつて取り囲まれ発泡材料が充
填され、互いに平行な縫目によつて固定されてい
る隆起(Pfeifen)を有している椅子カバーを作
る方法において、カバー布地の1つの折り目の縁
が、板状の発泡材料の隆起の幅の間隔を隔てて配
置された複数の溝のうちの第一番目の溝に導入さ
れ、カバー布地と板状の発泡材料とは折り目の縁
の横でこの縁に平行な1つの縫目で縫付けられ、
そして引き続いて次に続いているカバー布地部分
の1つの折り目の縁が、次の縫付け過程が行われ
る前に、前記縫目を越えて隣接する溝の方向に動
かされそして次の溝の中に導入されることを特徴
とする方法。 2 カバー布地を折り曲げる1つの折り目送りが
折り目の縁を溝の中に挿入し、カバー布地の溝の
中に位置する部分は押圧細条を降ろすことによつ
て折り目の縁から側方に距離を隔てた位置で押さ
えられ、次に押圧細条の下を前記折り目送りが引
き抜かれそしてその後で折り目の縁と押圧細条と
の間に縫目が形成されること、及び引き続いて折
り目送りはカバー布地の新しい部分を、持ち上げ
られた押圧細条の下を通つて動かしそして新しい
折り目の縁を次の溝に挿入することを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 折り目送りの上に載つているカバー布地は、
押圧細条が降ろされた時、1つの針付き細条によ
りそれぞれの折り曲げ過程において使用されるカ
バー布地の長さに等しい量だけ前方に移動させら
れることを特徴とする、特許請求の範囲第2項記
載の方法。 4 折り目送りの上に載つているカバー布地は針
付き細条が降ろされる前に平らに伸ばされること
を特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の方
法。 5 椅子カバーの縫付けられた部分は、折り目送
りが前方に移動する間、1つの保持板によつて保
持されていることを特徴とする、特許請求の範囲
第2項から第4項までのいずれか1つに記載の方
法。 6 カバー布地の1つの折り目の縁が、板状の発
泡材料の隆起の幅の間隔を隔てて配置された複数
の溝のうちの第一番目の溝に導入され、カバー布
地と板状の発泡材料とは折り目の縁の横でこの縁
に平行な1つの縫目で縫付けられ、そして引き続
いて次に続いているカバー布地部分の1つの折り
目の縁が、次の縫付け過程が行われる前に、前記
縫目を越えて隣接する溝の方向に動かされてそし
て次の溝の中に導入される、カバー布地によつて
取り囲まれ発泡材料が充填され、互いに平行な縫
目によつて固定されている隆起(Pfeifen)を有
している椅子カバーを作る方法を実施するための
装置において、カバー布地Bを折り曲げるため
に、上下に動くことが可能な押圧細条51の下側
で上下に動くことが可能で且つ縫付け方向Rに対
し横方向に動くことが可能な1つの折り目送り3
4が設けられており、そして板状の発泡材料Sを
新しい縫付け位置に断続的に移動させるため板状
の発泡材料Sの溝Nの少なくとも1つにはまる1
つの横送り手段57が用いられていることを特徴
とする装置。 7 折り目送り34の上方には上下に動くことが
可能で且つ折り目送り34の面に平行で縫目Rに
対し横に移動可能な針付き細条44が配置されて
いることを特徴とする、特許請求の範囲第6項記
載の装置。 8 折り目送り34の上方には針付き細条44に
対して僅かな距離を隔ててこれに平行に延在して
いるブラシ付き細条46が配置されており、この
ブラシ付き細条は上下の方向、並びに針付き細条
44と共に折り目送り34の平面に平行で縫付け
方向Rに対し横に移動可能であることを特徴とす
る、特許請求の範囲第7項記載の装置。 9 1つの駆動機構27,28によつて一緒に旋
回させられる2つの担持板26上にはそれぞれ1
つの滑り棒29が固定されておりそしてこれらの
滑り棒29上には折り目送り34を収容している
第1対の滑り子30並びに第2対の滑り子36が
支承されており、この第2対の滑り子には、針付
き細条44を担持する第1の旋回軸37及び、ブ
ラシ付き細条46を担持する第2の旋回軸38が
配置されており、その際第1対の滑り子30は1
つの駆動機構35によつて双方の運動方向に駆動
可能でありそして第2対の滑り子36は一方の運
動方向には第1対の滑り子30によつて連行さ
れ、そして別の方向には駆動機構47によつて駆
動可能になつていることを特徴とする、特許請求
の範囲第6項から第8項までのうちのいずれか1
つに記載の装置。 10 折り目送り34の下側には、上下に動くこ
とが可能で、完成した椅子カバーを収容している
載物板67と協働する1つの保持板64が配置さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第6
項から第9項までのうちのいずれか1つに記載の
装置。 11 ミシン3は位置固定して配置されそしてカ
バー布地B及び板状の発泡材料Sを担持し、保持
しそして移動させる装置部分34,44,46,
51,57,64,67,68は縫付け方向Rに
平行に動くことが可能な枠10に配置されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第6項から第
10項までのうちのいずれか1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3641345.3 | 1986-12-03 | ||
DE19863641345 DE3641345A1 (de) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von sitzbezuegen mit pfeifen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147491A JPS63147491A (ja) | 1988-06-20 |
JPH0240348B2 true JPH0240348B2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=6315402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62288592A Granted JPS63147491A (ja) | 1986-12-03 | 1987-11-17 | 隆起部を有している椅子カバーを作る方法と装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4754720A (ja) |
JP (1) | JPS63147491A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5501165A (en) * | 1994-03-10 | 1996-03-26 | Tachi-S Co., Ltd. | Method for forming decorative creases in a trim cover assembly |
US10604045B2 (en) | 2017-05-18 | 2020-03-31 | Lear Corporation | Method of manufacturing a seat back and cushion assembly |
US10576853B2 (en) * | 2017-05-18 | 2020-03-03 | Lear Corporation | Method of manufacturing a seat back cushion assembly |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52126340A (en) * | 1976-04-16 | 1977-10-24 | Kuinraito Denshi Seikou Kk | Coating and stitch feeding unit for cushion seat quilting machine |
JPS52148355A (en) * | 1976-06-03 | 1977-12-09 | Shiyouji Kusaka | Multiple needle quilting machine |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2045363A (en) * | 1932-11-25 | 1936-06-23 | Nat Automotive Fibres Inc | Upholstery making apparatus |
US2132429A (en) * | 1935-04-17 | 1938-10-11 | Nat Automotive Fibres Inc | Method and apparatus for the manufacture of upholstery |
US2183429A (en) * | 1937-02-06 | 1939-12-12 | Nat Automotive Fibres Inc | Apparatus for manufacturing plaited upholstery with mismatched seams |
GB509672A (en) * | 1938-02-18 | 1939-07-19 | Briggs Mfg Co | Improvements in and relating to machines for producing upholstery |
JPS60158573U (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-22 | トヨタ自動車株式会社 | 工業用ミシンの縫製台 |
-
1987
- 1987-11-03 US US07/116,622 patent/US4754720A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-11-17 JP JP62288592A patent/JPS63147491A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52126340A (en) * | 1976-04-16 | 1977-10-24 | Kuinraito Denshi Seikou Kk | Coating and stitch feeding unit for cushion seat quilting machine |
JPS52148355A (en) * | 1976-06-03 | 1977-12-09 | Shiyouji Kusaka | Multiple needle quilting machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4754720A (en) | 1988-07-05 |
JPS63147491A (ja) | 1988-06-20 |
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