JPH0239163Y2 - - Google Patents

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JPH0239163Y2
JPH0239163Y2 JP7013286U JP7013286U JPH0239163Y2 JP H0239163 Y2 JPH0239163 Y2 JP H0239163Y2 JP 7013286 U JP7013286 U JP 7013286U JP 7013286 U JP7013286 U JP 7013286U JP H0239163 Y2 JPH0239163 Y2 JP H0239163Y2
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JP
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hot water
pipe
circulation pump
bathtub
cistern tank
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JP7013286U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は家庭で使用する風呂釜付給湯機に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来の風呂釜付給湯機、例えば本件出願人の出
願に係る昭和61年4月8日付け出願書類のものの
如く、約80℃の湯を作る給湯用の缶体と、約40度
の湯を作る風呂用の熱交換器とを備え、該熱交換
器と浴槽との間に循環ポンプを接続し、自動お湯
張り及び追焚機能を有し、更に缶体から給湯管を
延長し任意箇所に給湯する全自動型の風呂釜付給
湯機は知られているところである。
即ち、お湯張りの場合は設定温度の湯水を缶体
→ミキシングバルブ→給湯管→シスターンタンク
→循環ポンプ→浴槽の順に一定量のお湯張りがお
こなわれ、循環ポンプは停止されるものである。
又、お湯張りした湯水温度が設定温度より低い
場合、追焚操作により湯水を熱交換器→循環ポン
プ→浴槽の循環を繰り返し、設定温度に昇温させ
るものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この従来のものに於いては、循環ポンプはお湯
張りと追焚の両方に作動するが、この両方の作動
に相反するポンプ能力が必要である。
即ち、お湯張り時の循環ポンプとしては、市水
の水道圧で缶体を介して限られたスペースのシス
ターンタンクに貯溜される湯量の割合に比較し
て、循環ポンプの吸引能力が大であると、直ちに
シスターンタンク内の湯量が減少してしまうの
で、湯が一定量たまるまで循環ポンプをOFFさ
せ、一定量たまつたら再びONさせる繰り返しを
行うので、循環ポンプのON−OFF回数が頻繁と
なりお湯張りに時間を要する問題がある。
従つて、循環ポンプの吸引能力は小さくする
か、或いはシスターンタンク内へ供給される湯量
と同一又は接近させるのが理想的である。
一方、追焚する場合には循環ポンプの吸引能力
が大きいほど浴槽と熱交換器間の循環が速くな
り、従つてそれだけ熱交換効率も高く、短時間で
浴槽内の湯水を昇温させられる。
このような関係のある循環ポンプの吸引能力に
対して従来は特別に配慮されておらず、従つてお
湯張り、及び追焚の両方を満足出来るものでなか
つた。
この循環ポンプの能力を可変抵抗で可変した
り、或いはコイルの巻数を変換させてやる等の方
法もあるが、いずれも高価であり、又故障箇所も
多くなる欠点を有した。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は上記従来例の問題を解決する為、給
湯用の缶体と風呂用の熱交換器とを備え、該熱交
換器と浴槽との間に循環管を介して循環ポンプを
接続し、お湯張り及び追焚機能を有し、更に缶体
から給湯管を延長し任意箇所に給湯する風呂釜付
給湯機に於いて、前記循環管7と給湯管5との間
にはシスターンタンク12を途中に有した連通管
11を接続させ、該シスターンタンク12の下流
側の連通管11内にオリフイス13を設けた事を
特徴とする風呂釜付給湯機に関するものである。
〈作用〉 周知の如く風呂側温調器21をセツトし、お湯
張りスイツチ23をON(この時電磁弁16はON
状態となる)させた後、運転スイツチ23をON
させると燃焼バーナ6が燃焼を開始し、予め給水
されている缶体1を加熱し設定温度に昇温され、
これにより各機構がマイクロコンピタユター28
の指示するシーケンスに基づいて作動する。
即ち、シスターンタンク12に水または湯が設
定水位に達してなければ、電磁弁16を介してシ
スターンタンク12内に水又は湯が供給され、そ
の設定水位を水位検知器15が検知し一定時間後
にON信号を発信し、初めて循環ポンプ10も始
動されると共にミキシングバルブ4→給湯管5→
電磁弁16→流量センサー29→連通管11→シ
スターンタンク12→オリフイス13→電動三方
弁9→循環ポンプ10→浴槽8の順に一定量のお
湯張りがおこなわれ、一定量になると流量センサ
ー29がこれを検知し、マイクロコンピタユター
28の指示で電磁弁16をOFFすると共に電動
三方弁9を切り替えて浴槽8と熱交換器2側を連
通し、この時検知器18が設定温度を検知し設定
温度以上の時OFFして循環ポンプ10を停止し
お湯張りは終わる。
これにより、オリフイス13に流量は絞られて
減少され、シスターンタンク12へ供給される湯
量と循環ポンプ10の吸引能力は同一又は接近さ
れ、従つてシスターンタンク12内の湯量は直ち
に減少されることはなく、又これによつて循環ポ
ンプ10を頻繁にON−OFFさせることも解消さ
れる。
次に、浴槽8内の湯水温度が低下して追焚する
場合、追焚スイツチ26をONさせると三方電磁
弁9が連通管11を閉じ浴槽8側と熱交換器2側
を連通させ、従つて循環ポンプ10によつて熱交
換器2内の高湯水と浴槽内の低湯水とを循環さ
せ、浴槽内の湯水を設定温度まで短時間に昇温さ
せられる。
この時循環ポンプ10は湯水の循環経路にお湯
張り時のオリフイス等の制限を受けないので100
パーセントの能力を発輝させられる。
〈実施例〉 図面について説明すれば、1は給湯用の缶体
で、内部をホーロー等で耐食処理し且つ内部に風
呂用の熱交換器2を封入し、一側方を入水管3と
接続し、上方はミキシングバルブ4を介して給湯
管5と接続し、且つ下方には熱源とな能力
30000kclの燃焼バーナ6を備えている。
前記熱交換器2はコイル状と成し、一方は循環
管7である帰り管7’を介して浴槽8と接続し、
他方には循環管7である往き管7″途中に接続し
た電動三方弁9を介して浴槽8と接続している。
10は吸引能力1000/hの循環ポンプで、往
き管7″の電動三方弁9の浴槽8との間に接続さ
れている。
11は給湯管5と循環管7との間で接続し、且
つ途中に内容積1リツターの小型のシスターンタ
ンク12を有した連通管で、そのシスターンタン
ク12の下流側に6φのオリフイス13を内装し
ている。
前期シスターンタンク12内にはボールタツプ
14と、設定水位を検知して電気信号(ON−
OFF)を発信する水位検知器15を備えている。
前記水位検知器15はシスターンタンク12内
が設定水位の時はON信号を、又設定水位以下の
時はOFF信号を循環ポンプ10に与える。
16はシスターンタンク12の上流側に設けた
電磁弁でON状態の時にはボールタツプ14がシ
スターンタンク12内の湯量の加減をする。
17は水位検知器15からのON信号を受ける
と約5秒の一定時間遅られてから循環ポンプ10
にON信号を発信するタイマー等の時限機構で、
この5秒間の一定時間とはシスターンタンク12
に設定水位が収納された後、水位上面が変動した
としても水位検知器15が変動しない量の湯が供
給されるまでの時間を設定しており、従つてシス
ターンタンク12内容積の大小によつてその一定
時間は加減される。
18は浴槽8内の湯温度を検知する検知器で、
該検知器18は浴槽8内湯温度を36℃〜48℃を可
変可能としいる。
19は缶体センサーで缶体1の湯温度を10℃〜
80℃を可変可能に設定している。
前記検知器18は操作装置20の風呂側温調器
21によつて可変されるものであり、又缶体セン
サー19は給湯側温調器22で可変され、通常は
80度を検知しそれ以上の時は燃焼バーナ6を
OFFし、それ以下の時は燃焼バーナ6をONさせ
る。前記各温調器21,22はピアノタツチ式で
数字によつて温度が順次異なり(36℃〜48℃、10
℃〜80℃)、押すとLEDが点灯するように成す。
前記操作装置20には電源スイツチを兼用する
運転スイツチ23と、電磁弁16を開閉する給湯
スイツチ24と、自動お湯張りさせるお湯張りス
イツチ25と、浴槽8内の湯を加熱又は保温させ
る追焚スイツチ26と、湯量が少ない時これを補
給する追湯スイツチ27等を備え、マイクロコン
ピユター28と接続させ各スイツチ操作によつて
マイクロコンピユター28にインプツトした必要
なプログラムが関連して作動する。
各スイツチ23,24,25,26,27は押
すと閉じ二度押すと開き、且つ同時にLEDが点
滅するように成す。
29はお湯張り流量をカウントし、予め設定し
てある流量をキヤツチしてマイクロコンピタユタ
ー28に伝える流量センサーで、これによりマイ
クロコンピタユター28の指示で電磁弁16及び
電動三方弁9及びその他をON−OFFまたは切り
替えの指示を与える。
30は圧力スイツチも兼用する空気抜弁装置。
31は減圧逆止弁。32は逃がし弁。33は蛇
口。
〈考案の効果〉 この考案は循環ポンプを改良することなく安価
なオリフイスをもうける簡単な構造で、限られた
スペースのシスターンタンクに貯溜される湯量に
循環ポンプの吸引能力が同一又は接近され、従つ
て直ちにシスターンタンク内の湯量が減少される
ことなく、循環ポンプのON−OFF回数が減少さ
れお湯張り時間を短縮される。
しかも、追焚する場合には循環ポンプの吸引能
力を制限するオリフイスはなく、浴槽と熱交換器
間の循環が阻害されることもなく、従つてそれだ
け熱交換効率も高く、短時間で浴槽内の湯水を昇
温させられる。
このようにお湯張り、及び追焚の両方を満足出
来るものとなり、使用勝手も向上させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の全体を示す説明
図、第2図は同第1図のA部の拡大図。 1……缶体、2……熱交換器、5……給湯管、
7……循環管、8……浴槽、10……循環ポン
プ、11……連通管、12……シスターンタン
ク、13……オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯用の缶体1と風呂用の熱交換器2とを備
    え、該熱交換器2と浴槽8との間に循環管7を介
    して循環ポンプ10を接続し、お湯張り及び追焚
    機能を有し、更に缶体1から給湯管5を延長し任
    意箇所に給湯する風呂釜付給湯機に於いて、前記
    循環管7と給湯管5との間にはシスターンタンク
    12を途中に有した連通管11を接続させ、該シ
    スターンタンク12の下流側の連通管11内にオ
    リフイス13を設けた事を特徴とする風呂釜付給
    湯機。
JP7013286U 1986-05-10 1986-05-10 Expired JPH0239163Y2 (ja)

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JP7013286U JPH0239163Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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JP7013286U JPH0239163Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS62181839U JPS62181839U (ja) 1987-11-18
JPH0239163Y2 true JPH0239163Y2 (ja) 1990-10-22

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