JPH0239014Y2 - - Google Patents

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JPH0239014Y2
JPH0239014Y2 JP8103884U JP8103884U JPH0239014Y2 JP H0239014 Y2 JPH0239014 Y2 JP H0239014Y2 JP 8103884 U JP8103884 U JP 8103884U JP 8103884 U JP8103884 U JP 8103884U JP H0239014 Y2 JPH0239014 Y2 JP H0239014Y2
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hole
pedestal
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lever
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、門扉等に使用する閂錠に関するも
のである。
(2) 従来の技術 左右の開き勝手に対応して一つで兼用できる閂
錠は既に知られている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 台座の内部にレバーの回転方向を選択する規制
機構があつたため、万一誤つて勝手違いの取付け
となつた場合、閂錠を門扉からいちいち外さなけ
れば修正することができない問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段 この考案は、上記の問題点を解決するために、
門扉の両面に取付けられる一対の台座のうち、一
方の台座に透孔を設けて、この透孔に90゜の範囲
で回転自在とした筒体を嵌合し、また、この筒体
の一端に台座の表側から角度変更できる操作部を
設け、さらに上記筒体に設けた貫通孔に他方の台
座に回転自在に保持したレバーの回転軸を抜き差
し自在に挿通すると共に、貫通孔及び回転軸の
夫々に90゜の異なる角度位置で相互に係止する連
動用係止部を設け、上記一方の台座の表側に突出
した回転軸の先端部に閂を着脱自在に取付けて構
成したものである。
(5) 作用 この考案は、両開き門扉、片開き門扉を問わ
ず、左右の開き勝手に対応して門扉に閂錠を取付
けたものとしても、閂の起倒が左右の勝手に対応
していない場合、まず閂を取外してレバーの回転
軸を引き抜き、そして操作部により筒体を90゜回
転させ、然るのち、レバーの回転軸を挿通すると
共に、回転軸に閂を取付けて台座を取外すことな
く門扉に取付けたままの状態で正しい開き勝手に
修正するようにしたものである。
(6) 実施例 第1図及び第2図において、A,Bは両開き形
式の門扉であつて、この両門扉A,Bの両面に
は、それぞれ一対の施錠側台座1,1′及び閂受
け側台座2,2′が着脱自在に取付けられている。
例えば上記施錠側台座1,1′の取付け方法は、
図示の場合敷地内に面する一方の台座1′の上下
端に透孔3を設けて、この透孔3に挿通したビス
(図示省略)を道路側に面する他方の台座1の裏
面上下端に突設してあるネジ筒4にねじ込んで取
付けるようにしたが、その他の方法により取付け
るようにしてもよい。
また、片側門扉A側の両台座1,1′に互に一
致する透孔5,5′を設けると共に、一方の台座
1′の透孔5′には、軸芯に断面四角形の貫通孔6
を有する筒体7が回転自在に、かつ抜けないよう
に嵌挿されている。
さらに、筒体7には、台座1′の表側から角度
変更できる操作部12が設けられている。
上記の操作部12は、図示の場合、筒体7の端
縁に鍔を設けて、この鍔を把持するようにした
が、その他の構造であつてもよい。
また、筒体7には、台座1′の内側に位置させ
て上記筒体7と一体に回動する円板8が設けられ
ていると共に、上記円板8の周縁から突出する三
角形の突起Cと台座1′の内面に90゜の間隔を存し
て左右に設けてある目印D,D′とを一致させて
左右の開き勝手を指示するようになつている。
さらに、台座1′と円板8には、筒体7の回転
角度を90゜の範囲に規制するストツプ手段が設け
られている。
上記のストツプ手段は、図示の場合、台座1′
の内面に透孔5′の周縁に沿う180゜の範囲の弧状
凹部9を設け、また、円板8の台座1′と対向す
る面に90゜の弧状突起10を設け、そして弧状凹
部9に弧状突起10を嵌め込んだが、台座1′の
内面に90゜の範囲の弧状凹部を設けて、この弧状
凹部に円板から突出するピンを嵌入する(第13
図で示したように)構造並びに台座1に弧状突起
を円板に弧状凹部を設けた構造等であつてもよ
い。
なお、図示の場合まず透孔5′に軸受筒11を
嵌装したのち、この軸受筒11に外周が小判形と
なる筒体7を嵌挿すると共に、操作部12を台座
1′の表面に当接し、次に筒体7の内端からワツ
シヤ13及び小判孔14を有する円板8を順次嵌
装して、台座1′の裏面にワツシヤ13を重ねる
と共に、上記ワツシヤ13の透孔縁に設けてある
切欠き15に突部10を嵌め合せて通過させ、然
るのち筒体7の内側外周に設けてある溝16にC
型リング17を嵌め込んで筒体7の抜止めと、上
記筒体7と円板8とが共に回動するようにした
が、その他の構造であつてもよい。
また、他方の台座1の透孔5のレバー18の突
軸19を抜差し遊びに回動自在に嵌め込むと共
に、この突軸19から連なる角軸20は、貫通孔
6に挿通して台座1′の表側に突出させる。
そして、台座1′の表側に突出する角軸20の
先端には、閂21が着脱自在に取付けられてい
る。
上記閂21の着脱は、図示の場合閂21の末端
に角孔22を設けて、この角孔22に角軸20の
先端を嵌入すると共に、閂21にねじ込んである
ビス23の先端を上記角軸20の外周に設けてあ
る凹入部24に嵌入係合させるようにしたが、そ
の他の構造により着脱自在としてもよい。
なお、角孔6に角軸20を挿通して直角の各コ
ーナー部が90゜の異なる角度位置で相互に係止す
る運動用係止部としたが、第11図及び第12図
で示したように円形の貫通孔と軸との周面四等分
位置に挿通時互に噛み合う溝条40と突条41と
を設けたものであつてもよい。
また、残る片側門扉Bの台座2の表側には、上
記台座2に対し着脱自在となり、かつ左右方向に
向きをかえることができる固定レバー25が設け
られている。
上記固定レバー25の取付け方法は、台座2に
貫孔26を設けて、この貫孔26に固定レバー2
5の突軸27を嵌入すると共に、台座2の裏面に
突出した上記突軸27に筒体28を嵌装し、然る
のちワツシヤ29を外接して、上記ワツシヤ29
に挿通すると共に突軸27のネジ孔30にビス3
1をねじ込むようにしたが、その他の構造によつ
て取付けるようにしてもよい。
なお、貫孔26及び突軸27を例えば角孔及び
角軸とすることにより、固定レバー25の回動を
止めることができる。
さらに、台座2′の表面には、水平位置まで回
動させた閂21の先端が嵌入係止する受金具32
が設けられている。なお受金具32は第2図及び
第3図で示したように片開形式の門扉では支柱に
取付けられる。
図中33は両台座1,1′の表面から回転子3
4,34′を回転操作して昇降させるロツク体で、
このロツク体33の上縁に設けてある突片35が
ロツク体33の上昇にともない円板8の周縁に設
けてある凹部36に嵌入して筒体7の回動を阻止
し、筒体7と連動する閂21を施錠位置でロツク
するようになつている。
なお、上記の凹部36は、円板8の周縁90゜の
間隔を存して二個所に設けられており、左右の開
き勝手に応じて筒体7を90゜回転させた場合に対
応できるようになつている。37は角軸20と共
に回動する正方形の鍔で、この鍔37の対向二辺
に両端を支持した板バネ38を圧接して、レバー
18の揺れ動き回動を止めるようになつている。
39は軸受筒である。
この考案に係る閂錠は、以上の構成であつて、
右開き勝手の場合、台座1,1′は第1図で示し
たように門扉Aに取付けられる。
この場合、閂21が施錠位置のとき円板8の突
部10と台座1′の弧状凹部9の関係は、第8図
aの通りである。
レバー18を水平位置から下方垂直位置まで
90゜回動すると、上記レバー18と共に回動する
角軸20を介し水平位置から上方垂直位置まで閂
21を回動させて、受金具32と上記閂21の先
端との係合を解除するので、門扉Aを開放させる
ことができる。
このとき、弧状凹部9内の突部10は、第8図
bのように時計方向に回動して上記弧状凹部9の
端面に突部10が衝突するので、レバー18の回
動角が規制される。
上記門扉Aの閉鎖後に施錠するには、レバー1
8を回動させて閂21を水平位置まで(第1図で
示したように)倒せばよい。
このとき、弧状凹部9内の突起10は、第8図
反時計方向に回動して上記弧状凹部9の端面に衝
突するので、レバー18の回動角が規制される。
左開き勝手の場合、第2図に示すように台座
1,1′は門扉Bに取付けられる。第8図aの状
態の右開き勝手用を左開き勝手とするには、まず
ビス23を緩めて閂21を取外し、そしてレバー
18の角軸20を台座1,1′から引き抜いて
180゜向きをかえるとともに閂21が施錠位置のと
き、円板8の突起10と台座1′の弧状凹部9の
関係が第9図aとなるように筒体7を90゜回転す
る。この後再び台座1,1′に角軸20を差込み、
角軸20の先端に閂21をセツトする。そして、
レバー18を90゜反時計方向に回転させれば、第
9図bのよいに突起10が弧状凹部9内を移動し
て上記弧状凹部9の端縁に当り、閂21は直立状
態となつて門扉の開閉が可能となる。
一方、他の台座2,2′については、レバー2
5の向きを180゜変更した上で門扉Aに取付けられ
る。
そころで、上記の右開き勝手の場合誤つて筒体
7が第8図cの状態でセツトされたとすれば、レ
バー18を時計方向に回転させようとしても突起
10が弧状凹部9の右端縁に係合しているので、
レバー18は動かず、閂21も回動したことにな
る。
このとき、ネジ23を緩めて閂21を取外し、
そして角軸20を引き抜いた上で筒体7を操作部
12によつて90゜回転させて第8図aの状態とし、
然るのち角軸20を挿通すると共に、閂21をセ
ツトする。
また、左開き勝手用に閂錠をつけかえたにもか
かわらず、筒体7の角度変更をわすれて門扉Bに
取付けた場合、第9図cのような位置関係とな
り、レバー18が動かず、かつ閂21が外れない
状態となるので、このときも台座を取外すことな
く閂21を取外して角軸20を引き抜いたのち、
筒体7を90゜回転させて第9図aの状態とした上
で、再び角軸20を挿通し、そして閂21をセツ
トする。
(7) 効果 以上のように、この考案に係る閂錠によれば、
両開き及び片開き形式の門扉を取付ける現場の状
況に合せて決められる左右の開き勝手に対して同
一構造の閂錠で兼用することができるので、左右
の開き勝手に応じて専用の閂錠を購入しなければ
ならない問題を解消することができる。
特にこの考案は、レバーと共に回転軸を引き抜
いたのち、台座の表側から筒体を90゜回転させて
左右の開き勝手に応じた位置にセツトできるよう
にしてあるので、門扉から台座を取外すことなく
開き勝手に対応した修正を容易に行なうことがで
きる格別の効果を有している。
又、左右勝手に誤りがあつても簡単に修正でき
るものであるから、台座の取付けを左右勝手に注
意することなく容易迅速になし得る効果をも有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は両開き形式の門扉に閂錠を取付けた平
面図、第2図は同上の閂錠を付け替えた平面図、
第3図は片開き形式の門扉に閂錠を取付けた平面
図、第4図は同上の閂錠を付け替えた平面図、第
5図は閂側の要部を示す縦断拡大側面図、第6図
及び第7図は筒体を90゜回動させた背面図、第8
図及び第9図a,b,cは筒体を90゜回動させた
背面図、第10図は分解斜視図、第11図及び第
12図は筒体と回転軸との係合を示す他の実施例
の斜視図、第13図は90゜回転の停止を示す他の
実施例の背面図、第14図は受金具側の一部切欠
側面図である。 A……門扉、B……門扉、1,1′……台座、
2,2′……台座、3……透孔、4……ネジ筒、
5……透孔、5′……透孔、6……貫通孔、7…
…筒体、8……円板、9……弧状凹部、10……
突部、11……軸受筒、12……操作部、13…
…ワツシヤ、14……小判孔、15……切欠き、
16……溝、17……リング、18……レバー、
19……突軸、20……角軸、21……閂、22
……角孔、23……ビス、24……凹入部、25
……レバー、26……貫孔、27……突軸、28
……筒体、29……ワツシヤ、30……ネジ孔、
31……ビス、32……受金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門扉の両面に取付けられる一対の台座のうち一
    方の台座に透孔を設けて、この透孔に90゜の範囲
    で回転自在とした筒体を嵌合し、また、この筒体
    の一端に台座の表側から角度変更できる操作部を
    設け、さらに上記筒体に設けた貫通孔に他方の台
    座に回転自在に保持したレバーの回転軸を抜き差
    し自在に挿通すると共に、貫通孔及び回転軸の
    夫々に90゜の異なる角度位置で相互に係止する連
    動用係止部を設け、上記一方の台座の表側に突出
    した回転軸の先端部に閂を着脱自在に取付けた閂
    錠。
JP8103884U 1984-05-30 1984-05-30 閂錠 Granted JPS60191651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8103884U JPS60191651U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 閂錠

Applications Claiming Priority (1)

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JP8103884U JPS60191651U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 閂錠

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Publication Number Publication Date
JPS60191651U JPS60191651U (ja) 1985-12-19
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JP8103884U Granted JPS60191651U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 閂錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009121137A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Nippon Koki Kk 門扉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4578292B2 (ja) * 2005-03-17 2010-11-10 新日軽株式会社 門扉用内掛け錠
JP5723210B2 (ja) * 2011-05-11 2015-05-27 株式会社シブタニ シリンダー錠

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JPS60191651U (ja) 1985-12-19

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