JPH023857A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH023857A
JPH023857A JP63146782A JP14678288A JPH023857A JP H023857 A JPH023857 A JP H023857A JP 63146782 A JP63146782 A JP 63146782A JP 14678288 A JP14678288 A JP 14678288A JP H023857 A JPH023857 A JP H023857A
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time
data
departure
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JP63146782A
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Masumi Ishiwatari
真澄 石渡
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は電子機器、特に乗り物の発車時刻データを記憶
しこのデータを検索、出力する電子機器に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来より、電子式卓上計算機、電子学習器などの小型電
子機器の発展型として、電話番号、住所、その他のデー
タを記憶し、必要に応じて検索、表示させる装置が知ら
れている。この種の装置は電子手帳などとも呼ばれてい
るが、電車やバスの路線時刻表を記憶できるようにした
装置も提案されている。 [発明が解決しようとする課題] 時刻表を記憶できるようにした従来機器は、時計などで
現在時刻を確認し、その時刻に近いデータを順次ステッ
プ表示させて所望のデータを得るもので、単に紙に書か
れた従来の時刻表を電子化したものに過ぎない。 たとえば、複数の路線を乗り継ぐ場合、最初の路線の所
要時間、あるいは乗り継ぎに必要な徒歩の時間などを逆
算し、次の路線の乗車時刻を選択する情報処理はユーザ
が行なわなければならず、時刻表そのものの使い勝手は
従来の時刻表とそれほど変らず、ページを繰るよりも面
倒な操作が必要なだけにかえって使いづらいという問題
があった。たとえば、終電に間に合うような出発時刻を
得るためには、駅までの徒歩時間、乗り継ぎ線の乗車時
間、乗り継ぎダイヤの時間差、乗り継ぎのための徒歩時
間などを全て考慮し出発時間を逆算する必要がある。 一方、首部圏の電車網を利用して目的地に最短時間で到
達できる経路を探索するパーソナルコンピュータ用のソ
フトウェア、あるいはこのような機能を搭載した小型電
子機器などが提案されているが、この場合には、単にあ
る駅から目的地近傍の駅までの平均的乗車時間や乗り換
え時間の合計を出力する、あるいはこれに基づき最適な
経路を選択する処理が進められるのみである。 このため、運行本数が多い朝、夕と、運行本数が少ない
昼間、夜間などの時間帯では乗り換え時間に差があり、
必ずしも計算された時間内に目的地に到達できるとは限
らず、乗り継ぎに失敗し結局終電に乗り遅れるなどの悲
劇も起こりかねない。この場合には、特に首部圏など通
勤距離、時間が増大しつつある地域ではユーザに甚大な
精神的、肉体的、あるいは経済的打撃を与えることにな
る。また、重要な得意先との会合に遅れたりすれば、こ
の場合にもユーザに大ぎな被害を与えることになる。 このような情報処理技術は、初めて目的地を訪問する場
合にどのくらい移動時間を要するかを概算しスケジェー
ルをたてるには便利ではあるが、通勤などの際に継続的
に使用する場合には乗車時間帯の変化などに対応しきれ
ず、実用に向かない。 本発明の課題は、以上の問題に鑑み、時刻表データを記
憶し、出力する場合、ユーザ側で面倒な情報処理を必要
とせず、あらゆる時間帯において目的地までの正確な乗
車スケジュールを知ることができる電子機器を提供する
ことである。 [課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために本発明においては、数値デ
ータ入力手段、データ検索指示手段を具備した人力手段
と交通機関の路線の所定出発点の発車時刻表データを記
憶する第1の記憶領域とその出発点までの6動に要する
所要時間データを記憶する第2の記憶領域を具備した記
憶手段と、この前記第1の記憶領域に記憶された時刻表
データを前記データ検索指示手段を用いて検索して得た
該出発点における所望の発車時刻から前記第2の記憶領
域に記憶された該出発点までの所要時間を減算し、該出
発点よりも1つ前の段階の別の出発点の発車ないし出発
時刻を所定の出力方式で出力させる制御手段を設けた構
成を採用した。 [作用] 以上の構成によれば、所望の出発点での発車時刻からそ
の出発点までの所要時間を減算することで、その1つ前
の段階の出発点における可能な乗車時刻を出力させるこ
とができる。 [実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。 第1図は本発明を採用した電子機器の操作面の構造を示
している。ここでは、電子式卓上計算機に時刻表検索、
表示機能を一体化した装置を示す。 第1図に示すように、操作面の上部には表示器1が配置
されている。表示器1は10桁x数行程度の文字、数字
などを表示できるLCDパネルなどから構成される。 表示器1の下部(手前側)には、キーボード2(破線で
囲まれた部分)が設けられる。キーボード2には次のよ
うなキーが設けられる。キー21〜24はカーソル移動
、あるいは所定の検索モードにおいてデータのステップ
検索、表示を行わせるものである。 時刻表キー25は、時刻表表示を行わせるためのキーで
ある。 キー26は、電卓モードではイコールキーとして、また
時刻表モードではデータ入力タイミングを指定するキー
として用いられる。 テンキー27(−点鎖線で囲まれた部分)は各種数値デ
ータおよび文字データの入力に用いられる。 データ検索キー28は時刻表モードにおいて、発車時刻
データの出力を命令するために用いられる。 キー29はテンキー27の入力モードを数値、あるいは
文字の入力モードの間で切り換えるためのものである。 キー210は動作モードを切り換えるためのもので、装
置に設定された各種の動作モードを押下ごとに順次切り
換える。 また、「スタート」と示されたキー211は、後述の時
刻表処理において、所定の時刻に目的地に着くためのス
タート時刻を出力させるために用いられるものである。 第2図は第1図の装置の制御系の構造を示している。第
1図の表示器およびキーボードは同じ符号で示されてお
り、これらによるデータ入出力処理は図の中央部に示し
た制御回路により制御される。 表示器1の表示は表示デコーダ/ドライバ3を介して制
御される。表示データはRAMなどからなるデータメモ
リ4に格納される。 データメモリ4は表示データとして利用されるとともに
、ALU (演算処理部)9による演算のためのワーク
エリアとして用いられる。データメモリ4には後述の複
数の路線の時刻表データが格納される。 一方、キーボード2のキー押下データは入力バッファ7
を介して入力される。ALU9は割込処理などを介して
キーボード2の押下キーを判別し、対応するプログラム
処理を行う。また、キーボード2のキースキャン信号な
どの出力データは出力バッファ8を介してキーボード2
に出力される。 ALLJ9は後述の制御手順を実行するもので、その制
御手順はプログラムとしてROMなどからなるプログラ
ムメモリ5Aに格納されている。プログラムメモリ5A
内部の命令はアドレスデコーダ5Bにより指定されたア
ドレス1つづつ順次取り出され、インストラクションデ
コーダ6により解析され、実行される。 また、本実施例では、時刻表示(時計機能)を行うため
、および時刻表表示において現在時刻をデータ処理に利
用するため、計時回路12が設けられている。計時回路
12の計時および各制御回路の動作は基準信号発生回路
11が出力するクロックに同期して行われる。基準信号
は水晶発振子などを用いて発生される。 以上の各制御ブロックは、アドレスおよびデータバス、
割込信号線などから構成される制御バス10を中心に接
続される。各ブロックはディスクリート素子、複数のI
Cなどから構成してもよいし、全体を1チツプのLSI
から構成してもよい。 上記制御系の基本的動作は次のようなものである。 プログラムメモリ5Aから取り出された命令が実行され
る場合には、たとえば、データメモリ4に格納されたデ
ータをALU9に転送し、算術処理を行わせ、その結果
をデータメモリ4に再度格納したり、データメモリ4に
格納されているデータを表示デコーダ/ドライバ3を介
して表示器1に表示させる処理を行う、また、キーボー
ド2からの入力処理では、入力バッフ17から取り込ん
だキーデータがデータメモリ4に格納され、ALU9は
この入力データを解析し、入カキ−に対応した処理をプ
ログラムメモリ5A内のプログラムに従って選択し、実
行する。 以上の構成において、装置は通常の4則演算、電話番号
の記憶、表示などの処理の他、後述のような時刻表処理
を行う。 第3図はデータメモリ4に記憶される時刻表データを示
している。ここで第3図(A)は第1の路線の時刻表デ
ータ、(B)は第2の路線の時刻表データである。符号
H,Mはそれぞれ時刻データおよび分データであり、こ
れらのデータの組み合せにより発車時刻が表現される。 また、これらの発車時刻は第1.2路線のある駅(エキ
−1、エキ−2)のものであり、その駅に到達するまで
の時間データDRI、DR2も時刻表データ内に記憶さ
れる。ここで第1の路線に乗車した後、第2の路線に乗
り継ぐとすれば、時間データDRIは現在地(たとえば
、ユーザの会社、事務所など)から最初の駅までの徒歩
などによる6動時間、DR2は第1の路線の乗車時間お
よび乗り継ぎ時間を加算した時間である。 なお、第1路線、第2路線の乗り継ぎの順番は、データ
入力時にあらかじめ所定の操作により入力されており、
不図示のフラグなどにより識別可能となりているものと
する。 第3図では、−船釣な時刻表に対応した形式で図示を行
ったが、実際にデータメモリ4に格納する場合にはデー
タ記憶形式は図示の形式に限定されない。 第4図は、第1図の装置の時刻表検索時の基本的な操作
手順および対応する表示結果を示している。 ここでは、現在時刻が午後8時16分であり、この時刻
から第1の路線の駅1(エキ−1)まで13分(第3図
のデータDRI)かけて移動し、そこで乗車して28分
後に第2の路線への乗り換えのための駅2(エキ−2)
に看き、そこから所定時間乗車して目的地へ到着しよう
としているものとする。 あらかじめ、データメモリ4内には第3図(A)、CB
)のような時刻表データが登録されているとすれば、ま
ず、第4図に符号41で示すように時刻表キー25を押
下すると、符号51のように最初に第1の路線の駅1の
時刻表を検索可能であることを示す「エキ−1」の表示
が表示器1に現れる。また、符号42のように、再度時
刻表キー25を押下すると符号52のように表示器1に
第2の路線の駅2の時刻表を検索可能であることを示す
「エキ−2」の表示が現れる。再度キー25を押下する
と、符号51のように第1路線の検索を行うことを示す
表示に戻る。このような処理により、時刻表データを検
索、表示させる路線を所望に選択できる。なお、表示器
1の下部にはそのときの現在時刻が図示のように表示さ
れる。 符号52の状態から、データキー28を押下すると、計
時回路12で計時された現在時刻において第2の路線の
駅2にいるとしてその時刻以降で乗車可能な最も早い時
刻データが符号58のように表示される。このように、
データキー28は、ある時刻条件において、乗車可能な
発車時刻データを検索、表示するために用いられる。 ここで、ユーザが第1の路線の駅1である所望の時刻に
乗車を希望しており、そのためには現在地(ユーザの勤
め先の会社など)を何時に出発すればよいかを知りたい
場合には、次のような操作を行う。 まず、符号41のように時刻表キー25を押下し、符号
51のように第1の路線の検索を指定し、ここで符号4
3のようにデータキー28を押下した後、ステップ検索
を行うためのキー22.24を押下する。この下向ぎ、
および右向きの矢印をもつキー22.24はそれぞれ、
たとえば符号52のように検索、表示されたデータを1
時間、および1発車時刻単位で進めるためのものである
。上向き、下向きの矢印をもつキー21.23はそれぞ
れ検索、表示されたデータを1時間、および1発車時刻
単位で遅らせるためのものである。 符号43のキー操作のうち、データキー28を押下した
直後では、第1路線の駅1でその時刻以降に乗車可能な
時刻データが表示され(不図示)、そのあと、キー22
を押下すると、9時台のデータが最初の9分(第3図(
A)参照)から表示される。次にキー24を押下すると
、9時(21時)9分のデータが表示器1から消え、符
号47のようにデータが左詰めされ、右端に9時53分
のデータが表示される。この状態では、書きの出発時間
演算では、表示されているうち最も早い9時23分のデ
ータを用いて処理が行われることになる。 符号47のような表示状態から、出発時間を逆算するた
めスタートキー211を押下すると、現在地から第1の
路線の駅1までの所要時間13分(第3図(A)のデー
タDR1)が表示されている午後9時23分から減算さ
れ、午後9時10分なる時刻データが得られるので、こ
れを符号48のように表示する。これにより、ユーザは
9時10分に出発すれば所望の9時23分駅1発の電車
に乗れることがわかる。 以上では、起点である駅1の所望出発時刻から現在地の
出発時刻を決定する例を示したが、乗り継ぎを行う駅2
での所望出発時刻から逆算したい場合もある。たとえば
、駅2で終電、あるいは終電近くの電車に乗りたい場合
に、現在地の出発時刻を何時にしたらよいかを知りたい
場合には次のような操作を行う。 このためには、符号42の時刻表キー25の操作により
、符号52のように第2の路線の検索を指定し、この状
態から符号53のようにデータキー28を押下する。こ
れにより、符号58のように8時台のデータが検索され
る。 次に符号54のように、キー22を3回押下すると符号
59のように11時台のデータが表示される。 ここで、所望の駅2の発車時刻、11時35分を指定す
るため、キー24を2回押下し、符号60のようにその
時刻データを表示器1の先頭に移動させる。 ここで、符号56のようにスタートキー211を押下す
ると、まず符号61のように第1の路線の駅1の発車時
刻10時56分が表示される。この時刻は、駅2の所望
の発車時刻11時35分から第1の路線の所要時間28
分(第3図(B)のデータDR2)を減算し11時7分
を得、この時刻より前で最も遅いデータを第3図(A)
の時刻表データから検索することにより得ることができ
る。 ざらに符号61の状態から符号57のように再度スター
トキー211を押下すると、上記のようにして得られた
10時56分から駅1までの所要時間13分(データD
RI)を減算して得た時刻データ10時43分が符号6
2のように表示される。 このようにして、11時35分発の駅2の終電より一本
前の電車に乗るためには現在地を1o時43分に出発す
ればよいことがわかる。この場合にも、再度スタートキ
ー211を押下することにより現在時刻からの余裕時間
を出力(不図示)し、現在時刻が予定の出発時刻になる
と警告を発生する。 第5図に、以上の装置の制御手順を示す、この手順はプ
ログラムメモリ5AにALUの実行可能なプログラムと
して格納される。 第5図のステップS1は表示処理で、データメモリ4に
格納された表示データを表示器1に表示させる。表示す
べきデータは後述の制御により決定される。 ステップS2ではキーボード2のキー操作を検出する。 キー操作がなければステップS1に戻り表示を続け、キ
ー操作があるとステップS3に移行する。 ステップS3では、操作されたキーの種類を判別し、そ
の結果に応じてステップS4〜S6.5tO1S16.
318、S20のいずれかの処理に移行する。 たとえば、キー26が押下された場合には、時刻表デー
タの登録処理と判定し、ステップS4およびS5におい
て他のキーの操作情報とあわせて第3図(A)、(B)
のような時刻表データを入力させ、データメモリ4にデ
ータを登録する。このときの操作方式、操作手順は従来
より用いられているものを用い、時刻あるいは駅名デー
タなどを順次登録する。第1図は登録中の表示状態を示
しており、ある駅(エキ−1)の発車時刻として午後8
時45分(PM8−45)を入力した直後の状態を例示
している。 キー25により、第4図に示した時刻表データの検索処
理が指定されると、ステップS6に移行する。ステップ
S6では、第1の路線の時刻表データが表示状態にある
かどうかを判定するためのフラグ1のチエツクを行う。 このチエツクにより、第1路線のデータが表示されてい
ればステップ313に移行し、フラグ1をリセットし、
続いてステップ514において第2路線のデータの表示
処理を行う。 一方、第1路線のデータが表示されていなければステッ
プS7に8行し、フラグ1をセットし、ステップS8に
移行して第1の路線のデータ表示処理を行う。 ステップS8、S14では、第4図の符号44.51の
表示処理を行う、すなわち、計時回路12から現在時刻
を取り出し、第4図のように表示し、同時に路線の区別
を示す「エキ−1」ないし「エキ−2」の表示を行う、
前述のように、キー25の押下に応じて第1および第2
の路線の選択が交互に切りかわる。その際、上記フラグ
1の判別により、交互に路線切換が行われる。 ステップS13、S14の後、ステップS9においては
、検索がまだ行われていないので、このことを示すフラ
グ2がリセットされる。検索モードに入るとこのフラグ
2はセットされる。その後ステップS1に戻り、表示器
1の表示駆動を続けるフラグ2は、路線が選択される度
にリセットされる。 一方、第4図の符号42(あるいは49)のようにデー
タ検索キー28が押下されると、ステップSIO以降の
検索モードに進む。 ステップS10では検索モードを示すフラグ2をセット
し、次にステップSllにおいてフラグ1の状態を判定
し、第1あるいは第2の路線のいずれが選択されている
かを判定する。 フラグ1がセットされ、第1路線の検索が指示されてい
る場合には、ステップS12に移行し、第1路線の検索
を行う、このとき、計時回路12で計時された現在時刻
に応じて最も早い可能な乗車時刻データがデータメモリ
4内の時刻表データから検索される。検索されたデータ
に基づき表示データが作成され、ステップS1において
表示駆動が行われる。 続いて、第4図の符号42のようにキー25が押下され
ると、前記のステップS6.S13、S14の処理によ
り、路線が切り替わり、表示は第4図の符号52のよう
になる。 ここでデータ検索キー28を押下したとすると、ステッ
プS10に移行し、フラグ1の状態によりステップSt
tからS15への移行が生じ、駅2において可能な乗車
時刻が検索され、ステップS1に戻って表示される。こ
こで、表示状態は第41符号58のようになる。 第4図の符号47.58〜60などの発車時刻データの
表示状態では、フラグ2がセットされた検索モードであ
り、キー21〜24を用いた前記のステップ検索が可能
である。 すなわち、キー21.22が押下されるとステップS1
6に進み、フラグ2のセットが確認されれば、第4図の
符号43.46で示したようなステップ検索処理が行わ
れる。ここでは、現在表示されている時刻から1時間単
位で前後にステップ検索を行い、発車時刻を表示する。 また、キー23.24が押下された場合にはステップ3
18に進み、フラグ2のセットが確認されれば、第4図
に符号47.59.60で示したようなステップ検索処
理が行われる。ここでは、現在表示されている時刻から
発車時刻単位で前後方向にステップ検索を行い、発車時
刻を表示する。 また、スタートキー211が押下されると、ステップS
20に進み、フラグ2を参照して検索モードかどうかを
判定し、第4図の符号47.60などのような検索モー
ドであれば、ステップS21に移行して出発時刻の検索
処理を行う、スタートキー211が1回押された場合、
現在表示されている発車時刻の最も早いものからその駅
までの所要時間データを減算し、さらに得られた時刻よ
り早く最も近い前の路線の発車時刻を求め、表示する。 この際、計時回路12の計時した現在時刻が求められた
発車ないし出発時刻を越えている場合には、第4図に符
号50で示したような表示の点滅、ブザー音などによる
警告を行う。 以上のようにして、従来のように、面倒なユーザ側での
データ処理や複雑なキー操作を行なうことなく、内蔵し
た計時回路12の計時情報および、あらかじめ記憶され
た複数の路線の駅への8動のための所要時間(DRI、
DR2)を用いて、自動的に所望の地点の発車ないし出
発時刻から逆算し、所望の地点での発車時刻あるいは出
発時刻を検索し、表示させることができる。 上記実施例によればあらかじめ記憶した時刻表データを
用いており、時間帯が異なっても確実に乗車可能なデー
タのみを検索できるから、従来のように乗車に失敗する
おそれがない。 また、キー21〜24を用いたステップ検索が可能なた
め、その前後の時刻の可能な乗車時刻を簡単に知ること
ができ、種々の乗車スケジュールの可能性について検討
することができる。 第5図の手順は、第4図の符号60〜61および47〜
48の検索、すなわち、ある時刻データ表示からその1
つ前の起点での発車(発車)時刻を求めるもので、第4
1符号61〜62のように複数の路線にわたって逆算を
行い、出発時刻を得る処理を行えない。このような処理
を行うためには、第6図のような制御手順を用いる。 第6図の制御手順はステップS20〜S24の出発時刻
演算処理が異なる他は第5図と全く同じである。 スタートキー211が押下されるとステップS20に進
み、前記同様にフラグ2の判定により、検索モードかど
うかを判定する。検索モードであればステップS21に
進み、さらにフラグ1の判定により現在の検索路線が第
1の路線かどうかを判定する。 第1の路線であればステップS23に進み、前記同様に
現在表示されている時刻データから第1の路線の駅1ま
での所要時間(DRI)を減算し、出発時刻を表示する
。この処理は、第4図では符号47〜48の処理に相当
する。 一方、ステップS21で検索路線が第2の路線である場
合には、ステップS24に移行する。ここでは、たとえ
ば、第41符号60のように第2路線の駅2の発車時刻
データが表示されている状態でスタートキー211を押
下すると、駅2までの所要時間(DR2)を減算して得
た駅1でのそれより以前で最も近い発車時刻データを検
索し、符号61のように表示する。同時に、ここでフラ
グ1をセットする。これにより、再度スタートキー21
1が押下された場合に、表示されたデータを初期データ
としてから連続して第1路線における検索処理が可能と
なる。 従って、再度符号57のようにスタートキー211を押
下すると、ステップS21から323への移行が生じ、
符号61のように表示された駅1での発車時刻を初期デ
ータとして、駅1までの所要時間が減算され、符号62
のように最初の出発点の出発時刻が表示される。 第7図は、所望の発車時刻からその前の地点の出発時刻
を検索したとき、検索された時刻が現在時刻以前になっ
てしまった場合の異なる警告表示方式を示している。 第7図の符号63のように、時刻表キー25を2回押し
第2の路線を選択し、データキー28で現在時刻以後の
発車時刻データを表示させた後、キー22.24などに
より符号66のように10時31分を所望の初期データ
として表示器1の最も左側に表示させる。 次にスタートキー211を押下すると、10時31分か
ら第1路線の所要時間28分が減算され、時刻データ1
0時3分が得られるが、この時刻データは現在時刻より
も過去のものであるから、符号67のように表示器1の
右下部などにrError」の表示を行い、もう10時
31分の駅2発の電車には乗れないことが警告表示され
る。符号65.68は第4図の符号50と同様に、得ら
れた時刻を点滅表示する場合の例である。 このようなエラー表示は、検索された時刻と計時回路1
2の計時による現在時刻との比較により容易に行えるが
、第6図のステップS23を第8図のように変更するこ
とで、現在時刻との時間差(余裕)を表示することもで
きる。 第8図のステップS21は第6図のステップS21と同
じで、フラグ1の判別による検索路線が第1路線かどう
かの判定を行う、検索路線が第1の路線の場合にはステ
ップS25に移行し、前記の所要時間減算処理により出
発時刻を算出し、この時刻と計時回路12の計時した現
在時刻との差を求める。 ステップS28においては、ステップS25で算出され
た時間差が0かどうかを判定し、同時刻であればステッ
プ327で表示の点滅あるいはブザー鳴動などの処理を
行い、操作者にもう出発しなければならないことを知ら
せる。時間差がマイナスの場合は第7図に示したような
エラー処理を行えばよい。 以上の処理により、第4図の符号47の表示状態でスタ
ートキー211を符号46のように押下したとき、現在
時刻が上記の8時16分ではなく、9時10分(あるい
はそれ以降)になっていた場合には、符号50のように
算出された9時10分のデータを点滅させ、同時にブザ
ー音などを発生さするなとして警告することができる0
時刻データのそばには、時間的余裕が0分であることを
示す「0」が点滅表示される。 また、所望の発車時刻を指定し出発時刻を検索した際、
現在時刻との差を常時表示するようにしてもよい、たと
えば、第4図の符号48のように出発時刻が算出、表示
されている状態から再度符号45のようにスタートキー
211を押下した場合には、符号49のように現在時刻
8時16分と算出された出発時刻9時10分との差54
分が表示器1に表示される。これにより、ユーザはあと
どの位時間的余裕があるかを知ることができる。 このような余裕時間を表示させるには、第8図のステッ
プS25で得られた時間差を常に表示器1の下部に表示
させるように処理を行えばよい。 第9図の例は、乗り継ぎ駅で生じる余裕時間を表示させ
る場合の表示例である。第9図では、符号71のキー操
作により符号73のように第2路線の所望の出発時刻と
して10時31分を選ぶ。 ここで符号72のようにスタートキー211を押下する
と、前記同様に341路線で・の所要時間減算により、
駅lでの最も遅い出発時刻9時°53分が表示される。 このとき、9時53分に駅1で乗車すると、10時21
分には駅2に到着するので、10分の余裕があることに
なる。したがって、符号74の表示では、同時に乗り継
ぎの際に生じる時間差10分を表示器1の下部に表示す
る。この時間差は、初期データからその地点までの所要
時間を減算して得た時刻と、それ以前の発車時刻との差
を求める処理を第5図、第6図のステップS21、S2
3、S24に加えることに得ることができる。これによ
り、ユーザは乗り継ぎ駅で買物をしたり電話を掛けたり
する余裕があるかなどを容易に判定できる。 以上では、出力処理として表示出力を例示したが、記録
出力、他の機器への出力などを行う場合でも同様の技術
を実施で琴る。また、路線の数は上記め2つに限定され
ることなくいくつであってもよい、また、上述の各技術
の所望の組み合せを実施できるのはいうまでもない。ま
た、装置の形態が小型電子機器に限定されないこともも
ちろんである。 [発明の効果] 以上から明らかなように本発明によれば、数値データ入
力手段、データ検索指示手段を具備した入力手段と交通
機関の路線の所定出発点の発車時刻表データを記憶する
第1の記憶領域とその出発点までの移動に要する所要時
間データを記憶する第2の記憶領域を具備した記憶手段
と、この前記第1の記憶領域に記憶された時刻表データ
を前記データ検索指示手段を用いて検索して得た該出発
点における所望の発車時刻から前記第2の記憶領域に記
憶された該出発点までの所要時間を減算し、該出発点よ
りも1つ前の段階の別の出発点の発車ないし出発時刻を
所定の出力方式で出力させる制御手段を設けた構成を採
用しているので、所望の出発点での発車時刻からその出
発点までの所要時間を減算することで、その1つ前の段
階の出発点における可能な乗車時刻を出力させることが
でき、ユーザ側で面倒な情報処理を必要とせず、あらゆ
る時間帯において予め記憶した時刻表データに従って正
確な乗車スケジュールを知ることができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した電子機器の操作面の構造を示
した上面図、第2図は第1図の装置の制御系のブロック
図、第3図(A)、(B)は装置に登録される時刻表デ
ータの説明図、第4図は第1図の装置の操作手順を示し
た説明図、第5図は第1図の装置の制御手順を示したフ
ローチャート図、第6図は制御手順の異なる操作手順を
示したフローチャート図、第7図は異なる操作手順を示
した説明図、第8図はさらに異なる制御手順を示!・・
・表示器       2・・・キーボード4・・・デ
ータメモリ 5A・・・プログラムメモリ 9・・・ALtJll・
・・基準信号発生回路 12・・・計時回路25・・・
時刻表キー 28・・・データキー 27・・・テンキー 211・・・スタートキー 揉外面/7ニ鋤区 第1図 刺挿「糸の7゛ロツグロ 4−ヒイP¥キー1−σフ言yteprrb第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)数値データ入力手段、データ検索指示手段を具備し
    た入力手段と交通機関の路線の所定出発点の発車時刻表
    データを記憶する第1の記憶領域とその出発点までの移
    動に要する所要時間データを記憶する第2の記憶領域を
    具備した記憶手段と、この前記第1の記憶領域に記憶さ
    れた時刻表データを前記データ検索指示手段を用いて検
    索して得た該出発点における所望の発車時刻から前記第
    2の記憶領域に記憶された該出発点までの所要時間を減
    算し、該出発点よりも1つ前の段階の別の出発点の発車
    ないし出発時刻を所定の出力方式で出力させる制御手段
    を設けたことを特徴とする電子機器。 2)複数の交通機関の路線の乗り継ぎが行われる場合、
    前記複数数値データ入力手段、データ検索指示手段を具
    備した入力手段と各交通機関の路線の出発点の発車時刻
    表データとその出発点までの移動に要する所要時間をそ
    れぞれ前記記憶手段に記憶し、前記指示キーや前記デー
    タ検索用キーによって最初に検索された所望の路線の出
    発点の発車時刻に基づき所定操作入力に応じて前記所要
    時間の減算を介して前記所望の路線により前の路線の出
    発点において乗車可能な発車時刻データを前記第1の記
    憶領域より検索する手順の後、該時刻データを出力する
    か、もしくは該時刻データを基に前記と同様手順でさら
    に1つ前の路線の出発点の乗車可能な発車時刻データを
    前記第1の記憶領域より検索することを少なくとも1回
    以上くり返し所望する時刻データを検索し出力すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電子機器。 3)現在時刻を計時する手段を設け、所要時間の減算を
    介して算出された出発時刻から前記計時された現在時刻
    を減算した時間差を求め表示することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の電子機器。 4)前記の減算により得られた時間差が0ないし負の場
    合に所定の警告表示を行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第3項に記載の電子機器。
JP63146782A 1988-06-16 1988-06-16 電子機器 Pending JPH023857A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03252788A (ja) * 1990-03-02 1991-11-12 East Japan Railway Co 自動券売システム
JPH06202992A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Casio Comput Co Ltd スケジュール装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03252788A (ja) * 1990-03-02 1991-11-12 East Japan Railway Co 自動券売システム
JPH06202992A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Casio Comput Co Ltd スケジュール装置

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