JPH0238392Y2 - - Google Patents

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JPH0238392Y2
JPH0238392Y2 JP1982193769U JP19376982U JPH0238392Y2 JP H0238392 Y2 JPH0238392 Y2 JP H0238392Y2 JP 1982193769 U JP1982193769 U JP 1982193769U JP 19376982 U JP19376982 U JP 19376982U JP H0238392 Y2 JPH0238392 Y2 JP H0238392Y2
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JP
Japan
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plate
insulating
contact
plates
thin
Prior art date
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JP1982193769U
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JPS5996790U (ja
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は給電したままで外気中に放置しても過
加熱せず、また風呂水中に投入して湯を沸かす等
の用途にも使用される発熱半導体素子を発熱要素
とする薄型発熱プレートに係り、扁平形からなる
発熱プレート内で多数の発熱半導体素子を三枚重
ねの絶縁板の透孔に嵌めて保持し、接触薄板を該
各発熱半導体素子の上下両面に電気的に接触し、
該接触薄板の上下に放熱アルミ板を設け、それら
の絶縁板、発熱半導体素子、接触薄板、放熱アル
ミ板の一体的結合によつて構成される薄型発熱プ
レートを該プレートの外部に突出させないでかし
め鋲により合理的に旋すことを目的とするもので
ある。
本考案の実施例を添付図面によつて説明する。
図中1,2,3は多数の透孔1′,2′,3′を互
いに重なるようにして配列した人造マイカからな
る絶縁板であつて、その各一枚の厚さ約1.0mm、
面積約14.mm×14.0mm、透孔の数を縦横共に3個
ずつ合計9個、各透孔の直径約4.0mmとする。こ
れらの絶縁板1,2,3は重ね合わせて絶縁板の
層4とする。
5,6は前記の絶縁板の層4の上下両面に接合
すると共に、各透孔内に上下から0.2〜0.4mm程度
突出する接触突起7,8を設けた接触薄板、1
0,11は接触薄板5,6の上下に重ねる1.0mm
程度の放熱アルミ板で、夫々一個所に端子12,
13を設ける。
14は絶縁板の層4が構成する透孔1′,2′,
3′の車通孔部にほぼ緊密状に嵌めた発熱半導体
素子であつて、本施実施例は260゜の温度変化で抵
抗値を急峻に立ちあがらせる特性を持つチタン酸
バリユーム系焼結粒子を使用した。
前記の絶縁板の層4と、発熱半導体素子14
と、接触薄板5,6と、放熱アルミ板10,11
は本考案の薄型発熱プレート15の組立て素材を
なすもので、本考案はこれらの素材の配置及び組
立てに特長をもつものである。
即ち第4図に示す通りに絶縁板の層4の各透孔
1′,2′,3′内に嵌めた発熱半導体素子14の
上下面に接触薄板5,6の接触突部6,7を接触
し、該接触薄板5,6と放熱アルミ板10,11
とにより発熱半導体素子14の電極を構成し、絶
縁板の層4と上方の放熱アルミ板10とをアルミ
板10の上面から設けた皿孔に頭部を掛けて該ア
ルミ板10の上面に突出しないようにしたかしめ
鋲25を接触薄板5及び上方二枚の絶縁板1,2
に通して最下方の絶縁板3と下部のアルミ板11
に設けた遊孔の内部に突出し、接触薄板6、放熱
アルミ板11にかしめ鋲25を接触させないで絶
縁板3の遊孔で内部でかしめを施すと共に、絶縁
板の層4と下方の放熱アルミ板11とをアルミ板
11の下面から設けた皿孔に頭部を掛けて該アル
ミ板の下面に突出しないようにしたかしめ鋲26
を接触薄板6及び下方二枚の絶縁板3,2に通
し、最上方の絶縁板1と上方のアルミ板10に設
けた遊孔の内部に突出し、接触薄板5及び放熱ア
ルミ板10に接触させないで、絶縁板1の遊孔の
内部でかしめを施す構成により発熱プレート15
を組み立てる。
薄型発熱プレート15は両面を絶縁薄板16,
17により被覆した上で上面を解放した不銹銅板
製の扁平ケース18に緊密に納めて蓋19を施
し、ケース18の内周と蓋19の外周の隙間に目
地材21を塗り込み、前記した端子12,13に
は耐水被覆コード22,23を接続して扁平ケー
ス18と蓋19に設けた引き出し口20から引き
出し、内部にシリコン樹脂24を真空充填により
圧入する。
本考案は前記の実施例により明らかにしたよう
に、多数個の発熱半導体素子14は三枚重ねの絶
縁板1,2,3の層4とほぼ同じ高さにして前記
の層から上下に突出させず、絶縁板の層4と発熱
半導体素子14の上下に接触薄板5,6と密着し
て重ね、さらに放熱アルミ板10,11を接触薄
板5,6の上下に密着して重ねられるようにし
て、それ等により発熱半導体素子14の上下両面
の電極を構成できるようにするため、加工が容易
な接触薄板5,6に透孔1′,2′,3′内に突出
する多数の接触突部7,8を設けて発熱半導体素
子14に確実に接触させているから、放熱アルミ
板10,11からの給電を発熱半導体素子14に
施こし、発熱不能になる発熱半導体素子14を生
じさせることがなく、薄型発熱プレート15の発
熱量不足のトラブルを来たすことはない。
また絶縁板の層4と、発熱半導体素子14と、
接触薄板5,6と、放熱アルミ板10,11と
は、扁平にして、嵩取りを生ぜずに使用すること
ができるから、本考案の薄型発熱プレート15を
構成する要素をなさせることが出来る。
またこれ等を該プレートの外部に突出させるこ
となく、しかも上下の放熱アルミ板10,11を
電気的に接触させることなく組立てを施さなけれ
ば、多数の発熱半導体素子14の使用により発熱
量を一定にできない上に、薄さを保持できないも
のであるが、本考案は前述のように、絶縁板の層
4の各透孔1′,2′,3′内に嵌めた発熱半導体
素子14の上下面に接触薄板5,6の接触突部
7,8を接触して、該接触薄板5,6と放熱アル
ミ板10,11とにより発熱半導体素子14の電
極を構成し、絶縁板の層4と上方の放熱アルミ板
10とをアルミ板10の上面から設けた皿孔に頭
部を掛けて該アルミ板10の上面に突出しないよ
うにしたかしめ鋲25を接触薄板5及び上方二枚
の絶縁板1,2に通して最下方の絶縁板3と下部
のアルミ板11に設けた遊孔の内部に突出し、接
触薄板6及び放熱アルミ板11に接触させること
なく該遊孔の内部でかしめを施すと共に、絶縁板
の層4と下方の放熱アルミ板11とをアルミ板1
1の下面から設けた皿孔に頭部を掛けて該アルミ
板の下面に突出しないようにしたかしめ鋲26を
接触薄板6及び下方二枚の絶縁板3,2に通し、
最上方の絶縁板1と上方のアルミ板10に設けた
遊孔の内部に突出し、接触薄板5及び放熱アルミ
板10に接触させることなく該遊孔の内部でかし
めを施す構成により発熱プレート15を組立てる
ものであるから、かしめ鋲25から下部の放熱ア
ルミ板11に電気漏洩を生ぜず、かしめ鋲26か
り上部の放熱アルミ板10に電気漏洩を生ぜず、
薄型にかかわらず、内部の電気系統を必要な部分
で絶縁して施すことができる。また薄型発熱プレ
ート15を絶縁薄板16,17により被覆する構
成により発熱プレートの外面の電気絶縁を完全に
できる。
また比較的広い面積の放熱アルミ板10,11
は、複数の発熱半導体素子14からの熱伝達を均
等に伝達されて外部に放熱できるから、多数個の
発熱半導体素子14を使用した比較的広い面積の
薄型発熱プレートを提供して、使用者の好みによ
る用途に使用できる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
一部の分離斜視図、第2図は一部切欠平面図、第
3図は一部切欠側面図、第4図は一部の拡大縦断
側面図である。 1,2,3→絶縁板、1′,2′,3′→透孔、
4→絶縁板の層、5,6→接触等板、7,8→接
触突部、10,11→放熱アルミ板、14→発熱
半導体素子、15→薄型発熱プレート、16,1
7→絶縁薄板、25,26→かしめ鋲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重なり合う多数の透孔1′,2′,3′を設けた
    絶縁板1,2,3の層4と、該絶縁板の層4の上
    下に接合すると共に各透孔内に上下から突出する
    接触突部6,7を設けた接触薄板5,6と、その
    接触薄板5,6の上下面に当てた放熱アルミ板1
    0,11と、前記透孔1′,2′,3′にほぼ緊密
    に嵌まると共に上下面を前記の接触突部7,8に
    接触した多数の発熱半導体素子14とからなり、
    絶縁板の層4と上方の放熱アルミ板10とをアル
    ミ板10の上面から設けた皿孔に頭部を掛けて該
    アルミ板の上面に突出しないようにしたかしめ鋲
    25を、接触薄板5及び絶縁板1,2に通して最
    下の絶縁板3と下部のアルミ板11とに設けた遊
    孔の内部で該遊孔の孔縁及び接触薄板6に接触さ
    せないでかしめを施し、絶縁板の層4と下方の放
    熱アルミ板11とをアルミ板11の下面から設け
    た皿孔に頭部を掛けて該アルミ板の下面に突出し
    ないようにしたかしめ鋲26を接触薄板6及び絶
    縁板3,2に通して最上の絶縁板1と上部のアル
    ミ板10に設けた遊孔の内部で該遊孔の孔縁及び
    接触薄板5に接触させないでかしめを施して、薄
    型発熱プレート15を構成し、該プレート15を
    絶縁薄板16,17により被覆し、これを蓋つき
    の扁平ケース18内に密閉すると共に、放熱アル
    ミ板10,11に各別の給電コード22,23を
    接続して前記ケースから水密を保持させて引き出
    したことを特徴とする薄型発熱プレート。
JP19376982U 1982-12-20 1982-12-20 薄型発熱プレ−ト Granted JPS5996790U (ja)

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JP19376982U JPS5996790U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 薄型発熱プレ−ト

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JP19376982U JPS5996790U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 薄型発熱プレ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS5996790U JPS5996790U (ja) 1984-06-30
JPH0238392Y2 true JPH0238392Y2 (ja) 1990-10-16

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ID=30416679

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JP19376982U Granted JPS5996790U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 薄型発熱プレ−ト

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JP (1) JPS5996790U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329562U (ja) * 1976-08-19 1978-03-14
JPS57123678A (en) * 1980-12-13 1982-08-02 Tsuee Esu Fudeikaaru Kg Electric heater for device to be heater, domestic device, pressing plate or like

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329562U (ja) * 1976-08-19 1978-03-14
JPS57123678A (en) * 1980-12-13 1982-08-02 Tsuee Esu Fudeikaaru Kg Electric heater for device to be heater, domestic device, pressing plate or like

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JPS5996790U (ja) 1984-06-30

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