JPH0237835Y2 - - Google Patents

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JPH0237835Y2
JPH0237835Y2 JP1985017356U JP1735685U JPH0237835Y2 JP H0237835 Y2 JPH0237835 Y2 JP H0237835Y2 JP 1985017356 U JP1985017356 U JP 1985017356U JP 1735685 U JP1735685 U JP 1735685U JP H0237835 Y2 JPH0237835 Y2 JP H0237835Y2
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JP
Japan
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driver
gondola
guide body
cargo handling
handling vehicle
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JP1985017356U
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JPS61132396U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばコンテナキヤリアやストラド
ルキヤリア等の様に運転席が地上より相当高い車
体の高位置に設けられた比較的大型な荷役車両に
適用される荷役車両用運転者昇降装置に関する。
(従来の技術) 従来、コンテナキヤリアやストラドルキヤリア
等の比較的大型な荷役車両50は、第3図に示す
如く、地上より相当高い車体51の高位置に運転
席52が設けられて居り、運転席52の近傍から
地上GLの近傍までの車体51には、垂直或は斜
状を為すラダー(はしご)やステツプ等の昇降具
53が設けられ、運転者は、当該昇降具53を伝
つて昇降する様になつている。
ところが、この様な昇降具は、相当長いので、
運転者の疲労が激しいと共に、足を踏み外したり
して落下事故を招く危険性が多分にあつた。
然も、近年にあつては、輸送効率等の向上を図
る為に車高を増々高くする傾向にあり、これに伴
なつて昇降具も長くなるので、上述の事が顕著に
なり、極めて問題であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
運転者の疲労を軽減すると共に、安全性を向上さ
せる様にした荷役車両用運転者昇降装置を提供す
るにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の荷役車両用運転者昇降装置は、荷役車
両の車体の高位置に設けられた運転席の近傍に上
端が位置すると共に地上の近傍に下端が位置して
車体に取付けられた案内体と、案内体に昇降自在
に設けられて搭乗可能状態から折畳収納状態まで
折畳可能なゴンドラと、案内体に対してゴンドラ
を昇降させる為の昇降駆動機構と、案内体の上下
方向の所定間隔毎に配設されたステツプとから構
成した事を特徴が存する。
(作用) ゴンドラに運転者が乗つた後に、昇降駆動機構
を作動させると、ゴンドラが案内体に沿つて昇降
する。
従つて、運転者は、地上から運転席へ、又はこ
の逆へ容易に移動する事ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る荷役車両用運
転者昇降装置の概要構造を示す斜視図。第2図
は、荷役車両に装設した状態を示す側面図であ
る。
荷役車両用運転者昇降装置1は、案内体2、ゴ
ンドラ3、昇降駆動機構4、ステツプ5とからそ
の主要部が構成されている。
案内体2は、荷役車両20の車体21の高位置
に設けた運転席22の近傍に上端が位置すると共
に、地上GLの近傍に下端が位置して車体21に
取付けられたものである。
この例では、左右に離間して溝を外向きにして
竪方向に長尺な二つのチヤンネル材6に依り構成
されて居り、これらは車体21の側部に取付けら
れている。
ゴンドラ3は、案内体2に昇降自在に設けられ
て運転者が乗り得るものである。
この例では、各チヤンネル材6の外側に位置す
る左右のリフトブラケツト7と、これに軸設され
てチヤンネル材6の溝内を転動するローラ8(エ
ンドローラ並びにサイドローラ)と、搭乗可能状
態から折畳収納状態まで折畳可能にリフトブラケ
ツト7に設けられたゴンドラ本体9とから構成さ
れている。
昇降駆動機構4は、案内体2に対してゴンドラ
3を昇降させる為のものである。
この例では、案内体2の一方のチヤンネル材6
にブラケツト10を介して取付けた油圧モータや
電気モータ等の回転駆動機11と、これに依り回
転されて案内体2の各チヤンネル材6の上部に設
けた軸受12にて回転自在に支持された回転軸1
3と、これの左右に設けられた巻取ドラム14
と、一端が巻取ドラム14に他端がリフトブラケ
ツト7に夫々止着された左右のワイヤロープ15
とから構成されている。
而して、回転駆動機11を制御する為のスイツ
チ類を有するコントロールボツクス16は、ゴン
ドラ本体9の一部に設けてあり、その配線等はゴ
ンドラ3の昇降に支障を与えない様にしている。
回転駆動機11は、荷役車両20が停止してパ
ーキングブレーキが掛つていると共に、トランス
ミツシヨン等が中立位置にあつてエンジンを起動
しても良い時のみに作動する様にしている。
ステツプ5は、案内体2の上下方向の所定間隔
毎に設けられたものである。
この例では、左右のチヤンネル材6間に介設し
て居り、これらにて一種のラダーを構成する様に
している。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
地上GLにいる運転者は、この近傍に位置する
ゴンドラ3のゴンドラ本体9を折畳収納状態から
搭乗可能状態にしてこれに搭乗し、コントロール
ボツクス16のスイツチ類を操作する。
そうすると、回転駆動機構4の回転駆動機11
が作動して回転軸13並びに巻取ドラム14が回
転し、ワイヤロープ15が巻取ドラム14に巻取
られて行く事に依りゴンドラ3が案内体2に沿つ
て上昇する。
ゴンドラ3が案内体2の上部に達すると停止さ
れて、運転者はここから降りて運転席22に移行
する。
逆に、運転席22にいる運転者が降りる場合に
は、前述とは逆の要領で行なわれ、運転者は地上
GLに容易に降りる事ができる。
この場合、ゴンドラ3のゴンドラ本体9は、折
畳収納状態に戻して置くので、これが他物に衝突
する事がなく、これの損傷を防止できる。
又、昇降駆動機構4が故障したり点検等を行な
う場合は、ステツプ5を利用して従来通り昇降す
る事ができる。
尚、荷役車両用運転者昇降装置1は、先の実施
例では、車体21に垂直に設けたが、これに限ら
ず、例えばタラツプの如く車体に斜状に取付けて
も良い。
案内体2は、先の実施例では、二つのチヤンネ
ル材6を用いて構成したが、これに限らず、例え
ば一つのチヤンネル材を用いたり、他の形状の部
材を用いて構成する事もできる。
ゴンドラ3は、先の実施例では、リフトブラケ
ツト7にローラ8を設けたが、これに限らず、例
えばローラに代えてスライダを用いても良い。
ゴンドラ3のゴンドラ本体9は、先の実施例で
は、折畳可能なものであつたが、これに限らず、
例えば折畳不能なものでも差支えない。
昇降駆動機構4は、先の実施例では、回転駆動
機11、回転軸13、巻取ドラム14、ワイヤロ
ープ15等で構成したが、これに限らず、例えば
フオークリフトのマスト装置の如く流体圧シリン
ダとチエーン・シーブを用いたものや、回転駆動
機とチエーン・スプロケツトを用いたものでも良
い。
コントロールボツクス16は、先の実施例で
は、ゴンドラ本体9に設けたが、これに限らず、
例えば案内体2の上下部に設けたり、これらとゴ
ンドラ本体9の三箇所に設けたりする事ができ
る。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な
優れた効果を奏する事ができる。
(1) 案内体、ゴンドラ、昇降駆動機構、ステツプ
とで構成して運転者を機械的に昇降する様にし
たので、運転者の疲労を軽減できると共に、足
を踏み外して落下事故を招く危険性がなくなり
安全性に富んでいる。
(2) 交換部品や機器等を車体の上部に運ぶ場合、
運転者に代えてこれらを昇降させる事ができ、
他のクレーン等を用いる必要がない。
(3) ゴンドラを搭乗可能状態から折畳収納状態ま
で折畳可能にしたので、不要時には折畳収納状
態にする事ができ、これが他物に衝突して損傷
する事がない。
(4) 案内体にステツプを配設したので、万一昇降
駆動機構が故障してもステツプを利用して昇降
する事ができ、荷役車両の運行に支障を与える
事がない。
(5) 案内体にステツプを配設したので、案内体を
ラダーの一部として兼用でき、それだけコスト
の低減並びに設置スペースの節減を図る事がで
きる。
(6) 案内体にステツプを配設したので、ステツプ
に依り案内体を補強する事もでき、案内体の小
型化と軽量化を図る事もできる。
(7) ゴンドラを搭乗可能状態から折畳収納状態ま
で折畳可能にすると共に、案内体にステツプを
配設したので、例えばゴンドラが何らかの不具
合で途中で停止した場合には、ゴンドラを折畳
収納状態にする事に依りこれが邪魔にならずに
ステツプを利用して降下する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る荷役車両用運
転者昇降装置の概要構造を示す斜視図。第2図
は、荷役車両に装設した状態を示す側面図。第3
図は、従来の荷役車両を示す側面図である。 1……荷役車両用運転者昇降装置、2……案内
体、3……ゴンドラ、4……昇降駆動機構、5…
…ステツプ、20……荷役車両、21……車体、
22……運転席、GL……地上。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷役車両の車体の高位置に設けられた運転席の
    近傍に上端が位置すると共に地上の近傍に下端が
    位置して車体に取付けられた案内体と、案内体に
    昇降自在に設けられて搭乗可能状態から折畳収納
    状態まで折畳可能なゴンドラと、案内体に対して
    ゴンドラを昇降させる為の昇降駆動機構と、案内
    体の上下方向の所定間隔毎に配設されたステツプ
    とから構成した事を特徴とする荷役車両用運転者
    昇降装置。
JP1985017356U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH0237835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985017356U JPH0237835Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985017356U JPH0237835Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Publication Number Publication Date
JPS61132396U JPS61132396U (ja) 1986-08-18
JPH0237835Y2 true JPH0237835Y2 (ja) 1990-10-12

Family

ID=30504984

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821358B1 (ja) * 1970-12-16 1973-06-28

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821358U (ja) * 1971-07-23 1973-03-10
JPS56151293U (ja) * 1980-04-10 1981-11-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821358B1 (ja) * 1970-12-16 1973-06-28

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JPS61132396U (ja) 1986-08-18

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