JPH0237811B2 - - Google Patents

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JPH0237811B2
JPH0237811B2 JP58206041A JP20604183A JPH0237811B2 JP H0237811 B2 JPH0237811 B2 JP H0237811B2 JP 58206041 A JP58206041 A JP 58206041A JP 20604183 A JP20604183 A JP 20604183A JP H0237811 B2 JPH0237811 B2 JP H0237811B2
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JP
Japan
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tongs
conveying
tube
die
crank
Prior art date
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Application number
JP58206041A
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English (en)
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JPS59104236A (ja
Inventor
Entaa Horusuto
Juutaa Heruberuto
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ESU EMU ESU HAAZENKUREUAA MAS FAB GmbH
Original Assignee
ESU EMU ESU HAAZENKUREUAA MAS FAB GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ESU EMU ESU HAAZENKUREUAA MAS FAB GmbH filed Critical ESU EMU ESU HAAZENKUREUAA MAS FAB GmbH
Publication of JPS59104236A publication Critical patent/JPS59104236A/ja
Publication of JPH0237811B2 publication Critical patent/JPH0237811B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J13/00Details of machines for forging, pressing, or hammering
    • B21J13/08Accessories for handling work or tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 管端部を厚肉にすえ込み成形する場合、すえ込
みプレスが使用され、大抵は2回のすえ込み操
作、稀には1回又は3回か4回のすえ込み操作が
必要である。従つてすえ込みプレスは、大抵は上
下にオーバーラツプして位置する2つのダイスを
有する垂直割り式ダイブロツクを備えている。該
ダイブロツクは管をクランプするための前部ジヨ
ー対と、すえ込みダイを有する後部ジヨー対とか
ら成つている。一般に行われている2回の操作つ
まり粗すえ込み操作と仕上すえ込み操作はダイブ
ロツクの上下ダイスにおいて熱間中に相前後して
行われる。その場合すえ込み操作の良否はひとえ
に作業形式に、ひいては、管を操作する装入装置
の構成如何にかかつている。例えば垂直割り式ダ
イブロツクでは、該ダイブロツクを閉じる前にダ
イスの中心位置に管を正確に整合させ、かつ管の
噛込みや損傷を避けるためにダイブロツク閉鎖ま
で、この位置に正しく保つことが肝要である。
更に又、すえ込みのために必要な材料量をすえ
込みダイス内に封じ込めるために管端部を軸方向
でダイブロツク内できわめて正確に位置決めする
ことが必要である一方、すえ込み誤差(特に管内
端を厚肉にする場合の寸法誤差、襞形成)を排除
するためには、特に高熱の管端部と冷たい管部分
との間の移行区域を軸方向でダイス内で正確に位
置決めすることが必要である。加熱管端部から冷
たい管部分へ熱が流れるのを僅かにしかつ前記移
行区域を狭く局限するためには、加熱装置から正
確なすえ込み位置への管の迅速な引渡しがやはり
きわめて重要である。なかんずく管操作時の騒音
発生ができるだけ僅かになるように配慮されねば
ならない。以上のことから正確かつ迅速に、しか
も騒音少なく稼働することのできるような管装入
装置を開発するという課題が生じる。
従来、冒頭で述べたようにすえ込みプレスで管
を操作するために使用される装入装置は、操作す
べき管を受取る手段として、V形ローラを有する
ローラテーブルを備え、該ローラテーブルは昇降
可能なブリツジ上に支承されておりかつ可逆駆動
可能である。ローラテーブルに管が支持グリツド
から給送され、該支持グリツドは、管端部を加熱
するための誘導コイルとすえ込みプレスとの間の
空間を橋渡しておりかつすえ込みプレスの方に向
つて斜向配置されている。その都度ローラテーブ
ルに載せられた管は前記ブリツジの垂直移動によ
つてダイスの中心に整合されかつ管軸方向でロー
ラによつてダイブロツク範囲へ進入しかつ該ダイ
ブロツク範囲から進出させられる。この慣用の装
入装置の働きは過度に緩慢で正確さを欠くばかり
でなく比較的大きな騒音を発生する。別の欠点
は、先行の管をすえ込みプレスから遠ざけて昇降
可能なブリツジを再び上方位置へ戻したときに始
めて次の管をすえ込みプレスに装入できることで
ある。従つてすえ込みプレスにおいて第2の管を
操作することができず、その結果、上下に位置す
る両ダイスで同時に稼働することは不可能であ
る。要するに慣用の装入装置は前記の課題を解決
することができず、この課題の解決こそ本発明の
目的にほかならない。
この目的を達成する本発明の要旨とするところ
は、管を受取る機構として、管全長にわたつて少
なくとも2つの搬送トング組が配置されており、
各搬送トング組の搬送トングが3個ずつ又はn+
1個ずつ、ダイス相互の垂直間隔をおいて垂直平
面内で上下に配置されておりかつ管軸線に対して
直角な方向では閉じた運動経路に沿つて同時にか
つ同一方向に可動であり、しかも前記搬送トング
の運動経路の最高点と最低点がダイブロツクにお
けるダイスの相互間隔に相当する間隔をおいて互
に上下に位置し、前記搬送トングの運動駆動装置
が、前記運動経路の最高点及び最低点に搬送トン
グを到達させる毎に、搬送トングの運動の流れを
短時間中断し、その際3個又はn+1個の搬送ト
ングのうちの上位搬送トングの下方静止位置が、
ダイブロツクの上部ダイス内に締込まれる管の軸
方向位置に整合しており、かつ又、上位搬送トン
グ及び下位搬送トングが付加的に、基準平面とし
ての運動経路に対して垂直に、ダイブロツクの軸
方向長さよりも大きな運動距離だけ該ダイブロツ
クに接近する方向及び該ブロツクから離反する方
向に互に逆向きに可動であり、かつ前記搬送トン
グが、運動経路の上向き部分において開放位置
に、また前記運動経路の下向き部分において閉鎖
位置に制御される点にある。
鍛造機で加工材を操作するための装入装置にお
いて可動のトングを使用すること自体は公知であ
り、それ自体新規な特徴ではないが、この特徴
は、本発明の要旨として挙げた全特徴を組合せる
に当つての基礎となるものでありかつこの組合せ
によつて前記課題を解決することができる。
ダイブロツクの両半割部が閉じた際にダイス内
に締込まれる管は、該管が短長である限り充分位
置決めされる。比較的長い管に対しては本来簡単
な支持材を用いれば充分であろう。しかしなが
ら、管をいかなる時でも確実に維持するために
は、しかも特に管の不都合な軸方向ずれを確実に
防止しようとするためには本発明の実施態様によ
れば、運動経路に沿つて移動する搬送トングに対
応して、しかも上位の搬送トングの下方静止位置
及び下位の搬送トングの上方静止位置と同一平面
に、定置の保持トングが管全長にわたつて少なく
とも2個配置されている。
3個ずつ上・中・下に配置された可動の搬送ト
ングのうちの上位搬送トングはその上方静止位置
において、一端の加熱された管を待機位置から受
取る。この待機位置は、周知のように、斜向配置
された支持グリツドの端部であつてもよいが、支
持グリツドを介しての搬送は管の軸方向位置を変
化させることがありかつ待機位置で管を改めて軸
方向で調整することが必要になる。そればかりか
支持グリツド上を管が転動する際に騒音が発生す
るので望ましくない。この欠点を避けるために本
発明の実施態様では、運動経路に沿つて移動する
搬送トングに対応して、旋回レバーに配置した引
渡しトングが設けられており、該引渡しトングの
一方の終端位置が、上方静止位置における上位搬
送トングに合致した軸方向位置にあり、かつ、前
記引渡しトングの旋回範囲が、すえ込みプレスと
その側方に並置された管フイードテーブルとの距
離範囲にわたつている。前記管フイードテーブル
は、加熱装置から進出する管もしくは該加熱装置
から解放される管を短い距離で受取る。
本発明の実施態様では搬送トングの運動経路が
四辺形状であり、しかも該運動経路の垂直区分が
ダイブロツクにおけるダイスの垂直方向相互間隔
に相当し、かつ又、前記搬送トングの静止位置に
相当する運動流れ中断点が、前記搬送トング運動
経路の水平区分の中点に設けられているのが有利
である。それというのも、この手段によつてダイ
ブロツクのダイス及び定置の保持トング内への管
の挿入並びに前記ダイス及び保持トングからの管
の取出しが容易になるからである。
前記四辺形状の運動経路を得るために本発明の
有利な実施態様では搬送トングは昇降ビーム上に
設けられており、該昇降ビームは、歯車式クラン
ク伝動装置として構成した2つの平行四辺形リン
クの連結材を形成しており、前記歯車式クランク
伝動装置において、主クランク内に支承された補
助クランクが歯車伝動装置を介して前記主クラン
クに対比して4倍の回転数で回転しかつ前記補助
クランクの偏心ピンの半径が主クランクの回転円
における1つの四分円セグメントの円弧高さのほ
ぼ1/2である。
運動する搬送トングの運動経路における最高点
と最低点で必要な、運動流れの中断を生ぜしめる
ために本発明の実施態様によれば、搬送トングと
引渡しトングが、変速装置と運動駆動装置との間
に挿入されたステツプ伝動装置を介して駆動さ
れ、該ステツプ伝動装置として、歯車式クランク
伝動装置とクランクガイドレバーとの連結によつ
て形成されるサイクロイド歯車伝動装置が設けら
れており、しかも前記歯車式クランク伝動装置の
主クランク内に支承された補助クランクは歯車伝
動装置を介して前記主クランクに対比して2倍の
回転数で回転し、前記補助クランクの半径は主ク
ランクの半径の1/3でありかつ補助クランクは、
主クランクに共軸支承されたクランクガイドレバ
ー内に係合している。
なお、四辺形状の運動経路を得るための伝動装
置の構成及び鍛造機における加工材操作装置にお
けるステツプ伝動装置の構成に関する先行技術は
ドイツ連邦共和国特許第2806987号明細書に開示
されている。
複数の搬送トングを一緒に移動させる運動経路
を基準平面として該基準平面に対して垂直な方向
で上位搬送トングと下位搬送トングとを互に逆向
きに付加的に運動させるための伝動装置を特に有
利に構成するためには、上位搬送トングは上部ス
ライダに、また下位搬送トングは下部スライダに
設けられており、前記上部スライダは前記基準平
面に対して垂直な方向で下部スライダとは逆向き
に昇降ビーム上を可動でありかつ上部スライダと
下部スライダはロープ又はチエーン伝動装置の逆
向きに走行するロープ区分又はチエーン区分によ
つて、あるいは逆向きのラツク伝動装置によつて
駆動され、かつ各ロープ伝動装置、各チエーン伝
動装置又は各ラツク伝動装置は、ストロークを調
節可能かつ反転点を調節可能なクランク伝動装置
によつて揺動セクタを介して駆動される。
すでに冒頭で述べたように管の迅速な引渡しが
きわめて重要である。この要求を満たす本発明は
次の手段によつて一層改善される。すなわち、搬
送トングの主運動用の昇降ビーム駆動装置、上位
及び下位の搬送トングの横方向運動用のスライダ
駆動装置並びに引渡しトング用の旋回駆動装置に
対して伝動比1:1の分岐部を有する動力分岐用
伝動装置がステツプ伝動装置に後置されており、
従つて搬送トング及び引渡しトングのすべての運
動は唯一の駆動部から行われることになる。これ
らのトングの時間的に調和した一切の運動経過が
これによつて保証され、安全時間を要求する経費
の嵩むシーケンス制御の必要もなくなる。
加熱装置の後方のフイードテーブルから時間損
失なしに引渡しトングによつて管を取出すために
は特別の処置が講じられねばならない。本発明の
実施態様では引渡しトングの旋回レバーは、複式
揺動体型四辺形リンク機構のリンクを形成し、引
渡しトングは前記リンクの延長部に配置されかつ
駆動揺れ腕がアングルレバーとして構成されてお
り、該アングルレバーの第2のアームが、被駆動
クランクを有するクランク式揺動体型四辺形リン
ク機構の揺動体を形成している。これによつて引
渡しトングの運動のための連結曲線が得られ、こ
の連結曲線は管フイードテーブルの範囲では該テ
ーブル面に平行に延びているので、管フイードテ
ーブル上への管おろし及び引渡しトングの始動
を、特に正確な時間的調和なしに、あるいは安全
時間なしに行うことが可能である。
次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
第1図に示した通り、装入装置は、同一構成の
2つの搬送トング機構1と、同一構成の2つの引
渡しトング機構2と、同一構成の3つの保持トン
グ機構3から成つている。装入装置は1つのモー
タ4によつて駆動されており、該モータは、無段
変速装置5を介してステツプ伝動装置6を駆動す
る。該ステツプ伝動装置6と組合された第1の動
力分岐用伝動装置7はカルダン軸8を介して第2
の動力分岐用伝動装置9を駆動する。第1の動力
分岐用伝動装置7から分岐した2つの出力部はカ
ルダン軸10と11を介して、各搬送トング機構
1を駆動するための運動伝動装置12を夫々駆動
する。ベースフレーム13は前記構成部分を1つ
のユニツトに纒めている。
第2a図〜第2g図には装入装置の装入工程が
作業ステツプの順序で示されている。符号15は
操作される管であり、しかも符号151,152
153及び154は互に続く管つまり第1、第2、
第3及び第4の管を示し、これらの管が順次に占
めていく種々異なつた位置が符号α,β,γ,δ
及びεで示されている。管長にわたつて配置され
た少なくとも2組の搬送トングは上中下の3段に
配置されており、その1組の搬送トングつまり上
位搬送トングが符号16o、中位搬送トングが符
号16m、下位搬送トングが符号16uで示され
ている。符号17は、管長にわたつて配置された
少なくとも2つの引渡しトングのうちの1つを、
また符号18oと18uは保持トング対を示す。
ダイブロツク19/20はダイス19とクランプ
ジヨー20から成る。第2a図では符号151αは
第1の管151が位置αを占めていることを示し、
この位置は、管が加熱装置を進出したのちにフイ
ードテーブルに管が載つた位置である。引渡しト
ング17は管151を掴んで位置βへもたらす。
これと同時に搬送トング16o,16m及び16
uはその運動経路の第1半部B1/2に沿つて高
位置へ移動し、この高位置は、第2b図から判る
ように、搬送トング16oが管位置151βに整合
する位置である。引渡しトング17並びに搬送ト
ング16oは短時間この位置βに止まり、引渡し
トング17が開く一方、これと同時に搬送トング
16oは閉じる。搬送トング16は、上位搬送ト
ング16oによつて掴まれた管151と共に、そ
の運動経路の第2半部B2/2に沿つて低位置へ
移動する。この低位置は、搬送トング16oが上
位保持トング18o及びダイブロツク19/20
の上部ダイスと整合する位置である。この場合、
垂直割り式のダイブロツクは開いた位置にあるの
で、管151はダイブロツクの両半割部間のギヤ
ツプ内で移動することができる。搬送トング16
の下降と同時に上位搬送トング16oはダイブロ
ツク19/20へ向つて移動するので、管151
の端部は、該端部をすえ込むのに必要な寸法だけ
上部ダイス内へ進入する。その間に引渡しトング
17は出発位置へ戻り旋回する。この位置に搬送
トングはやはり短時間止まるが、その間に保持ト
ング18及びダイブロツク19/20の両半割部
は閉じ、これと同時に搬送トング16は開かれ、
その際管151は第2c図に示した位置γを占め
る。ダイブロツク19/20内で最初のすえ込み
操作が行われるあいだ(その際管151はダイブ
ロツク19/20のクランプジヨー20間に締込
まれて保持トング18によつて支持されている)
搬送トング16は再びその運動経路の第1半部B
1/2に沿つて高位置へ移動し、その際上位搬送
トング16oはダイブロツク19/20から再び
次の管152を受取る位置へ離隔する。この次の
管152は同時に引渡しトング17によつて位置
αから位置βへ旋回される。搬送トング16及び
引渡しトング17は前記位置βにやはり短時間止
まり、搬送トング16は閉じかつ引渡しトング1
7並びに保持トング18は開かれる。第2d図に
示すように今やダイブロツク19/20は開か
れ、引渡トング17は出発位置へ戻り旋回しかつ
搬送トング16はその運動経路の第2半部B2/
2に沿つて低位置へ移動し、その際搬送トング1
6mは管151を位置γに相当する上部ダイスか
ら位置δに相当する下部ダイス内にもたらし、ま
た搬送トング16oは管152を軸方向に移動さ
せつつ、これと同時に位置γに相当する上部ダイ
ス内へもたらす。次いで第2e図に示したように
ダイブロツク19/20が閉じられる。管151
と152はダイブロツク19/20のクランプジ
ヨー20によつて締込まれかつ下部ダイス内で管
151には仕上すえ込みが、また上部ダイス内で
は管152に粗すえ込みが施される。これと同時
に引渡しトング17は3番目の管153を位置α
から位置βへ旋回させ、搬送トング16は運動経
路の第1半部B1/2に沿つて高位置へ移動し、
この位置に短時間止まり、その間に搬送トング1
6が閉じられる一方、引渡しトング17及び保持
トング18は開かれる。次いで、第2f図に示す
ようにダイブロツク19/20が開かれ、搬送ト
ング16がその運動経路の第2半部B2/2に沿
つて改めて低位置へ移動しかつ引渡しトング17
は管位置αに相当する出発位置へ戻り旋回する。
その際に管153は位置βから位置γに相当する
上部ダイス内へ、管152は上部ダイスから位置
δに相当する下部ダイス内へ、また管151は、
下位搬送トング16uが軸方向へ同時に移動しつ
つ下部ダイスから位置εへもたらされる。第2g
図に示したようにダイブロツク19/20を再び
閉じたのち管153には上部ダイス内で粗すえ込
みが、また管152には下部ダイス内で仕上すえ
込みが施される。保持トング18は閉じられてお
り、引渡しトング17は新たな(つまり4番目
の)管154を位置αから位置βへもたらし、搬
送トング16は開かれて運動経路の第1半部B
1/2に沿つて再び高位置へ移動する。仕上すえ
込み済みの管151は解放されて(図示は省いた
が)搬出される。管の寸法及び(又は)肉厚が2
本の管に一緒に粗すえ込みと仕上すえ込みを施し
えないほど大である場合には、作業プロセスは、
搬送トング16の1つおきの全運動サイクル毎に
だけ引渡しトング17が新たな管を搬送し、従つ
て管がその都度1つおきの管位置しか占めないよ
うに制御される。この制御を最も単純な形式で行
えるようにするためには、1つおきのサイクル毎
に、位置αへの管の進入を阻止しかつ加熱装置の
作業サイクルをそれ相応に低下させればよい。
装入装置の構成の詳細は第3図乃至第13図に
示す通りである。
第1図に示したようにモータ4により無段変速
装置5を介してステツプ伝動装置6が駆動される
が、この場合装入装置の作業サイクルは無段変速
装置5によつて管端部用加熱装置及びすえ込みプ
レスの作業サイクルに適合される。装入装置の主
構成部分は2つの搬送トング機構1であり、その
1つが第3図及び第4図に拡大して示されてい
る。動力分岐用伝動装置7の分岐軸21からカル
ダン軸10を介して搬送トング機構1の運動伝動
装置12は駆動されている。運動伝動装置12で
は、軸23に装着された中間歯車が2つの歯車2
4を駆動する。両歯車24の各々は、該歯車内で
補助クランクとして回転可能に偏心支承された軸
25(第8図)と相俟つて1つの主クランクを形
成している。前記軸25はピニオン26を有し、
該ピニオンは、ケーシング22内で固定配置され
た内歯環27に噛合つて転動する。内歯環27の
歯数はピニオン26の歯数の4倍であるので、歯
車24が1回転する毎に軸25は4回転する。軸
25は両端に偏心ピン28,29を有し、該偏心
ピンの偏心距離は、歯車24の回転時に偏心ピン
28,29の中心が、第9図に示すような運動経
路Bを描くように設計されている。この偏心距離
は、軸25の回転円の四分円セグメントにおける
円弧高さの約1/2に等しいので、前記運動経路B
は、角隅をやや丸めた正方形に相当する。両偏心
ピン28,29には昇降ビーム30が取付けられ
ており、該昇降ビームは搬送トング16を支持
し、かつ、操作すべき管15の縦軸線に対して直
角に前記運動経路Bに沿つて搬送トングを移動さ
せる。
第2a図乃至第2g図について説明した作業形
式から判るように運動経路Bは2つの半部つまり
第1半部B1/2と第2半部B2/2に分けられ
ており、かつ両半部間で搬送トングの運動は、各
位置α,β,γ,δ,εでトング及び管の停止中
に該トングを開閉させうるようにするために、短
時間だけ中断される。この運動中断は、モータ4
と動力分岐用伝動装置7,9との間に介在してい
るステツプ伝動装置6によつて生ぜしめられる。
第5図乃至第7図に示した該ステツプ伝動装置6
の駆動は、すでに述べたようにモータ4により無
段変速装置5を介して行われるが、該無段変速装
置の出力部はVベルト31とVベルト車32とを
介してステツプ伝動装置6の入力軸33を駆動す
る。入力軸33に装着されたピニオン34は、ト
ラニオン36上に主クランクとして回転可能に支
承された歯車35に噛合つている。前記トラニオ
ン36はケーシング37に回転不能に定着されて
おり、かつ、該トラニオンに相対回動不能に装着
された固定歯環38を有している。歯車35内で
はクランク軸39が補助クランクとして回転可能
に偏心支承されており、該クランク軸は、このク
ランク軸上に装着されていて前記固定歯環38に
噛合つて転動するピニオン40と共に回転する。
該ピニオン40の歯数は固定歯環38の歯数の1/
2であるので、クランク軸39は歯車35の1回
転当り2回転する。クランク軸39は、歯車35
における偏心距離の約1/3に相当する偏心距離で
クランクピン41を保持し、かつ、該クランクピ
ンに取付けられたローラで以て、クランクガイド
レバー42の溝に係合しており、該クランクガイ
ドレバー42は、トラニオン36に共軸に支承さ
れた軸43上に装着されているので、出力軸43
はその出力歯車44と共に間欠的に回転する。歯
車35の回転に関連してその都度生じるクランク
ピン41の位置が第6図に示されており、また、
前記の関係においてステツプ伝動装置6の入力部
のピニオン34に噛合う歯車35と出力軸43と
の間で生じる回転数比n1/n2が第7図に示され
ている。図面から判るようにステツプ伝動装置6
は、その出力歯車44の1回転中にその都度半回
転毎に、回転総時間の約1/10に相当する停止を挿
入する。
動力分岐用伝動装置7によつて分岐軸21と同
じ回転数でクランク軸45(第3図)が駆動され
ており、該クランク軸は連接棒46を介して、支
点48で旋回支承された揺動セクタ47を動か
す。該揺動セクタ47は円弧状に歯列49を有
し、かつ、該歯列49に噛合うピニオン50を可
逆的に回転する。該ピニオン50を装着した軸5
1自体はカルダン軸52を介してキヤプスタンド
ラム53を回転させ、該キヤプスタンドラムは、
張りローラ54を介してガイドされるエンドレス
ロープを動かす。キヤプスタンドラム53の軸支
部55及び前記張りローラ54を支持するヨーク
56はブリツジ57によつて結合されており、該
ブリツジは昇降ビーム30の構成部分である。こ
のブリツジ57は3つの搬送トング16の中位搬
送トング16mを支持すると共に、上位搬送トン
グ16oを保持する上部スライダ60用の滑りガ
イド58と、下位搬送トング16uを支持する下
部スライダ61用の滑りガイド59とを有してい
る。要するに昇降ビーム30とブリツジ57は搬
送トング16の支持体を構成している訳である。
上部スライダ60はキヤプスタンドラム53と
張りローラ54との間のロープ上側区分に、また
下部スライダ61はロープ下側区分に固定されて
おり、かつ両スライダ60と61は上下ロープ区
分によつて均等に逆方向に移動され、しかも上位
搬送トング16oは、ダイブロツク19/20の
上部ダイスの中点に向つて管15を降下させる際
に該管15をダイブロツク19/20内へ軸方向
に進入させ、また下位搬送トング16uは、ダイ
ブロツク19/20の下部ダイスの中点から管1
5を降下させる際に該管15をやはり軸方向にダ
イブロツク19/20から離隔させる。クランク
軸45における半径の有効長さ及び連接棒46の
長さを調節することによつてダイブロツク19/
20内における管15の終端位置及び管15の軸
方向シフト距離を変化させることが可能である。
第1の動力分岐用伝動装置7によるのと同じよ
うに第2の動力分岐用伝動装置9によつて、第2
の搬送トング機構1を駆動するための動力分岐は
行われる。
第1の動力分岐用伝動装置7及び第2の動力分
岐用伝動装置9の別の分岐部は、分岐軸21及び
クランク軸45と同じ回転数で駆動されるクラン
ク軸62であり、該クランク軸は連結棒63を介
して、2つのアーム64,65から成るアングル
レバーを動かす。アングルレバー64/65はピ
ン66上に支承されており、該ピンはステツプ伝
動装置6及び動力分岐用伝動装置7のケーシング
67にフランジ締結されている。ピン66とクラ
ンク軸62の支承部は、クランク軸62、連結棒
63及びガイド揺れ腕としてのアングルレバーア
ーム64とから成る四辺形リンク機構のための
(ここでは架台として役立つ)ケーシング67に
おける定置ヒンジを形成している。揺動運動を行
うアングルレバーアーム65は、別の四辺形リン
ク機構における駆動揺れ腕であり、該四辺形リン
ク機構は、ケーシング67に設けたブラケツト6
8によつて支持されたピン69とピン66を定置
ヒンジとして有するほかに、ガイド揺れ腕70と
リンク71をも有し、しかもリンク71の延長部
72は、第1の引渡しトング機構2の引渡しトン
グ17を支持している。同様に第2の引渡しトン
グ機構2の引渡しトング17も第2の動力分岐用
伝動装置9の相応の分岐部を介して動かされる。
引渡しトング機構2の四辺形リンク機構は、リン
ク延長部72に設けた引渡しトング17が移動時
に描く連結軌道カーブ73が直線状に終る区分を
有するように構成されており、該直線部分では引
渡しトング17がフイードテーブル74上に載つ
ている管に向つてゆつくりと半径方向に移動する
のである。第12図の連結軌道カーブ73に記し
た点間隔は、同一単位時間に進む距離を表わして
いる。これにより、特別の処置を講ずることなし
に、例えば安全時間を設定することなしにフイー
ドテーブル74から引渡しトング17によつて管
15を申し分なく引渡すことが保証される。フイ
ードテーブル74は、第11図に示したように、
引渡しトング17の作用範囲へ管15が進入する
のを阻止するために、リフタ76によりヒンジ7
5を中心として旋回できるようにしてもよい。ま
たクランク軸62と動力分岐用伝動装置7,9の
駆動部との間に断ち接ぎ可能なクラツチを設け
て、引渡しトング17をその都度1回転毎に静止
させるようにすることも可能である。管進入の阻
止又は引渡しトング17の静止をトラブル発生時
を考慮して、あるいは搬送トングの1つおきの運
動サイクル毎に(一方のダイブロツクの2つのダ
イスにただ1本の管を装入しようとする場合)行
わせるようにしてもよい。フイードテーブル74
上で管15の位置を正確にするために調節可能な
ストツパ77が設けられている。
第13図には伝動装置群並びにその協働関係が
全体的に示されているが、これは以上の説明から
明らかである。
すえ込みプレスは実際に大抵は上下2つのダイ
スを有するダイブロツクを装備しかつ本発明はこ
のようなすえ込みプレスとの関連において説明さ
れているが、しかしながら本発明は図示の実施例
にのみ限定されるものではなく、等間隔をおいて
上下に位置する3つ以上のダイスを有するダイブ
ロツクについても同様に適用できるのは勿論であ
る。このような場合搬送トング機構は、1つの中
位搬送トング16mをではなくて、2つ以上の適
当な数(上下に重なつて位置するダイスの数nか
ら1を差引いた数)の中位搬送トング、しかも等
しい垂直なダイス間隔をおいて上下に配置された
中位搬送トング16m1〜16mn-1を有していて
もよく、また適当な数の定置の保持トングを配置
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は装入装置の全体正面図、第2a図、第
2b図、第2c図、第2d図、第2e図、第2f
図及び第2g図は1本の管の装入工程を作業ステ
ツプ順に略示した正面図と側面図、第3図は第1
図の一部分の拡大正面図、第4図は第3図に示し
た矢印の方向で見た側面図、第5図はステツプ
伝動装置の構成断面図、第6図はステツプ伝動装
置の運動原理図、第7図はステツプ伝動装置によ
つて生じる回転数比を示す図、第8図は管軸線に
対して直角な向きの主運動を生ぜしめる伝動装置
の構成断面図、第9図は同伝動装置の運動原理
図、第10図及び第11図は引渡しトングの2つ
の稼働位置を第3図の−線で表わした平面か
ら見た側面図、第12図は引渡しトングの運動曲
線を連結して示した曲線図、第13図は伝動装置
群の全体的な略示斜視図である。 1……搬送トング機構、2……引渡しトング機
構、3……保持トング機構、4……モータ、5…
…無段変速装置、6……ステツプ伝動装置、7…
…第1の動力分岐用伝動装置、8……カルダン
軸、9……第2の動力分岐用伝動装置、10,1
1……カルダン軸、12……運動伝動装置、13
……ベースフレーム、15,151,152,15
,154……管、α,β,γ,δ,ε……管の位
置、16o,16m,16u……上位、中位、下
位の搬送トング、17……引渡しトング、18
o,18u……保持トング対、B1/2……運動
経路第1半部、B2/2……運動経路第2半部、
19……ダイス、20……クランプジヨー、1
9/20……ダイブロツク、21……分岐軸、2
2……ケーシング、23……軸、24……主クラ
ンクとしての歯車、25……補助クランクとして
の軸、26……ピニオン、27……内歯環、2
8,29……偏心ピン、B……運動経路、30…
…昇降ビーム、31……Vベルト、32……Vベ
ルト車、33……入力軸、34……ピニオン、3
5……歯車、36……トラニオン、37……ケー
シング、38……固定歯環、39……クランク
軸、40……ピニオン、41……クランクピン、
42……クランクガイドレバー、43……出力
軸、44……出力歯車、45……クランク軸、4
6……連接棒、47……揺動セクタ、48……支
点、49……歯列、50……ピニオン、51……
軸、52……カルダン軸、53……キヤプスタン
ドラム、54……張りローラ、55……軸支部、
56……ヨーク、57……ブリツジ、58,59
……滑りガイド、60……上部スライダ、61…
…下部スライダ、62……クランク軸、63……
連結棒、64,65……アングルレバーアーム、
66……ピン、67……ケーシング、68……ブ
ラケツト、69……ピン、70……ガイド揺れ
腕、71……リンク、72……リンク延長部、7
3……連結軌道カーブ、74……フイードテーブ
ル、75……ヒンジ、76……リフタ、77……
ストツパ、n……ダイス数。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管をクランプするための前部ジヨー対と、上
    下にオーバーラツプして位置していて2本の管を
    同時にすえ込むn(n≧2)個のダイスを有する
    後部ジヨー対とから成る垂直割り式ダイブロツク
    を備えたすえ込みプレスで管を操作するために管
    横送り範囲に配置された装入装置であつて、しか
    も操作すべき管を受取つて前記ダイブロツク範囲
    に対して管を管軸方向に進入・進出させることが
    できかつ管軸に対して直角な垂直方向で管をダイ
    ス内へ移動させる機構を備えている形式のものに
    おいて、管15を受取る機構として、昇降ビーム
    30とブリツジ57とから成る少なくとも2つの
    支持体が設けられており、各支持体には搬送トン
    グ16がn+1個ずつ、ダイス相互の垂直間隔を
    おいて1つの垂直平面内で上下に配置されており
    かつ前記管軸に対して直角な垂直方向では前記支
    持体と同時にかつ閉じた搬送トング循環運動経路
    Bに沿つて同一方向に可動であり、しかも前記搬
    送トング循環運動経路Bの最高点と最低点がダイ
    ブロツク19,20におけるダイスの相互間隔に
    相当する間隔をおいて上下に位置し、前記各支持
    体の運動駆動装置が前記搬送トング循環運動経路
    Bの最高点及び最低点に搬送トングを到達させる
    毎に、搬送トングの運動の流れを短時間中断し、
    前記n+1個の搬送トング16の最上位搬送トン
    グ16oの下方静止位置が、ダイブロツク19,
    20の上部ダイス内に締込まれる管15の軸方向
    管位置γに整合しており、かつ又、前記最上位搬
    送トング16oと最下位搬送トング16uとが、
    前記搬送トング循環運動経路Bにおける運動に重
    畳して、管軸方向に支持体に設けられたガイドに
    沿つて、ダイブロツク19,20の軸方向長さよ
    りも大きな運動距離だけ該ダイブロツク19,2
    0に接近する方向及び該ダイブロツクから離反す
    る方向に互いに逆向きに可動であり、しかも前記
    搬送トング16が、前記搬送トング循環運動経路
    Bの上向き部分B1/2においては開放位置に、
    また前記搬送トング循環運動経路Bの下向き部分
    B2/2においては閉鎖位置にあることを特徴と
    する、すえ込みプレスで管を操作するための装入
    装置。 2 搬送トング16の循環運動経路Bが四辺形状
    であり、しかも該搬送トング循環運動経路Bの垂
    直区分がダイブロツク19,20におけるダイス
    の垂直方向相互間隔に相当し、かつ又、前記搬送
    トング16の静止位置に相当する運動流れ中断点
    が、前記搬送トング循環運動経路Bの水平区分の
    中点に設けられている、特許請求の範囲第1項記
    載の装入装置。 3 搬送トング16が昇降ビーム30上に設けら
    れており、該昇降ビームが、歯車式クランク伝動
    装置24〜29として構成した2つの平行四辺形
    リンクの連結材を形成しており、前記歯車式クラ
    ンク伝動装置において、主クランク24内に支承
    された補助クランク25が歯車伝動装置26,2
    7を介して前記主クランク24に対比して4倍の
    回転数で回転しかつ前記補助クランク25の偏心
    ピン28,29の半径が主クランクの回転円にお
    ける1つの四分円セグメントの円弧高さのほぼ1/
    2である、特許請求の範囲第2項記載の装入装置。 4 搬送トング16の運動駆動装置が、変速装置
    5と前記運動駆動装置との間に挿入されたステツ
    プ伝動装置6を介して駆動される、特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項記載の装
    入装置。 5 ステツプ伝動装置6として、歯車式クランク
    伝動装置35〜41とクランクガイドレバー42
    との連結によつて形成されるサイクロイド歯車伝
    動装置が設けられており、しかも前記歯車式クラ
    ンク伝動装置の主クランク35内に支承された補
    助クランク39が歯車伝動装置38,40を介し
    て前記主クランク35に対比して2倍の回転数で
    回転し、前記補助クランク39の半径が主クラン
    ク35の半径の1/3でありかつ補助クランク39
    が、主クランク35に共軸支承されたクランクガ
    イドレバー42内に係合している、特許請求の範
    囲第4項記載の装入装置。 6 上位搬送トング16oが上部スライダ60
    に、また下位搬送トング16uが下部スライダ6
    1に設けられており、前記上部スライダ60が基
    準平面に対して垂直な方向で前記下部スライダ6
    1とは逆向きに昇降ビーム30上を可動でありか
    つ上部スライダと下部スライダがロープ又はチエ
    ーン伝動装置の逆向きに走行するロープ区分又は
    チエーン区分によつて、あるいは逆向きのラツク
    伝動装置によつて駆動され、かつ各ロープ伝動装
    置、各チエーン伝動装置又は各ラツク伝動装置
    が、ストロークを調節可能かつ反転点を調節可能
    なクランク伝動装置45によつて揺動セクタ47
    を介して駆動される、特許請求の範囲第1項から
    第5項までのいずれか1項記載の装入装置。 7 管をクランプするための前部ジヨー対と、上
    下にオーバラツプして位置していて2本の管を同
    時にすえ込むn(n≧2)個のダイスを有する後
    部ジヨー対とから成る垂直割り式ダイブロツクを
    備えたすえ込みプレスで管を操作するために管横
    送り範囲に配置された装入装置であつて、しかも
    操作すべき管を受取つて前記ダイブロツク範囲に
    対して管を管軸方向に進入・進出させることがで
    きかつ管軸に対して直角な垂直方向で管をダイス
    内へ移動させる機構を備えている形式のものにお
    いて、管15を受取る機構として、昇降ビーム3
    0とブリツジ57とから成る少なくとも2つの支
    持体が設けられており、各支持体には搬送トング
    16がn+1個ずつ、ダイス相互の垂直間隔をお
    いて1つの垂直平面内で上下に配置されておりか
    つ前記管軸に対して直角な垂直方向では前記支持
    体と同時にかつ閉じた搬送トング循環運動経路B
    に沿つて同一方向に可動であり、しかも前記搬送
    トング循環運動経路Bの最高点と最低点がダイブ
    ロツク19,20におけるダイスの相互間隔に相
    当する間隔をおいて上下に位置し、前記各支持体
    の運動駆動装置が前記搬送トング循環運動経路B
    の最高点及び最低点に搬送トングを到達させる毎
    に、搬送トングの運動の流れを短時間中断し、前
    記n+1個の搬送トング16の最上位搬送トング
    16oの下方静止位置が、ダイブロツク19,2
    0の上部ダイス内に締込まれる管15の軸方向管
    位置γに整合しており、かつ又、前記最上位搬送
    トング16oと最下位搬送トング16uとが、前
    記搬送トング循環運動経路Bにおける運動に重畳
    して、管軸方向に支持体に設けられたガイドに沿
    つて、ダイブロツク19,20の軸方向長さより
    も大きな運動距離だけ該ダイブロツク19,20
    に接近する方向及び該ダイブロツクから離反する
    方向に互いに逆向きに可動であり、しかも前記搬
    送トング16が、前記搬送トング循環運動経路B
    の上向き部分B1/2においては開放位置に、ま
    た前記搬送トング循環運動経路Bの下向き部分B
    2/2においては閉鎖位置にあり、かつ循環運動
    経路Bに沿つて移動する搬送トング16o,16
    m,16uに対応して、旋回レバー70,71に
    配置した引渡しトング17が設けられており、該
    引渡しトングの一方の終端位置βが上方静止位置
    における最上位搬送トング16oに合致した軸方
    向管位置にあり、かつ、前記引渡しトングの旋回
    範囲が、すえ込みプレスとその側方に並置された
    管フイードテーブル74との距離範囲にわたつて
    いることを特徴とする、すえ込みプレスで管を操
    作するための装入装置。 8 引渡しトング17を旋回レバー70,71を
    介して駆動する運動駆動装置が搬送トング16の
    運動駆動装置と一緒に変速装置5からステツプ伝
    動装置6を介して駆動される、特許請求の範囲第
    7項記載の装入装置。 9 搬送トング16の主運動用の昇降ビーム駆動
    装置23〜29、最上位及び最下位の搬送トング
    16o,16uの横方向運動用のスライダ駆動装
    置45〜56並びに引渡しトング17用の旋回駆
    動装置62〜70に対して伝動比1:1の分岐部
    を有する動力分岐用伝動装置7,9がステツプ伝
    動装置6に後置されている、特許請求の範囲第7
    項又は第8項記載の装入装置。 10 引渡しトング17の旋回レバー70,71
    が複式揺動体型四辺形リンク機構のリンク71を
    形成し、引渡しトング17が前記リンクの延長部
    72に配置されかつ駆動揺れ腕65がアングルレ
    バーとして構成されており、該アングルレバーの
    第2のアーム64が、被駆動クランク62を有す
    るクランク式揺動体型四辺形リンク機構の揺動体
    を形成している、特許請求の範囲第7項から第9
    項までのいずれか1項記載の装入装置。 11 管をクランプするための前部ジヨー対と、
    上下にオーバーラツプして位置していて2本の管
    を同時にすえ込むn(n≧2)個のダイスを有す
    る後部ジヨー対とから成る垂直割り式ダイブロツ
    クを備えたすえ込みプレスで管を操作するために
    管横送り範囲に配置された装入装置であつて、し
    かも操作すべき管を受取つて前記ダイブロツク範
    囲に対して管を管軸方向に進入・進出させること
    ができかつ管軸に対して直角な垂直方向で管をダ
    イス内へ移動させる機構を備えている形式のもの
    において、管15を受取る機構として昇降ビーム
    30とブリツジ57とから成る少なくとも2つの
    支持体が設けられており、各支持体には搬送トン
    グ16がn+1個ずつ、ダイス相互の垂直間隔を
    おいて1つの垂直平面内で上下に配置されており
    かつ前記管軸に対して直角な垂直方向では前記支
    持体と同時にかつ閉じた搬送トング循環運動経路
    Bに沿つて同一方向に可動であり、しかも前記搬
    送トング循環運動経路Bの最高点と最低点がダイ
    ブロツク19,20におけるダイスの相互間隔に
    相当する間隔をおいて上下に位置し、前記各支持
    体の運動駆動装置が前記搬送トング循環運動経路
    Bの最高点及び最低点に搬送トングを到達させる
    毎に、搬送トングの運動の流れを短時間中断し、
    前記n+1個の搬送トング16の最上位搬送トン
    グ16oの下方静止位置が、ダイブロツク19,
    20の上部ダイス内に締込まれる管15の軸方向
    管位置γに整合しており、かつ又、前記最上位搬
    送トング16oと最下位搬送トング16uとが、
    前記搬送トング循環運動経路Bにおける運動に重
    畳して、管軸方向に支持体に設けられたガイドに
    沿つて、ダイブロツク19,20の軸方向長さよ
    りも大きな運動距離だけ該ダイブロツク19,2
    0に接近する方向及び該ダイブロツクから離反す
    る方向に互いに逆向きに可動であり、しかも前記
    搬送トング16が、前記搬送トング循環運動経路
    Bの上向き部分B1/2においては開放位置に、
    また前記搬送トング循環運動経路Bの下向き部分
    B2/2においては閉鎖位置にあり、かつ循環運
    動経路Bに沿つて移動する搬送トング16o,1
    6m,16uに対応して、しかも上位の搬送トン
    グ16o,16mの下方静止位置及び下位の搬送
    トング16m,16uの上方静止位置と同一平面
    に、定置のトング18o,18uが管の全長にわ
    たつて少なくとも2個配置されていることを特徴
    とする、すえ込みプレスで管を操作するための装
    入装置。
JP58206041A 1982-11-04 1983-11-04 すえ込みプレスで管を操作するための装入装置 Granted JPS59104236A (ja)

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