JPH0237767Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237767Y2 JPH0237767Y2 JP1983077335U JP7733583U JPH0237767Y2 JP H0237767 Y2 JPH0237767 Y2 JP H0237767Y2 JP 1983077335 U JP1983077335 U JP 1983077335U JP 7733583 U JP7733583 U JP 7733583U JP H0237767 Y2 JPH0237767 Y2 JP H0237767Y2
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- JP
- Japan
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- rail
- mast
- moving
- rails
- stacker crane
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は多数の物品を収納する物品載置棚
と、該物品載置棚に沿つて移動するスタツカーク
レーンとからなる自動倉庫に関する。
と、該物品載置棚に沿つて移動するスタツカーク
レーンとからなる自動倉庫に関する。
従来技術として、向い合つて設置して棚の夫々
の天井面にレールを設け、この両レール間にまた
がつてスタツカークレーンが走行するようにした
構成(例えば、実開昭47−9177号公報参照)、及
び一列の棚の前面上部に設けたレールに沿つてス
タツカークレーンが走行するようにした構成(例
えば、実公昭49−38860号公報参照)が知られて
いる。
の天井面にレールを設け、この両レール間にまた
がつてスタツカークレーンが走行するようにした
構成(例えば、実開昭47−9177号公報参照)、及
び一列の棚の前面上部に設けたレールに沿つてス
タツカークレーンが走行するようにした構成(例
えば、実公昭49−38860号公報参照)が知られて
いる。
上記の前者従来技術によれば、スタツカークレ
ーンが走行するためには常に相向い合つた一対の
棚が必要であり、設置できる場所もかなり広い箇
所に限定される問題があつた。例えば、工場内の
梁下等のデツドスペースを工場現場の物品の整理
整頓用として有効に使用することを目的として導
入する時等には不適当であつた。又、上記の後者
従来技術によれば、一列の棚だけでスタツカーク
レーンを支持するのでコンパクトな設備にできる
反面、棚前面に設けたレール取付部に荷重が偏つ
て作用するので小重量の荷した扱えず、しかも走
行時にスタツカークレーンが揺れて走行に支障を
来す問題があつた。スタツカークレーンの下端を
支持するレールを床面に設けることで上記荷重の
問題や揺れの問題を解決できるものの、この場合
には当該レールを敷設するための基礎工事が別途
必要になると言う新たな問題を生じる。
ーンが走行するためには常に相向い合つた一対の
棚が必要であり、設置できる場所もかなり広い箇
所に限定される問題があつた。例えば、工場内の
梁下等のデツドスペースを工場現場の物品の整理
整頓用として有効に使用することを目的として導
入する時等には不適当であつた。又、上記の後者
従来技術によれば、一列の棚だけでスタツカーク
レーンを支持するのでコンパクトな設備にできる
反面、棚前面に設けたレール取付部に荷重が偏つ
て作用するので小重量の荷した扱えず、しかも走
行時にスタツカークレーンが揺れて走行に支障を
来す問題があつた。スタツカークレーンの下端を
支持するレールを床面に設けることで上記荷重の
問題や揺れの問題を解決できるものの、この場合
には当該レールを敷設するための基礎工事が別途
必要になると言う新たな問題を生じる。
本考案は、以上に説明した従来技術の問題点を
解消するものであり、コンパクトな設備にでき、
スタツカークレーンの走行が円滑で、据付けに際
してもスタツカークレーン用としての基礎工事が
全く不用な自動倉庫の提供を目的とする。
解消するものであり、コンパクトな設備にでき、
スタツカークレーンの走行が円滑で、据付けに際
してもスタツカークレーン用としての基礎工事が
全く不用な自動倉庫の提供を目的とする。
目的達成のために、本考案は一列の物品載置棚
の天井面前側の支柱上端および該支柱の前面下縁
に沿つてレールを敷設し、スタツカークレーンを
上記天井面のレール上を走行する移動枠と該移動
枠から垂設された1本の移動マストと該移動マス
トに沿い昇降する昇降台とから構成し、上記移動
枠の縦中心線の下面に設置した車輪が上記天井面
のレール上を走行し、上記移動枠の下面に設置し
た一対のガイドローラが上記レールを側面から挟
持して転動するとともに、移動マストの下端は上
記支柱前面縁のレールに支承されていて、該移動
マストは断面略C字型をした中空柱であつて両側
面に昇降レールを突設しており、上記昇降台がガ
イドローラを該レールに両端から転接して支持し
たものである。
の天井面前側の支柱上端および該支柱の前面下縁
に沿つてレールを敷設し、スタツカークレーンを
上記天井面のレール上を走行する移動枠と該移動
枠から垂設された1本の移動マストと該移動マス
トに沿い昇降する昇降台とから構成し、上記移動
枠の縦中心線の下面に設置した車輪が上記天井面
のレール上を走行し、上記移動枠の下面に設置し
た一対のガイドローラが上記レールを側面から挟
持して転動するとともに、移動マストの下端は上
記支柱前面縁のレールに支承されていて、該移動
マストは断面略C字型をした中空柱であつて両側
面に昇降レールを突設しており、上記昇降台がガ
イドローラを該レールに両端から転接して支持し
たものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は、夫々小型自動倉庫を示し
た全体正面図と側面図であり、多数の物品収納区
画を有する物品載置棚1と該物品載置棚1の前面
に沿つて左右移動するスタツカークレーン2とか
らなつている。
た全体正面図と側面図であり、多数の物品収納区
画を有する物品載置棚1と該物品載置棚1の前面
に沿つて左右移動するスタツカークレーン2とか
らなつている。
まず物品載置棚1から説明すると、この物品載
置棚1は前面および後面に一定間隔で立設した多
数の支柱3と、両側面の支柱3間に固着した梁4
と天井面に貼付けた状態で固定した天井板5とで
もつて枠組みされており、各前後の支柱3に物品
載置用のアングル板6を掛け渡して該アングル板
6間に物品7を載置するようになつている。
置棚1は前面および後面に一定間隔で立設した多
数の支柱3と、両側面の支柱3間に固着した梁4
と天井面に貼付けた状態で固定した天井板5とで
もつて枠組みされており、各前後の支柱3に物品
載置用のアングル板6を掛け渡して該アングル板
6間に物品7を載置するようになつている。
すなわち、第3図に示したように、各支柱3は
断面C字状型鋼材からなり、側面には高さ方向一
定間隔に多数の引掛け窓8を形成して、該引掛け
窓8にフツク6a付きのアングル板6を引掛けて
取付けるようになつており、この例では上記引掛
け窓8は50mm間隔であけられて、アングル板6の
取付高さを変更すれば、各物品収納区画の位置お
よび開口高さを自由に変更しうるようになつてい
る。
断面C字状型鋼材からなり、側面には高さ方向一
定間隔に多数の引掛け窓8を形成して、該引掛け
窓8にフツク6a付きのアングル板6を引掛けて
取付けるようになつており、この例では上記引掛
け窓8は50mm間隔であけられて、アングル板6の
取付高さを変更すれば、各物品収納区画の位置お
よび開口高さを自由に変更しうるようになつてい
る。
そして、この物品載置棚1の天井面にはレール
9が敷設してあり、前面下縁には断面がL字状に
屈曲したレール板11を敷設してあつて、上記レ
ール9およびレール板11に次のようにしてスタ
ツカークレーン2を支承せしめてある。
9が敷設してあり、前面下縁には断面がL字状に
屈曲したレール板11を敷設してあつて、上記レ
ール9およびレール板11に次のようにしてスタ
ツカークレーン2を支承せしめてある。
すなわち、該スタツカークレーン2は上記天井
面のレール9上を移動する移動枠12と、該移動
枠12から垂設された移動マスト13と該移動マ
スト13に沿つて上下移動する物品出入れフオー
タ14を有した昇降台15からなつており、移動
マスト13下端は該移動マスト13に取付けた2
対の挟持ローラ16が上記レール板11を挟持転
接することにより支承されている。
面のレール9上を移動する移動枠12と、該移動
枠12から垂設された移動マスト13と該移動マ
スト13に沿つて上下移動する物品出入れフオー
タ14を有した昇降台15からなつており、移動
マスト13下端は該移動マスト13に取付けた2
対の挟持ローラ16が上記レール板11を挟持転
接することにより支承されている。
移動枠12は内部に設けた図示しない走行駆動
機構により車軸17が回転し、レール9上を走行
するようになつている。18はレール9側面を挟
持して転接する各1対のガイドローラであり、1
9は移動枠12への給電線および信号線をガイド
している屈撓自在なケーブルガイドである。
機構により車軸17が回転し、レール9上を走行
するようになつている。18はレール9側面を挟
持して転接する各1対のガイドローラであり、1
9は移動枠12への給電線および信号線をガイド
している屈撓自在なケーブルガイドである。
次に移動マスト13を説明すると、該移動マス
ト13は第4〜6図に示したように、前面に細長
い連通口21を形成し、両側面にレール22を突
設した型鋼材13aの組合わせからなる中空柱で
あつて、昇降台15がガイドローラ23を上記レ
ール22に転接して支持され、前記連通口21を
貫いて内部へ突出した連結板24が、マスト下端
に設けたスプロケツト25と前記移動枠12内の
スプロケツト26間に巻回した無端チエーン27
に連結されて、該無端チエーン27の走行により
昇降台15が昇降するようになつている。また、
該移動マスト13内には昇降台15への給電線お
よび信号線がケーブルガイド28にガイドされて
収納されている。
ト13は第4〜6図に示したように、前面に細長
い連通口21を形成し、両側面にレール22を突
設した型鋼材13aの組合わせからなる中空柱で
あつて、昇降台15がガイドローラ23を上記レ
ール22に転接して支持され、前記連通口21を
貫いて内部へ突出した連結板24が、マスト下端
に設けたスプロケツト25と前記移動枠12内の
スプロケツト26間に巻回した無端チエーン27
に連結されて、該無端チエーン27の走行により
昇降台15が昇降するようになつている。また、
該移動マスト13内には昇降台15への給電線お
よび信号線がケーブルガイド28にガイドされて
収納されている。
すなわち、該ケーブルガイド28は前記ケーブ
ルガイド19と同様に屈撓自在であつて、一端の
ターミナル28aはマスト13の略中央高さに固
定され、他端のターミナル28bは昇降台15か
ら連通口21を貫いてマスト13内に突出した前
記連結板24に固定されている。給電線および信
号線29は該ターミナル23bから連結板24内
を経て昇降台15内へ導入されている。(第6図) また、マスト13内にはほぼマスト全長に及ぶ
長尺のくし状しやへい板31を設けてあり、該し
やへい板31の歯部分31aを前記連結板24に
取付けた光電スイツチ32が検出して昇降台15
の位置を検知しうるようになつている。
ルガイド19と同様に屈撓自在であつて、一端の
ターミナル28aはマスト13の略中央高さに固
定され、他端のターミナル28bは昇降台15か
ら連通口21を貫いてマスト13内に突出した前
記連結板24に固定されている。給電線および信
号線29は該ターミナル23bから連結板24内
を経て昇降台15内へ導入されている。(第6図) また、マスト13内にはほぼマスト全長に及ぶ
長尺のくし状しやへい板31を設けてあり、該し
やへい板31の歯部分31aを前記連結板24に
取付けた光電スイツチ32が検出して昇降台15
の位置を検知しうるようになつている。
すなわち、この例のしやへい板31は第7図示
のように歯部分31aが、前記アングル板6の取
付位置調節間隔である50mmに合わせて、50mmピツ
チで形成されて、上下一対の光電スイツチ32が
共にしやへい板31を感知することにより、昇降
台15の昇降に伴いカウントアツプあるいはカウ
ントダウンするようになつており、図示しない制
御装置に、予め各物品載置区間の高さに相当する
カウント位置を設定しておけば、実際操作時に任
意の段を指定して昇降台15を当該指定段の物品
位置へ移動しうるようになつている。
のように歯部分31aが、前記アングル板6の取
付位置調節間隔である50mmに合わせて、50mmピツ
チで形成されて、上下一対の光電スイツチ32が
共にしやへい板31を感知することにより、昇降
台15の昇降に伴いカウントアツプあるいはカウ
ントダウンするようになつており、図示しない制
御装置に、予め各物品載置区間の高さに相当する
カウント位置を設定しておけば、実際操作時に任
意の段を指定して昇降台15を当該指定段の物品
位置へ移動しうるようになつている。
この実施例の小型自動倉庫は以上のようになつ
ていて、車輪17を回転走行させて移動枠12を
移動し、昇降台15とマスト13を物品載置棚1
前面で左右に移動させることができ、移動枠12
内の図示しない駆動装置によつて前記無端チエー
ン27を走行させることによつて昇降台15を自
在に昇降させることができるが、昇降台15に物
品が載つた際の移動マスト13にかかる第2図イ
方向の荷重は載置棚1基端の前記レール11によ
つて受けられて、移動枠12には何ら影響せず、
また鉛直方向下向きの荷重も前面の支柱3上端に
沿つたレール9によつて確実に支承されて、移動
枠12は円滑にレール9上を走行する。
ていて、車輪17を回転走行させて移動枠12を
移動し、昇降台15とマスト13を物品載置棚1
前面で左右に移動させることができ、移動枠12
内の図示しない駆動装置によつて前記無端チエー
ン27を走行させることによつて昇降台15を自
在に昇降させることができるが、昇降台15に物
品が載つた際の移動マスト13にかかる第2図イ
方向の荷重は載置棚1基端の前記レール11によ
つて受けられて、移動枠12には何ら影響せず、
また鉛直方向下向きの荷重も前面の支柱3上端に
沿つたレール9によつて確実に支承されて、移動
枠12は円滑にレール9上を走行する。
なお、上記実施例では載置棚前面下縁のレール
板11を断面L字状になして、移動マスト13下
端の挟持ローラ16で該レール板11を挟むこと
により支承せしめたので、移動マスト13は第2
図イ方向の荷重のみならずイ反対方向の荷重モー
メントも該レール板11に受けられ、移動枠12
を略中心とした揺動を確実に止められ、それだけ
左右移動時の円滑な動きとフオーク14による物
品出入れ時の安定性を保障されているが、該移動
マスト13にかかる荷重モーメントはほとんど第
2図イ方向のみであるので、載置棚前面下縁のレ
ールは単に棚前面に貼着した帯板とし、移動マス
ト13下端のローラは該帯板に転接する単なる遊
転ローラとして、第2図イ方向の荷重モーメント
のみを該帯板レールで支承せしめるようにしても
よい。
板11を断面L字状になして、移動マスト13下
端の挟持ローラ16で該レール板11を挟むこと
により支承せしめたので、移動マスト13は第2
図イ方向の荷重のみならずイ反対方向の荷重モー
メントも該レール板11に受けられ、移動枠12
を略中心とした揺動を確実に止められ、それだけ
左右移動時の円滑な動きとフオーク14による物
品出入れ時の安定性を保障されているが、該移動
マスト13にかかる荷重モーメントはほとんど第
2図イ方向のみであるので、載置棚前面下縁のレ
ールは単に棚前面に貼着した帯板とし、移動マス
ト13下端のローラは該帯板に転接する単なる遊
転ローラとして、第2図イ方向の荷重モーメント
のみを該帯板レールで支承せしめるようにしても
よい。
以上の説明から明らかなように、本考案の特徴
構成によれば次の作用効果が得られる。
構成によれば次の作用効果が得られる。
(イ) 本考案の自動倉庫は、スタツカークレーンの
全体を物品載置棚で支持する構造となつている
ため、据付に際して物品載置棚のみの床面への
基礎工事行えばよく、従来のようにスタツカー
クレーン用の基礎工事を全く必要としない。す
なわち、一列の物品載置棚が設置できるスペー
スがあれば、そのスペースに該棚を設置し、ス
タツカークレーンを該棚に備え付けるだけで自
動倉庫の据付けは全て完了する。
全体を物品載置棚で支持する構造となつている
ため、据付に際して物品載置棚のみの床面への
基礎工事行えばよく、従来のようにスタツカー
クレーン用の基礎工事を全く必要としない。す
なわち、一列の物品載置棚が設置できるスペー
スがあれば、そのスペースに該棚を設置し、ス
タツカークレーンを該棚に備え付けるだけで自
動倉庫の据付けは全て完了する。
(ロ) 一列の物品載置棚でスタツカークレーンの全
体を支持するので、向い合う一対の棚を必要と
した従来技術に比べて省スペースになつてお
り、工場の柱間や梁下などにも設置可能で、デ
ツドスペースを有効に利用できる。
体を支持するので、向い合う一対の棚を必要と
した従来技術に比べて省スペースになつてお
り、工場の柱間や梁下などにも設置可能で、デ
ツドスペースを有効に利用できる。
(ハ) 本考案におけるスタツカークレーンの荷重
は、一列の物品載置棚の天井面前側の支柱上端
に鉛直方向で作用するので、載置棚の前面に設
けたレールで荷重を支持していた従来のように
偏荷重とならず、頑丈な支持構成が得られる。
は、一列の物品載置棚の天井面前側の支柱上端
に鉛直方向で作用するので、載置棚の前面に設
けたレールで荷重を支持していた従来のように
偏荷重とならず、頑丈な支持構成が得られる。
(ニ) 特に、スタツカークレーン走行用の上下2本
のレールが1本の支柱の上端と前面下縁に固定
されているので、スタツカークレーンのマスト
を物品載置棚の方向に移動付勢するモーメント
が発生する。本考案はこの押し付け力により制
振作用が得られ、上部のレールを側面から挟持
するガイドローラとの協働によつて安定した円
滑な走行が行なえる。
のレールが1本の支柱の上端と前面下縁に固定
されているので、スタツカークレーンのマスト
を物品載置棚の方向に移動付勢するモーメント
が発生する。本考案はこの押し付け力により制
振作用が得られ、上部のレールを側面から挟持
するガイドローラとの協働によつて安定した円
滑な走行が行なえる。
(ホ) しかも、一方ではマスト側面にレールを突設
し昇降台のガイドローラを該レールに両側から
転接して支持して1本のマストでも充分に昇降
台を安定して支持できるようにすると共に該マ
ストを中空柱とすることによりスタツカークレ
ーンの垂下部分を軽量化し、他方では移動枠の
縦中心線の下面に車輪が設置されているので、
荷重を含めたスタツカークレーンの重量が棚側
へ偏ることなく無理なく伝えられる構造とした
ので片持ち式のスタツカークレーンの支持であ
つても安定した走行が可能となつた。
し昇降台のガイドローラを該レールに両側から
転接して支持して1本のマストでも充分に昇降
台を安定して支持できるようにすると共に該マ
ストを中空柱とすることによりスタツカークレ
ーンの垂下部分を軽量化し、他方では移動枠の
縦中心線の下面に車輪が設置されているので、
荷重を含めたスタツカークレーンの重量が棚側
へ偏ることなく無理なく伝えられる構造とした
ので片持ち式のスタツカークレーンの支持であ
つても安定した走行が可能となつた。
第1図は小型自動倉庫の正面図、第2図は同側
面図、第3図はアングル板と支柱の組付け構造を
示した斜視図、第4図はスタツカークレーンの一
部を省略した正面図、第5図は同側面図、第6図
は移動マストの横断面図、第7図は昇降台の停止
位置決め装置を示した側面図である。 1……物品載置棚、2……スタツカークレー
ン、3……支柱、9……レール、10……レール
板、12……移動枠、13……移動マスト、15
……昇降台、16……挟持ローラ、17……車
輪、22……昇降レール。
面図、第3図はアングル板と支柱の組付け構造を
示した斜視図、第4図はスタツカークレーンの一
部を省略した正面図、第5図は同側面図、第6図
は移動マストの横断面図、第7図は昇降台の停止
位置決め装置を示した側面図である。 1……物品載置棚、2……スタツカークレー
ン、3……支柱、9……レール、10……レール
板、12……移動枠、13……移動マスト、15
……昇降台、16……挟持ローラ、17……車
輪、22……昇降レール。
Claims (1)
- 多数の物品を収納する物品載置棚と、該物品載
置棚に沿つて移動するスタツカークレーンとから
なる自動倉庫であつて、一列の上記物品載置棚の
天井面前側の支柱上端および該支柱の前面下縁に
沿つてレールが敷設され、スタツカークレーンが
上記天井面のレール上を走行する移動枠と該移動
枠から垂設された1本の移動マストと該移動マス
トに沿い昇降する昇降台とからなり、上記移動枠
の縦中心線の下面に設置した車輪が上記天井面の
レール上を走行し、上記移動枠の下面に設置した
一対のガイドローラが上記レールを側面から挟持
して転動するとともに、移動マストの下端は上記
支柱前面下縁のレールに支承されていて、該移動
マストは断面略C字型をした中空柱であつて両側
面に昇降レールを突設しており、上記昇降台がガ
イドローラを該レールに両端から転接して支持さ
れていることを特徴とする自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7733583U JPS59190706U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7733583U JPS59190706U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 自動倉庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190706U JPS59190706U (ja) | 1984-12-18 |
JPH0237767Y2 true JPH0237767Y2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=30207366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7733583U Granted JPS59190706U (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190706U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531788B2 (ja) * | 1972-04-08 | 1978-01-21 | ||
JPS5811401A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-22 | Daifuku Co Ltd | 自動倉庫 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128781Y2 (ja) * | 1971-02-27 | 1976-07-20 | ||
JPS5538886Y2 (ja) * | 1976-06-25 | 1980-09-11 |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP7733583U patent/JPS59190706U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531788B2 (ja) * | 1972-04-08 | 1978-01-21 | ||
JPS5811401A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-22 | Daifuku Co Ltd | 自動倉庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190706U (ja) | 1984-12-18 |
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