JPH0611924Y2 - スタッカクレーンのメンテナンス用梯子 - Google Patents

スタッカクレーンのメンテナンス用梯子

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JPH0611924Y2
JPH0611924Y2 JP1988137202U JP13720288U JPH0611924Y2 JP H0611924 Y2 JPH0611924 Y2 JP H0611924Y2 JP 1988137202 U JP1988137202 U JP 1988137202U JP 13720288 U JP13720288 U JP 13720288U JP H0611924 Y2 JPH0611924 Y2 JP H0611924Y2
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JP
Japan
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ladder
landing
crane
stacker crane
maintenance
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JP1988137202U
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JPH0257803U (ja
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勝利 高垣
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動倉庫に付設されるスタッカクレーンのメン
テナンス用梯子に関する。
〔従来の技術〕
従来、スタッカクレーンのメンテナンス用の梯子として
制御盤の上方に踊り場を設け、必要のある時は作業員が
持ち運び可能の梯子を据え付ける事によって踊り場まで
登って、さらに踊り場からマストに沿って設けられた固
定梯子によって登るというものが知られている。ところ
が、上記タイプは作業員がクレーンの走行路上を梯子を
持って移動するために危険であり、時間と労力も費やさ
れていた。そこで、近頃踊り場から下方へクレーンの走
行方向に平行に梯子を垂設したものが知られるようにな
った。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、踊り場から下方へ固定梯子が垂設されたタイ
プにおいては、該固定梯子がクレーンの走行方向と平行
であるが故にその方向にある棚のメンテナンスをする場
合に作業の妨げになり、その結果作業も危険なものとな
っていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案はクレーン台車上の制
御盤上方に設けられた踊り場と、該踊り場の更に上方に
おいてマストに固定されている第1の梯子と、該第1の
梯子に固着されているガイドに沿って使用時には上記ク
レーン台車(9)位置に、不使用時には上記踊り場(31)
位置に移動自在な第2の梯子とからなるメンテナンス用
梯子を提供する。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて実施例を説明する。
第1図は本考案が適用されるスタッカクレーンが付設さ
れる自動倉庫(1)の概略側面図である。該自動倉庫
(1)は上下方向(矢印A)に沿って複数段で、かつ、
横方向(矢印B)に沿って複数連マトリクス状に構成さ
れている多数の棚(2)を有する棚集合体(3)の前面
に沿って移動自在なスタッカクレーン(4)からなるも
のである。
棚集合体(3)は床面(F)から多数立設されている支
柱(5)と、該支柱(5)のうち前後方向(第1図にお
いて紙面と直交する方向)に対となっている支柱(5)
間に渡した多数の物品支持部材(6)より構成されてい
て、すなわち、支柱(5)によって連方向に区分され、
物品支持部材(6)によって連方向に区分されているの
である。また、上記支柱(5)と物品支持部材(6)と
に囲まれた空間が物品(W)を収納する棚(2)を形成
している。棚集合体(3)の前面には上下一対のガイド
レール(7)(8)が設けられていて、該上下のガイド
レール(7)(8)に沿ってスタッカクレーン(4)が
走行自在に支承されている。
次に、スタッカクレーン(4)について説明する。
すなわち、スタッカクレーン(4)は上記下部ガイドレ
ール(8)に沿って移動するクレーン台車(9)と、上
部ガイドレール(7)に沿って移動する上部フレーム(1
0)と、該上部フレーム(10)とクレーン台車(9)間に立
設されているマスト(11)と、該マスト(11)に沿って上下
動自在な昇降台(12)とからなるものである。
クレーン台車(9)は走行駆動モータ(14)によって下部
ガイドレール(8)上を走行し、上部フレーム(10)は上
部ガイドレール(7)に沿って移動するものである。上
部フレーム(10)には上部ガイドレール(7)を両側から
挟持転動することで、横揺れ防止をなしているガイドロ
ーラ(15)が設けられている。
昇降台(12)は上部フレーム(10)に設けられているスプロ
ケット(16)を介して上記昇降台(12)と吊持連結されてい
るチェーン(17)を昇降駆動モータ(18)によって正逆回転
するドラム(19)に巻き上げ、巻きほどきされることで昇
降するようになっている。
クレーン台車(9)上には1方のマスト(11)に背中をつ
けた制御盤(20)が立設されている。
次にメンテナンス用の梯子について説明する。
該メンテナンス用の梯子(26)は例えば自動倉庫(1)の
棚(2)内において物品(W)が荷崩れたような時に人
員が登って作業する時に使用されるものである。梯子(2
6)は上方においてマスト(11)に沿って固着されている第
1の梯子(27)と、通常は上方にて待機していて使用時の
み下方へ降りてくる可動式の第2の梯子(28)とからなる
ものである。
第1の梯子(27)は上述のようにマスト(11)に沿って固着
されたものであって、マスト(11)の任意の高さ位置から
突設されている支持部材(29)に支持されている。また、
該支持部材(29)には第1の梯子(27)に沿って上下方向に
ガイドレール(30)が両側方に1対取着されている。第1
の梯子(27)の下端付近には踊り場(31)が形成されてい
る。該踊り場(31)が上記第1梯子(27)と後述する第2の
梯子(28)との連絡場所となっている。上記支持部材(29)
に取着されている案内体であるガイドレール(30)内を連
動するガイドローラ(32)が設けられていて、該ガイドロ
ーラ(32)を軸支している一対のアーム部材(33)に第2の
梯子(28)が固着されている。すなわち、第2の梯子(28)
全体が上記ガイドレール(30)に沿って上下動するもので
ある。上記踊り場(31)とクレーン台車(9)夫々上面任
意の位置には第2の梯子(28)下端部(34)が嵌入する孔を
有する部材(35)(36)を設け、第2の梯子(28)の固定を行
っている。第2の梯子(28)の移動は人手によって行われ
るが、その材質が例えばアルミの如き軽量のものからな
るとすると、上記移動作業も楽に行なえる。
以上のような構成から本実施例のメンテナンス用梯子(2
6)は通常は第2の梯子(28)下端部(34)が踊り場(31)上面
に固設されている嵌入部材(35)に嵌入していて、すなわ
ちクレーン台車(9)上には制御盤(20)のみしかない。
そして、スタッカクレーン(4)及び棚(2)上方にお
いて作業の必要がある場合は人員が踊り場(31)上面に固
設されている嵌入部材(35)に嵌入している第2の梯子(2
8)下端部(34)を嵌入部材(35)から引抜き、第2の梯子(2
8)全体を降ろし下端部(34)をクレーン台車(9)上面の
嵌入部材(36)に嵌入され固定される。人員は上記のよう
にして固定された第2の梯子(28)によって踊り場(31)ま
で昇り、必要に応じて第1の梯子(27)に昇って作業を行
う。該作業が終了し、第2の梯子(28)を降りると人員が
第2の梯子(28)を持ち上げ踊り場(31)上面の嵌入部材(3
5)に下端部(34)を嵌入させて再び固定して通常の作業に
戻る。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように本考案に従ったスタッカク
レーンのメンテナンス用梯子によれば、メンテナンス梯
子の不使用時には第2の梯子が踊り場位置に移動してい
る為、制御盤での操作やクレーン走行方向にある棚のメ
ンテナンス作業の妨げにならない。また、第2の梯子は
クレーンに常設されている為、メンテナンス梯子の使用
時には第2の梯子を踊り場位置からクレーン台車位置に
移動するだけでよく、従来のように人員が梯子を持って
移動するといった危険な作業を削除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスタッカクレーンの概略側面図、
第2図は同正面図、第3図はメンテナンス用梯子の要部
断面図である。 (1)……自動倉庫 (4)……スタッカクレーン (11)……マスト (26)……メンテナンス用梯子 (27)……第1の梯子 (28)……第2の梯子 (30)……案内体(ガイドレール)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動倉庫(1)に付設されているスタッカ
    クーン(4)のメンテナンス用の梯子(26)であって、 クレーン台車(9)上の制御盤(20)上方に設けられた踊
    り場(31)と、 該踊り場(31)の更に上方においてマスト(11)に固定され
    ている第1の梯子(27)と、 該第1の梯子(27)に固着されている案内体(30)に沿っ
    て、使用時には上記クレーン台車(9)位置に、不使用
    時には上記踊り場(31)位置に移動自在な第2の梯子(28)
    とから構成されることを特徴とするスタッカクレーン
    (4)のメンテナンス用梯子(26)。
JP1988137202U 1988-10-20 1988-10-20 スタッカクレーンのメンテナンス用梯子 Expired - Lifetime JPH0611924Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0257803U JPH0257803U (ja) 1990-04-25
JPH0611924Y2 true JPH0611924Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=31398414

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JP1988137202U Expired - Lifetime JPH0611924Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 スタッカクレーンのメンテナンス用梯子

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212289Y2 (ja) * 1973-06-07 1977-03-17
JPH01169510U (ja) * 1988-05-20 1989-11-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0257803U (ja) 1990-04-25

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