JPH0237573A - アフレコ位置補正回路 - Google Patents

アフレコ位置補正回路

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JPH0237573A
JPH0237573A JP18943688A JP18943688A JPH0237573A JP H0237573 A JPH0237573 A JP H0237573A JP 18943688 A JP18943688 A JP 18943688A JP 18943688 A JP18943688 A JP 18943688A JP H0237573 A JPH0237573 A JP H0237573A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
recording
offset value
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JP18943688A
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Inventor
Ryuji Shingyoji
竜二 真行寺
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転ヘッド型のデジタル・オーディオ・テー
プレコーダ(R−D A T)等おけるアフレコ位置補
正回路に関する。
[従来の技術と解決すべき課題] 従来、回転ヘッド型デジタル・オーディオ・テープレコ
ーダ(R−DAT)において、通常の記録時には、トラ
ック全てを記録するため、無条件に磁気ヘッドが磁気テ
ープに当たった時点から記録を行なっている。このため
ヘッドの位置を認識する信号として回転ドラムから検出
されるPG倍信号回転ドラムが1回転する毎に1パルス
出力される)の立上り又は立下りをとり、これを基準と
してAとBの2トラック分(360’)を記録する。従
って、PG(パルス発生器)の取付は位置やドラムのジ
ッター等、入力精度によるテープ上の記録パターンに微
妙なずれが生じることになる。
しかして、アフレコ(アフターレコーディング)は、−
度記録されたパターンの所定部分のデータ例えばサブコ
ードデータを新たに書き直す(オーバーライドする)も
ので、従来のアフレコの記録位置は通常録音と同じ<P
G倍信号基準信号としている。このため以前記録された
パターンの位置ずれと新たに記録する時のタイミングの
ずれが相乗されて誤差が大きくなったり、又PGの取付
は位置の誤差を吸収するめのモノマルチ調整の調整マー
ジンから生じる誤差等から、記録時と同じDATによる
アフレコでない場合、すなわち通常録音した時のDAT
とアフレコ時に使用したDATが違った場合、前述の誤
差からアフレコしようとする位置が既アフレコ位置と数
ブロックずれて既に記録されているATFパターンの位
置にアフレコが行なわれ、ATFパターンが破壊、消去
されてしまい、再生時にトラッキング調整ができなくな
るという欠点があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、アフレコ時
でも低記録信号のATFパターンの破壊、消去を確実に
防止でき、低記録信号位置と同じ位置に正しくアフレコ
することができるアフレコ位置補正回路を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、例え
ばアフレコ時にトラッキング調整用の隣接トラックサン
プリングパルス信号(SH2)から既記録位置を検出し
、PG基準のアフレコ位置とのずれ量を求め、そのずれ
量を記録位置発生回路に反映させ、アフレコ位置に既記
録位置に合わせるようにしたことを特徴とするものであ
る。
上記のように隣接トラックサンプリングパルスを基準と
して用いることにより、アフレコしようとする位tがP
G基準の位置からずれた場合であっても、そのずれ量を
補正して正しい位置にアフレコすることが可能となる。
[発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。先
ず、R−DATの概要について説明する。
第5図は磁気テープ1上に記録されるトラック状態を示
すもので、磁気テープ1には同図に示すように所定の傾
斜角(約6度)をもつ記録トラック2が2個の回転ヘッ
ド(図示せず)により交互に記録されていく。この記録
トラック2は第6図に示すように中央の部分に128ブ
ロック分のPCM音声記録領域、その両端にはそれぞれ
5ブロック分のパイロット信号記録領域(ATF)。
及び8プロ、ツク分のサブコード記憶領域(SUB−1
,5UB−2)が形成される。
上記パイロット信号記憶領域の詳細を第7図に示す。す
なわち、各記録トラック2には、トラッキング用パイロ
ット信号f1が2ブロック分、タイミング用パイロット
信号f2あるいはf3が1ブロック分あるいは0.5ブ
ロック分記録される。
このトラッキング用パイロット信号fl及びタイミング
用パイロット信号f2.f3は夫々異なる一定の周波数
信号であり、トラッキング用パイロット信号flは第7
図ように連続する3本のトラック間で、ヘッド走査方向
の直行方向からみたときに互いに重なり合わないように
記録される。また、タイミング用パイロット信号f2あ
るいはf3は、後続するトラックに記録されたトラッキ
ング用パイロット信号flの記録領域に対し、その中央
部から後端部にかけての対応位置に記録される。
このようなフォーマットで記録された磁気テープを再生
する際には、記録トラック2の幅よりも広い幅を有する
回転ヘッドにより各トラック上を走査し、記録信号を再
生する。従って、再生信号中には両隣接トラックに記録
されているトラッキング用パイロット信号flの再生信
号もクロストーク成分として含まれることになり、この
両隣接トラックからのトラッキング用パイロット信号f
1の出力レベルが等しくなるようにテープ移送量を制御
すれば、正確なトラッキングがとれることになる。
第8図は上記トラッキング用パイロット信号f1により
トラッキング制御を行なう回路を示したもので、回転ヘ
ッドHからの再生信号は再生アンプ11により増幅され
た後、バンドパスフィルタ12に与えられる。このバン
ドパスフィルタ12はパイロット信号f1の周波数成分
のみを通過させるもので、その出力はエンベロープ検出
回路13でエンベロープ成分が検出されたのち、サンプ
ルホールド回路14及び加算回路15に与えられる。一
方、再生アンプ11の出力は制御回路IBに与えられる
この制御回路16は再生信号中のタイミング用パイロッ
ト信号f2.f3を検出し、その検出時点でサンプリン
グ信号SHIを、検出時点から2ブロツク分の時間経過
後にサンプリング信号SH2を出力する。上記サンプリ
ング信号SHIはサンプルホールド回路14に、また、
サンプリング信号SH2はサンプルホールド回路17に
与えられる。
上記加算回路15は、サンプルホールド回路14の出力
とエンベロープ検出回路工3の出力のレベル差を検出す
るもので、その出力はサンプルホールド回路17に与え
られる。
今、第7図に示すトラックA2上を回転ヘッドHがトレ
ースしているとすると、回転ヘッドHの幅はトラック幅
より広いためにトラックA2の記録信号と共に隣接する
トラックBl、B2の記録信号も再生することになる。
しかして、回転ヘッドHがタイミング用パイロット信号
f3の記録領域をトレースし始めると、制御回路1Bは
その時点でサンプリング信号SHLを出力する。このと
き、隣接トラックB2のトラッキング用パイロット信号
flがクロストーク成分として再生されているため、サ
ンプルホールド回路14は隣接トラックB2のトラッキ
ング用パイロット信号flのレベルをサンプルホールド
することになる。そして、回転ヘッドHが隣接トラック
Blのトラッキング用パイロット信号f1をクロストー
ク成分として再生し始めると、制御回路1[1からサン
プリング信号SH2が出力され、サンプルホールド回路
17は加算回路]5の出力をサンプルホールドする。こ
のSH2出力時点では、エンベロープ検出回路13の出
力は隣接トラックBlのトラッキング用パイロット信号
f1の再生レベル値となっており、加算回路15はこの
隣接トラックBlの信号f1のレベル値とすでにサンプ
ルホールド回路14でホールドしている隣接トラッキン
グB2の信号flのレベル値との差を出力しており、こ
のレベル差がサンプルホールド回路17でサンプルホー
ルドされる。
従って、このサンプルホールド回路17の出力は、回転
ヘッドHのトラックずれに応じた値となり、この出力を
トラッキングの誤差信号として図示しないキャプスタン
サーボ回路に送り、上記レベル差が零となるようにテー
プ移送量を制御すれば、回転ヘッドHはトラック上を正
確にトレースするようになる。
ここで、タイミング用パイロット信号f2あるいはf3
の誤検出を防止するため、制御回路1Gはサンプリング
信号SHIを出力してからもf2あるいはf3の信頼性
を判定してしており、ノイズではなく本来のf2あるい
はf3を判定した上でサンプリング信号SHIより2ブ
ロツク分のタイムデイレイをもってサンプリング信号S
H2を出力する。
本実施例ではこのサンプリング信号SH2をアフレコ位
置補正の基準として用いるもので、以下その詳細につい
て説明する。第1図は回路構成を示すブロック図である
。同図において21は前述した制御回路1Bを含むタイ
ミング回路で、このタイミング回路21から再生SH2
立上りエツジ信号g。
PC立上りエツジ信号a、ブロッククロックパルスCが
出力される。このブロックパルスCは、36シンボルを
1ブロツクとする各ブロック毎に1パルス出力される。
また、22はブロックカウンタで、上記タイミング回路
21からのPC立上りエツジ信号aをリセット条件とし
、ブロッククロックパルスCをカウントするもので、そ
のカウント出力は補正範囲ウィンド発生回路23へ送ら
れる。
この補正範囲ウィンド発生回路23は、誤検出によって
現われる再生5)12信号にアフレコ補正回路が追従し
て誤った位置へアフレコするのを防止するために、PC
基準のSH2信号位置を中心として士数ブロックの範囲
内で検出される再生SH2信号を正しいものであると判
断してアフレコ補正回路が働くようにするもので、所定
の時間幅を有するウィンド信号eを出力する。この実施
例では、上記ウィンド信号eは補正範囲をPG基準のS
H2信号位置を中心として±5ブロックの時間幅に設定
している。上記補正範囲ウィンド発生回路23から出力
されるウィンド信号eは、上記タイミング回路21から
出力される再生SH2立上りエツジ信号gと共にアンド
回路24を介して計測ウィンド発生回路25のセット端
子に入力される。また、上記補正範囲ウィンド発生回路
23は、ウィンド信号eに対する立下りエツジ信号りを
発生し、上記計測ウィンド発生回路25のリセット端子
R3Tに入力する。この計測ウィンド発生回路25は、
PG基準のSH2信号位置と再生SH2信号位置とのず
れ量のオフセット値を求めるためのウィンド信号iを発
生する回路で、このウィンド信号iは上記タイミング回
路21から出力されるブロッククロツタパルス信号Cと
共にアンド回路26に入力され、その出力信号jがずれ
量オフセット値計測カウンタ27へ送られる。この計測
カウンタ27は、アンド回路2Bから入力されるクロッ
クパルスjによりカウントアツプ動作し、タイミング回
路21から与えられるPC立上りエツジ信号aにより1
フレーム毎にリセットされる。この場合、計測カウンタ
27のリセットは、システムクロックに同期して行なわ
れるようになっており、PG立上りエツジ信号aが与え
られた際、少し遅れてリセットされる。
上記計測カウンタ27は、カウント値を出力する出力ラ
イン27a及びカウント値が「0」の場合にのみL(ロ
ー)レベルとなる出力ライン27bを備えており、出力
ライン27aの出力信号を選択回路28の一方の入力端
子211aに出力し、出力ライン27bの出力信号をア
ンド回路29に出力する。また、このアンド回路29に
は、アフレコモード時にHレベルとなるゲート信号Eが
入力され、このアンド回路29の出力信号が選択回路2
8の制御端子28cに選択制御信号として与えられる。
上記選択回路28の他方の入力端子28bには、PG基
準用固定オフセット値発生回路30から固定オフセット
値が与えられる。この固定オフセット値は、再生SH2
信号位置がPG基準信号位置に一致している時の計測カ
ウンタ27のカウント値と同じ値例えば「6」に設定さ
れる。そして、上記選択回路28は、アンド回路29か
ら与えられる制御信号がHレベルの時は計測カウンタ2
7のカウント出力を選択し、Lレベルの時は固定オフセ
ット値発生回路30から与えられる固定オフセット値を
選択して、オフセット値ラッチ回路31へ出力する。こ
のオフセット値ラッチ回路31は、タイミング回路21
から出力され°るPG立上りエツジ信号aに同期して人
力データをラッチし、加算器32の一方の入力端子IN
aに入力する。また、この加算器32の他方の入力端子
INbには、ブロックカウンタ22のカウント値すが与
えられる。この加算器32の加算出力は、トラックフォ
ーマット作成用タイミングROM33に入力される。こ
のタイミングROM33には、トラックフォーマット作
成用タイミングデータがPGl&準オフセット値を考慮
して設定されている。上記タイミングROM33からは
、加算器32の出力信号に応じてトラックフォーマット
に対する記録タイミングデータが読出され、フレーム合
成回路34へ送られる。そして、このフレーム合成回路
34により、上記タイミングROM33から読出される
タイミングデータを基準として最終的な記録信号Fが作
成される。
次に上記実施例の動作を第2図のタイミングチャートを
参照して説明する。アフレコモード時において再生動作
が行なわれ、タイミング回路21から第2図に示すPC
立上りエツジ信号aが出力されると、この信号aにより
ブロックカウンタ22及び計測カウンタ27がリセット
される。その後、タイミング回路2Lから各ブロックに
対応するブロッククロツタパルス信号Cが出力され、こ
のパルス信号Cによりブロックカウンタ22が順次カウ
ントアツプされてそのカウント出力すが補正範囲ウィン
ド発生回路23へ送られる。この補正範囲ウィンド発生
回路23は、PG基準のSH2信号信号位置中心として
±5ブロックの時間幅を持つ補正範囲ウィンド信号eを
発生すると共に、このウィンド信号eの立下りエツジ信
号りを出力する。従って、上記補正範囲ウィンド信号e
が出力されている状態において、正しい再生SH2信号
f1が検出されてタイミング回路21から再生SH2立
上り信号g1が出力されると、この信号g1はアンド回
路24を介して計測ウィンド発生回路25へ送られる。
これにより計測ウィンド発生回路25がセットされ、計
測ウィンド信号11が出力される。一方、正しい再生S
H2信号fが検出されなかった場合、すなわち正しいA
FTシンク信号が検出されなかった場合は、アンド回路
24から計測ウィンド発生回路25へのセット信号が出
力されず、計測ウィンド信号iは出力されない。今、P
G基準SH2信号位置dと一致している再生SH2信号
fLが検出されたものとすると、上記のように再生SH
2立上りエツジ信号glに同期して計測ウィンド発生回
路25がセットされ、計測ウィンド信号!■が出力され
る。その後、補正範囲ウィンド発生回路23から出力さ
れる立下りエツジ信号りにより計測ウィンド発生回路2
5がリセットされ、計測ウィンド信号11が立下がる。
上記計測ウィンド発生回路25から計測ウィンド信号1
1が出力されている間、アンド回路2Bのゲートが開か
れ、タイミング回路21から出力されるブロッククロッ
クパルス信号Cがアンド回路26を介して計測パルスj
1としてずれ量オフセット値計測カウンタ27へ送られ
る。この計測カウンタ27は、タイミング回路21から
1フレーム毎に出力されるPG立上りエツジ信号aによ
りリセットされるので、上記アンド回路2Bを介して送
られてくるブロッククロックパルス信号Cにより初期値
「0」よりカウントアツプ動作を開始する。PG基準に
よるSH2信号位置dと再生SH2信号fの位置との間
にずれが発生していない場合であれば、上記計測ウィン
ド発生回路25からの計測ウィンド信号LLによりアン
ド回路26のゲートが開かれている間、このアンド回路
2Gを6発のブロッククロックパルス信号Cが通過し、
計測カウンタ27が「6」にカウントアツプされる。
また、計測カウンタ27は、そのカウント値が「0」以
外では出力ライン27bからHレベルの信号を出力し、
アンド回路29に入力する。このアンド回路29には、
アフレコモード時ではHレベルの信号Eが与えられてい
るので、上記計測カウンタ27からHレベルの信号が出
力されている間、アンド回路29の出力がHレベルとな
り、選択回路28を入力端子28a側に切換える。この
ため計測カウンタ27の計?iPJ値に1が選択回路2
8を介してオフセット値ラッチ回路31へ送られる。
また、PG基準によるSH2信号位置dと再生SH2信
号fの位置とのずれ量が±6ブロツク以上あった場合は
、計測ウィンド発生回路25がセットされず、計測ウィ
ンド信号ifが発生しない。
この°ためアンド回路26のゲートが閉じたままであり
、ブロッククロックパルス信号Cがアンド回路26より
出力されず、計測カウンタ27の計測動作は行なわれな
い。計測カウンタ27のカウント値が「0」の場合、そ
の出力ライン27bはLレベルとなり、アンド回路29
の出力もLレベルに保持される。このアンド回路29の
出力がLレベルの場合には、選択回路28が入力端子2
8b側に切換えられ、PC基準用固定オフセット値発生
回路30から出力される固定オフセット値「6」が選択
されてオフセット値ラッチ回路31へ送られる。
第3図は補正範囲ウィンドを±5とした時のずれ量オフ
セット値、ずれ量、及びオフセット値(オフセット値ラ
ッチ回路31出力)の関係を示すものである。上記オフ
セット値とは、プロツクカウンタ22へ加算する値、ず
れ量オフセット値とはずれ量オフセット値計測カウンタ
27の出力に1ずれ量とはPG基準によるSH2信号位
置dと再生SH2信号fの位置との相対的なブロックず
れて何ブロックずれているかを示す量のことである。
上記第3図の中で栗印の「6」という値は、ずれ量が±
6ブロツク以上あった場合にPG基準用固定オフセット
値発生回路30の出力が選択された状態を示している。
上記のようにしてアフレコモード時に正しくATFシン
ク信号が検出された場合は計測カウンタ27の値が選択
され、それ以外の場合、通常記録モード時等は全てPC
基準用固定オフセット値発生回路30の出力値「6」が
選択される。
しかして、上記オフセット値ラッチ回路31は、第2図
に示すように次のフレームにおいて与えられるPG立上
りエツジ信号aに同期して、選択回路28により選択さ
れた計測カウンタ27の計数値にあるいはPG基準用固
定オフセット値発生回路30からの固定オフセット値「
6」をラッチし、オフセット値ノとして出力する。ここ
で第2図においてitはブロックカウンタ22の最終値
、栗2はオフセット値ラッチ回路3■にラッチされた値
で、(n−1)、または(n−1)−0の場合であれば
「6」を示している。上記(n−1)は1フレーム前の
値nを意味している。
そして、上記オフセット値ラッチ回路31にラッチされ
たオフセット値ノは、加算器32へ送られてブロックカ
ウンタ22からのカウント出力すと加算され、トラック
フォーマット作成用タイミングROM33へ出力される
。これによりタイミングROM33からオフセット値に
対応して変化するトラックフォーマットの記録タイミン
グ信号が出力され、フレーム合成回路34へ送られる、
このフレーム合成回路34は、タイミングROM33か
ら与えられる記録タイミング信号を用いて最終的な記録
信号Fを作成する。
また、第2図中のf2.g2.i2.j2゜r2.ノ2
の信号は、再生SH2信号fの位置がPG基準SH2信
号位置dより3ブロック早く検出された場合を示してお
り、計測カウンタ27により計測されるオフセット値は
「9」となる。
また、第2図中のf3.に3.、l’8の信号は、再生
SH2信号fが補正範囲ウィンド外で検出された場合で
あり、オフセット値ラッチ回路31にはPG基準用固定
オフセット値発生回路30で発生する固定オフセット値
「6」がラッチされ、次のフレームのPC立上りエツジ
信号aに同期して加算器32へ出力される。
次に上記加算器32の出力とトラックフォーマット作成
用タイミングROM33により作成されるアフレコ開始
位置との関係について第4図のタイミングチャートを参
照して説明する。この場合、アフレコ開始のブロック位
置を「56」と仮定する。
同図中aはPG立上りエツジ信号、bはブロックカウン
タ22のカウント出力、Alは加算器32の出力、Bl
はタイミングROM33のアフレコ開始の値「56」に
よるアフレコ開始位置を示している。
上記AI、Blは、PG基準SH2信号位置dと同じ位
置で再生SH2信号fが検出された場合である。但し、
第4図のPG立上りエツジ信号aは、第2図の次フレー
ムで与えられる信号である。また、XはPG基準SH2
信号位置dに対する再生SH2信号fの位置のずれ量を
示している。
しかして、第4図に示すようにブロックカウンタ22の
カウント出力すが最初「0」であるのに対し、加算器3
2の加算出力Alは計n1カウンタ27:;より計測さ
れたオフセット値「6」が加算されている。従って、ブ
ロックカウンタ22のカウント値が「50」に達した時
に加算器32の加算出力Alが「56」となり、アフレ
コが開始される。
また、第4図中のA2.B2は、第2図のf2゜g2.
i2.に2.ノ2の場合、つまり、再生SH2信号fが
PG基準SH2信号位置dより3ブロック早く検出され
た場合を示している。この場合には、計測カウンタ27
により計測されるオフセット値は「9」となり、加算器
32の出力B2はブロックカウンタ22のカウント値す
にオフセット値「9」が加算されたものとなる。従って
、ブロックカウンタ22のカウント値が「47」の時に
加算器32の加算出力A2が「56」となり、アフレコ
が開始される。
また、同様にA3.B3はPG基準SH2信号位置dよ
り5ブロツク遅<、A4.B4は5ブロック早く再生S
H2信号fが検出された場合のアフレコ開始位置を示し
ている。
以上のようにしてアフレコ開始位置が既記録位置に追従
し、正しい位置にアフレコが行なわれる。
この場合、計測ウィンド発生回路25による計測ウィン
ド信号の発生手段は、再生SH2信号をセット条件とし
、補正範囲ウィンド発生回路23の出ツノ信号の立下り
エツジ信号りをリセット条件として発生させているので
、ATFシンク信号そのものを利用するより誤検出が非
常に少なくなる。これは、再生SH2信号がATFシン
ク信号の誤検出防止のための信頼性チエツク回路を通過
して初めて発生する信号であるからである。また、再生
SH2信号が出力しなかった場合、すなわち正しいAT
Fシンク信号が検出されなかった場合は計測ウィンド発
生回路250セツト条件が与えられないということにな
り、計測ウィンド信号はその時点では発生せず、このた
めその後のずれ量オフセット値計測カウンタ27は「0
」のままということになる。従って、計測カウンタ27
の出力が[)Jであるということを検出するだけで、P
G基準用固定オフセット値発生回路30からのオフセッ
ト値を選択して加算器32に入力することができる。
なお、上記実施例では、計測カウンタ27のリセットは
システムクロックに同期したものとし、リセット信号が
入力されてから次のシステムクロックが与えられるまで
の間、計測カウンタ27の出力を遅延するようにしたが
、PG立上りエツジ信号aを一定時間遅延して計n1カ
ウンタ27のリセット端子に入力するようにしてもよい
。このようにPG立上りエツジ信号を所定時間遅延して
計測カウンタ27をリセットすることにより、計n1カ
ウンタ27のリセットと信号とオフセット値ラッチ回路
31のラッチクロックとして同じPG立上りエツジ信号
aを用いても、計測カウンタ27のカウント値をオフセ
ット値ラッチ回路31に確実にラッチすることができる
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、アフレコ時にトラ
ッキング調整用の再生SH2信号から既記録位置を検出
し、PC基準のアフレコ位置とのずれ量を求め、そのず
れ量を記録位置発生回路に反映させてアフレコ位置に既
記録位置に合わせるようにしたので、市販のDATソフ
トテープや記録位置調整の適切でないDATで記録され
たテープ等であっても、アフレコ時における既記緑信号
のATFパターンを破壊・消去することなく、既記緑信
号位置と同じ位置に確実にアフレコすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は回路構成を示すブロック図、第2図はアフレコ
位置補正の動作を説明するためのタイミングチャート、
第3図はずれ量オフセット値とPG基準位置からのずれ
量とオフセット値ラッチ出力との関係を示す図、第4図
は加算器出力とアフレコ開始位置の関係を示すタイミン
グチャート、第5図ないし第8図はR−DATの概要を
示すもので、第5図は磁気テープ上に記録されるトラッ
ク状態を示す図、第6図はトラックフォーマットを示す
図、第7図はトラック上のパイロット信号記録領域の詳
細を示す図、第8図はトラッキング制御回路の構成を示
すブロック図である。 ■・・・磁気テープ、2・・・記録トラック、11・・
・再生アンプ、12・・・バンドパスフィルタ、13・
・・エンベロープ検出回路、14・・・サンプルホール
ド回路、15・・・加算回路、16・・・制御回路、1
7・・・サンプルホールド回路、21・・・タイミング
回路、22・・・ブロックカウンタ、23・・・補正範
囲ウィンド発生回路、25・・・計測ウィンド発生回路
、27・・・ずれ量オフセット値計測カウンタ、28・
・・選択回路、30・・・PG基準用固定オフセット値
発生回路、31・・・オフセット値ラッチ回路、32・
・・加算器、33・・・トラックフォーマット作成用タ
イミングROM、34・・・フレーム合成回路。 ずれ量オフセット値とずれ量とオフセット値ラッチ出力
の関係第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アフレコ位置の補正範囲を決める補正範囲ウィンド発生
    手段と、PG基準の位置からのずれ量オフセット値を計
    測するための計測ウィンド発生手段と、ずれ量オフセッ
    ト値をカウントするずれ量オフセット値計測カウンタと
    、正しい位置検出ができなかった時にPG基準によるア
    フレコ位置を指定するためのPG基準用固定オフセット
    値発生手段と、上記ずれ量オフセット値計測カウンタと
    PG基準用固定オフセット値発生手段のどちらを出力す
    るかを選択する選択手段と、この手段により選択された
    オフセット値をPG基準ブロックカウント値に加える加
    算手段と、この加算出力に応じてアフレコ位置を設定す
    るアフレコ位置設定手段とを有することを特徴とするア
    フレコ位置補正回路。
JP18943688A 1988-07-28 1988-07-28 アフレコ位置補正回路 Pending JPH0237573A (ja)

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