JPH0237229A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、凍結防止機能を有する湯水混合装置に関する
ものである。

従来の技術 一般に水栓あるいは既存の湯水混合装置においては、人
為的にかつ無制限に凍結防止動作を行なっている。以下
図面を参考にしながら、従来の湯水混合装置の凍結防止
動作について説明する。

第８図は、従来の湯水混合装置の一例である定量止水付
きサーモスタットシャワーバス金具を示す斜視図である
。第８図に示す湯水混合装置は湯温設定つまみ１、切替
つまみ２、蛇口３、シャワー４、定量止水つまみ５を有
している。上記の湯水混合装置の動作は次のとおりであ
る。すなわち、湯温設定つまみ１にて水から熱湯までの
任意の混合湯温度を設定し、切替つまみ２の操作で蛇口
３の側かシャワー４の側か給湯先を選択し、出湯・止水
および定量に達した後、混合湯の供給を停止するには、
定ｌ止水つまみ５を操作する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構造では、凍結防止動作とし
て、湯温設定つまみ１を操作して湯側・水側配管中の死
水を排除するための混合比率の調節を行ない、切替つま
み２の操作により蛇口側かシャワー側かの給湯先の切替
を行ない、定量止水つまみ５の操作により最小流量を調
節しなければならず、また必要量以上が出水するという
問題を有していた。

本発明は、上記の間組を解決するもので、自動運転が可
能で必要最小量の出水で湯側・水側共に凍結防止を行な
うことができる湯水混合装置を提供することを目的とす
るものである。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、
給湯機からの高温湯と水を混合して適温を得る混合弁と
、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、凍
結温度および混合水温度を検出する温度検出器と、混合
水の出湯・停止を制御する止水弁と、前記止水弁を電気
的に駆動する止水弁駆動装置と、前記温度検出器が設定
温度以下を検出すると前記混合弁駆動装置および止水弁
駆動装置へ信号を送って混合弁の開度および止水弁を制
御する制御器とからなるものである。

作用 本発明の湯水混合装置においては上記した構成によって
、前記温度検出器が設定温度以下を検出すると、前記制
御器から混合弁駆動装置と止水弁駆動装置へ信号を送っ
て混合弁の開度と止水弁を制御するので、人為的操作を
必要とせず、また、混合弁の開度を湯側・水側共全閉点
以外に設定することができて、給湯管および給水管の両
方の凍結防止を行なうことができる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の第１実施例の湯水混合装置を示す楕成
図である。第１図に示すように、湯水混合装置１１は給
湯機１２からの高温湯を供給する給湯管１３、水を供給
する給水管１４、給湯管１３および給水管１４に設けた
逆止弁１５ａ、１５ｂ、圧力を調整する自動調圧弁１６
、自動調圧弁１６からの高温湯と水とを混合する混合弁
１７、混合弁１７を駆動する混合弁駆動装置（たとえば
ステッピングモータ）１８、混合弁１７の位置調整のた
めの湯側および水側全開点、全閉点の位置検出手段（た
とえばリミットスイッチ）１９、凍結および混合水温度
を検出する温度検出器２０、流量を検出する流量センサ
２１、止水弁２２、止水弁２２を駆動する止水弁駆動装
置２３、前記混合弁駆動装置１８および止水弁駆動装置
２３の制御と前記温度検出器２０および流量センサ２１
からの検出信号の受信を行なう制御器２４、前記制御器
２４を遠隔操作するリモートコントロール操作部２５で
形成している。また前記制御部２４は、第２図に示すよ
うに混合弁調節部２４ａと止水弁調節部２４ｂと、凍結
防止温度設定手段２４ｃとを備えている。

上記の湯水混合装置１１においては、給湯機１２から給
湯管１３を通って供給した高温湯と、給水管１４を通っ
て供給した水とを、それぞれ逆止弁１５ａ。

１５ｂを介して自動調圧弁１６で調圧し、次に混合弁駆
動装置１８で駆動する混合弁１７で混合する。混合弁１
７の位で調整は水側および湯側の全開点と全閉点の位置
検出手段１９で規制し、混合弁駆動装置１８の送りパル
スにより決定する。混合弁１７で混合した混合水を温度
検出器２０、流量センサ２１を経由して、止水弁駆動装
置２３で駆動する止水弁２２により止水するか、または
たとえばシャワー出湯口２６、カラン出湯口２７および
バスタブ出湯口２８のいずれかから出湯させる。

そして上記の湯水混合装置１１において、通常の使用状
態を終了して止水弁２２を閉弁した後に、凍結防止のな
め下記のような動作を行なわせることができる。

態様Ａとして第３図のフローチャートに示すように、混
合弁駆動装置１８によって駆動された混合弁１７を通過
した混合水の温度を温度検出器２０によって設定温度（
たとえば３℃）以下と検出（ステップＡ１）した場合、
その検出信号を受けた制御器２４により混合弁調節部′
ＪＸ！（ステッピングモータ）１８は混合弁１７を駆動
し、位置検出手段１９により位置検知して水側、湯側と
もに一旦全開して現在位置を一定化しくステップＡ２．
Ａ３）、次に制御器２４であらかじめ設定した水側、湯
側の開度が全閉とならない任意の位置（たとえば水側、
湯側の開度が等しい）まで、混合弁駆動装置１８の送り
パルスで駆動する（ステップＡ４）、さらに制御器２４
からの信号で止水弁２２を止水弁駆動装置２３により駆
動して最小流量となるように開弁しくステ、アブＡ５）
、混合水を所定量（所定時間）バスタブ出湯口２８へ出
湯（ステップＡ６）した後止水（ステップＡ７）する、
その後温度検出器２０が前記設定温度（３℃）以下の温
度を検出すれば再び上記の処πを行なって凍結防止を行
なう。

態様Ｂは第４図のフローチャートに示すように、上記の
態様Ａの動作によって混合水の温度が設定温度を越えて
も、それは高温湯によるもので水はいぜん設定温度以下
である場合があり、それを確認しようとするものである
。すなわち、態様Ａと同様に混合水の温度を温度検出器
２０により設定温度（３℃）以下と検出（ステップＢ１
）した場合、混合弁１７の水側、湯側ともに一旦全開し
て現在位置を一定化しくステップＢ２．Ｂ３）、次に混
合弁１７の水側、湯側ともに開度が全閉とならないあら
かじめ設定された開度に開弁しくステップＢ４）、また
止水弁２２を最小流量となるように開弁じ（ステップＢ
５）、混合水を所定量（所定時間）バスタブ出湯口２８
へ出湯（ステップＢ６）した後止水（ステップＢ７）す
る。そして温度検出器２０が前記設定温度以下の温度を
検出すれば再び上記の処置を行ない、また設定温度を越
える温度を検出（ステップＢ８）した場合、止水弁２２
を開弁（ステップＢ９）した後混合弁１７の水側を全開
しくステップＢ１０）、所定量の水をバスタブ出湯口２
８へ出水（ステップＢ１１）　ｌ、た後止水（ステップ
Ｂ１２）する０次に上記のステップＢ１へ戻り、なお温
度検出器２０が設定温度を越える温度を検出すれば、そ
の止水状態を設定温度以下の温度を検出するまで継続し
、−力設定温度以下の温度を検出すれば上記のステップ
８２以下の処置を行なう。

なお混合弁１７の開閉制御と止水弁２２の制御の順はい
ずれが先でも、または同時でもよい。

以上のようにして、温度検出器２０による混合水温度の
検出信号に基づき、制御器２４によって混合弁駆動袋Ｗ
１８による混合弁１７の開度を制御するととらに、止水
弁駆動装置２３が止水弁２２の開閉を制御して、混合水
温度が設定温度以下の場合に所定量の混合水を流すこと
により、むだな水を使うことなく給湯管１３と給水管１
４の両者の凍結防止を確実に行なうことができ、給湯機
１２が貯湯式の場合むだな出湯をおさえることができる
。しかも自動運転で凍結防止操作を行なうので人為的操
作が不要で、凍結防止操作忘れや解除忘れのおそれもな
い なお上記実施例において混合水の温度を検出するために
温度検出器２０を設けたが、さらに第５図〜第７図に示
すように給湯管１３、給水管１４または屋外の大気中の
少なくともいずれかにら温度検出器を設定してもよい。

すなわち、第５図に示すように給湯管１３へ温度検出器
２９Ａを設けた場合、給湯機１２からの死水状態（給湯
管１３の温湯が自然冷却で冷たくなり、各出湯口での必
要温度より低くなる状態）も検知できるので、凍結防止
だけでなくシステム的な制御が可能となる。また第６図
に示すように給水管１４に温度検出器２９Ｂを設けた場
合、混合弁後の温度より低い給水管１４における温度を
検知できるために正確でシステム的な凍結防止動作を行
なうことができる。また第７図に示すように屋外の大気
中に温度検出器２９ｃを設けた場合、凍結予測ができ、
かつ湯側の死水状態の検知もできる。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置は、給湯機からの高
温湯と水を混合して適温を得る混合弁と、前記混合弁を
電気的に駆動する混合弁駆動装置と、凍結温度および混
合水温度を検出する温度検出器と、混合水の出湯・停止
を制御する止水弁と、前記止水弁を電気的に駆動する止
水弁駆動装置と、前記温度検出器が設定温度以下を検出
すると前記混合弁駆動装置および止水弁駆動装置へ信号
を送って混合弁の開度および止水弁を制御する制御器と
からなることにより次の効果がある。

１）給湯機から湯水混合装置までシステム的な凍結防止
が可能である。

２）自動運転で凍結防止動作を行うので、人為的操作を
必要とせず、凍結防止動作忘れや解除忘れの心配もない
。

３）混合弁の開度を制御するので、湯側・水側両方の凍
結防止を行うことができる。

４）給湯機が貯湯式の場合、湯を浪費することなく凍結
防止運転が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実繕例における湯水混合装置の構成
図、第２図は同湯水混合装置の要部のブロック図、第３
図、第４図は同湯水混合装置の凍結防止の動作を示すフ
ローチャート、第５図は同湯水混合装置の給湯管に温度
検出器を設けた構成図、第６図は同湯水混合装置の給水
管に温度検出器を設けた構成図、第７図は同湯水混合装
置の屋外の大気中に温度検出器を設けた構成図、第８図
は従来の湯水混合装置の斜視図である。 １１・・・湯水混合装置、１２・・・給湯機、１３・・
・給湯管、１４・・・給水管、１７・・・混合弁、１８
・・・混合弁駆動装置、２０・・・温度検出器、２２・
・・止水弁、２３・・・止水弁駆動装置、２４・・・制
卸器。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第３ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、給湯機からの高温湯と水を混合して適温を得る混合
   弁と、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と
   、凍結温度および混合水温度を検出する温度検出器と、
   混合水の出湯・停止を制御する止水弁と、前記止水弁を
   電気的に駆動する止水弁駆動装置と、前記温度検出器が
   設定温度以下を検出すると前記混合弁駆動装置および止
   水弁駆動装置へ信号を送って混合弁の開度および止水弁
   を制御する制御器とからなる湯水混合装置。