JP4837194B2 - 給湯器のミキシングバルブ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、給湯器のミキシングバルブ装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、この種給湯器のミキシングバルブ装置は、サーモワックス付きのミキシングバルブが使用され、この使用に際しては、まず使用者が設定湯温にあわせて大体の湯温調節位置を決めておき、サーモワックスの現在の検知温度により更に細かい設定温度に合わせるようにしていた。しかし、このようにサーモワックス付きのミキシングバルブであると所望の設定温度への調整時間が掛かったり、高価になる不具合が合った。そこで、このような高価なサーモワックスを使用しない方式のミキシングバルブが望まれていた。
【0003】
そこでサーモワックスを使用しないものとして特開平6−131057号公報の図7に見られる方式のものが存在した。即ちこの方式のものは、湯室41aと水室41bと混合室41cとを設け、これら湯室41aと水室41bと混合室41cの間にを貫通するように弁軸44を配設し、弁軸44の端部にはねじ送り機構47および減速機48を設け、減速機48には直流モータ49を連結し、湯温検出器7と温度設定器8からの信号の差を制御回路9で比較演算して前記直流モータ49を制御することで、湯側および水側の弁の開度を自動的に調節して水と湯の混合割合を変え、所望の湯温(設定温度)を得るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の給湯器のミキシングバルブ装置では、混合湯通路3cを通過した湯温を湯温検出器7で検出した後に、この湯温検出器7と温度設定器8からの信号の差に基づいて直流モータ49を制御し、湯側弁体45および水側弁体46の開度を自動的に調節して水と湯の混合割合を変え、所望の湯温を得るようにしているため、所望の湯温を得るまでに時間を要した。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、所望の湯温を得るまでの時間を短縮できるとともに、安価な給湯器のミキシングバルブ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の給湯器のミキシングバルブ装置は、貯湯槽と、この貯湯槽に水を供給する給水管と、前記貯湯槽から湯を出湯させる出湯管と、前記給水管より分岐して設けられた給水配管と、前記出湯管より出湯された湯と前記給水配管より供給された水を混合するミキシングバルブと、このミキシングバルブに接続され台所や浴槽等に湯水を供給する給湯配管と、この給湯配管に設けられた出湯湯温検出器及び流量検出器と、前記貯湯槽に設けられ、貯湯槽内の湯温を常時検出する湯温検出器と、貯湯槽内の湯の沸き上げと水温を検出する水温検出器と、末端吐湯口で必要とする混合湯水の湯温を設定する湯温設定器とを有し、これら、湯温設定器で設定された湯温設定値と、前記湯温検出器から検出された湯温データと、水温検出器から沸き上げ前に検出された水温データに基づき予めミキシングバルブの湯水夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機し、末端吐湯口で出湯がなされた場合流量検出器で流量を検出すると、出湯湯温検出器で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、ミキシングバルブの駆動部を駆動して湯水夫々の流量を微調整する制御装置とからなるものである。
【0007】
そして、請求項1の記載によれば、湯温設定器で設定された湯温設定値と、湯温検出器び水温検出器からのデータに基づき予めミキシングバルブの湯水、夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機させ、出湯がなされた場合出湯湯温検出器で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、ミキシングバルブに湯水夫々の流量を更に微調整するようにしたから、出湯開始時に設定温度に近い混合湯水を短時間で出湯できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
【実施例】
図1に示すように、給湯器は電気温水器の例により説明する。すなわち電気温水器は先止押上式の給湯方式を採用したもので、貯湯槽1を有し、この貯湯槽1内下部にはヒータ2と、底部には減圧弁3を介して給水源である水道管に配管される給水管4が接続され、貯湯槽1の上部側には出湯管5が接続されている。6は給水配管で給水管4から分岐して配管されている。7はミキシングバルブで、直流モータによる駆動部14を有し、出湯管5より出湯された湯と給水配管4より供給された水を混合して適温の湯水を出湯できるようになっている。
【0010】
8は給湯配管で一端をミキシングバルブ7に接続され他端を、末端吐湯口である台所および浴槽などの各給湯場所に給湯栓9,9を配設している。また、給湯配管8には混合された湯水の温度を検出する出湯湯温検出器10と流量検出器11とを有している。12は湯温設定器で所望の末端吐湯口の湯温を設定できるようになっている。貯湯槽1の上部には貯湯槽1内の湯温及び残湯量を検出する湯温検出器S1及び下部には貯湯槽1内の湯の沸き上げと水温を検出する水温検出器S2が夫々設けられている。
【0011】
13は制御装置で、湯温設定器12で設定された湯温設定値と、湯温検出器S1から検出された湯温データと、水温検出器S2から沸き上げ前に検出された水温データに基づき予めミキシングバルブ7の湯水、夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機させ、末端吐湯口で給湯栓9が開かれ流量検出器11で出湯がなされたことを検知した場合、出湯温度検出器10で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、直流モータを駆動してミキシングバルブ7に湯水、夫々の流量を更に微調整するようになっている。
【0012】
次に、電気温水器のミキシングバルブ装置の制御について説明する。
【0013】
ヒータ2に通電し湯の沸上げを開始する。制御装置13に水温検出器S2の沸き上げ前の水温データが記憶されるとともに、湯温検出器S1の湯温データが常時制御装置13に送られる。次に湯温設定器12で所望の混合湯水の湯温が設定されると、この混合湯水の湯温設定値と湯温検出器S1び水温検出器S2からのデータに基づき予めミキシングバルブ7の湯水、夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機状態となる。末端吐湯口で給湯栓9が開かれ流量検出器11で出湯がなされたことを検知した場合、出湯温度検出器10で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、制御装置13から駆動部14に制御信号を送り、ミキシングバルブ7に湯水、夫々の流量を更に微調整する。
【0014】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、湯温設定器で設定された湯温設定値と、湯温検出器び水温検出器からのデータに基づき予めミキシングバルブの湯水、夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機させ、出湯がなされた場合出湯湯温検出器で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、ミキシングバルブに湯水夫々の流量を更に微調整するようにしたから、出湯開始時に設定温度に近い混合湯水を短時間で出湯できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す給湯器のミキシングバルブ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 貯湯槽
2 ヒータ
4 給水管
5 出湯管
6 給水配管
7 ミキシングバルブ
8 給湯配管
10 出湯湯温検出器
11 流量検出器
12 湯温設定器
13 制御装置
14 駆動部
Claims (1)
- 貯湯槽と、この貯湯槽に水を供給する給水管と、前記貯湯槽から湯を出湯させる出湯管と、前記給水管より分岐して設けられた給水配管と、前記出湯管より出湯された湯と前記給水配管より供給された水を混合するミキシングバルブと、このミキシングバルブに接続され台所や浴槽等に湯水を供給する給湯配管と、この給湯配管に設けられた出湯湯温検出器及び流量検出器と、前記貯湯槽に設けられ、
貯湯槽内の湯温を常時検出する湯温検出器と、貯湯槽内の湯の沸き上げと水温を常時検出する水温検出器と、末端吐湯口で必要とする混合湯水の湯温を設定する湯温設定器とを有し、これら、湯温設定器で設定された湯温設定値と、前記湯温検出器から検出される湯温データと、水温検出器からの沸き上げ前に検出された水温データに基づき予めミキシングバルブの湯水夫々の流量を調整して設定湯温に合わせ待機し、末端吐湯口で出湯がなされた場合流量検出器で流量を検出すると、出湯湯温検出器で検出された出湯温度と予め調整された設定湯温とを比較演算し、ミキシングバルブの駆動部を駆動して湯水夫々の流量を微調整する制御装置とからなることを特徴とする給湯器のミキシングバルブ装置。
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