JP4906464B2 - 給湯システム - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯式の給湯システムに関する。
貯湯式の給湯システムは、加熱された湯をタンクに貯湯しておき、タンクに貯湯しておいた湯を必要に応じて給湯する。このような給湯システムは、例えば発電によって生じる発電熱を給湯の熱源として利用するコージェネレーションシステム等において採用されている。貯湯式の給湯システムでは、貯湯されている湯の温度が給湯したい湯の温度よりも高い場合に、混合ユニットを用いて湯と水を混合して、所望の温度にまで調温してから給湯する。
一般に、混合ユニットは、内蔵された調整弁の開度を調整することによって湯と水の混合比率を調整し、所望の温度にまで湯を調温する。調整弁の開度を変更するにはある程度の応答時間を必要とする。従って、給湯を開始した直後における出湯性能は、混合ユニットが給湯にそなえて待機している際の調整弁の開度に応じて変化する。例えば、水に対する湯の混合比率が低すぎるような調整弁の開度で混合ユニットが待機していると、給湯の開始直後には少量の湯に多量の水が混合されて、しばらくの間は設定温度よりも低温の湯が出湯されてしまう。給湯温度の立ち上がりが遅くなってしまう。逆に、水に対する湯の混合比率が高すぎるような調整弁の開度で混合ユニットが待機していると、給湯の開始直後に多量の湯が少量の水と混合されて、設定温度よりも高温の湯が出湯されるおそれがある。貯湯タンクに非常に高温の湯が貯えられている場合には、予想外に高温の湯が出湯されるおそれがある。
特許文献1には、給湯終了時に、次回の給湯に備えて混合ユニットの調整弁の開度を調整しておく技術が開示されている。特許文献1の技術では、給湯が終了してから所定時間が経過するまでは、混合ユニットの調整弁の開度を給湯終了時の状態に維持しておく。これによって、給湯終了後すぐに再給湯が行われる場合に、所望の温度の湯を速やかに出湯することができる。また特許文献1の技術では、給湯が終了してから所定時間が経過した後は、混合ユニットの調整弁を所定の開度に調整してから待機する。これによって、給湯終了後しばらく時間が経過してから再給湯が行われる場合に、混合ユニットの湯側の調整弁の開度が開き過ぎていることがなく、予想外に高温の温水が給湯されることがない。
特開2005−265369号公報
給湯が終了した直後においても、様々な熱源によって加熱された湯がタンクに流入して、タンクの湯の温度が上昇していく場合がある。
例えば、発電ユニットで発生する発電熱によって水を加熱し、加熱された湯をタンクに貯湯するコージェネレーションシステムでは、給湯の有無に関わらず、電力需要に応じて発電ユニットが運転する。従って、給湯が行われていない期間においても、発電熱によって加熱された湯がタンクに流入していき、タンクの湯の温度が上昇していくことがある。
あるいは、貯湯タンクの湯を給湯だけではなく暖房にも利用する給湯暖房システムでは、暖房で使い切らなかった暖房系統の熱をタンクへ回収する場合がある。暖房系統の熱のタンクへの回収は給湯の有無とは無関係に行われるため、給湯していない期間であっても、暖房で使い切らなかった熱がタンクに回収されて、タンクの湯の温度が上昇していく。
特許文献1の技術のように、給湯終了から所定時間が経過するまで調整弁の開度を給湯終了時の状態に維持しておくと、その間にタンクの湯の温度が上昇して、給湯再開時に予想外に高温の湯を給湯してしまうおそれがある。より安全性の高い給湯システムが待望されている。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものである。給湯していない期間にタンクへの蓄熱が行われる場合であっても、次回の給湯開始時において、予想外に高温の湯を給湯してしまう事態を防止し、かつ所望の温度の湯を速やかに給湯することが可能なシステムを実現する。
本発明は、加熱された湯を貯湯しておき、貯湯しておいた湯を必要に応じて給湯する貯湯式の給湯システムとして具現化される。その給湯システムは、湯を貯湯するタンクと、タンクの湯の温度を検出する温度検出手段と、タンクから給湯する給湯経路と、タンクに給水する給水経路と、給湯の設定温度を取得する設定温度取得手段と、給湯経路を流れる湯に給水経路を流れる水を混合して、給湯経路の湯を設定温度に調温する混合ユニットを備えている。その混合ユニットは、給水経路から分岐して、タンクをバイパスして、給湯経路に合流するバイパス経路と、少なくともバイパス経路に設けられており、開度を調整可能な調整弁と、調整弁の開度を調整する調整手段を備えている。その給湯システムは、調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、タンクの湯の温度と設定温度に基いて、調整弁の開度を調整し続ける。
本発明の給湯システムでは、タンクからの給湯が行われる際に、混合ユニットの調整弁の開度を調整して、設定温度の湯を給湯する。そして、給湯が終了した後も、次回の給湯にそなえて、タンクの湯の温度と設定温度に基いて、調整弁の開度を調整し続ける。調整弁の開度は、例えば、温度検出手段で検出された温度でタンクから給湯された場合に、給水経路の水と混合することによって、給湯経路の湯が設定温度に調温されるような開度に調整される。このような開度は、タンクの湯の温度と、設定温度と、給水経路の水の温度に基いて算出することができる。給水経路の水の温度は、給水経路に温度検出手段を設けて水の温度を検出してもよいし、給水経路の水について想定される温度(例えば20℃)を所定値として予め与えておいてもよい。
上記のように、給湯していない期間においても混合ユニットの調整弁の開度を調整し続けることによって、給湯終了後にタンクへの蓄熱がなされる場合であっても、給湯を再開する際に安全かつ迅速に設定温度の湯を給湯することができる。
上記の給湯システムは、タンクに流入する湯の温度を検出する第2温度検出手段をさらに備えており、前記調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、タンクに流入する湯の温度がタンクの湯の温度よりも高い場合に、タンクに流入する湯の温度と設定温度に基いて、調整弁の開度を調整する。
タンクへの蓄熱が行われる場合には、タンクの湯の温度に比べて、タンクに流入する湯の温度の方が高い。上記の給湯システムによれば、タンクに流入する湯の温度の方が高い場合に、タンクに流入する湯の温度に基いて混合ユニットの調整弁の開度を調整する。給湯を再開する際に予想外に高温の湯が給湯される事態を確実に防止して、利用者に高度な安全性を提供することができる。
上記の給湯システムにおいては、前記調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、給湯が終了してから所定の待機時間が経過するまでは、調整弁の開度を調整し続け、給湯が終了してから前記待機時間が経過した後は、調整弁の開度を調整しないことが好ましい。
混合ユニットの調整弁の開度の調整を頻繁に行っていると、調整弁の経時的な劣化が早く進んでしまい、混合ユニットの耐用年数が短くなってしまう。上記の構成のように、給湯終了後の所定の待機時間だけ、調整弁の開度を調整する構成とすることによって、調整弁の劣化を抑制し、混合ユニットの長寿命化をはかることができる。
上記の給湯システムは、給湯経路において混合ユニットよりも上流側に設けられた開閉弁と、開閉弁を開閉する開閉手段をさらに備えており、前記開閉手段が、給湯システムが給湯していない期間において、給湯が終了してから前記待機時間が経過するまでは、開閉弁を開いておき、給湯が終了してから前記待機時間が経過した後は、開閉弁を閉じることがさらに好ましい。
上記の給湯システムでは、調整弁の開度の調整を行わない期間においては、開閉弁を閉じて、タンクからの湯が給湯経路に出湯されないようにしている。このような構成とすることによって、給湯が終了してから待機時間が経過した後に再給湯が行われる場合であっても、予想外に高温の湯が給湯される事態を確実に防ぐことができる。利用者の安全性を確保することができる。
本発明の給湯システムによれば、給湯していない期間にタンクへの蓄熱が行われる場合であっても、次回の給湯開始時において、予想外に高温の湯を給湯してしまう事態を防止し、かつ所望の温度の湯を速やかに給湯することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1) タンクは発電ユニットの発電熱によって加熱された湯を貯湯する。
(形態2) 給湯システムは、湯を加熱する熱源機と、タンクの中間部から湯を吸いだして熱源機に送り、熱源機で加熱された湯をタンクの頂部に戻す循環手段をさらに備えている。
(形態3) 調整弁は給水経路とバイパス経路の接続部分に設けられたサーボ弁である。
本発明の給湯システムを具現化した一実施例を図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施例の給湯システム100は、発電ユニット102、暖房端末機160、風呂の浴槽170および給湯栓124に接続されている。給湯システム100は、貯湯タンク110、熱源機140、混合ユニット134、リモコン182およびコントローラ180等を備えている。
発電ユニット102は、固体高分子型の燃料電池を用いた発電装置である。発電ユニット102は電力需要に応じて発電を行う。発電を行う際に、発電ユニット102は排熱回収ポンプ104を駆動する。排熱回収ポンプ104が駆動されると、貯湯タンク110の底部から水が吸い出される。吸い出された水は、排熱回収熱交換器106で発電熱によって加熱されて、貯湯タンク110の頂部に戻される。発電ユニット102から貯湯タンク110の頂部に戻される湯の温度は、排熱回収サーミスタ108によって測定されて、コントローラ180へ出力される。
貯湯タンク110は、発電ユニット102の発電熱によって加熱された湯を貯える。貯湯タンク110に貯えられた湯は、給湯や暖房、風呂の追い焚き等に利用される。貯湯タンク110の内部には温度成層が形成されており、貯湯タンク110の上部には下部に比べて高温の湯が貯えられている。従って、貯湯タンク110の蓄熱量が少ないときでも、貯湯タンク110の上部から出湯することによって、高温の湯を利用することができる。貯湯タンク110の上部には、湯温を検出するタンクサーミスタ112が設けられており、検出された温度はコントローラ180へ出力される。
貯湯タンク110の底部は、タンク給水経路136、混合ユニット134および給水経路132を経由して、図示されない水道管に接続されている。給水経路132には減圧弁126が設けられており、水道管からの給水圧力が調整されている。貯湯タンク110の頂部は、タンク給湯経路114、混合ユニット134、給湯経路122を経由して、給湯栓124に接続されている。給湯栓124が開かれると、給水圧力によって貯湯タンク110の内部の湯水が底部から頂部に向けて押し上げられ、貯湯タンク110の上部からタンク給湯経路114へ出湯する。貯湯タンク110から出湯した湯は、混合ユニット134で水道水と混合されて、所望の温度に調温された後に給湯栓124へ供給される。
混合ユニット134は、貯湯タンク110の上部から出湯される高温の湯に水道水を混合して、所望の温度に調温する。混合ユニット134は、給水経路132からタンク給水経路136へ流れる水道水の一部を混合バイパス経路133に分岐させて、タンク給湯経路114から給湯経路122へ流れる湯に混合する。給水経路132、タンク給水経路136および混合バイパス経路133の接続部分には混合サーボ弁135が設けられている。混合サーボ弁135はステッピングモータを内蔵しており、これが駆動されることによって、タンク給水経路136の開度と混合バイパス経路133の開度が調整されて、タンク給水経路136へ流れる水道水の流量と混合バイパス経路133へ流れる水道水の流量の比率が調整される。混合ユニット134から貯湯タンク110の底部へ給水される水道水の流量と、貯湯タンク110の上部から混合ユニット134へ出湯される湯の流量は等しい。従って、混合サーボ弁135によってタンク給水経路136へ分岐する水道水の流量と混合バイパス経路133へ分岐する水道水の流量の比率を調節することによって、タンク給湯経路114からの湯と混合バイパス経路133からの水道水の混合比率を調節することができる。
タンク給湯経路114には、タンク給湯電磁弁116とタンク給湯サーミスタ118が設けられている。タンク給湯電磁弁116はコントローラ180によって制御されており、内蔵しているソレノイドが駆動されることによって開閉する。タンク給湯電磁弁116が閉じられている状態では、給湯栓124を開いてもタンク110からは出湯せず、給湯栓124には給水経路132および混合バイパス経路133を経由して水道水が供給される。給湯サーミスタ118はタンク給湯経路114を流れる湯の温度を検出して、コントローラ180へ出力する。
給水経路132には、給水サーミスタ128と給水流量センサ130が設けられている。給水サーミスタ128は給水経路132を流れる水道水の温度を検出して、コントローラ180へ出力する。給水流量センサ130は給水経路132を流れる水道水の流量を検出して、コントローラ180へ出力する。給水経路132から混合ユニット134へ流れる水道水の流量と、混合ユニット134から給湯経路122へ流れる湯の流量は等しいから、給水流量センサ130で検出される流量は、混合ユニット134から給湯される湯の流量に等しい。
給湯経路122には給湯サーミスタ120が設けられている。給湯サーミスタ120は給湯経路122を流れる湯の温度を検出して、コントローラ180へ出力する。
熱源機140は、必要に応じて貯湯タンク110の湯水を加熱する。コントローラ180によって循環ポンプ138が駆動されると、貯湯タンク110の中間部から湯水が吸いだされ、熱源機140で加熱された後、貯湯タンク110の頂部に戻される。熱源機140の出口近傍には熱源機出口サーミスタ141が設けられている。熱源機出口サーミスタ141は、熱源機140で加熱された湯の温度を検出して、コントローラ180へ出力する。
本実施例の給湯システム100では、熱源機140で加熱された湯を直接的に混合ユニット134や給湯栓124に送ることなく、一旦貯湯タンク110の頂部に戻し、貯湯タンク110の頂部から給湯を行う構成としている。このような構成とすることによって、熱源機140の出口における湯温が急変した場合であっても、貯湯タンク110の上部がバッファタンクとしての役割を果たし、給湯温度の急変が抑制される。給湯栓124に安定した湯温で給湯することができる。
熱源機140から貯湯タンク110へ戻る経路は、暖房熱交換経路142と、暖房バイパス経路150に分岐している。暖房熱交換経路142には第1制御弁148が設けられており、暖房バイパス経路150には第2制御弁152が設けられている。第1制御弁148と第2制御弁152は、いずれもソレノイドを内蔵した電磁弁であって、何れか一方が開かれ、他方が閉じられるように、コントローラ180によって制御される。暖房端末機160における暖房あるいは風呂の浴槽170の追い焚きが行われる場合には、第1制御弁148が開かれ、行われていない場合には、第2制御弁152が開かれる。
暖房熱交換経路142には、暖房熱交換器144が設けられている。暖房熱交換器144では、熱源機140で加熱されて貯湯タンク110へ戻る湯と、暖房端末機160の熱源として利用される熱媒(本実施例では水)との間で熱交換が行われる。暖房熱交換経路142の暖房熱交換器144の下流側には、暖房戻りサーミスタ146が設けられている。暖房戻りサーミスタ146は検出された温度をコントローラ180へ出力する。
暖房端末機160は、エアコンや床暖房機といった、高温の湯を熱源として利用する暖房器具である。暖房端末機160の熱媒として利用される水は、シスターン154に貯えられており、暖房ポンプ156の駆動によって暖房循環経路158を流れて、暖房熱交換器144、暖房端末機160、シスターン154の順に循環する。
暖房循環経路158の暖房熱交換器144と暖房端末機160の間から、追い焚き経路162が分岐している。追い焚き経路162は、暖房熱交換器144で加熱された熱媒としての湯が、追い焚き熱交換器164を経由してシスターン154へ戻る流路を形成する。追い焚き経路162には追い焚き熱動弁166が設けられている。追い焚き熱動弁166の開閉は、コントローラ180によって制御される。
風呂の浴槽170には風呂循環経路168が接続されている。風呂循環経路168には風呂循環ポンプ172が設けられている。コントローラ180によって風呂循環ポンプ172が駆動されると、浴槽170から風呂循環経路168に湯が吸い出される。浴槽170から吸い出された湯は、追い焚き熱交換器164で加熱されて、浴槽170に戻される。
風呂循環経路168は、注湯電磁弁174を介して給湯経路122に連通しており、注湯電磁弁174を開くことで、浴槽170への湯張りが行われる。注湯電磁弁174はコントローラ180によって制御される。
リモコン182は、表示板と操作スイッチを備えている。利用者はリモコン182を操作して、給湯システム100の運転のON/OFFや、各種の運転モードの開始/終了や、給湯設定温度、暖房設定温度および風呂設定温度等を入力することができる。リモコン182はコントローラ180と通信可能であって、利用者の操作内容をコントローラ180へ送信する。
コントローラ180は、制御プログラムを記憶している。コントローラ180には、リモコン182の操作信号と、給水流量センサ130の検出信号と各種サーミスタの検出信号等が入力される。コントローラ180は、入力された信号を制御プログラムで処理し、各種ポンプ、各種弁、バーナ等を制御する。コントローラ180はタイマカウンタを内蔵している。
以下では給湯システム100が行う給湯運転について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS202では、給湯が開始されるまで待機する。本実施例では、給水流量センサ130の検出流量が2.7リットル/min以上となった時点で、すなわち給湯経路122の流量が2.7リットル/min以上となった時点で、給湯が開始されたと判断する。給湯が開始されると(ステップS202でYESとなると)、ステップS204に進む。
ステップS204では、タンク給湯電磁弁116が開かれる。これによって、貯湯タンク110内の上部に貯められていた温水がタンク給湯経路114に送り出される。
ステップS206では、熱源機140による湯の加熱が必要か否かを判断するために、タンクサーミスタ112の検出温度をしきい値と比較する。本実施例では、タンクサーミスタ112の検出温度が60℃以上であれば(ステップS206でYESであれば)、貯湯タンク110内の温水を加熱することなく給湯に利用することが可能とみなされる。このような場合、ステップS210に進み、非燃焼給湯運転が行われる。非燃焼給湯運転では、熱源機140のバーナを燃焼させず、循環ポンプ138も駆動されない。なお、給湯運転と並行して暖房運転や風呂の追い焚き運転が行われている場合には、熱源機140と循環ポンプ138はすでに駆動されている。このような場合には、非燃焼給湯運転であっても、熱源機140と循環ポンプ138をあえて停止させることはなく、そのまま駆動させる。
タンクサーミスタ112の検出温度が60℃未満であれば(ステップS206でNOであれば)、貯湯タンク110内の温水を加熱することなく給湯に利用することが不可能とみなされる。このような場合、ステップS208に進み、燃焼給湯運転が行われる。燃焼給湯運転では、循環ポンプ138を駆動し、熱源機140のバーナを点火する。第1制御弁148と第2制御弁152の両者が閉じられていたら、第2制御弁152が開かれる。これによって、貯湯タンク110の中間部から湯水が吸い出されて、熱源機140で加熱される。熱源機140のバーナの燃焼量は、熱源機出口サーミスタ141の検出温度が65℃となるように制御される。熱源機140で加熱された湯は、貯湯タンク110の頂部に戻される。
ステップS210では、給湯サーミスタ120の検出温度がリモコン182に入力された給湯設定温度となるように、混合サーボ弁135の開度が調整される。これによって、貯湯タンク110の上部からタンク給湯経路114に送り出された湯が、給湯設定温度に調温されて、給湯栓124に供給される。
ステップS212では、給湯が終了したか否かを判断する。本実施例では、給水流量センサ130の検出流量が2.0リットル/min以下となった時点で、給湯が終了したと判断する。給湯が終了していない場合(ステップS212でNOの場合)、ステップS206へ戻り、上記した一連の処理を繰り返す。給湯が終了したと判断されると(ステップS212でYESとなると)、ステップS214へ進む。
ステップS214では、熱源機140のバーナの燃焼を停止し、循環ポンプ138を停止する。なお、給湯運転と並行して暖房運転や風呂の追い焚き運転が行われている場合には、熱源機140と循環ポンプ138は停止されない。その後、ステップS216で後述する再給湯待機処理が行われた後に、ステップS202へ戻る。
以下では図2のステップS216で行われる再給湯待機処理の詳細について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS302では、給湯終了からの経過時間を把握するために、コントローラ180に内蔵されたタイマカウンタによる計時を開始する。
ステップS304では、給湯が再開されたか否かを判断する。本実施例では、図2のステップS202と同様に、給水流量センサ130の検出流量が2.7リットル/min以上となった時点で、給湯が再開されたと判断する。ステップS304で給湯が再開された場合(YESの場合)には、図3の再給湯待機処理をこれ以上は行わずに、図2のステップS204へ戻って通常の給湯処理を再開する。ステップS304で給湯が再開されず給湯停止中の場合(NOの場合)、ステップS306へ進む。
ステップS306では、タンクサーミスタ112によって検出される温度(タンク上部温度)を、湯側最大温度として設定する。
ステップS308では、暖房運転もしくは追い焚き運転が行われているか否かを判断する。暖房運転もしくは追い焚き運転が行われている場合(ステップS308でYESの場合)、ステップS310へ進む。暖房運転も追い焚き運転も行われていない場合(ステップS308でNOの場合)、ステップS314へ進む。
ステップS310では、暖房戻りサーミスタ146で検出される温度(暖房戻り温度)が、湯側最大温度よりも高いか否かを判断する。暖房戻り温度が湯側最大温度より高い場合(ステップS310でYESの場合)、ステップS312へ進み、暖房戻り温度を湯側最大温度として設定する。暖房戻り温度が湯側最大温度以下の場合(ステップS310でNOの場合)、ステップS314へ進む。
ステップS314では、排熱回収運転が行われているか否かを判断する。排熱回収運転が行われている場合(ステップS314でYESの場合)、ステップS316へ進む。排熱回収運転が行われていない場合(ステップS314でNOの場合)、ステップS320へ進む。
ステップS316では、排熱回収サーミスタ108で検出される温度(排熱回収温度)が、湯側最大温度よりも高いか否かを判断する。排熱回収温度が湯側最大温度より高い場合(ステップS316でYESの場合)、ステップS318へ進み、排熱回収温度を湯側最大温度として設定する。排熱回収温度が湯側最大温度以下の場合(ステップS316でNOの場合)、ステップS320へ進む。
ステップS306からステップS318の処理によって、タンクサーミスタ112、暖房戻りサーミスタ146および排熱回収サーミスタ108で検出される温度のうち最大の温度が、湯側最大温度として設定される。これらの処理によって設定された湯側最大温度は、貯湯タンク110の上部に現に貯えられているか、あるいはこれから貯えられる湯の最大温度である。
ステップS320では、湯側最大温度と、給水サーミスタ128で検出される水道水温度と、リモコン182に入力された給湯設定温度に基づいて、混合ユニット134における混合比率が計算される。すなわち、混合ユニット134における、水に対する湯の混合比率を計算する。混合比率は、以下で計算される。
混合比率=(給湯設定温度−水道水温度)/(湯側最大温度−給湯設定温度)
ステップS322では、ステップS320で計算された混合比率となるように、混合ユニット134の混合サーボ弁135を駆動する。このように混合ユニット134の混合比率を調節しておくことによって、給湯が即座に再開された場合でも、予想外の高温の湯が給湯栓124に供給されることがない。
ステップS324では、ステップS302で計時を開始したタイマカウンタの計測時間から、給湯終了から所定の待機時間が経過したか否かを判断する。本実施例では、給湯終了から5分間が経過したか否かを判断する。給湯終了から5分間が経過していない場合(ステップS324でNOの場合)、処理はステップS304へ戻り、上述した一連の処理を繰り返し実行する。給湯終了から5分間が経過した場合(ステップS324でYESの場合)、処理はステップS326へ進む。
ステップS326では、タンク給湯電磁弁116を閉じる。タンク給湯電磁弁116を閉じることによって、その後に貯湯タンク110の上部にさらに高温の湯が貯えられた場合であっても、給湯栓124を開いた直後にはタンク給湯電磁弁116が閉じているので、給湯栓124に予想外に高温の湯が供給されることはない。
ステップS328では、混合ユニット134における湯と水の混合比率(水に対する湯の混合比率)が1となるように、混合サーボ弁135を駆動して、再給湯待機処理を終了する。
本実施例の給湯システム100では、給湯の終了から5分間が経過するまでは、リアルタイムにタンクサーミスタ112、排熱回収サーミスタ108および暖房戻りサーミスタ148で温度を検出して、湯側最大温度を設定して、混合ユニット134の混合サーボ弁135の開度を調整し続ける。これによって、給湯が再開された際に、予想外の高温の湯が給湯される事態を確実に防ぎ、かつ給湯設定温度の湯を迅速に給湯することができる。
また本実施例の給湯システム100では、給湯の終了から5分間が経過した後は、タンク給湯電磁弁116を閉じて、混合ユニット134での水に対する湯の混合比率が1となるように混合サーボ弁135の開度を調整した後は、混合サーボ弁135の開度の調整を行わない。混合サーボ弁135は、頻繁に開度を変更していると、経時的な劣化が早く進んでしまう。本実施例の給湯システム100によれば、混合サーボ弁135を必要以上に駆動することがない。混合サーボ弁135の経時的な劣化を抑制し、かつ給湯が再開された際に予想外の高温が給湯される事態を確実に防ぐことができる。
本実施例の給湯システム100では、混合ユニット134における湯と水の混合比率を調節する混合サーボ弁135を、給水経路132、タンク給水経路136および混合バイパス経路133の接続部分に配置している。従って、混合サーボ弁135には水道水しか流れず、混合サーボ弁135が高温の湯に接触することがない。混合サーボ弁135が熱サイクルに曝されないため、混合サーボ弁135の長寿命化をはかることができる。
本実施例の給湯システム100では、給水経路132に設けられた給水流量センサ130を用いて、給湯流量を検出している。給水流量センサ130は水道水の流量しか計測しないため、高温の湯に接触することがない。給水流量センサ130が熱サイクルに曝されないため、給水流量センサ130の長寿命化をはかることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
図1は本実施例の貯湯式給湯システムの系統図である。 図2は給湯処理を説明するフローチャートである。 図3は再給湯待機処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
100:給湯システム
102:発電ユニット
104:排熱回収ポンプ
106:排熱回収熱交換器
108:排熱回収サーミスタ
110:貯湯タンク
112:タンクサーミスタ
114:タンク給湯経路
116:タンク給湯電磁弁
118:タンク給湯サーミスタ
120:給湯サーミスタ
122:給湯経路
124:給湯栓
126:減圧弁
128:給水サーミスタ
130:給水流量センサ
132:給水経路
133:混合バイパス経路
134:混合ユニット
135:混合サーボ弁
136:タンク給水経路
138:循環ポンプ
140:熱源機
141:熱源機出口サーミスタ
142:暖房熱交換経路
144:暖房熱交換器
146:暖房戻りサーミスタ
148:第1制御弁
150:暖房バイパス経路
152:第2制御弁
154:シスターン
156:暖房ポンプ
158:暖房循環経路
160:暖房端末機
162:追い焚き経路
164:追い焚き熱交換器
166:追い焚き熱動弁
168:風呂循環経路
170:浴槽
172:風呂循環ポンプ
174:注湯電磁弁
180:コントローラ
182:リモコン

Claims (3)

  1. 加熱された湯を貯湯しておき、貯湯しておいた湯を必要に応じて給湯する貯湯式の給湯システムであって、
    湯を貯湯するタンクと、
    タンクの湯の温度を検出する温度検出手段と、
    タンクに流入する湯の温度を検出する第2温度検出手段と、
    タンクから給湯する給湯経路と、
    タンクに給水する給水経路と、
    給湯の設定温度を取得する設定温度取得手段と、
    給湯経路を流れる湯に給水経路を流れる水を混合して、給湯経路の湯を設定温度に調温する混合ユニットを備えており、
    前記混合ユニットは、
    給水経路から分岐して、タンクをバイパスして、給湯経路に合流するバイパス経路と、
    少なくともバイパス経路に設けられており、開度を調整可能な調整弁と、
    調整弁の開度を調整する調整手段を備えており、
    前記調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、タンクの湯の温度と設定温度に基いて、調整弁の開度を調整し続け
    前記調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、タンクに流入する湯の温度がタンクの湯の温度よりも高い場合に、タンクに流入する湯の温度と設定温度に基いて、調整弁の開度を調整することを特徴とする給湯システム。
  2. 前記調整手段が、給湯システムが給湯していない期間において、
    給湯が終了してから所定の待機時間が経過するまでは、調整弁の開度を調整し続け、
    給湯が終了してから前記待機時間が経過した後は、調整弁の開度を調整しないことを特徴とする、請求項1の給湯システム。
  3. 給湯経路において混合ユニットよりも上流側に設けられた開閉弁と、
    開閉弁を開閉する開閉手段をさらに備えており、
    前記開閉手段が、給湯システムが給湯していない期間において、
    給湯が終了してから前記待機時間が経過するまでは、開閉弁を開いておき、
    給湯が終了してから前記待機時間が経過した後は、開閉弁を閉じることを特徴とする、請求項2の給湯システム。
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