JP5162263B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents
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Description
本発明のコージェネレーションシステムは、温水を貯える貯湯タンクと、貯湯タンクの上部から温水利用箇所へ温水を供給する給湯経路と、冷水供給源から貯湯タンクの下部へ冷水を供給する給水経路を備えている。冷水供給源とは、例えば水道管などである。
本発明のコージェネレーションシステムは、給湯経路と給水経路を接続しており、冷水供給源から供給される冷水を貯湯タンクから供給される温水に混合する混合経路を備えている。
本発明のコージェネレーションシステムは、温水利用箇所へ供給される温水の流量を検出する水量センサを備えている。水量センサは、給湯経路上の混合経路との接続部より下流に設けられていてもよい。または、冷水供給源から給水経路に供給される冷水の水量と給湯経路から温水利用箇所に供給される温水の流量は等しいので、水量センサは、給水経路上の混合経路との接続部より上流に設けられていてもよい。
本発明のコージェネレーションシステムは、貯湯タンクから給湯経路への温水の供給を遮断する制御弁を備えている。制御弁は、給湯経路上の混合経路との接続部よりも上流に設けられていてもよい。または、給水経路から貯湯タンクへ供給される冷水の流量と貯湯タンクから給湯経路へ供給される湯の流量は等しいので、制御弁は、給水経路上の混合経路との接続部よりも下流に設けられていてもよい。
(第1特徴) 給湯水量センサで検出される流量が所定量以上のときに、出湯サーミスタで検出される温度がリモコン設定温度よりも所定温度高い値を示した場合、タンク電磁弁を閉じてタンク給湯経路を遮断する。
(第2特徴) 給湯水量センサで検出される流量が所定量以上のときに、出湯サーミスタで検出される温度がリモコン設定温度よりも所定温度高い値を示した場合、水量サーボを全閉にして温水利用箇所へ供給される温水を遮断する。
(第3特徴) タンク電磁弁が閉じられてタンク給湯経路が遮断されたときに、混合器の開度を制限する。
(第4特徴) 給湯停止判断後に、出湯サーミスタで検出される温度が規定温度以上を示した場合、タンク電磁弁を閉じてタンク給湯経路を遮断する。
図1に、本発明の第1実施例であるコージェネレーションシステム100の模式図を示す。コージェネレーションシステム100は、温水利用箇所66である給湯栓66bと風呂の浴槽66a等に接続されている。コージェネレーションシステム100は、発電ユニット24、貯湯タンク18、混合ユニット44、リモコン70およびコントローラ68等を備えている。
混合比率=(給湯高温サーミスタ検出温度−リモコン設定温度)/(リモコン設定温度−給水サーミスタ検出温度)
例えば、本発明の実施例のコージェネレーションシステムでは、発電ユニットが、燃料電池を用いた発電装置であるが、発電ユニットが、燃料電池以外を用いた発電装置であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
4:給水経路
6:減圧弁
8:給水サーミスタ
10:給湯水量センサ(水量センサ)
12:給湯水量サーボ(水量サーボ)
14:混合器(混合弁)
16:タンク給水経路
18:貯湯タンク
20:排熱回収ポンプ
22:排熱回収熱交換器
24:発電ユニット
26:排熱回収サーミスタ
28:三方排熱切替弁
29a、29b:経路
30:三方タンク切替弁
32:タンク上部サーミスタ
34:タンク給湯経路
36:タンク電磁弁(制御弁)
38:給湯高温サーミスタ(第1温度センサ)
40:混合経路
42:タンク給湯経路と混合経路と給湯経路との接続部
44:混合ユニット
46:出湯サーミスタ(第2温度センサ)
48:給湯経路
50:湯張り弁
52:湯張り量センサ
54:風呂ポンプ
56:風呂水量スイッチ
58:風呂サーミスタ
60:風呂熱交換器
62:風呂循環経路
64:風呂往きサーミスタ
66:温水利用箇所
66a:浴槽
66b:給湯栓
68:コントローラ
70:リモコン
Claims (6)
- 発電ユニットで発生する発電熱で水を加熱し、加熱した温水を貯湯しておき、貯湯しておいた温水を利用して給湯することが可能なコージェネレーションシステムであって、
温水を貯える貯湯タンクと、
貯湯タンクの上部から温水利用箇所へ温水を供給する給湯経路と、
冷水供給源から貯湯タンクの下部へ冷水を供給する給水経路と、
給湯経路と給水経路を接続しており、冷水供給源から供給される冷水を貯湯タンクから供給される温水に混合する混合経路と、
混合経路上に設けられており、冷水供給源から供給される冷水の流量と貯湯タンクから供給される温水の流量との混合比を調整する混合弁と、
温水利用箇所へ供給される温水の流量を検出する水量センサと、
貯湯タンクから給湯経路への温水の供給を遮断する制御弁を備えており、
水量センサで検出される流量が所定量以下になったときに、そのときの冷水と温水の混合比をそのときから所定時間維持し、その所定時間経過後に制御弁を閉じる、コージェネレーションシステム。 - 前記混合経路との接続部よりも上流かつ前記制御弁よりも下流の給湯経路上に設けられており、前記貯湯タンクから供給される温水の温度を検出する第1温度センサをさらに備えており、
前記水量センサで検出される流量が前記所定量以下になったときに、そのときの前記第1温度センサで検出される温度を記憶し、その後に前記第1温度センサで検出される温度が前記記憶した温度より所定温度以上高くなったときに前記所定時間経過前であっても前記制御弁を閉じる、請求項1のコージェネレーションシステム。 - 前記制御弁が閉じた後に、前記第1温度センサが所定温度以上の温度を検出したときに、前記制御弁が故障していると判断する、請求項2のコージェネレーションシステム。
- 前記制御弁が故障していると判断したときに、前記混合比を最大混合比に調整する、請求項3のコージェネレーションシステム。
- 温水利用箇所へ供給される温水の流量を制御する水量サーボをさらに備えており、
前記制御弁が故障していると判断したときに、前記水量サーボを制御して温水利用箇所へ供給される温水を遮断する、請求項3のコージェネレーションシステム。 - 前記混合経路との接続部よりも下流の給湯経路上に設けられており、前記温水利用箇所へ供給される温水の温度を検出する第2温度センサをさらに備えており、
前記水量センサで検出される流量が前記所定量以下になったときに、そのときの前記第2温度センサで検出される温度を記憶し、その後に前記第2温度センサで検出される温度が前記記憶した温度より所定温度以上高くなったときに前記所定時間経過前であっても前記制御弁を閉じる、請求項1〜5のいずれか1項のコージェネレーションシステム。
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