JPH0236186Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236186Y2
JPH0236186Y2 JP5803882U JP5803882U JPH0236186Y2 JP H0236186 Y2 JPH0236186 Y2 JP H0236186Y2 JP 5803882 U JP5803882 U JP 5803882U JP 5803882 U JP5803882 U JP 5803882U JP H0236186 Y2 JPH0236186 Y2 JP H0236186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed contact
contact plates
contact
contacts
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5803882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58160434U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5803882U priority Critical patent/JPS58160434U/ja
Publication of JPS58160434U publication Critical patent/JPS58160434U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0236186Y2 publication Critical patent/JPH0236186Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、八方向操作型スイツチに関し、詳
しくは、自動車の電動ミラーをモータを2個使用
し上下左右及び斜め方向(右上、右下、左上、左
下)の八方向に自動で任意に作動させるのに好適
に用いられるものである。
従来、この種の多方向切換スイツチとして種々
提案されているが、いずれも構造が複雑で電源が
短絡しやすい等の問題があつた。例えば、実公昭
56−34677号公報に記載のスイツチでは、上下左
右方向にスイツチを切換操作するのに比較して斜
め方向(右上等)に操作する際に、操作部の必要
ストロークが大きくなると共に、異極間のギヤツ
プが小さく絶縁不良になりやすい。また、共通接
点が常時接触しているため、可動コンタクトのわ
ずかな移動でも回路を短絡する等の欠点があつ
た。
この考案は、上記した欠点を解消せんとするも
ので、モータを2個使用して八方向へ作動させる
スイツチにおいて、3点の接点部を備える可動コ
ンタクトを2個使用し、各可動コンタクトの接点
はOFF時にはいずれの固定接点とも接触せず、
操作時のみ、各可動コンタクトの1点が電源に接
続し、他の1点は上下用あるいは/および左右用
のモータと接続する固定接点と接触し、他の1点
はいずれも固定接点とも接触しない中間位置に位
置するように構成し、異極(固定接点)間のギヤ
ツプを大きくして絶縁性を良くし、短絡を防止す
ると共に、各方向への操作ストロークを同一とし
使い易い八方向操作型スイツチを提供するもので
ある。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
1はスイツチボデー、2はスイツチボデー1の
操作ノブ取付用開口1aの内部に取付けたシー
ト、3はシート2の上面に位置するブラケツト、
4はブラケツト3に回動自在に支持された操作ノ
ブ、5は操作ノブ4に取付けたシヤフト、6はボ
デー1の底面開口部に取付けたインシユレータ、
7は上記シート2とインシユレータ6との間に水
平方向に摺動自在に配置されると共に上記シヤフ
トに取付けられて操作ノブ4の操作方向に応じて
作動されるコンタクトホルダ、8A,8Bはコン
タクトホルダ7に取付けられたコンタクタで、イ
ンシユレータ6との接触側は三角形状で各頂点部
に突出した接点部を設けている。9はインシユレ
ータ6に取付けた複数個の固定接点板であり、後
述する如く、上下用モータ10と左右用モータ1
1の2ケのモータ及び電源12に接続しており、
上記した主要部材からスイツチは構成される。詳
しくは、ボデー1内にこれと一体に形成されるブ
ラケツト3は垂直方向の筒状のガイド部3aと水
平方向の上端軸受部3bとよりなり、軸受部3b
の中心に球面軸受3cを形成している。操作ノブ
4は上側操作部4aを図示の如く8角形状とし、
その中央部4a-1の周囲に上向操作部4a-2、下向
操作部4a-3、右向操作部4a-4、左向操作部4
a-5、右上向操作部4a-6、右下向操作部4a-7
左上向操作部4a-8、左下向操作部4a-9を夫々段
差をつけて区切つて形成している。該操作部4a
の中央部の下面に球状の支持部4bを設け、該支
持部4bをブラケツト3の球面軸受3cに回動自
在に嵌合して支承すると共に、該支持部4bの中
心にシヤフト5をインサートして取付け、該シヤ
フト5を下方へ突出させている。該シヤフト5の
外周にはノブ4と一体のスリーブ15を配置し、
スリーブ15及びシヤフト5をシート2に穿設し
た開口2aを遊挿して突出し、コンタクトホルダ
7に設けた取付穴7aに嵌合している。また、上
記スリーブ15の係合孔15aに係合部16aが
係合する略L字状のスリーブ16を上記スリーブ
15に外嵌して取付けると共に、該スリーブ16
の下側水平部16bの先端係合部16cと摺動自
在に係合する節度溝17aを設けた略L字状のス
リーブガイド17をブラケツトガイド部3aの内
面に摺動自在に内嵌して設けている。該ガイドリ
ング17の水平部17bとブラケツト軸受部3b
との間にはリターンスプリング18を縮装してい
る。よつて、操作ノブ4を操作してシヤフト5が
傾むくと、スリーブ16も傾むき、係合部16c
はガイドリング17の水平部下面を押し上げなが
ら摺動しスプリング18に抗してガイドリング1
7を上昇させ、よつて動き初めは操作が重くなる
ようにして節度感を与えている。操作ノブから手
を外すと、スプリング18によりガイドリング1
7を押し下げ、スリーブ16、シヤフト5、操作
ノブ4を元に戻すと共に、スリーブ係合部16c
がガイドリング17の節度溝17aに嵌合して停
止し、中立のOFF位置に操作ノブ4を停止保持
するようにしている。
上記操作ノブ4の操作に応じてシヤフト5を介
して球面支持部を支点として作動されるコンタク
トホルダ7には、2個のコンタクト8A,8Bを
コンタクトスプリング19,19を介して下方に
付勢して取付けており、該コンタクト8A,8B
の下側面を第3図に示す如く、各2点の接点部8
A-1,8A-2,8B-1,8B-2を両外側に位置する
と共に、残りの接点部8A-3,8B-3を中央側に
図中上下に間隔をあけて位置させている。
一方、インシユレータ6に固定する固定接点板
9の形状及び配置は、第4図に示す通りであり、
図中、中央部に上下に間隔をあけて円環状の第
1、第2固定接点板9A,9Bを配置し、第1接
点板9Aの右側Bのやや上部に上下に間隔をあけ
ると共に対向した中央部に円状の間隔をあけて第
3、第4固定接点板9C,9Dを配置し、かつ、
第1接点板9Aの右側下方に左右に間隔をあける
と共に中央部に円状の間隔をあけて第5、第6固
定接点板9E,9Fを配置している。また、上記
第2接点板9Bの左側上方に上下に間隔をあける
と共に中央部に円状の間隔をあけて第7、第8固
定接点板9G,9Hを配置し、かつ第2接点板9
Bの左側下方に左右に間隔をあけると共に中央に
円状の間隔をあけて第9、第10固定接点板9I,
9Jを配置している。尚、第4図に示す如く、第
6接点板9Fと第10接点板9Jとを一体に形成し
てもよい。上記固定接点板9は、第5図に示す如
く、第1及び第2接点板9A,9Bを電源12の
+側と−側とに接続すると共に、接点板9C,9
D,9G,9Hを上下用モータ10に図示の如く
接続し、かつ、接点板9E,9F,9I,9Jを
左右用モータ11に図示の如く接続している。
つぎに、上記スイツチの切換作用について説明
する。操作ノブ4が中立OFF位置の時、第5図
Aに示す如く、コンタクト8Aの接点部8A-1
接点板9Cと9Dの中間隙間位置にあり、8A-2
は9Eと9Fの中間位置、8A-3は9Aの中央間
隙にあり、いずれも固定接点板9とも接触してい
ない。同様に、コンタクト8Bは接点部8B-1
接点板9Gと9Hとの中間位置8B-2は9Iと9
Jの中間位置、8B-3は9Bの中央間隙間位置に
あり、いずれの固定接点板9とも接触していな
い。よつて、モータ10,11と電源12とを結
ぶ長手方向は開いている。
上記OFF位置より上下用モータ10を駆動し
てミラーを下方向に傾動したい場合、操作ノブ4
の下向操作部40a−3を押して傾動する。該操
作でシヤフト5を介してコンタクトホルダ7は図
中上方へ移動し、第5図Bに示す如く、コンタク
ト8Aの接点部8A-1は固定接点板9Cと8a-3
は9Aとそれぞれ接触し、8a-2は9Eと9Fの
中間に位置して固定接点板と接触しない。一方、
コンタクト8Bの接点部8B-1は9Gと、8B-3
は9Bと接触し、8B-2は接触しない。よつて、
電源12−固定接点板9A−コンタクト8A−固
定接点板9C−上下用モータ10−固定接点板9
G−コンタクト8B−固定接点板9B−電源12
の回路が閉成され、上下用モータ10にミラーを
下向に駆動するに必要な極性の電圧が与えられて
駆動し、ミラーを下向に傾動する。所望の位置に
傾動して操作ノブ4の押圧を解くと、リターンス
プリング18によりシヤフト5が中立位置に戻
り、コンタクトホルダ7、操作ノブ4も元の中立
位置に戻る。ミラーを上向きに傾動したい場合は
操作ノブ4の上向操作部40a-2を押して傾動す
ると、上記と同様に作動し、電源12−9A−コ
ンタクト8A−9D−モータ10−9H−コンタ
クト8B−9B−12と回路が閉じ、モータ10
を上記と逆回転してミラーを上向きに傾動する。
ミラーを左向きに傾動したい場合は、左向操作
部4a-5を押して傾動すると、第5図Cに示す如
くコンタクト8A,8Bが移動する。よつて、電
源12−固定接点板9A−コンタクト8A−9E
−左右用モータ11−9J−コンタクト8B−9
B−12と回路が閉成され、左右用モータ11が
駆動して、ミラーを左向に傾動する。
ミラーを右向に傾動したい時は右向操作部4
A-4を押すと同様に回路が閉じ、モータ11を上
記と逆回転してミラーを右向に傾動する。
ミラーを左下向きに傾動したい時は左下向操作
部4a-9を押す。コンタクト8A,8Bは第5図
Dに示す如く移動し、電源12−9A−コンタク
ト8A−9C−上下用モータ10−9G−コンタ
クト8B−9B−12と回路が閉じて上下用モー
タ10を駆動したミラーを下向きに傾動すると共
に、電源12−9A−8A−9E−左右用モータ
11−9J−8B−9B−12と回路を閉じ、左
右用モータ11を駆動してミラーを左向きに傾動
し、よつて、ミラーは左下向きに傾動される。ミ
ラーを右下、左上、左下に傾動する場合も、上記
と同様に作用する。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
る八方向操作型スイツチによれば、八方向の操作
により2個のコンタクトが対応した方向に移動
し、上下用モータおよび/あるいは左右用モータ
に操作方向への動作に必要な極性の電圧を与え、
上、下、右、左、右上、左上、右下、左下の任意
の方向にミラーを作動することができる。また、
操作方向によつて操作ストロークが変化せず、同
一ストロークで作動できると共に、固定接点板の
間のギヤツプを大きくとることが出来る。即ち、
前記した従来の実公昭56−34677号公報に開示さ
れた技術では、可動接片の1つの接触点が上方に
配置した固定接片と右側に配置した固定接片の両
方に接触するので、これら上方と右側に配置する
固定接片とを近接して配置する必要がある。同様
に、1つの接触点が上方と左側、下方と右側、下
方と左側に配置する固定接片の両方に接触するの
で、これら固定接片も近接して配置する必要があ
る。よつて、固定接点板の間のギヤツプを大きく
とことが出来ない。
これに対して、本考案では、コンタクト8A,
8Bの上下用の接点部8A−1,8A−1と左右用
の接点部8B−2,8A−2とに分割されているの
で、例えば、上用の固定接点板と右用の固定接点
板とを近接して配置する必要がない。よつて、固
定接点板のギヤツプを大きくとることが出来る。
尚、本考案において、上下用、左右用の固定接点
板が対で配置されているが、これは可動接点の移
動方向が反対とするので、接点ギヤツプは十分と
ることが出来る。
このように、本考案では固定接点板の間のギヤ
ツプを大きくとれるため、絶縁性が良くシヨート
の問題も発生しないため、小型化が容易に出来
る。さらに、中立OFF時には、可動コンタクト
はいずれの固定接点板とも接触していないので、
可動コンタクトのわずかな移動で回路が短絡する
ことはなく、信頼性が高い等の種々の利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスイツチの平面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第2図
のインシユレータ6を取除いた状態の底面図、第
4図はインシユレータ6に対する固定接点板9の
取付状態を示す平面図、第5図A,B,C,Dは
スイツチ切換時におけるコンタクトと固定接点板
との関係を示す概略図である。 1……スイツチボデー、4……操作ノブ、5…
…シヤフト、6……インシユレータ、7……コン
タクトホルダ、8A,8B……コンタクト、9,
9A〜9J……固定接点板、10……上下用モー
タ、11……左右用モータ、12……電源、18
……リターンスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作ノブ4を球面軸受3cにより八方向へ傾動
    可能に支持すると共に、該操作ノブにシヤフト5
    を介して2個のコンタクト8A,8Bを取付けた
    コンタクトホルダ7を対応して移動するように連
    結し、上記2個のコンタクトに夫々3個の接点部
    8A−1,8A−2,8A−3,8B−1,8B−2
    8B−3を三角形状に設ける一方、 上記コンタクトが摺動するインシユレータ6上
    の中央部に上下に間隔をあけて円環状の第1、第
    2固定接点板9A,9Bを、該第1固定接点板9
    Aの右側上方に上下に間隔をあけると共に対向し
    た中央部に円状の間隔をあけて第3、第4固定接
    点板9C,9Dを、上記第1固定接点板9Aの右
    側下方に左右に間隔をあけると共に中央部に円状
    の間隔をあけて第5、第6固定接点板9E,9F
    を、上記第2固定接点板9Bの左側上方に上下に
    間隔をあけると共に中央部に円状の間隔をあけて
    第7、第8固定接点板9G,9Hを、上記第2固
    定接点板9Bの左側下方に左右の間隔をあけると
    共に中央に円状の間隔をあけて第9、第10固定接
    点板9I,9Jを取付け、かつ、 上記第1、第2固定接点板を電源12の+側と
    −側とに接続し、第3、第4、第7および第8固
    定接点板を上下用モータ10に、第5、第6、第
    9および第10固定接点板を左右用モータ11に接続
    して、 上記2個のコンタクト8A,8Bの夫々の3個
    の接点部8A−1〜8B−3は、OFF時には上記固
    定接点板9A〜9Jのいずれにも接触しないよう
    に位置し、かつ、上下左右への操作時には上記各
    コンタクトの1つの接点部は電源に接続した第
    1、第2固定接点板に接触する一方、他の1つの
    接点部は上下用モータに接続した一対の固定接点
    板の一方に或いは左右用モータに接続した一対の
    固定接点板の一方に接触し、残り一点の接点部は
    上記一対の固定接点板の中間間隙部に位置するよ
    うにし、かつ、右上等の斜め操作時には1つの接
    点部は上記電源に接続した固定接点板に接触し、
    他の1つの接点部は上記上下用モータに接続した
    一対の固定接点板の一方に、他の残りの1つの接
    点部は上記左右用モータに接続した一対の固定接
    点板の一方に接触するように設定したことを特徴
    とする八方向操作型スイツチ。
JP5803882U 1982-04-20 1982-04-20 八方向操作型スイツチ Granted JPS58160434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5803882U JPS58160434U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 八方向操作型スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5803882U JPS58160434U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 八方向操作型スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58160434U JPS58160434U (ja) 1983-10-26
JPH0236186Y2 true JPH0236186Y2 (ja) 1990-10-02

Family

ID=30068449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5803882U Granted JPS58160434U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 八方向操作型スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58160434U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58160434U (ja) 1983-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0141141Y2 (ja)
US4866221A (en) Remote power mirror switch assembly
US5285039A (en) Seesaw type switch
JPH0236186Y2 (ja)
EP0269153B1 (en) Multi-position electrical switch
US5196657A (en) Electric switch
KR20010034027A (ko) 전기 스위치
JPH0236187Y2 (ja)
US4249086A (en) Vehicular side mirror control
JPS605483Y2 (ja) 車両用ワイパスイツチ
KR20180083189A (ko) 차량용 파워 윈도우 스위치 모듈
JPH0313952Y2 (ja)
JPS6140044Y2 (ja)
CN218676960U (zh) 双定位式电源总开关
JPS6119477Y2 (ja)
JPH0235153Y2 (ja)
JPH0729535Y2 (ja) 多方向切換スイッチ
JPS604351Y2 (ja) 多方向切換スイツチ
JPH0239308Y2 (ja)
JPH035150Y2 (ja)
JPH0433625Y2 (ja)
JPS6131568B2 (ja)
SU1175848A1 (ru) Устройство дл управлени реверсивным электродвигателем строительного подъемника
JP2543182Y2 (ja) スイツチ装置
JPH0314758Y2 (ja)