JPH0234724Y2 - - Google Patents

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JPH0234724Y2
JPH0234724Y2 JP1986175791U JP17579186U JPH0234724Y2 JP H0234724 Y2 JPH0234724 Y2 JP H0234724Y2 JP 1986175791 U JP1986175791 U JP 1986175791U JP 17579186 U JP17579186 U JP 17579186U JP H0234724 Y2 JPH0234724 Y2 JP H0234724Y2
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JP
Japan
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lens
housing
lenses
sealant
leg
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JP1986175791U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハウジングのシール溝内にシール剤
(ホツトメルト)を入れ、更にレンズの周側壁
(脚部)を挿入して、その固定及びシールを行う
結合構造の車両用灯具に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、第4図に示すようにハウジング1に複
数のレンズ2,3を取付けるためのシール溝1
a,1bを有し、これらに取付けた両レンズ2,
3間にモール5を配置するものでは、各レンズ
2,3のゲート部(すなわちゲート2g,3gを
指し、射出成形の際の樹脂の入口としてカツト後
も跡として残る部分を云う)は前記ハウジング1
のシール溝1a,1bに挿入するレンズ脚部の折
曲部付近に設けてあり、シール溝1a,1b内の
シール剤(ホツトメルト)4の外にある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、レンズ2の表面
に付着したワツクスリムバーやウインドウオツシ
ヤー液等の溶剤が破線矢印の経路で流れ落ちる
が、その流路にレンズ2,3のゲート2g,3g
があり、シール剤(ホツトメルト)4から露出し
ている部分1a,1bに溶剤等が溜り、特に成形
歪みの残つているゲート部に付着したまま溜り易
くなつて、このゲート部が前記溶剤等で侵され、
このためゲート部に集中的にクラツクが発生し
て、商品性の低下、およびランプ内への水浸入等
の不都合が発生するおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ハウジングのシール溝内にシール剤
を入れ、更にレンズの脚部を挿入して、ハウジン
グとレンズを結合した車両用灯具において、前記
レンズのゲート部をシール剤に埋まるレンズ脚部
の下端に設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、ハウジング11は複数のレンズ12,13を
取付けるためのシール溝11a,11bを有し、
その内部にシール剤(ホツトメルト)14を入れ
ている。このハウジング11にはレンズ12,1
3を取付けるとともに、両レンズ12,13の間
にモール15を配設している。即ち、両レンズ1
2,13の脚部が挿入されるシール溝11a,1
1bの前にモール15を配置している。なお、1
6はバルブである。また、前記レンズ12,13
はアクリル、ポリカーボネイト樹脂等、灯油(ワ
ツクスリムバー)、ガソリン等によつて侵されや
すい材料で形成されている。
前記レンズ12,13は、脚部(周側壁)を有
するように成形しており、その場合のゲート12
g,13gは脚部下端中央部に設けられている。
このゲート12g,13gは、樹脂成形の際の樹
脂の入口としてカツト後に残る部分であり、第3
図に示すように、レンズ成形後、円筒状の部分1
2g′,13g′とレンズ12,13との間で前記円
筒状の部分と同幅の平板状の部分をカツトし、そ
のカツト跡としてレンズ側に残る部分を云う。つ
まり、ゲート12g,13gはハウジング11の
シール溝11a,11b内部のシール剤14内に
位置するようになる。
この結果、レンズ12の表面に付着したワツク
スリムバーやウインドウオツシヤー液等の溶剤が
破線のように流れ落ちても、レンズ12,13の
ゲート12g,13gはその経路の外で、しかも
シール剤14により完全に被覆されており、その
溶剤等による影響を受けなくなる。従つて、ゲー
ト部付近のクラツク発生が防止される。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、レンズのゲート
をその脚部の下端、つまりハウジングのシール溝
内のシール剤に覆われる位置に設けたので、レン
ズとハウジングの結合時にはレンズのゲートはシ
ール剤によつて被覆されるようになり、ランプ外
部の溶剤等の浸食によるレンズのゲート部付近の
クラツク発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を
示す断面図、第2図は第1図のa部の拡大図、第
3図は同実施例におけるレンズの斜視図、第4図
は従来例を示す要部断面図である。 11……ハウジング、11a及び11b……シ
ール溝、12及び13……レンズ、12g及び1
3g……レンズのゲート、14……シール剤、1
5……モール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングのシール溝内にシール剤を入れ、更
    にレンズの脚部を挿入して、ハウジングとレンズ
    を結合した車両用灯具において、前記レンズのゲ
    ート部をシール剤に埋まるレンズ脚部の下端に設
    けたことを特徴とする車両用灯具。
JP1986175791U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0234724Y2 (ja)

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JP1986175791U JPH0234724Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JP1986175791U JPH0234724Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JPS6380706U JPS6380706U (ja) 1988-05-27
JPH0234724Y2 true JPH0234724Y2 (ja) 1990-09-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5317686B2 (ja) * 2008-12-26 2013-10-16 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841504B2 (ja) * 1976-10-26 1983-09-12 富士ゼロックス株式会社 X線吸収液体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841504U (ja) * 1981-09-14 1983-03-18 市光工業株式会社 車輛用灯具
JPS60178904U (ja) * 1984-05-08 1985-11-28 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

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JPS5841504B2 (ja) * 1976-10-26 1983-09-12 富士ゼロックス株式会社 X線吸収液体

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JPS6380706U (ja) 1988-05-27

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