JPH0234633A - 290℃より低い融点を有する結晶化セミ芳香族ポリアミド - Google Patents

290℃より低い融点を有する結晶化セミ芳香族ポリアミド

Info

Publication number
JPH0234633A
JPH0234633A JP1149771A JP14977189A JPH0234633A JP H0234633 A JPH0234633 A JP H0234633A JP 1149771 A JP1149771 A JP 1149771A JP 14977189 A JP14977189 A JP 14977189A JP H0234633 A JPH0234633 A JP H0234633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iii
units
unit
mol
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1149771A
Other languages
English (en)
Inventor
Pascal Barthelemy
パスカル・バルテルミ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JPH0234633A publication Critical patent/JPH0234633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/265Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids from at least two different diamines or at least two different dicarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テレフタル酸、2−メチルペンタメチレン
ジアミン及び立体障害芳香族ジアミンから誘導される結
晶化ポリアミドに関する。
[従来の技術] 脂肪族ジアミン及び脂肪族又は芳香族ジカルボン酸から
誘導されるポリアミドは以前からすでに公知である。こ
れらのポリアミドはそれらの組成に応じて高い融点(T
m)を有する結晶化物質(この場合、結晶化物質を一般
的には半結晶質ポリマーと言う)又は比較的低いガラス
転移温度(Tg)を有する完全非晶質物質である。
半結晶質ポリアミドは高温において良好な熱機械的強度
を有する造形製品を製造することが意図される場合に有
利に用いられる。最もよく知られている半結晶質ポリア
ミドはポリアミド−66(ヘキサメチレンジアミンとア
ジピン酸とのポリマー)である。このポリアミドは約2
65℃のTmを有するので容易に溶融加工することがで
きるが、しかし約50℃の低いTgを有するために使用
温度が100℃より低いものに利用分野が制限される。
それより高いTgを有し、その結果として温度の関数と
しての機械的特性値を良好に維持する他の半結晶質ポリ
アミドが見出されている。この種の代表的なポリアミド
は例えばテレフタル酸、イソフタル酸(二酸混合物中に
20〜40モル%)及びヘキサメチレンジアミンから得
られるもの(米国特許筒3.941.755号及び同第
4.607.073号を参照されたい)である。これは
約120〜140℃の範囲のTgを有し、従ってかなり
熱安定性であるが、しかし得られる融点が高い(これは
約320〜340℃の範囲にある)ためにこれらコポリ
アミドの加工には非常に高い温度が必要である。ポリア
ミド−66の加工に用いられる慣用の方法に従ってポリ
マーを加工することができるようにするために、好まし
くは約290℃より低く留まるTm値を有しながら約1
00℃より高いTg値を得る可能性が存在し、これはテ
レフタル酸及び2−メチル−1,5−ペンタメチレンジ
アミンから得られるポリアミドに見出すことができる(
特公昭44−019.551号を参照されたい)。これ
は142℃のTgを有し、Tmは285℃である。
[発明が解決しようとする課題] Tgはポリマーの熱安定性を決定する重要なファクター
であるので、142℃より高いTg及び290℃より低
く留まるTmを有するポリアミドを得ることが依然とし
て望まれている。本発明による下記の技術的解決策がこ
の目的を満足するのに正に対応する。
[課題を解決するための手段] より正確には、本発明は、テレフタル酸又はその誘導体
と2−メチルペンタメチレンジアミンとを含む反応成分
から製造される半結晶質コポリアミドに関し、これらコ
ポリアミドは下記の点を特徴とする: ・構造中に下記の式(I)、(II)、随意としての(
II’)及び(IIT)の繰り返し単位を含有すること
二 CH。
−HN−CH,−CI−CH,−CH,−C:H,−N
H−(II )2Hs −I(N−CH,−CH−CH,−CH2−NH−(I
I ’)(式中、記号R3,R2,R3及びR4は同一
であっても異なっていてもよく、それぞれメチル、エチ
ル、プロピル又はイソプロピル基を表わし、但し ・R,、R2,R3及びR4が同一であるか、・R1と
R2とが同一であり且つR1とR4とが同一であるか1 、R,とR8とが同一であり且っR2とR4とが同一で
あるか 又は ・R8とR4とが同一であり且っR2とR1とが同一で
あるか のいずれかであり、 わす): ・単位(I)の単位(II)、(II°)及び(III
)の合計に対するモル比が1であること:・単位(II
)及び(II°)の混合物中の単位(II゛)の量が0
〜5モル%の範囲にあり且つこの混合物中の単位(II
 )の量が100〜95モル%の範囲にあること: ・単位([I)、(IIo)及び(III )の混合物
中の単位(III )の】が次の追加的条件:・4つの
記号R+ 、R2,R3及びR4がそれぞれ1個より多
い炭素原子を有する基を表わす場合にはこの単位(II
I )の量が8モル%より少なく、 ・4つの記号R,,R,、R2、R3及びR4のうちの
2つだけがそれぞれ1個より多い炭素原子を有する基を
表わす(この場合、他の2個の記号はそれぞれメチル基
を表わす)場合にはこの単位(III)の量が13モル
%より少な(、 ・4つの記号R+、Ra、Rs及びR1がそれぞれメチ
ル基を表わす場合にはこの単位(III)の量が18モ
ル%より少ない:に従うこと。
単位(III)の量が上記のいずれかの限度と同等又は
それより多い場合には、得られるコポリアミドは完全に
非晶質である。
式(1)の単位はテレフタル酸から又は例えばそのジへ
ロゲン化物若しくはジエステルのような誘導体から由来
する。
式(11)の単位は2−メチル−1,5−ペンタメチレ
ンジアミンによってもたらされる。随意としての式(I
ド)の単位については、これらは2−エチル−1,4−
テトラメチレンジアミンから誘導される。用いられる2
−メチルペンタメチレンジアミンの合成は、公知の方法
に従って2−メチルグルタル酸のジニトリルを水素化す
ることによって実施することができる。同様に、2−エ
チルテトラメチレンジアミンの合成は2−エチル琥珀酸
のジニトリルを水素化することによって実施することが
できる。
式(III)の単位に関しては、これらは−数式:(式
中、記号R,,R,、R5,R4及びAは式(Ill 
)の単位に関して前記した意味を持つ)のジアミンから
由来する。
好ましい具体例に従えば、本発明のコポリアミドは、 4単位(Ill )が前記においてAが−CH,−であ
る構造を有し、 且つ ・単位(II )、(II’)及び(III)の混合物
中の単位(III )の量が次の追加的条件:・4つの
記号R,,R2、R2、R3及びR4がそれぞれ1個よ
り多い炭素原子を有する基を表わす場合にはこの単位(
III )の量が2〜7モル%の範囲にあり、 ・4つの記号R,,R,、R2、R3及びR4のうちの
2つだけがそれぞれ1個より多い炭素原子を有する基を
表わす場合にはこの単位(III)の量が2〜12モル
%の範囲にあり、・4つの記号R,,R,、R2、R3
及びR4がそれぞれメチル基を表わす場合にはこの単位
(III )の量が2〜17モル%の範囲にあるに従う 前記の構造を有する。
式(Ill )においてAが−CI+□−である単位を
導(式(IV)の立体障害ジアミンの特定的な例とじて
は、特に以下のものを挙げることができる:・4.4°
−ジアミノ−3,3’,5,5.5’−テトラメチルジ
フェニルメタン ・4.4°−ジアミノ−3,3’、5,5°−テトラエ
チルジフェニルメタン ・4.4°−ジアミノ−3,5−ジメチル−3’,5,
5°−ジエチルジフェニルメタン ・4,4°−ジアミノ−3,3°−ジエチル−5,5゛
−ジメチルジフェニルメタン ・4.4′−ジアミノ−3,3’,5,5,5°−テト
ライソプロピルジフェニルメタン 及び ・4,4°−ジアミノ−3,3°−ジイソプロピル−5
,5゜−ジメチルジフェニルメタン。
これら立体障害ジアミンは、英国特許第852゜651
号及び米国特許第3.481.900号に記載された方
法に従って製造することができる。
前記の好ましい群に属するコポリアミドの中でさらに特
に好適なものは、式(III )の単位が次の立体障害
ジアミンから由来する構造を有するボリマーである: ・4,4°−ジアミノ−3,3°−ジエチル−5,5°
−ジメチルジフェニルメタン ・4,4°−ジアミノ−3,3’、5,5°−テトラエ
チルジフェニルメタン 及び ・4,4°−ジアミノ−3,3’,5,5.5’−テト
ライソプロピルジフェニルメタン。
式(I)、(II)、随意としての(II°)及び([
)の繰り返し単位を含有するこれらのコポリアミドはポ
リマー分野の専門家によく知られた重縮合法によって容
易に製造される。
例えば便利な操作方法は、溶融重縮合法から成る。ジア
ミン及びジカルボン酸をステンレス鋼製のオートクレー
ブ中に導入し、必要ならば水を添加する。場合によって
は前もってジアミンとジカルボン酸との塩を製造するの
が有利である。撹拌しながら反応成分を約200〜25
0℃の範囲の温度に加熱する。水蒸気を除去し、温度を
約260〜300℃に上げる。この温度において窒素流
中で反応混合物を所定の時間撹拌する。最後にオートク
レーブを真空にし、ポリアミドが所望の分子遣に達する
時間まで縮合を続ける。また、ジカルボン酸の例えばメ
チルエステルのような低級アルキルエステルをジアミン
の混合物と反応させることもできる。この反応は、下記
の2工程を同一の反応器内で連続的に実施して成る:第
1の工程は、大気圧下で約90〜130℃の温度におけ
る生成するアルコールの除去しながらの予備重合である
;第2の工程においては、重縮合を完結させるためにア
ルコールを蒸留しながら温度を約250〜300℃に上
げる。
他の便利な方法は溶液状重縮合法であり、これに従えば
、例えば二酸塩化物(塩化テレフタロイル)のようなジ
カルボン酸のハロゲン化物を痕跡量の水を含有しない溶
媒中でジアミン混合物と反応させる。通常用いられる溶
媒は、合成されるポリマー用の良溶媒又は膨潤剤である
。これらは−般に極性且つ非プロトン性である。また、
より大きい重縮合効率のためには、アシル化反応の際に
放出される水素酸と反応し得る有機塩基を反応媒体中に
溶解させることも必要である。この塩基は大抵の場合例
えばトリエチルアミン、ジイソプロピルブチルアミン又
はピリジンのような第3アミンである。重縮合の間、反
応混合物の温度は通常一定に、そして比較的低く、例え
ば0℃〜10℃の範囲に保つ。反応成分の添加が終了し
たらすぐに周囲温度に戻す。次いで非溶剤中に沈殿させ
ることによってポリマーを単離することができる。
本発明に従うコポリアミドのさらに他の便利な製造方法
は、界面重縮合を実施して成る。これはアミンを含有す
る水相とジカルボン酸のハロゲン化物を含有する水不混
和性有機溶媒(例えばジクロルメタン、テトラクロルエ
チレン)との間の界面において行なわれる。通常、水相
中に無機塩基を溶解させてアシル化反応の際に放出され
る水素酸を捕捉できるようにする。反応温度は一般に0
°C〜10℃の範囲に保つ。これは低分子量のオリゴマ
ーの生成を制限するためである。
上記のいずれの方法においても、反応成分は下記の割合
で用いる: Oテレフタル酸又はその誘導体/ジアミンのモル比は1
である; ・2−エチル−1,4−テトラメチレンジアミン及び2
−メチル−1,5−ペンタメチレンジアミンの混合物中
の2−エチル−1,4−テトラメチレンジアミンの量は
0〜5モル%の範囲にある;・ジアミン混合物中の式(
IV )の立体障害芳香族ジアミンの量は次の条件に従
う: ・4つの記号R+、Ri、Rx及びR4がそれぞれ1個
より多い炭素原子を有する基を表わす場合にはこのジア
ミンの量が8モル%より少なく、好ましくは2〜7モル
%の範囲にあり、 ・4つの記号R+ 、Rx 、Rs及びR4のうちの2
つだけがそれぞれ1個より多い炭素原子を有する基を表
わす(この場合、他の2つの記号はそれぞれメチル基を
表わす)場合にはこのジアミンの遣が13モル%より少
なく、好ましくは2〜12モル%の範囲にあり、・4つ
の記号R3,R2、Rs及びR4がそれぞれメチル基を
表わす場合にはこのジアミンの量が18モル%より少な
(、好ましくは2〜17モル%の範囲にある。
特公昭44−019.551号に従う半結晶質ポリアミ
ドと比較すると、本発明に従うコポリアミドは特に式(
III)の単位の構造及び量に応じて143〜160℃
の範囲のより高いガラス転移温度によって並びに285
℃より低い融点Tmによって区別される。その結果とし
て、得られるコポリアミドは改善されたTgのためによ
り良好な安定性及び高温における機械的特性のより良好
な維持を示す。さらにこれらは285℃より低い温度に
低下したTmのためにポリアミド−66の場合に用いら
れる慣用の方法に従って容易に加工することができる。
本発明に従うコポリアミドは成形用粉末として用いるこ
とができ、そして慣用の射出成形、押出成形又は紡糸装
置を用いて加工して部品、中空体、フィルム、箔又はフ
ィラメントのような造形品にすることができる。
重縮合の前、間又は終わり頃に本発明のコポリアミドに
、ポリアミドの製造の際に通常用いられる添加剤を添加
することができる。これら添加剤は例えば酸化防止剤、
防火剤、光安定剤、熱安定剤、耐衝撃性改良剤、可塑剤
、離型剤、蛍光増白剤、着色剤等である。また、有機又
は無機繊維、顔料、無機粉末等のような補強用充填剤を
用いることもできる。
これら添加剤はコポリアミドと混合することもでき、ま
た、適宜な装置、例えば押出機中での新たな溶融操作に
よってその中に組み入れることもできる。
本発明に従うコポリアミドはまた、他のホモ−若しくは
コポリアミド又はそれらの混合物と或いは他のプラスチ
ック材料とブレンド或いは混合することもでき、これは
例えば構成粒状物又はプラスチック材料をブレンドしそ
して同時押出を実施することによって実施することがで
きる。
追加のホモポリアミドとしては、例えばナイロン−12
(ω−アミノドデカン酸のポリマー)、ナイロン−11
(ω−アミノウンデカン酸のポリマー)、ナイロン−6
9(ヘキサメチレンジアミンとアゼライン酸とのポリマ
ー)、ナイロン=61O(ヘキサメチレンジアミンとセ
バシン酸とのポリマー)、ナイロン−6(ε−カプロラ
クタムのポリマー)又はナイロン−66(ヘキサメチレ
ンジアミンとアジピン酸とポリマー)を考慮することが
でき、コポリアミドとしては、例えば上記のホモポリア
ミドを生成するモノマー群を含有するもの又は他のコポ
リアミドを考慮することができる。
[実施例] 以下の実施例は本発明を実際にどのように用いることが
できるかを何ら限定することなく示すものである。
例」2 塩化テレフタロイル、2−メチル−1,5−ペンタメチ
レンジアミン及び4.4°−ジアミノ−3,3’,5,
5.5’−テトラエチルジフェニルメタンから得られる
本発明のコポリアミド(ジアミン混合物中の単位(1)
の量は5モル%である) 1、コポリアミドのA : 中央馬蹄型撹拌機及び滴下漏斗を備えたパイレックス(
登録商品名)ガラス製の250crrrの三つ口反応器
内に乾燥窒素雰囲気下で周囲温度(20℃)において下
記のものを導入した:・2−メチルペンタメチレンジア
ミン:5.51 g (0,0475モル) ・トリエチルアミン:         lo、l1g
・4.4°−ジアミノ−3,3”、5.5’−テトラエ
チルジフェニルメタン: 0.775g (0,002
5モル)・N−メチル−2−ピロリドン(登録商品名r
ProlaboJの下で商品として入手できる4人のモ
レキュラーシーブを用いて予め5時間乾燥させたもの)
:           43.60g上記のようにし
て前もって乾燥させたN−メチル−2−ピロリドン43
.60g中の塩化テレフタロイル(シクロヘキサノンか
ら再結晶したもの)10.15g (0,0500モル
)の溶液を乾燥窒素雰囲気下で滴下漏斗内に導入した。
次いでこの反応器を氷水で冷却して反応混合物の温度を
約8℃にした。次いでこの反応器内に、乾燥窒素雰囲気
下で迅速に撹拌しながら、滴下漏斗の内容物を45分か
けて反応混合物の温度を約8℃に保ちながら滴下した。
塩化テレフタロイルの添加が終わった時に、約12重量
%のポリマーを含有する溶液が得られた。この反応混合
物を周囲温度に戻し、次いでこの温度において10時間
攪拌した。
反応混合物を水1.sg中に注入することによって、得
られたコポリアミドを沈殿させた。このポリマーを炉別
し、次いでlβずつの水で、最終水性洗液がもはや塩素
イオンを含有しなくなるまで(硝酸銀を用いて検知)連
続的に3回洗浄した。
このポリマーを真空下で排水し、次いでオーブン中で1
.33X10”Paに相当する真空下で80°Cにおい
て、10.6gの一定重量が得られるまで乾燥させた。
この合成の収率は93%だった(この収率は所期のポリ
マーの理論重量に対する重量に基づいて表わされる)。
2、コポリアミドの  : 得られたコポリアミドは半結晶質だった。
ポリスチレンを用いて較正したゲル透過クロマトグラフ
ィーによって測定した重量平均分子量(M w )は3
0. OOOだった。
窒素雰囲気下で実施した昇温速度10℃/分における示
差熱分析(DTA)によって測定したガラス転移温度T
gは144℃だった。同じ方法で測定した融点Tmは2
68℃であることがわかった。
プロトンNMR分析(溶媒CF、GOOD 、内部標準
テトラメチルシラン)は下記のブロックを有するランダ
ムポリマー構造に一致した: 4.16ppm 7.19pI)II  2.li9p
pm  1.29pl瑠単位(III)が4,4°−ジ
アミノ−3,3°−ジエチル−5,5−ジメチルジフェ
ニルメタン(ジアミン訛合物中のこの単位の量は10モ
ル%である)から誘導されるコポリアミド: 例1に記載したのと同じ操作を下記の新たな装入物及び
予めモレキュラーシーブを用いて乾燥させた別の溶媒(
N−メチル−2−ピロリドンの代わりに1.3−ジメチ
ル−2−イミダゾリトン)を用いて再現したニ ガラス製反応器中: 反応成分/溶媒 ・メチルペンタメチレンジアミン: 10.59 g (0,0913モル)・トリエチルア
ミン:         20.94 g・メチル及び
エチル基で立体障害を受けた芳香族ジアミン:    
2.88g(0,0102モル)・ジメチルミダゾリド
ン:       29g浦下漏斗中: 反応成分/溶媒 ・塩化テレフタロイル: 20.60 g (0,1015モル)・ジメチルイミ
ダゾリトン:    112.50g滴下漏斗の内容物
を2時間30分かけて反応器内に流入させた。水22中
にポリマーを沈殿させた後に、2Cずつの水で2回洗浄
した。
比較試験として、特公昭44−019.551号に従う
半結晶質ポリアミドの挙動を検査した。このポリアミド
はテレフタル酸及び2−メチル−1,5−ペンタメチレ
ンジアミンから下記のようにして製造した: II2のガラス製丸底フラスコ内に窒素下で下記のもの
を装入した: ・テレフタル酸: 124.57g (0,7504モル)、水:    
       35.75 g・エタノール:    
     299.75g。
この混合物を65℃に加熱し、次いでこれをこの温度に
おいて30分間撹拌した。次いでこの丸底フラスコの内
容物に下記のものを含有する溶液を撹拌しながら10分
かけて流入させた:・2−メチル−1,5−ペンタメチ
レンジアミン=87.05g ・水:          136.60g。
30分間撹拌した後に、反応混合物は透明だった。これ
はテレフタル酸とメチルペンタメチレンジアミンとの塩
を含有する。これを20℃の周囲温度において結晶化さ
せた。次いでこの塩を?戸別し、150gずつのメタノ
ールで連続的に3回洗浄し、最後にオーブン中で66.
5XIO”Paに相当する真空下で45℃において、一
定重量が得られるまで乾燥させた。
次いで18X10’Paの自己発生の圧力にすることの
できるカリウス(Carius)管中で操作することに
よって得られた塩の予備重合を実施した。この目的のた
めに、塩15g、水85g及び次亜燐酸0. OO75
gをカリウス管中に導入した。この管を密閉し、次いで
210℃に加熱したオーブン中に2時間入れた。
この時間の終わりに管を開き、反応混合物を排気するこ
とのできる125crrrのガラス製反応器内に注入し
た。この反応器をオーブン中に入れ、重縮合を完結させ
るために下記のサイクルに従って温度を上昇させる: ・184分かけて290℃に上げる; ・窒素下で290℃に60分間保つ; ・66.5X10”Paに相当する真空下で290℃に
104分間保つ。
この例及び試験の主な結果を下記の表にまとめる:

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特に142℃より高いガラス転移温度Tg及び2
    90℃より低い融点Tmを示し、テレフタル酸又はその
    誘導体と2−メチル−1,5−ペンタメチレンジアミン
    とを含む反応成分から製造される結晶化セミ芳香族コポ
    リアミドであって、 ・構造中に下記の式( I )、(II)、随意としての(
    II’)及び(III)の繰り返し単位を含有すること: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II’) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、記号R_1、R_2、R_3及びR_4は同一
    であっても異なっていてもよく、それぞれメチル、エチ
    ル、プロピル又はイソプロピル基を表わし、但し ・R_1、R_2、R_3及びR_4が同一であるか、
    ・R_1とR_2とが同一であり且つR_3とR_4と
    が同一であるか、 ・R_1とR_3とが同一であり且つR_2とR_4と
    が同一であるか 又は ・R_1とR_4とが同一であり且つR_2とR_3と
    が同一であるか のいずれかであり、 記号Aは基−CH_2−、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、−O−又は▲数式、化学式、表等があります▼
    を表わす); ・単位( I )の単位(II)、(II’)及び(III)の合
    計に対するモル比が1であること; ・単位(II)及び(II’)の混合物中の単位(II’)の
    量が0〜5モル%の範囲にあり且つこの混合物中の単位
    (II)の量が100〜95モル%の範囲にあること; ・単位(II)、(II’)及び(III)の混合物中の単位
    (III)の量が次の追加的条件: ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4がそれ
    ぞれ1個より多い炭素原子を有する基を表わす場合には
    この単位(III)の量が8モル%より少なく、 ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4のうち
    の2つだけがそれぞれ1個より多い炭素原子を有する基
    を表わす(この場合、他の2個の記号はそれぞれメチル
    基を表わす)場合にはこの単位(III)の量が13モル
    %より少な く、 ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4がそれ
    ぞれメチル基を表わす場合にはこの単位 (III)の量が18モル%より少ない: に従うこと: を特徴とする前記コポリアミド。
  2. (2)・単位(III)が前記においてAが−CH_2−
    である構造を有し 且つ ・単位(II)、(II’)及び(III)の混合物中の単位
    (III)の量が次の追加的条件: ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4がそれ
    ぞれ1個より多い炭素原子を有する基を表わす場合には
    この単位(III)の量が2〜7モル%の範囲にあり、 ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4のうち
    の2つだけがそれぞれ1個より多い炭素原子を有する基
    を表わす場合にはこの単位(III)の量が2〜12モル
    %の範囲にあり、 ・4つの記号R_1、R_2、R_3及びR_4がそれ
    ぞれメチル基を表わす場合にはこの単位 (III)の量が2〜17モル%の範囲にある に従う 構造を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のコポリアミド。
  3. (3)式(III)の単位が次の立体障害ジアミン:・4
    ,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−5,5’−ジ
    メチルジフェニルメタン ・4,4’−ジアミノ−3.3’,5,5−テトラエチ
    ルジフェニルメタン 及び ・4,4’−ジアミノ−3,3’,5,5−テトライソ
    プロピルジフェニルメタン から由来する構造を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のコポリアミド。
  4. (4)特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のコ
    ポリアミドと、ナイロン−12、ナイロン−11、ナイ
    ロン−69、ナイロン−610、ナイロン−66若しく
    はナイロン−6又はこれらのタイプのナイロンのホモポ
    リアミドを生成するモノマー群から得られるコポリアミ
    ドとの混合物又はブレンド。
  5. (5)特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のコ
    ポリアミドから又は特許請求の範囲第4項記載の混合物
    若しくはブレンドから製造された、成形物品、中空体、
    フィラメント及びフィルムのような造形製品。
JP1149771A 1988-06-15 1989-06-14 290℃より低い融点を有する結晶化セミ芳香族ポリアミド Pending JPH0234633A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8808261A FR2632959B1 (fr) 1988-06-15 1988-06-15 Polyamides semi-aromatiques cristallises ayant une temperature de fusion inferieure a 290 oc
FR88/08261 1988-06-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0234633A true JPH0234633A (ja) 1990-02-05

Family

ID=9367494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1149771A Pending JPH0234633A (ja) 1988-06-15 1989-06-14 290℃より低い融点を有する結晶化セミ芳香族ポリアミド

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4937322A (ja)
EP (1) EP0347348A1 (ja)
JP (1) JPH0234633A (ja)
BR (1) BR8902862A (ja)
DK (1) DK290489A (ja)
FI (1) FI892924A (ja)
FR (1) FR2632959B1 (ja)
NO (1) NO892417L (ja)
PT (1) PT90856A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014001313A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアミド及びその成形品
US9405431B2 (en) 2004-10-25 2016-08-02 I-Interactive Llc Generating position information employing an imager

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2660316B1 (fr) * 1990-03-30 1994-03-11 Rhone Poulenc Chimie Copolyamides semi-aromatiques semi-cristallins obtenus a partir d'acide terephtalique et de melanges comprenant une alkylpentamethylenediamine et de l'hexamethylenediamine.
US5194578A (en) * 1990-06-21 1993-03-16 E.I. Du Pont De Nemours And Company Fiber-forming copolyamide from 2-methyl-pentamethylene diamine
KR0186045B1 (ko) * 1990-12-12 1999-05-15 시무어 트래치모브스키 테레프탈산 코폴리아미드
US5112685A (en) * 1991-02-11 1992-05-12 Hoechst Celanese Corporation Dryer screen made from poly(2-methyl-1,5-pentylene) terephthalamide
US5185428A (en) * 1991-06-21 1993-02-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Copolyadipamide containing pentamethyleneadipamide units and products prepared therefrom
US5110900A (en) * 1991-06-21 1992-05-05 E. I Du Pont De Nemours And Company Copolyadipamide containing ethyltetramethyleneadipamide units
EP0540890A1 (en) * 1991-10-10 1993-05-12 Hoechst Celanese Corporation Copolyamides of terephthalic acid, hexamethylene diamine and 2-methyl pentamethylene diamine
FR2685703B1 (fr) * 1991-12-31 1995-02-24 Atochem Compositions polyamides transparentes a tenue aux agents chimiques elevee.
FR2685702B1 (fr) * 1991-12-31 1994-04-01 Atochem Nouvelles compositions polyamides amorphes transparentes a tenue aux agents chimiques elevee.
US5270437A (en) * 1992-11-13 1993-12-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for making partially aromatic polyamides containing 2-methylpentamethylenediamine units
CH684756A5 (de) * 1992-12-24 1994-12-15 Inventa Ag Formkörper aus transparenten Copolyamiden.
US5321120A (en) * 1993-01-26 1994-06-14 Bostik, Inc. Copolyamide adhesive compositions containing asymmetric aliphatic residues
US5500473A (en) * 1993-04-30 1996-03-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Mineral filled copolyamide compositions
US5750639A (en) * 1994-01-26 1998-05-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyamide resin composition and molding thereof
JP3405583B2 (ja) 1994-01-26 2003-05-12 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ポリアミド樹脂組成物およびその成形品
DE69706045T2 (de) * 1996-05-16 2002-05-29 Du Pont Canada Halbkristalline, semi-aromatische terpolymere mit verbessertem schrumpf-verhalten nach dem formen und verbesserten mechanischen eigenschaften
KR100613404B1 (ko) 2005-03-24 2006-08-17 한국과학기술연구원 이미다졸류를 이용한 자일렌다이아민의 제조방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3382216A (en) * 1964-06-23 1968-05-07 Chemische Werke Witten Gmbh Transparent thermoplastic terephthalic acid containing polyamides having softening temperatures above 100 deg. c.
US3941755A (en) * 1973-07-12 1976-03-02 Monsanto Company Fiber-forming 6TA/6IA copolymers
US4207411A (en) * 1975-12-22 1980-06-10 Phillips Petroleum Company Copolyamide of branched C10 diamine, bis(4-aminocyclohexyl)-alkane, isophthalic acid and terephthalic acid
DE2627342A1 (de) * 1976-06-18 1977-12-22 Dynamit Nobel Ag Verfahren zur herstellung von gegebenenfalls modifiziertem poly- (alkylpentamethylenterephthalamid)
US4382138A (en) * 1981-09-28 1983-05-03 Standard Oil Company (Indiana) Polyamide containing 4,4'-diamino-2,2', 6,6'-tetramethylbiphenyl moieties
US4384112A (en) * 1981-09-28 1983-05-17 Standard Oil Company (Indiana) Polyamides and copolyamides containing 2,2',4,4',6,6'-hexamethyl-3,3'-diaminobiphenyl moieties

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9405431B2 (en) 2004-10-25 2016-08-02 I-Interactive Llc Generating position information employing an imager
JP2014001313A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアミド及びその成形品

Also Published As

Publication number Publication date
FI892924A0 (fi) 1989-06-14
DK290489D0 (da) 1989-06-14
BR8902862A (pt) 1990-02-01
DK290489A (da) 1989-12-15
PT90856A (pt) 1989-12-29
FI892924A (fi) 1989-12-16
NO892417L (no) 1989-12-18
EP0347348A1 (fr) 1989-12-20
FR2632959A1 (fr) 1989-12-22
US4937322A (en) 1990-06-26
FR2632959B1 (fr) 1990-10-05
NO892417D0 (no) 1989-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0234633A (ja) 290℃より低い融点を有する結晶化セミ芳香族ポリアミド
US4937315A (en) Transparent amorphous polyamide having high Tg from hindered aromatic diamine and branched chain aliphatic diamine
JP4676122B2 (ja) テトラメチレンテレフタルアミドおよびヘキサメチレンテレフタルアミドに基づくコポリアミド
EP2726537B1 (en) Branched polyamide with different blocks
JP6159972B2 (ja) 分枝ポリアミド
US4758651A (en) Amorphous aromatic copolyamide, a process for the preparation thereof, and shaped object
JP2534220B2 (ja) 新規な高融点結晶性ポリアミド
JPS63230735A (ja) フェノキシテレフタル酸に基づく芳香族ポリアミドおよびその製造方法
JP3022675B2 (ja) 新規ポリアミド及びその製造方法
JPH01190728A (ja) 溶融加工性を有するポリエステルアミド
JPS6346221A (ja) 耐熱性ポリアミド
Gao et al. Novel alternating copolyoxamides with high crystallinity and heat resistance
EP4110853A1 (en) Novel co-polyamides
JPH05345856A (ja) ポリマー複合体、その製造法及びその成形物
KR19990009658A (ko) 엔,엔'-치환기-1,2,4,5-디이미도기를 갖는 폴리아미드 및 그의 제조방법
KR20200050793A (ko) 작용기를 가지는 신규한 폴리아미드 고분자
JPS6137822A (ja) ポリアミドとその製造法並びに用途
JPS6255532B2 (ja)
JPH0757799B2 (ja) ポリアミド樹脂
WO2003062303A1 (fr) Polyamide
JPH0466258B2 (ja)
JPH02123132A (ja) 芳香族ポリアミド樹脂及びその製造方法