JPH0234114Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0234114Y2 JPH0234114Y2 JP15322984U JP15322984U JPH0234114Y2 JP H0234114 Y2 JPH0234114 Y2 JP H0234114Y2 JP 15322984 U JP15322984 U JP 15322984U JP 15322984 U JP15322984 U JP 15322984U JP H0234114 Y2 JPH0234114 Y2 JP H0234114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- piece
- pieces
- conductive
- steering device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車等のステアリング装置に係
り、特に、そのボス部に操作ボタンを有する電気
ユニツトを設けたものに関する。
り、特に、そのボス部に操作ボタンを有する電気
ユニツトを設けたものに関する。
最近のステアリング装置として、第6図及び第
7図に示すように、中央のボス部1に各種の操作
ボタン2を有する電気ユニツト3を設け、さら
に、このボス部1の電気ユニツト3を、リム部4
の回動に関係なく非回転状態に保持するものがあ
る。
7図に示すように、中央のボス部1に各種の操作
ボタン2を有する電気ユニツト3を設け、さら
に、このボス部1の電気ユニツト3を、リム部4
の回動に関係なく非回転状態に保持するものがあ
る。
このステアリング装置は、ステアリングシヤフ
ト7に嵌合固定して回動操作されるステアリング
ホイール本体8と、ステアリングコラム9に固定
された下部固定筒10と、上記電気ユニツト3を
支持して非回転状態を保持する上部静止筒11で
構成されている。
ト7に嵌合固定して回動操作されるステアリング
ホイール本体8と、ステアリングコラム9に固定
された下部固定筒10と、上記電気ユニツト3を
支持して非回転状態を保持する上部静止筒11で
構成されている。
そして、上記ステアリングホイール本体8は、
ステアリングシヤフト7に嵌合螺着される金属製
のボス14と上記リム部4のリム芯金15とを、
スポーク部16の板状のスポーク芯金17を介し
て、一体的に連結固定し、リム芯金15及びスポ
ーク芯金17を合成樹脂製の外被18で被覆した
もので、スポーク芯金17には、ボス部1に位置
して、歯車19が取付枠20を介して取付けられ
ている。
ステアリングシヤフト7に嵌合螺着される金属製
のボス14と上記リム部4のリム芯金15とを、
スポーク部16の板状のスポーク芯金17を介し
て、一体的に連結固定し、リム芯金15及びスポ
ーク芯金17を合成樹脂製の外被18で被覆した
もので、スポーク芯金17には、ボス部1に位置
して、歯車19が取付枠20を介して取付けられ
ている。
また、上記下部固定筒10は、合成樹脂製で、
リング板部23の内縁から下方に、上記ステアリ
ングコラム9の外周に嵌合螺着する内筒部24を
一体形成するとともに、リング板部23の外縁か
ら上方に外筒部25を一体形成したもので、外筒
部25の内周には、上記ステアリングホイール本
体8の歯車19の下部に噛合する内歯車26が形
成されている。
リング板部23の内縁から下方に、上記ステアリ
ングコラム9の外周に嵌合螺着する内筒部24を
一体形成するとともに、リング板部23の外縁か
ら上方に外筒部25を一体形成したもので、外筒
部25の内周には、上記ステアリングホイール本
体8の歯車19の下部に噛合する内歯車26が形
成されている。
また、上記上部静止筒11は、合成樹脂製で、
リング板部29の内縁から下方に、上記ステアリ
ングホイール8のボス14の外周に回動自在に嵌
合されかつボス14のフランジ部30とボス14
に装着した抜け止め用のリング31との間に保持
される内筒部32を一体形成するとともに、リン
グ板部29の外縁から下方に外筒部33を一体形
成したもので、外筒部33の内周には、上記ステ
アリングホイール本体8の歯車19の上部に噛合
する内歯車34が形成され、リング板部29の上
面には、上記電気ユニツト3が螺着支持され、こ
の電気ユニツト3には、合成樹脂製のパツド35
が嵌着され、このパツド35から上記操作ボタン
2が操作可能に突出されている。
リング板部29の内縁から下方に、上記ステアリ
ングホイール8のボス14の外周に回動自在に嵌
合されかつボス14のフランジ部30とボス14
に装着した抜け止め用のリング31との間に保持
される内筒部32を一体形成するとともに、リン
グ板部29の外縁から下方に外筒部33を一体形
成したもので、外筒部33の内周には、上記ステ
アリングホイール本体8の歯車19の上部に噛合
する内歯車34が形成され、リング板部29の上
面には、上記電気ユニツト3が螺着支持され、こ
の電気ユニツト3には、合成樹脂製のパツド35
が嵌着され、このパツド35から上記操作ボタン
2が操作可能に突出されている。
そうして、ステアリングホイール本体8を回動
操作すると、その歯車19が、下部固定筒10の
内歯車26との噛合により、自転しつつ公転し、
このステアリングホイール本体8の歯車19と上
部静止筒11の内歯車34との噛合により、上部
静止筒11がステアリングホイール本体8に対し
て逆の方向に回動し、これによつて、上記電気ユ
ニツト3及びパツド35が上部静止筒11ととも
に静止状態を保持するようになつている。
操作すると、その歯車19が、下部固定筒10の
内歯車26との噛合により、自転しつつ公転し、
このステアリングホイール本体8の歯車19と上
部静止筒11の内歯車34との噛合により、上部
静止筒11がステアリングホイール本体8に対し
て逆の方向に回動し、これによつて、上記電気ユ
ニツト3及びパツド35が上部静止筒11ととも
に静止状態を保持するようになつている。
そして、このようなステアリング装置では、電
気ユニツト3に電気回路を接続するために、上部
静止筒11のリング板部29の下面及び下部固定
筒10のリング板部23の上面にスリツプリング
38,39,40,41を設け、この各スリツプ
リング38,39,40,41に摺接するコンタ
クトピン42,43,44,45を、ステアリン
グホイール本体8のスポーク芯金17に合成樹脂
製の保持部材46を介して対応する各スリツプリ
ング38,39,40,41に対して進退可能に
保持するとともに、この各コンタクトピン42,
43,44,45をばね47,48で対応する各
スリツプリング38,39,40,41に対して
付勢し、上部静止筒11のスリツプリング38,
39と電気ユニツト3を導線49,50で接続
し、下部固定筒10のスリツプリング40,41
と図示しない操作対象あるいは電源を導線51,
52で接続している。
気ユニツト3に電気回路を接続するために、上部
静止筒11のリング板部29の下面及び下部固定
筒10のリング板部23の上面にスリツプリング
38,39,40,41を設け、この各スリツプ
リング38,39,40,41に摺接するコンタ
クトピン42,43,44,45を、ステアリン
グホイール本体8のスポーク芯金17に合成樹脂
製の保持部材46を介して対応する各スリツプリ
ング38,39,40,41に対して進退可能に
保持するとともに、この各コンタクトピン42,
43,44,45をばね47,48で対応する各
スリツプリング38,39,40,41に対して
付勢し、上部静止筒11のスリツプリング38,
39と電気ユニツト3を導線49,50で接続
し、下部固定筒10のスリツプリング40,41
と図示しない操作対象あるいは電源を導線51,
52で接続している。
この場合、上部静止筒11の上面には、電気ユ
ニツト3があるので、第8図及び第9図に示すよ
うに、スリツプリング38,39から上方に導通
片55,56を突設しておき、この導通片55,
56を、上部静止筒11のリング板部29に穿設
した挿通孔57,58に挿通してリング板部29
の上側に突出させ、さらに、この導通片55,5
6を、リング板部29の上面に形成した溝59,
60に沿つて外方に折曲するとともに、この導通
片55,56の先端部を、上部静止筒11の外筒
部33の外側面に沿つて下方に折曲し、この導通
片55,56の先端部に穿設した接続孔61,6
2を、外筒部33の外側面に突設したフツク6
3,64に嵌合係止し、これによつて、スリツプ
リング38,39の浮上り及び導通片55,53
の浮上りを防止し、そして、この導通片55,5
6の先端部に上記電気ユニツト3からの導線4
9,50をはんだ付けしている。
ニツト3があるので、第8図及び第9図に示すよ
うに、スリツプリング38,39から上方に導通
片55,56を突設しておき、この導通片55,
56を、上部静止筒11のリング板部29に穿設
した挿通孔57,58に挿通してリング板部29
の上側に突出させ、さらに、この導通片55,5
6を、リング板部29の上面に形成した溝59,
60に沿つて外方に折曲するとともに、この導通
片55,56の先端部を、上部静止筒11の外筒
部33の外側面に沿つて下方に折曲し、この導通
片55,56の先端部に穿設した接続孔61,6
2を、外筒部33の外側面に突設したフツク6
3,64に嵌合係止し、これによつて、スリツプ
リング38,39の浮上り及び導通片55,53
の浮上りを防止し、そして、この導通片55,5
6の先端部に上記電気ユニツト3からの導線4
9,50をはんだ付けしている。
上述したように、ボス部1の上部静止筒11等
の支持部材上に電気ユニツト3を設け、この支持
部材の下部にスリツプリング38,39を設けた
ステアリング装置では、スリツプリング38,3
9の取付けに際して、スリツプリング38,39
の導通片55,56を支持部材の挿通孔57,5
8に挿通した後、導通片55,56を2回に渡つ
て折曲し、導通片55,56の接続孔61,62
を支持部材のフツク63,64に嵌合係止しなけ
ればならず、この作業が面倒で、生産効率の向上
を阻んでいた。
の支持部材上に電気ユニツト3を設け、この支持
部材の下部にスリツプリング38,39を設けた
ステアリング装置では、スリツプリング38,3
9の取付けに際して、スリツプリング38,39
の導通片55,56を支持部材の挿通孔57,5
8に挿通した後、導通片55,56を2回に渡つ
て折曲し、導通片55,56の接続孔61,62
を支持部材のフツク63,64に嵌合係止しなけ
ればならず、この作業が面倒で、生産効率の向上
を阻んでいた。
本考案は、上述したような点に鑑みなされたも
ので、ボス部の支持部材上に操作ボタンを有する
電気ユニツトを設け、この支持部材の下部にスリ
ツプリングを設けたステアリング装置において、
スリツプリングの取付を容易にすることを目的と
するものである。
ので、ボス部の支持部材上に操作ボタンを有する
電気ユニツトを設け、この支持部材の下部にスリ
ツプリングを設けたステアリング装置において、
スリツプリングの取付を容易にすることを目的と
するものである。
本考案は、ボス部1の例えば上部静止筒11等
の支持部材上に操作ボタン2を有する電気ユニツ
ト3を設け、上記支持部材の下部にスリツプリン
グ71,72を設けたステアリング装置に関する
もので、上記スリツプリング71,72から上方
に導通片73,74を突設し、この導通片73,
74の先端一側部から外方に接続片77,78を
突設し、この接続片77,78に接続孔79,8
0を穿設し、上記支持部材に上記スリツプリング
71,72の導通片73,74及び接続片77,
78を挿通する挿通孔83,84を穿設し、この
挿通孔83,84の外方に位置して支持部材の側
部に突部91,92を突設し、上記支持部材の挿
通孔83,84に上記スリツプリング71,72
の導通片73,74及び接続片77,78を挿通
し、この導通片73,74を支持部材の突部9
1,92上に折曲して上記接続片77,78を突
部91,92の側部下方に突出させ、上記電気ユ
ニツト3からの導線49,50を上記突部91,
92の下部を介して上記接続片77,78の接続
孔79,80に挿通して接続したことを特徴とす
るものである。
の支持部材上に操作ボタン2を有する電気ユニツ
ト3を設け、上記支持部材の下部にスリツプリン
グ71,72を設けたステアリング装置に関する
もので、上記スリツプリング71,72から上方
に導通片73,74を突設し、この導通片73,
74の先端一側部から外方に接続片77,78を
突設し、この接続片77,78に接続孔79,8
0を穿設し、上記支持部材に上記スリツプリング
71,72の導通片73,74及び接続片77,
78を挿通する挿通孔83,84を穿設し、この
挿通孔83,84の外方に位置して支持部材の側
部に突部91,92を突設し、上記支持部材の挿
通孔83,84に上記スリツプリング71,72
の導通片73,74及び接続片77,78を挿通
し、この導通片73,74を支持部材の突部9
1,92上に折曲して上記接続片77,78を突
部91,92の側部下方に突出させ、上記電気ユ
ニツト3からの導線49,50を上記突部91,
92の下部を介して上記接続片77,78の接続
孔79,80に挿通して接続したことを特徴とす
るものである。
本考案のステアリング装置は、スリツプリング
71,72の導通片73,74に接続片77,7
8を設けることにより、導通片73,74の折曲
が1回ですみ、そして、支持部材に突部91,9
2を設け、電気ユニツト3からの導線49,50
を、この突部91,92の下部を介して、上記接
続片77,78の接続孔79,80に挿通するこ
とにより、導通片73,74の浮上がりを防止で
き、したがつて、作業が容易で、生産効率の向上
ができる。
71,72の導通片73,74に接続片77,7
8を設けることにより、導通片73,74の折曲
が1回ですみ、そして、支持部材に突部91,9
2を設け、電気ユニツト3からの導線49,50
を、この突部91,92の下部を介して、上記接
続片77,78の接続孔79,80に挿通するこ
とにより、導通片73,74の浮上がりを防止で
き、したがつて、作業が容易で、生産効率の向上
ができる。
本考案のステアリング装置の実施例を第1図な
いし第5図を参照して説明する。
いし第5図を参照して説明する。
なお、第1図に示すように、この実施例のステ
アリング装置は、第6図及び第7図に示したステ
アリング装置と基本的な構造が同一なので、説明
に際しては、第6図及び第7図に示したステアリ
ング装置と同一な部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略し、異なる部分を中心に説明するも
のとする。
アリング装置は、第6図及び第7図に示したステ
アリング装置と基本的な構造が同一なので、説明
に際しては、第6図及び第7図に示したステアリ
ング装置と同一な部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略し、異なる部分を中心に説明するも
のとする。
第1図に示したステアリング装置では、第2図
に示すように、その支持部材としての上部静止筒
11のリング板部29の下面に設けられるスリツ
プリング71,72には、その内縁から上方に導
通片73,74が折曲形成されているとともに、
その外縁から上方に複数の係止片75,76が折
曲形成され、上記導通片73,74の先端一側部
から外方に接続片77,78が折曲形成され、こ
の接続片77,78に接続孔79,80が穿設さ
れている。
に示すように、その支持部材としての上部静止筒
11のリング板部29の下面に設けられるスリツ
プリング71,72には、その内縁から上方に導
通片73,74が折曲形成されているとともに、
その外縁から上方に複数の係止片75,76が折
曲形成され、上記導通片73,74の先端一側部
から外方に接続片77,78が折曲形成され、こ
の接続片77,78に接続孔79,80が穿設さ
れている。
また、上記支持部材としての上部静止筒11の
リング板部29には、上記スリツプリング71,
72の導通片73,74及び接続片77,78を
挿通するL字状の挿通孔83,84と、スリツプ
リング71,72の係止片75,76を挿通する
矩形の係止孔85,86が穿設され、このリング
板部29の上面には、挿通孔、83,84及び係
止孔85,86の外方に連なる溝87,88,8
9,90が形成され、さらに、挿通孔83,84
の外方に連なる溝87,88は外筒部33の外側
面まで延び、この溝87,88の底部に連なる突
部91,92が外筒部33の外側面に突設されて
いる。
リング板部29には、上記スリツプリング71,
72の導通片73,74及び接続片77,78を
挿通するL字状の挿通孔83,84と、スリツプ
リング71,72の係止片75,76を挿通する
矩形の係止孔85,86が穿設され、このリング
板部29の上面には、挿通孔、83,84及び係
止孔85,86の外方に連なる溝87,88,8
9,90が形成され、さらに、挿通孔83,84
の外方に連なる溝87,88は外筒部33の外側
面まで延び、この溝87,88の底部に連なる突
部91,92が外筒部33の外側面に突設されて
いる。
そうして、スリツプリング71,72の取付け
に際しては、スリツプリング71,72の導通片
73,74及び係止片75,76を、上部静止筒
11のリング板部29の挿通孔83,84及び係
止孔85,86に挿通してリング板部29の上側
に突出させ、さらに、この導通片73,74及び
係止片75,76を、リング板部29の溝87,
88,89,90に沿つて外方に折曲し、これに
よつて、スリツプリング71,72の浮上りを防
止し、さらに、第3図及び第4図に示すように、
この導通片73,74の先端部を外筒部33の突
部91,92上に乗せるとともに、この導通片7
3,74の接続片77,78を突部91,92の
側部下方に突出させ、上記電気ユニツト3からの
導線49,50を突部91,92の下部を介して
接続片77,78の接続孔79,80に挿通し、
この導線49,50によつて、導通片73,74
の浮上りを防止し、そして、上記電気ユニツト3
からの導線49,50と接続片77,78をはん
だ付けしている。
に際しては、スリツプリング71,72の導通片
73,74及び係止片75,76を、上部静止筒
11のリング板部29の挿通孔83,84及び係
止孔85,86に挿通してリング板部29の上側
に突出させ、さらに、この導通片73,74及び
係止片75,76を、リング板部29の溝87,
88,89,90に沿つて外方に折曲し、これに
よつて、スリツプリング71,72の浮上りを防
止し、さらに、第3図及び第4図に示すように、
この導通片73,74の先端部を外筒部33の突
部91,92上に乗せるとともに、この導通片7
3,74の接続片77,78を突部91,92の
側部下方に突出させ、上記電気ユニツト3からの
導線49,50を突部91,92の下部を介して
接続片77,78の接続孔79,80に挿通し、
この導線49,50によつて、導通片73,74
の浮上りを防止し、そして、上記電気ユニツト3
からの導線49,50と接続片77,78をはん
だ付けしている。
なお、第1図に示すように、下部固定筒10の
リング板部23の上面のスリツプリング95,9
6も、上記スリツプリング71,72と同様にし
てリング板部23に取付けられて上記導線51,
52に接続されている。
リング板部23の上面のスリツプリング95,9
6も、上記スリツプリング71,72と同様にし
てリング板部23に取付けられて上記導線51,
52に接続されている。
また、第5図は変形例を示すもので、支持部材
としての上部静止筒11の外筒部33に突設した
突部91,92に隣接して、突部91,92のや
や下方に突起99を突設し、この突起99上に上
記導線49,50を支持することにより、導線4
9,50が下方にたるむのを防止し、下方に他の
部品等がある場合に、これとの干渉を防止でき
る。さらに、この変形例の場合、2本の導線4
9,50のそれぞれを、突起99上に支持して2
つの突部91,92の下部に沿わせることがで
き、このようにすると、導通片73,74の浮上
り防止効果が向上する。
としての上部静止筒11の外筒部33に突設した
突部91,92に隣接して、突部91,92のや
や下方に突起99を突設し、この突起99上に上
記導線49,50を支持することにより、導線4
9,50が下方にたるむのを防止し、下方に他の
部品等がある場合に、これとの干渉を防止でき
る。さらに、この変形例の場合、2本の導線4
9,50のそれぞれを、突起99上に支持して2
つの突部91,92の下部に沿わせることがで
き、このようにすると、導通片73,74の浮上
り防止効果が向上する。
以上に説明した実施例は、ボス部の電気ユニツ
トが静止状態を保持する型式のステアリング装置
の例であるが、これらに限らず、ボス部の電気ユ
ニツトがリムとともに回動する型式のステアリン
グ装置に適用することもできる。
トが静止状態を保持する型式のステアリング装置
の例であるが、これらに限らず、ボス部の電気ユ
ニツトがリムとともに回動する型式のステアリン
グ装置に適用することもできる。
上述したように、本考案によれば、ボス部の支
持部材上に操作ボタンを有する電気ユニツトを設
け、上記支持部材の下部にスリツプリングを設け
たステアリング装置において、スリツプリングの
取付けに際して、その導通片の折曲が1回でよ
く、しかも、接続した導線により導通片の浮上が
りが防止できるので、取付け作業が容易となり、
生産効率の向上ができる。
持部材上に操作ボタンを有する電気ユニツトを設
け、上記支持部材の下部にスリツプリングを設け
たステアリング装置において、スリツプリングの
取付けに際して、その導通片の折曲が1回でよ
く、しかも、接続した導線により導通片の浮上が
りが防止できるので、取付け作業が容易となり、
生産効率の向上ができる。
第1図は本考案のステアリング装置の一実施例
を示す縦断面図、第2図はその要部の分解斜視
図、第3図はその要部の斜視図、第4図はその要
部の縦断面図、第5図はその変形例を示す要部の
斜視図であり、第6図はステアリング装置の平面
図、第7図は従来のステアリング装置を示す縦断
面図、第8図はその要部の斜視図、第9図はその
要部の縦断面図である。 1……ボス部、2……操作ボタン、3……電気
ユニツト、11……支持部材としての上部静止
筒、49,50……導線、71,72……スリツ
プリング、73,74……導通片、77,78…
…接続片、79,80……接続孔、83,84…
…挿通孔、91,92……突部。
を示す縦断面図、第2図はその要部の分解斜視
図、第3図はその要部の斜視図、第4図はその要
部の縦断面図、第5図はその変形例を示す要部の
斜視図であり、第6図はステアリング装置の平面
図、第7図は従来のステアリング装置を示す縦断
面図、第8図はその要部の斜視図、第9図はその
要部の縦断面図である。 1……ボス部、2……操作ボタン、3……電気
ユニツト、11……支持部材としての上部静止
筒、49,50……導線、71,72……スリツ
プリング、73,74……導通片、77,78…
…接続片、79,80……接続孔、83,84…
…挿通孔、91,92……突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボス部の支持部材上に操作ボタンを有する電気
ユニツトを設け、上記支持部材の下部にスリツプ
リングを設けたステアリング装置において、 上記スリツプリングから上方に導通片を突設
し、この導通片の先端一側部から外方に接続片を
突設し、この接続片に接続孔を穿設し、 上記支持部材に上記スリツプリングの導通片及
び接続片を挿通する挿通孔を穿設し、この挿通孔
の外方に位置して支持部材の側部に突部を突設
し、 上記支持部材の挿通孔に上記スリツプリングの
導通片及び接続片を挿通し、この導通片を支持部
材の突部上に折曲して上記接続片を突部の側部下
方に突出させ、上記電気ユニツトからの導線を上
記突部の下部を介して上記接続片の接続孔に挿通
して接続したことを特徴とするステアリング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15322984U JPH0234114Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15322984U JPH0234114Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167259U JPS6167259U (ja) | 1986-05-08 |
JPH0234114Y2 true JPH0234114Y2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=30711263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15322984U Expired JPH0234114Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234114Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP15322984U patent/JPH0234114Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6167259U (ja) | 1986-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4157854A (en) | Steering column electrical connector arrangement | |
JPH0234114Y2 (ja) | ||
JPH079580Y2 (ja) | モ−タ | |
JPS6214644Y2 (ja) | ||
JPS6244506Y2 (ja) | ||
JP3825303B2 (ja) | クロックスプリング | |
JPS6146046Y2 (ja) | ||
JPH0237262Y2 (ja) | ||
JP2000245094A (ja) | モータのアース接続装置 | |
JPH058768Y2 (ja) | ||
JPS583257Y2 (ja) | インシユレ−タ− | |
JPH035934Y2 (ja) | ||
JPS595929Y2 (ja) | 光源付回転型電気部品 | |
JPH0226213Y2 (ja) | ||
JPH0214534Y2 (ja) | ||
JPH0220792Y2 (ja) | ||
JPH028346Y2 (ja) | ||
JP3909234B2 (ja) | スリップリング装置 | |
JPH0223085Y2 (ja) | ||
SU1176401A1 (ru) | Контактное устройство дл электрических соединений | |
JPH0249181Y2 (ja) | ||
JPH0231330Y2 (ja) | ||
JPS6322618Y2 (ja) | ||
JPH052385Y2 (ja) | ||
JPS6237336Y2 (ja) |