JPH0233625Y2 - - Google Patents

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JPH0233625Y2
JPH0233625Y2 JP10917484U JP10917484U JPH0233625Y2 JP H0233625 Y2 JPH0233625 Y2 JP H0233625Y2 JP 10917484 U JP10917484 U JP 10917484U JP 10917484 U JP10917484 U JP 10917484U JP H0233625 Y2 JPH0233625 Y2 JP H0233625Y2
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wheels
lowered
case
raised
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、走行型田植機の車輪昇降構造に関す
るものである。
(ロ) 従来技術 従来、走行型田植機は、車輪を装着した車軸ケ
ースを機体側方に枢支し、ケースに突設したアー
ムに連結した油圧シリンダの作動による車軸ケー
スの昇降を介して車輪を連動しうるよう構成して
いるが、例えば実公昭54−29227号のもののよう
に通常、アーム取付位置は車軸ケースの上側であ
り、必然的に油圧シリンダの配設位置は機体の可
及的上部であつた。また油圧シリンダを機体下部
に設けたものもあるが、これは機体上部に枢支し
たく字状の連動レバー等を介して車軸ケースを上
側方で連動するものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従つて、重量物たる油圧シリンダ又は連動レバ
ーが機体の可及的上側方に位置し、機体バランス
が悪く、特に車輪を下降せしめた場合には油圧シ
リンダ等が相対的に高位置で前後移動した状態と
なり安定性が崩れ易かつた。
また、車輪を下降せしめて機体を相対的に上昇
せしめた場合には作動装置等の高重量物が後方に
変位し、車輪トルクとの相乗作用により機体の前
後バランスを崩し易かつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案では、車輪を装着した車軸ケースを機体
側方に昇降自在に枢支すると共に、車軸ケース下
側方にアームを突出し、同アームを機体下側方に
配設した油圧シリンダ等作動装置に連動連結し
て、同作動装置の作動による車軸ケースの昇降を
介して車輪を昇降しうるべく構成してなる歩行型
田植機の車輪昇降構造を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 本考案によれば、作動装置、アーム等の重量物
を機体下側方に配設しているため、車軸ケースの
下降により車輪を下降せしめて、相対的に機体を
上昇せしめた際にも前記重量物の位置が可及的下
側方に位置しており、機体の安定性が阻害される
ことがない。
また、重量物が機体下側方に位置していること
により、車輪下降による機体上昇時に、重量物が
前方に変位し、車輪トルクを打消すべく作用し、
機体の前後バランスが崩れることはない。
(ヘ) 効果 従つて、アームを車軸ケース下側方に突設した
ので、油圧シリンダ等の車輪揺動作動装置部分が
機体の可及的下側方位置に配設でき、機体の安定
化が阻害されることがないとともに、車輪下降に
よる機体の相対的上昇の際に、前記作動装置部分
が前方に移動し、車輪トルクを打消し、機体の前
後バランスを安定に保持できるという効果を奏す
る。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは歩行型田植機を示しており、この歩行型田植
機Aは、機体aの前部に原動機1を搭載し、その
後方に連動機構等を収納したミツシヨンケース2
を配設し、同ケース2後部から延設した連動ケー
ス3後端に植付ケース4を設け、同ケース4に植
付爪5を連動連結している。
また機体a後部には、植付ケース4を介して支
持フレーム6を連設し、同フレーム6前部に前低
後高の苗載台7を張架せしめ、同台7下端縁に植
付爪5を相対せしめると共に、支持フレーム6に
操向ハンドル8及びフロート9を支持せしめてい
る。
また、機体a側方には左右車輪10,10′を
装着した左右車軸ケース11,11′を昇降自在
に枢支している。
即ち、この歩行型田植機Aは、フロート9にて
機体aに一定の浮力を保持せしめつつ、原動機1
の動力による左右車輪10,10′の駆動で圃場
Mを走行し、植付爪5にて苗載台7上の苗を植付
けて行くものであり、この際圃場Mの凹凸に応じ
て左右車軸ケース11,11′を昇降せしめるこ
とにより左右車輪10,10′の昇降を行い、機
体aを常時一定高さに保持しうるものである。
ここで左右車輪10,10′の昇降構造につき
説明すれば次の通りである。
即ち、左右車軸ケース11,11′は、前部内
側に入力軸を挿通するための軸パイプ12を突設
し、同パイプ12を介して、ミツシヨンケース2
側方に昇降回動自在に連設している。また、かか
る左右車軸ケース11,11′の基端外側方には
前記左右車輪10,10′をそれぞれ連動連結し
ている。
また左右車軸ケース10,10′の昇降回動作
動は機体aの前部下側方に配設せしめ作動装置1
3にて行われるものであり、かかる作動装置13
は、筒状の装置本体14を、ブラケツト15を介
してミツシヨンケース2前下方に連結固定し、同
装置本体14内に、螺杆16を回転自在に収納す
ると共に、同螺杆16に螺着した摺動管17を装
置本体14先端から突出せしめ、同先端に横長手
状の連結板18を揺動自在に枢支連設している。
かかる作動装置13は、連結板18両端に左右
連動杆19,19′を介して、左右車軸ケース1
1,11′を連動するものであり、左右車軸ケー
ス11,11′には、軸パイプ12下側にアーム
20を垂設すると共に、同アーム20下端を車軸
ケース11より下側方に延設し、同アーム20下
端に左右連動杆19,19′後端を連結しており、
摺動管17の前後進退にて左右車軸ケース11,
11′を昇降しうるよう構成している。また車軸
ケース11,11′の昇降は、機体aの前部両側
に設けたセンサーフロート21にて圃場M表面の
凹凸を感知し、同表面に応じて行われ、機体aの
高さを常時一定位置に保有すべく構成している。
また、連動板18の中央部には、ストツパーピ
ン取付板33を先方突出状に一体に連設し、しか
も同取付板33の先端を機体a側に連設したコ字
状の規制板34内まで延設して、規制板34内で
取付板33を連結板18と一体に左右揺動せし
め、左右車輪10,10′を相互に昇降しうるべ
く構成している。
またストツパーピン取付板33には、ストツパ
ーピン35を前後摺動自在に取付けると共に、取
付板33と相対する規制板34にストツパーピン
35を抜き差しすべきのピン係合孔36を一定間
隔を保持して、左右に並設し、ストツパーピン3
5を係合せしめるピン係合孔36の位置に応じて
左右車輪10,10′を相互に昇降せしめた状態
で固定し、畦ぎわ等、機体一側の地表が高くなつ
ている個所での作業時に安定した走行を確保しう
るよう構成している。
また第7図は、苗取り量調節装置22を示して
おり、同装置22は、支持フレーム6後部に調節
レバー23を枢支すると共に同レバー23前方に
連動板24を縦長孔25を介して上下摺動自在に
設け、かかる連動板24の上部に突設したピン2
6を前記レバー23の長孔27に嵌入することに
より、レバー23の前後回動を介して、連動板2
4を昇降せしめ、また同連動板24の下端部に苗
載台7を一体に連結している。
即ち、調節レバー23の前後回動操作によつて
苗載台7を、上下摺動せしめるべく構成してお
り、植付爪5の回動軌跡28が一定であるため苗
載台7を上摺動せしめた場合には苗取り量が減少
し、下摺動せしめた場合には苗取り量が増加しう
ものである。
尚、図中29は横送り軸、30は苗送りホイル
ケース、31はストツパーであり、また32は作
動装置13を保護するプロテクターである。
従つて、車輪10,10′の駆動にて、走行を
行いつつ、植付爪5で圃場Mに苗植付を行うが、
圃場M表面の凹凸をセンサーフロート21にて感
知し、圃場Mが凹状であれば、左右車軸ケース1
1,11′の下降を介して車輪10,10′を下降
せしめ、また圃場Mが凸状であれば、左右車輪ケ
ース11,11′の上昇を介して車輪10,1
0′を上昇せしめて、圃場Mの凹凸に係わらず機
体aを常時一体高さに保持せしめるものである。
かかる左右車軸ケース11,11′の昇降は、
機体a下側方に設けた作動装置13の摺動管17
の前後進退作動により、左右連動杆19,19′
を介して、軸パイプ12下側のアーム20が左右
車軸ケース11,11′を一体に伴つて軸パイプ
12を中心に回動されることにより行われるもの
であるが、かかる作動装置13、左右連動杆1
9,19′、アーム20等の重量物が機体a下側
方に配設されていることにより機体aの重量バラ
ンスが良好であり、車輪10,10′下降による
機体aの相対的上昇によつてもバランスを崩しに
くく、安定した走行が可能となるものなる。
また神殿で車輪10,10′が下降した際に作
動装置13等重量物が前方に変位し、車輪トルク
を打消すこととなり、機体aが安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の全体側面図、第2図は同平
面図、第3図は作動装置平面図、第4図は同側面
図、第5図・第6図は他の実施例説明図、第7図
は苗取り量調節装置の側面図である。 A:走行型田植機、a:機体、10,10′:
車輪、11,11′:車軸ケース、13:作動装
置、20:アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪10,10′を装着した車輌ケース11,
    11′を機体a側方に昇降自在に枢支すると共に、
    車軸ケース11,11′下側方にアーム20を突
    出し、同アーム20を機体a前部下側方に配設し
    た油圧シリンダ等作動装置13に連動連結して、
    同作動装置13の作動による車軸ケース11,1
    1′の昇降を介して車輪10,10′を昇降しうる
    べく構成してなる走行型田植機の車輪昇降構造。
JP10917484U 1984-07-18 1984-07-18 歩行型田植機の車輪昇降構造 Granted JPS6125722U (ja)

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JP10917484U JPS6125722U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 歩行型田植機の車輪昇降構造

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JP10917484U JPS6125722U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 歩行型田植機の車輪昇降構造

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Publication Number Publication Date
JPS6125722U JPS6125722U (ja) 1986-02-15
JPH0233625Y2 true JPH0233625Y2 (ja) 1990-09-10

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