JPH0233293A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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Publication number
JPH0233293A
JPH0233293A JP63184335A JP18433588A JPH0233293A JP H0233293 A JPH0233293 A JP H0233293A JP 63184335 A JP63184335 A JP 63184335A JP 18433588 A JP18433588 A JP 18433588A JP H0233293 A JPH0233293 A JP H0233293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
color signal
reproduced
delay circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP63184335A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Saka
善光 坂
Masahiro Honjo
本城 正博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0233293A publication Critical patent/JPH0233293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用VTRのように、低域変換色信号を用い
た記録再生装置に於ける色信号処理回路に関するもので
ある。
従来の技術 一般に家庭用VTRでは、周波数fcの色信号は映像信
号の水平同期周波数fHと所定の関係にある周波数fs
の低域色信号に変換され、FM変調された輝度信号と周
波数多重して記録再生する方式が用いられている。
ここでVH8方式は、fs=40fnに設定しかつ90
度ロークリを行なうフェーズシフト方式(PS方式)を
採用しており、またベータ(β)方式、81Ill方式
は低域周波数fsをそれぞれ43.751Hと47.2
5fHに設定しかつ位相反転を行なうフェーズインバー
ト方式(PI方式)を採用しているのは周知である。
第2図は再生時の色信号処理を行なう従来例要部構成図
である。以下、VH8のNTSC方式について簡単に説
明する。
再生時、周波数fsである低域色信号りは入力端子11
より入来し、周波数fc+fsのキャリア信号ンにより
乗算器12によって周波数変換され、周波数fc信号i
となり、同乗算器12の出力信号iは遅延回路13によ
って1水平走査期間To(=l/fo)遅延され、遅延
信号jを得る。
さらに、前記乗算器12の出力信号iと前記遅延信号j
とは減算器14で減算され、出力信号kを得る。前記遅
延回路13と前記減算器14はくし形フィルタを構成し
ており、従って前記減算器14の出力信号には、くし形
フィルタの特性を持つ信号である。ここで、入力端子1
1より入来した低域色信号りをVTRに於けるテープパ
ターン上の隣接トラックからのクロストーク成分を考慮
し、またPS方式に於けるロータリ位相を考慮して次式
で表わすと、 h−Acos(wst+θaf+ccos1wst+θ
。)・・・・・・(1)但し C:クロストーク成分の
振幅 θa:主信号のロークリ位相 θC:クロストーク成分のロータリ位相となり、また、
周波数fc+fsの前記キャリア信号eもロータリ位相
を考慮し次式で表わすとe =Bcosl(W0+Ws
) を十θb l  −−(2)但し θb:キャリア
信号のロータリ位相となり、従って、前記乗算器12の
出力信号iは・・・・・・(3) となる。すると前記遅延回路13の出力の遅延信号jは
、■水平走査期間TH前の低域色信号り及びキャリア信
号eのロータリ位相をそれぞれθaH+θ。H2θbH
で表わすとすると ・・・・・・(4) であり、VH8のNTSC方式の場合、クロストーク成
分のロークリ位相は逆回りのフェーズシフトとなってい
るため、(4)式で表わされている前記遅延信号jは ・・・・・・(5) と表わす事ができ、従って、前記減算器14の出力信号
には、 1rAB−coslWct+θb−83)+〇C−co
sl (Wc+2Ws)t+θb+θ。)・旧・・(6
)となり、周波数f0の再生色信号となる成分と周波数
fc+2fsのクロストーク成分のみが出力される事に
なる。一般にクロストーク成分は小さいので、前記減算
器14の出力信号には、周波数f0+2f、のクロスト
ーク成分を除去する簡単なフィルタを介する事により再
生色信号となる。しかしながら上記(6)式を満足させ
る特性を得るためには、前記遅延回路13の特性として
、高周波かつ高帯域にわたり利得及び遅延時間がフラッ
トな特性が必要不可欠であり、その様な遅延回路の作製
は困難であり、また非常に高価であるためあまり使用さ
れず、実際の回路では前記減算器14の出力信号には、
周波数fc+2fsの成分をかなり多く含んでいる。従
って、この出力信号には次段の帯域通過フィルタ(BP
F)15によって、周波数fc+2fsのクロストーク
成分が精度良く取り除かれる必要があり、それにより出
力端子16に周波数がfoのみの再生色信号mを得る事
ができる。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来例の構成では、くし形フィルタの出力
である前記減算器14の出力によって、周波数fc+2
fsの不要成分を一般にレベルの小さいクロストーク成
分のみとするには、非常に高性能かつ高価な遅延回路が
必要不可欠である。また、高性能かつ高価な遅延回路を
使用し得ない場合、減算器14の出力信号には、周波数
fc+2fsの不要成分をかなり多く含むため、次段の
帯域通過フィルタ(BPF)15は精度の良い高価なも
のでなければならない。しかしながら、周波数f0の再
生色信号の側帯波の高周波側と周波数fc+2fsの側
帯波の低周波側は非常に近い周波数であるため、前記帯
域通過フィルタ15により、周波数fc+2fsの成分
をより多(取り除こうとすると、再生色信号の通過帯域
が狭くなったり、また、側帯波の位相特性が悪くなった
りして正しい色信号の再限ができなくなるという問題が
ある。また、上記従来例の構成は色信号再生処理系に於
けるフェーズロックドループ(以下PLLループと略す
)の一部を構成しているため、前記帯域通過フィルタ1
5の出力に於ける周波数fc+2fsの不要成分はノイ
ズとして作用し、前記PLLループの特性を劣化させて
しまうという問題がある。
課題を解決するための手段 本発明は、周波数f0の色信号を水平同期信号周波数f
Hと所定の関係にある周波数f、の低域色信号に変換し
て記録し、再生時に逆の処理を行なって周波数f0の色
信号を得る記録再生系において、周波数f、の低域色信
号と周波数fc、+fsのキャリア信号とを乗算する事
により周波数fcの第1の再生色信号を得、一方、前記
低域色信号を第1の遅延回路により1又は2水平走査期
間THはど遅延させた信号と前記キャリア信号を第2の
遅延回路により前記第1の遅延回路と同じ時間だけ遅延
させた信号とを乗算し周波数fcの第2の再生色信号と
を得、前記第1の再生色信号と前記第2の再生色信号と
を減算する事により、周波数f0のクロストーク成分や
周波数fc+2fsの不要成分が大幅に低減された第3
の再生色信号を得、この第3の再生色信号を出力色信号
とするように構成したものである。
作用 本発明により、高性能かつ高価な遅延回路を特に必要と
する事無く、再生色信号の利得及び位相の周波数特性を
大幅に向上させ、その上、周波数fc+2fsの不要成
分を低減する事が可能となる。
実施例 第1図は本発明の実施例の要部構成ブロック図であり、
以下、VH3のNTSC方式の場合について説明する。
入力端子1より入来した周波数fsの低域色信号aは周
波数fc+fsのキャリア信号eと第1の乗算器2によ
り乗算され、周波数fcの第1の再生色信号を得、また
前記低域色信号aは第1の遅延回路3によって1水平走
査期間T、遅延され、周波数fsの遅延信号Cとなり、
一方、前記キャリア信号eは第2の遅延回路5によって
前記遅延回路3と同じく1水平走査期間T、遅延され、
周波数fc+fsの遅延信号fとなり、前記周波数fs
の遅延信号Cは前記周波数fc+fsの遅延信号fと第
2の乗算器4で乗算され、1水平走査期間T、遅延した
周波数fcの第2の再生色信号を得る。ここで前記入力
端子1より入来した低周波色信号aをVTRに於けるテ
ープパターン上の隣接トラックからのクロストーク成分
を考慮し、また、PS方式に於けるロータリ位相を考慮
すると、 a=Acos(Wst+θ、l+ccoslWst+e
cl     ・” ・=(7)但し C:クロストー
ク成分の振幅 θ3:主信号のロークリ位相 θ。:クロストーク成分のロークリ位相と表わす事がで
き、次に前記キャリア信号eについてもロータリ位相θ
bを考慮すると e = BCO5I(WC+WS) t+θb l  
 −−(8)と表わす事ができる。一方前記第1の遅延
回路3および第2の遅延回路5の出力信号Cおよびfは
、1水平走査期間TH前のロータリ位相を上記0式およ
び(8)式に於けるθ3.θb、θ。に対しそれぞれθ
al(+θbH+θcHと表わすとすると、C−Aco
slWs(t−TH)+θsol+ccoslWs(t
−To)+ecut・・・・・・(9) f−acosl (Wc”Ws)(t−To)十θbo
 l     −・” GOとなり、前記第1の乗算器
2の出力である第1の再生色信号すと前記第2の乗算器
4の出力である1水平走査期間T、遅延した第2の再生
色信号dは、上記(7)弐〜■式より、 ・・・・・・(11) +cosl (Wc”2Ws)(t−To)十〇lzH
十θ3H)】+cosl(Wc+2Ws)(t−TH)
+ebH+θCHII・・・・・・(12) となり、従来例で説明した(3)式及び(4)式と全(
同じ式を得る事ができる。従来例の場合と同様にVH3
のNTSC方式の場合を考えると、また、クロストーク
成分のロークリ位相は逆回りのフェーズシフトとなって
いるため、上記(12)式で表わされる遅延した第2の
再生色信号dは、・・・・・・(13) と表わす事ができる。従って前記第1の再生色信号すと
前記遅延した第2の再生色信号dとを減算器6によって
減算する事により、減算器6の出力信号である第3の再
生色信号gは g=ABcos(Wct+θb−θ、 t+Bccos
l(Wc”2Ws)t+θb+8゜)・・・・・・(1
4) となり、周波数fcの再生色信号となる成分と周波数f
c+2fsのクロストーク成分のみを含む信号である事
は、従来例の説明で示した(6)式と全く同じである。
従来例の場合、遅延回路は、周波数fcの成分と周波数
fc+2fsの成分を通過する必要があるため、高周波
かつ高帯域の遅延線が必要不可欠であるため、上記(6
)式又は(14)式を実現する事は困難であったが、本
発明の場合、第1の遅延回路3は、周波数fsの成分の
み通過すれば良(、例えばクロック周波数の低い安価な
電荷結合素子(CCD)を用いる事ができ、また第2の
遅延回路5は周波数f(+fsの成分のみ通過すれば良
いため、例えば帯域の狭い安価な超音波遅延線を用いて
も上記(14)式を容易に実現する事ができる。従って
本発明によれば、例えばテープパターン上にガートバン
ドを有し、隣接トラックからのクロストーク成分の無い
VTRでは、前記減算器6の出力信号である第3の再生
色信号をそのまま出力再生色信号とする事ができ、また
隣接トラックからのクロストーク成分を有するVTRに
於いても一般にクロストーク成分は小さいため、周波数
fc+2fsの不要成分は簡単なフィルタによって除去
可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、周波数fcの色信号を水
平同期信号周波数f、と所定の関係にある周波数fsの
低域色信号に周波数変換して記録し、再生時には逆の処
理を行なって再生色信号を得るような記録再生系におい
て、周波数fsの低周波色信号と周波数fc+fsのキ
ャリア信号とを乗算する事により周波数fcの第1の再
生色信号を得、前記低域色信号を1又は2水平走査期間
T、遅延させた低域色信号と前記キャリア信号を1又は
2水平走査期間TH遅延させたキャリア信号とを乗算す
る事により、周波数t’cの1又は2水平走査期間TH
遅延した第2の再生色信号を得、前記第1の再生色信号
と前記第2の再生色信号とを減算する事により出力色信
号となりつる第3の再生色信号を得るように構成したこ
とにより、高性能かつ高価な遅延回路を特に必要とせず
に、高性能なくし形フィルタを簡単に構成できると同時
に、色信号処理の再生時に発生する周波数fc+2fs
の不要成分を大幅に低減する事が可能となるため、周波
数fc+2fsの不要成分の除去が簡単になり、それに
より再生色信号の利得及び位相の特性を大幅に向上させ
る事ができる。また、周波数fc+2fsの不要成分が
低減される事により、色信号処理におけるPLLループ
の特性も向上させることができ、性能面での大幅な改善
を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部構成ブロック図、第
2図は従来例を示す要部構成ブロック図である。 2.4.12・・・・・・乗算器、3,5.13・・・
・・・遅低回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周波数f_cである色信号を映像信号の水平同期信号f
    _Hと所定の関係にある周波数f_sの低域色信号に周
    波数変換して記録し再生時には、逆の処理を行なって周
    波数f_cの再生色信号を得る系において、前記周波数
    f_sの低域色信号を周波数f_c+f_sのキャリア
    信号により、周波数f_cの第1の再生色信号に周波数
    変換する第1の乗算器と、前記低域色信号を1又は2水
    平走査期間遅延させる第1の遅延回路と、前記周波数f
    _c+f_sのキャリア信号を前記第1の遅延回路と同
    じ時間遅延させる第2の遅延回路と、周波数f_sの前
    記第1の遅延回路の出力信号を周波数f_c+f_sの
    前記第2の遅延回路の出力信号により周波数f_cの第
    2の再生色信号に周波数変換する第2の乗算器と、前記
    第1の乗算器の出力信号である第1の再生色信号と前記
    第2の乗算器の出力信号である第2の再生色信号とを減
    算して、出力再生色信号となり得る第3の色信号を得る
    ことを特徴とする色信号処理回路。
JP63184335A 1988-07-22 1988-07-22 色信号処理回路 Pending JPH0233293A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63184335A JPH0233293A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 色信号処理回路

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JP63184335A JPH0233293A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 色信号処理回路

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JPH0233293A true JPH0233293A (ja) 1990-02-02

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ID=16151505

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63184335A Pending JPH0233293A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 色信号処理回路

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JP (1) JPH0233293A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5526126A (en) * 1993-06-25 1996-06-11 Hitachi, Ltd. Signal processor for VTR which converts color under signals to color signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5526126A (en) * 1993-06-25 1996-06-11 Hitachi, Ltd. Signal processor for VTR which converts color under signals to color signals

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