JPH0232697B2 - Aidoraaritaansochi - Google Patents
AidoraaritaansochiInfo
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- JPH0232697B2 JPH0232697B2 JP58185610A JP18561083A JPH0232697B2 JP H0232697 B2 JPH0232697 B2 JP H0232697B2 JP 58185610 A JP58185610 A JP 58185610A JP 18561083 A JP18561083 A JP 18561083A JP H0232697 B2 JPH0232697 B2 JP H0232697B2
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 14
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 3
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 3
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- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、所定のモードにおいてリール台を駆
動させるアイドラーのアイドラーリターン装置に
関するものである。 (ロ) 従来技術 従来、一対のリール台を駆動させるために、ア
イドラーを一対のリール台に圧接するアイドラー
駆動装置は、アイドラーと、アイドラーを一対の
リール台に圧接するためのモータと、回動レバー
と、プーリにより構成されていて、モータのモー
タ軸に回動レバーを回動可能に配設し、回動レバ
ー上には回転自在にアイドラーを設け、このアイ
ドラーはモータ軸に固着されたプーリに圧接する
ように配設されている。 ここで録画、再生、キユー、早送り等の巻取リ
ール台の回転が必要なモードの時、アイドラーが
巻取リール台に圧接する方向にモータを回転させ
(この方向を正方向とする)、回動レバーの回動に
よりアイドラーが巻取リール台に圧接し、その
後、モータ軸に固着されたプーリの回転力がアイ
ドラーに伝達され巻取リール台を回転させて所定
のモードを実行していた。 そして、前述の録画、再生、キユー、早送り等
のモードから停止、イジエクト等のリール台の回
転を必要としないモードにする時、前述の巻取リ
ール台に圧接していたアイドラーを巻取リール台
から遊離させるために、タイマー等によつて制御
された時間だけモータを逆方向、即ちアイドラー
が供給リール台に圧接する方向に回転させ、回動
レバーの回動によりアイドラーを巻取リール台か
ら遊離し、制動片にアイドラーを圧接して制動さ
せ、所定のモードを実行していた。 また、レヴユー、巻戻し等の供給リール台の回
転が必要なモードの時も前述と同様な動作で、モ
ータを逆方向に回転させ、アイドラーを供給リー
ル台に圧接させプーリの回転力がアイドラーに伝
達されて供給リールを回転させ、またレヴユー、
巻戻し等のモードから停止、イジエクト等のリー
ル台の回転を必要としないモードにする時も前述
と同様な動作でモータを正回転させ、供給リール
台からアイドラーを遊離し、アイドラーを制動片
に圧接し、制動することで所定のモードを実行し
ていた。 しかし、この一従来技術の場合ではアイドラー
を一対のリール台に圧接するためのモータと、一
対のリール台の回転方向を所定のモードに応じて
正回転或は逆回転させる為の制御回路等が必要と
なり、部品点数が多いために重量が大きく、高価
格化する等の欠点があつた。 (ハ) 発明の目的 本発明は前記欠点を除去するものであり、部品
点数を削減して軽量化し、コストダウンすること
を目的とする。 (ニ) 発明の構成 本発明はVTRにおいて、一端に第1ピンを、
他端に第2ピン及び押圧体を設け、支軸により回
動する第1アームと、往路及び復路を形成する第
1カムを設けたマスターギアと、第1アイドラー
と、該第1アイドラーを載置する第1載置部と、
第2アイドラーと、該第2アイドラーを載置する
第2載置部と、該第2載置部に設け前記押圧体が
押圧する突片を有する第2アームと、VTR用シ
ヤーシに第2カムを設けたアイドラーリターン装
置より構成される。 (ホ) 実施例 本発明の詳細を図示の実施例により具体的に説
明する。 第1図は、第2アイドラーが供給リール台に圧
接している状態を示すVTR用シヤーシ上部より
見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第2図は、第2アイドラーが一対のリール台
から遊離した状態を示すVTR用シヤーシ上部よ
り見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平
面図、第3図は、第1図の状態をVTR用シヤー
シ下部より見た本発明のアイドラーリターン装置
の要部平面図、第4図は、第2図の状態をVTR
用シヤーシ下部より見た本発明のアイドラーリタ
ーン装置の要部平面図、第5図は、第1図及び第
3図の状態を示す本発明のアイドラーリターン装
置の要部側面図、第6図は、第2図及び第4図の
状態を示す本発明のアイドラーリターン装置の要
部側面図である。 第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び
第6図において、1は第2ギア部2を設けた第1
アイドラー、3は第1載置部、4はゴム部5を設
けた第2アイドラー、6は第2載置部、7は第1
アーム、8はマスターギア、9は第2カム、10
は供給リール台、11は巻取リール台、12はシ
ヤーシ、13はアイドラーリターン装置である。 第1図、第3図及び第5図について説明する
と、巻戻しモードスイツチ(図示せず)を押し、
停止状態から供給リール台10が高回転する巻戻
し状態にした場合は、この時、第1モータ(図示
せず)の動力によりマスターギア8が僅かに回動
し、第1アーム7に設けた第1ピン14がマスタ
ーギア8に設けた第1カム15上をトレースする
が、第1アーム7は第1軸支軸16を中心に回動
せず、第3図、第5図に示すように押圧体17
は、第2アーム18に設け第2載置部6と一体化
した突片19を押圧しない。そして、第2モータ
(図示せず)を併用して制御し、第2モータ(図
示せず)が第2支軸20に圧入されたプーリ21
及び第1ギア部22を介して第1アイドラー1、
及び第2アイドラー4を供給リール台10に圧接
する方向に高回転するが、第3図に示すように第
2支軸20とフリクシヨン関係にある第1載置部
3の第2支軸20を中心とする供給リール台10
側への回動時に、第1載置部3の先端部が第1ア
ーム7に設けた第2ピン23に当接し、第1載置
部3の回動角が規制され、第1載置部3に載置さ
れた第1アイドラー1の第2ギア部2は供給リー
ル台10の第3ギア部24と噛み合わず、第1
図、第3図に示すように第2載置部6が供給リー
ル台10側へ回動し、第2アイドラー4のゴム部
5が供給リール台10の第1側曲面25に圧接
し、第2モータ(図示せず)の動力がプーリ2
1、及び第1ギア部22に伝達されるが、前述の
如く第1アイドラー1の第2ギア部2は供給リー
ル台10の第3ギア部24と噛み合わないため、
第1ギア部22の回転力は第2ギア部2には伝達
されるが第3ギア部24には伝達されず、ゴム部
5に圧接したプーリ21の回転力がゴム部5に伝
達され、発条26により第2アイドラー4を支持
して小さい減速比で供給リール台10を回転させ
巻戻しの状態を実行している。 また早送りモードスイツチ(図示せず)を押
し、停止状態から早送り状態にする場合は、第2
モータ(図示せず)を制御して、第2モータ(図
示せず)が第2支軸20に圧入されたプーリ2
1、及び第1ギア部22を介して第1アイドラー
1、及び第2アイドラー4を巻取リール台11に
圧接する方向に高回転することにより前述と同様
な動作で巻取リール台11を回転させて早送りの
状態を実行している。 録画及び再生モードスイツチを押し、録画及び
再生状態即ち、テープローデイング状態にする場
合、第2図、第4図、第6図を用いて説明すると
第1モータ(図示せず)の回転によりマスターギ
ア8が第3図の状態から時計方向に回動し、第1
アーム7に設けた第1ピン14がマスターギア7
に設けた第1カム15上をトレースし、傾斜部2
7を経て第4図に示す状態となつていて、このト
レース路を往路とする。こうして第1ピン14が
第1カム15上、即ち往路をトレースすることに
より第1アーム7が時計方向に回動し、第4図、
第6図に示すように押圧体17が突片19を押圧
して第2載置部6を上方へ押し上げ、また第2ピ
ン23を上方に移動させる。これにより、第2
図、第4図、第6図に示すように第2アイドラー
4が上方に押し上げられ、第2アイドラー4とプ
ーリ21は遊離して、第2モータ(図示せず)の
回転によるプーリ21の回転力は第2アイドラー
4に伝達されなくなり第2アイドラー4の中心部
に設けた摺動片28が発条26により第2カム9
の中央部に保持される。そして、第2モータ(図
示せず)を制御し、第2モータ(図示せず)が第
2支軸20に圧入されたプーリ21、及び第1ギ
ア部22を介して第1アイドラー1、及び第2ア
イドラー4を巻取リール台11に圧接する方向に
低回転するが、第2図に示すように第2アイドラ
ー4は第2カム9の中央部に保持され、また第2
ピン23の上方への移動により第1載置部3の回
動角の規制が解除されるために、第1載置部3の
み巻取リール台11の方向へ回動し、第1アイド
ラー1の第2ギア部2が巻取リール台11の第4
ギア部29と噛み合い、第2モータ(図示せず)
の動力がプーリ21、及び第1ギア部22に伝達
されるが、第2アイドラー4とプーリ21は遊離
しているため、第2アイドラー4にはプーリ21
の回転力が伝達されず、第1ギア部22の回転力
が第1アイドラー1の第2ギア部2に伝達され第
1載置部3と第2支軸20にフリクシヨンが働き
ながら、大きい減速比で巻取リール台11を回転
させることにより録画及び再生の状態を実行して
いる。 また再生状態からキユー状態にする場合、前述
の再生状態において第2モータ(図示せず)の回
転を中回転させることにより録画及び再生状態と
同様な動作でキユー状態を実行している。 再生状態からレヴユー状態にする場合は、前述
の再生状態において第2モータ(図示せず)の回
転を第1アイドラー1が供給リール台10に圧接
する方向、即ち再生状態の時の第2モータ(図示
せず)の回転方向とは逆方向に中回転させること
により、録画及び再生状態と同様な動作でレヴユ
ー状態を実行している。 録画、再生或はキユー状態から停止状態、即ち
テープアンローデイングする場合、供給リール台
10を用いてカセツトテープ(図示せず)をカセ
ツト(図示せず)内に収納しなければならず、第
2モータ(図示せず)の回転を録画、再生或はキ
ユー状態時とは逆回転させて第1載置部3を供給
リール台10側へ回動させ、録画、再生或はキユ
ー状態において巻取リール台11の第4ギア部2
9と噛み合つていた第1アイドラー1の第2ギア
部2を、供給リール台10の第3ギア部24と噛
み合わせて第2モータ(図示せず)の動力により
供給リール台10を回転させて、同時に第1モー
タ(図示せず)の動力によりマスターギア8が反
時計方向に回動し、第1アーム7に設けた第1ピ
ン14がマスターギア8に設けた第1カム15上
をトレースする。このトレース路を復路とする。
そして第1ピン14が第1カム15上、即ち復路
をトレースし、第1ピン14がA点に達すると第
1アーム7が第1支軸16を中心として反時計方
向に回動し、押圧体17の突片19への押圧が解
除され、第2ピン23が下方に移動して第1載置
部3の回動角を規制するため、第1アイドラー1
が供給リール台10から遊離する。また、発条2
6により第2アイドラー4は第2カム9の中央部
に位置している。この時にカセツトテープ(図示
せず)をカセツト(図示せず)内に収納する動作
が完了し、第1モータ(図示せず)及び第2モー
タ(図示せず)が停止し、停止状態を実行してい
る。 レヴユー状態から停止状態にする場合、第1ア
イドラー1の第2ギア部2は供給リール台10の
第3ギア部24と噛み合つているために、第2モ
ータ(図示せず)の回転方向を変えずに供給リー
ル台10を回転させて前述と同様な動作で停止状
態を実行している。 早送り、巻戻し状態から停止状態にする場合
は、前述により第1モータ(図示せず)の動力に
よつてマスターギア8が僅かに時計方向に回動し
ているので、マスターギア8を僅かに反時計方向
に回動させて、第1モータ(図示せず)を停止
し、同時に第2モータ(図示せず)の動力によつ
て第2アイドラー4が供給リール台10、或は巻
取リール台11の第1側曲面25及び第2側曲面
30に圧接して回転しているため、第2モータ
(図示せず)を停止することにより停止状態を実
行している。そして、第2アイドラー4は早送り
状態から停止状態にする場合、巻取リール台11
に圧接した状態であり、また巻戻し状態から停止
状態にする場合、供給リール台10に圧接した状
態である。しかし、第2モータ(図示せず)が停
止しているために第2アイドラー4が巻取リール
台11、或は供給リール台10に圧接していても
何ら支障はない。この時、第1アイドラー1は、
第1ギア部22とプーリ21が同方向に回転し、
第1載置部3の回動角が第2ピン23によつて規
制されるため、早送り状態から停止状態にする場
合は巻取リール台11から遊離し、巻戻し状態か
ら停止状態にする場合は供給リール台10から遊
離している。 (ヘ) 発明の効果 本発明のアイドラーリターン装置によれば、第
1アイドラーが供給リール台と巻取リール台の間
の中央部に位置することにより、次の状態を実行
するのに時間のムダがなく、また、モータを用い
て直接的に第1アイドラー及び第2アイドラーを
駆動するのではなく、他目的のモータを併用して
機械的に駆動を行うので電気的制御が簡単にな
り、またコストダウン、軽量化が可能等の利点が
得られる。
動させるアイドラーのアイドラーリターン装置に
関するものである。 (ロ) 従来技術 従来、一対のリール台を駆動させるために、ア
イドラーを一対のリール台に圧接するアイドラー
駆動装置は、アイドラーと、アイドラーを一対の
リール台に圧接するためのモータと、回動レバー
と、プーリにより構成されていて、モータのモー
タ軸に回動レバーを回動可能に配設し、回動レバ
ー上には回転自在にアイドラーを設け、このアイ
ドラーはモータ軸に固着されたプーリに圧接する
ように配設されている。 ここで録画、再生、キユー、早送り等の巻取リ
ール台の回転が必要なモードの時、アイドラーが
巻取リール台に圧接する方向にモータを回転させ
(この方向を正方向とする)、回動レバーの回動に
よりアイドラーが巻取リール台に圧接し、その
後、モータ軸に固着されたプーリの回転力がアイ
ドラーに伝達され巻取リール台を回転させて所定
のモードを実行していた。 そして、前述の録画、再生、キユー、早送り等
のモードから停止、イジエクト等のリール台の回
転を必要としないモードにする時、前述の巻取リ
ール台に圧接していたアイドラーを巻取リール台
から遊離させるために、タイマー等によつて制御
された時間だけモータを逆方向、即ちアイドラー
が供給リール台に圧接する方向に回転させ、回動
レバーの回動によりアイドラーを巻取リール台か
ら遊離し、制動片にアイドラーを圧接して制動さ
せ、所定のモードを実行していた。 また、レヴユー、巻戻し等の供給リール台の回
転が必要なモードの時も前述と同様な動作で、モ
ータを逆方向に回転させ、アイドラーを供給リー
ル台に圧接させプーリの回転力がアイドラーに伝
達されて供給リールを回転させ、またレヴユー、
巻戻し等のモードから停止、イジエクト等のリー
ル台の回転を必要としないモードにする時も前述
と同様な動作でモータを正回転させ、供給リール
台からアイドラーを遊離し、アイドラーを制動片
に圧接し、制動することで所定のモードを実行し
ていた。 しかし、この一従来技術の場合ではアイドラー
を一対のリール台に圧接するためのモータと、一
対のリール台の回転方向を所定のモードに応じて
正回転或は逆回転させる為の制御回路等が必要と
なり、部品点数が多いために重量が大きく、高価
格化する等の欠点があつた。 (ハ) 発明の目的 本発明は前記欠点を除去するものであり、部品
点数を削減して軽量化し、コストダウンすること
を目的とする。 (ニ) 発明の構成 本発明はVTRにおいて、一端に第1ピンを、
他端に第2ピン及び押圧体を設け、支軸により回
動する第1アームと、往路及び復路を形成する第
1カムを設けたマスターギアと、第1アイドラー
と、該第1アイドラーを載置する第1載置部と、
第2アイドラーと、該第2アイドラーを載置する
第2載置部と、該第2載置部に設け前記押圧体が
押圧する突片を有する第2アームと、VTR用シ
ヤーシに第2カムを設けたアイドラーリターン装
置より構成される。 (ホ) 実施例 本発明の詳細を図示の実施例により具体的に説
明する。 第1図は、第2アイドラーが供給リール台に圧
接している状態を示すVTR用シヤーシ上部より
見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第2図は、第2アイドラーが一対のリール台
から遊離した状態を示すVTR用シヤーシ上部よ
り見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平
面図、第3図は、第1図の状態をVTR用シヤー
シ下部より見た本発明のアイドラーリターン装置
の要部平面図、第4図は、第2図の状態をVTR
用シヤーシ下部より見た本発明のアイドラーリタ
ーン装置の要部平面図、第5図は、第1図及び第
3図の状態を示す本発明のアイドラーリターン装
置の要部側面図、第6図は、第2図及び第4図の
状態を示す本発明のアイドラーリターン装置の要
部側面図である。 第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び
第6図において、1は第2ギア部2を設けた第1
アイドラー、3は第1載置部、4はゴム部5を設
けた第2アイドラー、6は第2載置部、7は第1
アーム、8はマスターギア、9は第2カム、10
は供給リール台、11は巻取リール台、12はシ
ヤーシ、13はアイドラーリターン装置である。 第1図、第3図及び第5図について説明する
と、巻戻しモードスイツチ(図示せず)を押し、
停止状態から供給リール台10が高回転する巻戻
し状態にした場合は、この時、第1モータ(図示
せず)の動力によりマスターギア8が僅かに回動
し、第1アーム7に設けた第1ピン14がマスタ
ーギア8に設けた第1カム15上をトレースする
が、第1アーム7は第1軸支軸16を中心に回動
せず、第3図、第5図に示すように押圧体17
は、第2アーム18に設け第2載置部6と一体化
した突片19を押圧しない。そして、第2モータ
(図示せず)を併用して制御し、第2モータ(図
示せず)が第2支軸20に圧入されたプーリ21
及び第1ギア部22を介して第1アイドラー1、
及び第2アイドラー4を供給リール台10に圧接
する方向に高回転するが、第3図に示すように第
2支軸20とフリクシヨン関係にある第1載置部
3の第2支軸20を中心とする供給リール台10
側への回動時に、第1載置部3の先端部が第1ア
ーム7に設けた第2ピン23に当接し、第1載置
部3の回動角が規制され、第1載置部3に載置さ
れた第1アイドラー1の第2ギア部2は供給リー
ル台10の第3ギア部24と噛み合わず、第1
図、第3図に示すように第2載置部6が供給リー
ル台10側へ回動し、第2アイドラー4のゴム部
5が供給リール台10の第1側曲面25に圧接
し、第2モータ(図示せず)の動力がプーリ2
1、及び第1ギア部22に伝達されるが、前述の
如く第1アイドラー1の第2ギア部2は供給リー
ル台10の第3ギア部24と噛み合わないため、
第1ギア部22の回転力は第2ギア部2には伝達
されるが第3ギア部24には伝達されず、ゴム部
5に圧接したプーリ21の回転力がゴム部5に伝
達され、発条26により第2アイドラー4を支持
して小さい減速比で供給リール台10を回転させ
巻戻しの状態を実行している。 また早送りモードスイツチ(図示せず)を押
し、停止状態から早送り状態にする場合は、第2
モータ(図示せず)を制御して、第2モータ(図
示せず)が第2支軸20に圧入されたプーリ2
1、及び第1ギア部22を介して第1アイドラー
1、及び第2アイドラー4を巻取リール台11に
圧接する方向に高回転することにより前述と同様
な動作で巻取リール台11を回転させて早送りの
状態を実行している。 録画及び再生モードスイツチを押し、録画及び
再生状態即ち、テープローデイング状態にする場
合、第2図、第4図、第6図を用いて説明すると
第1モータ(図示せず)の回転によりマスターギ
ア8が第3図の状態から時計方向に回動し、第1
アーム7に設けた第1ピン14がマスターギア7
に設けた第1カム15上をトレースし、傾斜部2
7を経て第4図に示す状態となつていて、このト
レース路を往路とする。こうして第1ピン14が
第1カム15上、即ち往路をトレースすることに
より第1アーム7が時計方向に回動し、第4図、
第6図に示すように押圧体17が突片19を押圧
して第2載置部6を上方へ押し上げ、また第2ピ
ン23を上方に移動させる。これにより、第2
図、第4図、第6図に示すように第2アイドラー
4が上方に押し上げられ、第2アイドラー4とプ
ーリ21は遊離して、第2モータ(図示せず)の
回転によるプーリ21の回転力は第2アイドラー
4に伝達されなくなり第2アイドラー4の中心部
に設けた摺動片28が発条26により第2カム9
の中央部に保持される。そして、第2モータ(図
示せず)を制御し、第2モータ(図示せず)が第
2支軸20に圧入されたプーリ21、及び第1ギ
ア部22を介して第1アイドラー1、及び第2ア
イドラー4を巻取リール台11に圧接する方向に
低回転するが、第2図に示すように第2アイドラ
ー4は第2カム9の中央部に保持され、また第2
ピン23の上方への移動により第1載置部3の回
動角の規制が解除されるために、第1載置部3の
み巻取リール台11の方向へ回動し、第1アイド
ラー1の第2ギア部2が巻取リール台11の第4
ギア部29と噛み合い、第2モータ(図示せず)
の動力がプーリ21、及び第1ギア部22に伝達
されるが、第2アイドラー4とプーリ21は遊離
しているため、第2アイドラー4にはプーリ21
の回転力が伝達されず、第1ギア部22の回転力
が第1アイドラー1の第2ギア部2に伝達され第
1載置部3と第2支軸20にフリクシヨンが働き
ながら、大きい減速比で巻取リール台11を回転
させることにより録画及び再生の状態を実行して
いる。 また再生状態からキユー状態にする場合、前述
の再生状態において第2モータ(図示せず)の回
転を中回転させることにより録画及び再生状態と
同様な動作でキユー状態を実行している。 再生状態からレヴユー状態にする場合は、前述
の再生状態において第2モータ(図示せず)の回
転を第1アイドラー1が供給リール台10に圧接
する方向、即ち再生状態の時の第2モータ(図示
せず)の回転方向とは逆方向に中回転させること
により、録画及び再生状態と同様な動作でレヴユ
ー状態を実行している。 録画、再生或はキユー状態から停止状態、即ち
テープアンローデイングする場合、供給リール台
10を用いてカセツトテープ(図示せず)をカセ
ツト(図示せず)内に収納しなければならず、第
2モータ(図示せず)の回転を録画、再生或はキ
ユー状態時とは逆回転させて第1載置部3を供給
リール台10側へ回動させ、録画、再生或はキユ
ー状態において巻取リール台11の第4ギア部2
9と噛み合つていた第1アイドラー1の第2ギア
部2を、供給リール台10の第3ギア部24と噛
み合わせて第2モータ(図示せず)の動力により
供給リール台10を回転させて、同時に第1モー
タ(図示せず)の動力によりマスターギア8が反
時計方向に回動し、第1アーム7に設けた第1ピ
ン14がマスターギア8に設けた第1カム15上
をトレースする。このトレース路を復路とする。
そして第1ピン14が第1カム15上、即ち復路
をトレースし、第1ピン14がA点に達すると第
1アーム7が第1支軸16を中心として反時計方
向に回動し、押圧体17の突片19への押圧が解
除され、第2ピン23が下方に移動して第1載置
部3の回動角を規制するため、第1アイドラー1
が供給リール台10から遊離する。また、発条2
6により第2アイドラー4は第2カム9の中央部
に位置している。この時にカセツトテープ(図示
せず)をカセツト(図示せず)内に収納する動作
が完了し、第1モータ(図示せず)及び第2モー
タ(図示せず)が停止し、停止状態を実行してい
る。 レヴユー状態から停止状態にする場合、第1ア
イドラー1の第2ギア部2は供給リール台10の
第3ギア部24と噛み合つているために、第2モ
ータ(図示せず)の回転方向を変えずに供給リー
ル台10を回転させて前述と同様な動作で停止状
態を実行している。 早送り、巻戻し状態から停止状態にする場合
は、前述により第1モータ(図示せず)の動力に
よつてマスターギア8が僅かに時計方向に回動し
ているので、マスターギア8を僅かに反時計方向
に回動させて、第1モータ(図示せず)を停止
し、同時に第2モータ(図示せず)の動力によつ
て第2アイドラー4が供給リール台10、或は巻
取リール台11の第1側曲面25及び第2側曲面
30に圧接して回転しているため、第2モータ
(図示せず)を停止することにより停止状態を実
行している。そして、第2アイドラー4は早送り
状態から停止状態にする場合、巻取リール台11
に圧接した状態であり、また巻戻し状態から停止
状態にする場合、供給リール台10に圧接した状
態である。しかし、第2モータ(図示せず)が停
止しているために第2アイドラー4が巻取リール
台11、或は供給リール台10に圧接していても
何ら支障はない。この時、第1アイドラー1は、
第1ギア部22とプーリ21が同方向に回転し、
第1載置部3の回動角が第2ピン23によつて規
制されるため、早送り状態から停止状態にする場
合は巻取リール台11から遊離し、巻戻し状態か
ら停止状態にする場合は供給リール台10から遊
離している。 (ヘ) 発明の効果 本発明のアイドラーリターン装置によれば、第
1アイドラーが供給リール台と巻取リール台の間
の中央部に位置することにより、次の状態を実行
するのに時間のムダがなく、また、モータを用い
て直接的に第1アイドラー及び第2アイドラーを
駆動するのではなく、他目的のモータを併用して
機械的に駆動を行うので電気的制御が簡単にな
り、またコストダウン、軽量化が可能等の利点が
得られる。
第1図、第3図はVTR用シヤーシ上部より見
た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第2図、第4図はVTR用シヤーシ下部より
見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第5図、第6図は本発明のアイドラーリター
ン装置の要部側面図である。 主な図番の説明 1…第1アイドラー、3…第
1載置部、4…第2アイドラー、6…第2載置
部、7…第1アーム、8…マスターギア、9…第
2カム、10…供給リール台、11…巻取リール
台、17…押圧体、26…発条。
た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第2図、第4図はVTR用シヤーシ下部より
見た本発明のアイドラーリターン装置の要部平面
図、第5図、第6図は本発明のアイドラーリター
ン装置の要部側面図である。 主な図番の説明 1…第1アイドラー、3…第
1載置部、4…第2アイドラー、6…第2載置
部、7…第1アーム、8…マスターギア、9…第
2カム、10…供給リール台、11…巻取リール
台、17…押圧体、26…発条。
Claims (1)
- 1 VTRにおいて、一端に第1ピン、他端に第
2ピン及び押圧体が設けられ、支軸により回動す
る第1アームと、往路及び復路を形成する第1カ
ムを設けたマスターギアと、第1アイドラーと、
該第1アイドラーを載置する第1載置部と、第2
アイドラーと、該第2アイドラーを載置する第2
載置部と、該第2載置部に設けられ前記押圧体で
押圧される突片を有する第2アームと、VTR用
シヤーシに設けられた第2カムより構成され、第
1モータの回転によつて回動する前記マスターギ
アにより、回動する前記第1アームの前記押圧体
が、前記第2アームを押圧、又は解除し、第2モ
ータに応動して、所定のモードに対して前記第1
アイドラー、又は前記第2アイドラーを駆動さ
せ、前記押圧体押圧時に前記第2アイドラーを前
記第2カムの中央部に保持させることを特徴とす
るアイドラーリターン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58185610A JPH0232697B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Aidoraaritaansochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58185610A JPH0232697B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Aidoraaritaansochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079548A JPS6079548A (ja) | 1985-05-07 |
JPH0232697B2 true JPH0232697B2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=16173810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58185610A Expired - Lifetime JPH0232697B2 (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | Aidoraaritaansochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232697B2 (ja) |
-
1983
- 1983-10-03 JP JP58185610A patent/JPH0232697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6079548A (ja) | 1985-05-07 |
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