JPS6079548A - アイドラ−リタ−ン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、所定のモードにおいてリール台を駆動させる
アイドラーのアイドラーリターン装置に関するものであ
る。

（ロ）従来技術 従来、一対のリール台を駆動さイるために、アイドラー
を一対のリール台に圧接するアイドラー駆動装置は、ア
イドラーと、アイドラーを一対のリール台に圧接するた
めのモータと、回動レバーと、プーリにより構成されて
いて、モータのモータ軸に回動レバーを回動可能に配設
し、回動レバー上には回転自在にアイドラーを設け、こ
のアイドラーはモータ軸に固着されたプーリに圧接する
ように配設されている。

ここで録画、再生、キュー、早送り等の巻取リール台の
回転が必要なモードの時、アイドラーが巻取リール台に
圧接する方向にモータを回転させ（この方向を正方向と
する）、回動レバーの回動によりアイドラーが巻取リー
ル台に圧接し、その後、モータ軸に固着されたプーリの
回転力がアイドラーに伝達され巻取リール台を回転させ
℃所定のモードを実行していた。

そして、前述の録画、再生、キエー、早送り等のモード
から停止、イジェクト等のリール台の回転を必要としな
いモードにする時、前述の巻取リール台に圧接していた
アイドラーを巻取リール台から遊離させるために、タイ
マー等によって制御された時間だけモータな逆方向、即
ちアイドラーが供給リール台に圧接する方向に回転させ
１回動レバーの回動によりアイドラーを巻取リール台か
ら遊離し、制動片にアイドラーを圧接して制動させ、所
定のモードを実行していた。

また、レヴエー、巻戻し等の供給リール台の回転が必要
なモードの時も前述と同様な動作で、モータを逆方向に
回転させ、アイドラーを供給リール台に圧接させてプー
リの回転力がアイドラーに伝達されて供給リールを回転
させ、またレヴエー、巻戻し等のモードから停止、イジ
ェクト等のリール台の回転を必要としないモードにする
時も前述と同様な動作でモータを正回転させ、供給リー
ル台からアイドラーを遊離し、アイドラーを制動片に圧
接し、制動することで所定のモードを実行し一対のリー
ル台に圧接するためのモータと、一対のリール台の回転
方向を所定のモードに応じて正回転酸は逆回転させる為
の制御回路等が必要となり、部品点−が多いために重量
が大きく、高価格化する等の欠点があった。

（ハ）発明の目的 本発明は前記欠点を除去するものであり、部品点数を削
減して軽量化し、コストダウンすることを目的とする。

に）発明の構成 本発明はＶＴＲにおいて、一端に第１ピンを、他端に第
２ピン及び抑圧体を設け、支軸圧より回動する第１アー
ムと、往路及び復路を形成する第１カムを設けたマスタ
ーギアと、第１アイドラーと、該第１アイドラーを載置
する第１載置部と、第２アイドラーと、該第２アイドラ
ーを載置する第２載置部と、該第２載置部に設は前記抑
圧体が押圧する突片を有する第２アームと、ＶＴＲ用シ
ャーシに第２カムを設けたアイドラーリターン装置より
構成される。

（ホ）実施例 本発明の詳細を図示の実施例により具体的に説明する。

第１図は、第２アイドラーが供給リール台に圧接し℃い
る状態を示すＶＴＲ用シャーシ上部より見た本発明のア
イドラーリターン装置の要部平面図、第２図は、第２ア
イドラーが一対のリール台から遊離した状態を示すＶＴ
Ｒ用シャーシ上部より見た本発明のアイドラーリターン
装置の要部平面図、第３図は、第１図の状態をＶＴＲ用
シャーシ下部より見た本発明のアイドラーリターン装置
の要部平面図、第４図は、第２図の状態をＶＴＲ用シャ
ー？下部より見た本発明のアイドラーリターン装置の要
部平面図、第５図は、第１図及び第３図の状態を示す本
発明のアイドラーリターン装置の要部側面図、第６図は
、第２図及び第４図の状態を示す本発明のアイドラーリ
ターン装置の要部側面図である。

第１図、第２図、第３図、第４図、第５図及び第６図に
おいて、（１）は第２ギア部（２）を設けた第１アイド
ラー、（３）は第１載置部、（４）はゴム部（５）を設
けた第２アイドラー、（６）は第２載置部、（刀は第１
アーム、（句はマスターギア、（９）は第２カム、的は
供給リール台、Ｉは巻取リール台、（Ｌ３はシャーシ、
轍はアイドラーリターン装置である。

第１図、第３図及び第５図について説明すると、巻戻し
モードスイッチ（図示せず）を押し、停止状態から供給
リール台輪が高回転する巻戻し状態にした場合は、この
時、第１そ一タ（図示せず）の動力によりマスターギア
（穀が僅かに回動し、第１アーム（力に設けた第１ピン
α４がマスターギア（６）に設けた第１カム（へ）上を
トレースするが、第１アームのは第１支軸ａｅを中心に
回動せず、第３図、第５図に示すように抑圧体ａηは、
第２アーム（ＩＱに設は第２載置部（６）と一体化した
突片ａ９を押圧しない。そして、第２モータ（図示せず
）を併用して制御し、第２モータ（図示せず）が第２支
軸（２０に圧入されたプーリＱυ及び第１ギア部（２）
を介して第１アイドラー（１）、及び第２アイドラー（
４）を供給リール台［株］に圧接する方向に高回転する
が、第３図に示すように第２支軸翰とフリクー／コン関
係にある第１載置部（３）の第２支軸（４）を中心とす
る供給リール合い側への回動時に、第１載置部（３）の
先端部が第１アーム（７）に設けた第２ピン（ハ）Ｋ当
接し、第１載置部（３）の回動角が規制され、第１載置
部（３）に載置された第１アイドラー（刀の第２ギア部
（２）は供給リール台部の第３ギア部（財）と噛み合わ
ず、第１図、第３図に示すように第２載置部（６）が供
給ＩＪ−ル台叫側へ回動し、第２アイドラー（４）のゴ
ム部（５）が供給リール台部の第１側曲面（ハ）に圧接
し、第２モータ（図示せず）の動力がプーリ（２Ｉ）、
及び第１ギア部（２４に色違されるが、前述の如く第１
アイドラー（（転）の第２ギア部（２）は供給リール台
部の第３ギア部（財）と噛み合わないため、第１ギア部
四の回転力は第２ギア部（２）には伝達されるが第３ギ
ア部（２）には伝達されず、ゴム部（５）に圧接したプ
ーリ（２υの回転力がゴム部（５）に伝達され、発条（
１）Ｋより第２アイドラー（４）を支持して小さい減速
比で供給リール台部を回転させ巻戻しの状態を実行して
いる。

また早送りモードスイッチ（図示せず）を押し、停止状
態から早送り状態にする場合は、第２モータ（図示せず
）を制御して、第２モータ（図示せず）が第２支軸（４
）に圧入されたブーｖａｎ、及び第１ギア部０りを介し
て第１アイドラー（１）、及び第２アイドラー（４）を
巻取リール台Ｉに圧接する方向に高回転することにより
前述と同様な動作で巻取リール台Ｉを回転させ℃早送り
の状態を実行している。

録画及び再生モードスイッチを押し、録画及び再生状態
即ち、テープローディング状態にする場合、第２図、第
４図、第６図を用いて説明すると第１モータ（図示せず
）の回転によりマスターギア（６）が第３図の状態から
時計方向に回動し、第１アーム（７）に設けた第１ピン
α４がマスターギア（力に設けた第１カムαω上をトレ
ースし、傾斜部（５）を経て第４図に示す状態となって
いて、このトレース路を往路とする。こうして第１ビン
（１４）が第１カム霞上、即ち往路をトレースすること
により第１アーム（ηが時計方向に回動し、第４図、第
６図に示すように押圧体αηが突片ａ９を押圧して第２
載置部（６）を上方へ押し上げ、また第２ピン＠を上方
に移動させる。これにより、第２図、第４図、第６図に
示すように第２アイド２−（束が上方に押し上げられ、
第２アイドラー（４）とプーリ（２１）は遊離して、第
２モータ（図示せず）の回転によるプーリＱυの回転力
は第２アイドラー（４）に伝達されなくなり第２アイド
ラー（（４）の中心部に設けた摺動片（ハ）が発条（ハ
）により第２カム（９）の中央部に保持される。そして
、第２モータ（図示せず）を制御し、第２モータ（図示
せず）が第２支軸翰に圧入されたプーリｒ２１）、及び
第１ギア部（２）を介して第１アイドラー（１）、及び
第２アイトリー（４）を巻取リール台ＯＫ圧接する方向
に低回転するが、第２図に示すように第２アイドラー（
ｉ）は第２カム（９）の中央部に保持され、また第２ピ
ン（ハ）の上方への移動により第１載置部（３）の回動
角の規制が解除されるために、第１載置部（３）のみ巻
取リール台Ｉの方向へ回動し、第１アイトリー（１）の
第２ギア部（２）が巻取リール台Ｉの第４ギア部翰と噛
み合い、第２モータ（図示せず）の動力がブーＩＪｃＩ
！Ｉ）、及び第１ギア部翰に伝達されるが、第２アイド
ラー（４）とプーリＱυは遊離しているため、第２アイ
ドラー（４）にはプーリＱυの回転力が伝達されず、第
１ギア部Ｃ！々の回転力が第１アイドラー（刀の第２ギ
ア部（２）に伝達され第１載置部（３）と第２支軸翰に
フリクションが働きながら、大きい減速比で巻取リール
台Ｉを回転させることにより録画及び再生の状態を実行
している。

また再生状態からキ為−状態忙する場合、前述の再生状
態において第２モータ（図示せず）の回転を中回転させ
ることにより録画及び再生状態と同様な動作でキ為−状
態を実行している。

再生状態からレグニー状態にする場合は、前述の再生状
態において第２モータ（図示せず）の回転を第１アイド
ラー■が供給リール合一に圧接する方向、即ち再生状態
の時の第２モータ（図示せず）の回転方向とは逆方向に
中回転させることにより、録画及び再生状態と同様な動
作でレヴユー状態を実行している。

録画、再生成はキュー状態から停止状態、即ちテープア
ンローディングする場合、供給リール台（へ）を用いて
カセットテープ（図示せず）をカセット（図示せず）内
に収納しなければならず、第２モータ（図示せず）の回
転を録画、再生成はキュー状態時とは逆回転させて第１
載置部（３）を供給リール台部側へ回動させ、録画、再
生成はキュー状態において巻取リール台Ｉの第４ギア部
員上噛み合っていた第１アイドラー（１）の第２ギア部
（２）を、供給リール台部の第３ギア部（財）と噛み合
わせて第２モータ（図示せず）の動力により供給リール
台部な回転させて、同時に第１モータ（図示せず）の動
力によりマスターギア（２）が反時計方向に回動し、第
１アーム（ηに設けた第１ビンａ４がマスターギア（６
）に設けた第１カムαω上をトレースする。このトレー
ス路を復路とする。そして第１ピンα４が第１カムａ９
上、即ち復路をトレースし、第１ビンα４がＡ点に達す
ると第１７−ム■が第１支軸収りを中心として反時計方
向に回動し、抑圧体（１７＋の突片ａ９への抑圧が解除
され、第２ビン（至）が下方に移動して第１載置部（３
）の回動角を規制するため、第１アイドラー■が供給リ
ール台りから遊離する。また、発条四により第２アイド
ラー（（至）は第２カム（９）の中央部に位置している
。この時忙カセットテープ（図示せず）をカセット（図
示せず）内に収納する動作が完了し、第１モータ（図示
せず）及び第２モータ（図示せず）が停止し、停止状態
を実行している。

レヴエー状態から停止状態にする場合、第１アイドラー
■の第２ギア部（２）は供給リール台部の第３ギア部（
財）と噛み合っているために、第２モータ（図示せず）
の回転方向を変えず圧供給リール台輪を回転させて前述
と同様な動作で停止状態を実行している。

早送り、巻戻し状態から停止状態圧する場合は、前述に
より第１そ一タ（図示せず）の動力によってマスターギ
ア（６）が僅かに時計方向に回動しているので、マスタ
ーギア（穀を僅かに反時計方向に回動させて、第１モー
タ（図示せず）を停止し、同時に第２モータ（図示せず
）の動力によって第２アイトリー（搬が供給リール台邸
、或は巻取リール台Ｉの第１側曲面（イ）及び第２側曲
面（至）に圧接して回転しているため、第２そ一タ（図
示せず）を停止することにより停止状態を実行している
。そして、第２アイドラー（２）は早送り状態から停止
状態にする場合、巻取リール台ＱＪＫ圧接した状態であ
り、また巻戻し状態から停止状態にする場合、供給リー
ル台■に圧接した状態である。しかし、第２モータ（図
示せず）が停止しているために第２アイドラー（」が巻
取リール台（１１）、或は供給リール台部に圧接してい
ても何ら支障はない。この時、第１アイドラ＝（刀は、
第１ギア部働とブーＩＪｅυが同方向に回転し、第１載
置部（３）の回動角が第２ピン（２）忙よって規制され
るため、早送り状態から停止状態にする場合は巻取リー
ル台Ｉから遊離し、巻戻し状態から停止状態圧する場合
は供給リール合軸から遊離している。

（へ）発明の効果 本発明のアイドラーリターン装置によれば、第１アイド
ラーが供給リール台と巻取リール台の間の中央部に位置
することにより、次の状態を実行するの忙時間のムダが
なく、また、モータな用いて直接的に第１アイドラー及
び第２アイドラーを駆動するのではなく、他目的のモー
タを併用して機械的に駆動を行うので電気的制御が簡単
になり、またコストダヴン、軽量化が可能等の利点が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図はＶＴＲ用シャーシ上部より見た本発明
のアイドラーリターン装置の要部平面図、第２図、第４
図はＶＴＲ用シャーシ下部より見た本発明のアイドラー
リターン装置の要部平面図、第５図、第６図は本発明の
アイドラーリターン装置の要部側面図である。 主な図番の説明 ■・・・第１アイドラー、　（３）・・・第１載置部、
　（（至）・・・第２アイドラー、　（６）・・・第曇
載置部、　（η・・・第１アーム、　（８！・・・マス
ターギア、（９）・・・第２カム、峻・・・供給リール
台、　Ｉ・・・巻取リール台、　ａη・・・抑圧体、　
（ハ）・・・発条。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＶＴＲにおいて、一端に第１ビン、他端に第２ピ
   ン及び抑圧体が設けられ、支軸により回動する第１アー
   ムと、往路及び復路を形成する第１カムを設けたマスタ
   ーギアと、第１アイドラーと、。 該第１アイドラーを載置する第１載置部と、第２アイド
   ラーと、該第２アイドラーを載置する第２載置部と、該
   第２載置部忙設けられ前記抑圧体で押圧される突片を有
   する第２アームと、ＶＴＲ用シャー７に設けられた第２
   カムより構成され、第１モータの回転によって回動する
   前記マスターギアにより、回動する前記第１アームの前
   記抑圧体が、前記第２アームを抑圧、又は解除し、第２
   モータに応動して、所定のモードに対して前記第１アイ
   ドラー、又は前記第２アイドラーを駆動させ、前記抑圧
   体抑圧時に前記第２アイドラーを前記第２カムの中央部
   に保持させることを特徴どするアイドラーリターン装置
   。