JPS618755A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS618755A
JPS618755A JP59126836A JP12683684A JPS618755A JP S618755 A JPS618755 A JP S618755A JP 59126836 A JP59126836 A JP 59126836A JP 12683684 A JP12683684 A JP 12683684A JP S618755 A JPS618755 A JP S618755A
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JP
Japan
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brake
gear
tape
reel stand
lever
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Application number
JP59126836A
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English (en)
Inventor
Masao Ooyama
正男 大山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に関し、特にリール台のブレ
ーキ機構に関するものである。
背景技術とその問題点 従来、磁気記録再生装置において、リール台のブレーキ
機構は供給側、巻取り側ともに同時に動作し、この制御
はリンク機構を介して行なうように構成されているので
構成が複雑で大型になり、そのため配置にはスペースを
必要とし装置全体の小型化の支障となり、また、ブレー
キ機構は両リール台に対し同時に接離するだけであって
ローディング中及び定速送り中ともに両リール台がら離
してリール台は完全にフリーの状態となるのでローディ
ング中はテープに弛みが生じ易く、ヘッドドラムに対す
るテープの密接度が弱く、磁気ヘッドのトレースが不安
定になるおそれがある。
発明の目的 本発明はかかる点に鑑み、供給側リール台と巻取り側リ
ール台とを各モードにおいて別個にブレーキ作用が行な
われるようになし、また、供給リール台側にローディン
グ中にソフトブレーキ作用を行なわせて、テープに所要
のテンションを与えてローディングが行なえるようにし
たものである。
発明の概要 本発明は上記目的を達成するために、供給側リール台と
巻取り側リール台に夫々別個に作動するブレーキ部材を
配設すると共に供給側リール台にブレーキ部材より弱い
ブレーキ作動する補助ブレーキ部材を配設し、各ブレー
キ部材を共通のスライダーにより夫々別個に操作するよ
うに構成し、テープをやや緊張状態でローディングでき
るようにしたものである。
実施例 以下、本発明を回転ヘッドを有する磁気記録再生装置に
適用した場合の実施例を図面について説明する。
(1)は上ドラム(1a)と下ドラム(1b)から成る
回転ヘッドドラムで、基板(2)に所要角度で傾斜した
状態で下ドラム(Ib)を固定して設置され、回転され
る上ドラム(1a)には磁気ヘッド(3)が取付゛けら
れており、この回転ヘッドドラム(1)と供給リール台
(4)、巻取りリール台(5)との間にローディング機
構(6)が配設されている。
このローディング機構(6)は後述するローディング完
了状態で回転ヘッドドラム(1)と平行に傾斜して相対
する傾斜ポストf7)、18)と垂直ポスト(91,Q
lを取付けたポスト取付は台(11) 、  (12)
と、このポスト取付は台(11) 、  (12)を移
動させるローディングアーム(13) 、  (14)
から成り、このローディングアーム(13) 、  (
14)は前半部(13a ) 、  (14a )と後
半部(13b) 、  (14b)とを回転自在にリン
ク結合して構成され、前半部(13a ) 、  (1
4a )の先端にポスト取付は台(11) 。
(12)が水平方向に回転自在に軸着されており、この
ポスト取付は台(11) 、 ’(12)は基板(2)
に回転ヘッドドラム(11を挟むようにリール台(41
、+51側から略逆ハ字状に形成したガイド溝(15)
 、  (16)に移動可能に係合されている。
そしてこのポスト取付は台(11) 、  (12)は
ローディングアーム(13) 、  (14)が駆動機
構(17)により駆動されることによりリール台(4)
、(5)側から回転ヘッドドラム(1)方向へ移動され
、これに取付けられた傾斜ポスト(7) 、 +81及
び垂直ボス) +91 。
Qlに引掛けられるテープ′rがリール台側から回転ヘ
ッドドラム(1)に対してローディングされる。
このローディング機構(6)の駆動機構(17)は次の
如(構成されている。即ち、ローディング用モータ(1
8)の駆動力が減速歯車機構(19)を介してサブ基板
(2′)に軸着されるカムギヤ(2o)に伝達され、こ
のカムギヤ(20)の上面側に甥旋状に形成されたカム
溝(20a)には基板(2)に軸着される扇形歯車(2
1)の周縁側に突出したピン(22)を係合させてあり
、カムギヤ(20)の回転に伴い扇形歯車(21)が回
転される。この扇形歯車(21)は中間歯車(23)の
小径歯部(23a)に噛合し、一方中間歯車(23)の
大径歯部(23b)は両リミッタ歯車(24) 、  
(25)に噛合しており、夫々の歯車(24) 、  
(25)の周方向の長孔(24a)。
(25a)にこの歯車と同軸に枢着されるローディング
アーム(13) 、  (14)の後半部(13b)。
(14b)に突設した突子(,13b’) 、  (1
4b’)を挿通し、この突子と歯車(24) 、  (
25)とを回転方向にスプリング(26) 、  (2
7)を介して連結してあり、扇形歯車(21)の回転に
伴ってローディングアーム後半部(13b) 、  (
14b)を歯車(24) 。
(25)と一体的に回動させるように構成されている。
このようにしてローディングアーム(13)。
(14)の後半部(13b) 、  (14b)が回動
されることにより、ポスト取付は台(11) 、  (
12)はローディングアーム前半部(13a ) 、 
 (14a )を介して押されてガイド溝(15)、(
16)に沿って移動されて、ガイド溝先端部に配設され
たキャッチャ(28) 、  (29)に係合される。
この状態で各ポスト+71 、 (81、(9) 、α
ωが回転ヘッドドラム(1)の両側部に対応され、即ち
内側に位置する傾斜ポスト(7)、(81は回転ヘッド
ドラム(1)と平行した傾斜状態となっている。
以上のように構成されるローディング機構(6)におい
て両ポスト取付は台(11) 、  (12)の移動が
同時に円滑に行なわれるようにガイド溝(15)。
(16)の基端部は非対称に形成されている。これは、
第2図及び第3図に示すように一方のガイド溝(15)
の基端部においてはポスト取付は台(11)にローディ
ングアーム(13)により後方から押されるように力が
作用するので滑らかな円弧状に形成されるが、他方のガ
イド溝(16)の基端部においてはポスト取付は台(1
2)にローディングアーム(14)により横方向から押
されるように力が作用することになるのでこの場合も円
滑な移動が行なえるように特殊形状に形成されている。
即ち、このガイド溝(16)の基端部を第6図Aに示す
如く単に円弧状に形成すると、ローディングアーム(1
4)のポスト取付は台(12)に加える力Fに対し、ア
ームの前進する力Fxは小さく逆にガイド溝(16)か
ら受ける摩擦力FYが大きく、μPxが小さな値になっ
て動かなくなる。そこで同図Bに示す如く、ガイド溝(
16)の基端部の後半部をローディングアーム(14)
の後半部(14a)の回転中心を中心とする円弧状に形
成し、前半部を一方のガイド溝(17)の基端部と略対
称の円弧状に形成することにより、ポスト取付は台(1
2)に加える力Fに対し、アームの前進する力Fxは大
きく、ガイド溝(16)から受ける摩擦力pyが小さく
、μFxが大きい値となって円滑に始動し、その後は一
方のローディングアーム(13)と同様に摺動し、両ポ
スト取付は台(11) 、  (12)は同様に円滑に
移動されることになる。
また、基板(2)の−側部にはテンションアーム(31
)が一方のポスト取付は台(11)の移動にスプリング
(32)の弾力によって追従するように軸着され、この
アーム(31)の先端にはテンションピン(33)が植
設され、基部には一端が基板(1)に止着されて供給側
リール台(4)に巻回されるテンションベルト(34)
の他端が回転アーム(35)を介して取り付けられてい
る。またテンションアーム(31)の先端傾斜部(31
a )は、一方のポスト取付は台(11)が先端部まで
移動されキャッチャ(28)に係合された状態でこのポ
スト取付は台(11)の後端部に対向される。
一方、基板(2)の他側部即ちキャプスタン(30)側
には先端にピンチローラ(36)を軸着したピンチロー
ラアーム(37)が軸(38)により軸着され、このピ
ンチローラの側部には突片(37a)を介してコロ(3
9)が枢着されており、このコロ(39)は基板(1)
に中央部において軸支された略し字状アーム(40)の
−辺部(40a)の内縁に転接され、またこのアーム(
40)の他辺部(40b)の他端には巻取り側リール台
(5)の局面に形成した歯車部(5a)に噛合される歯
車(41)が軸支されている。
そしてこのアーム(40)はスプリング(42)により
歯車(41)が常時巻取り側リール台(5)の歯車部(
5a)に噛合する方向に回動偏倚されており、ピンチロ
ーラアーム(37)の非動作時、即ちピンチローラ(3
6)がキャプスタン(30)に対する圧接前の状態では
コロ(39)が−辺部(40a)の内縁に転接されてい
ることによりスプリング(42)の偏倚力に抗して回転
され、歯車(41)が巻取り側リール台(5)から離隔
されている。そしてピンチローラ(36)がキャプスタ
ン(30)に圧接されるようにピンチローラアーム(3
7)が回転されるとコロ(39)がアーム(40)から
離れ、そのためアーム(40)は回転されて歯車(41
)が巻取り側リール台(5)の歯車部(5a)と駆動歯
車(43)に噛合され、この駆動歯車(43)には駆動
モータ(44)から駆動力が伝達されるプーリ(45)
が同軸に軸着 ゛されており、ピンチローラ(36)が
キャプスタン(30)に圧接されると同時に駆動モータ
(44)の駆動により巻取り側リール台(5)が駆動歯
車(43)、歯車(41)を介して回動されテープTを
定速度で巻取ることになる。
またピンチローラアーム(37)の軸(38)には基板
(2)の裏側において回動アーム(46)が軸着され、
この回動アーム(46)にはその軸着部より異なる方向
に回動片(46a)が突設され、この回動片(46a 
)に係合レバー(47)を一方向のみに回転可能に軸着
してこの係合レバー(47)と回動片(48a)との間
にスプリング(48)を架張し、係合レバー(47)を
常に回動片(46a)に係合片(47a)が係合する方
向に偏倚させである。またアーム(46)と扇形歯車(
21)の間に位置してへ字状のレバー(49)がその中
央において基板に対して回動可能に軸着されており、扇
形歯車(21)がポスト取付は台(11) 、  (1
2)をガイド溝(15)。
(16)の先端方向に移動するように回動する際、即ち
ローディング動作の際レバー(49)の一端(49a)
を押圧してこのレバーを回転させ、このレバーの他端(
49b)で回動アーム(46)を押圧し、このアームと
同軸のピンチローラアーム(37)を回動させてピンチ
ローラ(36)をキャプスタン(30)に近接させる。
即ちセットアツプ状態の位置まで移動させる。
また、基板(11の表面側にはリール台(4)、+51
間に位置して回転アーム(5I)が揺動自在に軸着され
て、このアームの先端に巻取り側リール台(5)の歯車
部(5a)に噛合される歯車(52)が軸支されており
、この歯車(52)に同軸的に基板(1)の下面側に位
置して歯車(53)が軸着され、この歯車(53)と中
間歯車(23)の大径歯車(23b)との間に歯車(5
4)が介在されて中間歯車(23)の回転力が歯車(5
2)に伝達されるようになされている。そしてポスト取
付は台(11) 、  (12)がローディング方向に
移動するように中間歯車(23)が回動するときはこの
中間歯車(23)の回転力が歯車(54)を介して歯車
(53) 、  (52)に伝達され、この回転は巻取
りリール台(6)の歯車部(5a)に食い込む方向であ
るためこの回動力により歯車(52)は回転アーム(5
1)  軸支部を中心として全体的に巻取り側リール台
(5)側に回転移動されてその歯車部(5a)に噛合さ
れ、巻取り側リール台(5)を定速送り、早送りと逆方
向に回転させてローディング時にテープTを送り出すこ
とになり、テープTに不要な張力を与えないように成さ
れている。
サブ基板(2′)にはL字状のモードレバー(61)が
その屈曲部を中心として回動可能に軸着され、    
   ″その一端部(61a)の外側縁はカムギヤ(2
o)の下面に形成したカム(20b)の周面に当接され
、他端部(61b)はサブ基板(2′)に横方向に摺動
可能に配されたブレーキスライダ(62)の一端に係合
されている。このブレーキスライダ(62)の内縁側に
はブレーキ(63) 、  (64) 、  (65)
の夫々の作動凹部(62a) 、  (62b) 、 
 (62c)が形成されており、ブレーキ(63)は供
給側リール台(4)のメインブレーキ、ブレーキ(64
)は供給側リール台(4)のソフトブレーキ、またブレ
ーキ(65)は巻取り側リール台(5)のメインブレー
キである。
これらのブレーキ(63) 、  (64) 、  (
65)はアンローディング、ストップ時においては全て
ブレーキ作動状態にあり、またローディング中は巻取り
側リール台(5)のメインブレーキ(65)はオフ、供
給測り−ル台(4)のメインブレーキ(63)及びソフ
トブレーキ(64)は夫々オンの状態にあり、そしてテ
ープの送りの状態では各ブレーキは全てオフの状態にな
る。
即ち、第7図A乃至Cに示すようにモードレバー(61
)はその一端部(61a)にカムギヤ(20)のカム(
20b )の小径部(20bz )が当接している状態
では回動されず、ブレーキスライダ(62)はスプリン
グ(66)により一方向(第7図矢印aと逆方向)に偏
倚されて、各ブレーキ(63) 、  (64) 。
(65)の後端部(63a) 、  (64a) 、 
 (65a)は作動凹部(62a) 、  (62b)
 、  (62c)に落ち込んだ状態に各スプリング(
67) 、  (68) 、  (69)により回動偏
倚され、ブレーキ(63) 、  (64)のブレーキ
シュ(63b) 、  (64b)は供給側リール台(
4ンのドラム部(4b)に、ブレーキ(65)のブレー
キシュ(65b)は巻取り側リール台(5)のドラム部
(5b)に夫々圧接されて、両リール台T41 、 +
51はストップ状態にある(第7図A)。
そこでローディング状態にカムギヤ(20)が回動され
、カム(20b )の中径部(20b2)がモードレバ
ー(61)の一端部(61a)に当接する状態になると
、モードレバー(61)は少し回動され、それに伴いブ
レーキスライダ(62)はスプリング(66ンの偏倚力
に抗して他方向(矢印a方向)に摺動され、そのため作
動凹部(62c)はブレーキ(65)の後端部(65a
)から外れ、即ちブレーキ(65)は後端部(65a)
が高位部に乗り上げてスプリング(69)の偏倚力に抗
して回動されブレーキシュ(65b)が巻取り側リール
台(6)のドラム部(5b)から離隔し、このリール台
(5)のみがストップ解除となり(同図B)、テープの
ローディングが行なわれる。
ソノ後、テープ走行状態にカムギヤ(2o)カ回動され
、カム(20b)の大径部(20bs )がモードレバ
ー(61)の−#部(61a )に当接する状態になる
と、モードレバー(61)は大きく回動され、ブレーキ
スライダ(62)は矢印a方向に大きく摺動されて作動
凹部(62a ) 、  (62b )はブレーキ(6
3)、ソフトブレーキ(64)の後端部(63a)。
(64a)から外れ、即ちブレーキ(63) 、ソフト
ブレーキ(64)は後端部(63a ) 、  (64
a )が高位部に乗り上げてスプリング(67) 、 
 (6B)の偏倚力に抗して回動され、ブレーキシュ(
63b)。
(64b)が供給側リール台(4)のドラム部(4b)
から離隔し、このリール台(4)のストップも解除され
て(同図C)、テープ走行が行なわれることになる。
この際、ブレーキスライダ(62)のメインブレーキ(
63)に対応する作動凹部(62a )はソフトブレー
キ(64)に対応する作動凹部(62b )より幅狭で
あるため、メインブレーキ(63)のストップ解除動作
が先に行なわれてソフトブレーキ(64)は後からスト
ップ解除動作が行なわれ、また、ストップ動作時は逆に
ソフトブレーキ(64)が先に、メインブレーキ(63
)は後から動作することになり供給側リール台(4)は
急激にはストップされず、そのためテープに不要な張力
は作用されない。一方、巻取り側リール台(5)のブレ
ーキ(65)は最後にストップ動作されることになる。
また、ブレーキスライダ(62)の他端側にはサブ基板
(2′)に、中央部において回転可能に軸支されたく字
状のレバー(71)の一端(71a)が係合されており
(第8図A参照)、このレバー(71)の他端(71b
)にはピン(72)が突設されてこのピン(72)に、
ピンチローラアーム(37)がセントアップ状態まで回
動したとき、即ち回動アーム(46)が扇形歯車(21
)の回動によりレバー(49)を介して回動されると係
合レバー(47)も係合片(47a )を介して係合し
た状態で回動されてこのレバーの先端が対応する。そし
てブレーキスライダ(62)が矢印a方向に摺動即ちス
トップ解除動作することによりレバー(71)が回動す
ると、このピン(72)が保合レバー(47)の先端後
縁に当接しく同図B)、レバー(71)が更に回動され
ることにより係合レバー(47)を押圧し、そのため係
合レバー(47)は回動アーム(46)から離れる状態
となるが回動アーム(46)はスプリング(48)を介
して牽引されて回動しピンチローラアーム(37)を更
に回動させてピンチローラ(36)をキャプスタン(3
0)に圧着させる。即ちテープの定速送り状態になる(
同図C)。
また、モードレバー(61)の一端部(61a)の先端
にはピン(73)が突設されて、サブ基板(2′)に前
後方向に摺動可能に配された作動板(74)の窓孔(7
4a)に係合されており、この作動板(74)には互い
に噛合する歯車(75)と(76)が支持板(74’)
を介して軸支されている。そして一方の歯車(75)に
はサブ基板(2′)に軸支された歯車(77)との間に
ベル) (78)が架張されて歯車(75)には歯車(
77)側からの回動力が伝達され、このため他方の歯車
(76)も同時に回転方向が逆方向で回転されることに
なり、歯車(77)は駆動モータ(44)によって回動
される歯車(79)が噛合されてモータ(44)の駆動
力が伝達される。
また、一方の歯車(75)の小径歯車(75’)と巻取
り側リール台(5)の早送り歯車部(5c)との間及び
他方の歯車(76)の小径歯車(76’)と供給側リー
ル台(4)の巻戻し歯車部(4c)との間を夫々別個に
噛合される歯車(80)がアーム(81)に軸着され、
このアーム(81)はサブ基板(2′)に前後方向に回
動可能に軸支されたレバー(82)の先端に圧縮コイル
スプリング等を用いて所要の負荷を保有して軸支されて
おり、このレバー(82)はスプリング(83)を介し
て作動板(74)に連結され、作動板(74)の前縁に
形成した突片(74a)がレバー(82)に突設したピ
ン(84)に当接するように成されている。そしてレバ
ー(82)に軸支されたアーム(81)の自由端部はサ
ブ基板(2′)に形成した略へ字状のガイド溝(85)
に係合されて作動板(74)の後方への摺動により左右
にガイド溝(85)に沿って揺動され歯車(80)が上
述の小径歯車(75’)と巻取り側リール台(5)の歯
車部(5C)との間或いは他方の小径歯車(76’)と
供給側リール台(4)の歯車部(4c)との間に夫々別
個に移動し、噛合され、夫々のリール(5)或いは(4
)に回転力を伝達することになる。また、作動板(74
)がモードレバー(61)のストップ状態において前方
へ移動させているときは突片(74a)がレバー(82
)のピン(84)に当接してレバー(82)を前方へ回
動保持した状態にありアーム(81)の自由端部は上述
のガイド溝(85)の頂部に位置され、歯車(80)は
両リール台(4) 、 (51の歯車部(4c) 、 
 (5c)から離隔した状態になる(第9図A参照)。
作動板(74)の−側部には係止片(86)が横方向に
回動可能に枢着されてスプリング(87)により常時垂
直状態に保持され、外側縁に突設した係止突部(86a
 )が作動板(74)の下降状態においてサブ基板(2
′)に中央部において軸着したストッパレバー(88)
の−半部(88a)の先端ピン(89)に係合されるこ
とにより作動板(74)は後方への移動状態で保持され
ることになる(同図B参照)。
即ちストッパレバー(88)の他半部(88b)の端部
には吸着体(90)が取付けられてサブ基板(2′)に
固定したプランジャ(91)に対向しており、プランジ
ャ(91)の通電時に吸着されてストッパレバー(88
)は固定され、そのため先端ピン(89)に係止片(8
6)の係止突部(86a )が係止され、作動板(74
)は後方への移動状態で保持される。
この動作においてプランジャ(91)の非通電状態では
ストッパレバー(88)は回動自在となるため作動板(
74)のモードレバー(61)の回動に伴う後方への移
動は係止片(86)が回動することなく垂直状態のまま
行なわれる。そして係止片(86)の係止突部(86a
)がストッパレバー(88)の先端ピン(89)を乗越
えた状態でプランジャ(91)に通電するとストッパレ
バー(88)が固定されて先端ピン(89)に係止片(
86)の係止突部(86a )が引掛り、作動板(74
)は後方位置において係止される。そしてこの作動板(
74)の後方への移動に伴ってレバー(82)もスプリ
ング(84)を介して牽引されて後方へ回動され、この
レバー(82)に所要の負荷を保有して軸支されている
アーム(81)ハレハー(82)の軸支部を中心として
回動するように後方へ移動することになるためへ字状ガ
イド溝(85)の−刃側(85a )に沿って、即ち巻
取り側リール台(5)方向へ揺動されて(同図B実線の
状態)歯車(80)は巻取り側リール台(5)の歯車部
(5c)と一方の小径歯車(75’)とに噛合され、巻
取り側リール台(5)に駆動モータ(44)の駆動力が
伝達される。この際モードレバー(61)の回動により
ブレーキスライダ(62)が摺動されてリール台(41
、(5)のブレーキ(63) 、  (64) 、  
(65)は解除されているためテープの早送り等が行な
われる。
この状態でプランジャ(91)の通電を切るとストッパ
レバー(88)は回動自在となり作動板(74)は係止
が解除されて復帰し、歯車(80)は巻取り側リール台
(5)の歯車部(5c)から離れ、テープ送りモードか
らストップ状態となり、この場合、モードレバー(61
)が復帰されているので両リール台(41、(51には
ブレーキが作用し、全体的にストップ状態となる。
一方、巻戻しモードはプランジャ(91)には通電させ
ておき、上述のテープ送りモード動作と同し動作を行な
う。
この場合、プランジャ(91)が通電されているため、
ストッパレバー(88)は固定されており、この状態で
作動板(74)が後方へ摺動されると、係止片(86)
の係止突部(88a)がストッパレバ−(Q8)の先端
ピン(89)に当接し、このため係止片(86)はスプ
リング(87)の偏倚力に抗して作動板(74)の上面
側へ回動してアーム(8o)の側部に突設したビン(9
2)に突き当りこのアーム(80)を供給側リール台(
4)方向へ押圧してガイド溝(82)の他方側溝部(8
5b)に沿って移動させて(同図B二点鎖線)、歯車(
8o)を他方の小径歯車(76’)と供給側リール台(
4)の歯車部(4c)に噛合させて供給側リール台(4
)に駆動モータ(44)の駆動力を伝達し供給側リール
台(4)を巻戻し回転させる。この場合も作動板(74
)は係止片(86)の係止突部(86a)が固定状態に
あるストッパレバー (88)の先端ビン(89)に係
合することにより、ロックされて供給側リール台(4)
の巻戻し回転が持続される。
また、テープの定速送りモードにおいてはモードレバー
 (61) カカムdi”r (20) 0)カム(2
0b )により大きく回動されることにより、作動板(
74)は最後方まで摺動され、この際アーム(81)は
ガイド溝(85)の後端部に係合されて作動板(74)
の摺動には追従しないためその先端部に軸支された歯車
(80)はリール台(4)、+5>の歯車(4c) 。
(5c)及び歯車(75) 、  (76)と離隔され
てリール台(41,+51には駆動力は伝達されず、即
ちリール台(41、(51の定速送り回転における負荷
として作用することはない。また、サブ基板(2′)に
は上述のモードレバー(61)側において回転レバー(
93)が軸着されてモードレバー(61)に突設したピ
ン(94)にスプリング(95)の偏倚力により常時係
合される状態にあり、この回動レバー(93)の先端ニ
はピン(96)が突設されて、このピン(96)は基板
(2)に設けた案内長孔(97)より基板(2)の表面
側に突出され、テンションアーム(31)の外縁側に対
向している。そしてモードレバー(61)の回動により
ピン(94)を介して押圧回動されてピン(96)が案
内長孔(97)の外端部まで移動され、モードレバー(
61)の回動復帰に伴いスプリング(95)の偏倚力に
より回動復帰され、その際ピン(96)がテンションア
ーム(31)の外縁を押圧し、このテンションアーム(
31ンを回動させてその先端のポスト取付は台(11)
に対する係合を解除させるようにしである。即ちテンシ
ョンアーム(31)がピン(96)により回動されるこ
とにより、このテンションアーム(31)の先端部はポ
スト取付は台(11)の後方に位置されることになり、
ポスト取付は台(11)が復帰方向に移動されることに
より押されてスプリング(32)の偏倚力に抗して回動
復帰される。
以上のように構成される回転磁気ヘッドを有する磁気記
録再生装置は1個のカムギヤの回動により回転ヘッドド
ラムに対するテープのローディング動作と、各動作モー
ドの切換えが行なわれるので構成が簡単で操作性も極め
て良好となる。なお、以上の構成において各歯車に代え
て摩擦転動輪を用いることもできる。
発明の効果 以上のように本発明による磁気記録再生装置は供給側リ
ール台と巻取り側リール台に夫々別個に作動するブレー
キ部材を配すると共に供給側リール台には上述のブレー
キ部材より弱いブレーキ作動する補助ブレーキ部材を配
設し、各ブレーキ部材を共通のスライダーにより夫々別
個に操作するように構成したので、供給側リール台と巻
取り側リール台とをテープのローディング時、定速送り
時及び早送り、巻戻しの高速送り時において夫々別個に
ブレーキ作用させると共に供給側リール台においてはメ
インブレーキと補助ブレーキとの動作に時間差を持たせ
ることにより、口〜ディング及び各モードの切換え時に
テープに弛みを生じさせることなく常に所要の緊張状態
で走行させることができて、テープがキャプスタン9テ
ープガイド等に不要に巻付きテープ自体はもとより各部
材に損傷を与えるおそれがなく常にテープの円潰走行を
確保できる。
また、各ブレーキ部材は共通のスライダーにより操作す
るので各動作のタイミング調整が簡単にかつ確実に行な
えると共に共通部材により構成されるので一ケ所にまと
めて小スペース内に設置できて特に小型の回転ヘッドを
有する磁気記録再生装置に適用してその効果が大である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した回転ヘッド型磁気記録再生装
置の一例の斜視図、第2図は同装置のテープローディン
グ状態の平面図、第3図は同装置のメイン基板側の下面
図、第4図は同装置のサブ基板側の上面図、第5図は第
4図において歯車部材を省略した上面図、第6図はロー
ディングガイド溝部の説明に供する一部分の上面図、第
7図A。 E、Cはブレーキ機構部の動作説明に供する平面図、第
8図A、B、Cはピンチローラ機構部の動作説明に供す
る平面図、第9図A、B、Cはリール台回動機構の動作
説明に供する平面図である。 図中(11は回転ヘッドドラム、(2)は基板、(2′
)はサブ基板、(4)は供給側リール台、(5)は巻取
り側リール台、(4b) 、  (5b)はドラム部、
(6)はローディング機構、(20)はカムギヤ、(2
0b)はカム、(61)はモードレバー、(62)はブ
レーキスライダー、(62a) 、  (62b) 、
  (62c)はブレーキ作動凹部、(63) 、  
(64) 、  (65)はブレーキである。 第6図 2べ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 供給側リール台と巻取り側リール台に夫々別個に差動す
    るブレーキ部材を配設すると共に上記供給側リール台に
    上記ブレーキ部材より弱いブレーキ作動する補助ブレー
    キ部材を配設し、上記両ブレーキ部材及び上記補助ブレ
    ーキ部材を共通のスライダーにより夫々別個に操作する
    ようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP59126836A 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録再生装置 Pending JPS618755A (ja)

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JP59126836A JPS618755A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録再生装置

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JPS618755A true JPS618755A (ja) 1986-01-16

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ID=14945096

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JP59126836A Pending JPS618755A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録再生装置

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JP (1) JPS618755A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415336U (ja) * 1987-07-15 1989-01-26
EP0338090A1 (en) * 1987-10-23 1989-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic data recording/reproducing apparatus with high speed tape transfer mechanism
US5103356A (en) * 1988-03-15 1992-04-07 Mitsubishi Danki Kabuhiki Kaisha Magnetic tape recording and playback device interconnected by conductor patterns formed on a circuit board
KR100476415B1 (ko) * 2002-07-27 2005-03-16 엘지전자 주식회사 자기기록재생기의 브레이크 시스템 및 그 제어방법

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EP0338090A1 (en) * 1987-10-23 1989-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic data recording/reproducing apparatus with high speed tape transfer mechanism
US5103356A (en) * 1988-03-15 1992-04-07 Mitsubishi Danki Kabuhiki Kaisha Magnetic tape recording and playback device interconnected by conductor patterns formed on a circuit board
KR100476415B1 (ko) * 2002-07-27 2005-03-16 엘지전자 주식회사 자기기록재생기의 브레이크 시스템 및 그 제어방법

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