JPH0232349Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232349Y2
JPH0232349Y2 JP7739784U JP7739784U JPH0232349Y2 JP H0232349 Y2 JPH0232349 Y2 JP H0232349Y2 JP 7739784 U JP7739784 U JP 7739784U JP 7739784 U JP7739784 U JP 7739784U JP H0232349 Y2 JPH0232349 Y2 JP H0232349Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
small
parts
component
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7739784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60190544U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7739784U priority Critical patent/JPS60190544U/ja
Publication of JPS60190544U publication Critical patent/JPS60190544U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0232349Y2 publication Critical patent/JPH0232349Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 産業上の利用分野 この考案は大型部品へ小物部品を位置決めした
状態で結合させる際に、大型部品に対して小物部
品を位置決めして装着させる位置決め装置に関す
るものである。
従来の技術 例えば自動車の製造工程において、自動車のフ
レームの如き大型部品にボデイを構成する小物部
品を位置決めして装着し、溶接等により一体に結
合させる場合、大型部品1に小物部品2を位置決
めして装着するには、第4図に示す様に、起立固
定したL型の受金3の上面に小物部品2を載せ、
受金3に設けた基準ピン4を利用して小物部品2
を位置決めすると共に小物部品2の底面及び側面
を受金3にて支持させておき、この状態で大型部
品1を上方から受金3内に搬入させて小物部品2
上に載せ、これにより小物部品2を大型部品1に
装着していた。尚、大型部品1は図示していない
が左右対称形で、図示しない側においても同様に
して適宜の小物部品2が装着される。
上記方法によれば、予め小物部品2を受金3上
に位置決め保持させてあるので、大型部品1を受
金3内に搬入させれば大型部品1と小物部品2と
の相対的な位置決めを容易に行える。
しかし、この方法では、大型部品1の搬入時、
大型部品1と小物部品2の上端部2aとの干渉を
避けるために、大型部品1及び小物部品2の寸法
精や大型部品1の搬入装置の搬入位置決め精度は
非常に高いものが要求され非現実的である。
そこで、従来、第5図に示す様に、受金3をベ
ース5上に揺動自在に支持させ、且つエアーシリ
ンダ6にて受金3を揺動させ得るように構成した
装置を用い、大型部品1の搬入時、エアーシリン
ダ6にて受金3を傾斜させて小物部品2の上端部
2aを大型部品1の搬入域から逃がし、この状態
で大型部品1を受金3内に搬入させて所定位置に
セツトする。そして大型部品1のセツト完了後エ
アーシリンダ6にて受金3を起立させて小物部品
2を大型部品1に装着するようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 上記の如き装置では、大型部品1の搬入時、小
物部品2を逃がすので、小物部品2の上端部2a
と大型部品1との干渉を避けることができるが、
上記装置は受金3を揺動させる為のエアーシリン
ダ6の如き駆動手段が必要となり、さらに大型部
品1を受金3内の所定位置で支持する支持手段や
大型部品1のセツト完了を検知してエアーシリン
ダ6を動作させる制御手段等も必要となり、装置
全体が複雑で且つ大型となり、同時にコスト高に
なるといつた問題があつた。
ロ 考案の構成 問題点を解決するための手段 この考案は、小物部品2の底部及び側部を位置
決め保持する略L形の受金11をベース10上に
揺動自在に設け、且つ受金11の水平部とベース
10との間にスプリング15を圧縮間在させて受
金3を常時傾斜させるように構成したもので、大
型部品1搬入時、傾斜状態にある受金11へ小物
部品2を位置決め保持させておき、この状態で大
型部品1を受金11内に搬入させて受金11に当
接させ、以後大型部品1の降下に伴いその重量で
もつて、受金11を起立させ、大型部品1のセツ
ト完了と同時に小物部品2を大型部品1へ装着す
るようにしたものである。
実施例 第1図は本考案の一実施例を示す図面で、第4
図に示す大型部品1と小物部品2とを位置決めす
る場合を示す。第1図において、10は床面(図
示せず)上に固定したベース、11はベース10
の上部側面に設けた受金で、略L形に形成し、そ
の水平部11aの端部上面及び垂直部11bの上
端内面に夫々小物部品2を保持する為の受座1
2,13を形成してある。この受金11は水平部
11aの中間部をベース10に設けられた枢軸1
4に揺動自在に枢着し、且つ起立状態で水平部1
1aに設けた受座12の上面12aがベース10
の上面10aと面一になるようにしてある。15
は受金11の水平部11aの底面とベース10の
側面に突設されたブラケツト16との間に圧縮間
在させたスプリングで、その蓄勢弾力でもつて受
金11の水平部11aを押上げて、枢軸14を支
点として受金11を図中反時計方向へ揺動させて
傾斜させる。尚、受金11は一定角度傾斜すると
ストツパ(図示せず)等によりそれ以上傾斜しな
いように構成されている。17はベース10の上
面に突設した基準ピンで、受金11と一義的に決
められる相対位置関係を持つて配置されている。
即ち、小物部品2に穿設された基準孔18を前記
基準ピン17に嵌合させれば受金11に対する小
物部品2の位置決めがなされ、小物部品2は受金
11の受座12,13にて保持される。また前記
基準ピン17は小物部品2の基準孔18より僅か
に小径に形成して基準孔18と基準ピン17とを
嵌合させた状態で、小物部品2を傾斜できるよう
にしてある。
而して大型部品1と小物部品2との位置決めを
行うには、傾斜状態にある受金11へ小物部品2
を供給し、小物部品2に穿設した基準孔18を基
準ピン17に嵌合させて位置決めすると共に小物
部品2を受金11受座12,13に支持させる。
この後大型部品1を上方から受金11内に搬入さ
せる。すると、先ず大型部品1の下面1aが受金
11に保持された傾斜状態の小物部品2の底部2
bに当接し、以後降下に伴つて大型部品1の重量
でもつて小物部品2を介して受金11の水平部1
1aを押圧し、枢軸14を支点として受金11を
時計方向に揺動させて起立させる。
そして大型部品1が小物部品2の底部2bを介
してベース10の上面10aに載置されると、第
2図に示す様に受金11が完全に起立させられて
受金11の垂直部11bに形成された受座13に
て小物部品2の上端部2aを大型部品1の側面に
押圧接触させて大型部品1に対する小物部品2の
装着を完了する。
第3図は他の実施例を示す図面で、この実施例
はベース20の上面へブラケツト21を介してL
形の受金22を揺動自在に枢着し、ベース20の
上面20aと受金22の水平部22aの底面との
間にスプリング23を圧縮間在させて受金22を
傾斜させるようにしたものである。尚、受金22
は水平部22aの上面及び垂直部22bの内面を
平坦面に形成して両者22a,22bの全面で小
物部品2を保持すると共に水平部22aの上面
に、小物部品2に穿設された基準孔18と嵌合す
る基準ピン24を突設してある。
この実施例の場合も、前記実施例と同様、傾斜
状態にある受金22に対して小物部品2を基準孔
18と基準ピン24とを利用して位置決めして保
持させ、この後大型部品1を上方から受金22内
へ搬入させれば、大型部品1に対する小物部品2
の装着を行える。
ハ 考案の効果 この考案は、傾斜状態の受金上に小物部品を位
置決め保持して小物部品を受金内に搬入させれ
ば、大型部品と小物部品とを干渉させることなく
大型部品へ小物部品を位置決めして装着させるこ
とができる。
またこの考案は、受金を大型部品でもつて起立
動作させ、スプリングの蓄勢弾力でもつて傾斜さ
せているので、受金を揺動させる為の特別な駆動
手段が不要となり、しかも大型部品はベース或い
は受金上に載せるだけでよいので、大型部品をセ
ツト位置で支持する支持手段やセツト完了を検知
する検知手段も不要となり、装置全体の構造を簡
単で且つ小型にでき、装置を安価に提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る位置決め装置の断面図、
第2図はその動作状態を示す断面図、第3図は他
の実施例を示す断面図、第4図及び第5図は従来
の位置決め装置を示す断面図である。 1……大型部品、2……小物部品、10……ベ
ース、11……受金、12,13……受座、14
……枢軸、15……スプリング、17……基準ピ
ン、18……基準孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大型部品に小物部品を結合させる際に小物部品
    を大型部品に対して位置決めして装着する装置で
    あつて、固定のベースと、ベースに揺動自在に取
    付けられ、小物部品を位置決め保持すると共に搬
    入される大型部品にて起立動作させられる略L形
    の受金と、前記受金とベースとの間に圧縮間在さ
    せられて受金を一定角度傾斜させるスプリングと
    で構成したことを特徴とする小物部品の位置決め
    装置。
JP7739784U 1984-05-25 1984-05-25 小物部品の位置決め装置 Granted JPS60190544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7739784U JPS60190544U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 小物部品の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7739784U JPS60190544U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 小物部品の位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190544U JPS60190544U (ja) 1985-12-17
JPH0232349Y2 true JPH0232349Y2 (ja) 1990-09-03

Family

ID=30620429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7739784U Granted JPS60190544U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 小物部品の位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60190544U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5974366B2 (ja) * 2012-07-27 2016-08-23 トヨタ車体株式会社 ワーク受け治具部
JP6109629B2 (ja) * 2013-04-11 2017-04-05 富士通周辺機株式会社 ネジ締め装置およびネジ締め方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60190544U (ja) 1985-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03117532U (ja)
JPS5889023U (ja) 運搬具用アタツチメント
JPH0232349Y2 (ja)
JPH0753512B2 (ja) ドア位置決め搬送台車
JPH09249167A (ja) 自動車用シート搬入装置
JPS5811507Y2 (ja) 車両のフロントガラス自動搬送装置
JP2578245B2 (ja) タイヤのバランスウエイト取付装置
JPH0141690Y2 (ja)
JPH0418744Y2 (ja)
JPH0232355Y2 (ja)
JPH037482U (ja)
JP2006240331A (ja) シートの組み付け構造及び組み付け方法
JPS6231223Y2 (ja)
JPS5840518Y2 (ja) 真空チヤツク装置
JPH07164872A (ja) 自動車のサンルーフガラスの建付け治具
JPS5936056A (ja) 板材運搬具の板材位置決め機構
JPH045420Y2 (ja)
JPS6429078U (ja)
JPH0345637Y2 (ja)
JPS6212320Y2 (ja)
JPH0451109Y2 (ja)
JPH062803Y2 (ja) タイヤ着脱装置における垂直アームのロック機構
JPS6341237Y2 (ja)
JPH0432179Y2 (ja)
JPS6177578A (ja) オ−トバイのセンタ−スタンド