JP5974366B2 - ワーク受け治具部 - Google Patents

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Description

本発明は、種々の加工を行うために、位置決めを行ってワークを支持するワーク受け治具部に関する。
工場内で、複数のワークのスポット溶接等を行うときには、位置決めを行って各ワークを受ける治具を用いている。この治具においては、位置決めの基準となる基準受部を形成し、この基準受部によって受けるワークを、エアシリンダ等によって動作するクランプによって押さえ込んでいる。このような治具としては、例えば、特許文献1に開示された溶接治具等がある。
また、電子部品用絶縁基板の位置決め装置としては、例えば、特許文献2に開示されたものがある。この位置決め装置においては、左右一対の位置決め部材を作業テーブルに対して回動自在に枢着している。そして、ばね手段によって、左右一対の位置決め部を絶縁基板の位置決めを行う位置に維持し、空気圧シリンダによって、左右一対の位置決め部の間を広げて、作業テーブルとの間で絶縁基板を出し入れ可能にしている。
特開2011−121080号公報 特開平8−1469号公報
特許文献1等の従来の治具においては、2つのワークの溶接等を行う際に、一方のワークを基準受部によって受け、他方のワークを、エアシリンダ等の動力源によって可動するクランプ又はバリクランプ等に設けた基準受部によって受けることが行われている。しかし、この場合には、エアシリンダ等の動力源又はバリクランプ等の機能部品を使用する必要があり、構造が単純ではない。また、動力源又は手動によってクランプを移動させる動作が必要であり、作業性に優れない。特許文献2においても、同様の問題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、極めて簡単な機械的構造によって特別な動力源を用いることなく、回動ブラケットを受位置と開放位置との間で回動させることができるワーク受け治具部を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、ベースに配設する軸受ベースと、
該軸受ベースに対して回動自在に取り付けられ、第1ワークの底面を受ける第1基準受部が形成された下部フレーム部と、上記第1ワークに組み付けられる第2ワークの側面を受ける第2基準受部が形成された上部フレーム部とを有する回動ブラケットと、を備え、
該回動ブラケットは、上記第1基準受部に載置された上記第1ワークに対して上記第2ワークを上方から載置可能であるとともに、上記第1基準受部が上記第1ワークの底面を受けるとともに上記第2基準受部が上記第2ワークの側面を受けた状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された受位置と、
該受位置から上記第1基準受部が上昇する方向に所定角度回動し、上記第1ワークを上記第1基準受部に対して上方から載置可能であるとともに、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出し可能な状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された開放位置と、に上記第1ワークを載置する動作と、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを取り出す動作とに伴って交互に回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部にある(請求項1)。
上記ワーク受け治具部は、軸受ベースと回動ブラケットを用いた極めて単純な構造によって、第1ワークと第2ワークとの受けを行い、各ワークの載置及び組付後のワークの取り出しを容易にしたものである。回動ブラケットは、下部フレーム部と上部フレーム部とを有しており、軸受ベースに対して回動自在に取り付けられている。
ワーク受け治具部を用いて第1ワークと第2ワークとの組付を行うに当たっては、回動ブラケットが開放位置にある。そして、第1ワークを、回動ブラケットの下部フレーム部における第1基準受部に対して上方から接近させる。このとき、回動ブラケットが開放位置にあることにより、上部フレーム部が下部フレーム部における第1基準受部の上方に位置しない状態にあるため、第1基準受部に第1ワークを容易に載置することができる。
また、第1ワークを第1基準受部に載置するときには、第1ワークの自重等によって回動ブラケットが開放位置から受位置へ回動する。これにより、第1基準受部及び第2基準受部を正規の基準位置に位置させるとともに、第1基準受部によって第1ワークの底面を受ける。次いで、第1基準受部に載置された第1ワークに対して第2ワークを載置し、第2基準受部によって第2ワークの側面を受ける。
こうして、第1基準受部によって第1ワークの底面を受けるとともに、第2基準受部によって第2ワークの側面を受けた状態で、第1ワークと第2ワークとの組付を行うことができる。
次いで、回動ブラケットが受位置にある状態で、第2ワークが組み付けられた第1ワークを上方へ取り出す。このとき、第1ワーク及び第2ワークによる自重が回動ブラケットに作用しなくなることにより、回動ブラケットが受位置から開放位置へ回動する。これにより、回動ブラケットを特別な動力源を用いることなく、元の開放位置へ復帰させることができる。
そして、以降は、第1ワークと第2ワークとの組付を行うごとに、第1ワークを載置する動作と、第2ワークが組み付けられた第1ワークを取り出す動作とが行われ、回動ブラケットが受位置と開放位置との間で交互に回動する。
それ故、上記ワーク受け治具部によれば、極めて簡単な機械的構造によって特別な動力源を用いることなく、回動ブラケットを受位置と開放位置との間で回動させることができる。
実施例にかかる、回動ブラケットが受位置にあるワーク受け治具部を示す説明図。 実施例にかかる、回動ブラケットが開放位置にあるワーク受け治具部を示す説明図。 実施例にかかる、回動ブラケットが第1ワークによって開放位置から受位置へ回動する状態のワーク受け治具部を示す説明図。 実施例にかかる、回動ブラケットが第1ワークによって開放位置から受位置へ回動した状態のワーク受け治具部を示す説明図。 実施例にかかる、第2ワークが組み付けられた第1ワークを取り出し、回動ブラケットがその自重によって受位置から開放位置へ回動する状態のワーク受け治具部を示す説明図。 実施例にかかる、軸受ベースと回動ブラケットとによるワーク受け治具部を示す斜視図。 実施例にかかる、ワーク受け治具部が配設された治具装置を示す平面図。 実施例にかかる、治具装置におけるメイン受部及びクランプ部を示す説明図。
上述したワーク受け治具部における好ましい実施の形態につき説明する。
上記ワーク受け治具部は、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出すときに、上記回動ブラケットが、その自重によって上記受位置から上記開放位置へ回動するよう構成されていてもよい(請求項2)。
この場合には、回動ブラケットをその自重を利用して受位置から開放位置へ回動させることにより、他の部材を用いることなく回動部材の受位置と開放位置との間での回動を行うことができる。
また、回動ブラケットは、バネ等の付勢手段によって開放位置へ付勢しておくこともできる。この場合、回動ブラケットの自重を利用することができ、利用しないこともできる。
また、上記回動ブラケットは、上記下部フレーム部の端部と上記上部フレーム部の端部とを連結部によって繋いでC形状に形成されており、上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの間の回動軸部は、上記下部フレーム部の下部に設けられていてもよい(請求項3)。
この場合には、連結部が設けられた側が下がるように、回動ブラケットに自重を作用させて、この回動ブラケットを開放位置に容易に維持することができる。
また、上記第1ワークは、底部と、該底部の両端部から垂直又は傾斜状に上方へ立ち上がる両側の側部とを有する断面が、上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの回動軸線の方向に伸びる形状に形成されており、上記第2ワークは、上記第1ワークの上記両側の側部の間に配置されて組み付けられるものであり、上記第2基準受部は、上記第1ワークに対する上記第2ワークの上記回動軸線の方向の位置を固定するよう構成されていてもよい(請求項4)。
この場合には、第2基準受部によって、第1ワークが伸びる方向に、第2ワークが位置ずれしないようにすることができる。第1ワークが底部と両側の側部とを有する形状である場合には、上記ワーク受け治具部を用いることが特に適している。
以下に、ワーク受け治具部にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例のワーク受け治具部1は、図1、図6に示すごとく、ベース41に配設する軸受ベース2と、軸受ベース2に対して回動自在に取り付けられた回動ブラケット3とを備えている。回動ブラケット3は、第1ワーク8Aの底面811を受ける第1基準受部311が形成された下部フレーム部31と、第1ワーク8Aに組み付けられる第2ワーク8Bの側面83を受ける第2基準受部321が形成された上部フレーム部32とを有している。
図2〜図5に示すごとく、回動ブラケット3は、受位置301と開放位置302との2つの位置に交互に回動して維持されるよう構成されている。また、回動ブラケット3は、この回動ブラケット3に第1ワーク8Aを載置する動作と、この回動ブラケット3から第2ワーク8Bが組み付けられた第1ワーク8Aを取り出す動作とに伴って、受位置301と開放位置302とに交互に回動するよう構成されている。
回動ブラケット3の受位置301は、図1に示すごとく、第1基準受部311に載置された第1ワーク8Aに対して第2ワーク8Bを上方から載置可能であるとともに、第1基準受部311が第1ワーク8Aの底面811を受けるとともに第2基準受部321が第2ワーク8Bの側面83を受けた状態で、軸受ベース2に対する回動位置が維持される位置として形成される。また、回動ブラケット3の開放位置302は、図2に示すごとく、受位置301から第1基準受部311が上昇する方向に所定角度回動し、第1ワーク8Aを第1基準受部311に対して上方から載置可能であるとともに、第2ワーク8Bが組み付けられた第1ワーク8Aを上方へ取り出し可能な状態で、軸受ベース2に対する回動位置が維持される位置として形成される。
以下に、本例のワーク受け治具部1につき、図1〜図8を参照して詳説する。
図7に示すごとく、ワーク受け治具部1は、工場内において第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとの溶接を行う際に用いるものである。本例のワーク受け治具部1は、第1ワーク8Aに対して第2ワーク8Bをスポット溶接する際に、第1ワーク8Aに対する第2ワーク8Bの位置決めを行ってこれらのワーク8A,8Bを支持する治具装置4において用いられる。
図7、図8に示すごとく、治具装置4においては、ワーク受け治具部1以外に、第1ワーク8Aの底面811を受けるメイン受部42、第1ワーク8Aの位置決めを行う位置決め部(位置決めピン等)、メイン受部42に対して第1ワーク8Aを挟み込んで支持するクランプ部43が設けられている。メイン受部42は、第1ワーク8Aの側部82の端部に略水平方向に折り曲げられて形成されたフランジ部821を受け、クランプ部43は、メイン受部42によって受けられたフランジ部821を押さえるよう構成されている。クランプ部43は、エアシリンダ431によって、第1ワーク8Aをメイン受部42に対して挟み込む挟持位置と、メイン受部42の上方から退避する退避位置とに回動可能である。
図1に示すごとく、本例の第1ワーク8Aは、底部81と、底部81の両端部から垂直又は傾斜状に上方へ立ち上がる両側の側部82とを有する断面が、軸受ベース2と回動ブラケット3との回動軸線の方向に伸びる形状に形成されている。第2ワーク8Bは、第1ワーク8Aの両側の側部82の間に配置されて組み付けられるものである。第2ワーク8Bは、上部フレーム部32の後述する一対の第2基準受部321によって、位置ずれしないようにガイドされる一対の内側壁面83を有している。一対の内側壁面83は、両側の側部82が並ぶ方向に対して直交する方向に並んで形成されている。
図6に示すごとく、回動ブラケット3は、下部フレーム部31の端部と上部フレーム部32の端部とを連結部33によって繋いでC形状に形成されている。軸受ベース2と回動ブラケット3との間の回動軸部34は、下部フレーム部31の下方に設けられている。下部フレーム部31には、軸受ベース2の上部を両側から挟み込むよう、互いに対向する一対の支持部35が形成されている。
回動軸部34は、下部フレーム部31の一対の支持部35にそれぞれ形成された軸穴と、軸受ベース2の上部に形成された軸穴と、これらの軸穴に挿通された軸ピンとによって構成されている。
図1、図6に示すごとく、第1基準受部311は、下部フレーム部31の先端部に形成されており、第2基準受部321は、上部フレーム部32の先端部に形成されている。本例の下部フレーム部31は、一対の支持部35が設けられ連結部33に繋がる中心部312と、中心部312の先端部において回動軸部34の軸線方向の両側へ伸びる先端受部313とを有している。本例の上部フレーム部32は、連結部33に繋がる掛渡部322と、掛渡部322から2つに分岐して水平方向に伸び、回動軸部34の軸線方向における2箇所に配置されたアーム受部323とによって形成されている。第2基準受部321は、各アーム受部323の先端部に形成されており、第2ワーク8Bの内側壁面83に対向して、第1ワーク8Aに対する第2ワーク8Bの回動軸線の方向の位置を固定するよう構成されている。
本例の上部フレーム部32は、断面四角形状の角材を用いて形成されている。また、第2基準受部321は、複数枚のシム324を介してアーム受部323の先端部に固定されている。第2基準受部321の基準受け位置は、シム324の枚数を増減することによって調整することができる。
図1、図2に示すごとく、軸受ベース2には、受位置301に回動した回動ブラケット3の下部フレーム部31が当接する受ストッパー部21と、開放位置302に回動した回動ブラケット3の下部フレーム部31が当接する開放ストッパー部22とが形成されている。回動ブラケット3は、下部フレーム部31が受ストッパー部21に当接した状態で受位置301に維持され、下部フレーム部31が開放ストッパー部22に当接した状態で開放位置302に維持される。
受ストッパー部21は、受位置301に移動した回動ブラケット3において、下部フレーム部31と上部フレーム部32とが水平方向に向けられたときに下部フレーム部31を下方から受けるよう形成されている。開放ストッパー部22は、開放位置302に移動した回動ブラケット3において、下部フレーム部31と上部フレーム部32とが水平方向に対して斜めになった状態で、一対の支持部35(下部フレーム部31)を斜め下方から受けるよう形成されている。
図2に示すごとく、回動ブラケット3に対して第1ワーク8Aが載置されていない状態においては、回動ブラケット3は、その自重によって、連結部33が設けられた側が下がった状態で開放位置302に維持される。回動ブラケット3は、回動軸部34を支点にして、連結部33が設けられた側が重くなる状態で軸受ベース2に回動自在に取り付けられている。回動ブラケット3は、第2ワーク8Bが組み付けられた第1ワーク8Aを上方へ取り出すときに、回動ブラケット3自体の自重によって受位置301から開放位置302へ回動するよう構成されている。
本例のワーク受け治具部1は、位置決めを行って第1ワーク8Aを受ける治具装置4の一部として用いる。
第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うに当たっては、作業者は、治具装置4のメイン受部42に第1ワーク8Aを載置する。また、メイン受部42に第1ワーク8Aを載置する際には、第1ワーク8Aはワーク受け治具部1にも載置される。このとき、図2に示すごとく、ワーク受け治具部1における回動ブラケット3は開放位置302にある。そして、図3に示すごとく、第1ワーク8Aを、回動ブラケット3の下部フレーム部31における第1基準受部311に対して上方から接近させる。このとき、回動ブラケット3が開放位置302にあることにより、上部フレーム部32が下部フレーム部31における第1基準受部311の上方に位置しない状態にあるため、第1基準受部311に第1ワーク8Aを容易に載置することができる。
また、図4に示すごとく、第1ワーク8Aを第1基準受部311に載置するときには、第1ワーク8Aの自重等によって回動ブラケット3が開放位置302から受位置301へ回動する。これにより、第1基準受部311及び第2基準受部321を正規の基準位置に位置させるとともに、第1基準受部311によって第1ワーク8Aの底面811を受ける。
また、第1ワーク8Aを治具装置4にセットしたときには、複数の位置決めピン等によって、治具装置4における第1ワーク8Aの位置決めが行われる。
次いで、図1に示すごとく、第1基準受部311に載置された第1ワーク8Aに対して第2ワーク8Bを上方から載置する。このとき、回動ブラケット3が受位置301にあることにより、第2ワーク8Bを第1ワーク8Aの上方から容易に載置することができる。また、第2基準受部321によって第2ワーク8Bの側面83を受ける。
こうして、第1基準受部311によって第1ワーク8Aの底面811を受けるとともに、第2基準受部321によって第2ワーク8Bの側面83を受けた状態で、スポット溶接ガンを用いて第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うことができる。
次いで、図5に示すごとく、回動ブラケット3が受位置301にある状態で、第2ワーク8Bが組み付けられた第1ワーク8Aを上方へ取り出す。このとき、第1ワーク8A及び第2ワーク8Bによる自重が回動ブラケット3に作用しなくなることにより、回動ブラケット3が受位置301から開放位置302へ復帰するように回動する。これにより、回動ブラケット3を特別な動力源を用いることなく、元の開放位置302へ復帰させることができる。
そして、以降は、第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うごとに、第1ワーク8Aを載置する動作と、第2ワーク8Bが一体化した第1ワーク8Aを取り出す動作とが行われ、回動ブラケット3が受位置301と開放位置302との間で交互に回動する。
それ故、本例のワーク受け治具部1によれば、極めて簡単な機械的構造によって特別な動力源を用いることなく、回動ブラケット3を受位置301と開放位置302との間で回動させることができる。
1 ワーク受け治具部
2 軸受ベース
3 回動ブラケット
301 受位置
302 開放位置
31 下部フレーム部
311 第1基準受部
32 上部フレーム部
321 第2基準受部
41 ベース
8A 第1ワーク
8B 第2ワーク
811 底面
83 側面

Claims (4)

  1. ベースに配設する軸受ベースと、
    該軸受ベースに対して回動自在に取り付けられ、第1ワークの底面を受ける第1基準受部が形成された下部フレーム部と、上記第1ワークに組み付けられる第2ワークの側面を受ける第2基準受部が形成された上部フレーム部とを有する回動ブラケットと、を備え、
    該回動ブラケットは、上記第1基準受部に載置された上記第1ワークに対して上記第2ワークを上方から載置可能であるとともに、上記第1基準受部が上記第1ワークの底面を受けるとともに上記第2基準受部が上記第2ワークの側面を受けた状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された受位置と、
    該受位置から上記第1基準受部が上昇する方向に所定角度回動し、上記第1ワークを上記第1基準受部に対して上方から載置可能であるとともに、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出し可能な状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された開放位置と、に上記第1ワークを載置する動作と、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを取り出す動作とに伴って交互に回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。
  2. 請求項1に記載のワーク受け治具部において、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出すときに、上記回動ブラケットが、その自重によって上記受位置から上記開放位置へ回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。
  3. 請求項1又は2に記載のワーク受け治具部において、上記回動ブラケットは、上記下部フレーム部の端部と上記上部フレーム部の端部とを連結部によって繋いでC形状に形成されており、
    上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの間の回動軸部は、上記下部フレーム部の下部に設けられていることを特徴とするワーク受け治具部。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のワーク受け治具部において、上記第1ワークは、底部と、該底部の両端部から垂直又は傾斜状に上方へ立ち上がる両側の側部とを有する断面が、上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの回動軸線の方向に伸びる形状に形成されており、
    上記第2ワークは、上記第1ワークの上記両側の側部の間に配置されて組み付けられるものであり、
    上記第2基準受部は、上記第1ワークに対する上記第2ワークの上記回動軸線の方向の位置を固定するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。
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