JP5974366B2 - ワーク受け治具部 - Google Patents
ワーク受け治具部 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5974366B2 JP5974366B2 JP2012167084A JP2012167084A JP5974366B2 JP 5974366 B2 JP5974366 B2 JP 5974366B2 JP 2012167084 A JP2012167084 A JP 2012167084A JP 2012167084 A JP2012167084 A JP 2012167084A JP 5974366 B2 JP5974366 B2 JP 5974366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- receiving
- work
- jig
- bearing base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Description
また、電子部品用絶縁基板の位置決め装置としては、例えば、特許文献2に開示されたものがある。この位置決め装置においては、左右一対の位置決め部材を作業テーブルに対して回動自在に枢着している。そして、ばね手段によって、左右一対の位置決め部を絶縁基板の位置決めを行う位置に維持し、空気圧シリンダによって、左右一対の位置決め部の間を広げて、作業テーブルとの間で絶縁基板を出し入れ可能にしている。
該軸受ベースに対して回動自在に取り付けられ、第1ワークの底面を受ける第1基準受部が形成された下部フレーム部と、上記第1ワークに組み付けられる第2ワークの側面を受ける第2基準受部が形成された上部フレーム部とを有する回動ブラケットと、を備え、
該回動ブラケットは、上記第1基準受部に載置された上記第1ワークに対して上記第2ワークを上方から載置可能であるとともに、上記第1基準受部が上記第1ワークの底面を受けるとともに上記第2基準受部が上記第2ワークの側面を受けた状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された受位置と、
該受位置から上記第1基準受部が上昇する方向に所定角度回動し、上記第1ワークを上記第1基準受部に対して上方から載置可能であるとともに、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出し可能な状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された開放位置と、に上記第1ワークを載置する動作と、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを取り出す動作とに伴って交互に回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部にある(請求項1)。
ワーク受け治具部を用いて第1ワークと第2ワークとの組付を行うに当たっては、回動ブラケットが開放位置にある。そして、第1ワークを、回動ブラケットの下部フレーム部における第1基準受部に対して上方から接近させる。このとき、回動ブラケットが開放位置にあることにより、上部フレーム部が下部フレーム部における第1基準受部の上方に位置しない状態にあるため、第1基準受部に第1ワークを容易に載置することができる。
こうして、第1基準受部によって第1ワークの底面を受けるとともに、第2基準受部によって第2ワークの側面を受けた状態で、第1ワークと第2ワークとの組付を行うことができる。
そして、以降は、第1ワークと第2ワークとの組付を行うごとに、第1ワークを載置する動作と、第2ワークが組み付けられた第1ワークを取り出す動作とが行われ、回動ブラケットが受位置と開放位置との間で交互に回動する。
上記ワーク受け治具部は、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出すときに、上記回動ブラケットが、その自重によって上記受位置から上記開放位置へ回動するよう構成されていてもよい(請求項2)。
この場合には、回動ブラケットをその自重を利用して受位置から開放位置へ回動させることにより、他の部材を用いることなく回動部材の受位置と開放位置との間での回動を行うことができる。
また、回動ブラケットは、バネ等の付勢手段によって開放位置へ付勢しておくこともできる。この場合、回動ブラケットの自重を利用することができ、利用しないこともできる。
この場合には、連結部が設けられた側が下がるように、回動ブラケットに自重を作用させて、この回動ブラケットを開放位置に容易に維持することができる。
この場合には、第2基準受部によって、第1ワークが伸びる方向に、第2ワークが位置ずれしないようにすることができる。第1ワークが底部と両側の側部とを有する形状である場合には、上記ワーク受け治具部を用いることが特に適している。
本例のワーク受け治具部1は、図1、図6に示すごとく、ベース41に配設する軸受ベース2と、軸受ベース2に対して回動自在に取り付けられた回動ブラケット3とを備えている。回動ブラケット3は、第1ワーク8Aの底面811を受ける第1基準受部311が形成された下部フレーム部31と、第1ワーク8Aに組み付けられる第2ワーク8Bの側面83を受ける第2基準受部321が形成された上部フレーム部32とを有している。
図2〜図5に示すごとく、回動ブラケット3は、受位置301と開放位置302との2つの位置に交互に回動して維持されるよう構成されている。また、回動ブラケット3は、この回動ブラケット3に第1ワーク8Aを載置する動作と、この回動ブラケット3から第2ワーク8Bが組み付けられた第1ワーク8Aを取り出す動作とに伴って、受位置301と開放位置302とに交互に回動するよう構成されている。
図7に示すごとく、ワーク受け治具部1は、工場内において第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとの溶接を行う際に用いるものである。本例のワーク受け治具部1は、第1ワーク8Aに対して第2ワーク8Bをスポット溶接する際に、第1ワーク8Aに対する第2ワーク8Bの位置決めを行ってこれらのワーク8A,8Bを支持する治具装置4において用いられる。
回動軸部34は、下部フレーム部31の一対の支持部35にそれぞれ形成された軸穴と、軸受ベース2の上部に形成された軸穴と、これらの軸穴に挿通された軸ピンとによって構成されている。
第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うに当たっては、作業者は、治具装置4のメイン受部42に第1ワーク8Aを載置する。また、メイン受部42に第1ワーク8Aを載置する際には、第1ワーク8Aはワーク受け治具部1にも載置される。このとき、図2に示すごとく、ワーク受け治具部1における回動ブラケット3は開放位置302にある。そして、図3に示すごとく、第1ワーク8Aを、回動ブラケット3の下部フレーム部31における第1基準受部311に対して上方から接近させる。このとき、回動ブラケット3が開放位置302にあることにより、上部フレーム部32が下部フレーム部31における第1基準受部311の上方に位置しない状態にあるため、第1基準受部311に第1ワーク8Aを容易に載置することができる。
また、第1ワーク8Aを治具装置4にセットしたときには、複数の位置決めピン等によって、治具装置4における第1ワーク8Aの位置決めが行われる。
こうして、第1基準受部311によって第1ワーク8Aの底面811を受けるとともに、第2基準受部321によって第2ワーク8Bの側面83を受けた状態で、スポット溶接ガンを用いて第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うことができる。
そして、以降は、第1ワーク8Aと第2ワーク8Bとのスポット溶接を行うごとに、第1ワーク8Aを載置する動作と、第2ワーク8Bが一体化した第1ワーク8Aを取り出す動作とが行われ、回動ブラケット3が受位置301と開放位置302との間で交互に回動する。
2 軸受ベース
3 回動ブラケット
301 受位置
302 開放位置
31 下部フレーム部
311 第1基準受部
32 上部フレーム部
321 第2基準受部
41 ベース
8A 第1ワーク
8B 第2ワーク
811 底面
83 側面
Claims (4)
- ベースに配設する軸受ベースと、
該軸受ベースに対して回動自在に取り付けられ、第1ワークの底面を受ける第1基準受部が形成された下部フレーム部と、上記第1ワークに組み付けられる第2ワークの側面を受ける第2基準受部が形成された上部フレーム部とを有する回動ブラケットと、を備え、
該回動ブラケットは、上記第1基準受部に載置された上記第1ワークに対して上記第2ワークを上方から載置可能であるとともに、上記第1基準受部が上記第1ワークの底面を受けるとともに上記第2基準受部が上記第2ワークの側面を受けた状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された受位置と、
該受位置から上記第1基準受部が上昇する方向に所定角度回動し、上記第1ワークを上記第1基準受部に対して上方から載置可能であるとともに、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出し可能な状態で、上記軸受ベースに対する回動位置が維持された開放位置と、に上記第1ワークを載置する動作と、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを取り出す動作とに伴って交互に回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。 - 請求項1に記載のワーク受け治具部において、上記第2ワークが組み付けられた上記第1ワークを上方へ取り出すときに、上記回動ブラケットが、その自重によって上記受位置から上記開放位置へ回動するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。
- 請求項1又は2に記載のワーク受け治具部において、上記回動ブラケットは、上記下部フレーム部の端部と上記上部フレーム部の端部とを連結部によって繋いでC形状に形成されており、
上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの間の回動軸部は、上記下部フレーム部の下部に設けられていることを特徴とするワーク受け治具部。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のワーク受け治具部において、上記第1ワークは、底部と、該底部の両端部から垂直又は傾斜状に上方へ立ち上がる両側の側部とを有する断面が、上記軸受ベースと上記回動ブラケットとの回動軸線の方向に伸びる形状に形成されており、
上記第2ワークは、上記第1ワークの上記両側の側部の間に配置されて組み付けられるものであり、
上記第2基準受部は、上記第1ワークに対する上記第2ワークの上記回動軸線の方向の位置を固定するよう構成されていることを特徴とするワーク受け治具部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167084A JP5974366B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | ワーク受け治具部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167084A JP5974366B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | ワーク受け治具部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014024100A JP2014024100A (ja) | 2014-02-06 |
JP5974366B2 true JP5974366B2 (ja) | 2016-08-23 |
Family
ID=50198269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012167084A Active JP5974366B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | ワーク受け治具部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5974366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101596933B1 (ko) * | 2015-07-28 | 2016-02-23 | 주식회사 금창산업 | 차량의 가변축 용접 장치 및 그 용접 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190544U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-17 | ダイハツ工業株式会社 | 小物部品の位置決め装置 |
JPH0344384Y2 (ja) * | 1986-02-10 | 1991-09-18 | ||
JP4929698B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2012-05-09 | 日産自動車株式会社 | ワークパネル位置決め姿勢変更装置及びワークパネル位置決め姿勢変更方法 |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167084A patent/JP5974366B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014024100A (ja) | 2014-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5987043B2 (ja) | ワークの複数箇所を押圧するワーク固定装置 | |
JP2006198868A5 (ja) | ||
JP2005279933A5 (ja) | ||
JP4240412B2 (ja) | 受け治具装置および該装置を用いる加工機 | |
JP5984561B2 (ja) | 摩擦攪拌接合装置 | |
JP2015083310A (ja) | 被溶接物固定装置 | |
JP5974366B2 (ja) | ワーク受け治具部 | |
JP4929698B2 (ja) | ワークパネル位置決め姿勢変更装置及びワークパネル位置決め姿勢変更方法 | |
JP4858657B1 (ja) | 基板検査装置、及び基板検査方法 | |
JP3218998U (ja) | 関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリア | |
JP5012747B2 (ja) | 部品位置決め方法および部品位置決め用治具 | |
JP4074591B2 (ja) | 組み付け治具 | |
JP6226672B2 (ja) | 加工装置の作業用スタンド | |
JP3210877U (ja) | 五軸門形マニピュレータ | |
JP2008000849A (ja) | 回転治具機構 | |
JP5152498B2 (ja) | ワークの位置決め装置及び方法並びに突合せ溶接用ワークの位置決め装置 | |
JP2007069273A (ja) | ワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法 | |
JP2014079842A (ja) | 工具保持装置 | |
JP2009291817A (ja) | ワーク支持回転装置およびワーク回転設備 | |
JP5853113B1 (ja) | 溶接装置及び溶接方法 | |
JP2014117726A (ja) | ヘミング加工装置 | |
CN109454389A (zh) | 底盘自动焊接装置 | |
JP4863396B2 (ja) | 溶接用治具セット | |
CN217992260U (zh) | 定位装置和生产设备 | |
CN108000423B (zh) | 一种组装装置、显示器组装设备以及显示器组装方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5974366 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |