JP3218998U - 関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンギングプレート構造10、関節タイプ接続機構20及びクランプ構造30で構成され、ハンギングプレート構造のハンギングプレート11下方に関節タイプ接続機構の立棒200及び連結片23を介してクランプ構造の外枠31を吊架する。立棒と連結片は枢軸22を介して回動可能に接続され、クランプ構造の外枠内側上下には一対のクランプ棒32及び各クランプ棒に設けられた複数の治具33を設け、上下の治具の間にフレキシブルプレート等の回路基板を挟持することにより、被処理回路基板を垂直に維持することができる。
【選択図】図1
Description
更に、従来の回路基板クランプ装置の治具台及びハンギングプレート構造は、溶接で結合する。しかし、溶接によって結合する場合、構造上比較的大きな公差が生じるため、回路基板をクランプした後にゆがみが形成され、それにより後続のプロセスの正確性にも影響し、製品の合格率を下げる可能性がある。
本考案の第2の目的は、関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造を提供することにある。クランプ棒に複数のサポートブロック及び補強ブロックを設置し、クランプ棒の支えを補助する役割があり、外力を受けて変形するのを防ぐ。
ハンギングプレート構造に含まれるのは、移送ユニットによって運ばれる一つのハンギングプレートである。
関節タイプ接続機構は、ハンギングプレートの下側に設置し、且つ該ハンギングプレートと接続し、且つ縦に延伸する少なくとも一つの立棒、少なくとも一対の連結片及び少なくとも一つの枢軸を含む。
枢軸は立棒及び該一対の連結片を通し、該一対の連結片の一端はそれぞれ立棒のハンギングプレートと相対する別側と結合し、且つ立棒に相対して可動する。
クランプ構造は外枠、外枠内部の相対する側に固定する一対のクランプ棒及び、該一対のクランプ棒の上に、間隔を開けて設置する複数の治具を含み、外枠の上側は該一対の連結片の別端に固定する。
回路基板は治具によってクランプされ、該一対のクランプ棒の間に立てて設置する。クランプ構造は、それ自体の重さ、及び関節タイプ接続機構の動きにより、回路基板は地面に相対して垂直に立てて設置することができる。
本考案は一種の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリア1であり、それに含まれるのはハンギングプレート構造10、関節タイプ接続機構20及びクランプ構造30である。
該関節タイプ接続機構20は該ハンギングプレート構造10及び該クランプ構造30の間に設置し、且つ該クランプ構造30は該関節タイプ接続機構20により、該ハンギングプレート構造10下方に吊架されている。また、該クランプ構造30は、該関節タイプ接続機構20を介して、またそれ自身の重さにより垂直に吊下げられる。
以下に、更に詳しく該回路基板キャリア1を説明する。該ハンギングプレート構造10に含まれるのは一つのハンギングプレート11である。該関節タイプ接続機構20は該ハンギングプレート11の下側に設置する。
また、該関節タイプ接続機構20は該ハンギングプレート11と接続して縦に延伸する少なくとも一つの立棒200、少なくとも一対の連結片21及び少なくとも一つの枢軸22を含む。
該枢軸22は、該立棒200及び一対の連結片21に挿通し、且つ該一対の連結片21の一端はそれぞれ該立棒200のハンギングプレート11と相対する側の他方側と結合し、且つ該立棒200に相対して枢軸22の廻りに回動可能とする。本実施例において、該立棒200の数は一対であり、該一対の立棒200は溶接によって該ハンギングプレート11の底面に固定する。
よって、回路基板の両サイドはそれぞれ該複数の第一クランプ331及び該複数の第二クランプ332に挟持されて、直立して該一対のクランプ棒32の間に設置される。
また、該下棒322の両端は該弾性部品40と抵触し、該下棒322の位置は、実際に積載する重さを見て調整することができ、それにより回路基板は該複数の治具33に挟まれて、両者間であるべき張力を維持する。
各該治具33はクランプ部3301の相対する位置に、互いに逆極性で吸着する第一磁性部品3303を設け、また、該リリース部分3302の相対する位置に、互いに逆極性で吸着する第二磁性部品3304を設ける。該回路基板キャリア1は該複数の治具33を通じて第一磁性部品3303及び第二次性部品3304を設置し、且つ外部に設置する磁性制御部品と対応することで、自動的にクランプする作業を完成する。
図に示すように、本考案の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリア1は、回路基板2(例えばフレキシブル回路基板など)をクランプするためのものであって、移送ユニット3によって移送されて進む。実際に使用する際、該回路基板2は該複数の治具33によってクランプされ、該一対のクランプ棒32の間に立てて設置する。また、該クランプ構造30は、それ自体の重さ、及び該関節タイプ接続機構20の動きにより、該回路基板2は地面に相対して垂直に立てた状態で設置され、該回路基板2がウェットプロセスなどの加工作業を行うのに便利である。
2 回路基板
3 移送ユニット
10 ハンギングプレート結構
11 ハンギングプレート
20 関節タイプ接続機構
200 立棒
2000 隙間
201 接続段
2010 切削面
2011 頂端
21 連結片
210 隙間
211 頂面
22 枢軸
23 C型フック
30 クランプ構造
31 外枠
310 シュート
32 クランプ棒
321 上棒
322 下棒
33 治具
3301 クランプ部
3302 リリース部分
3303 第一磁性部品
3304 第二磁性部品
331 第一クランプ
332 第二クランプ
34 サポートブロック
35 補強ブロック
36 ウェイトバー
40 弾性部品
Claims (9)
- ハンギングプレート構造、関節タイプ接続機構及びクランプ構造から構成され、
上記ハンギングプレート構造は、移送ユニットによって移送されるハンギングプレートを備え、
上記関節タイプ接続機構は、該ハンギングプレートの下側に接続されて縦に延伸する立棒、一対の連結片及び枢軸を含み、
該一対の連結片は、枢軸を介して該立棒に対して回動可能に連結され、
上記クランプ構造は、被処理回路基板を支持する外枠を備えると共に、該外枠内側に平行に配置して固定された一対のクランプ棒、及び該一対のクランプ棒に間隔を開けて複数の治具を設けて該一対のクランプ棒の間にこれらの複数の治具により被処理基板を挟持して支持可能とし、
該外枠の上辺を前記一対の連結片の他端に固定して、
該クランプ構造が、それ自体の重さ、及び上記枢軸を介して回動可能な該関節タイプ接続機構により、被処理回路基板を垂直に立てて支持可能としたことを特徴とする関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。 - 前記立棒の前記連結片と接続する側の一端は、該立棒のほかの部分の厚みより薄くした接続段とすることにより、該一対の連結片の間に一つの隙間を形成して前記回動可能とする遊びが形成されたことを特徴とする請求項1記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記接続段は一方の連結片と接触する片側面に切削面を形成し、前記連結片は前記外枠の反対側の頂面を有して、該切削面の頂端及び該連結片の頂面の間に隙間を形成して、前記回動可能とする遊びを設けたことを特徴とする請求項2記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記関節タイプ接続機構は、更にC型フックを備え、該C型フックは前記枢軸の連結片の外に掛合することを特徴とする請求項1記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記一対のクランプ棒は、前記ハンギングプレート構造に近い方の片側にある上棒及び、反対側に位置する下棒を含み、前記複数の治具は、該上棒に設置する複数の第一クランプ及び該下棒に設置する複数の第二クランプを含むことを特徴とする請求項1記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記クランプ構造は、更に複数のサポートブロックを含み、該複数のサポートブロックは間隔を開けて前記複数の第一クランプの間に設置し、各該サポートブロックの一端には前記上棒を挿通し、他端は前記外枠と接続することを特徴とする請求項5記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記該クランプ構造は、更に複数の補強ブロック及び一つのウェイトバーを含み、該複数の補強ブロックは間隔を開けて複数の前記第二クランプの間に設置し、且つ各該補強ブロックの一端には該下棒を挿通し、別端は該ウェイトバーと接続することを特徴とする請求項5記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 更に一対の弾性部品を含み、前記外枠は前記下棒の両サイドにそれぞれ一つのシュートを設け、該一対の弾性部品はそれぞれ該シュート中に対応して設置し、該シュートの長さに沿って弾性的に変位可能とし、該下棒の一端は該弾性部品と抵触するようにしたことを特徴とする請求項5記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
- 前記各治具は一つのクランプ部及び該クランプ部から離れて設置するシーソー構造を呈する一つのリリース部分を含み、該治具は該クランプ部の相対する位置に、互いに逆極性で吸着する第一磁性部品を設け、また、該リリース部分の相対する位置に、互いに逆極性で吸着する第二磁性部品を設けることを特徴とする請求項1記載の関節タイプ接続機構を具有する回路基板キャリアの構造。
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