JPH07314184A - 溶接用ワーク保持装置 - Google Patents
溶接用ワーク保持装置Info
- Publication number
- JPH07314184A JPH07314184A JP6110099A JP11009994A JPH07314184A JP H07314184 A JPH07314184 A JP H07314184A JP 6110099 A JP6110099 A JP 6110099A JP 11009994 A JP11009994 A JP 11009994A JP H07314184 A JPH07314184 A JP H07314184A
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- JP
- Japan
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- pallet
- work
- clamp
- welding
- moving bodies
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークの変更に伴うクランプ治具の所謂段取
替えやワークのセットを短時間で能率的に行うこと。 【構成】 矩形枠体状パレット１が反転機２に回転自在
に支持され、該パレット１の互いに対向する長辺側の両
側部にそれぞれガイドロッド３，３が配設され、上記パ
レット１に前記ガイドロッド３，３の長手方向（Ｘ方
向）とは直交する方向（Ｙ方向）に沿って複数の移動体
４が配設されると共に、該各移動体４の両端部が前記各
ガイドロッド３，３に移動自在に支持され、前記各移動
体４に一対のワーク保持用クランプ治具５，５がその各
移動体４の長手方向に沿って移動自在に配設されてい
る。
替えやワークのセットを短時間で能率的に行うこと。 【構成】 矩形枠体状パレット１が反転機２に回転自在
に支持され、該パレット１の互いに対向する長辺側の両
側部にそれぞれガイドロッド３，３が配設され、上記パ
レット１に前記ガイドロッド３，３の長手方向（Ｘ方
向）とは直交する方向（Ｙ方向）に沿って複数の移動体
４が配設されると共に、該各移動体４の両端部が前記各
ガイドロッド３，３に移動自在に支持され、前記各移動
体４に一対のワーク保持用クランプ治具５，５がその各
移動体４の長手方向に沿って移動自在に配設されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種形状の溶接用ワー
クを簡単確実にクランプすることができるようにした溶
接用ワーク保持装置に関する。
クを簡単確実にクランプすることができるようにした溶
接用ワーク保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば図５に示すような不定形の
ワークＷの基板Ｗ１と上枠Ｗ２との間の溶接箇所ａや基
板Ｗ１と下枠Ｗ３との間の溶接箇所ｂを溶接する場合に
は、そのワークＷをパレット上の所定位置に載置し、該
ワークＷの周縁部を多数のボルト・ナットなどからなる
個々のクランプ治具でパレットに止着した後、パレット
を水平または所定角度傾斜した状態にして、各溶接箇所
ａ，ｂを溶接機で溶接することがおこなわれている。
ワークＷの基板Ｗ１と上枠Ｗ２との間の溶接箇所ａや基
板Ｗ１と下枠Ｗ３との間の溶接箇所ｂを溶接する場合に
は、そのワークＷをパレット上の所定位置に載置し、該
ワークＷの周縁部を多数のボルト・ナットなどからなる
個々のクランプ治具でパレットに止着した後、パレット
を水平または所定角度傾斜した状態にして、各溶接箇所
ａ，ｂを溶接機で溶接することがおこなわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ワークＷの周縁部を多数のボルト・ナットなどからなる
個々のクランプ治具でパレットに止着するようにしてお
り、これでは、ワークの変更に伴うクランプ治具の所謂
段取替えやワークのセットに時間がかかり、作業能率が
低いという難点がある。
ワークＷの周縁部を多数のボルト・ナットなどからなる
個々のクランプ治具でパレットに止着するようにしてお
り、これでは、ワークの変更に伴うクランプ治具の所謂
段取替えやワークのセットに時間がかかり、作業能率が
低いという難点がある。
【０００４】本発明は、上記難点に鑑み、ワークの変更
に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークのセットを
短時間で能率的に行うことができるようにした溶接用ワ
ーク保持装置を提供することを目的としている。
に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークのセットを
短時間で能率的に行うことができるようにした溶接用ワ
ーク保持装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、パレットの互いに対向する両側部にそれ
ぞれガイド部材が配設され、上記パレットに前記ガイド
部材の長手方向とは直交する方向に沿って複数の移動体
が配設されると共に、該各移動体の両端部が前記各ガイ
ド部材に移動自在に支持され、前記各移動体に一対のワ
ーク保持用クランプ治具がその各移動体の長手方向に沿
って移動自在に配設されていることを特徴としている。
め、本発明は、パレットの互いに対向する両側部にそれ
ぞれガイド部材が配設され、上記パレットに前記ガイド
部材の長手方向とは直交する方向に沿って複数の移動体
が配設されると共に、該各移動体の両端部が前記各ガイ
ド部材に移動自在に支持され、前記各移動体に一対のワ
ーク保持用クランプ治具がその各移動体の長手方向に沿
って移動自在に配設されていることを特徴としている。
【０００６】
【作用】上記構成において、ワークをパレットに取り付
ける場合には、そのワークの形状に合わせて各移動体を
ガイド部材に沿って移動させると共に、各クランプ治具
を移動体に沿って移動させればよい。これによって、各
クランプ治具が縦横に移動して、その各クランプ治具を
ワークの周縁部に容易に位置決めすることができ、ワー
クの変更に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークの
セットを簡単確実に行なうことができる。
ける場合には、そのワークの形状に合わせて各移動体を
ガイド部材に沿って移動させると共に、各クランプ治具
を移動体に沿って移動させればよい。これによって、各
クランプ治具が縦横に移動して、その各クランプ治具を
ワークの周縁部に容易に位置決めすることができ、ワー
クの変更に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークの
セットを簡単確実に行なうことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１及び図２は本発明の一実施例である溶接用ワ
ーク保持装置を示すものであって、矩形枠体状パレット
１が反転機２に回転自在に支持され、該パレット１の互
いに対向する長辺側の両側部にそれぞれガイドロッド
（ガイド部材）３，３が配設され、上記パレット１に前
記ガイドロッド３，３の長手方向（Ｘ方向）とは直交す
る方向（Ｙ方向）に沿って複数の移動体４が配設される
と共に、該各移動体４の両端部が前記各ガイドロッド
３，３に移動自在に支持され、前記各移動体４に一対の
ワーク保持用クランプ治具５，５がその各移動体４の長
手方向に沿って移動自在に配設されている。
する。図１及び図２は本発明の一実施例である溶接用ワ
ーク保持装置を示すものであって、矩形枠体状パレット
１が反転機２に回転自在に支持され、該パレット１の互
いに対向する長辺側の両側部にそれぞれガイドロッド
（ガイド部材）３，３が配設され、上記パレット１に前
記ガイドロッド３，３の長手方向（Ｘ方向）とは直交す
る方向（Ｙ方向）に沿って複数の移動体４が配設される
と共に、該各移動体４の両端部が前記各ガイドロッド
３，３に移動自在に支持され、前記各移動体４に一対の
ワーク保持用クランプ治具５，５がその各移動体４の長
手方向に沿って移動自在に配設されている。
【０００８】パレット１は、互いに平行する一対の横桁
１ａ，１ａ及び縦桁１ｂ，１ｂと、両横桁１ａ，１ａの
中央部間に架設した補強桁１ｃとからなり、前記各ガイ
ドロッド３，３がロッド受け部材７を介して横桁１ａ，
１ａに固定されている。
１ａ，１ａ及び縦桁１ｂ，１ｂと、両横桁１ａ，１ａの
中央部間に架設した補強桁１ｃとからなり、前記各ガイ
ドロッド３，３がロッド受け部材７を介して横桁１ａ，
１ａに固定されている。
【０００９】反転機２は、パレット１の両側に立設され
て、前記縦桁１ｂ，１ｂの中央部に突設した支軸８，８
を回転自在に支持する一対の支持部材９，９と、一方の
支軸８に駆動軸が連結された減速機付き駆動装置１０と
からなり、該駆動装置１０を駆動することにより、パレ
ット１を水平状態から所望の傾斜状態にすることができ
る。なお、図１中、１１は、各支持部材９，９を貫通し
て先端部が縦桁１ｂ，１ｂの貫通孔に挿抜自在に挿入さ
れることにより、パレット１を水平状態にロックするロ
ックピンである。
て、前記縦桁１ｂ，１ｂの中央部に突設した支軸８，８
を回転自在に支持する一対の支持部材９，９と、一方の
支軸８に駆動軸が連結された減速機付き駆動装置１０と
からなり、該駆動装置１０を駆動することにより、パレ
ット１を水平状態から所望の傾斜状態にすることができ
る。なお、図１中、１１は、各支持部材９，９を貫通し
て先端部が縦桁１ｂ，１ｂの貫通孔に挿抜自在に挿入さ
れることにより、パレット１を水平状態にロックするロ
ックピンである。
【００１０】移動体４は、図３及び図４に示すように、
Ｙ方向に配設された角筒状の横梁１３と、該横梁１３の
両端部に固着され、各ガイドロッド３，３に移動自在に
嵌合するリニアブッシュ１４，１４とからなり、ワーク
Ｗの形状に合わせて各移動体４をＸ方向に移動させるこ
とができると共に、リニアブッシュ１４，１４に貫設し
たねじ孔に螺合する固定ねじ１５をねじ込んでガイドロ
ッド３に圧接させることより、移動体４を所定位置に固
定することができる。
Ｙ方向に配設された角筒状の横梁１３と、該横梁１３の
両端部に固着され、各ガイドロッド３，３に移動自在に
嵌合するリニアブッシュ１４，１４とからなり、ワーク
Ｗの形状に合わせて各移動体４をＸ方向に移動させるこ
とができると共に、リニアブッシュ１４，１４に貫設し
たねじ孔に螺合する固定ねじ１５をねじ込んでガイドロ
ッド３に圧接させることより、移動体４を所定位置に固
定することができる。
【００１１】クランプ治具５は、各移動体４の横梁１３
上に敷設したガイドレール１７にリニアウェイ１８を介
して移動自在に配設されたクランプ本体１９と、該クラ
ンプ本体１９上に設けたトグルクランプ機構２０とを備
えている。
上に敷設したガイドレール１７にリニアウェイ１８を介
して移動自在に配設されたクランプ本体１９と、該クラ
ンプ本体１９上に設けたトグルクランプ機構２０とを備
えている。
【００１２】前記クランプ本体１９の上面内側に凹段部
２１が形成されており、ワークＷの形状に合わせて各ク
ランプ本体１９をＹ方向に移動させて、凹段部２１の水
平面２１ａにワークＷの周縁部下面を当接させると共
に、凹段部２１の垂直面２１ｂにワークＷの周縁部側面
を当接させることにより、ワークＷをパレット１の所定
位置に載置することができる。また、クランプ本体１９
の下部から水平方向に延びる支持板２２に貫設したねじ
孔に固定ボルト２３が螺合されると共に、該固定ボルト
２３の先端部に螺合するコ字状の係合枠２４が横梁１３
から水平方向に延びる被係合板２５に係合しており、前
記固定ボルト２３をねじ込んで被係合板２５に圧接させ
ることにより、その被係合板２５が固定ボルト２３と係
合枠２４とで挟持されて、クランプ本体１９を移動体４
上の所定位置に固定することができる。
２１が形成されており、ワークＷの形状に合わせて各ク
ランプ本体１９をＹ方向に移動させて、凹段部２１の水
平面２１ａにワークＷの周縁部下面を当接させると共
に、凹段部２１の垂直面２１ｂにワークＷの周縁部側面
を当接させることにより、ワークＷをパレット１の所定
位置に載置することができる。また、クランプ本体１９
の下部から水平方向に延びる支持板２２に貫設したねじ
孔に固定ボルト２３が螺合されると共に、該固定ボルト
２３の先端部に螺合するコ字状の係合枠２４が横梁１３
から水平方向に延びる被係合板２５に係合しており、前
記固定ボルト２３をねじ込んで被係合板２５に圧接させ
ることにより、その被係合板２５が固定ボルト２３と係
合枠２４とで挟持されて、クランプ本体１９を移動体４
上の所定位置に固定することができる。
【００１３】トグルクランプ機構２０は、クランプ本体
１９の上面外側に立設したスタンド２７と、該スタンド
２７の上端部両側面に固着した一対の基板２８，２８
と、下側二股部２９ａ，２９ａの下端部がスタンド２７
に枢着軸３０を介してＹ方向に沿って回動自在に枢着さ
れたクランプレバー２９と、基端部が基板２８，２８に
枢支軸３１を介して揺動自在に枢支された揺動ロッド３
２と、該揺動ロッド３２の先端部に固着された略Ｌ字状
のクランプロッド３３と、両端が揺動ロッド３２とクラ
ンプレバー２９とにリンクピン３４，３５を介してそれ
ぞれ連結された一対の連結リンク３６とからなり、前記
クランプロッド３３の先端部にワーク押圧用ボルト３７
が高さ調整可能に設けられると共に、該クランプロッド
３３の下部にワーク側面当接用ボルト３８が位置調整可
能に取り付けられ、スタンド２７の側面にクランプレバ
ー用ストッパーロッド３９が固着されている。
１９の上面外側に立設したスタンド２７と、該スタンド
２７の上端部両側面に固着した一対の基板２８，２８
と、下側二股部２９ａ，２９ａの下端部がスタンド２７
に枢着軸３０を介してＹ方向に沿って回動自在に枢着さ
れたクランプレバー２９と、基端部が基板２８，２８に
枢支軸３１を介して揺動自在に枢支された揺動ロッド３
２と、該揺動ロッド３２の先端部に固着された略Ｌ字状
のクランプロッド３３と、両端が揺動ロッド３２とクラ
ンプレバー２９とにリンクピン３４，３５を介してそれ
ぞれ連結された一対の連結リンク３６とからなり、前記
クランプロッド３３の先端部にワーク押圧用ボルト３７
が高さ調整可能に設けられると共に、該クランプロッド
３３の下部にワーク側面当接用ボルト３８が位置調整可
能に取り付けられ、スタンド２７の側面にクランプレバ
ー用ストッパーロッド３９が固着されている。
【００１４】上記構成において、図３実線に示す状態
は、クランプレバー２９を枢着軸３０を中心にパレット
１の内側に向けて回動させることにより、クランプ本体
１９上に載置したワークＷの基板Ｗ１にワーク側面当接
用ボルト３８を押し当てると共に、その上枠Ｗ２の側面
にワーク側面当接用ボルト３８を当接させて、ワークＷ
をクランプした状態を示しており、クランプレバー２９
とリンク３４とを連結する上側リンクピン３５の軸心Ｏ
が枢着軸３０を通る垂直線Ｈ上の上死点を越えてパレッ
ト１の内側に位置しているので、そのクランプ状態を確
実にロックすることができる。また、このクランプ状態
からクランプレバー２９を枢着軸３０を中心にパレット
１の外側に向けて回動させるだけで、図３仮想線に示す
ように、クランプを解除することができる。
は、クランプレバー２９を枢着軸３０を中心にパレット
１の内側に向けて回動させることにより、クランプ本体
１９上に載置したワークＷの基板Ｗ１にワーク側面当接
用ボルト３８を押し当てると共に、その上枠Ｗ２の側面
にワーク側面当接用ボルト３８を当接させて、ワークＷ
をクランプした状態を示しており、クランプレバー２９
とリンク３４とを連結する上側リンクピン３５の軸心Ｏ
が枢着軸３０を通る垂直線Ｈ上の上死点を越えてパレッ
ト１の内側に位置しているので、そのクランプ状態を確
実にロックすることができる。また、このクランプ状態
からクランプレバー２９を枢着軸３０を中心にパレット
１の外側に向けて回動させるだけで、図３仮想線に示す
ように、クランプを解除することができる。
【００１５】ワークＷを溶接する場合の要領を説明する
と、まず、パレット１を水平状態にして両支持部材９，
９にロックピン１１でロックし、ワークＷの形状に合わ
せて各移動体４をガイドロッド３に沿って移動させると
共に、各クランプ治具５をガイドレール１７に沿って移
動させることにより、該各クランプ治具５をＸ及びＹの
方向に縦横に移動させて位置決めした後、その各クラン
プ治具５のクランプ本体１９に設けた凹段部２１の水平
面２１ａにワークＷの周縁部下面を当接させると共に、
凹段部２１の垂直面２１ｂにワークＷの周縁部側面を当
接させ、固定ボルト１５、２３をねじ込んで、各クラン
プ本体１９をパレット１に固定することにより、ワーク
Ｗをパレット１の所定位置にセットする。
と、まず、パレット１を水平状態にして両支持部材９，
９にロックピン１１でロックし、ワークＷの形状に合わ
せて各移動体４をガイドロッド３に沿って移動させると
共に、各クランプ治具５をガイドレール１７に沿って移
動させることにより、該各クランプ治具５をＸ及びＹの
方向に縦横に移動させて位置決めした後、その各クラン
プ治具５のクランプ本体１９に設けた凹段部２１の水平
面２１ａにワークＷの周縁部下面を当接させると共に、
凹段部２１の垂直面２１ｂにワークＷの周縁部側面を当
接させ、固定ボルト１５、２３をねじ込んで、各クラン
プ本体１９をパレット１に固定することにより、ワーク
Ｗをパレット１の所定位置にセットする。
【００１６】次に、図３仮想線状態の各トグルクランプ
機構２０のクランプレバー２９をパレット１の内側に向
けて回動させ、クランプ本体１９上に載置したワークＷ
の基板Ｗ１にワーク側面当接用ボルト３８を押し当てる
と共に、その上枠Ｗ２の側面にワーク側面当接用ボルト
３８を当接させて、ワークＷをクランプする（図３実線
状態）。
機構２０のクランプレバー２９をパレット１の内側に向
けて回動させ、クランプ本体１９上に載置したワークＷ
の基板Ｗ１にワーク側面当接用ボルト３８を押し当てる
と共に、その上枠Ｗ２の側面にワーク側面当接用ボルト
３８を当接させて、ワークＷをクランプする（図３実線
状態）。
【００１７】この場合、不定型のワークＷであっても、
そのワークＷの形状に合わせて各クランプ治具５を縦横
に移動させて、そのワークＷをパレット１に簡単確実に
クランプすることができ、ワークＷの変更に伴うクラン
プ治具５の所謂段取替えやワークＷのセットに要する時
間を従来に比べて大幅に短縮することができる。
そのワークＷの形状に合わせて各クランプ治具５を縦横
に移動させて、そのワークＷをパレット１に簡単確実に
クランプすることができ、ワークＷの変更に伴うクラン
プ治具５の所謂段取替えやワークＷのセットに要する時
間を従来に比べて大幅に短縮することができる。
【００１８】続いて、ロックピン１１を取り外し、減速
機付き駆動装置１０を駆動して、パレット１を溶接し易
い角度に傾斜させ、ワークＷの基板Ｗ１と上枠Ｗ２との
間及び基板Ｗ１と下枠Ｗ３との間の溶接箇所ａ，ｂをそ
れぞれ溶接すればよい。この場合、ワークＷを確実にク
ランプして所望の傾斜状態にすることができるから、溶
接ライン上でパレット１の正面側からは勿論のこと、そ
の背面側からも溶接ロボットで効率良く溶接作業を行な
うことができる。
機付き駆動装置１０を駆動して、パレット１を溶接し易
い角度に傾斜させ、ワークＷの基板Ｗ１と上枠Ｗ２との
間及び基板Ｗ１と下枠Ｗ３との間の溶接箇所ａ，ｂをそ
れぞれ溶接すればよい。この場合、ワークＷを確実にク
ランプして所望の傾斜状態にすることができるから、溶
接ライン上でパレット１の正面側からは勿論のこと、そ
の背面側からも溶接ロボットで効率良く溶接作業を行な
うことができる。
【００１９】溶接終了後、パレット１を水平状態にし、
そのパレット１をロックピン１１で反転機２の両支持部
材９，９にロックし、各トグルクランプ機構２０のクラ
ンプレバー２９をパレット１の外側に向けて回動させる
だけで、ワークＷのクランプ状態を解消することができ
る。
そのパレット１をロックピン１１で反転機２の両支持部
材９，９にロックし、各トグルクランプ機構２０のクラ
ンプレバー２９をパレット１の外側に向けて回動させる
だけで、ワークＷのクランプ状態を解消することができ
る。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、各種ワークの形状に合
わせて各移動体及び各クランプ治具を移動させることに
より、その各クランプ治具を縦横に移動させてワークの
周縁部に容易に位置決めすることができるから、ワーク
の変更に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークのセ
ットに要する時間を従来に比べて大幅に短縮することが
できる。
わせて各移動体及び各クランプ治具を移動させることに
より、その各クランプ治具を縦横に移動させてワークの
周縁部に容易に位置決めすることができるから、ワーク
の変更に伴うクランプ治具の所謂段取替えやワークのセ
ットに要する時間を従来に比べて大幅に短縮することが
できる。
【図１】本発明の一実施例である溶接用ワーク保持装置
の平面図である。
の平面図である。
【図２】同一部切欠き側面図である。
【図３】同要部の拡大横断面図である。
【図４】同要部の一部切欠き側面図である。
【図５】溶接しようとするワークの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
１ パレット ３ ガイドロッド ４ 移動体 ５ クランプ治具
Claims (1)
- 【請求項１】 パレットの互いに対向する両側部にそれ
ぞれガイド部材が配設され、上記パレットに前記ガイド
部材の長手方向とは直交する方向に沿って複数の移動体
が配設されると共に、該各移動体の両端部が前記各ガイ
ド部材に移動自在に支持され、前記各移動体に一対のワ
ーク保持用クランプ治具がその各移動体の長手方向に沿
って移動自在に配設されていることを特徴とする溶接用
ワーク保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110099A JPH07314184A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 溶接用ワーク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110099A JPH07314184A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 溶接用ワーク保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314184A true JPH07314184A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14527016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110099A Pending JPH07314184A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 溶接用ワーク保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07314184A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007152416A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nissan Motor Co Ltd | ワークパネル位置決め姿勢変更装置及びワークパネル位置決め姿勢変更方法 |
| JP2007326165A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Imao Corporation:Kk | クランプ装置 |
| CN103862216A (zh) * | 2012-12-11 | 2014-06-18 | 上海交运集团股份有限公司 | 汽车仪表板支架的中心框架焊接工装 |
| CN104588870A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-05-06 | 芜湖新宝超声波设备有限公司 | 一种双夹具共用胎膜工装 |
| CN106271336A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-01-04 | 苏州威尔特铝合金升降机械有限公司 | 剪叉支架本体总成的焊接夹具 |
| KR20200095164A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-10 | (주)에프티엘 | 진공챔버의 리브를 용접하기 위한 용접지그장치 |
| CN113681409A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-23 | 浙江天能精工科技有限公司 | 一种用于电池壳模具打磨加工的夹持装置及其控制方法 |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP6110099A patent/JPH07314184A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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